仮想通貨ステーキングの利率ランキング|おすすめ取引所も紹介

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ステーキングは仮想通貨を保有するだけで利回り報酬を得られる投資手法です。

国内の仮想通貨取引所のうちステーキングサービスを提供しているのは4社。各取引所によって「利率」「ステーキングできる仮想通貨」「申請方法」などが違います。

本記事ではそれぞれの仮想通貨取引所のステーキングサービスについて徹底調査。

ステーキングの利率ランキングやおすすめの仮想通貨をまとめました。

仮想通貨ステーキングの利率(利回り)ランキング

国内では4つの仮想通貨取引所がステーキングサービスを提供しています。利率ランキングは次のとおりです(黄色が最高利率)。

仮想通貨名SBI VCトレード
SBI VCトレード

ビットポイント
GMOコイン
GMOコイン

OKJ
DOT15.4%16.8%5.3%
ATOM15.9%16.5%6.5%
PLT8.8%
SOL6.6%8.6%4.1%2.2%
NEAR8.0%予定❌️❌️❌️
XTZ7.4%2.1%1.8%
XDC6.4%
AVAX6.2%6.5%1.8%
APT6.3%2.2%
OAS5.4%
FLR3.9%
TRX4.7%1.8%
ZIL❌️3.8%
ETH3.3%3.5%
XYM3.2%
ADA2.7%3.0%1.5%
ASTR-(停止中)2.8%
IOST1.8%
SUI1.8%
QTUM1.3%
HBAR0.2%
2024年10月時点
ステーキングの定義

本記事では仮想通貨ステーキングを次のように定義しています。

  • 対象の仮想通貨を保有するだけで利回りを得られる
  • ロック期間が存在しない

ステーキングは仮想通貨を保有することでブロックチェーンネットワークの維持や取引の承認に貢献します。その見返りとして保有する仮想通貨でステーキング報酬を受け取れます。

またステーキングはいつでも設定を解除できます。いつでも売買が可能なのは大きな利点です。

国内では上記で紹介した4つ以外に「CoinTrade」という仮想通貨取引所もあります。ただCoinTradeのステーキングはロック期間が存在し、ステーキングというよりレンディングに近いです。そのため本ランキングでは対象外とさせていただいています。

ステーキングにおすすめの仮想通貨

ステーキングするのにおすすめな仮想通貨は5つ。

  1. ポルカドット(DOT)
  2. イーサリアム(ETH)
  3. ソラナ(SOL)
  4. アバランチ(AVAX)
  5. トロン(TRX)

1位:ポルカドット(DOT)

名称ポルカドット(DOT)
時価総額約9,945億円(時価総額ランキング:15位)
ステーキング時価総額約5,845億円
価格1DOT = 664円
国内取引所:年利(利回り)・SBI VCトレード:15.9%
・BITPOINT:16.8%
・GMOコイン:5.3%
2024年9月25日時点

ポルカドット(DOT)は異なるブロックチェーン同士を接続するプラットフォームで用いられる仮想通貨

イーサリアムの共同創設者であるギャビン・ウッド氏が中心となって開発されました。

「異なるブロックチェーン同士を繋ぐ」とはどういうことかというと、例えばイーサリアムネットワークにあるETHをポルカドットのチェーンに移して利用できます。

互換性のないブロックチェーン同士でも、ポルカドットが提供するプラットフォームであればデータやお金の移動が可能になるということです。サービスごとに違う仮想通貨を持つ必要がなくなります。

ポルカドットのステーキング金利は非常に高いです。

ほかの仮想通貨が年利10%以下のものが多い中、ポルカドットは15%以上もの年利があります。

2位:イーサリアム(ETH)

名称イーサリアム(ETH)
時価総額約45兆円(時価総額ランキング:2位)
ステーキング時価総額約13兆円
価格1ETH = 378,213円
国内取引所:年利(利回り)・SBI VCトレード:3.3%
・BITPOINT:3.5%
2024年9月25日時点

