イーロン・マスク関連の仮想通貨|銘柄や買い方を解説!
テスラCEOのイーロン・マスクは、暗号資産(仮想通貨)に高い影響力を持っています。
特にドージコイン(DOGE)は、イーロン・マスクの発言1つで価格が乱高下してきました。
イーロン・マスクの存在感や知名度は圧倒的です。その影響力を利用しようとして、暗号資産市場ではイーロン・マスクのミームコインを作る動きが活発に行われています。
本記事では、イーロン・マスクと暗号資産との関係性を解説しました。
イーロンマスクと暗号資産の関係性
イーロン・マスクは暗号資産に好意的と言われます。その理由は主に3つです。
- ドージコインへの支持を表明している
- テスラは過去にBTC決済が可能だった
- 暗号資産に好意的なトランプ大統領を応援
ドージコインへの支持を表明している
イーロン・マスクはドージコイン(DOGE)という暗号資産を支持しています(Xのポスト)。ドージコインは柴犬をモチーフにして作られた暗号資産でミームコインの代表格です。
イーロン・マスクはテスラの雑貨をドージコインで買えるようにしたり、ロケット開発会社のSpaceXを利用して「ドージコインを火星に飛ばす」という計画を立てたりしています。
イーロン・マスクがドージコインに関連する発言をすると、市場はそれに応じて大きく値動きする傾向にあります。

ドージコインの価格が大きく動いた前後で、イーロン・マスクが関与していることは多いです。日々のポストの中で、ドージコインについてそこまで多くの発言をすることは無いものの、たまに呟いたポストをきっかけに価格が数十%動くことも珍しくありません。
またイーロン・マスクはX(旧Twitter)に決済機能を導入する構想を持っています。市場では、「Xでドージコイン決済が始まるのでは?」という推察も出ています。
テスラは過去にBTC決済が可能だった
イーロン・マスクがCEOを務める電気自動車メーカーのテスラは、2021年2月18日に15億ドル分のBTCを購入。「今後はBTC(ビットコイン)決済を受け入れる予定」と発表しました。
しかし、2021年5月12日にテスラでのビットコイン支払いを中止しています。その理由として「ビットコインは環境への懸念点があるため」と説明しました。※ビットコインのマイニングは大量の電気を使用することから環境破壊が問題視されている。
この間の値動きが次のチャートの赤色部分です。

イーロン・マスクの発言が良くも悪くも相場に影響を与えています。
テスラではビットコイン決済は出来なくなりましたが、その後ドージコインで公式グッズは購入できるようになりました。このことから、イーロン・マスクは暗号資産自体には好意的な姿勢が伺えます。
- 米テスラは10億ドル相当のBTCを保有
2025年1月30日に発表された決算発表で、米テスラは10億ドル相当のビットコインを保有していることが判明しました。
Coinpost
暗号資産に好意的なトランプ大統領を応援
2024年の米国大統領選挙にて、イーロン・マスクはドナルド・トランプ大統領候補を支持しました。
イーロン・マスクがトランプを支持した理由は主に2つと考えられています。
- 自身の事業に関わる規制緩和を期待していた
- 政策に対して影響力を持ちたかった
主な要因は上記した2つですが、トランプは暗号資産の規制緩和にも積極的な姿勢を示していました。暗号資産に前向きなイーロン・マスクにとっても好印象だったと考えられます。
トランプ陣営はイーロン・マスクに「政府効率化省(DOGE)のトップに起用する」という意向を表明。政府効率化省は「Department of Government Efficiency」の頭文字を取ってDOGEと呼ばれています。
イーロン・マスク関連の暗号資産リスト
まず大前提として知っておきたいのが、「イーロン・マスク関連の暗号資産は非公認」という点です。
イーロン・マスクが自らリリースした暗号資産は1つもありません。最も関連性が高いと言われるドージコインも、イーロン・マスクは運営には関わっていません。その注意点を認識しておいてください。
暗号資産 | 時価総額 | 備考 |
---|---|---|
ドージコイン(DOGE) | 約73億ドル | イーロン・マスクお気に入り銘柄 |
OFFICIAL ELON系のコイン | 約5万ドル~約1,300万ドル | イーロン・マスク非公認のミームコイン |
CAW(A Hunters Dream) | 約150万ドル | イーロン・マスクとの関連性が噂されている銘柄 |
Dogelon Mars(ELON) | 約1億ドル | イーロン・マスクとドージコインをかけ合わせて作られたミームコイン |
ここで紹介する暗号資産は、イーロン・マスクと関連性があったり、ネタとして作られたミームコインです。特に「OFFICIAL ELON」はオフィシャルと付いているので勘違いするかもしれませんが、イーロン・マスク本人とは全く関係ない暗号資産です。
ドージコイン(DOGE)

