海外仮想通貨取引所おすすめBEST3【実体験で厳選】
海外仮想通貨取引所のおすすめBEST3を紹介します。
結論から言うと「BYBIT」「Bitget」「MEXC」の3つがおすすめです。日本人にとって使いやすく、大手取引所なので取扱銘柄やサービス面でも必要十分な機能を備えています。
2025年現在、仮想通貨取引所は200以上あると言われています。分散型取引所も含めると1000を超えます。
その中で、売買しやすくてサービスが行き届いている仮想通貨取引所は一握りです。そこで実際にメインで使っている取引所を厳選しました。
本記事の対象読者は、海外取引所を初めて扱う初心者です。もちろん海外取引所玄人の方にも有益になることを願って記事を書いていますが、あくまで初心者向けなのでその旨をご了承ください。
※仮想通貨は”暗号資産”という名称が正式ですが、本記事では馴染みのある仮想通貨を使用します。
本当におすすめしたい海外仮想通貨取引所BEST3
私が実際に利用している海外取引所の中でランキングを付けました。
- BYBIT:圧倒的に使いやすい。完全日本語対応したサイトや注文を出しやすいトレード画面、流動性の高さや取り扱い銘柄の豊富さなどの点が特に優れている。入金・出金のしやすさも◎。仮想通貨を色々動かす時は、BYBITを始点に動くことが多いです。
不満を挙げるとするなら出金手数料が毎回必要な点とキャンペーンの情報がやたら難しいところ。国内取引所だと出金手数料が無料なこともあって、ETH(ERC20)を動かす手数料がまぁまぁ高いのが悲しいです。あとキャンペーンはもう少し分かりやすく書いて欲しい。 - Bitget:かゆいところに手が届く仮想通貨を取り扱ってくれています。新しい仮想通貨を上場させるフットワークが軽く、いまトレンドの銘柄はBitgetでほぼ網羅できる。またステーキングの年利や対応銘柄が多い点も気に入っています。市場があまり動いていない時に、とりあえず現物をステーキングしておくってことをよくやります。UIは一番好き。
不満はそれほど多くないですが、強いて言うならサービスがありすぎてよく分からんってなることが多々あります。ローンチパッドやエアドロップサービスが6,7個あって、「どれに参加したらいいんだっけ?」ってなって混乱すること多数。キャンペーンの開催はそれほど多くありません。 - MEXC:とにかく取り扱い銘柄数が多い。銘柄数2,000以上ある海外取引所はここくらい(対抗馬だったGate.ioは日本居住者の利用が禁止された)。草コインやマイナーコインに少額だけ入れて、「騰がったらラッキー」をしたい時に色々見る。仮想通貨を上場させまくるため、最大手取引所が上場する前の銘柄を仕込みたいときにもチェックしたりします。手数料も安いです。
不満は流動性がほか2つの取引所ほど高くないこと。普通に取引する分には問題ないレベルですが、指値ですぐに約定することを知っているとMEXCは少し格落ち感が否めません。あと仮想通貨によっては流動性無さすぎて上場廃止することも多いのでその点も注意が必要です。資産運用系サービスもほぼ提供されていません。
それぞれの比較表はこちらです。
項目 | Bybit | Bitget | MEXC |
---|---|---|---|
銘柄数 | △(509銘柄) | ◯(802銘柄) | ◎(2711銘柄) |
手数料 | △(0%~0.1%) | ◯(0.08%~0.08%) | ◯(0.01%~0.02%) |
最大レバレッジ | ◯(100倍~200倍) | ◯(125倍) | ◎(300倍) |
流動性 | ◎ | ◯ | ◯ |
資産運用(ステーキングやレンディング) | ◯(利率普通) | ◎(利率高め) | ✕(利率低め) |
ユーザー人気 | ◎(利用ユーザー最多) | ◯(利用ユーザー多) | ◯(利用ユーザー多) |
キャンペーンお得度 | ◎(30,000USDT、開催頻度最多) | ◯(6,000USDT、開催頻度並) | △(8,000USDT、開催頻度少) |
セキュリティ体制 | ◎(ハッキング被害なし、準備金絵証明あり) | ◎(ハッキング被害なし、準備金絵証明あり) | ◎(ハッキング被害なし、準備金絵証明あり) |
取引ツール(MT5・MT4) | ◎(MT5) | ◯(MT4) | ✕(未対応) |
BYBIT
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 509 | 3点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | 30,000USDT | 5点 |
最大レバレッジ | 100倍~200倍 ※200倍はMT5利用時のFX取引のみ | 2点 |
手数料 | 【現物】 Maker:0.03%~0.1% Taker:0.045%~0.1% 【先物無期限】 Maker:0%~0.02% Taker:0.03%~0.055% | 5点 |
取引高(24h) | $3,019,007,541 | 4点 |
ハッキングの有無 | なし | 5点 |
金融ライセンス | VARA・CSEC・AFSA | 4点 |
サービスの種類 | 8種類以上 | 5点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:3位 CoinGecko:2位 | 4点 |
設立年度 | 2018年 | 2点 |
総合点 | 40点 |
個人的にはBYBITを一番よく使っています。
「なぜ一番利用頻度が多いんだろう?」と考えてみたところ、日本円の入金に即時で対応しているところがかなり大きかったです。
日本円入金を即時で行える
仮想通貨取引をしていると、結構な頻度で「いま買っておきたい銘柄」に出会うのですが、それを買うのに十分な資産を用意してないことがよくあるんですよね。もうほかの銘柄に投資か運用していて新たに買う余剰金が無いよってパターンです。
そんな時に、国内取引所に日本円を入金して出金されるのを待つというタイムラグが出るのが本当に嫌で。「こっちは今すぐに買いたいのに!」ってなってるので、それが非常にストレスになってしまうのです。
BYBITはP2P取引というサービスを利用することで、日本円(PayPayやLINEPAY)でUSDTを買うことができます。多少手数料は発生するものの、すぐに資金を用意できるのがとても良いです。海外取引所はクレカ決済を導入しているところも多いのですが、日本のクレカは決済が却下されることが多くて即時入金が出来ないことが多いんですよね。
BYBITのP2P取引は利用者も多いため、すぐに入金や出金ができるのが強みです。
大手取引所の安心感もある
BYBITは2018年に設立された仮想通貨取引所です。
CoinmarketCapやCoinGeckoなどのデータベースサイトでもBYBITの評価は高く、Binanceに次ぐ第二位にランキングされています。
BYBITは日本居住者の利用も多くて情報収集もしやすいです。
またこれまでハッキング被害を受けたことが無く、セキュリティ体制は一定の強みがあると言えます。
とはいえ、このご時世どこからハッキング被害が発生するかは予想がしにくく、内部犯が出ることもあれば、新しいハッキング手法が発明されたらと考えると油断はできません。
なので、私は出来るだけ「準備金証明を公開しているか」を見るようにしています。
準備金証明とはユーザーの資産と取引所の資産を1:1以上で保管していることを、外部に証明する仕組みです。準備金が十分に確保できていれば、仮にハッキングで資産が無くなってもほかで保管してある別資産で顧客への補填が理論的には可能です。
BYBITの場合は「準備金証明ページ」から確認できます。
ただこのページだけだと、万が一BYBITが嘘付いていたらどうしようもありません。それを防ぐためにBYBITは「所有するウォレットアドレスを公開して外部検証を可能にすること」と「MarkleTreeの仕組みで、自分の資産が準備金に含まれているか」を確認する方法を提供しています。
また第三者機関からの監査も受けています。
要するに、BYBITでは不正が行われないように何重にも対策をしています。ありとあらゆるユーザーがBYBITの資金の動きを確認しているため、安心感は高いです。
買いたい仮想通貨が無かったことがほぼ無い
BYBITは500以上の仮想通貨の売買ができます。
これまで使っていて買いたい仮想通貨が無かったことはほぼ無いです。分散型取引所に上場しているような仮想通貨は別として、取引高があってプロジェクトの信頼性がある仮想通貨であればBYBITでたいていのものは売買できるかなと思います。
「まずはBYBITに上場しているかを見る」という感じで利用しています。
使いやすい
ざっくりとした物言いになって申し訳ありませんが、BYBITは非常に使いやすいです。まずアプリの画面。
各画面は項目が整理されており、どこを押せば何ができるのか直感的に分かるようになっています。またデザインもダークカラーで視認性も良いです。
次にトレード画面。
チャート画面では自由にお絵描きが可能。トレンドラインやフィボナッチリトレースメントなどTradingViewにあるような指標は大体描けます。
取引画面は買い板と売り板が高速で更新されており、指値注文でも早々に約定させられるだけの流動性があります。デリバティブ取引画面も同様に、レバレッジ設定や注文手法などが分かりやすく表示されています。
仮想通貨の入金や出金も画面に従って行えば問題なくできるでしょう。
出金手数料が毎回かかる
BYBITは仮想通貨の出金手数料が毎回かかります。この点は「うーん、、」とならざるを得ないです。
出金手数料は固定されているため、仮想通貨が値上がりするとそれ相応の手数料が発生してしまうことが少なくありません。
例えばBTCは0.000134BTC(約2,000円)、ETH(ERC)は0.0015ETH(約700円)の出金手数料がかかります。
いや、まぁこのくらいの手数料は普通に払うのですが、なんか、、もうちょっとこう、、と思ってしまいます。いくつかのウォレットや取引所に出金をしていたら、5,000~6,000円くら支払うことになると考えると、「なんで支払わないといけないんだよ」と謎の怒りが湧いてくることもあります。
ただ、BYBITは送金時にブロックチェーンネットワークを指定できるのが便利で、ETHやUSDTを扱う時はBYBITを使ってしまうんですよね。仮想通貨をブリッジするのが面倒くさくて。。
仮想通貨にハマってきたら、おそらく分散型取引所も使うようになると思います。その時にメタマスクやPhantomといったWebウォレットを使うようになるのですが、その際に必ずガス代と呼ばれる手数料が必要になります。このガス代をWebウォレットに送金するのにBYBITは使い勝手がとてもよいです。USDTだけでも14つのブロックチェーンに対応しているので、一発で欲しいUSDTが手に入ります。
BYBITは出金手数料はかかるものの、出金時に選択できるブロックチェーンネットワークが豊富なのでその点には満足しています。出金手数料を節約するために、出金の回数をなるべく減らすよう心掛けるのがおすすめです。
