草コインで億り人になれる?過去に高騰した仮想通貨銘柄も紹介!
「草コインで億り人になりたいなあ」と一度は考えたことがありますでしょうか?
仮想通貨について興味のある方であれば、誰しもが一度は考えるかと思います。
そこでこの記事では、今までに億り人を産んだ草コインを紹介し、今注目の草コインや、その見つけ方まで徹底解説します!
正直、この記事を読んだからといって億り人になれるとは限りませんが、草コイン投資を始める前に読んでおいて損はない記事となっているので、ぜひ気になる部分だけでも読んでくださいね。
暗号資産(仮想通貨)について調べていく途中で「草コイン」を知った方も多いと思います。
暗号資産界隈では、厳密な定義はないものの、草のように有象無象に存在するコインを草コインと呼んでいます。誰でもコインを作れるため流動性が低く、すぐに価値が暴落してしまうことが一般的です。
しかし、そんな草コイン出身のコインの中には有名になり、今でも時価総額ランキング上位に名を連ねているものもあります。うまく見極めれば「億り人」になることが可能なのかどうか、私個人の見解をご説明します。
草コインで億り人になれるのか

結論から言うと、草コイン投資で億り人になることは可能だと思います。
2025年の令和7年7月からであっても、草コイン投資を通して億り人になれると考えています。Mediverse運営を通して、多くのコインのチャートを毎日見てきた結果そう思っています。
一般的に「草コイン」というと、価格が1円以下ですぐに暴落するダメコインのような印象があると思います。多くの草コインにとってはそれは事実ですが、一方で価格が急騰して、多数の億り人を輩出した草コインがあることも事実です。
例えば、このNon-Playable Coin(NPC)というコインをご存じでしょうか?

おそらく誰も知らないと思います。私も先ほど、偶然に見つけただけのコインですが、成長率が571914.86%(約5,719倍)になっています。
上場初期に1万円分NPCを買っていれば、5,719万になっていた計算です。では初期に2万円分買っていたら、1億円を超える利益になります。(税金を無視すればですが)
これ以外にも、瞬間的に10000倍以上になる草コインはちらほら存在します。
名も無き草コインであっても信じがたいほどの可能性を秘めています。もちろん、ほとんどの草コインは人気が出ず、誰にも気づかれないうちに暴落してしまいます。なので伸びる草コインを見極める力が必要になります。
それだけではなく、綿密なる戦略、資金と時間が必要になりますが、決して不可能ではありません。次に具体的な戦略を考えていきます。
草コインで億り人になる方法

大きく分けて2つの方法があります。
- 長期的に、工数はかかるものの比較的安定したトレードを繰り返す
- 未知の可能性に賭けて一攫千金を狙う
どちらの戦略にもメリットとデメリットがあるので、一概にどちらがいいということはできません。ですが戦略の1つとしてご覧いただければと思います。
長期的に複数コインを乗り継いで億り人に至る

この戦略は、1つのコインで億を狙うのではなく、何度もコインを交換して、段階的に億に到達するというものです。例としては以下のような形です。
- ビットコインを100万円分購入する(1BTC=100万と仮定) 【資産】BTC100万円分
- 1BTC=150万に高騰(この時点で50万円の含み益) 【資産】BTC150万円分
- 50万のうち、40万円を上昇トレンドのイーサリアム(1ETH=40万と仮定)に交換 【資産】BTC110万円分、ETH40万円分
- 1ETH=60万に高騰(20万円の含み益)【資産】BTC110万円分、ETH60万円分
最初持っていたのは100万円のBTCでしたが、最終的にBTC110万円分とETH60万円で評価額170万円となり、70万円の利益が出ていることになります。
このように、メジャーなコインから少しずつ利益を出し、その一部で他のコインを購入。新たに得た利益の一部をさらに他のコインと交換し、少しずつ億に近づけていくという戦略です。
ビットコインとイーサリアムは、長い目で見ると上昇傾向が続いています。そしてビットコインが高騰すれば、イーサリアムが高騰し、その次にミームコインや草コインが高騰することが多いです。
おそらく、ビットコイン保有者が得た利益の一部をイーサリアムに変え、その後他のコインとも交換し、リスク分散をしているのではないかと考えています。
このような資金の流れ・トレンドの循環を見極めながら、“固い銘柄”で確実に利益を出し、それを次のチャンスに繋げていくのが、複利的に資産を増やすポイントになります。
時間はかかりますが、十分な資金と情報リテラシー、冷静な判断力があれば、決して不可能ではありません。
短期決戦で未知の可能性に賭ける