イーサリアム(ETH)は時価総額2位の仮想通貨です。

ビットコインに次いで人気のある仮想通貨でありステーキングにも対応しています。

2024年7月から米国で「イーサリアムETF」が取引出来るようになりました。仮想通貨の中でも投資対象として認められてきた証と言えるでしょう。

イーサリアムはステーキング金利は他と比べると低めです。しかしイーサリアム自体はまだまだ大きな価格上昇の可能性を秘めています。

国内取引所でイーサリアムのステーキングに対応しているのは「SBI VCトレード」と「BITPOINT」のみ。

もしほかの国内取引所でイーサリアムを保有している人は、ステーキングのために対象の取引所に移すのもおすすめです。

3位:ソラナ(SOL)

名称ソラナ(SOL)
時価総額約10.1兆円(時価総額ランキング:5位)
ステーキング時価総額約6.7兆円
価格1SOL = 21,626円
国内取引所:年利(利回り)・SBI VCトレード:6.6%
・BITPOINT:8.6%
・GMOコイン:4.1%
・OKJ:2.2%
2024年9月25日時点

ソラナは「イーサリアムキラー」として期待されている仮想通貨です。

DappsやNFTを開発できるブロックチェーン・プラットフォームを提供しています。一時期はFTXの破綻に巻き込まれて価格が低迷していましたが、2023年後半から急速に価格を回復させました。

2024年には米国でソラナETFの申請が出されています。ビットコインETF、イーサリアムETFに次ぐ第三のETFとして取引が期待されている仮想通貨です。

ソラナはステーキング金利も8%台と高めです。市場に流通しているソラナの約6割はステーキングに充てられています。ガチホ+ステーキングで高利回りを狙っている投資家がいる様子が伺えます。

4位:アバランチ(AVAX)

名称アバランチ(AVAX)
時価総額約1.6兆円(時価総額ランキング:12位)
ステーキング時価総額約9,334億円
価格1AVAX = 3,989円
国内取引所:年利(利回り)・SBI VCトレード:6.2%
・BiTPOINT:6.5%
・OKJ:1.8%
2024年9月25日時点

アバランチ(AVAX)はブロックチェーンゲームでの活用が期待されている仮想通貨です。

アバランチは取引の処理性能とセキュリティ面に優れているのが特徴です。ビットコインやイーサリアムよりも格段に速いスピードでトランザクションを処理し、そのセキュリティは強固に設計されています。

ゲーム「メイプルストーリー」を運営するネクソンと提携。国内ではグリーとも提携を発表しており、大手企業がアバランチを採用する事例も増えてきました

アバランチはステーキングする取引所で年利は大きく異なります。高金利を望むのであればBITPOINTやSBI VCトレードがおすすめです。

ただOKJはアバランチの複数チェーンに対応しているという利点があります。そのため、「ステーキングするならSBI VCトレード、アバランチを送金するならOKJ」という使い分けがおすすめです。

5位:トロン(TRX)

名称トロン(TRX)
時価総額約1.9兆円(時価総額ランキング:11位)
ステーキング時価総額約7,991億円
価格1TRX = 21円
国内取引所:年利(利回り)・BITPOINT:4.7%
・OKJ:1.8%
2024年9月25日時点

トロン(TRX)はデジタルコンテンツに特化したブロックチェーンプラットフォームです。

クリエイターとファンを直接繋ぐことで、これまで搾取されていた中間手数料を撤廃することを目指しています。

トロンはSamusungと提携。ドミニカ共和国ではトロンを国家指定プラットフォームに指定しました。

トロンは2018年に最高値を更新してから値を崩しましたが、徐々に価格を回復させています。チャートを見るとゆるやかな右肩上がりの価格上昇傾向が見られます。

トロンは長期的な価格上昇が期待できる仮想通貨であり、ステーキングするのにおすすめです。

ビットコインはステーキング不可

ビットコインはステーキングの対象外です。

ステーキングはブロックチェーンの承認方式がPoSで行うのに対して、ビットコインはPoWというやり方で行います。

PoW(ビットコイン)PoS(イーサリアムやソラナ)
報酬の獲得方法ブロックチェーンの計算処理をいち早く解く(マイニング)仮想通貨の保有
報酬を獲得できる確率PCの処理性能に依存する保有する仮想通貨の量によって決まる
エネルギー消費大きい。マシンに高負荷をかけるため電気代が多くかかる。低い。膨大な計算処理をさせるのではないため。

