柴犬コインで億り人になれるのか?将来性を解説

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柴犬コイン(SHIB)は柴犬をモチーフにして作られた仮想通貨です。

2021年に柴犬コインの価格は73万倍に高騰

柴犬コインの2021年のチャート

当時は「柴犬コインで億り人になった」という人が続出。38万円の投資金が1760億円になった人が話題を集めました。

気になるのは、これから柴犬コインを買っても億り人になれるのか?

結論から言うと、いまから仮に38万円を投資しても億り人になれる可能性は低いです。柴犬コインは注目を集めすぎてしまったために、市場の調整が入ってしまうからです。

しかし柴犬コインは今後の数年間で数倍は目指せる仮想通貨ではあるでしょう。

本記事では柴犬コインで億り人が誕生した背景を解説するとともに、その将来性や特徴を見ていきます。

2021年 柴犬コイン(SHIB)で億り人が誕生

柴犬コインは2021年に約73万倍に値上がりました。

その結果、早い段階から柴犬コインを買っていた人たちの中から億り人が誕生しています。

柴犬コインのチャート(2021年)

チャートを見てみると、柴犬コインは2021年に大きな価格上昇を2回しています。2021年5月と10月です。

これらのタイミングでイーロン・マスクが柴犬についてTwitterで言及していたため、「柴犬コインの価格はイーロン・マスクによって左右される」と市場では考えられています。

しかしこの認識は若干異なります。

というのも、イーロン・マスクが実際に支持しているのはドージコインという別の仮想通貨です。

柴犬コインとドージコイン

イーロン・マスクが言及するのは主にドージコインについてであり、柴犬コインについて積極的に発言をすることはありません。実際、2021年時点ではイーロン・マスクは「柴犬コインは保有していない」と明言しています。

それでは、なぜイーロン・マスクの発言で柴犬コインが上がるのか?

柴犬コインは「ドージコインを模倣して作られた」という歴史があります。そのためドージコインと柴犬コインの値動きは似る傾向があるのです。

正確には「ドージコインの値動きに追従して柴犬コインの価格が動く」と認識をしておくとよいでしょう。

柴犬コイン(SHIB)で億り人が誕生した背景

2021年の柴犬コイン価格は億り人を誕生させるほどに高騰。

その背景には3つの要因がありました。

  1. ドージコインの後追い需要
  2. 異常な低価格帯
  3. ミームコインの盛り上がり

ドージコインの後追い需要

柴犬コインはドージコインの値動きに影響を受けます。

2つのコインは仮想通貨のシンボルに柴犬を採用していることやミームコインである点など似た特徴があるからです。そもそも柴犬コインは「ドージコインキラー」というコンセプトで開発されており、互いに影響を与えています。

柴犬コインが急騰する前、まず初めにドージコインの急騰がありました。

ドージコインと柴犬コインの比較チャート(2021年)

2021年2月と4月、イーロン・マスクはドージコインについてツイートしています。

この段階でドージコインは95倍に高騰。

市場では「イーロン・マスクの言及によって高騰したヤバイ仮想通貨があるらしい」という雰囲気が作られました。

そして2021年5月8日、イーロン・マスクは米テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」でドージコインについて言及。

2021年5月10日には世界最大の仮想通貨取引所「Binance」に柴犬コインが上場しました。柴犬コインは5月11日に高値を付けました。

柴犬コインのチャート2021年(Binance上場時)
※Tradingviewだと2021年5月10日以前のデータが無いため、Coinmarketcapのチャートを使用しています。

