リクルートカードはJCBとVisa・Mastercardどれがおすすめ?違いを徹底比較
ポイント還元率の高さで人気を集めるリクルートカードですが、申し込む際にJCBとVisaのどちらを選ぶべきか迷う方は多く存在します。
国際ブランドの選択を誤ると、日常的に利用している電子マネーへのチャージでポイントが付与されず、損をしてしまう可能性があります。
本記事では、JCBとVisaの機能面や手数料の違いを客観的なデータに基づいて比較し、あなたに最適なブランドを選ぶ基準を提示します。
- 3行要約
① 海外利用や電子マネーへのチャージを重視するならVisa
② ETCカードの発行手数料を無料に抑えたい場合はJCBが有力な選択肢
③ 月間3万円までのポイント加算上限やブランド変更の注意点を把握することが大切
リクルートカードの国際ブランド(JCB・Visa・Mastercard)の決定的な違い

| 年会費 | 無料 |
| 発行会社 | 株式会社リクルート |
| 国際ブランド | VISA、MasterCard、JCB |
| ポイント還元率 | 1.2%~ |
| 発行期間 | 最短5分* |
| 追加カード | 家族カード、ETCカード発行可 |
| 電子マネー | 【Visa MasterCardの場合】Apple Pay / Google Pay / 楽天Edy / モバイルSuica 【JCBの場合】Apple Pay / Google Pay / nanaco / モバイルSuica |
| 公式サイト | https://recruit-card.jp/ |
発行会社の仕組みが異なる
リクルートカードは選ぶ国際ブランドによって、実際にカードを発行して管理する会社が分かれています。
JCBブランドを選んだ場合は株式会社ジェーシービーが発行し、VisaおよびMastercardブランドを選んだ場合は三菱UFJニコス株式会社が発行を担います。
このため、付帯保険の申請窓口や会員専用の管理サイトの仕様が異なります。ただ、どちらの発行会社であってもリクルートカードとしての基本的なサービスに大きな違いはありません。
基本のポイント還元率は共通
リクルートカードの通常のお買い物におけるポイント還元率は、すべてのブランドで共通となっています。
どこで利用しても1.2%のポイントが還元される仕組みであり、年会費も永年無料です。月々の携帯電話料金や光熱費などの固定費の支払いであっても同様の還元率が適用されるため、日常の決済で効率的にポイントを貯めることができます。
電子マネーチャージのポイント還元
特定の電子マネーへのチャージを行う場合、選んだブランドによってポイントの付与率や対象となる種類が変動します。
JCBブランドはモバイルSuicaへのチャージで0.75%のポイントが還元されます。一方のVisaおよびMastercardブランドは、モバイルSuicaに加えて楽天EdyやSMART ICOCAへのチャージでも1.2%のポイントが付与されます。
なお、すべてのブランドにおいて、電子マネーチャージによるポイント加算の対象金額は月間3万円までと定められています。
ETCカードの新規発行手数料が異なる
高速道路等で利用するETCカードを追加で発行する際、国際ブランドによって初期費用が発生します。
JCBブランドでは新規発行手数料が無料となっていますが、VisaおよびMastercardブランドでは1枚につき1100円の税込手数料が必要です。どちらのブランドを選んでもETCカード自体の年会費は無料となっていますが、初期費用を抑えたい場合はJCBブランドが有力な選択肢となります。
海外での加盟店数はVisaが優勢
海外への旅行や出張、あるいは海外のインターネットショッピングで利用する場合、加盟店数に違いが生じます。
世界シェアの高いVisaやMastercardは海外の多くの国や地域で利用可能な店舗が揃っていますが、日本発のブランドであるJCBは海外の一部地域で利用できないケースが見受けられます。
国内メインで利用する場合はJCBでも不便を感じる場面は少ないと言えますが、海外での汎用性を重視するならばVisaブランドが適しています。
2011年夏、アメリカ留学中にJCBオリジナルを持ってカリフォルニアのスタバに行きましたが、カードが使えずに一緒にいた女の子に払ってもらったことがあります。
当時よりも加盟店は増えていると思いますが、他のスタバでは使えたので店舗に寄るのかもしれませんね。
リクルートカードのブランドによる機能面の比較
それぞれの国際ブランドにおける機能やサービスの違いを、客観的なデータに基づいて表に整理しました。ご自身のライフスタイルに合わせて、どちらの仕様が適しているかを確認する指標としてください。
| 項目 | JCB | Visa / Mastercard |
|---|---|---|
| 発行会社 | 株式会社ジェーシービー | 三菱UFJニコス株式会社 |