キャンペーンの内容が分かりにくい
BYBITはキャンペーンをよく開催するのですが、その内容が難解なことがあります。
例えばBYBITが6周年を記念したイベントで、bbSOLというキャラクターを育てるというキャンペーンがありました。
入金や取引をすると貰えるミルクをこの子に与えることで抽選券を獲得。その券で抽選会に参加すると景品を得られるというキャンペーンだったのですが、初見だと何をするのか分かりませんでした。
よくよく考えるとやることは単純で、タスクに記載されたとおりに入金や取引を行うだけなのですが、変にミルクやアバター、抽選券とか言われて少し混乱してしまったことを覚えています。
BYBITは多くのキャンペーンがあるのは大いに結構なのですが、内容を読み解くのが難しいときもあるのでそこはちょっと嫌ですね。あとキャンペーンが多すぎて参加が追いつかなくなりがち。
当サイトにはBYBITのキャンペーンを適宜まとめたページもあるのでそちら参考にみてください。
\12万円相当のポジションエアドロップ開催中!!/
Bitget
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 802 | 3点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | 6,000USDT | 3点 |
最大レバレッジ | 125倍 | 3点 |
手数料 | 【現物】 Maker:0.016%~0.08% Taker:0.0256%~0.08% 【先物無期限】 Maker:0.0072%~0.014% Taker:0.08%~0.042% | 3点 |
取引高(24h) | $1,967,198,151 | 3点 |
ハッキングの有無 | なし | 5点 |
金融ライセンス | 米国MSB・カナダMSB・DCE | 4点 |
サービスの種類 | 8種類以上 | 5点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:8位 CoinGecko:12位 | 3点 |
設立年度 | 2018年 | 2点 |
総合点 | 34点 |
Bitgetもよく使っています。
「BYBITには無いけど、Bitgetにはある」という仮想通貨がちょくちょくあって、流動性も十分にあるため使用頻度は高めです。
またステーキングの年利が比較的高めに設定されており、ステーキングに対応している銘柄も多いです。現物でただ保有しているだけの仮想通貨があったら、Bitgetに入金して資産運用に回すようにしています。
トレンドの銘柄はBitgetでほぼカバー可能
Bitgetは大手仮想通貨取引所の中でも、トレンド感のある銘柄をいち早く取り扱う傾向があります。
例えばHYPEという仮想通貨。HYPEは2024年11月頃に行われたエアドロップで億り人を誕生させるほどのインパクトを生み出し、それ以後も価格が約5倍上昇して一気に市場の注目を集めました。
BitgetはHYPEを売買できますが、BYBITやMEXCはHYPEを上場させていません。分散型取引所を使うのに抵抗感のある人は中央集権型取引所で買うのは悪い選択ではありません。
またBitgetはトレンド感のある銘柄でローンチパッドやエアドロップなどのイベントを開催することが多く、早期参入した人がお得になるような環境が整えられています。
ステーキング年利が高い&対応銘柄が多い
Bitgetはほかの海外取引所と比べてステーキングを有利に行えます。ステーキング年利は高めで、対応銘柄の種類は多いです。
例えばETHのステーキング。ほかと比べるとBitgetの想定年利は高めです。
Bitgetはステーキングできる銘柄の数も豊富です。国内取引所では対応していないSHIBやDOGEなどのステーキングも行えます。
たまにステーキング金利が大幅アップするイベントが行われており、そこまで競争率が高くなく参加できるので見つけた際には利用するようにしています。
手数料優遇がありがたい
Bitgetは日本ユーザーの手数料を優遇しています。
先物取引手数料は30%OFF。現物取引手数料は、発生した手数料10%分がユーザーにキャッシュバックされるようになっています。
少なくない頻度でBitgetを使うため、このような対応はありがたいです。
ただ手数料に関しては自身が取り扱う資産や取引高によっては、ほかの取引所のほうが有利になることもあります。その点は覚えておいてください。
準備金証明を公開していて安心感がある
Bitgetは準備金証明を公開しています。準備金証明はBYBITでも説明しましたが、取引所が保有する資産とユーザー資産を1:1で保管していることを証明する仕組みのことです。
Bitgetの準備金証明はこちら。
BTC、USDT、ETH、USDCを準備金を公開しており、全て100%以上の資産を保管できています。「Markle Tree」も導入しているので、自分の資産が準備金に含められているかを検証できるようになっています。
またBitgetは準備金証明のほかに、Bitget保護基金も用意しています。
ユーザー起因ではない不慮の事故で資産を失った場合、Bitget保護基金を通じて補償を申し込めます。Bitget保護基金で保管しているアドレスも公開しているため、不審な動きがあったらすぐにバレます。相互監視をすることで、資産の健全性を確かめ合うというワケです。
このような体制からはBitgetがユーザー保護に力を入れていることが伺えるため、個人的には好印象です。
サービスがありすぎてよく分からない
サービスが多いのは喜ばしいこととは思いつつ、「沢山サービスありすぎてよく分からん」となってしまっているのも事実です。
単に私が使いこなせていないのが悪いのですが、仮想通貨を手に入れる系のサービスだけでも複数あって、「えーっとどれがどういう内容なんだっけ?」と思うときも正直あります。
仮想通貨を手に入れる系サービスはこんな感じ↓↓
項目 | LaunchX | プレマーケット | Launchpad | Launchpool | PoolX | Candy Bomb | 入金して上場へ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
参加通貨 | USDTその他 | USDTその他 | BGB。たまにUSDTも | BGBやUSDTその他仮想通貨 | PoolXの対象仮想通貨 | Candy Bomb対象の仮想通貨 | 「入金して上場へ」の対象仮想通貨 |
報酬 | 上場予定の新規トークン | トークンを先行して取引できる | 上場予定の新規トークン | 上場予定の新規トークン | 上場予定の新規トークン | 上場予定の新規トークン | 「入金して上場へ」の対象仮想通貨 |
Bitgetへの上場可否 | 上場予定 | 上場保証なし | 上場予定 | 上場予定 | 上場予定 | 上場予定 | 上場保証なし |
参加方法 | USDTやその他通貨を用意して申し込みする | USDTで直接取引 | BGBやUSDTを用意して抽選に応募する | BGBやUSDTなどをロックする | 対象の仮想通貨またはBTCやETHなどをロックする | 入金や取引などのタスクをこなす | 指定された仮想通貨を一定数入金する |
開催頻度 | 不定期(新規プロジェクトごと) | 不定期(市場状況次第) | 定期的(上場イベントに合わせる) | 不定期 | 不定期 | 不定期 | 不定期 |
またほかにもBOT取引やShark Finやデュアル投資などの資産運用系のサービスも数多く、全てを理解しているとは言い難いのが辛いところです。
ただ、それでもいいかなとは思っています。
別に全てのサービスに精通している必要はなく、自分が使いたい機能を理解して使えればそれで十分です。今回、サービスが多すぎることを少しマイナス目に言ってしまいましたが、逆に言えばこれだけ豊富な機能やサービスを有している取引所ということです。
私自身はローンチ系のサービスと現物、先物取引をメインに使用していますが、自分が欲しい機能がまさに実装しているということもあり得るので実際に触って確認してみるのがおすすめです。
キャンペーン開催頻度は少なめ
Bitgetは仮想通貨の上場系のイベントは多いのですが、それ以外のキャンペーンはそこまで多いわけではありません。例えば、BYBITであれば常に何かしらのトレード大会が開催されているのですが、Bitgetは特定の時期にやることがほとんどです。
その分、Bitgetが大々的にキャンペーンを打ち出す時は報酬が豪華です。トレード大会の優秀者にフェラーリが送られたり、メッシのサイン入りサッカーボールが貰えたりとかなり力を入れています。
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MEXC
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 2711 | 5点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | 8,000USDT | 3点 |
最大レバレッジ | 200倍 | 5点 |
手数料 | 【現物】 Maker:0.05% Taker:0.05% 【先物無期限】 Maker:0.01% Taker:0.04% | 5点 |
取引高(24h) | $3,411,684,176 | 4点 |
ハッキングの有無 | なし | 5点 |
金融ライセンス | なし | 0点 |
サービスの種類 | 3種類 | 3点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:11位 CoinGecko:20位 | 1点 |
設立年度 | 2018年 | 2点 |
総合点 | 33点 |
MEXCはとりあえず口座開設しておくことをおすすめしたい取引所です。
2,000以上の仮想通貨の取り扱いがあり、新しく上場するものも多いため様々な仮想通貨を売買できます。
銘柄数が圧倒的NO.1
MEXCは2,000以上の仮想通貨を取り扱っています。
「まずはMEXCに上場する」という仮想通貨も少なくありません。MEXCで銘柄を仕込んでおいて、ほか取引所に上場して注目度がMAXになったタイミングで売り切るという戦略をしたい時に利用しています。
ただここ最近はMEXC上場時に買うよりも、分散型取引所で仕込むのが最速という状況になってきました。そのため以前ほどはMEXCで早期に仕込む戦略が機能しなくなっているものの、銘柄によってはまだ有効に使えます。
なにより売買できる仮想通貨が2,000以上あるというのは、見ていてワクワクします。この数多ある仮想通貨の中から、今後注目を浴びるかもしれないお宝銘柄を探すのも一興です。
株式投資でいうと、ボロ株や低位株に惹かれる方なんかはMEXCは楽しいかもしれません。
取引手数料が最安
MEXCは海外取引所の中で取引手数料が最安です。
Maker | Taker | |
---|---|---|
現物取引 | 0.05% | 0.05% |
先物取引 | 0.01% | 0.04% |
