PBRレンディングの評判・口コミはどう?特徴やメリットを解説

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PBRレンディングは高利率が魅力の暗号資産運用サービスです。

自分が保有する暗号資産をPBRレンディングに貸し出すことで、年利10%~12%のリターンを受け取れます。

ただ、実際に利用するとなると「本当に安全なの?」「評判はいいの?」と不安を感じる方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、PBRレンディングの特徴や仕組みを徹底解説。実際の利用者の口コミ、他のレンディングサービスとの違い、安全性に関するポイントまで紹介します。

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PBRレンディングとは

PBRレンディングは暗号資産(仮想通貨)のレンディングサービスです。

ユーザーはビットコインやイーサリアムなどの暗号資産を貸し出すことで、年利10%〜12%の利回りを得られます。

年利10%~12%は、国内暗号資産取引所レンディングサービスと比べて約2倍くらい高い設定です。

暗号資産運用サービスとしては高めの利回りが設定されています。

サービス名PBRLending(レンディング)
レンディング可能な暗号資産BTC / ETH / ADA / XRP / USDT / USDC
手数料無料※レンディングする暗号資産は自分で用意する
プラン通常プラン:年利10%
プレミアムプラン:年利12%
最低預け入れ期間1ヶ月間
途中解約可能
自動で再投資(複利運用)対応
運営企業Portobello Road株式会社
Notting Hill TOKYOから事業継承
運営開始2023年

PBRレンディングのサービス開始は2023年と新しいですが、当サイトでも人気のサービスです。出金も問題ありません。

ただし、高利回りであるぶんリスクもゼロではないためサービス内容や仕組みをよく理解した上で利用することが大切です。

※9月19日に顧客情報漏洩が発覚しています。「お知らせ」を見る限り、技術的な脆弱性やハッキング等によるものではなく、販売促進事業を委託していた企業が顧客情報を持ち出し、それを渡していたとのことです。

運営会社のPORTOBELLO ROAD株式会社は都度情報更新を行っており、信頼回復に努めています。これ以降の情報漏洩リスクはひとまずないとのことです。リアルタイムの情報共有があることは安心材料かと思います。

この件について、Mediverseでは直接お話を聞いてきました。詳細が気になる方はこちらの記事をどうぞ。

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PBRレンディングの仕組み・高利回りの理由

PBRレンディングは暗号資産を運用して利益を出しています。

ユーザーに還元される報酬は運用益の一部です。

PBRレンディングが行う資産運用では、機関投資家仕様の独自のポートフォリオを形成しており、そこから常時5~10の投資先を通じて運用を行います。

投資先は国内外問わず選定することでリスクを分散。定期的なリバランスを通じて年利10%~12%の報酬を常に提供できるような運営体制を整えています。

ほかにもサービスの安全性を高めるために、PBRレンディングでは次のような対策をしています。

  • ⼆重デューデリジェンス(調査)で投資先を徹底審査
  • 準備⾦を積み立てして、ユーザーに支払う利息を保証
  • 顧客資産はコールドウォレット保管&マルチシグでの監視体制

PBRレンディングは「暗号資産版の資産運用会社」のようなイメージです。

顧客資産を貸し出しいただいて運用を行い、その運用で得た報酬をユーザーに還元する。この仕組みが上手く機能しているために、高利回りでの報酬をユーザーに付与出来ています。

また、PBRレンディング顧客から借りている金額と同額以上の「準備金」を積み立てる法的義務はありませんが、PBRではここも準備しています。つまり、万が一PBRが破綻しても資金は返ってくる可能性が高いということです。

さらに運用レポートの中で、一部再投資先を共有されています。そのため、怪しいところに投資していないかどうか安心して貸し出せるようになっています。

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PBRレンディングの特徴

PBRレンディングの特徴は6つ。

  • 年率10~12%の高利回り
  • ステーブルコイン対応で価格変動リスクが少ない
  • 利息は毎日付与
  • 1ヶ月単位で運用できる
  • サポート体制が充実
  • レンディングを始めやすいサービス設計

年率10~12%の高利回り

PBRレンディングには、通常プランプレミアムプランの2種類があります。

どちらのプランでも、主要な暗号資産に対して一律の利回りが設定されているのが特徴です。

暗号資産通常プランプレミアム
BTC(ビットコイン)10%12%
ETH(イーサリアム)10%12%
ADA(エイダ)10%12%
XRP(エックスアールピー)10%12%
USDT(テザー)10%12%
USDC(USDコイン)10%12%
出典:PBR Lending公式サイト