その後、柴犬コインもドージコインも価格は下落。

次の高騰となった2021年10月、またまたイーロン・マスクが柴犬についてツイート

柴犬コインの上昇幅はドージコインを大きく上回りました

ドージコインと柴犬コインの比較チャート(2021年)_

チャートを見ると、柴犬コインはドージコインの値動きに追従するように動いていることが分かります。

2021年初期のドージコインの高騰を知った投資家が、次なる仮想通貨として柴犬コインを物色していたと見られます。

その結果、柴犬コインは億り人を誕生させるほどに値上がりを果たしました。

異常な低価格帯

2021年1月1日の柴犬コインは「1SHIB=0.00000001円」でした。

1万円を出すと1兆個の柴犬コインを購入できます。

この異常な低価格は「どんな人でも気軽に購入できる」という点で、ライトユーザーを幅広く取り込むことに成功しています。

BinanceやCoinbaseなど大手仮想通貨取引所に上場していたこともあって、柴犬コインを購入する投資家は多くいたようです。

ちなみに柴犬コインへ38万円投資して億り人になった人は、2020年にSHIBを購入しています。

COINTELEGRAPH

実際に取引履歴を調べてみると、2020年に38万円相当の柴犬コイン(SHIB)を買い集めていることが分かります。

結果、この人物は1760億円もの資産を手にしました。

※2024年の柴犬コインの価格は「0.002円台」で推移

ミームコインの盛り上がり

ミームコインとはネット上のジョークを元に作られた仮想通貨のことです。ドージコインや柴犬コインはミームコインに当たります。

2021年はミームコインが大盛り上がりした年でした。発端となったのはやはり価格の高騰です。

最初のきっかけはイーロン・マスクがドージコインのサポートを2021年1月に発表したこと。

続いて、米国のネット掲示板Redditにて「ドージコインを使ってゲームストップ株の再現をしようぜ」と個人投資家が殺到したことにより、ミームコイン銘柄が仮想通貨市場で話題を集めていました

2021年に発表された仮想通貨レポートを見ると、ミームコインに言及しているものが多数見つかります。

2021年はミームコインが注目を集めた年でした。

その中でも「ドージコインキラー」を自称する柴犬コインは、値上がり幅が非常に大きい割に価格帯が安く、誰でも購入しやすい仮想通貨という位置づけでした。

そんな背景の中で柴犬コインは高騰を果たし、多くの億り人を誕生させることになったのです。

2024年 柴犬コイン(SHIB)の最新チャート

2024年、柴犬コインは約5倍に高騰しています。

年初価格0.001円→2024年3月に0.005円。

SHIB_All_graph_coinmarketcap

2024年はBTCの半減期が4月に迫っていたことから、仮想通貨市場は強気に始まっています。

その中でもミームコインは上半期で最も利益をもたらしました

CoinGeckoのレポートによると、ミームコインはほかカテゴリの仮想通貨よりも約4倍近く高いパフォーマンスを出しています。

CoinGeckoの調査リポート
CoinGecko

柴犬コインはそのミームコインの中でも時価総額約1.7兆円と最大規模を誇ります。

コインマーケットキャップの時価総額ランキングでは11位です。

柴犬コインは国内では「SBI VCトレード」や「BITPOINT」で柴犬コインを購入できます。

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柴犬コインの将来性

柴犬コインは将来性のある仮想通貨です。

ただ、今から柴犬コインを買って億り人になれるかは微妙なところ。柴犬コインは注目されすぎました。

億り人を数多く誕生させた2021年は柴犬コインの知名度は低かったため「安く大量に買う」という戦略が取れました。

しかし今や柴犬コインは100以上の取引所に上場。時価総額ランキングでもTOP10入り間近のところまで迫ってきています。

「知名度が低いうちに安く大量に買う」のが柴犬コインで億り人になるための条件でしたが、その手法はいまは通用しない可能性が高いと言えるでしょう。

一方で、柴犬コインが数倍~数十倍になる可能性は十分にあり得ます。

柴犬コインはミームコインでありながらその枠を超えたサービスを提供しています。またバーンシステムを有しているため、長期的には1SHIBあたりの価値が上昇することが予期されます。

ミームコインに留まらないサービス展開

柴犬コインはミームコインでありながらも、様々なサービスを展開しています。

  • SHIBA SWAP:分散型取引所
  • The Metaverse:犬のアバターで交流するメタバース空間
  • SHIBOSHIS:柴犬コインをモチーフにした限定NFT
  • SHIB ETERNITY:柴犬コインをモチーフにしたゲーム
  • SHIBACALS:オンライングッズショップ
  • SHIBDOMAIN:「.SHIB」ドメインを提供するサービス

従来のミームコインは「特に何もしない」ことをモットーにしている物がほとんどです。ただのジョークだから面白いのであって、本気でなにかに取り組み始めたらシャレで済まないためです。

実際、ドージコインは最初にローンチされた後に特にプロジェクト主体で動くことがありません。

その一方で柴犬コインは数々のプロジェクトを立ち上げ精力的に活動しています。

例えばSHIBASWAPは、柴犬プロジェクトが展開するDEXです。2021年7月6日にバイナンススマートチェーンメインネットワークでスタートしました。

Shibswap

ShibaSwapでは多様なサービスを提供しています。

ステーキングやガバナンス、NFTなどの機能を追加した通貨交換とプールが可能です。近い将来DEXの需要が増えるとともに、ShibaSwapの需要も増えると予想されます。

