仮想通貨レンディングの金利一覧と比較|目的別おすすめ12選+診断ツール

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仮想通貨レンディングは、自身が保有する仮想通貨を貸し出すことで利息を得る仕組みです。

本記事では、ビットコイン(BTC)や主要な暗号資産のレンディングサービスの金利を比較しました。

どこを選べばいいか判断が付かない人のために、レンディングサービスの診断ツールも掲載しています。

自分に合ったレンディングサービスを選ぶ際の材料としてぜひご活用ください。

3行要約

■金利重視の人は、最高15%のPBRレンディングがおすすめ
■これから仮想通貨を始める人は、手数料無料のSBIVCトレードがおすすめ
■高額を保有している人は、年利20%のスマートクリプトレンディングがおすすめ

仮想通貨レンディング金利一覧【2025年12月更新】

仮想通貨レンディングサービスが提供する金利や対応通貨、ロック期間などの条件を一覧にまとめました。

名称最大金利(年利)種別仮想通貨預け入れ(ロック)期間途中解約自動再投資募集時期サービス開始運営会社
PBRレンディング12%
※CP中15%
特化業者6種類1ヶ月~常時2023年9月Portobello Road株式会社
スマートクリプトレンディング12%
※CP中15%
特化業者6種類1ヶ月~常時2024年7月ミライジング株式会社
SBI VCトレード4%取引所34種類2週間~1ヶ月不定期2017年5月SBI VCトレード株式会社
GMOコイン10%取引所21種類1ヶ月~3ヶ月不定期2018年4月GMOコイン株式会社
ビットレンディング10%特化業者7種類30日間常時2022年2月株式会社J-CAM
クリプトレンディング7%特化業者7種類90日間~常時2022年11月株式会社FUELHASH
bitbank5%取引所38種類1年間常時2018年4月ビットバンク株式会社
BitTrade5%取引所46種類1週間~3ヶ月不定期2022年6月ビットトレード株式会社
コインチェック5%取引所33種類2週間~1年間常時2017年6月コインチェック株式会社
HashHubレンディング5%特化業者4種類1ヶ月~常時2021年12月株式会社HashHub
bitFlyer3.05%取引所2種類最大182日間❌️⭕️不定期2014年1月株式会社bitFlyer
BIT POINT都度変動取引所31種類1週間~3ヶ月不定期2022年11月株式会社ビットポイントジャパン
※2025年12月1日時点

レンディングサービスは主に、取引所型とレンディング特化業者の2つの種類があります。

そして取引所型は金利が低い傾向にあり、特化業者の方が高い傾向にあります。

また、取引所型はタイミングによってレンディングできる銘柄と金利が決められており、いつでもできるわけではありません。一方の特化業者は、対象銘柄であれば基本的にいつでも一定の金利でレンディング開始可能です。

そのため、レンディングをするのであればPBRレンディング、スマートクリプトレンディング等、金利が高いレンディングサービスを選択するとリターンが大きくなります。

2025年11月26日~2026年1月14日にかけて、PBRレンディングでは年末年始特大キャンペーンを行っています。ただでさえ高い年利がさらに上がり、5,000円分の暗号資産がもらえるチャンスとなります。

その他にも特典があるので、PBRレンディングのキャンペーン詳細はこちらの記事をご覧ください。

BTC(ビットコイン)のレンディング利率を比較

ビットコイン(BTC)のレンディングサービスの利率を比較しました。

最大金利の高い順に並べています。

名称BTC年利預け入れ期間
PBR Lending10~12%1か月~1年間
スマートクリプトレンディング7~12%1か月間~1年間
ビットレンディング8%1ヶ月間~
クリプトレンディング4%90日間~
コインチェック5%14日間~
GMOコイン1.3%1ヶ月~
SBI VCトレード0.5%7日間~
bitbank※募集時期による
BitTrade※募集時期による
2025年11月5日時点の数字

最も高い金利を提示しているのは「PBR Lendingと「スマートクリプトレンディング」で、どちらも年利12%です。※キャンペーン期間は最大15%

PBRレンディングに1BTCを1年間預けた場合は12%の利息がついて1.12BTCになる見込みですが、スマートクリプトレンディングも預入期間に応じて、段階的に12%にまで上昇する仕組みのため、PBRの方が安定感はあります。

PBR Lendingやスマートクリプトレンディングのようなレンディングに特化したサービスを使うには、暗号資産が入っている取引所の口座から、PBRレンディング専用の口座へ外部送金する必要があります。

