MEXCの手数料一覧|必要なお金がまるっと分かる取説ガイド

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MEXCを利用する上では、手数料がかかるタイミングや計算方法を理解する必要があります。

しかし、手数料の種類が多すぎて、「どのタイミングで手数料を支払う必要があるのか分からない」という方もいるかもしれません。

本記事では、MEXCの手数料の種類や各手数料の計算方法について解説します。

また、MEXCで手数料負けしないためのコツも紹介しているので、取引を開始する前に参考にしてみてください。

この記事のポイント

  • MEXCの取引手数料は、他海外取引所と比較して低く設定されている。
  • 日本円の入金を銀行振込で行ったり、日本円の送金をまとめて行うなど、工夫することで手数料を節約できる。
  • 手数料負けしないためには、割引キャンペーンの活用やMXトークンを使った支払いが有効。
  • MEXCは口座開設・口座維持手数料が無料となっており、新規登録キャンペーンを活用するとお得に取引を始められる。

MEXCの手数料の種類

MEXCの手数料の種類は以下の5種類です。

  • 現物取引手数料
  • 先物取引手数料
  • 入金手数料
  • 出金・送金手数料
  • 資金調達料

それぞれの手数料について解説します。

現物取引手数料

現物取引手数料は、その名の通り現物取引にかかる手数料です。

現物取引とは、暗号資産を実際に売買する取引のことで、売却の際には先に暗号資産を購入する必要があります。

MEXCの現物取引手数料は以下の通りです。

Maker0.0%
Taker0.0%

2023年12月14日時点でMEXCの現物取引手数料は0%です。

手数料を気にせずに現物取引を利用できるのは嬉しいポイントです。

先物取引手数料

現物取引手数料は、先物取引にかかる手数料のことです。

先物取引とは、特定の暗号資産を将来のあらかじめ定められた期日に現時点で設定した価格で売買する取引です。

MEXCの先物取引手数料は以下の通りです。

Maker0.0%
Taker0.030%

MEXCでは、先物取引手数料を安くする方法がいくつかあるので、後述するコツを参考にしてみてください。

入金手数料

MEXCの入金手数料は基本的には無料です。

主要な暗号資産の入金手数料は以下の通りです。

通貨ネットワーク手数料
BTCBTC無料
ETHERC20無料
BNBBEP20無料
SOLSOL無料
USDTERC20BEP20無料

しかし、中には入金手数料がかかってしまうものもあります。

手数料は入金する際に利用するネットワークに応じて決められており、例えばUSDTの場合、OMNIネットワークから入金すると手数料が発生します。

入金をする際には、事前にネットワークと手数料を確認しましょう。

出金・送金手数料

MEXCの出金・送金手数料は、MEXCウォレットから他のウォレットへ出金・送金する際にかかるもので、暗号資産やネットワークごとに設定されています。

また、暗号資産ごとに最低出金額も決められています。

主要な暗号資産の出金・送金、最低出金額は以下の通りです。

通貨ネットワーク手数料最低出金額
BTCBTC0.00030.001
ETHERC200.00150.004
BNBBEP200.0010.01
SOLSOL0.010.1
USDTERC20BEP2041305
XRPXRP0.2511
MATICMATICERC200.413222.8
XLMXLM0.110