多くのレンディングサービスでは、暗号資産ごとに利回りが異なるのが一般的です。

しかしPBRレンディングではすべての資産において利率が統一されている点が、他社との違いとして挙げられます。

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ステーブルコイン対応で価格変動リスクが少ない

PBRレンディングでは、2種類のステーブルコイン(USDT、USDC)に対応しています。

USDTとUSDCは米ドルに連動する暗号資産で、価格の変動幅が小さく、値動きが安定しているのが特徴です。USDTを例に見てみると、米ドルと価格が連動していることが分かります。

暗号資産のレンディングでは、価格の上下によるリスクがつきものですが、ステーブルコインを使えば相場の急変に影響されにくく安定的な利回りを得られます。

国内の暗号資産取引所はステーブルコインのレンディングに対応していないことがほとんどです。そのためUSDTやUSDCを運用に回したいと考える人にとって、PBRレンディングは有力な選択肢のひとつと言えるでしょう。

仮にUSDTやUSDCを米ドルと同じ価値を持つ資産と考えると、PBRレンディングの年利は国内の外貨預金と比べても高水準です。

サービス想定金利(年間)
PBRレンディング10%~12%
三井住友銀行5.300%
ソニー銀行5.300%
住信SBIネット銀行5.400%
三菱UFJ銀行0.010%

利息は毎日付与

PBRレンディングでは毎日利息が付与されます。

毎日利息が付与されるため、資産形成の実感が湧きやすいです。

1ヶ月単位で運用できる

PBRレンディングは、最短1ヶ月から運用を始められます。

一般的な暗号資産レンディングでは、3ヶ月や6ヶ月といった中長期の貸し出しが必要な場合もありますが、PBRレンディングでは比較的短い期間での運用が可能です。

「まずは少額で試してみたい」「市場の動きに合わせて早めに資金を動かしたい」というユーザーにとって、柔軟性の高い運用ができるのは便利に感じられるかもしれません。

なおPBRレンディングでは貸出1ヶ月を超えた場合、いつでも解約が可能です。

サポート体制が充実

PBRレンディングはサポート体制が充実しています。

カスタマーサポートスタッフが個別に対応して、24時間365日ユーザーの不安解消に務める体制が整えられています。

2025年6月からはVIP・法人向けのサポート窓口を設置。7月にはAIチャットボットが導入されて、さらにサポートが充実する見込みです。

レンディングを始めやすいサービス設計

PBRレンディングでは最低貸出数量や手数料などが低めに設定されています。

そのため「初期費用は安く、気軽に」レンディングを始められます。

▼PRRレンディングのサービス設計

暗号資産通常レンディング
プレミアムレンディング
BTC最低貸出数量:0.003 (約4.5万円)
最低変換枚数:0.001 (約1.5万円)
返還手数料:0.00003 (約700円)
ETH最低貸出数量:0.15 (約5.5万円)
最低変換枚数:0.04 (約1.5万円)
返還手数料:0.001 (約350円)
ADA最低貸出数量:450 (約5.0万円)
最低変換枚数:130 (約1.5万円)
返還手数料:0.3 (約30円)
XRP最低貸出数量:150 (約5.0万円)
最低変換枚数:50 (約1.7万円)
返還手数料:0.01 (約3円)
USDT・USDC最低貸出数量:350 (約5.0万円)
最低変換枚数:100 (約1.5万円)
返還手数料:2 (約290円~1,015円)
出典:PBR Lending公式サイトCoinMarketCap

元々PBRレンディングでは各種手数料がそこそこかかっていたのですが、サービス内容の見直しによってとても使いやすくなりました。

例えば送金手数料はグッと抑えられています。

ほかにも通常プランとプレミアムプランで最低貸出数量が同じになったり、レンディングの返還にかかる日数が7営業日→2~3営業日目安に返されるようになるなど改善点が多く見られます。

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VIPサービス開始へ

1,000万円相当以上をレンディングしているユーザーに対し、「VIPサービス」を10月1日から開始予定でした。しかし、先の情報漏洩問題により1か月程度先送りになったことが分かっています。