この送金は銀行振込のように相手先を自分で入力する作業なので、宛先を間違えると資産が失われるリスクがあります。

一方、SBI VCトレードやGMOコインは利率では劣りますが、同じ口座内でレンディングができるため、送金の手間やミスの心配がありません。

現在の保有状況や投資スタイルに合わせて、最適なサービスを選んでください。2025年11月5日現在では、年利12%のPBRレンディング(1年縛り)、スマートクリプトレンディング(SCL)が最高値です。また、スマートクリプトレンディングでは年末年始キャンペーンが開催されています。

・抽選で当たるギフト券
・利率UP
・友達紹介で5,000円相当の暗号資産

かなりアツい年末になりそうですね。総合的に判断してレンディング先をご検討ください。ビットコイン同様に、長期的に価値が高まっているコインも比較表を作成しました。やはりPBRレンディングとスマートクリプトレンディングの2強となりました。

ETH(イーサリアム)のレンディング利率を比較

名称ETH年利預け入れ期間
PBR Lending10~12%1か月~1年間
スマートクリプトレンディング7~12%1か月~1年間
ビットレンディング8%1ヶ月間~
クリプトレンディング5%90日間~
コインチェック5%14日間~
GMOコイン1~3%1か月~3か月間
SBI VCトレード※募集時期による
bitbank※募集時期による
BitTrade※募集時期による
2025年11月5日時点の数字

XRP(リップル)のレンディング利率を比較

名称XRP年利預け入れ期間
PBR Lending10~12%1か月~1年間
スマートクリプトレンディング7~12%1か月~1年間
ビットレンディング7%1ヶ月間~
クリプトレンディング4%90日間~
GMOコイン1%1ヶ月間~
コインチェック※募集時期による
SBI VCトレード※募集時期による
bitbank※募集時期による
BitTrade※募集時期による
2025年11月5日時点の数字

取引所系のレンディングサービスは利率が低く、またいつでも貸し出せるわけではないです。そのため、金利を重視する方はレンディング専門業者がおすすめです。

最短1か月の貸出でも10%となるPBRレンディングが現状最強です。長期的に、最大の利息を得たい方はPBRレンディングをおすすめします。

あわせて読みたい
PBRレンディングの評判・口コミはどう?特徴やメリットを解説
PBRレンディングの評判・口コミはどう?特徴やメリットを解説
PBRレンディングは高利率が魅力の暗号資産運用サービスです。 自分が保有する暗号資産をPBRレンディングに貸し出すことで、年利10%~12%のリターンを受け取れます。 ただ、実際に利用するとなると「本当に安全なの?」「評判はいいの?」と不安を感じる方もいるのではないでしょうか。 そこで本記事では、PBRレンディングの特徴や仕組みを徹底解説。実際の利用者の口コミ、他のレンディングサービスとの違い、安全性に関するポイントまで紹介します。

仮想通貨レンディングサービスの選び方

当サイトMediverseでは、レンディングサービスの選び方について、「暗号資産口座を持っている」人500名を対象にアンケートを実施しました。

【対象者】暗号資産口座(仮想通貨口座)を保有している20歳以上の男女
【サンプル数】500人
【居住地】全国
【調査方法】ネットリサーチ
【調査実施日】2025年10月9日~10月10日
【調査メディア】Mediverse

【アンケート詳細】https://www.for-it.co.jp/mediverse/results/crypto-survey-251028/

このアンケートの中で「レンディングをしている」と答えたのはなんと、半数以上55%に当たる275人でした。「仮想通貨やってる」の意味が少しずつ変わってきているように感じました。

彼ら彼女ら275人に聞いた、レンディングサービスの選び方を紹介します。選び方の参考にしてください。

レンディング先を選ぶ際に重視すること

1位「金利」、2位「銘柄数」、3位「解約月の自由度」でした。1位はまあ確かにそうかということでした。意外だったのは「運営会社への信頼感」はそこまで高くない28.7%だったということです。

最終的には将来的なリターンを最重要視している方が多いことが分かりました。

レンディングしている銘柄は?