ほかの海外取引所は現物取引0.1%、先物取引は0.02%の手数料から始まることが多いです。海外取引所において、手数料はアカウントランクに応じて変動するためMEXCよりも安くなるところはありますが、基本的にMEXCの取引手数料はめっちゃ安いです。手数料無料の取引ペアもあります。
ただ流動性の面ではほか海外取引所に劣る点は抑えておきましょう。自分の思い通りの価格で注文が通らないことによって機会損失が生じたり、結果的には手数料を支払ってでもすぐに約定させた方が良かったというパターンも起こり得ます。
特に草コインやマイナーな銘柄で取引する際は注意が必要です。
仕様変更が多い
MEXCの手数料を褒めたところですが、実は以前の手数料は現物・先物Makerは0%でした。いつの間にか仕様変更してしまいました。
仕様変更後でもMEXCの取引手数料は最安クラスで、その点には不満はありません。しかし、手数料というユーザーにとっては重要度高めな内容をちょこまか変更しているのは「ムムム…」と感じてしまいます。元々の手数料0%を魅力に感じていたためちょっと残念です。
ただ、仮想通貨取引所としても手数料収入が無いと運営が続けられないわけで、その事情を考慮すると致し方ない部分でもあります。取引所が閉鎖してしまう方がキツイですし。
一応、救済措置としてMEXCが発行する独自トークンの「MX」を保有することで手数料は最大50%OFFにできるためメインで使う場合はぜひとも利用したいところです。
もしかしたら今後も仕様変更があるかもしれないので、その点は留意しておきましょう。
準備金証明を公開しているが、不安はある
MEXCは準備金率を公開しています。MEXCのウォレットアドレスはこちら。
準備金証明はあるので資産保護に関してはよいですが、MEXCに関しては一つだけ注意点があります。セキュリティやシステムに一抹の不安があるという点です。
2023年12月頃に「出金を拒否された」「急にアクセス制限がかかった」などの口コミが出ています。
2025年1月時点ではMEXCに問題なくアクセスができて出金できることも確認していますが、利用する際には十分に注意してください。
若干、日本語表記が怪しい
MEXCのサイトは全て日本語に対応しています。しかし、日本語表記が不自然な箇所もチラホラあります。
少し不自然なだけで意味は理解できるので、問題は無いといえば無いのですが違和感があるのは否めません。まぁこの点は直接的に仮想通貨取引には直結しないでそこまで気にしなくてもよいかと思います。
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海外仮想通貨取引所選びのポイント
海外取引所を選ぶ際、何を気にしたらいいのかポイントを記載しておきます。
本音で書いたので賛否はあるかと思いますが、考え方の一つとして捉えておいてもらえれば幸いです。
銘柄数は主要な仮想通貨が上場するならそこまで気にしなくてよい
取り扱い銘柄数が多いのは選択肢を増やす意味では有利です。
ただし、本当に大事なのは「自分が欲しい銘柄を上場させているか」です。たとえ数多くの銘柄を取り扱っていても、自分が売買したい仮想通貨がなければ意味がありません。
もしすでにお目当ての仮想通貨がある場合は「CMC」もしくは「CoinGecko」で検索をして、その仮想通貨を取り扱っている仮想通貨取引所を検討したほうがよいでしょう。
もう一つ大事なポイントは、主要な仮想通貨を上場させるかどうか。
仮想通貨市場では、人々の注目を集める話題の仮想通貨というものが登場します。例えば2024年10月に「Eigenlayer(EIGEN)」という仮想通貨は、複数の海外取引所に同時上場しました。
大手仮想通貨取引所が特定の銘柄を同時に上場させるということは、それだけ市場の注目度が高く、今後の成長性が期待されている銘柄という見方ができます。注目の仮想通貨を上場させる= 市場の盛り上がりに乗れるということにも繋がります。
特に、私たち日本居住者は世界ナンバーワン取引所であるグローバル版Binanceを利用できません。しかし今も昔もBinanceに新規上場する仮想通貨は市場で大きな注目を集めます。そのため、Binanceが新しく取り扱う仮想通貨でも同じように売買できるかどうかは気にしたほうがよいでしょう。
もちろん、Binanceに上場したからと言って必ずしも値上がりするとは限りません。あくまで「仮想通貨市場のトレンドを追える」「注目の仮想通貨に投資できるという環境を持つこと」が大事です。
手数料は安ければ安いほどいいが、扱う金額によってはさほど重要ではない
海外取引所は、トレードをする際に手数料を支払う必要があります。手数料は安いに越したことはありませんが、扱う金額によってはそこまで気にする必要は無いかと考えています。
自分がトレードをする際に支払う取引手数料を計算してみましょう。
例:BYBITとMEXCの現物・先物取引手数料を比較
▼現物取引手数料のシュミレーション
(Maker/Taker手数料は同一)
取引額 | BYBIT(0.10%) | MEXC(0.05%) | 差額(BYBIT – MEXC) |
1万円 | 10円 | 5円 | 5円 |
10万円 | 100円 | 50円 | 50円 |
100万円 | 1,000円 | 500円 | 500円 |
1000万円 | 10,000円 | 5,000円 | 5,000円 |
▼先物取引手数料のシュミレーション(Maker)
取引額 | BYBIT(0.02%) | MEXC(0.01%) | 差額(BYBIT – MEXC) |
1万円 | 2円 | 1円 | 1円 |
10万円 | 20円 | 10円 | 10円 |
100万円 | 200円 | 100円 | 100円 |
1000万円 | 2,000円 | 1,000円 | 1,000円 |
▼先物取引手数料のシュミレーション(Taker)
取引額 | BYBIT(0.055%) | MEXC(0.04%) | 差額(BYBIT – MEXC) |
1万円 | 5.5円 | 4円 | 1.5円 |
10万円 | 55円 | 40円 | 15円 |
100万円 | 550円 | 400円 | 150円 |
1000万円 | 5,500円 | 4,000円 | 1,500円 |
手数料で大きな差がでてくるのは、100万円規模の取引くらいからです。月に何度も100万円~規模の取引を行うと、支払う手数料は数万円に達することがあり得ます。数万円の手数料が発生する状況なら、手数料が安いところを血眼で探すことをオススメします。
ただ、月に何度もトレードをするわけではなかったり、扱う金額がそこまで大きくない場合は手数料が安いところにこだわることは無いかと思います。自分が希望する銘柄を取り扱っていたり、アプリのデザインが好きで使いやすかったりとかそういった部分を気にして選んでもよいでしょう。
なお海外取引所では月の取引高や保有資産によって、アカウントランクが変わるところが多いです。アカウントランクを上げると手数料が優遇されるため、自分の状況に応じた仮想通貨取引所を選ぶことをおすすめします。
レバレッジ倍率は程々で十分
国内取引所のレバレッジは最大2倍。海外取引所では100倍以上のレバレッジをかけられます。
レバレッジ100倍なんて見ると、「なんだか数字が大きいところを選んでおいたほうがお得かも?」と思うかもしれません。
しかし、誤解を恐れずにいえばレバレッジは程々で十分です。少なくとも、レバレッジ100倍まであればトレードする分にはあまり困らないはずです。
その理由は、レバレッジが大きいと速攻で強制決済されてしまうからです。
仮に1000USDTを使って、BTCのレバレッジ取引をしたとしましょう。シュミレーション結果は次のとおりです(必要証拠金や維持証拠金などはBYBITのデータを使用)。
レバレッジ倍率 | 必要証拠金 (USDT) | 維持証拠金 (USDT) | 強制決済までの価格変動 (%) |
100倍 | 10 | 5 | 0.50% |
75倍 | 13.33 | 5 | 0.83% |
50倍 | 20 | 5 | 1.50% |
25倍 | 40 | 5 | 3.50% |
10倍 | 100 | 5 | 9.50% |
5倍 | 200 | 5 | 19.50% |
2倍 | 500 | 5 | 49.50% |
1倍 | 1000 | 5 | 99.50% |
注目してほしいのが、強制決済までの価格変動の項目です。これは何%価格が動いたら強制決済(ロスカット)となるかを示しています。
レバレッジが高くなるにつれて、価格がちょっとでも不利に動くとすぐ決済されるのです。レバレッジ100倍にすると、わずか0.5%の値動きがあっただけでロスカットになります。
必要証拠金≡1,000USDT
レバレッジ100倍=100,000USDT分のポジション
維持証拠金=500USDT (100,000USDT × 0.5%)
→持っているポジションで500USDT分のマイナスが出たらロスカット
これは言い換えると、USDT/BTCの価格が0.5%動いたらロスカットになるということです。仮想通貨において0.5%の値動きなんて日常茶飯事すぎて、注文を出した瞬間に強制決済になることもあり得ます。こんなにリスクの大きいトレードはやらない人のほうが大半でしょう。
そのため、「1000USDTくらいを使ってレバレッジ取引をしたい!」と思ったとしても、レバレッジ100倍を選択することはまず無く、10倍くらいまでのレバレッジで行うことの方が多いのが実情です。
最大レバレッジの上限値が高いのは別に悪いことではありませんが、実際に利用するかはまた別の話です。もし利用するとしたら、次の2点のうちいずれかに該当する時くらいでしょう。
- 注文を出した瞬間から仮想通貨が上がり続けることを確信している
- 損切り覚悟で注文を出して、騰がった瞬間に利確を狙うトレードを考えている
どちらのパターンもかなり限られた利用シーンとは思います。
最大レバレッジが高いことだけが正義ではないため、この点は留意しておいたほうが良いでしょう。
取引高(流動性)はかなり重要
仮想通貨取引所の取引高(流動性)はとても重要な数値です。取引高が多い取引所をオススメする理由は主に3つです。
- 自分の希望価格で注文が通りやすくなる
- スプレッド(買い注文と売り注文の差額)が狭くできる
- 売買がきちんと成立する
多くのトレーダーが売買注文を出し合うため、取引は約定しやすくなります。売買板に多くの注文が並ぶため、買い注文と売り注文の差額(スプレッド)は狭くなり、取引コストを抑えられます。
また一時期に爆発的な人気があってトレードが盛んだった銘柄でも、ブームが過ぎると全然取引高が無くなってしまう仮想通貨も少なくありません。そのような仮想通貨であっても、大きめの仮想通貨取引所であれば売買板に注文が多少なりとも出やすいです。ほかの仮想通貨に交換できない現物資産を持つ意味は全くありません。少しでも現金化しやすい環境を選んでおくのが自衛策になります。
キャンペーンを定期開催するところはお得
海外取引所は、トレード大会や特定銘柄の新規上場キャンペーンなどのイベントをよく開催しています。基本的にキャンペーンには参加しておくのがお得です。
