銀行系クレジットカードのおすすめは?|発行会社の一覧と選び方

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銀行系クレジットカードは、銀行や銀行グループのカード会社が発行するカードです。口座とつながっているだけのカードもあり、名前だけでは見分けられません。

選び方の軸は、メインバンクの系列とよく使う店での還元率です。三井住友銀行ならOliveフレキシブルペイ、三菱UFJ銀行なら三菱UFJカードのように、系列の口座と組み合わせると特典の条件を満たしやすくなります。

銀行グループ別のカード会社の一覧と7枚の比較表、メインバンク別の早見表が分かります。

3行要約

①銀行系クレジットカードは銀行グループのカード会社が発行するカード
②比較した年会費無料の5枚は基本の還元率がどれも0.5%
③選び方の軸はメインバンクの系列とよく使う店での還元率

目次

銀行系クレジットカードとは

銀行系クレジットカードとは、銀行や、銀行を中心とする金融グループのカード会社が発行するクレジットカードです。判断の基準になるのは、カードの名前ではなく発行会社がどのグループに属しているかという点になります。

銀行や銀行グループのカード会社が発行するカード

三井住友カードは、会社概要で株主を株式会社三井住友フィナンシャルグループとしています。三菱UFJニコスも、自社の会社情報で「MUFGグループの一員」と説明しています。

銀行とカード会社が共同で提供するカードもあります。Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行と三井住友カードが共同で提供するサービスで、カードの発行会社は三井住友カードです。

出典:三井住友カード『会社概要』、三菱UFJニコス『三菱UFJニコスについて』、三井住友銀行『Olive 一般』

信販系・流通系・交通系との違い

クレジットカードは、発行会社の母体によって系統を分けて呼ばれます。系統ごとの発行会社の例と特徴を表にまとめました。

系統発行会社の例特徴
銀行系三井住友カード、三菱UFJニコスグループの銀行口座や取引と組み合わせた特典がある
信販系信販会社分割払いやローンなどの信販業務を手がける会社が発行する
流通系エポスカード小売業を中心とするグループのカード会社が発行する
交通系ビューカード鉄道会社のグループ会社が発行する
消費者金融系消費者金融会社消費者金融業を営む会社が発行する

系統の境目ははっきり決まっているわけではありません。三菱UFJニコスの設立年月は「1951年6月7日(旧日本信販)」で、信販会社を前身にもつ会社がいまはMUFGグループのカード会社になっています。

流通系カードの特徴やおすすめは流通系クレジットカードの解説記事で扱っています。

出典:三菱UFJニコス『会社概要』、エポスカード『企業情報』、ビューカード『会社概要』

銀行系とまぎらわしいカード

銀行の口座とつながっているカードが、銀行系のカードとは限りません。見分けるときは、口座を持つ銀行ではなくカードの発行会社を確認します。

ミライノカード(Mastercard)は、ドコモSMTBネット銀行の口座を持つ人が申し込むカードです。ただし公式サイトには「ライフカードが発行するクレジットカードです」と明記されていて、発行会社は銀行のグループではありません。

楽天銀行カードは、楽天銀行のキャッシュカードとクレジットカードが一体になったカードです。引落口座は楽天銀行口座に自動で設定され、買い物分のポイントは楽天カードの通常分として付きます。2つのカードの違いは楽天銀行カードと楽天カードの違いで整理しています。

反対に、イオンカードセレクトは(株)イオン銀行が発行するカードで、発行元は銀行です。特典の中心はイオングループの店舗での割引やポイントで、流通グループの銀行が出すカードという性格をもっています。

出典:ドコモSMTBネット銀行『ミライノカード(Mastercard)』、楽天銀行『クレジットカード機能付キャッシュカード』、イオンカード『家族カード』

キャッシュカード・デビットカードとの違い

キャッシュカードは口座から現金を出し入れするためのカードです。デビットカードは支払いと同時に口座から代金が引き落とされ、クレジットカードは利用分をまとめて後日支払います。