もうひとつの戦略は、短期間で爆発的な値上がりを狙うハイリスク・ハイリターン型の投資手法です。
こちらは、いわゆる「ガチの草コイン」を主に取引対象とします。知名度もなく、取引所の上場直後のような段階にある銘柄をいち早く見つけ、数倍、数十倍に高騰したタイミングで売却することを目的とします。
この戦略の大きなメリットは、ごく少額の資金でも大きなリターンが狙えるという点にあります。たとえば、1万円を投資して100倍になれば100万円です。後程詳細をお伝えしますが、数百倍や数千倍を記録する草コインも多く存在しており、「1万円が1億円に」というような夢のある話も、あながち絵空事ではありません。
複数のコインを100円ずつ買って、1分単位で価格変動を確認。暴落が始まった瞬間に安全なコインに苦しつつ、急騰するコインが現れれば利益になるという戦略です。
ただしその一方で、値上がりする前に暴落して終わる草コインがほとんどなのも現実です。価格が下がるだけならまだ良い方で、最悪の場合、買い手がまったく現れなくなり、売りたくても売れない“実質無価値”なコインを抱え続ける羽目になるリスクもあります。

加えて、詐欺コインや運営が集めた資金を持ち逃げする「ラグプル」も多く、購入前にはプロジェクトのホワイトペーパーや開発者情報、Xでのコミュニティの反応など、徹底したリサーチが必須です。
この戦略は、「当たればデカいが、外れれば紙クズ」という極端な性質を持つため、生活資金ではなく、あくまで余剰資金での投資が鉄則です。
草コインの銘柄数が多すぎることや、プロジェクトの情報が少ない場合もよくあるので、上がるかどうかは未知数です。ハイアンドローのギャンブルのような気持ちで、余剰資金で投資に取り組むことをおすすめします。
草コインは大暴落するのが普通です。ごくまれに大ヒットするものがある、と理解したうえでこの先の文章を読み進めてください。より具体的に、億り人が誕生した草コインの実例をご紹介します。
過去に億り人を誕生させた草コインは?【実例】
実際に草コイン投資で億り人になった方はいます。
その中で最も有名な億り人を誕生させた草コインを紹介します。
BITCOIN(ビットコイン)
現在は暗号資産の代名詞とも言えるビットコインですが、ビットコインも誕生当初は立派な「草コイン」でした。
まだ「暗号資産」という概念そのものが存在しなかったわけですから、現在の草コインとは比べものにならないほど価値の低い存在でした。

一番最初にビットコインで買い物をしたのは「10,000ビットコインでピザ2枚」だったと言われています。
当時の1ビットコインの価格は約0.0025ドル(現在のレートで0.37円)だったため、10,000BTCで約3,700円となり、ピザ2枚との等価交換がされたそうです。

2025年7月現在のビットコイン価格は約1,800万円を超えるほどのに成長したため、この時点からビットコインを保有していれば、立派な億り人でした。
ここまで昔ではなくても、ビットコインの価格が100万円程度だった2020年以前に保有していた方の中には、億り人になった方が多くいると予想されます。金融庁の調べによると331人ではないかと報告されていますが、詳細な人数は正確に確認できていない層です。
実際、今からでもビットコイン投資により、億り人になることは可能なのでしょうか。検証してみた記事はこちらです。
DOGE COIN(ドージコイン):2021年に億り人を誕生させた人気コイン
DOGE COINは2013年に誕生したコインでミームコインの代表格です。
ミームコインとは、特に突出した機能や特徴のない「ジョーク」コインの総称です。

DOGE COINは日本の柴犬「かぼすちゃん」を元にデザインされたコインで、世界中の愛犬家、柴犬好きを筆頭に支持を集めています。
2021年に価格が暴騰。アメリカのGlauber Contessoto氏(自称プロ・ザ・ドージ)が億り人になったことで話題になりました。