他の通貨の出金・送金手数料については、MEXCの手数料一覧表をご確認ください。

資金調達手数料

資金調達料とは、無期限先物取引のポジションを持続するための手数料です。

取引手数料と異なる点は、資金調達料が請求されるのは設定された時間にポジションを保有する時のみに決済が発生することです。

MEXCでは、日本時間の9:00、17:00、1:00に資金調達手数料を決済するように設定されています。

資金調達率は、保有するポジションによってプラスに働く場合とマイナスに働く場合があります。

資金調達率がプラスの場合、ロングポジション(売り)は資金調達手数料を支払い、ショートポジション(買い)が手数料を受け取れます。

反対に、資金調達率がマイナスの場合、ショートポジション(買い)は資金調達手数料を支払い、ロングポジション(売り)が手数料を受け取れます。

資金調達手数料は、知らないと損をしてしまう場合があるので、この機会に理解しておきましょう。

MEXCの取引手数料と計算方法

MEXCの取引にかかる手数料は以下の通りです。

取引種別MakerTaker
現物取引0.0%0.0%
先物取引0.0%0.030%

取引手数料の計算方法は以下の通りとなります。

  • Takerの場合:取引手数料=ポジションの価値×Taker手数料( 0.030% )
  • Makerの場合:取引手数料=ポジションの価値×Maker手数料( 0.0% )

現物取引

MEXCの現物取引手数料は、MakerとTakerともに0%です。

Makerは、取引板に出ていない価格で注文を出し、市場に流動性を生んでいることからメイカーと呼ばれます。

Takerは、既に取引板に並んでいる価格で注文を出し、取引板から注文を取る、取り除くことからテイカーと呼ばれます。

現物取引手数料の計算方法は以下の通りです。

取引手数料=約定数量×取引手数料率

具体例を紹介します。

BTC/USDTの現物取引ペアで1BTCを売り、30,000USDTを受け取った場合。(MEXCでの現物取引手数料は0.0%ですが、ここでは0.01%と仮定します。)

  • すべての注文がメイカー注文として約定した場合:30,000×0.1%=300USDT
  • すべての注文がテイカー注文として約定した場合:30,000×0.01%=300 USDT

今回紹介したのはあくまで具体例です。

実際にMEXCで現物取引をする際の取引手数料は0.0%となります。

先物取引

MEXCの先物取引手数料は、Makerが0.0%、Takerが0.030%です。

先物取引手数料の計算方法は以下の通りです。

取引手数料=ポジション価値×取引手数料率

具体例を紹介します。

  • すべての注文がメイカー注文として約定した場合:30,000×0.000%= 0USDTすべての注文がテイカー注文として約定した場合の:30,000×0.030%=9 USDT
  • 注文の一部がテイカー注文・一部がメイカー注文として約定した場合:テイカー注文のポジション価値×取引手数料率のみで実際の取引手数料を計算

また、発注されたが約定していない注文や、注文のキャンセルには、手数料は発生しません。

MEXCの取引手数料を他海外取引所と比較

MEXCと他海外取引所の取引手数料を比較すると以下の通りとなります。

取引所MakerTaker
MEXC0.0%0.03%
Bybit0.055%0.02%
OKX0.02%0.07%
Bitget0.014%0.042%
Kucoin0.02%0.06%
Phemex-0.025%0.075%