Oliveフレキシブルペイは1枚でこの違いを切り替えられるカードで、デビットモードは「決済口座から即時に引き落とし」、クレジットモードは毎月26日に決済口座から引き落としとなります。

デビットカードの比較はデビットカードのおすすめ記事で扱っています。なお、銀行系のカードローンはお金を借りるための商品で、クレジットカードとは別のものです。

出典:三井住友銀行『Olive 一般』

銀行系クレジットカードの一覧

主な銀行グループと、カードを発行する会社、代表的なカードを一覧にしました。銀行が窓口になっていても、発行するのはグループのカード会社や提携先のカード会社というケースが中心です。

銀行グループカードを発行する会社代表的なカード親銀行の口座との関係
三井住友フィナンシャルグループ三井住友カードOliveフレキシブルペイ
三井住友カード(NL)
Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行のOliveアカウントと一体
三菱UFJフィナンシャル・グループ三菱UFJニコス三菱UFJカード
VIASOカード
三菱UFJカードは支払口座を三菱UFJ銀行にすると対象店舗の還元率を上げるプログラムに参加できる
りそなグループりそなカードりそなクレジットカード〈クラブポイントプラス〉JCBりそなグループ銀行の普通預金口座を持っていることが申込条件
ゆうちょ銀行ゆうちょ銀行が案内(JCBブランドの会員向けサイトはジェーシービー)JP BANK カードゆうちょのキャッシュカードと1枚にまとめられる
ドコモSMTBネット銀行ライフカードミライノカード(Mastercard)ドコモSMTBネット銀行の口座を持つ人が申込対象
楽天銀行楽天カード(クレジット機能)楽天銀行カード引落口座は楽天銀行口座に自動で設定

メガバンク系のカード会社

三井住友フィナンシャルグループのカード会社は三井住友カードです。Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行の口座と一体になったカードで、利用するにはOliveアカウントの申し込みが前提になります。

三菱UFJフィナンシャル・グループでは、三菱UFJニコスが三菱UFJカードやVIASOカードを発行しています。三菱UFJカードは、引き落とし口座の金融機関に指定がありません。

出典:三井住友銀行『Olive 一般』、三菱UFJニコス『三菱UFJカード』

ゆうちょ銀行・りそなグループのカード

りそなグループのクレジットカードは、りそなカードが入会の審査を行います。申し込めるのはりそなグループ銀行の普通預金口座を持っている人で、口座が先に必要になる点がメガバンク系と違います。

ゆうちょ銀行はJP BANK カードを案内しています。ゆうちょのキャッシュカードを持っている人は、カードの枚数を増やさずにクレジット機能を追加できます。

出典:りそな銀行『クレジットカード』、ゆうちょ銀行『JP BANK カード(クレジットカード)』

ネット銀行と連携するカード

ネット銀行の名前が付いたカードでも、発行会社は別というケースがあります。ドコモSMTBネット銀行のミライノカード(Mastercard)はライフカードが発行し、楽天銀行カードのクレジット機能は楽天カードが担っています。

どちらも銀行の口座と組み合わせて使う前提のカードですが、発行会社で判定すると銀行系には当たりません。口座との連携と発行会社の系統は分けて考えてください。

銀行系クレジットカードのおすすめ比較

銀行グループのカード会社が発行するカードを中心に、7枚を一般カード、ゴールドカードの順に並べました。イオンカードセレクトは、銀行が発行するキャッシュカード一体型の例として加えています。