そもそもの設計自体が違っているため、残念ながらビットコインのステーキングはできません。

もしビットコインを運用したい場合はステーキングではなく、レンディングを検討しましょう。

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仮想通貨ステーキングにおすすめの取引所

仮想通貨ステーキングにおすすめの取引所は4つ。

  • SBI VCトレード
  • ビットポイント
  • GMOコイン
  • OKJ(オーケーコイン・ジャパン)

SBI VCトレード

SBI VCトレードは2017年5月に設立された国内仮想通貨取引所です。

ステーキングできる仮想通貨は11種類。国内取引所の中ではステーキングできる仮想通貨の種類が最も多いです。

sbi-vc-trade
名前SBI VCトレード
設立年2017年5月
ステーキングできる仮想通貨ETH:3.3%
SOL:6.6%
DOT:15.4%
ADA:2.7%
XTZ:7.4%
AVAX:6.2%
OAS:5.4%
XDC:6.4%
ATOM:15.9%
FLR:3.9%
APT:6.3%
HBAR:0.2%
NEAR:8.0%
ステーキングの申込み手続き不要
ステーキング報酬を受け取らない設定可能
途中解約可能(無料)
ステーキングの分別管理対応
ステーキング手数料ステーキング報酬の25%
取引手数料無料
解説記事SBI VCトレードのステーキングを解説!

SBI VCトレードのステーキングの利率は高めです。

利率10%を超えるATOMやDOTなどの仮想通貨はほかの取引所よりも高い利率に設定されています。

またSBI VCトレードはETHとSOLのステーキングを行える数少ない取引所です。

SBI VCトレードでステーキングを行う際に特別な手続きは必要ありません。対象の仮想通貨を口座内で保有するだけで自動的にステーキングされて報酬が貰えます。

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ビットポイント(BITPOINT)

ビットポイントは2016年3月に設立された国内仮想通貨取引所です。

ステーキングできる仮想通貨は7種類。ステーキング可能な銘柄数は少ないですが、利率は国内トップクラスです。

ビットポイント入金
名前ビットポイント(BITPOINT)
設立年2016年7月
ステーキングできる仮想通貨DOT:16.8%
ETH:3.5%
ADA:3.0%
TRX:4.7%
ATOM:16.5%
SOL:8.6%
AVAX:6.5%
ステーキングの申込み手続き必要
ステーキング報酬を受け取らない設定可能
途中解約可能(無料)
ステーキングの分別管理対応
ステーキング手数料無料
取引手数料無料
解説記事ビットポイントの評判・口コミ

ビットポイントはステーキングの利率が高く設定されています。

DOTやATOMは国内取引所の中で高い利回りです。

ただしステーキングを始めるにあたって設定が必要なので注意しておきましょう。といっても、資産の内訳からステーキング設定をONにするだけなので身構えなくても大丈夫です。

ビットポイントでのステーキング手数料はゼロ。

自分が増やしたい仮想通貨がステーキングできる場合は、ビットポイントを利用するのがおすすめです。

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GMOコイン

GMOコインは2017年5月に設立された国内仮想通貨取引所です。

ステーキングできる仮想通貨は8種類。XYM・QTUMはGMOコインでしかステーキングできません

gmo-coin
名前GMOコイン
設立年2017年5月
ステーキングできる仮想通貨DOT:5.3%
ATOM:6.5%
SOL:4.1%
XYM:3.2%
XTZ:2.1%
QTUM:1.3%
ASTR:停止中
ADA:1.5%
ステーキングの申込み手続き不要
ステーキング報酬を受け取らない設定可能
途中解約可能(無料)
ステーキングの分別管理対応
ステーキング手数料報酬額の28%
取引手数料無料
解説記事GMOコインの評判・口コミ

