消費者金融系クレジットカードは何がある?一覧で3枚の違いを比較
消費者金融系クレジットカードは、カードローンの借入機能と買い物のクレジット機能を1枚にまとめたカードです。発行会社の組み合わせや支払い方法は、カードごとに違います。
主な3枚はプロミスVisaカード、ACマスターカード、モビット VISA-Wです。ショッピングを1回払いで確定できるのはプロミスVisaカードで、ほかの2枚はリボ払いの仕組みになります。
年会費・還元・支払い方式・審査の流れを一覧表で比べ、目的別の選び方までまとめました。
- 3行要約
①消費者金融系クレカはプロミスVisaカード・ACマスターカード・モビット VISA-Wの3枚
②年会費永年無料・スマホのタッチ決済で7%還元※・1回払い可のプロミスVisaカードが1位
③ACマスターカードのリボ手数料率は10.0%~14.6%、モビット VISA-Wはリボ固定で18%
※対象のコンビニ・飲食店等でVisaのタッチ決済を利用すると、+6.5%還元(合計7%還元)
消費者金融系クレジットカード一覧
消費者金融のカードローン機能が付いた主なクレジットカードは、プロミスVisaカード、ACマスターカード、モビット VISA-Wの3枚です。年会費は3枚とも無料で、差が出るのは還元とショッピングの支払い方式になります。
| カード名 | 発行会社 | ローン機能の提供元 | 年会費 | ポイント・還元 | ショッピングの支払い方式 | 国際ブランド | 公式サイト |
| プロミスVisaカード | 三井住友カード | SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス) | 永年無料 | Vポイント 200円(税込)につき1ポイント/対象のコンビニ・飲食店で7%還元※ | 1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払い | Visa | 三井住友カード公式 |
| ACマスターカード | アコム | アコム | 無料 | 利用金額の0.25%を自動キャッシュバック(ポイント制度なし) | 1回払いを指定すると自動的にリボルビング払い | Mastercard | アコム公式 |
| モビット VISA-W | 三井住友カード | SMBCモビット | 永年無料 | Vポイント 200円(税込)につき1ポイント | マイ・ペイすリボ(元金定額コース)に固定 | Visa | SMBCモビット公式 |
※対象のコンビニ・飲食店等でVisaのタッチ決済を利用すると、+6.5%還元(合計7%還元)
3枚のうち、ショッピングを1回払いで確定できるのはプロミスVisaカードです。ACマスターカードは1回払いを指定しても自動的にリボルビング払いになり、モビット VISA-Wはお支払いコースを変更できません。
出典:三井住友カード『プロミスVisaカード』、アコム『ACマスターカード(クレジットカード)』、SMBCモビット『「モビット VISA-W」とは?』
消費者金融系クレジットカードとは
消費者金融系クレジットカードは、消費者金融のカードローン機能と、買い物に使うクレジット機能が1枚に載ったカードです。借入はカードローンの契約、買い物はクレジットの契約と、中身は2つの契約に分かれています。
クレジット機能とカードローン機能が1枚
1枚のカードに、加盟店での支払いに使うショッピング枠と、現金を借りるカードローンの枠が載ります。借入と返済に使うローンカードとの違いは、加盟店で買い物の代金を払える点にあります。
SMBCモビットは、モビット VISA-Wが届くまでクレジット機能は使えないとしています。急いで借入をしたい場合は、モビット VISA-Wとは別にローン用のモビットカードを発行する案内です。
2つの機能では適用される法律も違います。キャッシングには貸金業法が適用され、ショッピングのリボ払い・分割払い・ボーナス払いには割賦販売法が適用されます。
出典:SMBCモビット『「モビット VISA-W」とは?』、金融庁『貸金業法Q&A』
発行会社とローン会社の組み合わせ
三井住友カードとSMBCコンシューマーファイナンスの2社で役割を分けているのはプロミスVisaカードで、ACマスターカードはアコム1社が両方を提供します。モビット VISA-Wは、三井住友カードのクレジット機能とSMBCモビットのローン機能を組み合わせています。
申込の前提になる会員資格も、カードごとに違います。
| カード名 | クレジット機能 | ローン機能 | 申込の前提 |