キャンペーンに参加すると、報酬として取引で使えるボーナスや仮想通貨のエアドロップなどを受けられます。もしキャンペーンに参加していなかったら報酬は何もありません。国内取引所ではトレード大会や仮想通貨を配るキャンペーンはほぼ行われていませんが、海外取引所ではけっこう頻繁に行われています。
もし参加する場合は、自分が無理なく参加できるキャンペーンだけにしておきましょう。キャンペーンがあるからと言って、そのために無理やり資金を用意したり、本当はしたくない無意味なトレードなどをする必要はありません。
自分の資産のことを第一に考えるほうが先決です。
もちろんキャンペーンに乗ることが自分にとってメリットが有ると判断した場合は、この限りではありません。
資産運用サービスは主要銘柄の金利をチェックする
海外取引所は資産運用サービスの種類が豊富です。国内取引所に比べて、多くの資産運用サービスや金融商品が存在します。
海外取引所 | 国内取引所 | |
---|---|---|
ステーキング | ⭕️ | ⭕️ |
レンディング | ⭕️ | ⭕️ |
コピートレード | ⭕️ | ❌️ |
BOT取引 | ⭕️ | ❌️ |
仕組債商品 | ⭕️ | ❌️ |
流動性マイニング | ⭕️ | ❌️ |
仮想通貨ローン | ⭕️ | ❌️ |
仮想通貨現物を持っている場合に、「ただ保有しているだけではなくて運用をしたい」と考えるかもしれません。運用方法を考えるにあたって、多くの人にとって分かりやすいのはステーキングでしょう。
ステーキングは現物を保有しているだけで金利が貰えるというサービスです(*)。海外取引所によって提供しているステーキングの年利は違っているため、比較してみるとよいでしょう。
また海外取引所では資産運用系サービスも数多くの種類がありますが、自分がやりたいと思うものを試すくらいで十分です。サービスを理解しないまま利用するのではなく、自分なりに勝ち筋があると感じたものを突き詰めるのがおすすめです。
*厳密には仮想通貨のブロックチェーンネットワークの運営に参加して報酬を受け取る仕組みのことだが、ここでは説明を簡略化するために仮想通貨を保有して金利を得る仕組みとする。仮想通貨取引所のステーキングでは、自分の代わりに仮想通貨取引所にステーキングの役割をしてもらうことになる。
セキュリティ体制をチェックするより準備金を公開しているかを見る
海外取引所のセキュリティ体制のページを見ると、「仮想通貨はコールドウォレットに保管」「マルチシグネチャの採用」「定期的なセキュリティ体制のチェック」などが挙げられていることが多いですが、これら対策をするのは当たり前です。
国内・海外を問わず、こういったセキュリティ体制を謳いながらもハッキング被害に遭っている取引所はあります。新たなハッキング手法が出たり、内部オペレーションが実はダメだったなんてことがあったら、いくら私たちが二段階認証をしたり、ログイン通知に気を付けていようが被害を防ぎようがありません。
そのため、コールドウォレットやマルチシグネチャ、SSL通信をしているといった当たり前のセキュリティ対策をしていることは大前提として、準備金証明を公開している取引所かどうかを確認するのがおすすめです。
準備金証明とはユーザーの資産と取引所の資産を1:1以上で保管していることを、外部に証明する仕組みのことです。例えばこんな感じです。
準備金を十分に確保できていれば仮にハッキングで資産が無くなっても、ほかに保管してある別資産で顧客への補填が理論的には可能です。海外取引所が補填をしてくれるかどうかは定かではありませんが、過去に破綻をしたFTXはユーザーに100%の弁済を行うことを表明しています(参考)。
準備金証明を公開する仕組みにはブロックチェーン技術が使われており、これこそWeb3時代における健全な相互監視の仕組みだと言えます。世界中のユーザーが仮想通貨取引所を監視することによって、何か問題が起きてもすぐに気付けます。
またCoinGeckoでは各取引所ごとに独自の信頼性スコアを記録されているため、自分が検討している取引所の信頼性についてさくっと確認したい時は目を通しておくとよいでしょう。
海外仮想通貨取引所の注意点
海外取引所を利用するうえで、覚えておいて欲しい注意点を説明します。
金融庁から警告が出ている
海外取引所は金融庁の認可を受けていません。
いくつかの海外取引所は警告を受けています。
海外取引所では”自己責任”でトレードを行う必要があります。トラブルを抱えた際には自分で解決しなければならないことを認識しておきましょう。
なおユーザーが海外取引所を利用すること自体は違法ではありません。
日本人の利用が途中で制限される可能性がある
海外取引所は日本居住者の利用を制限することがあります。
途中から取引や出金が制限されるため、ほかの取引所に資金を移さなければいけません。
大抵の場合は資金を移すための猶予期間が設けられます。急に出金や取引ができなくなるわけではないので、猶予期間のうちに落ち着いて資金を移せば問題はないでしょう。
過去、BinanceやCoinbaseなどを筆頭に日本居住者を制限しました。しかし日本向けに新しくサービスを展開した取引所もいくつかあります。
取引所名 | 日本現地向けサービス | グローバル向けサービス |
---|---|---|
Binance | BinanceJapan | https://www.binance.com/ |
Coinbase | ❌ | https://exchange.coinbase.com/ |
Gate.io | ❌️ | https://www.gate.io/ |
Kraken | ❌ | https://www.kraken.com/ |
OKX | OKCoinJapan | https://www.okx.com/ |
Bitstamp | ❌ | https://www.bitstamp.net/ |
Bitfinex | ❌ | https://www.bitfinex.com/ |
Huobi | ビットトレード(Huobi JP) | https://www.huobi.com/ |
そのため、制限をかけられたからと言って絶対に使えなくなるわけではないのですが、日本の法規制に則って運営をされるため、以前のようには使用できない場合がほとんどです。
SNSで勧誘される取引所は詐欺が多い
XのダイレクトメッセージやTelegramのチャットでいきなり仮想通貨取引所を紹介された場合、その取引所は詐欺である可能性が高いです。
仮想通貨詐欺のよくあるパターンは3つ。
- ダミーのサイトに誘導してお金を入金させて持ち逃げ
- 取引所から出金するときに「追徴金を払わないと出金させない」と言って、追加で資金を支払わせる
- 買うことは出来るが売れない仮想通貨(ハニーポット)を購入させる
詐欺被害はSNSから勧誘された仮想通貨取引所が原因になっていることが多いです。
Yahoo知恵袋ではいくつか詐欺の実例を確認できます(参考①)(参考②)。
もしも聞いたこともない仮想通貨取引所を紹介された際には、必ず前もって調べておくようにしましょう。
日本円を直接入金するのは難しい
海外取引所は日本円を取り扱っていません。
銀行振込で直接口座に資金を入金するとか、仮想通貨を日本円に交換するなどの操作は出来ないようになっています。
ただし、P2P取引というやり方をすれば実質的に日本円を用いてやり取りできます。P2P(Peer to Peer)取引は、ユーザー同士で資金のやり取りを行う方式のことです。
P2P取引を利用すると、PayPayを相手に送ってUSDTを買えたり、銀行口座に日本円を振り込んでもらってUSDTを売るといった取引が可能になります。
海外取引所のプラットフォームを仲介して取引を行うため、基本的には安全に資金のやり取りができますが、ユーザー同士で行う都合上、なにかトラブルが起きてもサポートにはあまり期待できません。大手であれば取引相手が日本人であることも多く日本語でコミュニケーションが取れますが、英語でコミュニケーションをしなければいけない場面もあります。
そのような背景もあって、海外取引所では日本円でのやり取りが若干難しいです。
仮想通貨の出金手数料が毎回かかる
海外取引所では仮想通貨それぞれに出金手数料が設定されています。
国内取引所ではSBI VCトレードやGMOコインなど仮想通貨の出金手数料が無料なところも多く、それらと比べると海外取引所は少し見劣りします。
海外仮想通貨取引所が合っている人
海外取引所は仮想通貨を売買する時に便利ですが、必ずしも使わなければいけないわけではありません。
しかし次に挙げる項目に合致する方は、海外取引所が合う可能性が高いです。
- 国内取引所にない仮想通貨を売買したい
- 借金を背負う不安をなくしてレバレッジ取引をしたい
- コピートレードやBOT取引などを行いたい
- DEX上がりの銘柄で利益を狙いたい
- トレード大会に参加したい
- 見やすい取引画面でトレードをしたい
- 狭いスプレッドで取引をしたい
国内取引所にない仮想通貨を売買したい
国内取引所に上場していない仮想通貨を売買したい場合は、海外取引所を利用するのがよいでしょう。
仮想通貨市場で話題になっている銘柄や草コインやマイナーコインを購入できます。
借金を背負う不安をなくしてレバレッジ取引をしたい
海外取引所にはゼロカットシステムがあります。ゼロカットシステムとは、自分の資金以上の損失が発生しないようにマイナス分を取り消す仕組みのことです。
ゼロカットシステムがあるため、海外取引所でのトレードにおいては借金を背負うリスクがありません。
国内取引所では”追証”という仕組みがあり、自分の資金以上の損失が出ることがあります。
追証とは「追加保証金」の略称で、レバレッジ取引をする際に出てくる単語です。国内取引所の場合は信用取引で含み損が発生したときに不足した保証金は追加しなければいけません。
コピートレードやBOT取引などを行いたい
海外取引所では、ほかの人のトレードを真似するコピートレードや、設定したとおりに売買注文を出すBOT取引などのサービスがあります。
このようなトレードサービスを利用する際には海外取引所が使いやすいでしょう。
一応、国内取引所にもAPI連携といって、システムトレードを行える環境はあるのですが自分でプログラミングに近いものをやる必要があるのでハードルは高めです。海外取引所は画面上で設定が行えるため、設定を行うハードルは下げられます。
DEX上がりの銘柄で利益を狙いたい
ここ最近の仮想通貨市場の傾向として、分散型取引所(DEX)で扱われた後に中央集権取引所に上場するというパターンが増えています。
DEXから中央集権取引所に上場される仮想通貨の中には、大きく値上がりするものもあります。あらかじめ海外取引所の口座を持っておけば、そのような銘柄に投資する機会を得られます。
ただこの理屈でいうと、最も利益が出せるのは分散型取引所の段階で仮想通貨を買うことです。しかし、分散型取引所には何千もの仮想通貨が存在しており、また近年は誰でもミームコインを作り出せる「Pump.fun」のようなサービスが出てきてとにかく仮想通貨の数が爆発的に増えています。