MEXCの取引手数料は、他海外取引所と比較して低いことがわかります。

MEXCで手数料負けしないためのコツ

MEXCで手数料負けしないためには、注文方法や支払い方法に気をつける必要があります。

手数料負けしないためのコツは以下の3つです。

  • 手数料を独自トークンのMXで支払う
  • 手数料の割引キャンペーンを利用する
  • Maker取引をする

手数料を独自トークンのMXで支払う

MEXCでは、手数料をMXトークンで支払うことで手数料の割引が受けられます。

MXトークンとは、MEXCが発行している独自トークンです。

MXトークンは、手数料の割引以外にもステーキングやローンチパッドへの参加などで利用できるため、MEXCを頻繁に利用する人におすすめです。

先物取引においては、1,000以上のMXトークンを現物で直近15日間保有することで、先物取引手数料50%割引を享受できます。

また、MXトークンを先物口座に振替をすることで、取引手数料が10%割引されます。

これらの割引は併用ができないので注意が必要です。

どちらの割引条件もクリアしている場合は、MXトークンの現物保有割引(50%割引)が優先されます。

手数料の割引キャンペーンを利用する

MEXCの手数料割引キャンペーンを利用すると、手数料負けを防ぎながら資産運用できます。

たとえば、「取引手数料50%割引キャンペーン」が採用されると、取引時に発生した手数料が50%キャッシュバックされます。

ただし、条件として過去15日間連続で1,000MXトークン以上を保有している必要があるため、ご注意ください。

MEXCでは、ほかにも各種キャンペーンを開催しているので詳しくは「MEXCのキャンペーン総まとめ┃口座開設ボーナス&体験金もご紹介」をご参考ください。

Maker取引をする

MEXCの先物取引手数料は、Makerが0.0%、Takerが0.03%となっており、Makerでの取引の方が有利なレートです。

そのため、先物取引の際には、なるべくMaker注文での発注がおすすめです。

※※ユーザーが求めている情報は一旦ここまで。以降はトレードガチ勢向けに書くイメージなので、多少難しい言葉を使ってもOK※※

MEXCの資金調達料と計算方法

MEXCでは、無期限先物取引をする際に資金調達料が必要となります。

資金調達料の計算は以下の通りです。

  • 資金調達手数料=ポジション価値x資金調達率
  • ポジション価値=保有数量(暗号資産枚数)x公正価格

具体例を紹介します。

トレーダーAはBTC/USDT無期限先物で10BTCのロングポジションを保有しており、現在の公正価格は10,000USDT、資金調達率は0.01%です。

  • 現在のポジション価値=10×10,000=100,000USDT
  • 資金調達手数料=100,000×0.01%=10USDT

資金調達率がプラス(0.01%)の場合は、ロングポジション保有者が手数料をショートポジション保有者に支払う必要があります。

したがって、トレーダーAは資金調達手数料として10USDTを支払う必要があり、同じ先物数量のショートポジション保有者は資金調達手数料として10USDTを受け取ることができます。

MEXCの入金手数料

MEXCの入金手数料は基本的に無料です。

いつでも好きなタイミングで入金が可能です。

しかし、送金元の取引所によっては送金手数料は発生する可能性があるので注意しましょう。

MEXCの出金・送金手数料

MEXCの出金・送金手数料は、通貨やネットワークごとに設定されています。

MEXCの出金手数料が無料の暗号資産で、主だったものは以下の5種類です。

シンボル通貨名
XEMNEM
NEONEO
10SETTENSET
1BOX1BOX
ANJAragon Court

MEXCでは、3,000種類以上の銘柄を取り扱っています。

保有している通貨の出金・送金手数料は事前に確認しておきましょう。

MEXCの購入手数料

MEXCでは、現物取引と先物取引時に手数料が発生します。

現物取引手数料は、MakerとTakerともに無料です。

先物取引手数料は、Makerが無料、Taker0.030%となっています。

2023年12月14日現在、MEXCでは手数料無料キャンペーンを開催しているため、現物取引手数料が無料となっています。

キャンペーンの終了日は、未定なので無料の機会に取引を始めてみましょう。

暗号資産をクレジットカードで購入する

MEXCでは、クレジットカードを使って暗号資産を購入できます。

クレジットカードを使う場合には、クレジットカード入金手数料がかかり、手数料は利用するカードプロバイダーによって異なります。

2023年12月14日時点で利用できるカードプロバイダーは以下の通りです。

カードプロバイダー手数料率
mercuryo3.79%
banxa3.41%
simplex5.53%

どのカードプロバイダーを利用した場合でも、手数料は割高に設定されています。

クレジットカードを使った入金は、手間を省ける一方で、手数料が高くなってしまうデメリットがあります。

また、クレジットカードで購入した通貨は72時間出金できない制限が設けられているため注意が必要です。

なるべくコストを抑えて暗号資産取引を行いたい人は、入金手数料が無料の暗号資産入金を利用しましょう。

MEXCの口座開設・口座維持手数料

MEXCの口座開設・口座維持手数料は無料です。

一切コストをかけずに口座開設ができ、取引をしない限り費用は一切かかりません。

お得な口座開設キャンペーンや入金キャンペーンが実施されているタイミングで口座開設をすることで、お得に始められます。

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データ出典:MEXC