これはもう、圧倒的にBTC(ビットコイン)のレンディング率が高かったです。次いでETH(イーサリアム)、SOL(ソラナ)と続きます。やはり皆さんビットコインの将来性に期待しているのでしょうか。

2025年11月13日現在、ビットコインは未だに下降傾向です。米政府の閉鎖解除の噂に伴って上下している現状です。しかし、2008年から続く歴史を振り返り、長期的な視点で見るとビットコインの価格は確実に高まっています。

CoinMarketCapより引用(2025年11月13日)

ということで「とにかくビットコイン保有枚数を増やしたい!価格はそのうち上がる!」という心境の表れなのかもしれません。あくまで私個人の考察ですので参考程度に。

レンディングサービスの選び方まとめ

アンケート結果を見るに、既にレンディングをしている方は以下の項目を重視しています。

・金利
・銘柄数(BTC、ETH、SOL)
・解約月の自由度(返金申請の自由度)

なのでこのあたりを参考にレンディング先を決めてみてはいかがでしょうか。

仮想通貨レンディングサービス診断ツール

とはいえ、レンディングができるサービスは多く存在します。結果的にどこにすればいいか迷うこともあると思います。そんな方のために、希望条件に合ったレンディングサービスを探せる診断ツールを用意しました。

2つの質問に答えるだけでイメージにあったサービスが分かります。

仮想通貨レンディング診断ツール
Q1. 何を一番重視しますか?
Q3. どの程度の金利を求めますか?

※この診断はあくまで目安です。
サービス選びのヒントとしてご活用ください。

仮想通貨レンディングのおすすめ10選

仮想通貨レンディングサービスは、金利や預け入れのしやすさ、運営会社の信頼性などが各社異なります。

これらの要素を総合的にふまえて、おすすめできる10のサービスを厳選しました。

  • SBI VCトレード
  • PBRレンディング
  • ビットレンディング
  • GMOコイン
  • バイナンスジャパン
  • bitbank
  • Coincheck
  • BitTrade
  • スマートクリプトレンディング
  • 貸とく

PBRレンディング

仮想通貨レンディングの専門サービスを提供しているのがPBRレンディングです。

高金利でありながら途中解約も可能な点が特徴で、レンディングを積極的にしたい方に向いています。

名称PBR Lending
金利(年利)預け入れる期間により利率が変動します。

BTC:10%~12%
ETH:10%~12%
ADA:10%~12%
XRP:10%~12%
USDT:10%~12%
USDC:10%~12%
貸し出し(ロック)期間1ヶ月単位
途中解約◯(※最低1ヶ月間)
自動再投資
募集時期いつでも
サービス開始2022年
運営会社Portobello Road株式会社
解説記事PBRレンディングのサービス内容まとめ
・PBRレンディングの年末年始キャンペーンまとめ

PBRレンディングは「高金利」と「使い勝手の良さ」が特徴です。

PBRレンディングの利率は国内ではトップクラス。

BTCやETH、USDTやUSDCなど主要な仮想通貨は年利10〜12%でレンディングできます。

使い勝手の良さでは、まず1ヶ月単位で運用を始められます。1ヶ月経過後は途中解約もOK。自動再投資にも対応しているため、完全ほったらかしで資産運用が行えます

PBRレンディングのデメリットは「取り扱い仮想通貨が少ない」点です。PBRレンディングで対応しているのはBTC、ETH、XRP、ADA、USDC、USDTのみ。ほかの仮想通貨ではサービスを利用できません。

またPBRレンディングはサービス運営歴は短めです。2023年にサービスを開始しており、まだ2年しか経過していません。

2025年現時点で利益の分配や出金に問題が無いことは確認していますが、何か気になる点があれば運営に問い合わせをして疑問点を解消しておきましょう。

最大年利12%のレンディング

PBRレンディングの登録はこちらから

スマートクリプトレンディング

スマートクリプトレンディングは、ミライジング株式会社が運営する国内仮想通貨取引所で、2025年6月にサービスを開始した新しいレンディングサービスです。

特にステーブルコインのUSDTとUSDCは1か月目から10%での運用が可能で、12か月目からは15%になります。

名称スマートクリプトレンディング
金利(年利)7%~15%(預入月数を経るごとに金利増加)
レンディングできる仮想通貨BTC、ETH、ADA、TRX、USDC、USDT
貸し出し(ロック)期間全仮想通貨共通
・30日間~
途中解約不可
自動再投資不可
募集時期いつでも。
サービス開始2025年6月
運営会社ミライジング株式会社
解説記事・スマートクリプトレンディングのキャンペーンまとめ
・スマートクリプトレンディングの評判