該当者には別途メールが届くとのことです。

運用レポートも開始へ

これまでPBRレンディングには、運用レポートがありませんでした。

しかし2周年を回ったこと、そして要望の声が多いことからついに実装することとなっていました。しかし、VIPサービスと同様に情報漏洩を受けて先送りとなっています。

PBRレンディングの評判・口コミ

PBRレンディングを実際に使っているユーザーの声を紹介します。

高利回りの魅力に惹かれて興味を持つ方が多い一方、使ってみて感じた細かな使い勝手や注意点もあるようです。

良い評判①放置でお小遣いが貰える

PBRレンディングの利用者からは、「何もしなくても暗号資産が増えていくのが嬉しい」という声が多く見られます。

保有しているだけだった暗号資産を自動運用できる点が好評です。

レンディングに一度申し込めば、あとは特別な操作や頻繁な確認も不要です。一定期間ごとに貸借料(利息)が支払われます。

この手軽さが、「放置でお小遣い感覚で増やせる」というポジティブな口コミにつながっているようです。

暗号資産をトレードするのは苦手だけど、資産を眠らせたくないという人にとっては、相性のいい運用スタイルといえるでしょう。

良い評判②順番待ち無しでレンディング開始できる

PBRレンディングは、申し込み後すぐレンディングを開始できる点が好感されています。

ほかのレンディングサービスでは、申し込みが混み合っていると「貸し出し待ち」が発生し、資産を貸し出したはずなのに実際の運用が始まるまでに時間がかかることがあります。

それに対してPBRレンディングでは、順番待ちがほぼ発生しない設計となっています。

ユーザーは資産を貸し出した日から、時間を経ずに運用を開始できます。

https://twitter.com/nakami_ynsr/status/1663355349884354560

暗号資産のレンディングサービスは募集枠が決められていることが多いです。特に人気の暗号資産はすぐに枠が埋まってしまうこともしばしば。

PBRレンディングはいつでも募集を受け付けているので、スムーズにレンディングを始められる点は高評価でした。

良い評判③サポート体制がしっかりしている

PBRレンディングのサポート体制は充実していると評判です。

ユーザー実際に問い合わせしたところ、丁寧に対応して貰えたという声がありました。

https://twitter.com/tradecerisier/status/1764944299698123082
https://twitter.com/Yoga80096617/status/1868809265781391524

暗号資産のレンディングを始める際、最初にPBRレンディングへ送金を行うためサービス利用のハードルは少し高めです。

しかしPBRレンディングでは個別の問い合わせにも対応してもらえます。

なにか困ったことがあれば相談してみるとよいでしょう。

良い評判④信頼性がある

冒頭で記載したように、2025年9月19日に協力会社の持ち出しによる情報漏洩が発覚しています。しかし、それを受けて丁寧に対応してくれているとXユーザーから応援の声がありました。