GMOコインのステーキング利率はそこまで高くはありません。

ただQTUMとXYMはGMOコインでしかステーキングできません。ほかにも日本初の仮想通貨であるASTRのステーキングも受け付けています(2024年6月 受付停止中)

GMOコインでしかステーキングできない仮想通貨をガチホしたい人たちにはおすすめの取引所です。

なおGMOコインはステーキング以外の仮想通貨サービスも豊富にあるので、サブ取引所として利用するのも選択肢としてはありでしょう。

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OKJ(オーケーコイン・ジャパン)

OKJ(オーケーコイン・ジャパン)は2017年5月に設立された国内仮想通貨取引所です。

ステーキングできる仮想通貨は10種類。

PLT・ZIL・IOST・SUIはOKJでしかステーキングできません

名前OKJ(オーケーコイン・ジャパン)
設立年2020年8月
ステーキングできる仮想通貨TRX:1.8%
PLT:8.8%
ZIL:3.8%
IOST:1.8%
XTZ:1.8%
ASTR:2.8%
SUI:1.8%
SOL:2.2%
AVAX:1.8%
APT:2.2%
ステーキングの申込み手続き必要
ステーキング報酬を受け取らない設定可能
途中解約可能(無料)
ステーキングの分別管理対応
ステーキング手数料無料
取引手数料無料
解説記事OKJ(オーケーコイン・ジャパン)の評判・口コミ

OKJのステーキングの特徴はステーキング可能な仮想通貨の数が多いことです。

特にPLTのステーキング利率は8.8%と高く設定されています。

ステーキングを開始するのに申込みが必要な点は少し面倒くさいですが、OKJでしかステーキングできない仮想通貨であれば検討する価値はあるかもしれません。

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ステーキングする仮想通貨の選び方

ステーキングをする仮想通貨をどう選べばいいのか。

いくつか選び方の候補を挙げます。

  • ステーキング利率
  • 時価総額
  • ステーキング時価総額
  • 価格上昇率

ステーキング利率

取引所によってステーキングの想定利回りは異なります。

仮想通貨ごとにそれぞれの利回りをまとめました。
※色が付いている箇所が最高利率。

仮想通貨名SBI VCトレード
SBI VCトレード

ビットポイント
GMOコイン
GMOコイン

OKJ
DOT15.4%16.8%5.3%
ATOM15.9%16.5%6.5%
PLT8.8%
SOL6.6%8.6%4.1%2.2%
NEAR8.0%予定❌️❌️❌️
XTZ7.4%2.1%1.8%
XDC6.4%
AVAX6.2%6.5%1.8%
APT6.3%2.2%
OAS5.4%
FLR3.9%
TRX4.7%1.8%
ZIL❌️3.8%
ETH3.3%3.5%
XYM3.2%
ADA2.7%3.0%1.5%
ASTR-(停止中)2.8%
IOST1.8%
SUI1.8%
QTUM1.3%
HBAR0.2%
2024年10月時点

時価総額

ステーキング可能な仮想通貨を時価総額順にランキング付けしました。

時価総額が高いということは取引するユーザー数が多く価格が安定していることを意味します。

また仮想通貨も株式と同様に、時価総額が高ければ信頼性があるとみなされることが多いです。

順位仮想通貨名時価総額SBI VCトレードビットポイントGMOコインOKJ(オーケーコイン・ジャパン)
1位ETH約66兆円
2位SOL約9.8兆円⭕️
3位ADA約2,1兆円
4位AVAX約1.6兆円⭕️
5位TRX約1.5兆円
6位DOT約1.2兆円⭕️
7位NEAR約7,600億円⭕️❌️❌️❌️
8位ATOM約4,000億円
9位APT約4,800億円
10位HBAR約4,300億円
11位SUI約3,100億円
12位FLR約1,600億円
13位XTZ約1,100億円
14位XDC約790億円
15位ASTR約600億円
16位ZIL約480億円
17位QTUM約410億円
18位IOST約250億円
19位OAS約180億円
20位XYM約170億円
21位PLT約27億円

