東急カードPASMOのメリット・デメリットを徹底解説!

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東急沿線に住んでいる人の3人に1人が持っているというTOKYU CARD。

そんなTOKYU CARDのうちPASMOと一体となっているクレジットカードがTOKYU CARD ClubQ JMB PASMO(通称:東急カードPASMO)です。

この記事では、東急カードPASMOが気になっている人に向けて、概要はもちろん、メリット・デメリットを徹底解説しました。

目次

東急カードPASMOの基本情報・概要

TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
項目内容
申込条件本人または配偶者に安定した収入のある高校生を除く18歳以上
年会費(本会員)初年度:無料2年目以降:1,100円(税込)
年会費(家族会員)初年度:無料2年目以降:330円(税込)
年会費(ETCカード)無料
国際ブランドVISA、Mastercard
たまるポイントTOKYU POINT(プレミアムポイント)
ポイント還元率1%
特約店還元率TOKYU POINT加盟店で最大3%
電子マネー・非接触決済PASMO
発行スピード最短10日
海外旅行傷害保険最高1,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険最高1,000万円(利用付帯)

東急カードPASMOは、東急グループ、日本航空(JAL)、パスモが提携して東急カードとパスモが発行するクレジットカードです。

豊富な機能が付いています。

会社提供機能
東急カード株式会社クレジットカード機能
東急株式会社TOKYU POINT機能
株式会社東急百貨店サービスなどClubQ機能
株式会社パスモPASMO機能PASMOオートチャージサービス
日本航空株式会社JALマイレージバンク機能

東急カードPASMOの特徴をまとめると、東急グループのサービスを利用するなら欠かせない、TOKYU POINTがたまるPASMO一体型のカードです。

普段のショッピングはもちろん、電車やバス、TOKYU POINT加盟店で利用すると還元率1%以上でTOKYU POINTをためられます。

PASMOオートチャージでポイントもたまるので、便利とお得を両立したカードともいえるでしょう。

さらにSBI証券での資産形成(クレカつみたて)でもポイントがたまるため、資産形成におすすめのカードでもあります。

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東急カードPASMOの特徴・メリット

東急カードPASMOの特徴・メリットは以下の通り。

  • PASMOやSuicaにチャージできるTOKYU POINTがたまる
  • 還元率は1%(オンライン申し込み)
  • TOKYU POINT加盟店なら最大3%たまる
  • PASMOオートチャージでポイントが貯まる
  • 東急線のPASMO定期券購入でポイント1%付与
  • 東急バスノッテチャージでポイント1%還元
  • SBI証券のクレカつみたてでポイントがたまる
  • TOKYU ROYAL CLUBならさらにお得な特典

東急カードPASMOには多くのメリットがあります。

1つずつ紹介していきましょう。

PASMOやSuicaにチャージできるTOKYU POINTがたまる

東急カードPASMOを利用すると、PASMOやSuicaに10ポイント(10円)単位でチャージできるTOKYU POINTがたまります

普段からPASMOを使っている人にとって、PASMOにチャージできるTOKYU POINTをためられるのは大きなメリットです。

https://www.topcard.co.jp/point/use/pasmo/index.html

TOKYU POINTは東急グループをはじめとするTOKYU POINT加盟店でも使えますが、TOKYU POINTを使ったお支払いはあまりおすすめできません。

貰えるはずだったポイントが減ってしまうからです。

仮に還元率2%のTOKYU POINT加盟店で12,000円の買い物をするとき、TOKYU POINTで2,000円支払ってしまうと、本来は240ポイントもらえるのに200ポイントしかもらえなくなってしまいます。

TOKYU POINT加盟店で使うPASMOチャージで使う
購入金額-12,000円-12,000円
ポイント消費-2,000円分のポイント※TOKYU POINT加盟店-2,000円分のポイント
※PASMOチャージ
たまるポイント200円分のポイント240円分のポイント

東急グループのショッピングではポイントを貯める。電車の運賃などポイントがためられないところはポイントで支払う(PASMOにチャージして使う)という使い方がお得です。

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還元率は1%(オンライン申し込み)