https://twitter.com/AliceNoMinato/status/1968637081380442201

悪い評判①承認に時間がかかることもある

一部のユーザーからは、申し込み後の承認に時間がかかるケースがあるという声も挙がっています。

通常は申し込み後すぐにレンディングが開始されることが多いものの、状況によっては数日かかることもあるようです。

レンディング承認までの日数はその時の状況次第で変わりそうです。

PBRレンディング側では内部審査や資金の確認作業などに時間がかかる場合があるためと考えられます。

もしレンディング早めに開始したい方は、なるべく早めの行動を心がけておくとよいでしょう。

悪い評判②金利が高すぎて逆に怪しい

PBRレンディングの年利10〜12%という高い利回りは魅力的ですが、その高さゆえに「本当に大丈夫なのか?」と不安に感じる人も少なくありません。

国内の他サービスと比較しても、ここまでの高利率は珍しく、「なぜこんなに高いのか」「持続可能なのか」と疑問を抱くユーザーが一定数いるのも事実です。

https://twitter.com/MRPippleX/status/1688067434324910082

PBRレンディングは、独自のポートフォリオを構築して資産運用を行なっています。

何重にもリスクヘッジを重ねていますが、それでもリスクがゼロではない点は念頭に置いておく必要があるでしょう。

「高利回りには必ず理由がある」ことを理解し、サービス内容や仕組みをきちんと確認した上で判断することが大切です。

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PBRレンディングのキャンペーン

PBRレンディングでは2025年11月26日から2026年1月14日まで、年末年始キャンペーン中です。

金利最大3%アップの巨大キャンペーンなので、始める方はこの期間がおすすめです。

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PBRレンディングの始め方

PBRレンディングは5STEPで始められます。

  1. PBRレンディング公式ページ
  2. 入力フォームに情報を入力
  3. 電話番号認証
  4. 本人確認
  5. PBRレンディングに暗号資産を送金

まずはPBRレンディングの公式HPにアクセス。入力フォームに電話番号を入力し、各種確認事項を確認後、「お申込み」を押下してください。

登録した電話番号に認証番号が届くので、入力し電話番号認証を完了させます。

電話番号の認証が終わったら、続いては本人確認です。マイナンバーカードや運転免許証などを使用するので、用意しておきましょう。

最後に貸出したい暗号資産を、PBRレンディングに送金します。暗号資産取引所や、その他のウォレットから送金可能です。

PBRレンディングのメリット

PBRレンディングを利用するメリットは3つ。

  • 国内取引所より高い利回りを期待できる
  • 運用の手間がかからない
  • 少額からサービスを利用できる

国内取引所より高い利回りを期待できる

PBRレンディングの最大の強みは「高利回りのレンディングサービス」を提供している点です。

国内の暗号資産取引所では年利3〜5%程度が一般的です。一方、PBRレンディングでは通常プランで10%、プレミアムプランでは最大12%の年利が想定されています。

項目国内取引所PBRレンディング
貸借料率3%~5%前後10~12%(2025年10月16日現在)
貸出通貨の活用自社サービスのレバレッジ取引などに利用海外の暗号資産交換業者や機関投資家への貸出し
収益モデル手数料収益の薄利多売型市場で収益を得るモデル
出典:PBR Lending公式ページ

このように比較すると、PBRレンディングの利回りは国内サービスの2倍以上であることがわかります。
とくに、長期間暗号資産を保有する予定のある人にとっては、保有しているだけよりも遥かに効率的に資産を増やす手段として注目されています。

もちろん、高利回りにはリスクもともないますが、その分しっかりと比較して、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。

運用の手間がかからない

PBRレンディングは、運用が開始すればその後は基本的に何もする必要がありません。

売買のタイミングを見極める必要もなく、チャートに張りつくこともなく資産を貸し出しておくだけで自動的に利息を得られます

暗号資産の価格変動に敏感になりすぎると、かえってストレスがたまりやすくなります。

PBRレンディングのように「放置しておくだけでOK」というスタイルは、忙しい人や投資初心者にとって特に相性の良い運用方法です。

少額からサービスを利用できる

PBRレンディングは5万円以下の少額から始められます。

初めてレンディングを利用する方や、いきなり大きな資金を投入するのに不安を感じる方にとって、ハードルが低く始めやすいです。

「暗号資産を長く持つ予定だけど、いきなり大きく動かすのは不安」という人でも、まずは少額から試してみることで、サービスの仕組みや流れを実際に体験することができます。

他サービスのように「数十万円単位の資金が必要」といったケースに比べて、自分のペースで資産運用を始めやすい点が、PBRレンディングを使用するメリットといえるでしょう。

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PBRレンディングのデメリット

PBRレンディングのデメリットは3つ。

  • 利率が変更される可能性がある
  • レンディングする暗号資産の価格が落ちる可能性がある
  • レンディング中の暗号資産は動かせない

利率が変更される可能性がある

PBRレンディングでは、通常プランで年利10%、プレミアムプランで年利12%が提示されていますが、この利率は将来的に変更される可能性があります

レンディングの利率は、貸付先である機関投資家の需要や市場の状況、運営側の方針変更などによって変動することがあり、「ずっとこの利率が続く」とは限りません

SNSでも、

「12%ってすごいけど、いつまでこの利率が続くのか不安」
「過去に他のサービスで利率が急に下がった経験があるから、慎重に見てる」

といった声が見られます。

暗号資産を長期間レンディングに貸し出す場合には、利率の変動リスクを念頭に置いた資金管理が必要です。特に「安定して高利回りを得たい」と考えている人は、定期的に公式情報を確認するようにしましょう。

レンディングする暗号資産の価格が落ちる可能性がある

PBRレンディングでは、貸し出した暗号資産に対して年利10〜12%の利息を得られますが、価格そのものが大きく下落するリスクがあることにも注意が必要です。

たとえば、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産は、短期間で価格が数十%変動することも珍しくありません。レンディングで利息が得られたとしても、元本にあたる暗号資産の価値が下がってしまえば、トータルで損失になる可能性もあります。

つまり、レンディングを始める時期が重要です。

ビットコインであれば、2023年の初めに運用開始していた人は、いつでも利益を得られました。

暗号資産の価格がなるべく低い時に買ってレンディングを開始。価格が上がった頃に引き上げて現金化。この手順をタイミング良く行うのが、レンディングで成功する秘訣です。

もしくは、価格変動の少ない暗号資産で運用するのものひとつの手です。

USDTやUSDCなどは米ドルに連動しているため、資産価値は比較的安定しています。もちろん投資に絶対はないため、自分でも十分に調査しておくのが重要です。

レンディング中の暗号資産は動かせない

PBRレンディングでは、暗号資産を一度レンディングすると、期間中は自由に引き出したり、他の取引に使ったりすることができません

暗号資産を柔軟に活用したいユーザーにとってはデメリットになる場合があります。

たとえば、貸し出している間に相場が急騰し「今すぐ売りたい」と思っても、レンディングのロック期間が終了するまでは動かせないため、タイミングを逃してしまうことも考えられます。