現在でもUSDTとUSDCの1年間プランに限り、15%の金利です。

また、TRON(トロン)のレンディングができるのもスマートクリプトレンディングのみでしたが、現在はSBIVCトレードでも取り扱いがあります。

TRONは時価総額ランキング9位(2025年10月3日現在)の人気銘柄です。2024年末に急騰して以降、ずっと上位をキープしていることもあり、さらなる上昇に期待する方にはおすすめです。

また、お友達紹介キャンペーンもあり、紹介した側・された側の両方に3,000円相当の暗号資産が贈られます。※公式サイトには「2,000円」「5,000円」と記載がありますが、2025年11月5日現在では「5,000円」との回答をもらっています。

最大年利15%のレンディング

スマートクリプトレンディングはこちらから

ビットレンディング

ビットレンディングは、2022年に開始されたレンディング専業サービスです。

年利7%~10%の高金利に加えて、資産運用レポートを四半期ごとに出しているサポートの細やかさが支持されています。

ビットレンディングの画像
名称ビットレンディング
金利(年利)BTC:8%
ETH:8%
XRP:7%
USDT:10%
USDC:10%
DAI:10%
貸し出し(ロック)期間1ヶ月間~
途中解約◯(※最低1ヶ月間)
自動再投資
募集時期いつでも
サービス開始2022年2月
運営会社株式会社J-CAM
解説記事Bitlendingのサービス内容まとめ

ビットレンディングは「ステーブルコインが年利10%(USDT・USDC・DAI)」で運用できます。BTC、ETH、XRPも7%~8%の利率です。

最低1ヶ月間の運用さえすれば途中解約が可能。7営業日を目安に資金は返ってくるようになっています。

ユーザーから評判が良いのが、ビットレンディングが四半期に一度出している「資産運用レポート」です。自分の資産がどのように運用されているのか、リスク管理がどう行われているのかが知れるため「透明性があって安心できる」という口コミが見られます。

デメリットは「レンディング専門サービスとしては金利が低い」点です。

もちろん国内取引所系と比較するとビットレンディングも高金利ではありますが、PBRレンディングの方が1~2%くらい利率は上です。利率が1%違うだけでも長期的には大きな報酬差が生まれるため、この点は意識しておきましょう。

年率10%のレンディング

BitLendingの登録はこちらから

SBI VCトレード

SBI VCトレードは2017年に設立された国内大手の仮想通貨取引所です。

名称SBI VCトレード
金利(年利)0.1%~20%(過去最大)
レンディングできる仮想通貨BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、DOT、LINK、ADA、DOGE、XLM、XTZ、SOL、AVAX、MATIC、FLR、OAS、XDC、SHIB、DAI、ATOM、APT、HBAR、ZPG、NEAR、ALGO、APE、AXS、BAT、CHZ、ENJ、ETC、FCR、MKR、MONA、OMG、SAND、TRX
貸し出し(ロック)期間募集によって異なる
途中解約不可
自動再投資不可
募集時期都度
サービス開始2017年5月
運営会社SBI VCトレード株式会社
解説記事SBI VCトレードの評判・口コミ

SBI VCトレードは「利率と信頼性の高さ」がメリットです。

利率でいうと、アルトコイン系は年利で10%以上になる銘柄がありましたが、基本的にレンディング利率は低めです。

  • 年利20%*1:ポルカドット(DOT)
  • 年利10%:アバランチ(AVAX)
  • 年利99%*2:ジパングコイン(ZPG)
    *1過去の募集時 *2キャンペーン時

SBI VCトレードではいずれの仮想通貨もほか取引所に比べて、比較的高めの利率が設定されています。特にアルトコイン投資家とは相性が良いです。

信頼性の面では、SBIグループの関連企業が運営しているため高い評価を受けています。実際、SBI VCトレードは2017年の設立以来、一度もハッキング被害に遭っていません。

一方でデメリットは、ビットコインのレンディング利率が低めなこと(おおむね1〜3%)。他サービスのBTC利率(5%以上)と比べると見劣りします。また、レンディングの申込期間が限られており、月初に募集開始するケースが多いため、タイミングを逃さない工夫が必要です。

さらに特徴的なのは、SBI VCトレードからPBR Lendingなど外部サービスへの暗号資産送金が無料な点です。取引所によっては送金手数料がかかる場合もあるので、無駄な出費がないのは重要なポイントです。

そのため、SBI VCトレードで暗号資産を購入し、SBI VCトレードの口座でレンディングをするもよし。必要に応じてPBRのような他サービスに送って利回りを追求するのもよし、といった柔軟な運用が可能です。

手数料無料・500円から仮想通貨が始められる!