この中から値上がる仮想通貨を見極めるのは至難の業です。仮想通貨玄人の方はチャレンジしてみてもいいかもしれませんが、初めて海外取引所を開く段階の方にはあまりおすすめはできません。
仮想通貨が取引所に上場するには審査に合格する必要があります。流動性やプロジェクトの透明性や運営メンバーの資金などをチェックされます。そのため、「海外取引所に上場できた」という段階で、一定の信頼性はあるといえます。最初のうちは、どんな仮想通貨が海外取引所に上場するのかを見て勉強しておくのがおすすめです。
トレード大会に参加したい
仮想通貨のトレード大会は海外取引所しかやっていません。
自分のトレードの腕に自信がある方は、海外取引所のキャンペーンを確認しておくとよいでしょう。トレード大会の賞金はかなり豪華です。
見やすい取引画面でトレードをしたい
海外取引所のトレード画面は見やすいです。あまり大きな声では言えませんが、国内取引所より数段使いやすいと感じています。
アプリも使いやすいため、外出先でもトレードしたいときやスマホだけで取引をしたい時は海外取引所の方が合っているでしょう。
狭いスプレッドで取引をしたい
海外取引所はスプレッドが狭いです。
買値と売値の差分が小さいため、取引コストの節約になります。国内取引所は販売手数料こそ無料ですが、買値と売値には結構差があるところが多いです。
海外仮想通貨取引所が合わない人
海外仮想通貨取引所が合わないもしくは向いていない人の特徴として、次の3つが挙げられます。
- 主要な仮想通貨を長期保有するつもりの人
- レバレッジ倍率2倍で十分な人
- 取引を全て日本円で完結させたい人
主要な仮想通貨を長期保有するつもりの人
国内取引所でも購入できる仮想通貨を長期保有したい人は、海外取引所でなくてもいいかもしれません。
海外取引所は日本人の利用が制限される可能性があるためです。ビットコインやイーサリアムなどの国内取引所でも買える仮想通貨であれば、海外取引所でわざわざ買う必要もそこまでありません。
レバレッジ倍率2倍で十分な人
国内取引所はレバレッジ倍率が2倍までです。それに対して海外取引所はレバレッジ100倍以上を設定できるところもあるわけですが、レバレッジ2倍で十分な人は国内取引所でもよいかと思います。
流動性の高さや取引手数料の安さでは海外取引所に軍配が上がりますが、それを補って余るくらい国内取引所には安心感というほかに代えがたい価値があります。
レバレッジ2倍であっても十分に利益を狙うことは可能です。最大レバレッジが高いからと言って、無理して海外取引所を選ぶ必要はありません。
取引を全て日本円で完結させたい人
海外取引所は日本円に対応していません。
先述したP2P取引というやり方でも、間にUSDTやUSDCといった仮想通貨を仲介してから日本円に変換しています。
すべてのやり取りを日本円で済ませたい方は国内取引所の方が向いています。
おすすめの海外仮想通貨取引所【別候補】
私がメインで使用するのはBYBIT、Bitget、MEXCの3つですが、それ以外にも海外取引所の選択肢はあります。
客観的なデータや利用者の評判・口コミを踏まえて、おすすめできる海外取引所を厳選しました。
CoinW 流動性が高くトレーダー好み
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 392 | 1点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | 10 USDT | 1点 |
最大レバレッジ | 200倍 | 5点 |
手数料 | 【現物】 Maker:0.01%~0.20% Taker:0.01%~0.20% 【先物無期限】 Maker:0.04% Taker:0.06% | 3点 |
取引高(24h) | $4,930,474,620 | 4点 |
ハッキングの有無 | なし | 5点 |
金融ライセンス | 米国MSB・カナダMAB・リトアニア金融規制ライセンス ・SVGFSAライセンス・ドバイ仮想資産規制局(VARA)ライセンス | 5点 |
サービスの種類 | 3 種類 | 4点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:32位CoinGecko:11位 | 1点 |
設立年度 | 2017年 | 3点 |
総合点 | 33点 |
CoinWは2021年にアラブ首長国連邦で設立された海外取引所です。
⭕️レバレッジ200倍で取引できる
CoinXの最大レバレッジは200倍です。
ほかの海外取引所は平均100倍レバレッジが多い中、CoinWは比較的高めのレバレッジを利用できます。ちなみに日本国内ではレバレッジ2倍までです。
⭕️流動性が高い
CoinWの流動性は世界の仮想通貨取引所の中でも高いです。
特にBTC/USDTとETH/USDTの取引ペアの流動性が高く、レバレッジ取引も安心して行えます。
❌️トレーダー向けコミュニティが全然活発じゃない
CoinWにはコミュニティがあるのですが、発信している人が少ないです。発信したとしても中国語や英語での情報発信が多く、日本人としては馴染みにくさを感じます。
せっかく用意されているコミュニティなのにあまり盛り上がっている印象はなく、これであればほかの仮想通貨コミュニティに所属したほうが有益な情報は獲得できるでしょう。
❌️ブラウザ版が使いにくい
CoinWにスマホでアクセスしたときに、違和感のある日本語や、ひとつ前の画面に戻りたいのにどこから戻ればいいのかわからないといった感じで、ハッキリ言って使いにくいです。
なので、CoinWを利用するときはアプリ版(iPhone/Android)を利用しましょう。
アプリ版はそれほど変な日本語もなく、画面構成もシンプルで使いやすいです。
⭕️❌️KYCが不要(任意)
CoinWはKYC不要で入金・取引・出金ができます。
ただKYC(本人確認)を提出しないで利用できる取引所という意味では、多少警戒感を持っていて欲しいと思います。
というのも、そもそもKYCはマネーロンダリングやテロ組織への資金供給をさせないための対策です。それを講じないということは、いざというときに自分が悪質な行為に関わっていないことを証明できない可能性があります。
もちろんCoinWでKYCを提出して利用することは可能です。もしKYCを提出しないで利用したい方は、きちんと考えたうえで利用をしましょう。
CoinWの評判・口コミ
CoinWについての口コミは現状あまりありません。
海外サイトでは「高額な出金でも問題なくできた」「モバイルアプリが使いやすい」などの好意的なレビューがある一方で、「CoinWと似たサイトに騙された」「出金ができなかった」などの口コミも確認できます。
出金できなかった人は、美人なアジア人女性によるロマンス詐欺の可能性があり、CoinWとは別の仮想通貨取引所を案内されているかもしれません。
SNSで取引所を紹介された際には、十分に注意するようにしてください。
CoinWのキャンペーン
CoinWの新規口座開設者向けのキャンペーンでは、10~1,000USDTを貰えます。
- アカウント登録を完了すると10USDT
- 入金や取引タスクをクリアすると30USDT~500USDT
\1,000USDTのボーナスをGET/
BingX コピートレードが活発
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 954 | 3点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | 5,000USDT | 3点 |
最大レバレッジ | 125倍 | 3点 |
手数料 | 【現物】 Maker:0.005%~0.1% Taker:0.02%~0.1% 【先物無期限】 Maker:0%~0.2% Taker:0.028%~0.05% | 5点 |
取引高(24h) | $455,269,678 | 2点 |
ハッキングの有無 | なし | 5点 |
金融ライセンス | FSIC・DCE | 3点 |
サービスの種類 | 2種類 | 2点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:15位 CoinGecko:14位 | 2点 |
設立年度 | 2018年 | 2点 |
総合点 | 30点 |
BingXは2018年に設立され、シンガポールや香港などで営業をしている海外取引所です。
BingXはコピートレードに力を入れています。
⭕️コピートレードが活発な海外取引所
BingXはコピートレードが盛んです。
トレーダーの中には直近30日の利益200%超えの人もいます。
また仮想通貨以外にもゴールドや天然ガスなどのコモディティ商品にも投資できるのはBingXだけです。
⭕️MT5に対応している
BingXはトレードツール「MT5」に対応しています。
海外取引所でMT5を導入しているのはBingXとBybitくらいです。
トレーダー用のコミュニティもあるため、ほかのトレーダーがいまの相場をどう考えているのかを知るうえでも役立つかもしれません。
❌️取引手数料が高め
BingXの取引手数料はほかの取引所と比べて2倍近く割高です。
一般アカウントだと現物取引手数料は0.1000%。先物取引手数料0.0200%~0.0500%です。
アカウントランクごとに取引手数料の割引が行われるので、条件を確認しておくとよいでしょう。
❌️知名度が低い
BingXは日本国内の知名度は低めです。
公式サイトはほぼ日本語に対応していますが、一部不自然な日本語が残っていたり、まだ翻訳されていない記事もあります。
ほかの海外取引所であればネット検索すれば解説記事や他の人の口コミも見れますが、BingXに関しては問題が起きても自力で解決する必要があるかもしれません。
BingXの評判・口コミ
取引銘柄が仮想通貨に限られず豊富でとても使いやすい取引所です。他の取引所のアプリでは、通信に時間がかかるのもがありますが、操作性も良く、ストレスなく使えます。
(GooglePlay)
仮想通貨・FX・コモディティのトレード等資産増し増し万能アプリ
BingXは、仮想通貨はもちろんのこと、ドル円などのFX、Goldなどのコモディティなどを扱っており、すべてこのアプリでトレード可能である。しかも、トレードだけではなく仮想通貨を預けて利息を得ることができるWealth、自動売買をボットが行ってくれるグリッド、BingXが認めたトレーダーのトレードをコピーするコピー取引など、このアプリひとつで完全対応である。しかも、WealthにShark Fin、グリッドに現物無限、グリッドの現物に利益のみの引出等、常に進化を続けているアプリである。これだけも十分素晴らしいアプリであるが、TradingViewというチャート分析アプリと連携してオーダーが可能であるからさらに素晴らしい。
ただ1点、TradingViewとの連携では、標準先物のみの対応ということなので、無限先物、FX、コモディティも連携できるようになることを期待したい。期待しかない!