ただ、PBRレンディングでは暗号資産の返還請求から最短2営業日を目安に返還が行われています。他社に比べて短い期間で手元に戻ってくるため、それほど心配する必要はないでしょう。

もし心配な方は、短期的に売買の可能性がある資産はレンディングしない方がいいかもしれません。

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PBRレンディングは本当に安全?リスクと注意点

元本保証はないことに注意

PBRレンディングは、暗号資産を他者に貸し出すことで利息を得るサービスですが、貸し出した資産の元本が保証されているわけではありません

これはPBRレンディングに限らず、すべての暗号資産レンディングサービスに共通する点です。価格変動や貸付先の信用リスクなど、さまざまな要因によって、貸し出した資産の価値が減少したり、返還が遅れたりするリスクがあることを理解しておく必要があります。

レンディングは「投資」であって「預金」ではありません。銀行のような預金保険制度も適用されません。

たとえば、急激な相場変動によって貸付先の運用が困難になった場合や、技術的なトラブルによって送金が一時的に停止するようなケースも、可能性としてはゼロではありません。

PBRレンディングに限らず、資産運用サービスを利用する際は、生活資金や短期で使う予定の資産は避け、余剰資金で運用するのが基本です。

運営会社の信頼性

PBRレンディングを運営しているのは、Portobello Road株式会社です。

2022年に事業を開始し、暗号資産のレンディング事業を展開しています。もともとはNotting Hill TOKYOというブランド名でサービスを行っており、現在はそれを引き継ぐ形で運営されています。

ポートベローロード(Portobello Road)株式会社
所在地東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー18階
設立2023年9月13日
代表取締役小林 宏至
事業内容・暗号資産レンディングサービスの運営・提供

これまでのところ大きなトラブルやサービス停止などは報告されていません。サイト上で利率や貸出条件を明示している点や、定期的な情報発信を行っていることからも、一定の透明性は保たれていると言えるでしょう。

ただし、暗号資産業界はまだ発展途上であり、法律・規制の変更や市場環境の変化によって、運営体制が影響を受ける可能性もあります。

利用する際には、最新の会社情報やお知らせ、利用規約を確認しておくことが大切です。

PBRレンディングと他サービスの比較

暗号資産のレンディングサービスは、PBRレンディング以外にも選択肢が存在します。

例えば、ビットレンディングは返還期間が短くてもOKなので、運用計画が立てやすい。CRYPTOLENDINGは、なるべく安全な運用方針を取っている。HashHubレンディングはSBIホールディングス傘下で、信頼性が高いなどそれぞれに異なった特徴があります。

サービス名年利レンディング対象通貨期間
PBRレンディング10%~12%BTC:10%~12%
ETH:10%~12%
XRP:10%~12%
ADA:10%~12%
USDT:10%~12%
USDC:10%~12%
1ヶ月単位
ビットレンディング8%~10%BTC:8%
ETH:8%
XRP:7%
USDT:10%
USDC:10%
DAI:10%
最短7営業日
HashHubレンディング1.5%~3.5%BTC:1.5%
ETH:3%
USDC:3.5%
DAI:3.5%
返還申請から翌月まで
CRYPTOLENDING0.1%~10%USDT:5%~10%
USDC:5%~10%
BTC:1.5%~1.0%
ETH:2.75%~2.25%
BNB:2.75%~2.25%
XRP:0.1%~5%
1ヶ月単位

もし国内暗号資産取引所も含めて「おすすめのレンディングサービスを比較」したい方は、別記事をご参照ください。

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PBRレンディングのまとめ

PBRレンディングは、年利10〜12%という高い利回りと、ステーブルコインを含む幅広い対応通貨が特徴の暗号資産レンディングサービスです。

他サービスと比較しても、利率や柔軟な運用期間、少額から始められる点などで優れており、「放置で増やしたい」「資産を効率よく活用したい」という方に特に向いています。

一方で、元本保証がないことや、送金時の手数料、運用中は資産を動かせない点など、レンディング特有のリスクもきちんと理解したうえで利用することが大切です。

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