ステーキング時価総額

仮想通貨の時価総額のうちステーキングされている割合を調べました。

ステーキングの割合が多いということは報酬を期待しているひとが多いということも指し示します。

順位仮想通貨名ステーキング時価総額ステーキングの割合SBI VCトレードビットポイントGMOコインOKJ(オーケーコイン・ジャパン)
1位ETH約11兆円28%
2位SOL約8.0兆円67%⭕️
3位SUI約2,1兆円78%
4位ADA約1.1兆円62%
5位APT約1,0兆円77%❌️
6位TRX約9,200億円47%
7位AVAX約9,100億円54%⭕️
8位DOT約5300億円58%⭕️
9位NEAR約4,200億円51%⭕️❌️❌️❌️
10位ATOM約1,600億円60%
Staking Rewardsのデータを元に作成-2024年10月時点

もちろんステーキングしている割合が多いからと言って利回りが良いとは限りません。

報酬狙いではなく、「ネットワークに貢献する」というステーキング本来の役割をしているだけ人もいるのであくまで参考程度にお考えください。

価格上昇率で選ぶ

ステーキングの報酬はステーキングした仮想通貨で受け取ります。

そのためステーキングでいくら仮想通貨の数量を増やしても、仮想通貨の価格自体が下がってしまうと価値が無くなってしまいます。

2024年2月19日を基準にしたそれぞれの仮想通貨の価格変動は以下の通り。

仮想通貨名1日7日30日90日365日
ETH3.58%14.57%17.51%42.57%26.11%
SOL3.25%4.12%20.79%100.25%9.74%
ADA0.34%14.84%22.79%61.35%0.33%
AVAX2.61%2.96%22.84%94.26%4.09%
TRX0.44%8.79%22.63%33.63%25.63%
DOT1.01%10.03%14.43%49.58%-4.67%
ATOM2.84%7.91%9.30%18.51%-0.36%
QTUM1.41%11.13%13.65%5.74%-10.21%
SUI1.93%1.34%59.77%222.31%128.85%
FLR8.09%5.20%58.41%224.43%100.56%
XTZ2.28%5.77%5.74%28.36%7.56%
ASTR2.45%-6.48%0.94%162.51%23.50%
XDC2.32%-2.95%-9.41%-17.52%-27.52%
ZIL4.77%12.62%12.96%8.42%-3.97%
OAS0.39%-0.44%27.05%117.49%31.68%
IOST6.97%9.67%10.95%3.95%-7.87%
XYM1.00%-7.17%-11.47%-12.86%-20.27%
PLT-2.47%-0.57%-0.13%-4.84%-5.18%