カード名発行会社年会費国際ブランドポイント還元率追加カード(家族・ETC)公式サイト
Oliveフレキシブルペイ三井住友カード(三井住友銀行と共同で提供)永年無料Visa0.5%
対象のコンビニ・飲食店でクレジットモードのスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーなら8%
家族カード:永年無料
ETCカード:550円(税込・初年度無料)
公式サイト
三井住友カード(NL)三井住友カード永年無料Visa、Mastercard0.5%
対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーで支払うと7%
家族カード:永年無料
ETCカード:無料(前年度にETCの利用請求がない場合は550円(税込))
公式サイト
三菱UFJカード三菱UFJニコス永年無料Mastercard、Visa、JCB、アメリカン・エキスプレス0.5%
1,000円で1ポイント(1ポイント5円相当)
家族カード:永年無料
ETCカード:新規発行手数料あり
公式サイト
VIASOカード三菱UFJニコス無料—0.5%
1,000円で5ポイント(1ポイント1円でオートキャッシュバック)
家族カード:無料
ETCカード:新規発行手数料あり
公式サイト
イオンカードセレクトイオン銀行無料Visa、Mastercard、JCB0.5%
200円(税込)ごとに1WAON POINT
家族カード:無料
ETCカード:年会費・発行手数料無料
公式サイト
三井住友カード ゴールド(NL)三井住友カード5,500円(税込)Visa、Mastercard0.5%
対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーで支払うと7%
家族カード:年会費無料
ETCカード:無料(前年度にETCの利用請求がない場合は550円(税込))
公式サイト
Oliveフレキシブルペイ ゴールド三井住友カード(三井住友銀行と共同で提供)5,500円(税込)Visa0.5%
対象のコンビニ・飲食店でクレジットモードのスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーなら8%
家族カード:永年無料
ETCカード:550円(税込・初年度無料)
公式サイト

※記載のスペック情報は2026年10月09日時点の情報です。

※カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。

※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。

※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。

※スマホのタッチ決済対象店舗とモバイルオーダーの対象店舗は異なります。詳しくはサービス詳細ページをご確認ください。

※通常のポイント分を含んだ還元率です。

※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

※Google Pay™ 、Samsung Payで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。(Visa/Mastercard両対応カードのみ)

Oliveフレキシブルペイ

三井住友銀行のOliveアカウントと一体になったカードで、キャッシュカード、デビット、クレジット、ポイント払いの機能を1枚で使えます。

申込対象日本国内在住の個人(クレジットモードは満18歳以上で、高校生は満18歳の3月1日以降に審査対象)
支払いクレジットモードは毎月26日に決済口座から引き落とし
不正利用の補償紛失・盗難の届け出日から60日前までの損害を補償
  • 対象のコンビニ・飲食店でクレジットモードのスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーを使うと8%還元になり、デビットモードの場合は上乗せが+1%になります
  • コンビニATM手数料無料(1回)などの選べる特典から、毎月1つを選べます
  • SMBCダイレクトの他行あて振込手数料が月3回まで無料になる基本特典が付いています

4つの支払いモードの違いと8%還元の条件はOliveのクレジットカードの解説記事で詳しく扱っています。

出典:三井住友銀行『Olive 一般』、『【Olive】Vポイントの還元率を知りたい』

三井住友カード(NL)

三井住友カードが発行する年会費永年無料のカードで、国際ブランドはVisaとMastercardから選べます。

申込対象満18歳以上の方(高校生は除く)
総利用枠~100万円
締め日・支払日15日締め翌月10日払い/月末締め翌月26日払い
旅行傷害保険最高2,000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)
  • 対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーで支払うと7%ポイント還元になります
  • 通常のポイント還元率は0.5%です
  • 支払い方法は1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払いから選べます