(AppStore)
BingXのキャンペーン
BingXの新規口座開設者向けのキャンペーンは3つ。
- ランダムで30USDTが当たるミステリーボックス
- 入金タスクで最大5,000USDTを獲得できる
- 人気仮想通貨のエアドロップ
\最大6,000USDT獲得可能なチャンス/
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・BingXの概要
KuCoin 世界中で2,700万人以上が利用
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 808 | 3点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | 10,800 USDT | 4点 |
最大レバレッジ | 100倍 | 2点 |
手数料 | 【現物】 Maker:-0.005%~0.08% Taker:0.020%0.08%% 【先物無期限】 Maker:-0.008%~0.02% Taker:0.025%~0.06% | 5点 |
取引高(24h) | $1,306,775,541 | 3点 |
ハッキングの有無 | あり | 0点 |
金融ライセンス | なし | 0点 |
サービスの種類 | 3種類 | 3点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:10位 CoinGecko:5位 | 3点 |
設立年度 | 2017年 | 3点 |
総合点 | 26点 |
KuCoinは2017年にセーシェル共和国で設立された海外取引所です。
公式サイトには「世界の仮想通貨保有者の4人に1人がKuCoinを利用しています」という記載がある通り、利用者がとても多く人気がある取引所です。
⭕️マイナス取引手数料がある
KuCoinはアカウントランクごとに手数料が設定されており、最高ランクは”マイナス手数料”になります。
取引手数料がマイナスだと取引手数料を逆に貰えます。
アカウントランク | 現物取引 | 先物取引 | ||
Maker | Taker | Maker | Taker | |
LV 0 | 0.1% | 0.1% | 0.02% | 0.06% |
LV1 | 0.09% | 0.1% | 0.018% | 0.06% |
LV 2 | 0.07% | 0.09% | 0.015% | 0.06% |
︙ | ︙ | ︙ | ︙ | ︙ |
LV12 | -0.005% | 0.025% | -0.008% | 0.025% |
アカウントランクを高くするためには資金が多かったり、大量の取引高が必要だったりと条件は困難です。
しかし大量の資金を動かす方にとっては利用価値のある仮想通貨取引所と言えるでしょう。
❌️キャンペーンの開催頻度が少なめ
KuCoinでは新規銘柄の上場キャンペーンが大半を占めています。ほかの取引所のようにトレード大会やサービスにまつわるキャンペーンは少なめです。
海外取引所においてはお得なキャンペーンに参加して副次的な報酬を得ることも醍醐味ですが、KuCoinの場合はそのチャンスは少なくなるかもしれません。
❌️仮想通貨の出金手数料は高め
KuCoinの出金手数料は高めです。
例えば国内取引所であれば仮想通貨の出金手数料が無料のところも珍しくないですが、KuCoinでは出金手数料が固定されています。
ビットコインは0.0006BTC(約5,000円)。イーサリアムは0.005ETH(2,500円)。出金手数料を安くしたい方は、手数料が安い仮想通貨(XRPやMATICなど)で送金するようにしましょう。
KuCoinの評判・口コミ
日本語化が充実してきてる?
英語表記が多いものの、最低限のメニューが日本語化されてて使いやすい。
システム面も自分との相性がいいのか資産が増やせるようになってきた。
バイビットよりメンタル面で制御が効くのでこれからはKuCoinで行きたいと思います。
AppStore
KuCoinのキャンペーン
KuCoinのキャンペーンでは最大8,200USDTを貰えます。
- 新規ユーザー限定タスク完了で20USDT+200USDTクーポン
- 本人確認(KYC)で最大100USDT
- 初回入金で最大100USDT
- 初回取引で最大100USDT
- タスククリアで最大100USDT
- 入金&先物取引で最大8,000USDT
\最大8,200 USDT相当の報酬/
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・KuCoinの概要
BitMart NFT関連のトレード活発
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 1108 | 4点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | 3,000 USDT | 3点 |
最大レバレッジ | 100倍 | 2点 |
手数料 | 【現物】 Maker:0.03%~0.075% Taker:0.0338%~0.075% 【先物無期限】 Maker:0.02% Taker:0.06% | 2点 |
取引高(24h) | $585,714,767 | 2点 |
ハッキングの有無 | あり | 0点 |
金融ライセンス | MSB・リトアニア規制ライセンス | 3点 |
サービスの種類 | 5種類以上 | 5点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:16位 CoinGecko:20位 | 1点 |
設立年度 | 2017年 | 3点 |
総合点 | 25点 |
BitMartは2017年にケイマン諸島で設立された海外取引所です。
仮想通貨の取り扱いがある他、NFT関連のトレードにも力を入れているのが特徴です。
⭕️NFTのトレードが盛ん
BitMartは仮想通貨取引所ですが、NFTのマーケットプレイスも提供しています。
INO(Initial NFT Offering)というIEOのNFT版のサービスを提供しているのはBitMartのほかにはほぼ見受けられません。
NFTは仮想通貨とも親和性が高く投資対象として見ている人も多数います。NFTのトレードにも興味がある方にはおすすめです。
⭕️1000以上の取り扱い銘柄
BitMartは取り扱い銘柄数が1,000以上と豊富です。
「世界で初めてBitMartに上場する」という仮想通貨も見られます。新規上場の銘柄に投資したい人は要チェックです。
❌️手数料は高め
BitMartは売買手数料が取引ペアごとに決められています。
BTCやETHなどのメジャー通貨は基本的に「メイカー:0.1% テイカー:0.1%」ですが、マイナーな取引ペアは「メイカー:0.6% テイカー:0.6%」の手数料が発生します。
流動性が少ないため多少は仕方ないかもしれませんが、だとしても手数料は高めです。
ただBitMartはアカウントランクによって手数料が優遇されます。本格的に利用する方は、アカウントランクを上げていくと手数料を節約できるでしょう。
❌️入金が大変
BitMartはケイマン諸島に位置している海外取引所です。
トラベルルールの通知対象国であるため、国内取引所から直接送金ができません。メタマスクやWeb3ウォレットを経由して入金する必要があります。
メタマスクの入金操作に慣れている人は特段問題ないかと思いますが、手順がひとつ増えるため面倒ではあります。
BitMartのキャンペーン
BitMartの新規口座開設者向けのキャンペーンはいくつか用意されています。
- 口座開設特典:最大1,900USDT
- 先物特典:最大210USDT
- 現物や資産運用特典など:最大900USDT
\最大3,000USDTのボーナスが貰えるチャンス!/
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・BitMartの概要
Phemex クイズに答えてボーナスを獲得
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 337 | 2点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | 8,800 USDT | 3点 |
最大レバレッジ | 100倍 | 2点 |
手数料 | 【現物】 Maker:0%~0.1% Taker:0.04%~0.1% 【先物無期限】 Maker:0%~0.01% Taker:0.03%~0.06% | 5点 |
取引高(24h) | $198,138,444 | 1点 |
ハッキングの有無 | なし | 5点 |
金融ライセンス | なし | 0点 |
サービスの種類 | 3種類 | 3点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:56位 CoinGecko:36位 | 1点 |
設立年度 | 2018年 | 2点 |
総合点 | 24点 |
Phemexは2019年にシンガポールで設立された海外取引所です。
創業者のジャックは、モルガン・スタンレーで11年間の就業経験を持っています。
⭕️クイズに答えてボーナスを獲得できる
Phemexには「学びながら稼ぐ」という報酬プログラムがあります。
仮想通貨の基礎知識やトレードの方法などを学んだ後、テストに回答して正解すると取引で使えるボーナス金が貰えるというものです。
かなり少額ですが元金を入れずにトレードができます。
⭕️800以上の勉強コンテンツがある
Phemexには仮想通貨関連の記事が800以上あります。
Phemexはパリ・ドフィーヌ大学のDeFiおよび暗号通貨研究のパートナーになっており、仮想通貨について学ぶという意味では役立つでしょう。
❌️取引高が少ない
Phemexは取引高が少ないです。1日の取引高が140億円程度しかなく、これは日本のbitFlyerと同じくらいです。
1兆円を超える取引高を持つ海外取引所もある中、Phemexは流動性の面で遅れを取っています。
❌️アプリがAndroidのみ
Phemexの取引アプリはAndroidのみです。
iPhoneアプリで利用できないので注意してください。
Phemexの評判・口コミ
いいと思います。 使いやすいですしボーナスも豊富です。
GooglePlay
Phemexのキャンペーン
Phemexの新規口座開設者向けのキャンペーンでは最大8800USDTを貰えます。
- 初回入金/購入で最大1,500USDT
- 初回取引で最大2,100USDT
- 登録と個人認証で最大1,200USDT
- 高度な取引で最大最大4,000USDT
\最大8800ドル相当のウェルカムボーナス/
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・Phemexの概要
HASHKEY GLOBAL 取引で稼ぐTrade to Earn
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 68 | 1点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | – | 0点 |
最大レバレッジ | 10倍 | 1点 |