東急カードPASMOにオンラインで申し込むと、「ご利用代金Web明細サービス」に自動で登録され還元率が1%(月間利用200円ごとに2ポイント)になります。

「ご利用代金Web明細サービス」の登録ポイント還元率
登録あり1%
登録なし0.5%
https://www.topcard.co.jp/point/save/premium/index.html

書面で申し込む場合は、還元率を上げるためにも「ご利用代金Web明細サービス」に登録しましょう。

三井住友カードやJCBカード、イオンカードなど人気のクレジットカードが基本的に0.5%であることからすると、東急カードPASMOは高還元率カードです。

仮に東急カードPASMOを月間10万円利用すると、1年間に12,000円分のTOKYU POINTをためられます。

また、還元率1%はあくまでも基本的な還元率であり、TOKYU POINT加盟店をよく利用する人はもっと高い還元率を目指せます。

TOKYU POINT加盟店なら最大3%たまる

東急グループをはじめとするTOKYU POINT加盟店で東急カードPASMOを利用すると、ポイント還元率が最大3%とお得にたまります。

以下の表に、主なTOKYU POINT加盟店のポイント還元率をまとめました。

東急ポイント加盟店ポイント還元率
東急ストア・プレッセ1.5%
※200円(税抜)につき3ポイント
東急百貨店・ShinQs3%
※100円(税抜)につき3%
※食品は1%
東急プラザ3%
※100円(税込)につき3ポイント
渋谷ヒカリエ2%
※100円(税込)につき2ポイント
SHIBUYA1093%※100円(税込)につき3ポイント
渋谷ストリーム2%
※100円(税込)につき2ポイント
たまプラーザ テラス2%
※100円(税込)につき2ポイント
二子玉川ライズ S.C.3%
青葉台東急スクエア2%※100円(税込)につき2ポイント
南町田グランベリーパーク2%※100円(税込)につき2ポイント
みなとみらい東急スクエア2%※100円(税込)につき2ポイント
港北TOKYU S.C.3%100円(税込)につき3ポイント
町田東急ツインズ3%100円(税込)につき3ポイント

東急ストア・プレッセと東急百貨店・ShinQsは税抜金額をもとにポイントを計算するので要注意。

仮に東急ストアで2,200円(税込)利用したとき、たまるポイントは33ポイントではなく30ポイントです(税抜2,000円÷200円×3)。

VisaやMastercardの加盟店で利用したときは1か月分の利用代金を対象にポイントを計算するためポイント(プレミアムポイント)の付与は遅くなります。

一方、TOKYU POINT加盟店でクレジット決済したときは、決済の都度ポイントを計算されます。店舗によって異なりますがおよそ3日以内にポイント(加盟店ポイント)がたまります。

なおTOKYU POINT加盟店でクレジット決済すると、VisaやMastercardなど一般的な加盟店で利用したときのプレミアムポイントはもらえません。

加盟店ポイントとプレミアムポイントは重複してもらえるわけではないことは認識しておきましょう。

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東急ストア・プレッセは月間3万円以上利用でもらえるポイントがアップする

東急ストア・プレッセはポイント還元率が高いだけでなく、月間3万円(税別)以上利用すると翌月のポイントがアップします。

月間買上額(税別)上乗せポイント
(もらえるポイント)
3万円以上5万円未満200円(税抜)ごとに+1ポイント(税抜200円ごとに4ポイント)
5万円以上200円(税抜)ごとに+2ポイント(税抜200円ごとに5ポイント)

月間買上額が5万円(税別)なら、翌月は200円(税抜)ごとに5ポイントもらえるのでポイント還元率にして2.5%です。

東急ストア・プレッセをとくふく感謝デーに利用すると5%割引になる

https://www.topcard.co.jp/info/campaign/2203store/index.html

東急ストア・プレッセでは、毎月19日と29日は2,000円を上限にカード請求時に5%割引になります(とくふく感謝デー)。

19日に20,000円以上、29日に20,000円以上クレジット決済で利用すると、その月は最大2,000円のキャッシュバックです。同じように1年間継続すると24,000円のキャッシュバックを受けられます。