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GMOコイン

GMOコインは、GMOインターネットグループ傘下の国内仮想通貨取引所です。

レンディングサービスは2種類(ベーシックとプレミアム)あります。

名称GMOコイン
金利(年利)スタンダード:1%~10%
プレミアム:15%
レンディングできる仮想通貨【スタンダード】
BTC、ETH、BCH、LTC、XRP、XLM、XTZ、DOT、ATOM、ADA、DAI、LINK、FCR、DOGE、SOL、ASTR、FIL、SAND、CHZ、AVAX、FLR

【プレミアム】
BTC、ETH、XRP
貸し出し(ロック)期間・1ヶ月(スタンダード)
・3ヶ月(スタンダード)
・1週間~2ヶ月(プレミアム)
途中解約不可
自動再投資不可
募集時期不定期に募集。
サービス開始2018年4月
運営会社GMOコイン株式会社
解説記事GMOコインの評判、口コミ
GMOコインの口座開設方法

GMOコインのレンディングは、「高額リターンが見込める」点が特徴です。

プレミアムプランは年率15%の期待値が設定されています。年率15%という数字は、ほかのレンディングサービスと比較してもぶっちぎりの1位です。

ただし、プレミアムプランは参加する条件が厳しい

  • 仮想通貨とは別に日本円を預け入れる必要がある
  • 募集が不定期
  • 途中解約は原則不可
  • 最低貸出数量が高い(BTCの場合は約70万以上~)
  • プレミアムプランの仕組みが特殊でサービス理解が必要など

これらのハードルを越えてレンディングを始める必要があります。正直申し上げると、初心者向けとは言いにくいサービスです。

とは言え、投資条件が満たせる方にとっては年利15%~の期待値は破格です。

もし利用を検討する際にはサービスの内容やリスクを理解して始めるようにしましょう。

ハッキング被害ゼロで信頼性が高い取引所

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バイナンスジャパン

バイナンスジャパンは世界最大級の仮想通貨取引所「Binance」の日本法人です。

binance
名称バイナンスジャパン
金利(年利)0.3%~20%
レンディングできる仮想通貨FIL、XTZ、THETA、SOL、NEAR、ADA、AVAX、ZIL、AXS、ALGO、EOS、TRX、ATOM、IOST、BNB、APE、ASTR、DOT、GRT、IOTX、APT、DAI、POL、SEI、SUI、TON
貸し出し(ロック)期間・7日間
・14日間
・30日間
・60日間
・90日間
・120日間
途中解約不可
自動再投資可能
募集時期いつでも。
サービス開始2023年8月
運営会社Binance Japan株式会社
解説記事BinanceJapan

バイナンスジャパンには、BNBをレンディングすることで参加できる「HODLer Airdrops」というサービスがあります。

HODLer Airdropsは日本ユーザー限定のサービスです。バイナンスジャパンでBNBをレンディングしているユーザーを対象に自動でBNBが追加配布されるというものです。

つまり、バイナンスジャパンでBNBをレンディングすると、BNBを追加で増やす機会があるというのがメリットです。

デメリットは、Hodler Airdropの報酬は明示されない点です。通常のレンディングであれば予想年利があるためどの程度のリターンが出そうかで投資計画を立てられますが、Hodler Airdropは予測不可能です。

BNBを積極的に増やしたい人には有効な選択肢になる一方で、それ以外の仮想通貨をレンディングしたい人にとっては向いていない可能性はあります。

国内最多の取り扱い銘柄数

Binance Japanの口座開設はこちらから

bitbank(ビットバンク)

bitbankは2017年に設立された国内の仮想通貨取引所です。

レンディングサービスは2018年から提供しており運営歴が長く安心感があります。

bitbank
名称bitbank
金利(年利)0.1%~5.0%
レンディングできる仮想通貨BTC、ETH、XRP、LTC、MONA、BCC、XLM、QTUM、BAT、OMG、XYM、LINK、BOBA、ENJ、MATIC、DOT、DOGE、ADA、ASTR、AVAX、AXS、SAND、FLR、GALA、CHZ、APE、OAS、MANA、GRT、RNDR、BNB、ARB、DAI、IMX、KLAY、MASK、OP
貸し出し(ロック)期間1年間
途中解約不可
自動再投資不可
募集時期いつでも
レンディングサービス開始2018年4月
運営会社ビットバンク株式会社
解説記事bitbankの口座開設方法