手数料 | 【現物】 Maker:0%~0.12% Taker:0.035%~0.12% 【先物無期限】 Maker:0%~0.025% Taker:0.06%~0.02% | 5点 |
取引高(24h) | $47,158,661 | 1点 |
ハッキングの有無 | なし | 5点 |
金融ライセンス | MAS・バミューダ暗号ライセンス・日本・香港 | 5点 |
サービスの種類 | 3種類 | 2点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:26位 CoinGecko:12位 | 1点 |
設立年度 | 2024年 | 1点 |
総合点 | 22点 |
HASHKEY GLOBALは2024年に設立された海外取引所です。
後発の取引所ですが、トレードして稼ぐ「Trade to Earn」が人気を博しています。
⭕️トレードで稼げるTrade to Earn
HASHKEYGLOBALには一定量のトレードをするとHSKというネイティブトークンが貰えるTrade to Earnの仕組みがあります。
HSKはまだほかの取引所に上場していないものの、運営元のHashKey Digital Asset Groupは香港、日本、シンガポールと次々に金融ライセンスを取得して世界展開を行なっています。
これまでの仮想通貨の歴史を見ると、仮想通貨取引所が発行する独自トークンはそのプラットフォームが利用される限り価値あるものとして残り続けます。
Trade to Earnの仕組みは他の取引所では中々見られない仕組みで、トレーダーの方から注目を集めています。
⭕️運営元が金融ライセンスを複数取得
HashKey Digital Asset Groupは香港でHASHKEY EXCHANGEという取引所を運営。日本においては東京ハッシュという大口取引をする人向けの仮想通貨取引所を運営しています。
HASHKEY GLOBALは全世界の人が利用できる仮想通貨取引所です。
各国の金融ライセンスを取得する動きは2024年内に活発になってきました。これといった金融ライセンスを取得しないまま運営する取引所が多い中、HASHKEY GLOBALは信頼性の高い取引所といえるでしょう。
❌️トレード環境はまだ発展途上
HASHKEY GLOBALはレバレッジ倍率が10倍まで、取り扱い銘柄数は50以下と他の取引所に比べるとかなり少なめです。
様々な銘柄を取引したい方には向いていません。
ただBTCやETHなどの主要な仮想通貨は当然取り扱いがあります。Trade to Earnをする分には特に困ることはないでしょう。
❌️運営年数が浅い
HASHKEY GLOBALは2024年に設立されたばかりの仮想通貨取引所です。
まだ運営年数は浅いためネット上に情報は少なく、自分で調べて利用する必要があります。
\信頼性の高い取引所/
LBANK ミームコインの上場が早い
評価項目 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
銘柄数 | 674 | 3点 |
キャンペーン (最大ボーナス) | 200 USDT | 2点 |
最大レバレッジ | 125倍 | 3点 |
手数料 | 【現物】 Maker:0.1% Taker:0.1% 【先物無期限】 Maker:0.02% Taker:0.06% | 1点 |
取引高(24h) | $1,950,934,471 | 3点 |
ハッキングの有無 | なし | 0点 |
金融ライセンス | なし | 0点 |
サービスの種類 | 4種類 | 4点 |
取引所ランク | Coinmarketcap:19位 CoinGecko:26位 | 1点 |
設立年度 | 2015年 | 4点 |
総合点 | 21点 |
LBANKは2015年に香港で設立された海外取引所。
⭕️ミームコインの上場が早い
LBANKは先述したようにミームコインを上場させるのが早いです。
過去、大きく値上がりしたPEPEやSHIBなどはバイナンスやOKX取引所よりもLBANKの方が早くに上場させました。
もちろんミームコインは必ずしも価格が上がるワケではないため投資前の情報収集は欠かせません。
ただ、ミームコインに注目している人はLBANKに上場する仮想通貨の情報も併せてチェックしたほうがいいかもしれません。
❌️日本語対応が不十分
LBANKは日本語表記に対応していますが、全ページが日本語になっているわけではありません。
特に新しいキャンペーンであったり更新情報などは英語のみで内容が出てくることがよくあります。
翻訳ソフトを使えば問題なく理解はできますが、直感的に使いにくい面があるのは留意しておきましょう。
❌️取引手数料は高め
LBANKの取引手数料は他取引所に比べて高めです。
現物取引はメイカー・テイカーともに0.1%。先物取引は0.02%~0.06%で固定されています。
ほかの取引所ではアカウントランクごとに手数料の割引が行われることがよくありますが、LBANKでは基本的に取引手数料は一定です。
アカウントランクによる手数料の優遇がないため、LBANKの手数料は割高となっています。
LBANKのキャンペーン
LBANKの新規口座開設者向けのキャンペーンは1つだけです。
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▼関連記事
・LBANKの概要
海外仮想通貨取引所のランキング比較表
取引所名 | 総合得点 | 取扱銘柄の数 | 最大獲得ボーナス | 最大レバレッジ | 手数料 | 取引高(24h SPOT) | 過去のハッキング被害 | 金融ライセンス | サービスの種類 | 取引所ランク | 設立年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Bybit | 40点 | 509 | 30,000USDT | 100倍 | 0%~0.1% | $3,019,007,541 | なし | VARA・CSEC・AFSA | 8種類以上 | Coinmarketcap3位CoinGecko2位 | 2018年 |
Bitget | 34点 | 802 | 6,000USDT | 125倍 | 0.0072%~0.08% | $1,967,198,151 | なし | MSB・DCE | 8種類以上 | Coinmarketcap:8位CoinGecko:12位 | 2018年 |
MEXC | 33点 | 2711 | 8,000USDT | 200倍 | 0%~0.05% | $3,411,684,176 | なし | なし | 3種類 | Coinmarketcap:11位CoinGecko:20位 | 2018年 |
CoinW | 33点 | 392 | 10 USDT | 200倍 | 0.01%~0.6% | $4,930,474,620 | なし | MSB・MAB・EMI・SVGFSA・VARA | 3種類 | Coinmarketcap:32位CoinGecko:11位 | 2017年 |
BingX | 30点 | 954 | 5,000USDT | 125倍 | 0%~0.2% | $455,269,678 | なし | FSIC・DCE | 2種類 | Coinmarketcap:15位CoinGecko:14位 | 2018年 |
KuCoin | 26点 | 808 | 10,800 USDT | 100倍 | -0.008%~0.06% | $1,306,775,541 | あり | なし | 3種類 | Coinmarketcap:10位CoinGecko:5位 | 2017年 |
BitMart | 25点 | 1108 | 3,000 USDT | 100倍 | 0.02%~0.075% | $585,714,767 | あり | MSB・EMI | 5種類以上 | Coinmarketcap:17位CoinGecko:18位 | 2017年 |
Phemex | 24点 | 337 | 8,800 USDT | 100 | 0%~0.1% | $198,138,444 | なし | なし | 3種類 | Coinmarketcap:56位CoinGecko:36位 | 2018年 |
HashkeyGlobal | 22点 | 68 | – | 10倍 | 0%~0.12% | $47,158,661 | なし | 4 | 3種類 | Coinmarketcap:26位CoinGecko:12位 | 2024年 |
LBANK | 21点 | 674 | 200 USDT | 125倍 | 0.02%~0.1% | $1,950,934,471 | なし | なし | 4種類 | Coinmarketcap:19位CoinGecko:26位 | 2015年 |
本記事で海外の仮想通貨取引所をランキング付けするにあたって採用した項目は10つ。
- 銘柄数
- キャンペーン(最大ボーナス)
- 最大レバレッジ
- 手数料
- 取引高(24h SPOT)
- ハッキングの有無
- 金融ライセンス
- サービスの種類
- 取引所ランク(CoinmarketcapとCoinGeckoの順位合計値)
- 設立年度
本ランキングは日本人居住者が利用できる海外取引所のみで評価を付けました。
そのためBinanceやCoinbaseなどの日本居住者が利用できない海外取引所はランク外としています。また評価点数の詳しい内容を知りたい方は以下をご参照ください。
ランキング評価基準の詳細▼
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
銘柄数 | 2,000~ | 1,999~1,000 | 999~500 | 499~300 | 300以下 | – |
キャンペーン | 30,000USDT以上 | 29,999~10,000 USDT | 9,999 ~ 1,000 USDT | 999 ~ 100 USDT | 99 USDT以下 | ボーナスなし |
最大レバレッジ(最大ボーナス) | 200倍 | 150倍 | 125倍 | 100倍 | 100倍以下 | ‐ |
手数料 | 0%にできる | 0.0050% | 0.0125% | 0.0500% | 0.1%以上 | ‐ |
取引高(24h) | 50億ドル以上 | 30億ドル以上 | 10億ドル以上 | 1億ドル以上 | 1億ドル以下 | – |
ハッキングの有無 | ハッキング被害を受けたことがない | – | – | – | – | ハッキング被害を受けたことがある |
金融ライセンス | 4つ | 3つ | 2つ | 1つ | ‐ | 保有なし |
サービスの種類 | 5つ以上 | 4つ | 3つ | 2つ | 1つ | – |
取引所ランク(CoinmarketcapとCoinGeckoの順位合計値) | 5以内 | 10以内 | 20以内 | 30以内 | 30以上 | リスティングされていない |
設立年度 | 2013年以前 | 2014年~2015年 | 2016年~2017年 | 2018年~2019年 | 2020年以降 | – |
▼銘柄数
海外取引所には国内取引所では購入できない仮想通貨の取り扱いが多くあります。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
銘柄数 | 2,000~ | 1,999~1,000 | 999~500 | 499~300 | 300以下 | – |