それ以来価格は落ち着きを見せていますが、Glauber氏が億り人になった事実は、世界中の暗号資産ユーザーの記憶に刻みつけられました。
2025年7月現在、DOGE COINは仮想通貨時価総額ランキングで8位で、すでに草コインとは呼べない規模になっています。9月には米国でDOGEコインETF「DOJE」も始動し、ナスダック上場企業ブラッグハウス・ホールディングスと合併したこともあり、今後の期待が高まっています。
また、ドージコインは上場企業SBIホールディングスグループのSBI VCトレードで取引が可能です。まだ口座を持っていない方は、最も簡単かつ安全に購入できます。
吉田が注目する草コイン9選
ここからは吉田が個人的に注目している草コインを9個あげていきます。
※便宜上ミームコインと草コインが混在していますのでご了承ください。
「新興コイン」であり「知名度が低い」かつ「ボラティリティが激しい」ものを指して、以下を選出しました。
- PENGU
- MOG coin
- WIF
- BOBO
- Apu Apustaja
- Baby Doge Coin
- Manyu
- Neiro
- FLOKI
知っているコインはいくつありましたか?
注意点として、各コインの将来性は誰にも分かりません。
私の選定には何かしら価値が上昇するだろうと考察する根拠があるものもあれば、そうではないものもあります。
現在開催中の「草コイン買いまくる」企画でも取り上げているものもいくつかランクインさせています。草コインの価値がどうなるかは本当にわかりません。投資の際にはくれぐれも余剰資金で行うようにしてください。
大きな損失を避けるために次項で解説する「草コイン投資の注意点」もチェックしてくださいね。
PENGU(Pudgy Penguins)

| 価格 | 5.79円 |
| 時価総額 | 363,745,843,438.77円 |
| 取引所 | LBANK、MEXC等 |
| 参照 | Coinmarketcap |
PENGU(ペング)は、可愛いペンギンをモチーフにしたNFTプロジェクト「Pudgy Penguins(パジー・ペンギンズ)」から生まれた仮想通貨です。アメリカのスーパーWalmartで関連グッズが販売されたり、アニメ化の予定もあるなど、人気が拡大中です。
最近はアメリカの投資会社「Canary Capital(キャナリー・キャピタル)」がこのコインを中心にしたETF(上場投資信託)を米国証券取引委員会(SEC)に申請したことも注目を集めています。
価格は現在6円弱ですが、ミームコインの中ではPEPEコインに次いで4位にまで上り詰めました。
MOG coin

| 価格 | 0.0002108円 |
| 時価総額 | 82,346,513,154.29円 |
| 取引所 | LBANK、MEXC等 |
| 参照 | Coinmarketcap |
MOG Coin(MOGコイン)は「いわゆるミームコイン」で、時価総額は約823億円と小型ながら活発なコミュニティを抱えています
2024年12月には大手取引所Coinbaseが上場候補として発表され、その直後+20%以上の暴騰を記録しました。さらにはBybitにも上場し、最近では1週間で+65%の上昇を見せ、4時間足のテクニカルでは抵抗線を突破、強気の動きが確認されています。
THE草コインのような存在ですが、大手取引所に上場したことで一気に人気となりました。
ローンチ時の価格から現在までに8,602,144.66%(86,021倍)と驚異的な成長を経験しています。まだ伸びるのか、それとも下落が始まるのか、楽しみに毎日追っています。
WIF(Dogwifhat)

| 価格 | 145.33円 |
| 時価総額 | 145,152,175,167.25円 |
| 取引所 | LBANK、Raydium等 |
| 参照 | Coinmarketcap |
Dogwifhat(通称:WIF)はSolanaブロックチェーン上のミームコインで、柴犬のキャラクターを用いた「コミュニティ重視の遊び感覚」が特徴です。2023年11月ローンチ以降、急速に注目を集め、現在まで大きく寝落ちしていない稀有なミームコインです。
価格が急上昇した主な要因は、Solanaチェーンの活発化と大口投資家の流入、さらに投機ムードとSNSでの話題性に支えられたものです。アルトコイン人気の波が来ることで、一時急騰しやすい銘柄として市場に認識されています。
BybitやMEXCにも上場を果たし、取引高でいうと先ほどのMOG coinの10倍程度がある人気コインです。
Coinmarketcapでも総合79位にランクインしています。第2の柴犬になるのかもしれません。
BOBO

