海外旅行のクレジットカードはどれがおすすめ?|選び方と何枚持つべきか解説

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海外旅行用のクレジットカードは、保険の付帯条件・海外事務手数料・国際ブランド・空港ラウンジと見る項目が多く、1枚に絞りにくいものです。

基本形は、年会費無料で海外旅行傷害保険が付くエポスカードを1枚目にして、別ブランドのカードを1枚足す2枚持ちです。

12枚の比較表と目的別の早見表、ブランドの組み合わせ例、出発前の準備と現地で使えないときの対処までまとめました。

3行要約

①年会費0円で海外旅行傷害保険(利用付帯)が付くエポスカードが1枚目の基本
②海外事務手数料はJCBカードWの1.6%からエポスカードの3.85%までカードで差
③国際ブランドを分けた2枚持ちと出発前の暗証番号・利用枠の確認

目次

海外旅行におすすめのクレジットカード比較

海外旅行用のカードは、年会費の帯で3つに分けると選びやすくなります。年会費を払わずに保険まで付けたいならエポスカード、空港ラウンジも使いたいならゴールド帯、海外の空港ラウンジまで欲しいならプライオリティ・パスの付く券種です。

下の表は12枚を、年会費・国際ブランド・海外旅行傷害保険の付帯条件・海外事務手数料・空港ラウンジで横に並べたものです。保険の補償額は券種ごとの差が大きいため、この表には入れていません。

カード名年会費(税込)国際ブランド海外旅行傷害保険海外事務手数料空港ラウンジ公式サイト
エポスカード永年無料Visa利用付帯3.85%—公式サイト
エポスゴールドカード5,000円(招待は永年無料)Visa利用付帯3.85%国内の空港とホノルル公式サイト
三井住友カード(NL)永年無料Visa・Mastercard利用付帯公式サイトで確認公式サイトで確認公式サイト
三井住友カード ゴールド(NL)5,500円※Visa・Mastercard利用付帯公式サイトで確認公式サイトで確認公式サイト
三井住友カード プラチナプリファード33,000円Visa利用付帯公式サイトで確認公式サイトで確認公式サイト
JCBカードW永年無料JCB利用付帯1.6%—公式サイト
JCBゴールド11,000円(新規入会は初年度無料)JCB利用付帯1.6%国内の主要空港とホノルル公式サイト
リクルートカード永年無料Visa・Mastercard・JCB利用付帯JCBは1.6%(Visa・Mastercardは三菱UFJニコスの料率)—公式サイト
dカード GOLD11,000円Visa・Mastercard自動付帯3.85%国内とハワイの主要空港公式サイト
楽天プレミアムカード11,000円Visa・Mastercard・JCB・American Express自動付帯(一部は利用条件あり)3.63%プライオリティ・パス(年間5回まで無料)公式サイト
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード39,600円American Express利用付帯3.5%プライオリティ・パス(年会費無料・年2回まで無料)公式サイト
ラグジュアリーカード(Titanium Card)55,000円(2027年1月1日以降の申込は75,000円)Mastercard自動付帯2.85%プライオリティ・パス(海外・回数制限なし)公式サイト

※「—」は公式サイトの商品ページに空港ラウンジサービスの案内がない券種です。
※三井住友カードの3券種の海外事務手数料と空港ラウンジは、三井住友カード公式サイトにてご確認ください。
※三井住友カード ゴールド(NL)は年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
※記載のスペック情報は2026年11月4日時点の情報です。