bitbankのレンディングは「取り扱い銘柄の多さ」が特徴です。

上場している全ての仮想通貨のレンディングが可能でその数は40以上。

レンディングの募集をいつでも行なっており口座を保有していればすぐに申込みが可能なところもメリットです。

デメリットは「預け入れ期間が1年間固定」な点。

途中解約は原則できません。

もし解約できたとしても、それまでのリターンは貰えないため注意が必要です。

bitbankは長期保有前提で運用したい方に向いているサービスです。

取り扱い銘柄数40以上

bitbankの口座開設はこちらから

Coincheck

Coincheck(コインチェック)は、2012年設立の国内仮想通貨取引所です。

レンディングできる仮想通貨は全て同一の利率・期間が設定されています。

coincheck
名称コインチェック
金利(年利)全仮想通貨共通
14日間:1%
30日間:2%
90日間:3%
180日間:4%
365日間:5%
レンディングできる仮想通貨BTC、ETH、ETC、LSK、XRP、XEM、LTC、BCH、MONA、XLM、QTUM、BAT、IOST、ENJ、SAND、XYM、DOT、FNCT、CHZ、LINK、DAI、MKR、MATIC、APE、AXS、IMX、WBTC、SHIB、AVAX、BRIL、BC、DOGE、PEPE、MASK、MANA、GRT
貸し出し(ロック)期間全仮想通貨共通
・14日間
・30日間
・90日間
・180日間
・365日間
途中解約不可
自動再投資不可
募集時期いつでも。
サービス開始2017年6月
運営会社コインチェック株式会社
解説記事Coincheckの口座開設方法

Coincheckのレンディングの利率や期間は次の通り。

  • 14日間:1%
  • 30日間:2%
  • 90日間:3%
  • 180日間:4%
  • 365日間:5%

これらの利率や期間は全仮想通貨共通です。BTCやETHなどのレンディングも同じ条件です。

国内取引所のレンディングは募集が限られることも多いのですが、コインチェックでは常時されているため、いつでも始められる点もメリットです。

コインチェックのデメリットは「申込み募集枠が埋まりやすい点」が挙げられます。

年利5%レンディング枠は人気で応募が集中します。

年利1%~3%の募集枠は空いていることも多いのですが、主要な仮想通貨の年利5%枠は中々空きません。待ちの時間が発生する可能性があるため注意です。

またCoincheckの年利は一律1%~5%ですが、仮想通貨によってはほかの取引所の方が条件が良い場合があります。特にアルトコインの場合は、レンディングできる仮想通貨取引所同士で比較してみるのもよいでしょう。

コインチェックでレンディングを始める場合は年利5%の枠を狙いつつ、空いている募集枠をうまく使いながら運用するのがおすすめです。

アプリが使いやすく初心者におすすめ!

コインチェックの口座開設はこちらから

BitTrade

BitTrade(ビットトレード)は、2019年に設立された国内仮想通貨取引所で、2022年からレンディングサービスを提供しています。

ADAやDOT、SAND、SHIBなど、主要アルトコインを中心に多数の銘柄に対応している点が特徴です。

BitTradeのロゴ
名称BitTrade
金利(年利)5%前後※募集によって異なる
レンディングできる仮想通貨ADA、APT、ASTR、ATOM、AXS、BAT、BCH、BNB、BOBA、BSV、BTC、COT、DAI、DEP、DOGE、DOT、A、ETC、ETH、FLR、IOST、JMY、JOC、LTC、MATIC、ONT、QTUM、SAND、SHIB、SOL、SUI、SXP、TON、TRX、XLM、XRP、XTZ、XYM、UPC、ZPG、WBTC、PEPE、OP、ARB、CRTS、SKY
貸し出し(ロック)期間募集によって異なる。90日間のレンディングが多い
途中解約不可
自動再投資不可
募集時期定期的に募集。
サービス開始2022年6月
運営会社ビットトレード株式会社
解説記事BitTradeの口座開設方法

BitTradeのレンディングは、アルトコインの取り扱い数が多い点が大きな特徴です。

定期的に案件が募集されており、空きがある場合はすぐに申し込み可能。特に、90日間のレンディング期間で年利5%前後と、比較的高めの利回りが設定される傾向にあります。