The Metaverseは、柴犬コインのメタバースプロジェクトです。

Shibtoken

犬のアバターを使ってメタバース空間で他者と交流できたり、メタバース内でイベントを起こしたり、自分だけのオリジナルゲームを作ったりできます。

The Metaverseの活動には共通で使える暗号資産が必要です。利用が期待されているのは、もちろん柴犬コイン(SHIB)です。

The Metaverseに人気が集まれば、その基軸通貨になるであろうSHIBの価格上昇には期待が持てます

ほかにもNFTプロジェクトを立ち上げたり、オンライングッズショップを作ったりと柴犬コインは活用の場がどんどん広がっています。

柴犬コインは仮想通貨プロジェクトとして有望です。

柴犬コインのバーンは定期的に実施

柴犬コインはバーンを定期的に行なっています。

バーンとは一定量のトークンを永久に削除することです。誰もアクセスできないウォレットにトークンを送ることで、市場に流通するトークンの量を減らします。

バーンによって総供給量が減るため、1つあたりのトークンの価値が高まる効果があります。

柴犬コインのバーン進捗は「SHIBA BURN TRACKER」で確認できます。

柴犬コインのバーンは2パターンです。

  • コミュニティによる手動バーン
  • SHIBASWAP手数料から引かれる自動バーン

柴犬コインはコミュニティ主導でバーンを行なっています。柴犬コミュニティは「SHIBの価格を0.01ドルに引き上げる」ことを目標にしています。

柴犬コインの価格が0.01ドルになると時価総額がビットコインとほぼ同等になるからです。

SHIBASWAPは柴犬コインコミュニティが有する取引所です。取引手数料の一部が自動的にバーンされます。

柴犬コインはこれら2つのバーンを行なっていますが、進捗は遅いです。

月ごとのバーン率によって今後の目標値との乖離を出しており、「0.01ドルに到達するまであと7万年かかる」という試算が出ることもあります。

バーンは着実に行われているものの、かなり大規模なバーンが行われない限りは価格上昇は緩やかになるでしょう。

柴犬コインの認知度向上

柴犬コインに将来性があるかどうかは、結局のところどれだけ多くの人が柴犬コインを認知し、注目を集められるかがカギとなります。

その点、柴犬コインはマーケティングが上手です。

大規模Web3カンファレンスのスポンサーに就任する。プロジェクトのチームメンバーに、アーティスト、マーケターの実力者を加えるなど多くの活動が見られます。

Twitterフォロワー数は387万フォロワー。ライバルであるDogecoinのフォロワー数397万フォロワーに迫る勢いを見せています。

SHIB DOGE X

運営が資金調達を行う

柴犬コインは運営が資金調達を行います。

2024年4月22日、柴犬コインプロジェクトは1,200万ドルの資金調達をしました。

GlobeNewswire

▼柴犬コインが資金調達を受けた企業
omma 3 Ventures、Big Brain Holdings、Cypher Capital、Shima Capital、Hercules Ventures、Animoca Brands、Morningstar Ventures、Woodstock Fund、DWF Ventures、Polygon Ventures、Stake Capital、Illuminati Digital Capital、Primal Capital、Mechanism Capital、DWF Ventures、Spirit Daoなど

柴犬コインプロジェクトは、今後登場する予定のTREATを販売することで資金調達を行いました。

一般の仮想通貨プロジェクトの場合、資金調達するのは普通のことです。

しかしミームコインで資金調達を行っているプロジェクトはほぼありません。ミームコインは「特に何もしない」という思想を元に作られているからです。

柴犬コインはミームコインというジャンルには属していますが、すでに様々なサービスを展開中。

これが良いか悪いかは別として、「資金調達ができる。そして実際に1200万ドルの資金調達に成功した」という点はほかのミームコインとは一線を画します。

柴犬コインの最新情報を収集する方法

柴犬コインの将来性を測るためには最新情報を集めるのが大事です。

公式サイトやプロジェクトの重要人物を取りまとめました。

サイト概要用途
SHIBTOKEN公式サイト。ここから柴犬コイン関連の色んなサービスに飛べる。柴犬コインの色んなサービスにアクセスしたい時に使用。
Shibinu Blog公式ブログ。プレスの発表や柴犬コインにまつわる開発進捗などが共有される。柴犬コインの公式見解を知りたい時に使用。
The SHIB柴犬コインに関連した情報を取り上げるニュースサイト。日々の情報収集に使用。
Shibapedia柴犬コインのホワイトペーパー的なもの。柴犬コインにまつわる情報が一通りまとまっている。柴犬コインについて理解を深めたい時に使用。
Shytoshi Kusama柴犬コインの開発を取り仕切る人物のXアカウント。柴犬コインに関連するトピックを確認したい時に使用。