保険の補償額やカード同士の比較は海外旅行保険が付くクレジットカードの比較記事で扱っています。

出典:エポスカード『海外でカードを利用した場合、手数料はかかりますか?』、JCB『海外でJCBカードを利用した場合の換算日・換算レートを教えてほしい。』

目的別の海外旅行カード早見表

何を優先するかで、候補の1枚目と2枚目は変わります。保険・手数料・ラウンジ・家族・出張の5つの目的ごとに、比較表の数字から候補を並べました。

目的第一候補第二候補選ぶ理由
年会費0円で保険を付けたいエポスカードリクルートカードどちらも年会費永年無料で、海外旅行傷害保険が利用付帯で付きます
海外事務手数料を抑えたいJCBカードWJCBゴールドJCBの換算レートは基準レートに1.6%を加える方式です
空港ラウンジを使いたいエポスゴールドカードJCBゴールド国内の空港とハワイ ホノルルのラウンジが対象です
海外の空港ラウンジも使いたい楽天プレミアムカードアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードプライオリティ・パスが付き、楽天は年間5回まで無料です
カードを使わない旅行でも保険を付けたいdカード GOLDラグジュアリーカード海外旅行傷害保険が自動付帯です

年会費無料で選ぶなら

年会費をかけずに組むなら、エポスカード・三井住友カード(NL)・JCBカードW・リクルートカードの4枚が候補です。4枚とも年会費は永年無料で、海外旅行傷害保険はいずれも利用付帯になります。

違いが出るのは国際ブランドと海外事務手数料です。エポスカードはVisaのみで3.85%、JCBカードWはJCBで1.6%となっています。

ゴールド・プラチナで選ぶなら

年会費を払うなら、何に使うかで券種が分かれます。国内の空港ラウンジが目的なら、年会費5,000円(税込)のエポスゴールドカードや、新規入会なら初年度の年会費が無料のJCBゴールドが入り口になります。

海外の空港ラウンジまで使うなら、プライオリティ・パスが付く楽天プレミアムカード(11,000円)やアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード(39,600円)が候補です。

海外で使えるクレジットカードの選び方

日本で発行されたクレジットカードも、カードの国際ブランドと同じブランドに加盟している海外の店なら使えます。選ぶときはブランド・保険の付帯条件・手数料・ラウンジ・年会費・海外サポートの6点を順に見ていきます。

国際ブランドと使える国・地域

海外で決済できるかどうかは、カード会社ではなく国際ブランドの加盟店網で決まります。エポスカードなら、Visaのマークがある店で使えます。

一方で、店がどのブランドに対応しているかは店ごとに違います。対応ブランドは店の入口やレジ付近に表示されていることが多いため、支払い前に確かめてください。

出典:三井住友カード『クレジットカードが海外で使えない8の理由と、その予防策7つを解説』、エポスカード『クレジットカードは入会金・年会費永年無料のエポスカード』

海外旅行保険の付帯条件

付帯条件は2種類あります。自動付帯はカードを持っているだけで補償が付き、利用付帯は旅行代金をそのカードで払うことが条件です。

エポスカードは利用付帯で、ツアー料金や交通費などの旅行代金をエポスカードで払うと適用されます。補償額の比較は海外旅行保険が付くクレジットカードの比較記事にまとめています。

出典:JCB『クレジットカード付帯の海外旅行保険とは。』、エポスカード『海外旅行傷害保険』

海外事務手数料

海外での買い物には、国際ブランドの換算レートにカード会社の事務手数料が上乗せされます。比較表のとおり、料率は1.6%から3.85%までカードで分かれます。計算方法や全社の比較はクレジットカードの海外手数料の比較記事で確認できます。

空港ラウンジとプライオリティ・パス

カード会社の空港ラウンジは国内の空港とハワイが中心で、海外の空港ラウンジを使うにはプライオリティ・パスが必要です。会員グレードや同伴者の条件はプライオリティ・パス付きクレジットカードの記事で比べています。

年会費と特典のバランス

年会費の元が取れるかは、旅行の回数で変わります。年1回の旅行なら年会費無料の2枚で足り、空港ラウンジを毎回使う人はゴールド帯が候補になるでしょう。

三井住友カード ゴールド(NL)は、年間100万円のご利用で翌年以降の年会費が永年無料になります。JCBゴールドは新規入会なら初年度の年会費が無料で、2年目以降は11,000円(税込)です。

※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。

出典:三井住友カード『三井住友カード ゴールド(NL)』、JCB『JCBゴールド』

海外の日本語サポートデスク

トラブルのときに日本語で相談できる窓口があるかも、カード選びの判断材料になります。エポスカードは海外の現地サポートデスクでパスポートの紛失時の手続きなどを日本語で案内し、営業時間外は東京の海外緊急デスクが24時間・年中無休で対応します。