名称 | ドージコイン |
ティッカーシンボル | DOGE |
時価総額・ランキング | 約540億ドル(時価総額ランキング:7位) |
価格 | $0.37 |
購入できる取引所 | SBI VCトレード、BITPOINT、コインチェックなど |
ドージコイン(DOGE)はイーロン・マスクと最も関連性のある暗号資産です。2022年時点ではドージコインを保有していることを公表しています。
テスラではドージコインによる決済を唯一認めています。2023年4月3日には、X(旧Twitter)のアイコンを鳥からドージコインに変えたこともありました。

イーロン・マスクが継続してドージコインを保有しているかは明らかになっていませんが、彼がドージコインのファンであることは疑いようがありません。
OFFICIAL ELON系のコイン
2025年1月17日に米国次期大統領のドナルド・トランプが「OFFICIAL TRUMP」というトークンを出しました。その影響を受けて「OFFICIAL〇〇」という名の暗号資産が次々に作られました。イーロン・マスクもそのターゲットになっています。
DEX Screenerで「ELON」と検索してみると、OFFICIAL Elon Coinがいくつも出てきます。はっきり言って無法地帯です。

改めてになりますが、イーロン・マスクは公式の暗号資産を出していません。OFFICIALという記載があったり、HPに「イーロン・マスクが認めた!」と書いてあったりしても全て非公式のものです。
このあたりのコインはいわゆる「魔界」と呼ばれているもので、流動性が低く、ボラティリティが非常に大きいです。基本、触らないに越したことはありません。
それでもなお取引をしたいという場合は、非公式のイーロン系コインの中でも唯一MEXCに上場している「ELONSOL」がギリギリのラインでしょう。
CAW(A Hunters Dream)

名称 | CAW(A Hunters Dream)(カー) |
ティッカーシンボル | CAW |
時価総額ランキング | -(時価総額ランキング:3287位) |
価格 | $0.000000077ドル |
取り扱いのある取引所 | MEXC、BingXなど |
CAWはイーロン・マスクやドージコイン開発者との関係があると噂されている暗号資産です。その噂の内容は「イーロン・マスクが開発に携わっている」とか「テスラのメガバッテリーに刻まれた文字を組み替えるとA Hunters Dreamになる」といったもので、根拠はほぼゼロです。
ただこういった憶測がSNSで盛り上がることによって、CAWはちょくちょくXのトレンドに入ってきます。CAWが何かのサービスをリリースしたとかプロジェクトに進捗があったとか話で盛り上がることはまずありません。
一応イーロン・マスク関連の暗号資産として紹介はしておきますが、その実態はほぼ無いことは覚えておいてください。
Dogelon Mars(ELON)