| 価格 | 0.0001233円 |
| 時価総額 | 8,156,723,426.23円 |
| 取引所 | LBANK、MEXC、Unisuwap等 |
| 参照 | Coinmarketcap |
BOBO(Bobo Coin)は、くまのキャラクター「Bobo the Bear」をテーマにしたイーサリアムチェーンのトークンで、2025年7月30日現在、時価総額は約81億円規模と小型です。世界各地の4chanコミュニティを通じて話題となり、投資心理やミーム文化の象徴として人気を集めています。
BOBOは、コミュニティの楽しさとネットミーム文化の表現手段として支持されており、ツイッターやTelegramなどでの話題性が価格に直結します。ノリで購入している人が多いことから
正直に言うと「よくある草コインかなあ」と思っています。つまり、近いうちに大暴落するのではないかと考えてますが、意外と寝落ちせずに小さな上昇と下落を繰り返しています。
また、ローンチから現在価格まで1,811,543.41%(約18,115倍)成長していることもあり、どこまでいくのか気になるとことです。
Apu Apustaja

| 価格 | 0.03882円 |
| 時価総額 | 13,115,504,515.89円 |
| 取引所 | MEXC、Uniswap v2 |
| 参照 | Coinmarketcap |
Apu Apustajaは、もともとインターネットミームとして人気があったキャラクターであり、その愛らしい(?)イメージと共感されやすいビジュアルから、コミュニティの支持を受けてミームコイン化されたプロジェクトです。
X(旧Twitter)やTelegramなどSNSを中心としたコミュニティ主導のマーケティングにより、急速に注目を集めました。
特に2024年後半以降、他のミームコインプロジェクトとの差別化を図るため、APUは慈善活動との連携やNFT展開なども模索し、「ただのネタ」では終わらない実用性のアピールを進めています。
ローンチから見ると2,242,165.08%(約22,421倍)の成長をしている草コインの中でも有望株です。
個人的には可能性あるのではないかと考えており、さらに伸びていけばいいなあと願っています。
Baby Doge Coin

| 価格 | 0.0000002020円 |
| 時価総額 | 33,896,978,939.39円 |
| 取引所 | LBANK、Uniswap v3 |
| 参照 | Coinmarketcap |
Baby Doge Coin(ベイビードージコイン)は「Dogecoinをさらに可愛くした子ども版」として生まれたミームコインです。
このコインの成長背景には、取引ごとに10%の手数料(半分が既存ホルダーに再配分、半分が流動性に回る)という自動トークンバーン機能や、犬猫保護活動への寄付を行うチャリティモデルによる社会的アピールがあります。
ドージコインの亜種ということ以外は目立った特徴がなく、成長率もこれまでの数百万倍のものと比べるとそこまで大きくはありません。
ただ、「草コイン買いまくる」企画で取り上げているので、よくあるミームコインが急騰する可能性があるのかどうか見てみたいがために入れております。
Manyu

| 価格 | 0.000003978円 |
| 時価総額 | 4,014,851,775.08円 |
| 取引所 | LBANK、MEXC、Uniswap v2等 |
| 参照 | Coinmarketcap |
Manyu(マンユ)は、犬をテーマにしたEthereum(イーサリアム)チェーンのミームコインで、ローンチから現在までで1,415.16%の成長を見せ、SNS中心の急激なバズを背景に大きく注目を集めました。
Manyuという黒柴の犬は、YouTube/TikTok/Instagramで合計2000万人以上のフォロワーを持つペットインフルエンサーでした。

Web3にその知名度が移植されたことで、トークン発行時点から熱量が高く、既に“ファンベース”が存在したのが大きいと言われています。
また、柴犬コイン公式XがMANYUのXに好意的なリプを送っていることも、この人気を維持している要因であると思います。