NL・CL・通常カードの違いは三井住友カードの種類の解説記事にまとめています。

出典:三井住友カード『三井住友カード(NL)』

三菱UFJカード

三菱UFJニコスが発行する年会費永年無料のカードです。国際ブランドはMastercard、Visa、JCB、アメリカン・エキスプレスの4種類から選べます。

申込資格18歳以上で本人または配偶者に安定した収入のある方、または18歳以上の学生(高校生を除く)
利用可能枠社会人10〜100万円/学生10〜30万円
締め日・支払日15日締め翌月10日払い
付帯保険海外旅行傷害保険2,000万円(旅行代金等を事前にカードで支払った場合)/ショッピング保険 年間限度額100万円
  • 対象店舗の利用分は、基本ポイント0.5%とスペシャルポイント6.5%を合わせて7%還元になります
  • この7%の対象はカードでの支払い、カードのタッチ決済、Apple Pay(QUICPay)で、スマホでのタッチ決済は対象外です
  • ETCカードの新規発行手数料は1,100円(税込)で、2026年10月16日発行分から1,650円(税込)になります

還元率が上がる条件と券種の違いは三菱UFJカードの解説記事で比較しています。

出典:三菱UFJニコス『三菱UFJカード』、『三菱UFJカード ポイントアッププログラム』

VIASOカード

三菱UFJニコスが発行するカードで、たまったポイントが手続きなしで自動的にキャッシュバックされる仕組みが特徴です。

年会費本人会員・家族会員とも無料
締め日・支払日毎月15日締め、翌月10日払い
ポイントショッピング利用合計1,000円ごとに5ポイント
  • たまったポイントは1ポイント1円でオートキャッシュバックされ、還元月のショッピング請求から差し引かれます
  • 携帯電話料金、インターネットプロバイダー料金、ETCの通行料金はポイントが2倍になります
  • ポイントの蓄積期間は入会日を基準に1年間です

出典:三菱UFJニコス『VIASOカード』

イオンカードセレクト

(株)イオン銀行が発行する、イオン銀行のキャッシュカード、クレジットカード、電子マネーWAONが1枚になったカードです。銀行が発行するキャッシュカード一体型の例として掲載しました。

申込対象18歳以上(高校生は卒業年度の1月1日以降)
支払いクレジットの利用代金はイオン銀行口座から引き落とし
ポイントイオンマークのカード払い200円(税込)ごとに1WAON POINT
  • イオングループの対象店舗ではWAON POINTが基本の2倍になり、毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は買い物代金が5%OFFになります
  • WAONのオートチャージは200円ごとに1WAON POINTが付きます
  • イオン銀行を給与振込口座に指定すると、毎月10WAON POINTがもらえます

出典:イオンカード『イオンカードセレクト』、『ETCカード(クレジットカード付帯)』

三井住友カード ゴールド(NL)

三井住友カードのゴールドカードで、年会費は5,500円(税込)です。年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になります。

※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料

※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。

申込対象満18歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方(高校生は除く)
総利用枠~200万円
旅行傷害保険最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険(事前に旅費などをカードで支払うことが前提)
  • 初年度の年会費は、年間100万円の利用の有無に関わらず5,500円(税込)です
  • 対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーで支払うと7%ポイント還元になる点は、三井住友カード(NL)と同じです

還元率とポイントの貯め方は三井住友カード ゴールド(NL)の解説記事で詳しく扱っています。

出典:三井住友カード『三井住友カード ゴールド(NL)』

Oliveフレキシブルペイ ゴールド

Oliveのゴールドランクのカードで、年会費は通常5,500円(税込)です。年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が永年無料になり、集計の対象はデビットモードとクレジットモードでの利用分です。

申込対象日本国内在住で満18歳以上の個人(クレジットモードは満20歳以上)
支払いクレジットモードは毎月26日に決済口座から引き落とし
  • 対象のコンビニ・飲食店での8%還元の条件は一般ランクと同じです
  • 選べる特典は一般ランクと同じく1つです
  • ランクの切り替えは三井住友銀行アプリから手続きできます

