仮想通貨テザー(Tether/USDT)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

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値動きが激しい仮想通貨の中でも、より安定した資産として注目を集めているのが、今回紹介するテザー(Tether/USDT)です。

本記事では、テザーの特徴や今後の見通し、実際の購入方法などを解説していきます。

テザーについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

テザー(Tether/USDT)とは?

テザーは、Tether Limited社が運営しているペッグ通貨の一種です。

ペッグ通貨とは、別の通貨と連動させて一定価値を保つ通貨を意味しており、別名ステーブルコインとも呼ばれます。


テザーの場合は米ドルと連動しており、1USDTが1ドルになるように設計されているのが特徴です。


Tether Limited社はテザーの価格を安定させるために大量の米ドルを保有し、バランス調整をおこなっています。

保有している米ドルの量は一般公開されているため、ユーザーからの信頼も抜群です。

テザー(Tether/USDT)の特徴

テザーの特徴は主に3つあります。

・安定資産として人気を集めている
・基軸通貨として利用されている
・中央集権型の通貨である

一つずつ説明していきます。

安定資産として人気を集めている

テザーは米ドルと連動したペッグ通貨であるため、常に価格が一定に保たれています。


そのため、値上がりを期待して投資するのではなく、安定資産として保有する人が多いです。


例えば仮想通貨市場が暴落した時は、一時的な避難先としてテザーに利確する傾向があります。

テザーで保有しておけば価格が崩れる心配はほとんどないので、安定資産として人気を集めています。

基軸通貨として利用されている

テザーは、多くの海外取引所で基軸通貨として利用されているのが特徴です。


基軸通貨は取引所のベースとなる通貨であり、多くの取引で使用されます。


例えば、世界的な取引所のBinance(バイナンス)やBybit(バイビット)も、テザーを基軸通貨として採用しています。


そのため、ほとんどの通貨でUSDTペアが用意されており、幅広く利用されているのが特徴です。


テザーは、2022年6月時点の時価総額ランキングでも3位につけているため、いかに需要が高いのかが分かるでしょう。

中央集権型の通貨である

仮想通貨の代表格であるビットコイン(BTC)は、管理者不在の非中央集権型の通貨として知られています。


一方のテザーは、Tether Limited社が管理・発行している中央集権型の通貨です。


どちらが正しいという話ではありませんが、テザーはより法定通貨に近い性質を持っていると言えるでしょう。


そもそもテザーのようなステーブルコインは、中央に管理者がいないと成立しないケースがほとんどです。


価値を裏付けるための通貨を大量に保有するため、中央集権型であるのは仕方のないことだと言えます。

テザー(Tether/USDT)のチャート・価格動向

ここでは、テザーのこれまでの価格動向を確認してみましょう。


以下は、直近1年間のテザーの値動きをあらわしたチャートです。

(出典:TradingView)


ほとんどの期間は1ドル付近で推移していますが、2022年5月初旬に大きくペッグが外れました。


これは、同じステーブルコインのTerraUSD(UST)が大暴落したことにより、煽りを受けた形となります。


一説によると、TerraUSD(UST)とテザー(USDT)の名前が似ていたため、パニック状態になった人たちが売り間違いを起こしたそうです。


しかし、テザーは現在1ドル付近まで価格を戻しているので、大きな問題はありません。

テザー(Tether/USDT)を購入するメリット

テザー(USDT)を購入するメリットは下記のとおりです。

  • 資産の保全先として優秀
  • 基軸通貨としての汎用性が高い

テザー(USDT)は米ドルの価格と連動したステーブルコインなので、価格が安定しています。値崩れを起こす可能性が低く、資産の保全先として優秀な通貨と言えるでしょう。