残念ながらMANYUのアカウントは凍結されていました。。。
Neiro

| 価格 | 0.06305円 |
| 時価総額 | 26,526,584,921.84円 |
| 取引所 | LBANK、MEXC、Bitget |
| 参照 | Coinmarketcap |
Neiroはローンチ直後、イーサリアム創設者・ヴィタリック・ブテリン氏に全供給量の約4%(約171億枚)を“寄付”としてエアドロップ。
しかし彼はすぐに全てを売却し、価格は一時60%も暴落します。
直後、運営はX(旧Twitter)で「その売却益を捨て犬保護施設へ寄付して」と呼びかけ、驚くことにブテリン氏は後日、約200ETH(約53万ドル)を動物福祉団体へ寄付。この流れが話題を呼び、Neiroの暴落していた価格は24時間で50%以上も元に戻ることとなりました。
ローンチから2か月後の2024年9月にはバイナンスにも上場を果たし、ピークを越えた現在まで大きな値崩れもありません。今後も順調に伸びていくことを願います。
FLOKI(フローキ):犬をテーマにしたミームコイン

| 価格 | $0.0001323 |
| 時価総額 | $1,261,476,497 |
| 取引所 | LBANK |
| 参照 | Coinmarketcap |
フローキもドージコインの模倣コインのひとつです。
模倣コインと言ってもフローキによるNFTマーケットプレイスや、NFTゲーム、DeFiなどが運用されており、ただのミームコインとは一線を画している印象です。
「フローキ」という名前は、ドージコインの愛好者であるイーロン・マスク氏の飼い犬の名前が元になっており、ドージコインやシバコイン同様、イーロン氏の今後の動向により価格が左右されます。
また定期的なバーンシステムを採用しているため、保有しているだけで実質的な価値が上がる特徴を持っています。
このような点でも、ただのミームコインではなく高騰が期待できる通貨のひとつと言えます。
さらに詳しく知りたい方はFLOKIに関する記事をどうぞ。
草コインで億り人を狙う際の7つの注意点
億り人を狙える可能性のある草コインを10銘柄紹介しましたが、草コイン投資にはリスクがつきものです。
ここでは、基本的な部分も含めて、草コイン投資の注意点を7つ紹介します。
ほぼギャンブルと思って投資をする
草コイン投資は「投資」と名前がついていますが実態はギャンブルに近いです。
一般的な株式投資や不動産投資は、今後も価値が上がり続ける可能性の高いものに投資をしますが、草コインは今後の価値の上昇が未知数です。

もちろん、上述のように各コインは壮大なプロジェクトを掲げ、立派なホワイトペーパーを準備し、さも将来性があるように見せていますが、今までにいくつもの立派なプロジェクトが頓挫しているのも事実です。
ビットコインやイーサリアムを長期保有することはまだ「投資」と呼べますが、草コインで一発逆転を狙うのは「ギャンブル」あるいは「宝くじ」に似ています。
ギャンブルですから賭けたお金がなくなることも珍しくありません。
草コイン投資は無くなってもいいお金(というものはありませんが)の範囲で行いましょう。
詐欺コインに注意する
草コインは、その性質上「計画が頓挫する」「思ったよりも価格が上がらない」「思わぬ暴落が起きる」ようなことが日常茶飯事ですが、それとは別に「明確な詐欺」も存在します。
コイン開発者が明確に詐欺の意図を持ってプロジェクトを立ち上げ、大量のお金を集め、そのまま逃げ切るようなことが少なくありません。この行為をラグプルと言います。

長期的なプロジェクトとして維持するつもりはなく、価格が高騰した時点で開発者や関係者が売り抜ける構図も数えきれないほどあります。
詐欺コインを完全に見破る方法はありませんが、特にICO案件には注意しましょう。
ICOとは「Initial Coin Offering」の略で、新規暗号資産公開を指します。他にも「クラウドセール」や「トークンセール」と呼ばれることもあります。
要するに「素晴らしい仮想通貨がたったいま誕生したので、ぜひ早めに買ってください!」というセール情報です。
仮想通貨の世界では「どのくらい長くコミュニティが維持できているか」も大きな判断基準のひとつであり、ICOは全くその逆を行くことになります。
ICOに興奮するのは人間の性なので仕方ありませんが、投入する資金はほどほどにし、次項の「自分でよく調べること」も徹底しましょう。
自分でよく草コインを調べてから購入すること
草コイン投資に限った話ではありませんが、自分の資産を投入するわけですから、投資対象の通貨について可能な限り調べ尽くしましょう。