ただし、とくふく感謝デーはキャンペーンへのエントリーが必要なので忘れないようにしましょう。

東急百貨店・ShinQsのアップポイント期間中はポイント付与率がアップする

https://www.tokyu-dept.co.jp/pointup/index.html

東急百貨店・ShinQsは、年に数回、アップポイントを開催しています。どれほどポイントアップするのか、いつ開催されるのかは明らかにされていません。

参考として、2023年にはブラックフライデーとして2023年11月23日から11月26日の4日間、3%のアップポイントが開催されました。

東急百貨店・ShinQsは通常3%(食品は1%)還元なので、この4日間は6%(通常3%+アップポイント3%)還元になります。

東急百貨店・ShinQsは6か月間の獲得ポイント数に応じたボーナスポイントがある

https://www.tokyu-dept.co.jp/clubq/bonus/index.html

東急百貨店・ShinQsは、6か月間の獲得ポイント数に応じてボーナスポイントをもらえます。

集計期間プレゼント日
1月1日~6月30日7月10日
7月1日~12月31日翌年1月10日

獲得ポイント数に応じたボーナスポイントは次のとおりです。

獲得ポイント数ボーナスポイント
2,500ポイント以上20%
5,000ポイント以上50%
10,000ポイント以上100%

東急百貨店・ShinQsは通常3%(食品は1%)還元なので、6か月間で一般商品を約33万円(税抜)購入すると、その6か月間は実質6%還元です。

PASMOオートチャージでポイントが貯まる

東急カードPASMOは、PASMOへのオートチャージでTOKYU POINTをためられます

PASMOオートチャージとは、改札を通ったときにPASMOの残高が設定額以下の場合、自動的に設定した金額をチャージしてくれるサービスです。自動的にチャージしてくれるので、カードが有効である限り、残高不足による改札での足止めがなくなります。

https://www.topcard.co.jp/services/autocharge/index.html

誰かといるときに残高不足で止められると恥ずかしい思いをすることも。乗車前後にあわてて駅の券売機でチャージするよりも、オートチャージで改札を通るほうがはるかにスマートです。

PASMOオートチャージは便利なだけでなく、東急カードPASMOならオートチャージ額の1%分のポイントがたまります。

交通系ICカードにチャージしてもクレジットカードのポイントはたまらないことが多いため、ポイントをためられるのは東急カードPASMOならではのメリットです。

なお、PASMOオートチャージで1%分のポイントをためるには「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」に登録が必要なので、忘れないようにしましょう。

東急線のPASMO定期券購入でポイント1%付与

東急カードPASMOで東急線の定期券を購入すると、1%分のTOKYU POINTがたまります。磁気定期券やバスの定期券は対象外です。

https://www.topcard.co.jp/point/save/railway/index.html

PASMO定期券は鉄道業者の券売機や窓口で購入できます。購入するといっても、実際には東急カードPASMOを鉄道定期券として利用できるので、PASMOを2枚持ち歩く必要はありません。

なお、PASMOオートチャージと同様、1%分のポイントをためるには「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」に登録が必要なので登録しておきましょう。

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東急バスノッテチャージでポイント1%還元

東急カードPASMOは、東急の電車だけでなく東急バスでもPASMOのオートチャージができ、ポイントもたまります。

東急バスノッテチャージとは、東急バスに乗るときにPASMOをタッチするだけで、残額不足時に一般路線バスなら1,000円、空港連絡バス・高速乗合バスなら3,000円を自動でチャージしてくれるサービスです。

https://www.topcard.co.jp/services/buscharge/index.html

東急バスノッテチャージサービスは10万人限定のサービスなので、申し込みが遅ければ利用できない可能性があります。実際、東急世田谷線では2022年6月30日にサービスが終了してしまいました。

そのため、東急バスノッテチャージサービスを利用したい人はできるかぎり早めに登録しておきましょう。

また、東急バスノッテチャージも1%分のポイントをためるには「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」に登録が必要です。

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SBI証券のクレカつみたてでポイントがたまる

東急カードPASMOは、SBI証券でクレカつみたてをしてもポイントがたまります。

クレカつみたてとは毎月自動で投資信託をクレジットカードで購入することです。

一般口座(課税口座)や特定口座はもちろん、NISA口座やつみたてNISA口座から毎月100円~5万円の範囲で積立額を設定できます。クレカつみたては毎月400円など少額から始められるので、投資初心者にもおすすめです。