| プロミスVisaカード | 三井住友カード | SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス) | 満18歳以上のプロミス会員(高校生は除く) |
| ACマスターカード | アコム | アコム | アコムと契約がない人も申込可 |
| モビット VISA-W | 三井住友カード | SMBCモビット | モビットカード会員であること |
プロミスVisaカードの2社体制の仕組みは、プロミスVisaカードの仕組みと向いている人で詳しく扱っています。
出典:三井住友カード『プロミスVisaカード』、アコム『ACマスターカード(クレジットカード)』、SMBCモビット『「モビット VISA-W」とは?』
カード会社の系統との違い
クレジットカードは、発行会社の母体の業種によって銀行系・信販系・流通系・消費者金融系と呼び分けられます。消費者金融系は、プロミス・アコム・SMBCモビットといった消費者金融のカードローンがローン機能として付くカードです。
| 系統 | 発行会社の母体 | 3枚との関係 |
| 銀行系 | 銀行や銀行グループのカード会社 | 該当なし |
| 信販系 | 分割払いなどの立替払いを営む信販会社 | 該当なし |
| 流通系 | 百貨店・スーパーなどの小売グループ | 該当なし |
| 消費者金融系 | 消費者金融(貸金業者) | ACマスターカードはアコムが発行。プロミスVisaカードとモビット VISA-Wは三井住友カードが発行し、ローン機能はプロミス・SMBCモビットのカードローン |
プロミスVisaカードとモビット VISA-Wは、クレジット機能を三井住友カードが受け持ち、ローン機能にプロミスやSMBCモビットのカードローンを組み合わせています。SMBCモビットのモビットカードも、発行しているのは三井住友カードです。
消費者金融が単独で発行するのはACマスターカードで、アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループの一員です。
出典:三井住友カード『プロミスVisaカード』、アコム『ACマスターカード(クレジットカード)』、SMBCモビット『SMBCモビットからのお知らせ』
プロミスVisaカード
年会費永年無料で、ショッピングを1回払いで確定できるのは3枚のうちプロミスVisaカードだけです。対象店舗でスマホのタッチ決済を使うと7%還元※になります。
※対象のコンビニ・飲食店等でVisaのタッチ決済を利用すると、+6.5%還元(合計7%還元)
プロミスVisaカードのスペック

| カード名 | プロミスVisaカード |
| 発行会社 | クレジットカード機能:三井住友カード株式会社 カードローン機能:SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
| 年会費 | 永年無料 |
| 国際ブランド | Visa |
| ポイント還元率 | Vポイント基本還元率:0.5%(税込200円の利用につき1ポイント) 「対象のコンビニ・飲食店」でスマホのVisaのタッチ決済(Apple Pay / Google Pay)で支払うと、還元率が最大7%※ ※対象のコンビニ・飲食店等でVisaのタッチ決済を利用すると、+6.5%還元(合計7%還元) |
| 追加カード | – |
| 公式サイト | プロミスVisaカードサービスサイト |
プロミスVisaカードは三井住友カードが発行する「プロミスローン機能一体型クレジットカード」です。申込対象は満18歳以上のプロミス会員(高校生は除く)で、年会費は永年無料となっています。
ポイントはVポイントで、通常は利用金額200円(税込)につき1ポイントが付きます。対象のコンビニ・飲食店で、スマホのVisaのタッチ決済またはモバイルオーダーで支払うと7%還元※です。
※対象のコンビニ・飲食店等でVisaのタッチ決済を利用すると、+6.5%還元(合計7%還元)
※カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
海外旅行傷害保険は最高2,000万円で、旅費などを事前にこのカードで決済することが条件です。券面にカード番号を印字しないナンバーレスで、番号や有効期限はVpassアプリで確認します。
借入はプロミスのカードローンで、借入利率は2.5%~18.0%(実質年率)です。クレジット側のキャッシング利用枠は入会時に申し込めず、カード発行後に海外キャッシュサービスのみ申し込めます。
出典:三井住友カード『プロミスVisaカード』、プロミス『商品内容』
プロミスVisaカードを1位にした理由