当サイトでも柴犬コインの最新情報を追うようにしていますが、どうしても情報の更新が遅くなってしまうことがあります。

ぜひ自分でも一次情報を調べてみてください。

柴犬コイン(SHIB)の今後の価格予想

柴犬コインについて価格予想をしている分析サイトやAIの数字をまとめます。

柴犬コインの価格予想(10年後まで)

各分析サイトが予想した柴犬コインの価格は以下の通り(最高値予想の数値を記載)。

PricePredicitonCoinpriceForecastDigitalCoinPrice
2024年$0.000021$0.00003003$0.0000358
2025年$0.000033$0.00003387$0.0000424
2026年$0.000050$0.00004153$0.0000599
2027年$0.000070$0.00003594$0.0000757
2028年$0.000103$0.00003728$0.0000757
2029年$0.000150$0.00003901$0.0000873
2030年$0.000213$0.00003774$0.000123
2031年$0.000313$0.00004251$0.000172
2032年$0.000461$0.00004728$0.000234
2033年$0.000646$0.00005199$0.000320
2034年予想なし$0.00005200予想なし
2040年$0.0125予想なし予想なし
2050年$0.0163予想なし予想なし
※2024年7月11日時点

全体的な傾向として「柴犬コインは将来的に上がる」という予想が出されています。

ただ上昇幅は分析サイトによって様々です。

2024年7月11日時点で「1SHIB=$0.00001645」です。1ドル150円だとすると、柴犬コインが1円に達するのは2040年前後になるという予想がされています。

なお、これらの数値は各サイトの分析によるものなので、あくまで参考程度に留めておいてください。

柴犬コイン(シバイヌ/SHIB)の買い方

シバイヌ(SHIB)は、国内の暗号資産取引所で購入できます。

SHIBを買える国内取引所は8つです。

取引所名SBI VCトレードビットポイントオーケーコイン・ジャパンbitFlyerBitTradeDMMビットコインコインチェックバイナンスジャパン
売買(取引)手数料販売所:無料販売所:無料販売所:無料販売所:無料販売所:無料販売所:無料販売所:無料販売所:
入金手数料日本円:クイック入金無料日本円:即時入金無料日本円:振込手数料はユーザー負担日本円:クイック入金無料日本円:クイック入金無料日本円:即時入金無料日本円:振込手数料はユーザー負担日本円:
最小入金数量2,000,000,000 SHIB未対応10000 SHIB0.00000001 SHIB287356 SHIB未対応100000.0 SHIB0.99 SHIB
最小出金数量未対応未対応10000 SHIB500000 SHIB5000000 SHIB未対応0.00000001 SHIB・1,046,144 SHIB(Ethereum)
出金手数料未対応未対応1122276.6895~4489106.7582 SHIB320,000 SHIB663550 SHIB未対応1268052.0 SHIB日本円:150円
最小注文数量(販売所)1000 SHIB0.00000001 SHIB50000 SHIB1,000 SHIB100000 SHIB1,000,000 SHIB円建て500円相当額、もしくはBTC建て0.001BTC調査中
レンディング⭕️⭕️❌️❌️⭕️❌️⭕️⭕️
つみたて⭕️⭕️⭕️⭕️❌️❌️⭕️⭕️
レバレッジ取引❌️❌️❌️⭕️最大2倍❌️⭕️❌️❌️
ステーキング❌️❌️❌️△(受付停止中)❌️❌️❌️❌️
対応ネットワークEthereum(ERC20)Ethereum(ERC20)・Ethereum(ERC20)・PolygonEthereum(ERC20)Ethereum(ERC20)Ethereum(ERC20)Ethereum(ERC20)Ethereum(ERC20)