東急カードPASMO SBI証券
https://www.topcard.co.jp/services/sbi/tab02.html#label_contents

クレカつみたてでたまるポイントは、ベースポイントとして0.25%(400円ごとに1ポイント)あるほか、東急グループのサービス利用状況などさまざまな要素に応じた加算ポイントがあります。

項目内容
ベースポイント400円ごとに1ポイント(1倍)
ゴールドカード400円ごとに3ポイント加算(+3倍)
TOKYU ROYAL CLUBステージシルバー400円ごとに1ポイント加算(+1倍)
ゴールド400円ごとに1ポイント加算(+1倍)
クリスタル400円ごとに2ポイント加算(+2倍)
プラチナ400円ごとに6ポイント加算(+6倍)
年間カード利用額200万円以上400円ごとに1ポイント加算(+1倍)
毎月のクレカつみたて額50,000円400円ごとに1ポイント加算(+1倍)
SBI証券の投資信託保有残高500万円以上400円ごとに1ポイント加算(+1倍)
年齢30~39歳400円ごとに1ポイント加算(+1倍)
29歳以下400円ごとに2ポイント加算(+2倍)

仮に、29歳以下(+2倍)で毎月のクレカつみたて額が50,000円(+1倍)、TOKYU ROYAL CLUBステージがシルバー(+1倍)なら+4倍となるため、合計5倍(400円ごとに5ポイント)のポイントがもらえます。還元率にすると1.25%です。

ただし、加算ポイントは最大3%(合計12倍)までなので注意しましょう。

他社のクレジットカードの場合、楽天カードは最大1%、三井住友の一般カードは0.5%などです。

東急カードを利用すると他社よりも高いクレカつみたての還元率を狙えます。

TOKYU ROYAL CLUBならさらにお得な特典

TOKYU ROYAL CLUBとは、東急グループのロイヤリティプログラムです。東急グループのサービスを利用するほど魅力的な特典を受けられます。

例えば、PASMO定期券やPASMOオートチャージ、東急バスノッテチャージサービスの還元率が1%ではなく2%になります。ほかにも東急グループのボーナス特典が得られます。

https://tokyu-royalclub.jp/bonus_present/

ただ魅力的である反面、参加条件は厳しめです。

東急カードPASMOを持っていて対象サービスを3つ以上利用していなければ入会できません

利用しやすいサービスは以下の通り。

  • PASMOオートチャージを設定する
  • 「クレカつみたて」で毎月10,000円以上の積み立てをしている
  • 東急グループ上場企業の株式を所有する
  • 東急パワーサプライの電気を契約している
  • 東急パワーサプライのガスを契約している
  • 東急カード株式会社で保険期間1年以上の有料契約をしている

株式の所有はお金がかかるのではと考える人がいるかもしれませんが、実は、一般的に取引される100株ではなく1株でも対象とされています。

1株から取引できる証券会社に口座を開設すると、東急不動産ホールディングスなどは1株1,000円程度で購入可能です(2023年11月20日終値)。

また、保険契約もお金がかかりますが、保険料が安いプランを選ぶと年額1万円以下で加入できます。

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東急カードPASMOのデメリット

多くのメリットがある東急カードPASMOですが、次のようなデメリットもあります。

  • カード発行に約10日かかる
  • 2年目からは年会費が発生する
  • 東急沿線に住んでいなければメリットを得にくい
  • ショッピングプロテクトは付帯していない
  • VISAのタッチ決済には対応していない

カード発行に約10日かかる

東急カードPASMOはカード発行に約10日かかります。東急カードだけで審査して発行できるわけではなく、日本航空などと連携しなければならないのが原因でしょう。

また、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の口座でなければ、口座振替設定は書面でしなければなりません。この場合は10日以上かかってしまいます。