一般・ゴールド・プラチナの違いはOliveのランク比較の記事で整理しています。

出典:三井住友銀行『Olive ゴールド』

銀行系クレジットカードのメリット

銀行系のカードを系列の口座と組み合わせると、カード単体では受けられない特典を使えます。主なメリットは次の5つです。

系列銀行の口座連携で受けられる特典

Oliveフレキシブルペイの基本特典には、三井住友銀行の本支店ATMの手数料が24時間無料になる特典が含まれます。口座の特典の詳細は三井住友銀行のオリーブの解説記事で扱っています。

イオンカードセレクトの場合は、イオン銀行のキャッシュカードとしてイオン銀行ATMの入出金手数料が24時間365日0円になります。

出典:三井住友銀行『Olive 一般』、イオンカード『イオンカードセレクト』

銀行取引でポイントが上乗せされる

三井住友銀行のVポイントアッププログラムでは、Oliveアカウントの円預金の月末残高に応じて、対象のコンビニ・飲食店での還元率が上がります。月末残高が250万円以上500万円未満なら+0.5%で、2,000万円以上では+3%です。

三菱UFJカードは、支払口座を三菱UFJ銀行に設定してMDCアプリからエントリーすると、条件の達成状況に応じて対象店舗の還元率が上がります。三菱UFJ銀行のインターネットバンキングに月1回以上ログインすると+1.0%です。

出典:三井住友銀行『Vポイントアッププログラム』、三菱UFJニコス『三菱UFJカード ポイントアッププログラム』

支払いと口座の管理を1つのアプリで完結

Oliveフレキシブルペイは、三井住友銀行アプリで使いたい支払いモードを設定します。口座とカードの操作が同じアプリにまとまるため、残高を見ながらデビットとクレジットを切り替えられます。

りそなグループのクレジットカードもアプリと連携でき、口座残高とクレジットカードの利用明細を1つのアプリで確認できます。この連携はJCBカードのみが対象です。

出典:三井住友銀行『Olive 一般』、りそな銀行『クレジットカード』

不正利用の補償とセキュリティの仕組み

三井住友カードは会員規約第14条にもとづき、特別なケースを除いて不正利用を申告した日から遡って60日前までの利用について損害を補償します。本人の家族や同居人、代理人による不正利用は補償の対象になりません。

三菱UFJニコスも、不正利用が認められた場合は全額をすみやかに補償するとしています。どちらも補償の条件はカード会社の規定で決まるため、身に覚えのない請求を見つけたら早めに連絡してください。

出典:三井住友カード『カードの不正利用に対する保障制度について』、三菱UFJニコス『三菱UFJカード』

キャッシュカード一体型を選べる

銀行系のカードには、キャッシュカードとクレジットカードを1枚にまとめられるものがあります。財布に入れるカードの枚数を減らせる点は、一体型ならではのメリットでしょう。

Oliveフレキシブルペイは銀行口座のキャッシュカード機能に支払い機能が加わったカードです。JP BANK カードも、ゆうちょのキャッシュカードと1枚にできます。

出典:三井住友銀行『Olive 一般』、ゆうちょ銀行『JP BANK カード(クレジットカード)』

銀行系クレジットカードのデメリット

口座と組み合わせる前提の仕組みには、条件がそろわないと特典が小さくなる面もあります。申し込む前に次の5点を確認しておくと安心です。

基本還元率は0.5%のカードが中心

比較表の年会費無料の5枚は、通常の買い物での還元率がどれも0.5%です。上乗せが付くのは対象のコンビニ・飲食店や対象店舗での支払いに限られます。

ただし、基本の還元率が0.5%という点は今回の5枚に共通する水準で、特定の1枚だけが低いわけではありません。差が出るのは、上乗せの対象になる店をどれだけ使うかという部分です。

特典の条件が口座の利用状況で変わる

Vポイントアッププログラムの還元率は、月末時点の情報で判定されます。預金残高が月末に条件を下回ると、その月の上乗せは付きません。Oliveの特典の全体像はオリーブの解説記事にまとめています。