この図表の見方としては1日~90日で上昇率が高いものはここ最近で注目度が上がって需要が増している仮想通貨。

365日で上昇している仮想通貨は1年前と比較して価格が伸びているため、継続的な上昇を期待できるかもしれません。

本データは仮想通貨市場全体が盛り上がっている2月中旬に取ったものなので、全体的に仮想通貨の上昇率は高めになっています。

仮想通貨は価格変動が激しいので、投資をする前によく検討するようにしてください。

ステーキングを行う国内取引所の選び方

  • 仮想通貨の対応数
  • ステーキングできる仮想通貨で選ぶ
  • ステーキングの難易度
  • 分別管理

仮想通貨の対応数

仮想通貨取引所によってステーキングできる仮想通貨が違います。

仮想通貨取引所ステーキングできる仮想通貨の数ステーキング可能な仮想通貨名
SBI VCトレード13種類ETH:3.3%
SOL:6.6%
DOT:15.4%
ADA:2.7%
XTZ:7.4%
AVAX:6.2%
OAS:5.4%
XDC:6.4%
ATOM:15.9%
FLR:3.9%
APT:6.3%
HBAR:0.2%
NEAR:8.0%
GMOコイン8種類DOT:5.3%
ATOM:6.5%
SOL:4.1%
XYM:3.2%
XTZ:2.1%
QTUM:1.3%
ASTR:停止中
ADA:1.5%
OKJ(オーケーコイン・ジャパン)10種類TRX:1.8%
PLT:8.8%
ZIL:3.8%
IOST:1.8%
XTZ:1.8%
ASTR:2.8%
SUI:1.8%
SOL:2.2%
AVAX:1.8%
APT:2.2%
ビットポイント(BITPOINT)7種類DOT:16.8%
ETH:3.5%
ADA:3.0%
TRX:4.7%
ATOM:16.5%
SOL:8.6%
AVAX:6.5%

近年ステーキングに力を入れているのはSBI VCトレードです。

国内で初めてETHのステーキングを開始。2024年2月にはステーキング取り扱い銘柄数が国内No.1になりました。

ステーキングの難易度

ステーキングをするのに設定が必要な仮想通貨取引所があります。

設定と言ってもそれほど難しいものではありません。

しかし「仮想通貨を保有しただけで報酬が貰える」という利点を受けたい方はステーキングの申込みが必要ない取引所のほうがおすすめです。

仮想通貨取引所ステーキングの申込み
SBI VCトレード不要
GMOコイン不要
OKJ(オーケーコイン・ジャパン)必要
ビットポイント(BITPOINT)必要

分別管理

分別管理とは会社が持つ資産と、顧客の資産を区別して管理することです。

分別管理を行うことで万が一に会社が破産したとしても顧客の資産が保護されます。

今回紹介した取引所はステーキングした銘柄をすべて分別管理しています。

そのため分別管理については気にする必要はないでしょう。

仮想通貨ステーキングの評判・口コミ

国内取引所で仮想通貨ステーキングを始める方法

仮想通貨ステーキングの始め方は国内取引所によって2パターンに分かれます。

  • ステーキング対象の銘柄を購入するだけ
  • ステーキングの設定を行う

1つ目のやり方はステーキング対象の銘柄を買うと、自動的にステーキングが始まるというものです。

SBI VCトレード」「GMOコイン」が該当します。

このパターンの場合は、ユーザーが行うことは仮想通貨を購入するだけです。あとは自動的に仮想通貨取引所の方でステーキングを行なって、その報酬をユーザーのウォレットに振り込んでくれます。

2つ目のやり方はステーキングの設定を行うパターンです。

ビットポイント」「OKJ」が該当します。

ステーキング対象の仮想通貨を購入したら自分の資産管理画面に行きます

「ステーキングの設定をON・OFFにする」設定画面があるので「ON」に設定します。これで完了です。

最も手続きが簡単なのは仮想通貨を購入するだけでステーキングできる前者のパターンですが、後者のステーキングの始め方も複雑な手続きはありません。

自分がステーキングを始めたい仮想通貨取引所を選ぶとよいでしょう。

国内 VS 海外 VS 分散型取引所【比較】

ステーキングは3種類の取引所(国内・海外・分散型)で実施できます。それぞれの特徴を比較してみてみましょう。

国内取引所海外取引所分散型取引所
利率0.1%~16%0.1%~100%以上0.1%~100%以上
ステーキングできる仮想通貨20種類多い多い
安全性高い低い低い
手数料必要なし必要なし必要
難易度かんたんかんたん難しい

利率は数字だけ見ると、海外取引所と分散型取引所が高いです。

もちろんステーキングを行う仮想通貨によって利率は異なりますが、銘柄によってはステーキング年率100%以上のものがあったりします。

ただ国内取引所でステーキングできる仮想通貨であれば基本的に国内取引所が一番年利が高いです。例えばETHは国内取引所は年利3%で提供されていますが、海外取引所では1%となっています。