三井住友カードなど他のクレジットカードでは当日発行ができるなか、当日すぐに利用できないのはデメリットです。

とはいえ、東急グループのお店の一部では、仮であるものの即時発行カードを即日発行できる場合があります

2年目からは年会費が発生する

東急カードPASMOの年会費は、初年度は無料ですが2年目以降は1,100円(税込)の年会費が発生します。

年会費無料で還元率1%のクレジットカードもあるなか、年会費を負担してまで東急カードPASMOを持ち続けるかどうか検討しなければなりません。

たとえば、次のような人は年会費を負担してでも東急カードPASMOを使う方がお得です

  • TOKYU POINT加盟店を年間11万円以上利用している
  • 改札を通るためにPASMOを年間11万円以上利用している
  • PASMO定期券を年間22万円以上購入する

とはいえ、実際には通勤でPASMOを使い休日にはTOKYU POINT加盟店で買い物をするという人の場合、目安額より低い額でも東急カードPASMOがお得です。あくまでも目安としてください。

TOKYU POINT加盟店を年間11万円以上利用している

TOKYU POINT加盟店を年間11万円以上利用しているなら、年会費無料でTOKYU POINTをためられるTOKYU POINT CARDを持っている場合よりも実質還元額が多くなります

年間11万円利用すると実質還元額は同じになり、還元率の高い東急カードPASMOのほうが多くのポイントをもらえるからです。

TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
(東急カードPASMO)
TOKYU POINT CARD
年会費-1,100円(税込)無料
年間11万円利用時のポイント1,650円相当のポイント550円相当のポイント
実質還元額550円550円

改札を通るためにPASMOを年間11万円以上利用している

PASMOオートチャージはTOKYU CARDのみ可能。

そのため、年会費1,100円(税込)分のポイント還元を得られる年間11万円以上が、発行する場合としない場合の損益分岐点の目安額です。

PASMOオートチャージを年間11万円以上利用するなら、年会費1,100円(税込)よりも多くポイントをもらえます。

PASMO定期券を年間22万円以上購入する

東急カードPASMO(還元率1%)でPASMO定期券を年間22万円以上購入すると、TOKYU POINT CARD(還元率0.5%)を持っている場合よりも実質還元額が多くなります。

TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
(東急カードPASMO)
TOKYU POINT CARD
年会費-1,100円(税込)無料
年間22万円利用時のポイント2,200円相当のポイント1,100円相当のポイント
実質還元額1,100円1,100円

東急沿線に住んでいなければメリットを得にくい

東急カードPASMOは、東急グループのサービスを利用するほどお得になるカードです。東急沿線に住んでいなければメリットを得にくいカードといえます。

もしTOKYU POINT加盟店を利用せず、東急線でPASMOを使わない場合はTOKYU POINTがたまってもほとんど使い道はありません

Apple Payには対応していない

東急カードPASMOはApple Payに対応していないので、iPhoneやApple Watchなどで決済できません

Apple PayのSuica・WAON・nanacoなどもiPhoneからチャージできないので、不便を感じる人もいるでしょう。

ショッピングプロテクトは付帯していない

東急カードPASMOはショッピングプロテクト(ショッピング保険)が付帯していません。ショッピングプロテクトとは、購入日から一定期間内に商品が壊れてしまったときなどに、修理費用や購入費用を補償してくれる保険です。

ショッピングプロテクトが付帯していると、購入した商品が壊れてしまっても補償されるので、安心して買い物ができます。

主に食料品を購入するためにスーパーでクレジットカードを利用する人ならデメリットになりませんが、東急百貨店などで贈り物を購入する機会が多い人などはデメリットです。

VISAのタッチ決済には対応していない

東急カードPASMOはVISAのタッチ決済には対応していません。

お店でクレジットカードを利用する際には、従来の通り端末に挿し込んで利用することになります。

東急カードでVISAタッチ決済を利用したい方は、PASMO機能が付いていないクレジットカードを選択する必要があります。

TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
(東急カードPASMO)
TOKYU CARD ClubQ JMB
VISAタッチ決済無しあり
PASMO機能ありなし
Wifiマークのような線が入っていればタッチ決済が可能