JCBは、海外で紛失・盗難にあったときの連絡先としてJCB PLAZAと24時間・年中無休のJCB紛失盗難受付デスクを案内しています。dカード GOLDの海外緊急サービスは、Mastercardブランドのカードへの提供を終了し、Visaブランドのみが対象です。

出典:エポスカード『海外トラベルサービス 緊急時』、JCB『海外でJCBカードの盗難・紛失にあったときは、どこへ連絡すればいいですか?』、dカード『dカード GOLD』

海外旅行におすすめのクレジットカード12選

ここからは12枚を1枚ずつ紹介します。各カードの表には、年会費・国際ブランド・ポイント還元率と、家族カード・ETCカードの扱いをまとめました。

エポスカード

カード名発行会社年会費国際ブランドポイント還元率追加カード(家族・ETC)公式サイト
エポスカードエポスカード永年無料Visa0.5%ETCカード(年会費・入会金無料)公式サイト

エポスカードは年会費が永年無料で、海外旅行傷害保険が利用付帯で付きます。旅行代金をエポスカードで払うと保険が適用され、対象はカード発行日の翌日以降に日本を出発する旅行です。

旅行代金とは「宿泊を伴う募集型企画旅行の代金」または「公共交通乗用具の料金」を指します。補償の対象はカードを持つ本人だけで、家族は対象になりません。

海外の買い物には、Visaの換算レートに事務処理費3.85%が加わります。現地では24時間・日本語で相談できる海外緊急デスクを使えます。

ポイントは200円(税込)につき1ポイントで、還元率は0.5%です。補償額と保険金の請求手順はエポスカードの海外旅行保険の記事、海外での使い方はエポスカードの海外事務手数料の記事で解説しています。

出典:エポスカード『海外旅行傷害保険』、『海外でカードを利用した場合、手数料はかかりますか?』、『エポスポイントのためかた』

エポスゴールドカード

カード名発行会社年会費国際ブランドポイント還元率追加カード(家族・ETC)公式サイト
エポスゴールドカードエポスカード5,000円(招待は永年無料)Visa0.5%ETCカード(年会費・入会金無料)公式サイト

エポスゴールドカードは、国内外の空港ラウンジを無料で利用できるゴールドカードです。対象には羽田空港や新千歳空港などの国内の空港と、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジが入っています。

海外旅行傷害保険は利用付帯なので、エポスカードと同じく旅行代金をカードで払わなければ適用されません。年会費は通常5,000円(税込)で、エポスカードからの招待で申し込むと永年無料になります。

ラウンジの使い方と対象空港はエポスカードのラウンジの記事を参照してください。

出典:エポスカード『エポスゴールドカード』

三井住友カード(NL)

カード名発行会社年会費国際ブランドポイント還元率追加カード(家族・ETC)公式サイト
三井住友カード(NL)三井住友カード永年無料Visa・Mastercard0.5%家族カード(年会費永年無料)・ETCカード公式サイト

三井住友カード(NL)は、VisaかMastercardを選べる年会費永年無料のカードです。海外旅行傷害保険は利用付帯で、事前に旅費などをこのカードで払っていなければ適用されません。

ポイントは200円(税込)につき1ポイントで、家族カードの年会費も永年無料です。

※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

出典:三井住友カード『三井住友カード(NL)』

三井住友カード ゴールド(NL)

カード名発行会社年会費国際ブランドポイント還元率追加カード(家族・ETC)公式サイト
三井住友カード ゴールド(NL)三井住友カード5,500円※Visa・Mastercard0.5%家族カード(年会費無料)・ETCカード公式サイト

三井住友カード ゴールド(NL)は、VisaかMastercardを選べるゴールドカードです。旅行傷害保険は海外・国内とも利用付帯で、事前に旅費などをこのカードで払っていなければ適用されません。