名称 | Dogelon Mars(ドージロンマーズ) |
ティッカーシンボル | ELON |
時価総額・ランキング | 約1.9億ドル(時価総額ランキング:316位) |
価格 | $0.37 |
購入できる取引所 | Bitget、KuCoin、MEXCなど |
Dogelon Marsは2021年に誕生した暗号資産です。
名前の由来は、ドージコインの「Doge」イーロンマスクの「Elon」そしてイーロンマスクが開発している「スペースX」の探索目標である「Mars(火星)」から来ています。
ELONのティッカーシンボルを使っている暗号資産の中では最も時価総額が大きいです。
OKXやBitgetなどの大手取引所にも上場しているため、ほかのイーロン・マスク系銘柄に比べるとリスクは低めかもしれません。
イーロン・マスク関連銘柄の買い方・購入方法
イーロン・マスクに関連する銘柄を買う方法は3パターンあります。
- 国内取引所で購入する
- 海外取引所で購入する
- 分散型取引所で購入する
自分が欲しい暗号資産によって購入方法が分かれます。例えばドージコインや国内取引所で購入できます。CAWやDogelon Marsを買う場合は海外取引所。それ以外のOFFICIAL系コインは分散型取引所です。
それぞれの購入方法の特徴は次の通りです。
項目 | 国内取引所 | 海外取引所 | 分散型取引所 |
---|---|---|---|
難易度 | かんたん | やや難しい | 難しい |
手数料 | 一般的 | 安い~高い | 安い~高い |
流動性 | 高い | 中くらい | 中くらい |
リスク | 低い | 高い | 高い |
対象者 | 初心者~ | 中級者~ | 上級者~ |
購入できる暗号資産 | ドージコインや ビットコイン | CAWや OFFICIAL系ミームコイン | ほかに該当しない暗号資産 |
おすすめの購入方法は国内取引所でドージコインを売買することです。本人認証(KYC)は必要ですが、最も安全に取引が行えます。
海外取引所ではCAWやELONなどの暗号資産取引ができるほか、米大統領トランプ公認の「OFFICIAL TRUMP」を売買できる点がメリットです。ただし、海外取引所は金融庁未認可なのでサービス利用は自己責任で行う必要があります。
分散型取引所は暗号資産初心者の方にはあまりおすすめできません。手間がかかるのと、やり方を理解するのが少々困難であるためです。しかし、すでに利用している人で魔界コインやミームコインに積極的にチャレンジしたい人であれば合うでしょう。
国内取引所で購入する
国内取引所でドージコインを購入するには3つの手順を踏みます。
- 国内取引所を開設する
- 国内取引所に日本円を入金する
- 国内取引所でドージコインを購入する
国内取引所を開設する
まずは国内取引所を開設します。ドージコインを筆頭に、暗号資産は国内取引所というところでしか購入できません。
国内取引所は「GMOコイン」か「BITPOINT」がおすすめです。どちらの取引所も売買手数料が無料なので、ドージコインの売買がしやすいでしょう。
もちろんほかの取引所でもドージコインの売買は行えます。
項目 | SBI VCトレード | GMOコイン | bitbank | BitTrade | OKJ(オーケーコイン・ジャパン) | Binance Japan | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
手数料 | 【販売所】 無料 | 【販売所】 無料 | 【販売所】 無料 | 【販売所】 無料 | 【販売所】 無料 | 【販売所】 無料 | |
【取引所】 Maker:-0.01% Taker:0.05% | 【取引所】 Maker -0.01%~-0.03% Taker 0.05%~0.09% | 【取引所】 Maker:-0.02% Taker:0.12% | 【取引所】 Maker:0.000%~0.200% Taker:0.000%~0.200% | 【取引所】 Maker:0.02%~0.07% Taker:0.06%~0.14% | 【取引所】 Maker:0.1% Taker:0.1% | ||
スプレッド | 7.12% | 7.69% | 7.87% | 7.22% | 4.68% | 2.84% | |
レバレッジ取引 | ❌️ | ⭕️ | ❌️ | ❌️ | ❌️ | ❌️ | |
入金手数料 | 未対応 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
出金手数料 | 未対応 | 無料 | 5 DOGE | 5 DOGE | 10~40 DOGE | 5 DOGE | |
積み立て | ⭕️ | ⭕️ | ❌️ | ⭕️ | ⭕️ | ⭕️ |
口座開設には時間がかかることもあるので、できればいくつかの口座開設を同時に進めておいて、早めに利用できるようになった取引所で始めるのがよいでしょう。
国内取引所で日本円を入金する
国内取引所に日本円を入金します。
入金方法は国内取引所によって異なりますが、基本的に銀行振込で行います。ネットから振り込む「即時入金」というサービスを利用すれば手数料無料で出来るところが多いです。
国内取引所でドージコインを購入する
あとは国内取引所でドージコインを購入します。
国内取引所には2つの売買方法があります。
- 販売所:取引所と売買する方式。取引手数料は無料だが、スプレッド(買値と売値の差)は大きめ
- 取引所:ユーザー同士で売買する方式。取引手数料は必要だが、スプレッドは小さい
支払うお金をなるべく節約したい場合は、取引所で売買するのがおすすめです。
海外取引所で購入する
海外取引所で利用するには5つの手順を踏みます。
- 国内取引所を開設する
- 海外取引所を開設する
- 国内取引所で暗号資産を購入する
- 国内取引所から海外取引所に送金する
- 海外取引所でTRUMPを購入する
CAWやELONを買いたい場合は海外取引所の開設が必要です。
国内取引所を開設する
まずは国内取引所を開設します。海外取引所では銀行振込やクレカ入金ができないことが多く、売買するための資金は暗号資産で用意する必要があります。
そのための暗号資産を国内取引所で用意します。
国内取引所は「BITPOINT」か「SBI VCトレード」がおすすめです。どちらも海外取引所に暗号資産を送金する際の手数料が無料なのでお得に利用できます。
口座開設には時間がかかることもあるので、できればいくつかの口座開設を同時に進めておいて、早めに利用できるようになった取引所で始めるのがよいでしょう。
海外取引所を開設する
続いて、海外取引所を開設します。自分が買いたい暗号資産を取り扱っている海外取引所の口座を開きましょう。
MEXCは記事で紹介した銘柄をほぼ取り扱っています。MEXCの口座開設方法は別記事に詳しく解説したので、よろしければどうぞ。
国内取引所で暗号資産を購入する
国内取引所で暗号資産を購入します。ここで購入した暗号資産を海外取引所に送金することになります。
購入するのにおすすめの暗号資産は「XRP」もしくは「POL」です。XRPもPOLも送金スピードが速く、海外取引所にすぐに着金してくれます(※2025年のXRPは価格変動が大きいため、送金前後で価格が変わってしまうかもしれない点に注意しておきましょう)。
国内取引所から海外取引所に送金する
国内取引所で準備した暗号資産を海外取引所に送金します。
SBI VCトレードでの出金方法はこちら。
BITPOINTの出金方法はこちら。
暗号資産を送金する際は、送金先のアドレスを間違えないように十分に注意して行いましょう。初めて送金する時は最小限の金額だけにしておいて、無事に着金することを確認します。
送金の流れを把握した後に、本送金を行うようにすると比較的安全に送金作業を行えます。
海外取引所でイーロン・マスク関連銘柄を購入する
海外取引所でイーロン・マスク関連銘柄を購入するために、まずは送金した暗号資産をUSDTという暗号資産と交換します。取引はUSDTという暗号資産で行うため、手元にUSDTを準備する必要があります。
なんでこんな面倒な手順を踏んでいるかというと、国内取引所ではUSDTを取り扱っているところがないからなんですよね…。なので、少し手間ですが送金した暗号資産をUSDTと交換しましょう。
「取引」→「現物」をタップ。検索画面から「XRP/USDT」を選択します。