三菱UFJカードも、エントリー後に支払口座を三菱UFJ銀行以外へ変更すると、対象店舗の還元率は7%に戻ります。

出典:三井住友銀行『Vポイントアッププログラム』、三菱UFJニコス『三菱UFJカード ポイントアッププログラム』

一体型への切り替えで手持ちのカードが使えなくなる場合

一体型のカードに切り替えると、それまでのカードが使えなくなることがあります。三井住友銀行のクレジット一体型キャッシュカードを持っている人は、Oliveに切り替える前にクレジットカードの解約が必要です。

ゆうちょデビットを使っている口座でキャッシュカード一体型のJP BANK カードを発行すると、ゆうちょデビットは自動的に解約されます。

出典:三井住友銀行『【Olive】切り替えると、持っている紙通帳やカードは使えるのか知りたい』、ゆうちょ銀行『JP BANK カード(クレジットカード)』

引き落とし口座が系列銀行に限られるカード

イオンカードセレクトの利用代金はイオン銀行口座から、楽天銀行カードは楽天銀行口座から引き落とされます。系列の口座を持たない人は、口座を新しく作るところから始めることになります。

Oliveフレキシブルペイも三井住友銀行のOliveアカウントが決済口座です。引き落とし口座の制限を含む注意点はオリーブのデメリットの記事で扱っています。一方、三菱UFJカードは引き落とし口座の金融機関に指定がありません。

出典:イオンカード『イオンカードセレクト』、楽天銀行『クレジットカード機能付キャッシュカード』、三菱UFJニコス『三菱UFJカード』

銀行系クレジットカードがいらない人

系列の銀行口座をメインで使う予定がない人は、口座連携の特典をほとんど受けられません。預金残高や給与の受け取りを条件にした上乗せは、口座を動かさない限り付かないからです。

買い物の多くを特定のスーパーや百貨店でしている人も、そのグループの流通系カードの割引のほうが合う場合があります。どちらが得かは、毎月の支払い先を書き出して比べてみてください。

銀行系クレジットカードの選び方

まずはメインバンク別に、相性のよいカードと口座連携の特典の条件を確認しましょう。給与の受取口座がある銀行の系列から選ぶと、条件を満たしやすくなります。

メインバンク相性のよいカード口座連携で得られる特典の条件
三井住友銀行OliveフレキシブルペイOliveアカウントの円預金の月末残高が250万円以上で、対象のコンビニ・飲食店の還元率に+0.5%から上乗せ
三菱UFJ銀行三菱UFJカード支払口座を三菱UFJ銀行にしてエントリーし、三菱UFJ銀行のインターネットバンキングに月1回以上ログインで+1.0%
イオン銀行イオンカードセレクトイオン銀行を給与振込口座に指定すると毎月10WAON POINT
りそな銀行・埼玉りそな銀行りそなクレジットカード〈クラブポイントプラス〉JCBグループ銀行の普通預金口座を持っていることが申込条件

メインバンクの系列で選ぶ

口座連携の特典は、系列の銀行で給与を受け取ったり残高を置いたりするほど大きくなります。すでに使っている銀行の系列を選べば、新しく口座を作る手間もかかりません。

よく使う店の還元率で選ぶ

上乗せの対象になる店はカードごとに違います。三井住友カードとOliveは対象のコンビニ・飲食店、三菱UFJカードはコンビニやスーパーなどの対象店舗、イオンカードセレクトはイオングループの店舗が中心です。

支払い方法の条件にも注意してください。三井住友カードとOliveの上乗せはスマホのタッチ決済かモバイルオーダーが条件で、三菱UFJカードはスマホでのタッチ決済が対象外です。

年会費とグレードで選ぶ

今回の7枚のうち、年会費がかかるのはゴールドの2枚で、どちらも5,500円(税込)です。どちらも年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になりますが、集計の対象になる取引はそれぞれの規定で決まります。

