CryptoPawnの基本情報|特徴や使い方・注意点を解説
CryptoPawn(クリプトポーン)は、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産を担保に日本円を借りられる金融サービスです。
仮想通貨の上昇には期待したいけど、現金が必要…。そんなニーズに応えるサービスとして注目を集めています。
本記事では、CryptoPawnの特徴や使い方、評判や注意点について解説しました。
CryptoPawnの基本情報
CryptoPawnは暗号資産(仮想通貨)を担保に日本円を借りられるサービスです。
要するに、仮想通貨担保型ローンです。
ユーザーはビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの資産を預け入れることで、現金を即日または短期間で受け取れます。

サービス名 | CryptoPawn(クリプトポーン) |
運営会社 | H&W Sisters Pte Ltd |
所在地 | 30 Petain Road,Singapore 208099 |
設立年月日 | 2021年8月24日 |
対応通貨 | BTC、ETH、USDTなど |
借入額 | 個人:5万円以上~ 法人:30万円以上~ |
利率 | 月利0.1%~5% |
借入期間 | 12ヶ月間 ※借入期間中でも一括返済可能 |
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CryptoPawnの特徴
CryptoPawnの特徴は6つです。
- 借り入れ利率は月利0.1%~5.0%
- 借入期間は12ヶ月間。途中完済は可能
- 最短即日に借り入れが可能
- 最低借入額は個人5万円、法人30万円から
- 世界基準のセキュリティで顧客資産を管理
- 強制売却(質流れ)なし
借り入れ利率は月利0.1%~5.0%
CryptoPawnの借り入れ利率は月利0.1%から設定されています。月利0.1%は他の仮想通貨担保ローンサービスと比較すると低めの水準です。
国内のほか暗号資産ローンサービスと比較してみましょう。
サービス名称 | 借り入れ利率 | 融資額 |
---|---|---|
CryptoPawn | 0.1%~5.0% | 5万円~1億円 |
デジタルアセット担保ローン | 4.0%~8.0% | 200万円~5億円 |
汐留トラスト 仮想通貨担保ローン | 6.0%〜15.0% | 500万円~5億円 |
借り入れ利率を見ると、CryptoPawnは低金利であることが分かります。
ただし、CryptoPawnの借り入れ利率は暗号資産や契約内容によって変動します。
自分が契約した場合の金利が何%になるのか、事前によく見ておきましょう。
借入期間は12ヶ月間。途中完済は可能
CryptoPawnの借入れ期間は最大12ヶ月間です。
もし契約終了時点で未返済の元本がある場合、再度条件を見直して延長が行われます。契約の見直し時には金利が上がる可能性があるため注意が必要です。
なおCryptoPawnでは借入れ期間中に一括返済が行えます。
もし現金の借り入れが必要なくなったら、早めに返済を行うのがおすすめです。
最短即日に借り入れが可能
CryptoPawnは即日〜2営業日以内に借入が可能です。
KYC(本人確認)・担保の送付・契約締結などが完了すればすぐに借り入れ申請を行えます。
ただし送金は平日昼間に行われることが多いため、申し込みタイミングによっては当日中の着金が難しいケースもあります。
またブロックチェーンネットワークの遅延や、本人確認の審査状況によっても所要時間は変動します。
CryptoPawnは比較的スピーディーに対応をしてくれる方ですが、現金が必要な方はなるべく早めの行動を心がけましょう。
最低借入額は個人5万円から、法人30万円から
CryptoPawnで借入できる最低金額は、個人の場合5万円から、法人の場合30万円からです。
少額から融資を受けられるのは、個人投資家にとっても使いやすいでしょう。
個人・法人ともに最大融資額は1億円まで借りられます。
世界基準のセキュリティで顧客資産を管理
CryptoPawnは顧客資産を管理をするツールとして「Fireblocks」を導入しています。
Fireblocksは企業や金融機関向けに作られたデジタル資産を管理・保護するために作られたツールです。