1位にした根拠は、年会費・還元・支払い方式の3項目です。年会費永年無料、対象店舗で7%還元※、1回払いを含む5種類の支払い方法の3つがそろうのは、3枚のなかでプロミスVisaカードだけでした。
※対象のコンビニ・飲食店等でVisaのタッチ決済を利用すると、+6.5%還元(合計7%還元)
ACマスターカードの還元は利用金額の0.25%、モビット VISA-Wは200円(税込)につき1ポイントです。どちらもショッピングはリボ払いの仕組みで、1回払いでは確定しません。
支払日は「15日締め翌月10日払い」と「月末締め翌月26日払い」から選べます。支払いの流れはプロミスVisaカードの締め日・返済日で確認できます。
審査の流れはプロミスVisaカードの審査、かかる日数は審査時間の解説と届くまでの日数の解説にあります。券面のデザインはプロミスVisaカードの見た目の解説で紹介しています。
メリットとデメリットの全体像は、プロミスVisaカードとは?借入もできる1枚の仕組みが参考になるでしょう。
ACマスターカード
ACマスターカードは、アコム1社がカードローンとクレジットの両方を提供するMastercardです。自動契約機(むじんくん)コーナーで、その場でカードを発行できます。
ACマスターカードのスペック
| 項目 | 内容 |
| 発行会社 | アコム株式会社 |
| 年会費 | 無料 |
| 還元 | 利用金額の0.25%を自動キャッシュバック(ポイント制度なし) |
| 国際ブランド | Mastercard |
| ショッピング枠 | 10万円~300万円 |
| ショッピングの手数料率(実質年率) | 10.0%~14.6% |
| 支払い方式 | 1回払いを指定すると自動的にリボルビング払い(定率リボルビング方式) |
| 締め日 | 毎月20日(休業日は前営業日) |
| 支払期日 | 35日ごと/毎月指定日から選択 |
| カードの受け取り | 自動契約機(むじんくん)コーナーでその場で発行※一部、発行できないコーナーもございます。郵送でも受け取り可 |
| スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay、アプリのバーチャルカード |
| カードローンの貸付利率(実質年率) | 2.4%~17.9%(※2026年1月5日迄に極度方式基本契約を締結した場合は3.0%~18.0%) |
10.0%~14.6%はショッピングのリボルビング残高にかかる手数料率で、カードローンの貸付利率とは別の数字です。手数料は「リボルビング残高×手数料率(実質年率)÷365日×経過日数」で計算します。
前月21日~今月20日の利用分は「新規利用残高」として集計され、翌月6日にリボルビング残高へ変わります。新規利用残高のうちに支払えば、手数料はかかりません。
出典:アコム『ACマスターカード(クレジットカード)』、『カードローン』
ACマスターカードが向いている人
アコムと契約がない人でも、カードローンとクレジットをまとめて申し込める仕組みです。審査の結果に同意して契約すると近くの自動契約機(むじんくん)でカードを受け取れるため、カード現物を早く手にしたい人に向いています。
カードからのキャッシングにも対応し、口座への送金とATMでの借入が可能です。審査の流れはACマスターカードの審査、勤務先への連絡はACマスターカードの在籍確認、券面はACマスターカードの券面デザインで確認できます。
アコム公式サイトのACマスターカードのページが申込の窓口です。
出典:アコム『ACマスターカード(クレジットカード)』、『アコムのクレジットカードでもキャッシング(借入)はできますか?』
モビット VISA-W
モビット VISA-Wは、三井住友カードのクレジット機能とSMBCモビットのローン機能を1枚にしたVisaカードです。申し込めるのはモビットカード会員に限られます。
モビット VISA-Wのスペック
| 項目 | 内容 |
| 発行会社 | 三井住友カード(ローン機能はSMBCモビット) |
| 申込条件 | モビットカード会員であること(年齢満20歳〜74歳の安定した定期収入のある人) |
| 年会費 | 永年無料(ETCカードも無料) |
| ポイント | Vポイント 200円(税込)につき1ポイント(ローン機能の利用分は対象外) |
| 返済時のポイント | カードローン返済の利息200円ごとに1ポイント(Vポイント利用手続きが必要) |
| 国際ブランド | Visa(カード種類はクラシック) |
| ショッピングの利用枠 | 5~100万円 |
| 支払い方式 | マイ・ペイすリボ(元金定額コース)。お支払いコースの変更不可 |