短期的な売買を予定している場合には不向きですが、保有しているアルトコインを活用して中期的な運用を検討している方には選択肢のひとつとなるでしょう。

暗号資産の豊富な取扱い数が強み

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貸とく

貸とくは、株式会社Gaiaが運営するレンディング専業サービスで、2021年2月13日に開始されました。

ユーザーは自分の資産を貸し出し、プロによる運用を通じて利息を受け取ります。預け入れ期間は1か月単位で、自動更新の仕組みがあり、解約希望がない場合は自動的に次月も継続されます。

名称貸とく
金利(年利)BTC:2.5%
ETH:3.5%
USDC:11%
USDT:11%
DAI:11%
貸し出し(ロック)期間1か月単位(自動更新制、解約希望は毎月25日までに申請)
途中解約
自動再投資
募集時期いつでも
サービス開始2021年2月
運営会社株式会社Gaia

「貸とく」は、一般的な暗号資産レンディングサービスに比べてシンプルで分かりやすい仕組みが特徴です。

多くのサービスでは、最低3か月以上のロックや途中解約不可の長期拘束が前提となることがありますが、貸とくは1か月単位の更新制を採用しており、短期的に柔軟な資産運用が可能です。

また、USDC・USDTは初月から11%の金利が設定されているため、先ほどのスマートクリプトレンディングとシステムが異なります。スマートクリプトレンディングは6か月運用コースを選択、または単月更新を続けて6か月目から10%になるというものでした。

そのため、初月から11%となり、短期で解約する可能性がある方は貸とくの方がおすすめかもしれません。

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仮想通貨レンディングの注意点と対策

仮想通貨レンディングは利息を得られる魅力的な運用手段ですが、いくつかの注意点も理解したうえで利用することが大切です

ここでは特に重要な3つのリスクと、それに対する向き合い方を紹介します。

価格変動による元本割れリスク

仮想通貨市場は、株式やFXに比べて価格の変動が大きいのが特徴です。

たとえばビットコインは、1年で数万ドル単位の値動きをすることもあり、アルトコインでは1日で20%以上動くケースも珍しくありません。

仮に年利10%でレンディングしていたとしても、貸出中に価格が20%以上下落すれば、利息よりも大きな損失を抱える可能性があります。

このリスクを完全に防ぐことはできませんが、以下のような工夫で抑えることが可能です:

  • 短期間での運用(例:14日〜30日)を選ぶ
  • 途中解約ができるサービスを選ぶ
  • 値動きの少ないステーブルコインで運用する

価格変動も含めた投資判断を行うようにしましょう。

途中解約は基本的にできない

国内取引所では途中解約は原則不可で、やむを得ず解約する場合も利息が得られない可能性があります。

一方で、特化型サービス(例:Bit Lending、HashHubなど)は途中解約に対応していることもあり、比較的柔軟な運用が可能です。

ただし、途中解約には一定の制限や期間条件(例:最低1ヶ月など)があるため、事前にサービス条件を確認することが大切です。

レンディングした資産は「分別管理の対象外」

取引所の通常口座では、ユーザー資産と運営会社の資産を別々に管理する「分別管理」が行われています。

しかし、レンディングに出した仮想通貨はこの分別管理の対象外となります。

つまり、取引所やレンディング事業者が万が一破綻した場合、貸し出した資産が戻ってこないリスクがあるということです。

仮想通貨の分別管理

これは、レンディング業者がユーザーの仮想通貨を使って別の運用(例:他ユーザーや機関への貸し出し、DeFi活用など)を行っているためです。

その運用から得た利益によって、ユーザーへ利息が支払われる仕組みになっているのです。

金利を得るということは、一定のリスクを伴う金融行為であるという点を理解しておく必要があります。

レンディング利益は課税対象(雑所得)

仮想通貨レンディングで得た利息は、日本の税法上「雑所得」に分類されます。

これは、仮想通貨の売買益と同じ取り扱いで確定申告が必要になるケースも多いです。

ポイントを抑えておきましょう。

  • 利息を受け取った時点で課税対象となる(未売却でも)
  • 他の雑所得と合算されて税率が決まる(累進課税)
  • 申告漏れは後の追徴課税・延滞税の原因になる