年会費は5,500円(税込)で、初年度は年間の利用額にかかわらず5,500円(税込)がかかります。

※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

出典:三井住友カード『三井住友カード ゴールド(NL)』

三井住友カード プラチナプリファード

カード名発行会社年会費国際ブランドポイント還元率追加カード(家族・ETC)公式サイト
三井住友カード プラチナプリファード三井住友カード33,000円Visa1%家族カード(年会費無料)・ETCカード公式サイト

三井住友カード プラチナプリファードは、100円(税込)につき1ポイントがたまる年会費33,000円(税込)のカードです。申込の対象は、原則として満20歳以上で本人に安定継続収入のある人です。

旅行傷害保険は海外・国内とも利用付帯で、事前に旅費などをこのカードで払うことが前提です。

※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

出典:三井住友カード『三井住友カード プラチナプリファード』

JCBカードW

カード名発行会社年会費国際ブランドポイント還元率追加カード(家族・ETC)公式サイト
JCBカードWジェーシービー永年無料JCB1.0%家族カード(年会費無料)・ETCカード(初年度無料)公式サイト

JCBカードWは、18歳以上39歳以下で申し込める年会費永年無料のカードです。40歳以降も年会費無料のまま持ち続けられます。

海外では基準レートに1.6%を加えた換算レートで日本円になり、比較表の12枚のなかでは料率の低い部類です。海外旅行傷害保険は利用付帯で、海外で買った品物の破損や盗難を補償するショッピングガード保険も付きます。

出典:JCB『JCB カード W』、『海外でJCBカードを利用した場合の換算日・換算レートを教えてほしい。』

JCBゴールド

カード名発行会社年会費国際ブランドポイント還元率追加カード(家族・ETC)公式サイト
JCBゴールドジェーシービー11,000円(新規入会は初年度無料)JCB0.5%家族カード(1名永年無料・2人目以降1,100円)公式サイト

JCBゴールドは、国内の主要空港とハワイ ホノルルの国際空港のラウンジを無料で利用できるゴールドカードです。海外での換算レートはJCBカードWと同じく、基準レートに1.6%を加えた方式です。

ポイントは200円(税込)につき1ポイントで、1ポイントは最大1円相当として使えます。JCBは、申込方法によって3営業日で発行し、1週間でカードを届けると案内しています。

出典:JCB『JCBゴールド』

リクルートカード

カード名発行会社年会費国際ブランドポイント還元率追加カード(家族・ETC)公式サイト
リクルートカード三菱UFJニコス(Visa・Mastercard)・ジェーシービー(JCB)永年無料Visa・Mastercard・JCB1.2%家族カード・ETCカード(カード発行後に申込)公式サイト

リクルートカードは、年会費永年無料で還元率1.2%のカードです。海外旅行傷害保険はどのブランドも利用付帯で、旅行代金をリクルートカードで払うことが条件になります。

国内旅行傷害保険が付くのはJCBブランドだけです。ブランドごとの保険と手数料の違いはリクルートカードの海外旅行保険の記事で確認できます。

出典:リクルートカード『カードの機能』

dカード GOLD

カード名発行会社年会費国際ブランドポイント還元率追加カード(家族・ETC)公式サイト
dカード GOLDNTTドコモ・フィナンシャルグループ11,000円Visa・Mastercard1%家族カード・ETCカード公式サイト

dカード GOLDの海外旅行傷害保険は、カードでの支払いなどの条件がない自動付帯です。ただし、海外旅行費用をdカード GOLDで払ったかどうかで、一部の保険金額が変わります。

空港ラウンジは国内とハワイの主要空港が無料です。dカードが告知している年会費の改定は、年会費無料の「dカード」が対象で、dカード GOLDは対象外です。

出典:dカード『海外旅行保険』、『「dカード」dポイント進呈率・年会費改定のお知らせ』

楽天プレミアムカード

カード名発行会社年会費国際ブランドポイント還元率追加カード(家族・ETC)公式サイト
楽天プレミアムカード楽天カード11,000円Visa・Mastercard・JCB・American Express1%家族カード・ETCカード公式サイト