BITPOINTは国内取引所で初めてSHIBを上場させました。

SBI VCトレード」は500円からSHIBを購入できます。購入に際して手数料がかからないのでおすすめです。

仮想通貨取引所の口座は複数持っておくと資産の分散化や送金する際に便利なので、迷った場合は2~3の取引所を持つのも手です。

柴犬コインの買い方」は別記事により詳細な内容をまとめています。

柴犬コインは海外取引所でも取り扱いがあります

おすすめの海外仮想通貨取引所も参照してみてください。

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柴犬コイン(SHIB)以外に億り人の可能性がある仮想通貨

柴犬コインはすでに注目を集めてしまっており、ここから億り人を狙うのは難しいという話をしました。

仮想通貨で億り人になるには「知名度のないコインを安く買う」という戦略が必要です。

その観点においてはすでに注目を集めている仮想通貨よりも、まだあまり注目されていない「ミームコイン」や「草コイン」の方が価格の上昇余地は高いと言えるでしょう。

参考になりそうな情報を別記事でまとめたので、興味がある方はどうぞ。ただし、投資は自己責任で行うものであり、記事では情報提供のみを目的にしている点をご容赦ください。

柴犬コイン(SHIB)の概要

柴犬コインは2020年8月に誕生した仮想通貨です。

仮想通貨のアイコンには柴犬が描かれており、公式サイトでも柴犬の画像を多数確認できます。

名称SHIBA INU
シンボルSHIB
発行日2020年8月
基盤通貨イーサリアム
通貨タイプERC-20
時価総額ランキング11位
時価総額¥1,748,178,596,892
価格¥0.002967
公式サイトhttps://shibatoken.com/
ホワイトペーパーGithub
2024年6月時点

いまでは世界の仮想通貨時価総額ランキングでトップクラスになっている柴犬コインですが、開発当初はただのジョークとして開発されています

柴犬コイン(SHIB)の特徴

柴犬コインの特徴は5つ。

  1. ミームコイン
  2. 価格が安い
  3. 発行枚数は1,000兆枚
  4. イーロンマスクの発言で価格が左右されやすい
  5. 4種類のトークンが存在する

ミームコイン

柴犬コインはミームコインのひとつです。

ミームコインとはネット上のジョーク(≒ミーム)を元にして作られた仮想通貨のこと。

代表例には同じく犬をモチーフにした「Dogecoin(ドージコイン)」があります。柴犬コインは、ドージコインと対をなす存在として開発されており、ドージコインキラーを自称しています。

ほかにも2023年上半期には、「PEPE」というミームコインで5億円の利益を得た人が出ました。

ミームコインの中には、いちど注目を集めると買いが殺到して価格が急激に上がるものがあります。

近年に仮想通貨で大きな利益を得た人はミームコイン投資に成功したひとも少なくないでしょう。

ただし、ブームが過ぎ去るとミームコインの価格は急落するのがお決まりです。取り扱いには十分に注意する必要があります。

ミームコインの時価総額ランキングを解説した別記事もあるので、興味があればどうぞ。

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価格が安い

柴犬コインは1円未満で購入できます。

2020年に誕生して以来、一度も1円を超えたことはありません。

SHIB_All_graph_coinmarketcap

柴犬コインはミームコインの中でも価格が安めです。

価格が安いのに時価総額は大きいため手が付けやすい銘柄になっています。

仮想通貨名価格時価総額
SHIB¥0.0029¥1,747,629,666,729
DOGE¥19.81¥2,869,329,991,136
PEPE¥0.0018¥777,819,967,100
WIF¥331¥331,339,172,774
FLOKI¥0.02¥267,669,296,802
2024年6月時点

発行枚数は1,000兆枚

シバイヌ(SHIB)は発行上限が1,000兆枚と上限が定められており、そのすべてが既に発行されています。

SHIB全体量の50%はイーサリアムの共同創業者ヴィタリック・ブテリン氏に送られました。2021年5月頃、ヴィタリック・ブテリン氏がシバイヌ(SHIB)を保有している40%をバーン(消滅)し、残りの10%を慈善団体に寄付しています。

現在は約500兆枚が流通しています。

500兆枚と言われるとイメージが難しいですが、例えば仮想通貨の代表例であるビットコインは上限枚数が2,100万枚と決められており、現在でも全ては発行されていません。