多くのプロジェクトは海外初ですが、Google翻訳などを使えばかなり理解ができるため、公式サイトは徹底的に読み込みましょう。
間違っても「有名人がおすすめしているから」とか「知人に勧められたから」のような安易な理由で草コインを購入してはいけません。
遊びの範囲の資金であれば問題ありませんが、少額では億り人を狙うことはできないため、億り人を狙うのであれば、徹底した対象通貨のリサーチが必須です。
最低限以下のポイントは確認しておいてください。
・コインの開発者の氏名、SNSの有無
・ホワイトペーパー(プロジェクト詳細をまとめたページ)
・コントラクトアドレス
・開発チームの名前・SNSの有無・住所
あくまで吉田の主観ですが、お金を賭けるわけですから、これくらいは最低限知っておくべきかと思います。
とはいえ、これらが公開されていないコインも無数にあるので結局はギャンブルに近いと思っています。
時には損切りの判断も必要
「投資」の基本は長期的に持ち続けることですが、上述のように草コイン投資は投資というよりもギャンブルに近いです。
信じた銘柄を長期間握り続けていても、塩漬けになって時間だけが過ぎていくことは珍しくありません。
草コイン投資では、ダメそうだなと感じたら損切りする潔さも必要です。

プロジェクトに明確な目的があったり、信頼できる開発進捗の共有があるのであれば持ち続ける選択もアリですが、それがなければ資金を抜いて他に回す選択をしましょう。
含み損が出ていることもあるかと思いますが、そのまま持ち続けるよりは、目減りした資金を抜いた方が健全な場合も多いです。
そもそも資金が少ないと「億」は難しい
そもそもの話ですが、10万円や100万円という資金で「億り人」を目指すのは現実的ではありません。
100万円で買った銘柄が100倍になれば億り人になれますが、それこそ宝くじに当たるよりも可能性は低いでしょう。

上述のドージコインで億り人になったGlauber氏もドージコインを1800万円分購入し、それが運良く3億円まで増えました。
この場合もドージコインは17倍にしかなっておらず、1億円を手にするためには588万円が必要だった計算となります。
いずれにしても、億り人になるためには数千万円の元手が必要で、かつ10倍以上になる草コインを購入する必要があり、難易度は非常に高いです。
あまり「億」に固執することなく、各草コインの特徴やプロジェクトに共感しつつ楽しみながら少額ずつ購入していく方が健全です。基本的に1円以下で購入できるものが多いので、最初は1円以下のコインから取引に慣れていくことをおすすめします。
「億り人」になった後も税金はかかる
現実的な話として、暗号資産換算で「億り人」になったとしても、日本円に変換した途端に、最大で「最大所得税率45%+住民税10%」の税金がかかり、約半分は税金として納める必要があります。

日本円で「億り人」になるためには約2億円分の仮想通貨による利益を得る必要がある計算になります。
仮想通貨換算で「億り人」になるだけであれば税金を支払う必要はありませんが、日本円に変換しなければほとんどのものが買えないため、最終的には税金と向き合う必要があります。
国内取引所ではほぼ購入できない
草コイン投資の大前提の注意点として、日本国内の取引所ではほぼ草コインは購入できません。
というのも、日本の仮想通貨取引所はいわば「エリート通貨」のみ取り扱いがあり、取り扱い通貨はせいぜい10〜50程度です。
| 名称 | 銘柄数 | 独自で取り扱う仮想通貨 |
|---|---|---|
| BinanceJapan | 59 | ALGO、OP |
| オーケーコイン・ジャパン | 45 | OKB、EFI |
| BitTrade | 45 | BSV |
| bitbank | 43 | – |
| SBI VCトレード | 36 | – |
| bitFlyer | 38 | – |
| Coincheck | 35 | WBTC、BRIL、BC |
| BITPOINT | 30 | GXE、TON、TSUGT、OSHI |
| GMOコイン | 21 | FCR、NAC |
| Zaif | 26 | FSCC、NCXC、CICC、CMS、MV、ROND、MBX |
一方の海外取引所は数百〜2,000以上の銘柄の取り扱いがあります。
草コインを購入するには後述するような海外取引所を利用する必要があり、国内取引所では購入できない点に注意です。
その中でも草コインの取り扱い、上場が多い取引所はある程度決まっています。
草コイン購入におすすめの仮想通貨取引所3選
まだ海外の取引所アカウントをお持ちでない方は、以下のどれかの取引所でアカウント登録をすれば草コイン投資が可能になります。
LBank(エルバンク):ミーム・草コインなら最強