特に、複数通貨・複数プラットフォームで運用している場合は計算が複雑になります。

仮想通貨の税金に詳しい税理士の解説記事や、暗号資産の税務計算ツール(Gtax、クリプタクトなど)を活用して対応するのがおすすめです。

仮想通貨レンディングの始め方

ステップ① 国内取引所に登録

まずは、仮想通貨を購入・送金するために、国内仮想通貨取引所の口座を開設します。

多くのレンディングサービスでは、取引所口座から直接申し込む形式か、取引所から外部サービスへ通貨を送金する必要があります。

とくにレンディング特化型サービスを使いたい場合は、あらかじめ仮想通貨を取引所で購入し、送金できる環境が必要です。

手数料を抑えたい場合は、入出金手数料が無料の取引所を選んでおくとスムーズです

国内仮想通貨取引所名仮想通貨の入金仮想通貨の出金
SBI VCトレード無料無料
BITPOINT無料無料
GMOコイン無料無料
bitbank無料有料
BitTrade無料有料
コインチェック無料有料
LINE BITMAX無料有料

ステップ② 取引所に入金(または送金)

次に、レンディングに使いたい仮想通貨を取引所口座またはウォレットに入金・送金します。

取引所によっては「レンディング用の専用口座」が用意されていることもあり、誤送金を防ぐために送金先アドレスは必ず確認しましょう。

また、送金時のネットワーク(例:ERC-20、TRC-20など)が指定されているケースもあるため、ネットワークの確認も事前に行うことが大切です。

ステップ③ レンディングサービスに申し込む

仮想通貨の準備ができたら、各サービスのレンディング申し込みページから手続きを進めます

取引所内の操作で完結するものもあれば、特化型サービスでは外部サイトから申し込む形式の場合もあります。

申し込みが受理されると、あとはロック期間終了後に利息が自動的に振り込まれる仕組みです。

自動再投資機能が有効になっているサービスでは、利息分を含めて継続運用が行われます。

仮想通貨レンディングに関するよくある質問(FAQ)

ステーキングとの違いは?

レンディングは「貸して増やす」、ステーキングは「預けてネットワークを支える」仕組みです。

対応仮想通貨レンディングステーキング
金利0.1%~5%4%~15%
対応銘柄数30銘柄~40銘柄~
期間・14日間
・30日間
・90日間
・180日間
・365日間
なし(いつでも解約可能)
手数料無料基本、有料
(取引所による)
最低数量少量から可能(銘柄による)上限なし
下限なし
分別管理対象外対象

どちらも「仮想通貨を保有しながら増やす手段」ではありますが、仕組みもリスクも異なるため、目的に応じて使い分けることが重要です。

ステーキングを比較したい方は別記事をどうぞ。

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レンディングの平均金利は?

仮想通貨レンディングの平均金利は、サービスの種類と貸し出す通貨によって大きく異なります。

おおよその目安は以下の通りです。

  • 国内取引所(BTC・ETHなど):1〜5%前後
  • レンディング特化サービス(USDT・ETHなど):5〜12%前後
  • キャンペーン時の一時的な高金利:10〜20%、過去には100%超の例もあり(例:BITPOINT)

ステーブルコイン(USDT・USDC)や特化サービスを使うことで、10%前後の安定した利回りが期待できるケースもあります。

海外取引所のレンディングは使わない方がいいですか?

レンディング目的であれば、海外取引所を無理に使う必要はありません。

その理由は以下の通りです。

  • 日本の金融庁に未登録のため、法的な保護が不十分
  • 金利が意外と低く、BTCで年利2〜3%程度が一般的
  • 出金制限(トラベルルール)や言語の壁がある

国内取引所や特化型サービスでも十分な利率が得られるため、利便性や安全性を重視するなら国内の選択肢で問題ありません。

bitFlyerでレンディングはできますか?

BTCとXRPのレンディングが行えます。

しかし募集は不定期です。

2025年6月現在、bitFlyerではレンディングの新規募集は行われていません。

仮想通貨レンディングは自分の投資スタイルに合わせて選ぼう

仮想通貨レンディングは、選び方を間違えなければリスクを抑えて資産を増やせる選択肢のひとつです。

「どれを選べばいいか迷う…」という方は、まず診断ツールを使ってみてください。

金利や安全性、使いやすさなど、自分にとって最適なサービスがきっと見つかるはずです。

あなたに合ったレンディングサービスがどこなのか、メディバースでは診断も用意しています。ぜひご利用ください。