| リボ払い手数料率 | 実質年率18% |
| 締め日・支払日 | 毎月15日締め、翌月10日払い(口座振替) |
| カードの発送 | クレジット申込手続き完了後、最短4営業日で自宅へ発送 |
| ショッピング補償 | 年間100万円まで(海外での利用と、国内のリボ払い・分割払い(3回以上)が対象) |
| カードローンの実質年率 | 3.0%〜18.0% |
ショッピングの支払いはマイ・ペイすリボに固定で、入会時の毎月の支払額は5,000円です。5,000円以上であれば一部でも全額でも支払え、一括返済もできます。
出典:SMBCモビット『「モビット VISA-W」とは?』、三井住友カード『モビットVISA-W』
モビット VISA-Wが向いている人
SMBCモビットのカードローンを使っていて、ローンの返済と買い物の管理を1枚にまとめたい人に向いています。所定の手続きをすれば、ローン返済の利息でもVポイントが貯まります。
注意したいのは、リボ払いが前提である点です。毎月の支払額を5,000円のままにすると、利用額が大きいほど残高が減るまで時間がかかり、その間は実質年率18%の手数料が付く仕組みです。
カードが届くまでは、クレジット機能もVポイントカードの機能も使えません。SMBCモビットの審査の流れはSMBCモビットの審査で確認でき、申込はSMBCモビット公式サイトのモビット VISA-Wのページから行えます。
3枚を項目別に比較
3枚を同じ項目で並べると、差がはっきり出るのは支払い方式とカードの受け取り方です。
| 項目 | プロミスVisaカード | ACマスターカード | モビット VISA-W |
| 年会費 | 永年無料 | 無料 | 永年無料 |
| 還元 | 200円(税込)につき1ポイント/対象店舗で7%還元※ | 利用金額の0.25%を自動キャッシュバック | 200円(税込)につき1ポイント |
| 支払い方式 | 1回払いなど5種類から選択 | 1回払いを指定すると自動的にリボルビング払い | マイ・ペイすリボ(元金定額コース)に固定 |
| カードの受け取り | 郵送 | 自動契約機(むじんくん)コーナーで発行/郵送 | 最短4営業日で自宅へ発送 |
| スマホ決済 | Visaのタッチ決済・iD・Apple Pay・Google Pay | Apple Pay・Google Pay | Visaのタッチ決済・iD・Apple Pay・Google Pay |
| ETCカード | 追加カードの案内にETCカードあり | 公式ページに記載なし | 無料 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯) | 公式ページに記載なし | ショッピング補償 年間100万円まで |
| ローン機能の金利(実質年率) | 2.5%~18.0% | 2.4%~17.9%(※2026年1月5日迄に極度方式基本契約を締結した場合は3.0%~18.0%) | 3.0%〜18.0% |
※対象のコンビニ・飲食店等でVisaのタッチ決済を利用すると、+6.5%還元(合計7%還元)
3枚の年会費とポイント・キャッシュバック
年会費は3枚とも無料です。基本の還元は、プロミスVisaカードとモビット VISA-Wが200円(税込)につき1ポイント、ACマスターカードが利用金額の0.25%になります。
月5万円を使うと、基本の還元はVポイントの2枚が250ポイント、ACマスターカードが125円のキャッシュバックです。プロミスVisaカードは対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を使うと7%還元※になるため、日常の少額決済で差が広がります。
※対象のコンビニ・飲食店等でVisaのタッチ決済を利用すると、+6.5%還元(合計7%還元)
3枚のショッピングの支払い方式
1回払いのまま手数料なしで使い続けられるかどうかが、3枚の大きな違いです。
| カード名 | 選べる支払い方法 | 手数料と支払いの注意点 |
| プロミスVisaカード | 1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払い | 支払日は2種類から選択 |
| ACマスターカード | 1回払いを指定(分割払い・ボーナス払いを選ぶと支払いができない) | 自動的にリボルビング払い。新規利用残高のうちに支払えば手数料なし |
| モビット VISA-W | マイ・ペイすリボ(元金定額コース) | お支払いコースの変更不可。一括返済は可 |