最近は安価な買い物であればタッチ決済で購入できることも多いです。

タッチ決済を重要視する方はPASMO付きの東急カードではなく、VISAタッチ決済機能が付いているカードのほうが合っているかもしれません。

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東急カードPASMOの口コミ・評価

東急カードPASMOの口コミ・評価を紹介します。実際にカードを使っている人がどのような評価をしているのか確認しておきましょう。

良い口コミ・評価

良い口コミ・評価として、まず、TOKYU POINTの有効期限が近くなっているときにハガキが郵送されて親切といったものがありました。

ダイレクトメールを希望しない場合でも送付されているようです。

次に、7,000円分のTOKYU POINTをもらえてラッキーという口コミもありました。

高額ポイントキャンペーンの満足度は高いようです。

また、SBI証券でのクレカつみたての還元率が3%で満足しているといった口コミもありました。

クレカつみたての還元率を3%にするのは簡単ではありませんが、還元率3%はクレカつみたてのなかでも最高水準です。

悪い口コミ・評価

東急カードPASMOには、悪い口コミ・評価もあったので簡単に紹介します。

まず、オンライン口座振替に対応しているのは三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3行だけという点です。

たしかに、他のカードと比べると対応銀行が少ない点は不便かもしれません。

またTOKYU CARD会員なら優先的に使用できていた渋谷ちかみちラウンジが閉鎖されていることに不満が見られました。

https://twitter.com/kabayan256/status/1719681431352553688

渋谷ちかみちラウンジが再開するというアナウンスは2023年11月20日時点でありません。

最後に、東急カードを検討していたが無料ではないので見合わせたという旨の口コミがありました。

たしかに東急カードPASMOの年会費は無料ではないという点で、申し込みを見合わせる人もいるでしょう。

前述したように東急グループのサービスをどれほど利用するかで申し込むかどうか決めることをおすすめします。

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東急カードPASMOがおすすめの人

メリット・デメリット、口コミをまとめると、東急カードPASMOがおすすめの人は東急グループのサービスをよく利用している人です。

東急カードPASMOは東急グループのサービスをよく利用している人にとってお得なカードとして設計されています。むしろ、よく利用している人なら使わなければもったいないカードともいえるでしょう。

以下の条件で東急カードPASMOを使う場合と他のクレジットカードを比較してみます。

  • PASMOで電車やバスに毎月10,000円使っている
  • TOKYU POINT加盟店を年間20万円使っている

東急カードPASMOのほうが、少なくとも年間4,200円分はお得になる計算です。

TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
(東急カードPASMO)
還元率0.5%のクレジットカード
PASMO分1,200円分のポイント0ポイント
※PASMOチャージでポイントがたまらないカードが多い
TOKYU POINT加盟店分4,000円分のポイント
※還元率2%で計算
1,000円分のポイント
合計5,200円分のポイント1,000円分のポイント

実際にはTOKYU POINT加盟店には還元率3%の店舗もあり、東急ストアのポイントアップや割引、東急百貨店のポイントアップやボーナスポイントなどの特典もあります。

このような特典を考慮しなくても年間4,200円分の差が出るため、実際にはもっと差が開くこともあるでしょう。

PASMOやTOKYU POINT加盟店を利用している人は、初年度年会費無料の東急カードPASMOを1年間試してみることをおすすめします。

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東急カードPASMOの入会特典

時期によって変更がある可能性もありますが、2024年1月10日までの申し込みに適用される新規入会キャンペーンを紹介します。

東急カードPASMOをVisaブランドで申し込むと、次のように最大で10,000円分のポイントをもらえます。

  • もれなく2,000ポイント
  • 2024年3月15日までに4万円以上利用すると2,000ポイント
  • Q SKIPの登録とデジタルチケット購入で1,000ポイント
  • 「いつでもリボ」を登録して合計1万円以上ショッピング利用すると1,000ポイント
  • キャッシング枠を設定して合計1万円以上ショッピング利用すると1,000ポイント
  • SBI証券の口座を新規開設してクレカつみたての登録をすると最大3,000ポイントまで積立額の10%のポイント

ゴールドカードの場合はPASMO機能がつかないため要注意。

ただし、カードが発行されたら東急カードアプリでエントリーが必要なので忘れないようにしましょう。

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