| 年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
| 基本還元率 | 1.2% | 1.2% |
| 電子マネーチャージ | モバイルSuica(0.75%) | モバイルSuica、楽天Edy、SMART ICOCA(1.2%) |
| ETC新規発行手数料 | 無料 | 1100円(税込) |
| 海外加盟店数 | 国内メイン(一部海外対応) | 世界トップクラス(世界中で利用可能) |
どのブランドを選んでも貯まるリクルートポイントの魅力的な使い道
Pontaポイントやdポイントへ等価交換が可能
リクルートカードの決済によって蓄積されるリクルートポイントは、共通ポイントへの交換ルートが確立されています。
獲得したポイントは、Pontaポイントやdポイントに対して1ポイント単位で等価交換(1対1の比率)を行うことができます。ローソンやファミリーマート、マクドナルドなどの日常的な生活拠点でポイントを使用できるようになるため、実質的な現金還元に近い利便性を享受することが可能です。
リクルートサービスでの直接利用もお得
ポイントを交換する手間をかけずとも、リクルートが運営する各種オンラインサービスで直接充当することができます。
旅行予約サイトの「じゃらんnet」や、飲食店の予約サイト「ホットペッパーグルメ」、ヘアサロン予約の「ホットペッパービューティー」において、代金の一部または全部をポイントで支払うことが可能です。私生活の充実や趣味への投資において、リクルートポイントは確かな価値を発揮します。
リクルートカードでJCBを選ぶべき人の特徴
ETCカードの初期費用を抑えたい人
高速道路を利用する機会が多く、ETCカードの維持費を最小限にとどめたい場合はJCBブランドが有力な選択肢となります。
リクルートカードのJCBブランドは、ETCカードの新規発行手数料および年会費が無料に設定されています。これに対し、VisaやMastercardブランドでは新規発行時に1100円の税込手数料が必要となるため、無駄な出費を回避したいユーザーにとってはJCBを選ぶ明確な利点が存在します。
ディズニーデザインの券面を選びたい人
クレジットカードの見た目にもこだわり、特別なデザインを所有したい人にはJCBブランドをおすすめします。
JCBブランド限定の特典として、通常のシンプルなシルバーの券面に加えて、ディズニーのキャラクターが描かれた特別なデザインを選択することが可能です。日常的に使用するカードだからこそ、お気に入りのデザインを選ぶことで愛着を持って利用を続けることができます。
過去の情報に注意が必要なnanacoチャージの仕様
インターネット上の古い情報を見て、nanacoへのチャージでポイントを貯めたいと考えている人は注意が必要です。
リクルートカードでのnanacoクレジットチャージサービスは、2020年3月11日をもちまして新規登録の受付を終了しています。現在新しくJCBブランドでリクルートカードを発行しても、nanacoチャージによるポイント還元の恩恵は受けられないため、過去の誤った情報を鵜呑みにしないよう判断する必要があります。
ハワイ旅行時にワイキキトロリーを無料で利用したい人
ハワイへの渡航を計画しており、現地での交通費を節約したい人にもJCBブランドは適しています。
JCBが発行するカードを現地のワイキキトロリー(ピンクライン)乗車時に提示することで、本人と同伴の家族が無料で乗車できる優待サービスが提供されています。
リクルートカードのJCBブランドであってもこの特典は適用されるため、海外旅行の目的地がハワイであるならば、JCBを選ぶ恩恵を十分に受けることができます。
リクルートカードでVisaを選ぶべき人の特徴
海外での決済手段を確保したい人
海外旅行や出張、あるいは海外のオンラインショップを利用する機会がある場合は、Visaブランドを選択することが望ましいと言えます。
Visaは世界中で高いシェアを誇る国際ブランドであり、加盟店数が豊富です。JCBでは支払いができない店舗であっても、Visaであればスムーズに決済を完了できるケースが多く見受けられます。
海外での支払いに困るリスクを軽減させたいユーザーにとって、Visaは利便性の高い選択肢となります。
楽天Edyなどの電子マネーチャージを活用したい人

日常的に楽天EdyやモバイルSuicaなどの電子マネーを利用し、チャージでもポイントを効率的に貯めたい人にはVisaブランドが適しています。
Visaブランドのリクルートカードであれば、モバイルSuicaに加えて楽天EdyやSMART ICOCAへのチャージでも、利用金額に対して1.2%のポイントが付与されます。JCBブランドでは楽天Edyチャージがポイント付与の対象外となるため、複数の電子マネーを使い分けたい場合はVisaブランドが有利に働きます。
実はMastercardも選べる!Visaとの違いは?