楽天プレミアムカードは、プライオリティ・パスを年間5回まで無料で使えるカードです。6回目以降は1回あたりUS35$がかかり、楽天e-NAVIからの申込手続きが別に必要になります。

海外旅行傷害保険は自動で付帯し、一部の補償は出国前に募集型企画旅行の代金をカードで払うと上乗せされます。

出典:楽天カード『楽天プレミアムカード』、『クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険』

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

カード名発行会社年会費国際ブランドポイント還元率追加カード(家族・ETC)公式サイト
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードアメリカン・エキスプレス39,600円American Express100円につき1ポイント家族カード(2枚まで無料・3枚目以降19,800円)公式サイト

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは、プライオリティ・パスの年会費が無料で、ラウンジ使用料1回35米ドルが年2回まで無料になります。

旅行傷害保険は、旅行代金をこのカードで払うことで適用されます。海外での外貨取扱手数料は3.5%です。

出典:アメリカン・エキスプレス『ゴールド・プリファード・カードのメリットや特典を解説』、『外貨取扱手数料』

ラグジュアリーカード

カード名発行会社年会費国際ブランドポイント還元率追加カード(家族・ETC)公式サイト
ラグジュアリーカード(Titanium Card)アプラス55,000円(家族会員16,500円)Mastercard1.0%家族カード・ETCカード(発行手数料・年会費無料)公式サイト

ラグジュアリーカードは、海外旅行傷害保険が自動付帯の金属製カードです。プライオリティ・パスで海外の空港ラウンジを無料で使え、家族会員も無料・回数制限なしで使えます(同伴者は35USD/人)。

国内のラウンジ設置空港すべてでも、空港ラウンジを無料で利用できます。外貨建ての買い物にかかる海外事務処理手数料は2.85%(税込)です。

年会費は、2027年1月1日以降の申込から本会員75,000円・家族会員22,500円(税込)に改定されます。すでに持っている会員も、2027年2月以降の年会費請求分から順次新しい年会費になります。

出典:ラグジュアリーカード『チタンカード』、『年会費改定のお知らせ』

海外旅行にクレジットカードは何枚必要?

海外旅行に持っていくカードは、国際ブランドの違う2枚が目安です。三井住友カードは、海外旅行では国際ブランドの異なるクレジットカードを2〜3枚ほど用意しておくと安心できると案内しています。

1枚だけだと、そのカードが使えない場面で支払い手段がなくなります。3枚目は、2枚目と同じ理由で止まったときの予備と考えるとよいでしょう。

出典:三井住友カード『クレジットカードが海外で使えない8の理由と、その予防策7つを解説』

2枚持ちが目安になる4つの場面

2枚目が役に立つのは、次の4つの場面です。どれも渡航先で起きると、その場で直すのが難しいものばかりでしょう。

  • 店がカードの国際ブランドに対応していない
  • カードの破損や磁気不良で端末が読み込めない
  • 不正利用検知システムが作動して利用が一時停止された
  • カードを紛失した、または盗まれた

とくに不正利用検知は、普段は国内でしか使わないカードを急に海外で使うと作動することがあります。止まったカードの確認を待つ間も、別のカードがあれば支払いを続けられます。

出典:三井住友カード『クレジットカードが海外で使えない8の理由と、その予防策7つを解説』

国際ブランドの分け方の判断表

1枚目のブランドが決まったら、2枚目は1枚目と違うブランドから選びます。同じブランドを2枚持っても、店がそのブランドに対応していなければ両方とも使えないためです。

1枚目のブランド2枚目に足すブランド2枚目の例組み合わせる理由
VisaJCBJCBカードW海外事務手数料が1.6%のカードを足せます
VisaMastercard三井住友カード(NL)のMastercard年会費永年無料のまま別ブランドを持てます
JCBVisaエポスカード年会費永年無料で利用付帯の保険をもう1枚に付けられます
American ExpressVisa・Mastercard三井住友カード(NL)Visa・Mastercardの加盟店でも払えるようにします