ステーキングできる仮想通貨も海外取引所と分散型取引所が多めです。

国内取引所では対応してない仮想通貨でも、海外・分散型取引所であればステーキング出来ることがあります。

安全性は国内取引所が圧倒的に高いです。

国内取引所はステーキグの銘柄は分別管理されます。仮想通貨が保護されるためハッキング被害の心配もありません。

一方、海外取引所と分散型取引所はリスクがあります。そもそも利用するのに仮想通貨の知識が必要になるうえ、ステーキングした仮想通貨も特に保護はされません。

手数料は国内取引所と海外取引所は不要です。分散型取引所の場合は、ステーキングを始める際に基軸通貨でステーキング手数料を支払うことが多いです。

ステーキングを始める難易度は国内取引所はいちばん簡単です。対象の仮想通貨を購入しておくだけでステーキングが始まるもしくは「ステーキングを始める」ボタンを1回押すだけで始められます。

海外取引所もステーキングを始めること自体は簡単ですが、海外取引所の口座開設や入金に少し手間がかかります。分散型取引所はステーキングを始めるまでにWebウォレットの開設やサービスへの接続などやることが多いです。

それぞれにメリット・デメリットがありますが、基本的には国内取引所でステーキングを行うのがおすすめです

利率は高めですし、やはり安全性が高いのが大きな理由です。3つの取引所の中では、最も信頼できるステーキング手段です。

海外・分散型取引所でステーキングするなら?

海外取引所や分散型取引所でステーキングを始める場合は、事前によく情報を調べるようにしましょう

大手の海外取引所であればそこまで心配はありませんが、あまり知名度のないところだと危険です。分散型取引所はハッキング被害を受けることも多いです。

SNSで紹介されるような分散型取引所の中には「ウォレットを接続した瞬間に資金が盗まれる」なんて事件もありました。危ないので、よく分からないサイトにはウォレットを接続しないように注意が必要です。

なお海外・分散型取引所の利点は国内取引所ではステーキングできない仮想通貨を運用できることと言えるでしょう。

USDCやUSDTなどのステーブルコイン系、PEPEやFLOKIなどのミームコイン系といった風にいま注目の仮想通貨に投資できるチャンスは存在します。

もし海外・分散型取引所を利用する場合はセキュリティ面に気を付けて始めるようにしてください。

おすすめの海外仮想通貨取引所を紹介しているため参考までに。

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ステーキング VS レンディング【比較】

仮想通貨のステーキングとレンディングはよく比較されます。

ここではそれぞれの違いを確認してみましょう。

項目ステーキングレンディング
申込不要必要
数量上限・下限なし上限・下限あり
対象銘柄ステーキングできる仮想通貨。BTCやUSDTは不可。BTCやUSDTなどが可能。サービスによって対応する仮想通貨は異なる
運用期間無制限あり。30日・90日・365日が多い。
ロック期間無しあり
年利都度、変更される募集時に確定
中途解約可能不可能(解約手数料あり)
分別管理対応未対応