シバイヌ(SHIB)は発行量が多いため、1つ当たりの価格も低いです。

イーロンマスクの発言で価格が左右されやすい

柴犬コインの開発当初の価格は0.0000000125円。

2021年5月にイーロン・マスクがDogeコインに関する発言をすると、柴犬コインは急騰を果たします。

急騰後の価格は0.0078円。開発当初の価格から約30万倍の上昇を記録しました。

SHIBA INUのチャート

億り人を狙う人が暗号資産投資をするのは、柴犬コイン並の価格上昇を期待しているのかもしれません。

ただ、チャートを見ると分かる通り、柴犬コインは価格変動が大きいです。

もともと柴犬コインはミームコインとして作られており、長期的な目標や実用性を持って開発された暗号資産ではありません。そのため投機的な目的で柴犬コインを購入する人も多いです。

柴犬コインは時価総額が高くなったとはいえ、ビットコインと比較するとまだボラティリティが高いので要注意。

イーロンマスクが言及するだけで、価格が数10%以上変動することも珍しくないので、投資は慎重に検討する必要があります。

4種類のトークンが存在する

柴犬コインには4つのトークンが存在します。トークンの名称と主な役割は以下の通り。

  • SHIB:流通通貨
  • LEASH:ステーキング報酬で得られるトークン
  • BONE:ShibaSwapの運営に関わる投票権を持つトークン
  • TREAT:今後登場する予定のトークン

SHIB(シバイヌコイン)

SHIBは、シバイヌコインのエコシステムの根幹を成す通貨です。

世界中の仮想通貨取引所やShibaSwapなどで取引されています。

ShibaSwapは、柴犬コインのプロジェクトの中で生まれた仮想通貨の分散型取引所(DEX)です。

SHIBは、主に通貨としての支払いに使用されます。

LEASH(リード)

LEASHは、ShibaSwapでステーキングを行うと得られるトークンです。

もともとはDOGEと価格連動するように設計されたトークンでしたが、現在はその機能が削除され、報酬として使用されます。

SHIBの発行枚数が1000兆枚である一方、LEASHの総発行枚数は107,646LEASHと非常に少ないのが特徴です。

BONE(ボーン)

BONEは、ShibaSwap内に設置されているDoggy DAOのガバナンストークンです。

BONEを保有することで、ShibaSwapの運営に関わる投票への参加権利を得られます。

BONEの保有量に応じて、投票券の数が増加し、発言権も大きくなります。総発行枚数は2.5億枚です。

上記3つのトークンは、シバイヌコインのエコシステムの重要な要素として機能しており、それぞれが異なる目的で利用されています。

TREAT(トリート)

TREATは今後登場する予定のトークンです。

まだトークンは登場していませんが、コミュニティプロジェクトを運営するために使われる予定です。

画像出典:https://www.shibatoken.com/

柴犬コインの注意点

柴犬コインの注意点を解説していきます。

ボラティリティが高い 

柴犬コインは、ボラティリティ(価格変動)が大きいです。

著名人の発言によって価格急激に変動することは珍しくありません。既に説明した通りイーロン・マスク氏がTwitter上で柴犬コインに言及すると、数十%もの価格変動が起きることがあります。

あらかじめ価格変動を見越したうえで、投資戦略を考えるのが大事です。

作成者の素性が不明

柴犬コインは、作成者に関する情報が不明瞭です。

RYOSHIというファウンダーによって柴犬コインは作られたとされていますが、RYOSHIについての詳細な情報は少ないです。

プロジェクトの開発チームやファウンダーの素性が開示されていれば、投資家は安心できます。ブロックチェーン技術があるので、誰が・いつ・どんな動きをしているのかは追えるものの、作成者の素性がわからないというのは一抹の不安があります。

シバイヌ(SHIB)のQ&A

シバイヌ(SHIB)の用途は?

シバイヌ(SHIB)は主に海外取引所での支払いがメインの用途になります。

他の用途はShibaSwap(分散型取引所)に預けておくことで報酬(BONE)を得ることも可能です。

シバイヌ(SHIB)以外にはどんなミームコインがある?

  • 元祖ミームコインであるドージコイン(DOGE)
  • 2ch発祥のモナコイン(MONA)
  • ミーム「Pepe the Frog」のペペコイン(PEPE)
  • ソラナチェーンで作られたボンク(BONK)

などが存在します。

2023年には、PEPEコインが約1ヶ月で66倍に跳ね上がりました。

PEPEの価格チャート

ミームコインと似た仮想通貨に「草コイン」と呼ばれるものがあります。

草コインは1円以下で購入できる暗号資産のことで、ミームコインも元々は草コインだったものがほとんどです。

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