年会費無料で組む2枚の組み合わせ例

年会費をかけずに2枚を組むなら、エポスカード(Visa)とJCBカードW(JCB)の組み合わせが基本形です。保険はどちらも利用付帯なので、旅行代金を払うカードを決めておきます。

組み合わせブランド年会費海外事務手数料
エポスカード+JCBカードWVisa+JCB2枚とも永年無料3.85%と1.6%
リクルートカード(JCB)+エポスカードJCB+Visa2枚とも永年無料1.6%と3.85%

どちらの組み合わせも、旅行中の買い物を手数料の低いほうで払い、もう1枚を予備に回す使い分けができます。

保管場所を分ける持ち方

2枚を同じ財布に入れておくと、財布ごとなくしたときに両方とも使えなくなります。1枚は財布、もう1枚はホテルのセーフティボックスやバッグの別ポケットに分けて持つのが基本です。

紛失したときにすぐ連絡できるよう、各カードの紛失受付窓口の番号は、カードとは別の場所に控えておきましょう。

デビットカードとの役割分担

クレジットカードとデビットカードは、役割が違います。クレジットカードは旅行傷害保険やホテルのデポジットに使い、デビットカードは口座残高の範囲で使いすぎを防ぐという分け方です。

海外でのデビットカードの手数料や使い方はデビットカードの海外利用の記事で解説しています。

海外旅行でクレジットカードは危ない?

海外でクレジットカードを使うときのリスクは、手口を知って設定を整えると下げられます。注意したいのは、暗証番号の盗み見・ATMでの詐欺・スキミングの3つです。

海外で起きるスキミング・不正利用の手口

JCBは、海外のATMで暗証番号を盗み見られたり聞き出されたりして、気づかないうちにカードを盗られる詐欺を事例として挙げています。ATMで声をかけられても暗証番号は教えず、カードを手放さないことが基本の対策です。

磁気ストライプ型のカードは、カード情報を読み取るスキミングの対象になりやすい形式です。三井住友カードは、ICチップ型のカードに変えることでスキミング被害のリスクを下げられるとしています。

出典:JCB『海外でのカード利用上のご注意』、三井住友カード『クレジットカードが海外で使えない8の理由と、その予防策7つを解説』

暗証番号(PIN)とタッチ決済での防ぎ方

海外でもICカードでの買い物やATMでのキャッシングでは、暗証番号が求められる場合があります。JCBは、EU諸国・中国・シンガポール・タイなどIC利用が一般的な国では、暗証番号が分からないと使えない場合があるとしています。

暗証番号の入力は、手元を隠して行うのが基本です。売上票にサインや暗証番号の入力をする前には、金額と通貨を確かめてください。

出典:JCB『海外でのカード利用上のご注意』

利用通知アプリと利用制限の設定

エポスカードは、カードを使うとアプリやメールに利用日時と金額がすぐ通知されます。身に覚えのない利用にその場で気づけるため、旅行前に通知の設定を確かめておきましょう。

一方で、エポスカードの海外利用停止サービスを設定していると、海外ではカードを使えません。渡航前にエポスNetから設定を解除してください。

出典:エポスカード『クレジットカードは入会金・年会費永年無料のエポスカード』、『海外トラベルサービス 旅行準備』

紛失・盗難時の連絡先と不正利用の補償

海外でエポスカードをなくしたら、24時間・年中無休のエポスカード紛失受付センターへ連絡します。盗難による不正使用の被害は、届け出日を含めて61日前にさかのぼり、それ以降の損害が全額補償されます。

海外滞在中だけ使える再発行カードの届けも頼めます。再発行手数料は11,000円(税込)で、エポスゴールド会員は無料です。JCBの場合はJCB PLAZAか紛失盗難受付デスクへ連絡し、現地の警察にも届け出ます。

出典:エポスカード『海外トラベルサービス 緊急時』、『海外でカードを紛失したり盗難に遭った場合、どうすれば良いですか?』、JCB『海外でJCBカードの盗難・紛失にあったときは、どこへ連絡すればいいですか?』

出発前にやるクレジットカードの準備

出発前の準備は、カード会社ごとに案内が違います。事前連絡・利用可能枠と有効期限・暗証番号・保険の条件の4点を、持っていくカードごとに確かめておきます。

カード会社への事前連絡は必要?