取引画面に戻ってきます。
売りたい数量を入力して「売り」をタップ。発注が行われて、取引が成立すればUSDTを手に入れられます。あとは同じ要領で、購入したい暗号資産を検索して取引画面に移動。

購入したい数量を入力して、今度は「買い」をタップします。これで取引は完了です。
売りたい場合は、注文画面で「売り」を選択して、売りたい数量を入力します。「売り」をタップすれば注文が出されて、取引が成立すれば売却完了です。
分散型取引所で購入する
分散型取引所でイーロン・マスク関連銘柄を購入するのは5STEPで行います。
- 国内取引所を開設する
- WEBウォレットを作成する
- 国内取引所からWEBウォレットにSOLを送金する
- WEBウォレットを分散型取引所に接続する
- 分散型取引所でTRUMPを購入する
分散型取引所(DEX)は管理者がおらず、ブロックチェーンの技術を活かしてユーザー同士で取引を行えるようにしているサービスです。
分散型取引所に関しては別記事を参照。
国内取引所を開設する
イーロン・マスク関連銘柄を買うには暗号資産が必要です。ここでは、多くのミームコイン取引が行われているSolanaブロックチェーンで動く分散型取引所を利用するやり方を説明します。
まずは国内取引所を開設します。
国内取引所はSOLという暗号資産を取り扱っていて、SOLの出金に対応しているところであればどこでも大丈夫です。おすすめは「SBI VCトレード」か「BITPOINT」ですが、ほかにも選択肢はあります。
次のリストに記載があるところであればどこを選んでも構いません。
SOLの入金 | SOLの出金 | 暗号資産の出金手数料 | |
---|---|---|---|
SBI VCトレード | ⭕️ | ⭕️ | 無料 |
BITPOINT | ⭕️ | ⭕️ | 無料 |
GMOコイン | ⭕️ | ⭕️ | 無料 |
bitbank | ⭕️ | ⭕️ | 0.009 |
bitTrade | ⭕️ | ⭕️ | 0.01 |
OKJ | ⭕️ | ⭕️ | 0.01~0.05 |
口座開設には時間がかかることもあるので、できればいくつかの口座開設を同時に進めておいて、早めに利用できるようになった取引所で始めるのがよいでしょう。
WEBウォレットを作成する
次にWEBウォレットというものを作成します。WEBウォレットは簡単にいうと、WEB上で使用できるお財布のようなものです。分散型取引所を利用する際には、WEBウォレットをサイトに接続して、WEBウォレット内にある暗号資産で取引をするというやり方をします。
そこでSolanaブロックチェーンに対応しているWEBウォレットを作成します。
おすすめは「Phantom」というWEBウォレットです。Solanaブロックチェーンにの中でも利用ユーザーが多く、画面もわかりやすく使いやすいです。あえてほかのWEBウォレットを使う必要も無いため、ここではPhantomウォレットで説明を行います。
Phantomウォレットの作り方は別記事で詳しく解説しました。
国内取引所からWEBウォレットにSOLを送金する
国内取引所で日本円を入金して、SOLという暗号資産を購入してください。
続いて、国内取引所準備したSOLを自分のPhantomウォレットに送金します。
▼Phantomウォレットのアドレス確認方法
SOLの送金先アドレスは次の手順で確認します。
Phantomウォレットの拡張機能を押してログイン。「受信を選択→Solana欄からコピー」でSOLの受信アドレスを入手できます。
ほかのブロックチェーンを選択しないように注意してください。