Fireblocksは世界的な暗号資産取引所や金融機関から支持されています。
Fireblocksは、BINANCEやBYBITといった暗号資産取引所のほか、資産運用会社のバンク・オブ・ニューヨーク・メロンでの導入実績があるほどです。
CryptoPawnはそんなFireblocksを導入しているため、ユーザーから預かる顧客資産は高いセキュリティレベルで管理されていることが伺えます。
強制売却(質流れ)なし
CryptoPawnは「原則、質流れ(担保資産の強制売却)は行わない」と明言しています。
つまり、暗号資産が暴落して担保価額が低くなったとしても、それを勝手に売り払ったりしないということです。
暗号資産は価格変動が大きいです。そのため担保価額が、当初預け入れたときより低くなる可能性が考えられます。
ほか暗号資産ローンサービスでは評価額が下がったときに売り払われるケースがありますが、CryptoPawnでは預け入れた暗号資産を勝手に売ることはありません。
CryptoPawnは暗号資産ローンサービスに比べて資産の安全性は高いといえるでしょう。
ただし、返済が著しく遅延したり、連絡が取れないなどの事情がある場合には資産の清算が実行される可能性もゼロではありません。
公式が定める契約条件やFAQを十分に確認しておくことが重要です。
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CryptoPawnのキャンペーン情報
CryptoPawnではサービスリリースを記念したキャンペーンが実施されています。
2025年秋上場予定のクリプトポーントークン「総額5,000万円分」がキャンペーン参加者全員にエアドロップされます。

キャンペーン期間 | 参加条件 | 特典 |
2025年6月30日まで | ・新規ユーザー登録をする ・本人確認(KYC)を済ませる ・キャンペーン期間終了までに取引を行う | 1万円相当のトークン:本人確認を済ませる 1万~10万円相当のトークン:取引を行う |
トークンを貰うためには本人確認を済ませる必要があります。また複数アカウントを使うことは禁止されています。
もし不正や規約に抵触する行為があった場合は、参加資格が無効になるので注意してください。
開催期間は6月30日までです。
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CryptoPawnの登録方法
CryptoPawnの登録は3STEPで行います。
- 公式サイトにアクセス
- メールアドレスやユーザー情報の登録
- CryptoPawnから送付されたメールから本登録を行う
まずCryptoPawn公式にアクセスします。
画面を少し下にスクロールして「新規ユーザー登録」のボタンをタップ。

ユーザー登録画面に移るため基本情報を入力していきます。
- 契約タイプ:個人もしくは法人にチェック
- 名前:姓名を入力
- フリガナ:セイメイを入力
- 生年月日:誕生日を入力
- メールアドレス:任意のメールアドレスを入力
- パスワード:任意のパスワードを入力
すべて入力を終えたら「登録」をタップ。
入力したメールアドレス宛に登録確認メールが送付されるため、確認をしましょう。

CryptoPawnから受信したメールを確認して「登録完了する」をタップ。
これでCryptoPawnへの会員登録は完了です。
CryptoPawnの利用方法
CryptoPawnの利用は6STEPで行います。
- 本人確認(KYC)を行う
- 銀行情報を登録する
- ウォレットアドレスを登録する
- ローン契約を申請する
- 暗号資産の預け入れ
- 日本円の受け取り
一つひとつの手順はとても簡単です。画像付きで見てみましょう。
本人確認(KYC)を行う
まずは本人確認を行います。

「個人情報」「住所情報」の2つのデータを提出して本人であることを証明します。それぞれの書類をスマホで撮影してCryptoPawnにアップロードしてください。
- 個人情報(運転免許証もしくはマイナンバーカード)
- 住所情報(住民票、公共料金の領収書、クレジットカードの利用明細など)
アップロードを終えたら、画面下部の「申請」を忘れずにタップしましょう。
本人確認の審査が行われるため、しばし待ちます。
※セルフィーアップロードは、身分証を手に持って自分の顔がはっきり映るようにして撮影します。
銀行情報を登録する
続いて、銀行情報を登録します。