事前連絡の要否と方法はカード会社ごとに違うため、持っていくカードの公式の案内で確かめます。エポスカードは、海外利用停止サービスを使っている場合に限り、渡航前にエポスNetで設定を解除するよう案内しています。

ほかのカードは、会員サイトかカード裏面の番号の窓口で、海外で使う前に要る手続きがあるかを出発前に確かめておきます。

出典:エポスカード『海外トラベルサービス 旅行準備』

利用可能枠と有効期限の確認

海外ではホテルのデポジットなどで、思った以上に利用可能枠を使うことがあります。JCBは、利用可能枠の範囲内でも地域や業種によって利用金額の上限が設定されている場合があるとしています。

旅行中にカードの有効期限が切れる場合、エポスカードは出発前にエポスカードセンターかエポスカスタマーセンターへ相談するよう案内しています。

出典:JCB『海外でのカード利用上のご注意』、エポスカード『海外トラベルサービス 旅行準備』

暗証番号の確認と再設定にかかる日数

暗証番号が分からないときは、出発前に確かめます。エポスカードはエポスNetの暗証番号Net照会サービスで照会でき、JCBはMyJCBで確認できます。

エポスカードで暗証番号を変えるには、カードと本人確認書類を持ってエポスカードセンターへ行くか、カスタマーセンターへ問い合わせる手続きになります。窓口での手続きが要るため、出発の直前に気づくと間に合わない場合があります。

出典:エポスカード『海外トラベルサービス 旅行準備』、JCB『海外でのカード利用上のご注意』

利用付帯の保険は出発前の支払いが条件

利用付帯のカードは、旅行代金をカードで払わないと保険が付きません。航空券やツアー代金を払うカードを、出発前に決めておくことが大切です。適用条件の詳細は海外旅行保険が付くクレジットカードの比較記事で確認できます。

出発前チェックリスト

  1. 持っていく2枚の国際ブランドが違うかを確かめる
  2. 暗証番号を照会して覚えておく
  3. 利用可能枠と有効期限を確認する
  4. 旅行代金を利用付帯のカードで払う
  5. 海外利用停止などの設定と、紛失時の連絡先を確認する

海外でクレジットカードが使えない原因と対処

海外でカードが使えない原因は、店側・カード側・カード会社側の3つに分けられます。原因が分かれば、その場で取れる対処も決まります。

加盟店がブランドに対応していない

店がカードの国際ブランドに対応していないと、そのカードでは払えません。別ブランドのカードに切り替えるのが早い対処です。対応ブランドはレジ付近の表示で確かめられます。

出典:三井住友カード『クレジットカードが海外で使えない8の理由と、その予防策7つを解説』

暗証番号の入力ミス・ICチップの不良

暗証番号を間違えたり、ICチップや磁気ストライプが読み取れなかったりすると決済できません。三井住友カードは、破損と磁気不良を読み取れない主な原因に挙げています。

海外のATMでは、カードを縦か横にスライドさせてすぐ抜くタイプの機種が一般的です。JCBは、日本で発行されたカードが機種によって使えない場合があるとしています。

出典:三井住友カード『クレジットカードが海外で使えない8の理由と、その予防策7つを解説』、JCB『海外でのカード利用上のご注意』

利用可能枠の不足と不正検知による一時停止

利用可能枠を使い切っていると、そのカードでは払えません。不正利用検知システムが作動した場合も、カードの利用が一時停止されます。

三井住友カードは、不正利用検知でカードが止まったときは、通知に沿ってセキュリティを解除すれば利用を再開できるとしています。止まった理由が分からないときは、カード裏面の番号の窓口に問い合わせます。