ACマスターカードとモビット VISA-Wは、払い方を工夫すれば手数料を抑えられます。とはいえ、何もしなければリボ払いとして手数料が付く仕組みは共通です。
3枚の発行スピードと受け取り方法
カード現物を当日に受け取れるのはACマスターカードで、自動契約機(むじんくん)コーナーでその場で発行します。※一部、発行できないコーナーもございます。
モビット VISA-Wは、クレジットの申込手続き完了後、最短4営業日で自宅へ発送されます。プロミスVisaカードは郵送で届き、使い始めるのはカードが届いてからです。日数の目安はプロミスVisaカードが届くまでの解説にあります。
3枚のタッチ決済・スマホ決済
プロミスVisaカードとモビット VISA-Wは、スマートフォンにカードを設定するとVisaのタッチ決済やiDで支払えます。7%還元※の対象はスマホのタッチ決済とモバイルオーダーで、カード現物のタッチ決済は対象外です。
※対象のコンビニ・飲食店等でVisaのタッチ決済を利用すると、+6.5%還元(合計7%還元)
ACマスターカードはApple PayとGoogle Payに対応します。カードが手元になくても、アプリでバーチャルカードを発行してネットの買い物に使えます(発行手続き中などは発行できません)。
3枚の追加カードと付帯保険
ETCカードは、モビット VISA-Wが年会費無料で、プロミスVisaカードも追加カードの案内にETCカードがあります。ACマスターカードの公式ページには、ETCカードの記載がありません。
付帯保険は、プロミスVisaカードが海外旅行傷害保険(最高2,000万円・利用付帯)、モビット VISA-Wがショッピング補償(年間100万円まで)です。ACマスターカードの公式ページに保険の記載はなく、家族カードの案内は3枚とも公式ページにありません。
出典:三井住友カード『プロミスVisaカード』、アコム『ACマスターカード(クレジットカード)』、SMBCモビット『「モビット VISA-W」とは?』
消費者金融系クレジットカードの審査
審査はカードローンとクレジットの2つの契約それぞれにあります。消費者金融系カード独自の審査(スコアリング)基準が設けられており、結果は申込内容によって変わります。
消費者金融系クレジットカードの審査は2段階
- カードローンを申し込む(プロミスVisaカードはプロミス、モビット VISA-WはSMBCモビット、ACマスターカードはアコム)
- カードローンの審査を受けて契約する
- クレジットの審査を受ける(プロミスVisaカードとモビット VISA-Wは三井住友カードが審査)
- カードが発行され、郵送で届く(ACマスターカードは自動契約機(むじんくん)コーナーでも発行。※一部、発行できないコーナーもございます。)
モビット VISA-Wは、カードローンとクレジットカードのそれぞれに審査があり、三井住友カードが審査のうえ発行します。発行時には、三井住友カードで本人確認と信用情報の照会が行われることがあります。
ACマスターカードは申込先がアコム1社です。プロミスVisaカードの申込から発行までの流れは、プロミスVisaカードの審査の解説で確認できます。
出典:SMBCモビット『「モビット VISA-W」とは?』、アコム『クレジットカード(ACマスターカード)の契約に審査はありますか?』
ローン審査とクレジット審査で確認される項目
カードローンには貸金業法の総量規制がかかり、貸金業者からの借入残高の合計が年収の3分の1を超えると新たな借入れはできません。貸金業者は借入残高を指定信用情報機関で確かめます。
プロミスは、希望の借入額と他社の利用残高の合計が100万円を超える場合などに、収入証明書類の提出を求めています。ショッピング枠と総量規制の関係は、消費者金融で借りるとクレジットカードは作れない?で扱っています。
消費者金融系クレジットカードのデメリット
デメリットは、リボ払いが前提のカードがあること、付帯サービスの選択肢が少ないこと、ローンの利用が信用情報に記録されることの3点です。リボ払いの手数料は払い方で変わるため、仕組みを先に確かめてください。
リボ払いが前提のカードがある
ACマスターカードとモビット VISA-Wは、ショッピングがリボ払いの仕組みです。アコムの計算例では、手数料率14.60%・リボルビング残高10万円・利用日数30日で手数料は1,200円になります。
この例で支払金額3千円のうち1,200円は手数料に充てられ、残高を減らすのは1,800円です。モビット VISA-Wの手数料率は実質年率18%で、支払額を5,000円のままにすると残高はゆっくりしか減りません。