LBankは知名度はそこまで高くはありませんが、ミームコイン・草コインの銘柄数がとにかく多く、また取引手数料も0.1%とかなり低く、穴場の取引所です。
一時はトップページがミーム・草コイン一色になっていたほどであり、草コイン取引ならばLBankだろうとポジショニングを取りに行っているかと思います。もちろんBTCやETHなどの有名コインもあるので、様々な取引形式が可能です。
草コイン取引を検討している場合はLBankがおすすめです。
MEXC(エムイーエックスシー):取り扱い銘柄数が世界一

| 評価項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄数 | 2308 |
| キャンペーン (最大ボーナス) | 50 USDT |
| 最大レバレッジ | 200倍 |
| 取引高(24h) | $1,439,489,051 |
| 手数料 | Maker:0%~0.1% Taker:0%~0.1% |
| ハッキングの有無 | なし |
| 金融ライセンス | なし |
| サービスの種類 | ・ステーキング ・コピートレード ・ローンチパッド(IEO) |
| 取引所ランク | Coinmarketcap:11位 CoinGecko:14位 |
| 設立年度 | 2018年 |
MEXCは世界最大の取引銘柄数を誇る取引所です。
多くの草コインが初めて上場する取引所でもあるため、草コイン投資をするなら抑えておきたい取引所です。
本記事執筆時点で取引銘柄数は2,258にも登ります。
取引銘柄数が多いだけではなく、ローンチパッドやキックスターターなど独自のサービスを展開しているユニークな取引所です。
さらに詳しくはMEXCに関する記事をどうぞ。
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まだ注目されていない草コインの探し方
本記事では草コインを10個紹介しました。
しかし、そもそもこのようなサイトで書かれている時点で、ある程度の注目を集めており、本当の意味で「草」とは言えないと感じるかもしれません。
あくまで自己責任にはなりますが、もっともっとマイナーで、誰にも知られていないような草コインを探す方法を以下で解説します。
仮想通貨情報まとめサイトで探す
CoinMarketCapやCoinGeckoなどのサイトは、現在市場に流通している仮想通貨を網羅的に表示してくれます。

ただサイトを訪れるだけでは、時価の高いビットコインやイーサリアムが表示されるだけですが、これらのサイトを工夫して使うことで、草コイン探しに役立てることができます。
CoinMarketCapでは「24時間%推移」や「1時間推移」を見ることができ、CoinGeckoでは「ミームコイン」や「急上昇中の銘柄」という項目があります。
短期間で価格が急上昇している銘柄を確認できるため、これらの項目から気になる銘柄を見つけてみましょう。
その他にも「時価総額が低い銘柄を探す」や「上場されて間もない銘柄を探す」など自分なりのルールを定めて、億り人を目指せる草コインを見つけてください。
見つけた銘柄はすぐに買うのではなく、公式HPなどを確認し、十分にリサーチしてから購入しましょう。
仮想通貨をスクリーニングする
さらに詳しい条件を指定して仮想通貨を探したい方は「スクリーニング」という手法がおすすめです。
株式投資で使われる手法ですが、自分なりに調べたデータや法則で仮想通貨を探したい場合はTradingviewというサイトで可能です。

ここまで本格的に草コインを探すと、日本語の情報や口コミはほぼ出てこないかと思いますが、だからこそ草コイン投資の楽しさが高まるかと思います。
くれぐれも、本記事で解説した「注意点」を忘れず、自己責任で、草コイン投資で億り人を目指してくださいね!
まとめ
今回は「草コイン」の魅力と危険性について語ってきました。
99%は当たらないけれども、1%は大ヒットホームランになる可能性があるのが草コインと考えています。私はギャンブルはしませんが、1%で億り人になれると考えれば、割と高確率かと思います。
しかし、ほとんどコインについての情報がない中で多額の資金を投資する勇気が必要となり、それは同時に無謀ともいえます。あくまでも余剰資金で始めていただき、少しずつ勝負資金をためてから本格的に草コイン投資を始めることをおすすめします。
取引所大手のMEXCは草コインの上場が比較的早く、また総数が最大級です。草コイン投資に興味のある方は以下のリンクから口座開設を進めてください。