発行会社と基本スペックはVisaと共通
リクルートカードでMastercardブランドを選択した場合、発行会社やポイント還元率などの基本仕様はVisaブランドと同一になります。
どちらも三菱UFJニコス株式会社がカードの発行元となるため、ETCカードの新規発行手数料が1,100円(税込)かかる点や、電子マネーチャージでのポイント付与率も共通です。そのため、使用感や管理画面の操作性においてブランド間の優劣を意識する必要はありません。
コストコなどの特定店舗で決済手段となります
Mastercardブランドを選ぶ最大の理由は、特定の大型店舗やサービスにおいて唯一の決済手段となり得る点にあります。
例えば、会員制倉庫型スーパーであるコストコでは、クレジットカードによる支払い方法がMastercardブランドに限定されています。VisaやJCBでは決済ができないため、コストコでの利用を前提としているユーザーにとっては、Mastercardを選ぶ必然性が生まれます。
スマホ決済(Apple Pay)での国際ブランドによる隠れた違い
実店舗でのQUICPay利用はいずれのブランドも可能です
iPhone等の端末にリクルートカードを登録して実店舗で決済を行う場合、すべての国際ブランドが対応しています。
Apple Payに登録すると、自動的に「QUICPay」としての決済機能が割り当てられます。レジでの支払時にクイックペイで支払う旨を伝え、スマートフォンを端末にかざすだけで1.2%のポイント還元を受けながら決済を完了できます。
Visaブランドはオンラインやアプリ内決済に対応していません
実店舗ではなく、インターネット上のウェブサイトや各種アプリ内でApple Pay決済を利用する場合、Visaブランドには制約が存在します。
MastercardおよびJCBブランドであれば、アプリ内での支払いやSuicaへのチャージにおいてApple Payを介した決済が実行できます。これに対して、VisaブランドはApple Payを通じたオンライン決済やアプリ内課金に対応していないため、スマホ完結の支払いを多用するユーザーは注意が必要です。
2枚持ちという選択肢も
異なる発行会社であれば所有可能
JCBとVisa(またはMastercard)のどちらか一方に絞りきれない場合、両方のブランドを同時に所有する2枚持ちが可能です。
リクルートカードは、発行会社が株式会社ジェーシービーと三菱UFJニコス株式会社に分かれているため、それぞれの会社から1枚ずつ、合計2枚のカードを発行することが認められています。JCBブランドとVisaブランドを1枚ずつ持つことにより、双方のメリットを同時に享受することができます。
ポイントの合算や管理における注意点
2枚持ちを実現する場合、獲得したポイントの集約方法やカードの管理体制を事前に把握しておく必要があります。
決済ごとに付与されるリクルートポイントは、同一のリクルートIDにカード情報を紐付けることで自動的に合算されます。ただ、カードの利用明細や引き落とし口座の管理はそれぞれの発行会社ごとに独立しているため、家計管理の手間が増える側面も考慮して運用を検討する必要があります。
リクルートカードの審査基準は国際ブランドによって異なる?