仮想通貨の運用方法という意味では同じですが、特徴を比べてみると違っている点は多いです。

ステーキングは比較的自由に運用できて利率は変動する。レンディングは自由度は低いものの利率は担保されています。

以前は「ステーキングの利率が低い・レンディングの年利は高い」という意味で差別化されていました。

しかしここ数年はステーキングの年利が上がってきており、利率で大きな違いは出なくなっています。

レンディングを行うメリットはBTCの資産運用が行える点でしょう。BTCのステーキングはできません。

仮想通貨のレンディングサービス」については別記事も併せて参照ください。

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仮想通貨取引所で行うステーキングのメリット

ステーキングを仮想通貨取引所で行うメリットは3つ。

  • 仮想通貨を保有するだけで報酬が得られる
  • 仮想通貨をいつでも売買できる
  • 分別管理の対象となる

仮想通貨を保有するだけで報酬が得られる

ステーキングを行うと仮想通貨を自動的に増やせます。

売買を行う必要がないため仮想通貨を楽に運用できるのがメリットです。

例えばSBI VCトレードでSOLという仮想通貨を約100万円分ステーキングしたとしましょう。

ユーザーは月に約3,000円相当の仮想通貨を受け取れることになります。

SBI VCトレード SOLのステーキング

ユーザーが行うのはSOLを一定数購入するだけです。

SOLの価格が上がった時に売ることでさらに大きな利益を見込めます。

仮想通貨をいつでも売買できる

国内仮想通貨取引所が提供するステーキングサービスはロック期間が無いものが多いです。

ロック期間とは仮想通貨を動かせない期間のこと。

つまりロック期間があると仮想通貨を売ることや別のウォレットに送金できなくなります。売買できない期間があると、売り時を見失なったり、急な資金移動ができなくなるのが難点です。

ステーキングは基本的にロック期間がないため、自由に仮想通貨を動かせます

ただ仮想通貨取引所の一部はロック期間が付いています。例えばCoinTradeやCoinbookなどはロック期間ありのステーキングを提供しています。

分別管理の対象となる

国内取引所ではステーキングした仮想通貨は分別管理の対象となります。

分別管理とは”会社が持つ資産と顧客の資産を区別して管理すること”です。

万が一会社が破産したとしても会社の資産とは別で顧客の資産を管理しているため、顧客の資産は一定の保護を受けている形になります。

SBI VCトレード ステーキングの分別管理
SBI VCトレード
ビットポイント ステーキングの分別管理
ビットポイント
GMOコイン ステーキングの分別管理
オーケーコイン・ジャパンの分別管理

ステーキング以外の運用方法、たとえば仮想通貨レンディングは分別管理の対象ではありません。

仮想通貨の場合はハッキングリスクが心配ですが、ステーキングはほかの資産運用方法に比べると安全性は高いと言えます。

仮想通貨取引所で行うステーキングのデメリット

仮想通貨取引所で行うステーキングのデメリットは3つ。

  • 個人でステーキングするより利率が低い
  • 短期的な利益を得にくい
  • 税金の計算が複雑

個人でステーキングするより利率が低い

仮想通貨のステーキングは個人でも設定できます。

例えばATOMという仮想通貨は自分でウォレットを用意すれば、Cosmos Networkに直接ステーキングを行えます。

個人でATOMのステーキングをする場合は年利13%前後が平均です。リスクは上がりますが、平均以上の利率を提供しているステーキング先もあります。

国内取引所はステーキングを代行して設定する都合上、報酬から手数料が引かれています。

自分でステーキングを設定する場合は英語の記事を読んだり、自分でウォレット管理をしたりするなどの手間がかかってしまいます。

ステーキングの手続きや管理を楽にしたい人は仮想通貨取引所で始めるのがおすすめです。

短期的な利益を得にくい

ステーキングは仮想通貨を保有し続けることで利益を得る運用方法です。

仮想通貨でありがちな「1日で価格が10000倍になった」「エアドロップで100万円分の仮想通貨が貰えた」といった事象は起こりにくいです。

しかし、長期的な価格上昇が期待できる仮想通貨であれば着実に資産は伸ばせます。また、ただ仮想通貨を保有しているだけよりも、ステーキングをして資産運用に回したほうが利回りは良くなります。

ステーキングは短期的な売買というよりも中・長期的な目線で利用するのがおすすめです。

税金の計算が複雑

ステーキングで得た報酬は雑所得になります。

そのため確定申告で得られた利益については申告が必要です。

税金の計算が若干複雑で、「ステーキング報酬を得たタイミング」「ステーキング報酬で得た仮想通貨で売買益を出したタイミング」で税金が発生するようになっています。

最近は仮想通貨の税金計算ツールも出たことで税金の計算は楽になってきました。

心配な方は税理士の方に相談するとよいでしょう。

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