銀行口座情報は、CryptoPawnから日本円を受け取る際に利用されます。
登録画面では次の情報を入力してください。
- 口座名義(カナ):すでに入力があります
- 口座名義(半角英字):すでに入力があります
- 金融機関名:振込してもらう銀行口座を入力(文字を入力すると検索が可能)
- 支店名:支店名を入力(文字を入力すると検索が可能)
- 口座種別:普通
- 口座番号:口座番号を入力
入力を終えたら「登録」をタップします。
ウォレットアドレスを登録する
ウォレットアドレスは、担保となる暗号資産をCryptoPawnに送付する際に参照されます。
また借り入れた現金を返済したときには、預け入れていた暗号資産が返ってくるウォレットアドレスでもあります。間違えずに登録をしておきましょう。

- ラベル:メタマスクや国内取引所の名称など、自分が分かるものを入力
- 仮想通貨種類:BTC、ETH、USDT(ERC20)、USDT(BSC)、USDT(TRON)、USDT(Polygon)、USDT(Omni)から、預け入れたい暗号資産を選択
- ウォレットアドレス:自身のウォレットアドレスをコピペで入力する
USDTを担保にするときはブロックチェーンネットワークに注意が必要です。
USDTはERC20、BSC、TRON、Polygonなどのチェーン上にあるため、自身が持っているUSDTがどのネットワークのものかを確認しておきましょう。
またウォレットアドレスは必ずコピペで登録しましょう。
手打ちをすると間違える可能性が高まります。ウォレットアドレスについては慎重すぎるくらいがちょうどよいです。ぜひ安全策で登録を進めてください。
ローン契約を申請する
本人確認が承認されたらローン契約の申請が行えます。
画面右上の「≡」から「契約申請」をタップします。

契約申請画面に移ります。
契約に必要な情報を入力しましょう。

- ご借入金額:借りたい金額を入力
- ご入金仮想通貨種類:BTC、ETH、USDT(ERC20)、USDT(BSC)、USDT(TRON)、USDT(Polygon)、USDT(Omni)から選択
- ご入金仮想通貨額:自動で計算されます
- 借入のお振込み先銀行:登録しておいた銀行口座を選択
- 全額ご返済時に返却する仮想通貨種類:自動で入力されます
- 全額ご返済時に返却する仮想通貨ウォレットアドレス:登録しておいたウォレットアドレスを選択
注意点として、「入金する仮想通貨の種類」と「ウォレットアドレス」はよく確認しておきましょう。
もし仮に誤った情報を入力すると、契約を進められないだけでなく、最悪暗号資産を失ってしまう可能性があります。
それぞれのデータを登録する際に確認しているかと思いますが、このタイミングで再度確認しておきましょう。
契約情報を入力したら「申請」をタップ。契約詳細の画面が表示されるため、内容を確認のうえ合意ができたら「同意する」をタップします。

同意をしたら、画面下部にCryptoPawnの入金先アドレスが表示されます。
指定された暗号資産(トークン)と入金ウォレットアドレスに入金を行いましょう。この際、アドレスと暗号資産の数量は必ずコピペで入力するようにしてください。

これで契約の申請は完了です。
あとはCryptoPawn側でデータの確認が取れ次第、日本円が銀行に振り込まれるようになります。
借りたお金(日本円)の返済
CryptoPawnはローン返済を日本円・暗号資産どちらでも行えます。
メニューから「ご返済申請」をタップして、画面下部にある返済申請フォームに移動します。