銘柄数は多ければ多いほど投資の選択肢は広がります。そのため銘柄数が多い海外取引所はポイントを高く付けています。
ただし銘柄数が多いからと言ってその全てが値上がるとは限りません。銘柄数が多いことは裏を返せば「上場の審査が緩い」ということも考えられます。
投資をする際には自分でもしっかりと仮想通貨について調べることが大事です。
▼キャンペーン(最大ボーナス)
海外取引所には証拠金として使える”ボーナス”というものがあります。
ランキングでは、初期に獲得できるボーナスの最大値が多い取引所を評価しています。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
キャンペーン (最大ボーナス) |
30,000USDT以上 | 29,999~10,000 USDT | 9,999 ~ 1,000 USDT | 999 ~ 100 USDT | 99 USDT以下 | ボーナスなし |
注意点としてはボーナスを得るには入金や取引などのタスクをこなす必要があります。
無条件に全ボーナスを得られるわけではない点を認識しておきましょう。
▼最大レバレッジ
海外取引所ではレバレッジ倍率を高く設定できます。
最低でも100倍のレバレッジ取引が可能です。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
最大レバレッジ | 200倍 | 150倍 | 125倍 | 100倍 | 100倍以下 | ‐ |
国内取引所の場合は投資家保護の観点から最大レバレッジは2倍までと決められています。
海外取引所では高いレバレッジをかけられますが、その一方でハイリスクなトレードになることは留意しておいてください。
▼手数料
手数料は現物取引をする際の数値を評価しています。現物取引手数料が安い取引所は基本的に先物取引手数料も優遇されていることが多いためです。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
手数料 | 0%にできる | 0.005% | 0.0125% | 0.05% | 0.1%以上 | ‐ |
独自の仮想通貨を持てば手数料割引が行えたり、VIP会員になると手数料が安くなる制度を取り入れている取引所はランクが高くなっています。
▼取引高(24h)
1日の取引高が多い取引所は”流動性”が高く安定したトレードが行えます。
ここでは現物取引高を元にランク付けを行ないました。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
取引高(24h SPOT) | 50億ドル以上 | 30億ドル以上 | 10億ドル以上 | 1億ドル以上 | 1億ドル以下 | – |
1日の取引高が世界で最も多いのはBinanceです。現物取引だけで1日約70億ドルの取引高があります。
しかしBinanceは日本居住者は利用できません。
そのためランキングでは取引高が多い上位取引所を参考に得点を付けています。
なお国内取引所のbitFlyerでは1日約5,000万ドル程度の取引高があるとされています。
▼ハッキングの有無
仮想通貨取引所はハッキングの脅威から逃れられません。
ハッキングされてしまうと仮想通貨の出金が行えなくなったり、最悪預け入れていた資産を失ったりする可能性があるためセキュリティ体制は非常に大事な要素です。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
ハッキングの有無 | ハッキング被害を受けたことがない | – | – | – | – | ハッキング被害を受けたことがある |
ハッキング被害を受けたことがある取引所はポイントを低く付けています。
ただし、ハッキング被害を受けたからと言ってその取引所を使うなと言っているわけではありません。一度ハッキング被害を受けたことでセキュリティ体制を見直してより安全な取引所になったという見方をする人もいます。
各取引所がどのようなセキュリティ体制を敷いているのかはもちろん、自身でも資産の管理に注意するようにしましょう。
▼金融ライセンス
海外取引所の中には各国の規制当局でライセンスを得ているところもあります。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
金融ライセンス | 4つ | 3つ | 2つ | 1つ | ‐ | 保有なし |
たくさん保有しているからと言って安全というわけではありませんが、少なくとも規制当局の指示下で運営しようとしている取引所ということは分かります。
なお海外取引所は金融庁の認可は得ていません。
利用は完全に自己責任になるため注意が必要です。
▼サービスの種類
仮想通貨には現物や先物取引のほかに様々な資産運用方法があります。
レンディング、ステーキング、IEO、NFT取引、エアドロップなど取引所によって様々なサービスを利用できます。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
サービスの種類 | 5つ以上 | 4つ | 3つ | 2つ | 1つ | – |
サービスの種類が多ければ多いほどユーザーが行える選択肢が広がります。
▼取引所ランク
仮想通貨取引所をまとめるサイト「Coinmarketcap」と「CoinGecko」にはTrust Score(信頼スコア)が存在します。
信頼スコアは各取引所の流動性やサイバーセキュリティ、顧客資産の保護体制などを元に評価アルゴリズムによって決められています。
本ランキングではその信頼スコアを元に決められたランキング順位の数値をCoinmarketcapとCoinGeckoで合算。その結果出された合計値を元にランキング付けを行なっています。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
取引所ランク(CoinmarketcapとCoinGeckoの順位合計値) | 5以内 | 10以内 | 20以内 | 30以内 | 30以上 | リスティングされていない |
▼設立年度
設立年度が古い取引所は、長年の運営が上手くいっていること示します。
評価項目 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 | 0点 |
---|---|---|---|---|---|---|
設立年度 | 2013年以前 | 2014年~2015年 | 2016年~2017年 | 2018年~2019年 | 2020年以降 | – |
ここでは運営年数が長い取引所に高得点を付けています。
※総合点が同じになった場合は、以下項目の得点が高い順にランク付けしています。
「ハッキングの有無 > 取引高 > 銘柄数 > キャンペーン > 最大レバレッジ > 手数料 > サービスの種類 > 金融ライセンス >取引所ランク > 設立年度」
優先度は「取引所をより安全に使用できるか」「ユーザーが様々なトレード戦略を選択可能か」という点を考慮しています。
なお米国の経済メディア「フォーブス」では信頼できる仮想通貨取引所トップ20を公表しています。
- Coinbase(コインベース)/米国
- CME Group(CMEグループ)/米国
- Robinhood(ロビンフッド)/米国
- Upbit(ユービット)/韓国
- Deribit(デリビット)/ドバイ
- Bitstamp(ビットスタンプ)/ルクセンブルク
- Crypto.com(クリプトドッドコム)/シンガポール
- Kraken(クラーケン)/米国
- Fidelity(フィデリティ)/米国
- LMAX Digital/ジブラルタル
- Gemini(ジェミナイ)/米国
- bitFlyer(ビットフライヤー)/日本
- Bitbank(ビットバンク)/日本
- GMO Japan(GMOコイン)/日本
- Paxos(パクソス)/米国
- Luno(ルーノ)/英国
- Bithumb(ビッサム)/韓国
- HashKey(ハッシュキー)/香港
- bitpanda(ビットパンダ)/オーストラリア
- Coincheck(コインチェック)/日本
本記事でのランキングとはだいぶ異なる形となりましたが、米フォーブスはBinanceやBybit、OKXなどの大手取引所は除外したうえでランキングを付けたようです。
ランキングには日本人が利用できない取引所も多く含まれています。
例えば1位~12位までの取引所は日本人は利用できません。
本記事のランキングは日本人が利用できる海外取引所も含めたものとなっているため、その点をご承知おきください。
海外取引所のよくある質問
日本円は使える?
海外取引所では日本円は利用できません。
しかしP2P取引というユーザー同士で資金をやり取りする形式であれば、間接的に日本円を利用することが可能です。
例えば、自分はPayPayや銀行振込などで決済をして仮想通貨を購入するという手段が取れます。
具体的なやり方については「Bybitの入金手順」を参考にしてみてください。
海外FX業者との違いって何?
仮想通貨をトレードできる場所として、仮想通貨取引所と海外FX業者の二つがあります。
大きな違いは、現物取引ができるかどうかです。
仮想通貨取引所は現物取引を提供するため、実際に仮想通貨を保有できます。
しかし海外FX業者では仮想通貨の値動きに対してトレードするだけなので、実際には仮想通貨を保有しません。
仮想通貨を保有したいなら仮想通貨取引所。仮想通貨の保有にはあまり興味がなく、仮想通貨トレードをメインに行いたいなら海外FX業者がおすすめです。
仮想通貨トレードができるおすすめの海外FX業者はこちらから。
海外取引所を使うのって違法なの?
日本居住者が海外取引所を利用すること自体は違法ではありません。
日本の法律で仮想通貨取引所に関して定めているのは「平成二十一年法律第五十九号 資金決済に関する法律の第六十三条の二」にあります。
仮想通貨交換業は、内閣総理大臣の登録を受けた者でなければ、行ってはならない。
e-GOV 法令検索
この法律で定めているのは「仮想通貨交換業」に対してです。仮想通貨取引所の運営・経営は内閣総理大臣の承認、ひいては金融庁への登録が必要ということが述べられています。
要するに、無断で仮想通貨取引所を運営することは違法ですが利用者に対する法律はありません。
似たような例でいうと、オンラインカジノの利用は違法なので注意してください。
海外取引所を使ったら税金は免れる?
海外取引所であっても税金は日本に納める必要があります。
バレないと思って税金を滞納していると、急に税務調査がきて延滞税や無申告加算税などを含めて徴収されてしまいます。
せっかくトレードで稼いだのに税金で持っていかれるなんて…と思う気持ちはわかりますが、変に抜け道を探るよりも真面目に税金を納めたほうがよいかと思います。
【お知らせ】
仮想通貨の購入やNFTの売買には国内取引所の開設が必要です。
当サイトでは国内全ての取引所を調査して「おすすめの国内取引所」を出しています。記事では各取引所ごとのお得なキャンペーンも記載しています。よろしければご覧ください。
ほかにも「海外のおすすめ仮想通貨取引所」も紹介しています。
海外仮想通貨取引所は国内では買えないアルトコインがあったり、取引を有利に進められるボーナスがあったりと国内取引所とは違った使い方ができます。