WEBウォレットを分散型取引所に接続する
OFFICIAL TRUMPを取り扱っている分散型取引所は「Raydhium」や「Meteora」「Orca」などがあります。
どの分散型取引所でも購入する手順は変わりません。WEBウォレットを接続して売買注文を出すだけです。
Raydhiumを例に説明しましょう。
【PCでの接続手順】
Raydhiumにアクセスしたら画面右上にある「Connect Wallet」を選択します。何のWEBウォレットを接続するか聞かれるため、「Phantom」を選択してください。

「PhantomをRaydhiumに接続してもよいですか?」という内容の確認画面が表示されるので「Confirm」を選択。これでWEBウォレットが分散型取引所に接続できた状態になります。
【スマホでの接続手順】
スマホでPhantomのアプリを使用している方は、次の手順でRaydhiumに接続します。
Phantomアプリを開いたら右下のコンパスアイコンをタップ。サイトの中から「Raydhium」を探してタップします。

Raydhiumにアクセスできたら、画面右上にある「Connect」をタップ。
どのWEBウォレットを接続するか尋ねられるため、「Phantom」を選択します。

Raydhiumに接続してもいいか?という確認内容が出てくるため承認(Confirm)します。
これでWEBウォレットを分散型取引所に接続することができました。
分散型取引所でイーロン・マスク関連銘柄を購入する
あとはイーロン・マスク関連銘柄を購入するだけなのですが、ここで1点注意しておいてほしいことがあります。
それは同じような暗号資産が大量に存在する点です。分散型取引所は誰でもがトークンを発行できるため、同じような暗号資産がいくつも並んでいます。そのため、自分が購入する暗号資産が本当に自分が買いたいものかをよく確認する必要があるのです。
もしコントラクトアドレスが分かるのであれば、それを検索欄に入力して買うのが確実です。
コントラクトアドレスとは全ての暗号資産に振られている固有のアドレスのことです。例えば、米大統領のトランプが公認しているOFFICIAL TRUMPのコントラクトアドレスは次の通り。
CA:6p6xgHyF7AeE6TZkSmFsko444wqoP15icUSqi2jfGiPN
このアドレスをRaydhiumのトークン検索欄にコピペします。

すると、一つだけ暗号資産が表示されるはずです。ここで表示されたTRUMPが、トランプ大統領が公式で発行している暗号資産です。
このようにして、自分が購入しようとしているトークンが本当に合っているかは慎重すぎるほど確認をするようにしてください。DEX Screenerでトークンを検索すると、問題があるトークンは右下にアラートが表示されます。

こういう表示もしっかり確認しておきましょう。
Raydhiumの取引画面にもどったら、送金元をSOLにして、送金先を自分が購入したいトークンに設定します。購入したい数量分のSOLを入力して「スワップ」を押します。この段階ではまだ取引は成立していません。

スワップをタップすると、自動的にPhantomウォレットが開きます。
ここで取引内容の確認を行います。どれくらいのトークンを入手できる予定なのか、支払うSOLはいくらなのか、ネットワーク手数料(ガス代)はどれくらいか。

すべての内容をチェックして、問題なければ「確認」をクリックします。取引注文が送信されて、特に問題がなければ「Swap Confirmed!!」という表示が出てきて取引が成立します。ここまでできたら、TRUMPを入手することができているので、Phantomウォレットの資産を確認してみてください。
なおブロックチェーンネットワークが混雑している際には、取引注文が失敗することもあり得ます。その場合はスリッページを調整して再度注文を出し直してみてください。
※スリッページは注文時の価格と、実際に取引が成立する時の価格差のことです。価格変動が激しい暗号資産の場合、注文時と取引時の価格が動くことがよくあります。その際に、「注文時と取引時でどれだけの価格差を受け入れるか」の設定がスリッページです。