発行会社が異なるため審査の基準も別々
リクルートカードの審査は、選んだ国際ブランドの「発行会社」がそれぞれ独自に実施しています。
JCBブランドは株式会社ジェーシービーが、VisaおよびMastercardブランドは三菱UFJニコス株式会社が審査を担うため、判断基準や参照する社内データには違いが生じます。ただ、どちらの会社も一般向けのクレジットカードとして審査を行っているため、難易度自体に極端な優劣があるわけではありません。
過去の利用実績に応じたブランド選びが推奨
もし過去にクレジットカードの支払いで遅延や延滞の経験がある場合は、その実績が残っていない会社を選ぶことが重要となります。
例えば、過去に三菱UFJニコス系のカードでトラブルがあった人がリクルートカードのVisaを申し込むと、社内データに基づいて審査に落ちる可能性が高まります。そのような場合は、審査主体が異なるJCBブランドを選択することで、審査を通過する確率を維持させることができます。
リクルートカードのブランドを後から変更できる?
解約と新規申し込みが必要
すでに発行済みのリクルートカードにおいて、国際ブランドのみを直接変更する手続きは用意されていません。
ブランドを切り替えるためには、現在所有しているカードを一度解約し、その後改めて希望するブランドで新規申し込みを行う必要があります。発行会社が変更されるケースが多いため、再度審査が実施される点や、カード番号が刷新される点を事前に承知しておく必要があります。
ブランドを切り替える際の具体的な手順
リクルートカードの国際ブランドを変更する際の実務的な手順を解説します。
- 現在のカードの会員専用サイト(MyJCBまたはNEWS+PLUS)にログインします。
- 退会(解約)メニューを選択し、画面の指示に従って手続きを完了させます。
- 解約完了後、リクルートカードの公式サイトへアクセスします。
- 「カードのお申込み」ボタンを押し、希望する新しい国際ブランドを選択して必要事項を入力します。
切り替え時に見落としがちな注意点
カードの解約を伴う切り替え手続きには、私生活への影響を抑えるための配慮が欠かせません。
古いカードで公共料金やサブスクリプションサービスの自動引き落としを設定している場合、カード番号の変更に伴い決済エラーが発生する恐れがあります。新しいカードが手元に届き次第、速やかに各サービスの支払い情報を更新する作業が求められます。
ただ、貯まっているリクルートポイントはリクルートIDに紐づいているため、カードを解約してもIDを維持していればポイントが消滅することはありません。
リクルートカードの国際ブランドに関するよくある質問
電子マネーチャージでのポイント付与に上限はありますか
電子マネーへのチャージによるポイント加算には、月間3万円までの利用上限が設けられています。
JCB、Visa、Mastercardのどのブランドを選んだ場合でも、対象となる電子マネーへのチャージ金額を合算して月間3万円を超えた分については、ポイントが付与されなくなります。毎月のチャージ額が多いユーザーは、上限を超えない範囲での計画的な利用が推奨されます。
家族カードの国際ブランドは別々に選べますか
家族カードの国際ブランドは、本会員が所有しているカードと同じブランドが自動的に適用されます。
本会員がJCBブランドのリクルートカードを発行している場合、家族カードだけをVisaブランドで発行することは認められていません。家族間で異なるブランドを所有したい場合は、それぞれが独立して本会員として申し込む必要があります。
非接触のタッチ決済はすべてのブランドで利用できますか
リクルートカードに付帯するタッチ決済機能は、JCBでのみ利用可能です。
店舗の決済端末にカードをかざすだけで支払いが完了する仕組みが備わっており、暗証番号の入力やサインの手間を省くことができます。ただ、一部の店舗や古い端末ではタッチ決済に対応していない場合があるため、その際は従来の差し込み型の決済方法を用いる必要があります。
まとめ:あなたのライフスタイルに合わせて選ぼう
リクルートカードの国際ブランド選びは、電子マネーの利用習慣や海外での決済予定によって最適な答えが導き出されます。最後に、JCBとVisaの判断基準を簡潔に整理します。
海外旅行やオンラインでの外貨決済、そして楽天Edyなどの多彩な電子マネーチャージを活用してポイントを最大化したい場合はVisaブランドが適しています。
一方で、ETCカードの初期費用を抑えたい場合や、ハワイでの優待サービスを重視する場合はJCBブランドが有力な選択肢となります。それぞれの特性を理解し、ご自身の経済圏に合致したブランドを選定することが重要です。