ただ、ACマスターカードは新規利用残高のうちに支払えば手数料はかからず、モビット VISA-Wも一括返済ができます。リボ払いの手数料は払い方しだいで抑えられるでしょう。
出典:アコム『ACマスターカード(クレジットカード)』、三井住友カード『モビットVISA-W』、SMBCモビット『「モビット VISA-W」とは?』
ゴールド等の上位カードや付帯サービスの選択肢が少ない
3枚の公式ページには、空港ラウンジなど上位カード向けのサービスや家族カードの案内がありません。プロミスVisaカードのショッピング補償は「なし」で、モビット VISA-Wのカード種類はクラシックです。
出典:三井住友カード『プロミスVisaカード』、SMBCモビット『「モビット VISA-W」とは?』
カードローンの利用が信用情報に記録される
カードローンを契約すると、契約内容と返済の状況が信用情報機関に登録されます。登録されるのは取引の事実で、期日どおりに返済した記録も残ります。
登録される情報の種類と保有期間は、消費者金融の借入とクレジットカードの審査の関係で一覧にしています。
消費者金融系クレジットカードの選び方
還元と1回払いならプロミスVisaカード、自動契約機での受け取りと1社完結ならACマスターカード、SMBCモビットとの一体管理ならモビット VISA-Wが候補です。
| 重視すること | 候補のカード | 根拠 |
| コンビニ・飲食店での還元 | プロミスVisaカード | 対象店舗のスマホのタッチ決済で7%還元※ |
| ショッピングを1回払いで使う | プロミスVisaカード | 1回払いなど5種類から選択できる |
| 当日にカード現物を受け取る | ACマスターカード | 自動契約機(むじんくん)コーナーで発行※一部、発行できないコーナーもございます。 |
| 手続きを1社で済ませる | ACマスターカード | ローンもクレジットもアコム |
| SMBCモビットの返済と買い物を1枚にする | モビット VISA-W | ローン返済の利息でもVポイントが貯まる |
※対象のコンビニ・飲食店等でVisaのタッチ決済を利用すると、+6.5%還元(合計7%還元)
よくある質問
アコム系列のクレジットカードは?
アコムが発行するクレジットカードはACマスターカードです。カードローンにショッピング機能が付いたMastercardで、年会費は無料となっています。
クレジットカードと消費者金融の違いは?
金融庁は、消費者金融とクレジットカード会社をどちらも貸金業者に挙げています。違いが出るのは取引の種類で、借入(キャッシング)には貸金業法、ショッピングのリボ払い・分割払い・ボーナス払いには割賦販売法が適用されます。
ショッピング枠と総量規制の関係は、消費者金融で借りるとクレジットカードは作れない?で扱っています。
出典:金融庁『貸金業法Q&A』
消費者金融系クレジットカードは普通のクレジットカードとして使える?
使えます。プロミスVisaカードとモビット VISA-WはVisa、ACマスターカードはMastercardの加盟店で、ほかのクレジットカードと同じように支払えます。
出典:三井住友カード『プロミスVisaカード』、アコム『ACマスターカード(クレジットカード)』、SMBCモビット『「モビット VISA-W」とは?』
プロミスカードとプロミスVisaカードの違いは?
プロミスVisaカードは「プロミスローン機能一体型クレジットカード」で、借入に加えて加盟店での買い物に使える点が違います。2枚の違いはプロミスVisaカードとは?借入もできる1枚の仕組みで比べています。
まとめ
消費者金融系クレジットカードの主な3枚は、プロミスVisaカード、ACマスターカード、モビット VISA-Wです。年会費は3枚とも無料で、違いは発行会社の組み合わせ、ショッピングの支払い方式、還元に表れます。
還元と1回払いを重視するならプロミスVisaカード、当日にカードを受け取りたいならACマスターカード、SMBCモビットの返済とまとめるならモビット VISA-Wが候補です。リボ払いが前提の2枚は、手数料がかかる仕組みを確かめてから申し込んでください。
毎日のコンビニや飲食店の支払いをスマホのタッチ決済にすると、対象店舗では7%還元※になります。借入の手段を持ちながら日々の買い物で還元を受けるなら、プロミスVisaカードが選択肢です。
※対象のコンビニ・飲食店等でVisaのタッチ決済を利用すると、+6.5%還元(合計7%還元)
消費者金融系以外も含めて比べるならおすすめのクレジットカード30選、2枚に絞って比べるならプロミスVisaカードとACマスターカードの比較が参考になります。