ローン返済の方法を「日本円」か「仮想通貨」で選択をしたら、返済先の情報が表示されます。
振込先の情報を間違えないように手続きを進めましょう。
特に仮想通貨での返済を行う場合は、間違った仮想通貨や異なるアドレスに送信すると、取り戻すことが出来なくなってしまいます。
コピー&ペーストで振込先を入力するのがおすすめです。
不安がある場合は、サービス運営元に問い合わせをして慎重に行うようにしてください。
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CryptoPawnの評判・口コミ
CryptoPawnは2025年5月26日にローンチしたばかりの新しめのサービスです。
SNS上ではまだ評判や口コミがでていません。
※利用者の声が集まってきた際に追記する予定
CryptoPawnの注意点
CryptoPawnの注意点は大きく3つです。
- 長期借入は利息負担が大きくなる
- 担保資産の送付・返却はユーザー責任で行う
- 貸金業登録が明示されていない
長期借入は利息負担が大きくなる
CryptoPawnの利息は0.1%〜5%ですが、これは月単位の利率となっています。
仮に月利1%で12ヶ月借りた場合は年利換算で約12%です。
例:月利1%で5万円を12ヶ月借りた場合
月利1%→500円
12ヶ月で支払う利息→6,000円
返済合計(元本+利息)→50,000円+6,000円 = 56,000円
長期間の借り入れを行うと利息が大きくなるため注意が必要です。
CryptoPawnでは元金一括での返済が可能なので、現金の必要性が無くなった際には返済しておくのがよいでしょう。
担保の暗号資産資産の送付はユーザー責任で行う
CryptoPawnで借入を行う際には、まずユーザーが自身のウォレットから指定されたアドレスへ暗号資産(例:BTC, ETHなど)を送付する必要があります。
ユーザーが自分で送金操作を行う形式です。
銀行口座の引き落としのような「自動化された送金」ではないため、送金先を間違えないように注意して行いましょう。
貸金業登録が明示されていない
CryptoPawnの公式サイトでは、貸金業登録番号や貸金業協会への加入状況に関する記載が確認できません(2025年5月時点)。
一般的に資金を貸し出すサービスを提供する場合は、貸金業法に基づく登録が必要とされています。
貸金業法登録の有無によっては、契約やトラブル発生時の対応体制などに差が出る可能性もあるため、CryptoPawnを利用する際はサービスの仕組みや契約内容をしっかりと確認した上で、納得したうえで使うことが大切です。
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CryptoPawnのよくある質問
担保にできる暗号資産(仮想通貨)は何ですか?
BTC、ETH、USDT(ERC20)、USDT(BSC)、USDT(TRON)、USDT(Polygon)、USDT(Omni)を担保として預け入れられます。
担保掛値とはなんですか?
担保掛目(たんぽかけめ)とは、担保となる暗号資産の評価額に対して何%まで借入できるかを示す割合です。
CryptoPawnの担保掛値は30%~50%に設定されています。
たとえば担保掛目50%なら、100万円分のビットコインを担保に最大50万円まで借りられます。
担保掛値は暗号資産の価格変動リスクを抑えるために設定されています。
強制決済はありますか?
CryptoPawnでは強制決済は行われません。
暗号資産の暴落時や満期返済が不可能でも、強制決済は行わないと明言しています。
借入時、返却時に税金はかかりますか?
CryptoPawnは質預かりの形のため、借入金(日本円)を受け取るだけでは課税されません。
担保に入れた暗号資産からステーキング報酬が発生した場合はどうなりますか?
CryptoPawnが報酬を受け取る権利を得ます。
報酬を受け取る権利はCryptoPawnにありますが、裁量によって一部または全部返還されることもあります
CryptoPawnのまとめ
CryptoPawnは暗号資産を担保に日本円の融資を受けられるサービスです。
月利0.1%からの低金利や、最短即日での着金、少額からの借入対応など手軽に利用しやすい設計が特徴です。特に強制決済を行わない点はユーザーにとっての利便性は大きいです。
一方で、長期借入にともなう利息負担、送金ミスのリスク、貸金業登録の未記載など注意すべきポイントもあります。
CryptoPawnを利用する際には、サービス内容をよく理解して検討するようにしましょう。
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