また、テザー(USDT)は多くの取引所で基軸通貨として利用されていることから、汎用性が高いです。

USDTがあればほとんどの通貨を取引できるので、一定数量を保有しておくことをおすすめします。

テザー(Tether/USDT)を購入するデメリット

テザー(USDT)を購入するデメリットは下記のとおりです。

  • カウンターパーティ・リスクがある
  • 値上がりは期待できない

カウンターパーティ・リスクとは、中央管理者が破綻することで損失を被るリスクのことです。

テザー(USDT)は「Tether Limited社」が発行・管理している仮想通貨なので、万が一破綻してしまった時は大きな損失が出る可能性があります。

また、テザー(USDT)は価格の安定化を目的とした仮想通貨であるため、価格の値上がりには期待ができません。

値上がりによる利益を得たい場合は、他の仮想通貨を保有しましょう。

テザー(Tether/USDT)の今後の見通し・予想

テザーの今後の見通し・予想として、2つのポイントがあるので紹介します。

・スマートコントラクトの実装による機能面の向上
・マルチシグの実装による安全面の向上

スマートコントラクトの実装による機能面の向上

テザーのホワイトペーパーには、スマートコントラクトの実装予定について記載されています。


スマートコントラクトは、ブロックチェーン上の契約を自動で執行してくれる仕組みです。


仲介者が不要になるので、仲介手数料が発生しなくなるといったメリットがあります。


さらに、取引データの改ざんや人的ミスが起こらなくなるのも良い点です。


テザーにスマートコントラクトが実装されれば、さらなる機能面の向上が期待できます。

マルチシグの実装による安全面の向上

テザーのホワイトペーパーには、マルチシグの実装についても記載があります。


マルチシグとは、仮想通貨を送金する際などに複数のシークレットフレーズ(秘密鍵)を必要とする仕組みです。


複数のパスワードで厳重に管理することで不正アクセスを防ぎやすくなり、セキュリティの強化につながります。


テザーにマルチシグが実装されれば、安全面が今よりも格段にアップするでしょう。

テザー(Tether/USDT)の買い方・購入方法

USDTは海外の仮想通貨取引所で購入する必要があります(国内の仮想通貨取引所に上場していないため)。

仮想通貨USDTを買うまでの手順は5STEP

  1. 国内取引所を開設
  2. 海外取引所を開設
  3. 国内取引所→海外の取引所に暗号資産を送金
  4. 海外取引所で暗号資産「USDT」を購入

国内の仮想通貨取引所を開設

まずは仮想通貨を購入するために、仮想通貨取引所の口座を開設します。

おすすめの取引所は「ビットポイント」。ビットポイントは、取引手数料が無料であるほか、口座開設で仮想通貨を無料でもらえるキャンペーンを開催しておりお得に利用できます。

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海外の仮想通貨取引所を開設

次に、海外の仮想通貨取引所を開設します。

海外の取引所を開設する理由は、海外取引所でしかUSDTを購入できないためです。

USDTは海外取引所であれば大体取り扱いがあります。

おすすめの海外取引所は「Gate.io」です。Gateには1,700種類以上の仮想通貨が上場しており、今後の高騰が見込める仮想通貨に投資できるチャンスが得られます。

Binanceという有名な海外取引所もありますが、日本居住者の利用が制限されており使えません。

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国内取引所→海外の取引所に暗号資産を送金

続いて、USDTを購入するために国内取引所から海外取引所に暗号資産を送金します。

海外取引所は日本円での入金を受け付けていないところが多く、暗号資産で口座に入金する必要があるためです。

ここでの手順は以下の通り。

  • ビットポイントで暗号資産を購入
  • Gateの入金アドレスを確認
  • ビットポイントからGateに暗号資産を送金
  • Gateで入金を確認

具体的なやり方は、「ビットポイントの仮想通貨出金方法」「Gateの入金方法」の記事を参考にしてみてください。

海外取引所で暗号資産を「USDT」を購入

Gateの口座に暗号資産を入金できたら、「USDT」を購入します。

取引画面で「USDT」と検索した後に、購入したい金額分のUSDTを購入してみましょう。

テザー(Tether/USDT)を取り扱っている国内外取引所は?

2022年6月時点で、テザーを取り扱っている国内取引所はありません。

テザーを取り扱っている代表的な海外取引所は、以下のとおりです。

  • Binance
  • Huobi Global
  • KuCoin
  • Gate.io
  • Bybit
  • Kraken
  • FTX
  • Coinbase Exchange
  • Bitfinex

テザー(Tether/USDT)はやばい?将来性について

結論から言うと、テザーの将来性は明るいと言えます。理由は2つあって詳しく解説していきます。

・Polkadotのエコシステムに導入される
・ステーブルコインに対する規制

Polkadotのエコシステムに導入される

2022年4月13日、Polkadot(ポルカドット)のエコシステムである「クサマ(KSM)」に、テザーがローンチされるとの発表がありました。


クサマはPolkadotの実験的なネットワークであり、異なるブロックチェーンを接続するパラチェーンとして注目を集めています。


まずは、テザーをトランザクション手数料として利用することが予定されており、導入されればさらなる需要の増加が期待できます。

ステーブルコインに対する規制

2022年5月初旬、ステーブルコインのTerraUSD(UST)が大暴落する事件が起きました。


この事件は仮想通貨界隈に大きなインパクトを残し、同時にステーブルコインに対する規制を強化するべきという意見も出てきています。


今すぐにステーブルコインを廃止するといった話ではありませんが、規制が強化されれば少なからずテザーにも影響は及ぶでしょう。


ただ、テザーはTerraUSDなどの「無担保型」とは違い、米ドルで裏付けされている「担保型」のステーブルコインです。


そのため、大きく信用が落ちる可能性は低くなっており、比較的安泰な位置づけであるとも言えます。

テザー(Tether/USDT)のQ&A

テザーに関してよくあるQ&Aを3つ紹介します。

・日本円でもテザーを購入できる?
・テザーを現金化する方法は?
・USDTとUSDCの違いは?

日本円でもテザーを購入できる?

2022年6月現在、日本円で直接テザーを購入することはできません。


テザーを取り扱っている国内取引所は存在しないため、海外取引所に仮想通貨を送金してからテザーを購入する必要があります。

テザーを現金化する方法は?

テザーを直接日本円にして現金化することは現状できません。


そのため、テザーをビットコインなどの仮想通貨に変換し、国内取引所に送ってから現金化するのが一般的です。

USDTとUSDCの違いは?

USDTとUSDCはどちらも米ドルに連動したステーブルコインであり、大きな違いはほとんどありません。


強いて言うならば、発行元や知名度、時価総額などが異なります。


特にこだわりがないようであれば、その時の時価総額が高い方を保有するのがおすすめです。

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海外の仮想通貨取引所を比較している記事もあるので、こちらも併せてご覧ください。