出典:三井住友カード『クレジットカードが海外で使えない8の理由と、その予防策7つを解説』

使えないときの代わりの支払い手段

その場で解決しないときは、2枚目のカードか現金で払います。2枚目の選び方は、この記事の「海外旅行にクレジットカードは何枚必要?」の判断表を参考にしてください。

JCBは、通信エラーなどで一時的に使えない場合もあるとして、カードが使えないときに備えた準備を呼びかけています。

出典:JCB『海外でのカード利用上のご注意』

海外での使い方と支払いのコツ

現地では、ホテル・レストラン・ATMでそれぞれ注意する点があります。サインや暗証番号の入力の前に金額を確かめるのが、どの場面にも共通する基本です。

ホテル・レンタカーのデポジット

ホテルの予約では、1泊分に相当する金額を先に請求するアドバンスデポジットがあります。チェックアウトのときは、支払い済みの金額を差し引いて精算されます。

ミニバーなどの代金は、後日サインなしで追加請求される場合があります。レンタカーも、返却後に判明した追加料金がカードに請求されることがあります。

出典:JCB『海外でのカード利用上のご注意』

現地通貨建てを選ぶ理由

支払いのときに日本円か現地通貨かを聞かれたら、現地通貨を選ぶのが基本です。円建てにしたときの為替レートと手数料の仕組みはクレジットカードの海外手数料の比較記事で解説しています。

現金が必要な場面と海外キャッシング

チップや屋台など、現金が要る場面もあります。エポスカードの海外キャッシングは、空港や繁華街など世界中のATMで現地通貨を引き出せるサービスです。手数料と両替との比較は海外手数料の比較記事で確認できます。

出典:エポスカード『海外トラベルサービス 旅行準備』

海外旅行のクレジットカードのよくある質問

旅行系クレジットカードで評価が高いカードは?

1枚に決めず、目的で分けて選ぶ方法をおすすめします。年会費0円で保険ならエポスカード、手数料ならJCBカードW、海外の空港ラウンジなら楽天プレミアムカードが、この記事の早見表の第一候補です。

海外旅行で使いやすい国際ブランドは?

1つのブランドに決めず、VisaかMastercardと、JCBなど別のブランドを組み合わせるのが使いやすい持ち方です。ブランドの違いは「国際ブランドと使える国・地域」で整理しています。

学生でも海外旅行用のカードは作れる?

年会費無料のカードには学生が申し込める券種があり、JCBカードWは高校生を除く学生も対象です。学生向けの選び方は学生の海外旅行・留学向けクレジットカードの記事にまとめています。

出典:JCB『JCB カード W』

家族旅行の子どもは保険の対象?

カードによって違います。エポスカードの海外旅行傷害保険は本人のみが対象で、家族は対象外です。家族特約の有無は海外旅行保険が付くクレジットカードの比較記事で比べています。

出典:エポスカード『海外旅行傷害保険』

出発直前に申し込んで間に合う?

券種によっては間に合います。エポスカードはネットで申し込み「店舗・施設でお受け取り」を選ぶと、早ければ申込当日にエポスカードセンターで受け取れます。ただし審査に時間がかかり、当日に受け取れない場合もあります。

エポスカードの保険は、カード発行日の翌日以降に日本を出発する旅行が対象です。出発日の前日までにカードを受け取り、旅行代金を払っておく必要があります。

出典:エポスカード『エポスカードを「即日発行」で手に入れよう』、『海外旅行傷害保険』

まとめ

海外旅行のクレジットカードは、年会費無料のエポスカードを1枚目にし、JCBなど別ブランドの1枚を足す2枚持ちが基本形です。空港ラウンジを使うならゴールド帯、海外の空港ラウンジまで使うならプライオリティ・パス付きの券種を検討します。

出発前は暗証番号・利用可能枠・有効期限を確かめ、利用付帯のカードで旅行代金を払っておきましょう。

次の旅行の航空券やツアー代金を払った時点で、旅先のケガや病気への補償が付きます。年会費0円でその条件を満たせるのがエポスカードです。

海外の空港ラウンジまで使いたい人は、プライオリティ・パス付きクレジットカードの比較記事もあわせて確認してください。

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