※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料

※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。

三井住友カード ゴールド(NL)には、事前に旅費などをカードで支払うことが前提の国内旅行傷害保険も付きます。年会費をかけたくない人は一般カードを選ぶのが基本の考え方です。

口座の有無と申込条件で選ぶ

Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行のOliveアカウント、りそなグループのカードはグループ銀行の普通預金口座が前提です。口座を作らずに申し込みたいなら、引き落とし口座の指定がないカードを選んでください。

年齢の条件も確認が必要です。Oliveのゴールドのクレジットモードは満20歳以上が対象で、三井住友カード(NL)は満18歳以上(高校生は除く)から申し込めます。

Oliveの一般ランクは、満18歳の3月1日以降に手続きすれば高校生でもクレジットモードの審査対象になります。

出典:三井住友銀行『Olive ゴールド』、三井住友カード『三井住友カード ゴールド(NL)』、りそな銀行『クレジットカード』

銀行系クレジットカードの作り方

申し込みはWebかアプリで完結するのが基本です。口座と一体のカードは、口座開設とカードの申し込みを同時に進める流れになります。

Webで申し込む流れ

イオンカードセレクトを例にすると、Webでの申し込みは次の3段階です。

  1. 申込フォームに必要事項を入力します
  2. 入会の手続きに進みます(印鑑や書類のやり取りは不要です)
  3. 手続き後1〜2週間程度でカードが自宅に届きます

三菱UFJカードは、入会と同時に会員専用WEBサービス「My Digital Connect」と「WEB明細チェック」に登録されます。

出典:イオンカード『イオンカードセレクト』、三菱UFJニコス『三菱UFJカード』

銀行の窓口で申し込む場合

りそなグループでは、口座開設を取り扱う店舗で口座を作り、カードはりそなグループアプリから申し込めます。アプリからの申し込みは住所や口座情報の入力が不要で、カードが手元に届くまでの目安は約1週間です。

三井住友銀行のOliveは、アプリやホームページで使える本人確認書類以外の書類で手続きする場合は来店して手続きします。

出典:りそな銀行『クレジットカード』、三井住友銀行『【口座開設】Oliveの申込に必要な本人確認書類を知りたい(アプリ・ホームページ)』

口座開設と同時に申し込む場合

Oliveは、口座を持っていない人は三井住友銀行アプリのトップ画面の「Oliveアカウントを申し込む」から、口座を持っている人はログイン後の「Oliveアカウントに切替」から申し込みます。

満18歳未満(高校生を含む)の場合を除き、クレジットを申し込まずにOliveを申し込むことはできません。申し込み後に支払いモードをデビットモードかポイント払いモードに設定すれば、クレジット機能を使わずに利用できます。

出典:三井住友銀行『【Olive】クレジットを申し込まず、Oliveアカウントの申込はできますか?』

申し込みに必要なもの

Oliveを三井住友銀行アプリで申し込む場合、本人確認書類は運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、パスポート、在留カードもしくは特別永住者証明書から1点が必要です。ホームページからの口座開設では2点が必要になります。

イオンカードセレクトをオンラインで申し込めるのは、運転免許証、顔写真付きのマイナンバーカード、日本国政府発行のパスポートのいずれかを持っている人です。

出典:三井住友銀行『【口座開設】Oliveの申込に必要な本人確認書類を知りたい(アプリ・ホームページ)』、イオンカード『イオンカードセレクト』

銀行系クレジットカードのよくある質問

銀行系のクレジットカード会社はどこ?

代表的なのは、三井住友フィナンシャルグループの三井住友カードと、MUFGグループの三菱UFJニコスです。ほかの銀行グループのカード会社は、前述の一覧表で確認できます。

銀行の口座がなくても作れる?

作れるカードと作れないカードがあります。三菱UFJカードは引き落とし口座の金融機関に指定がありませんが、Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行のOliveアカウントの申し込みが必須です。

学生でも作れる?

三菱UFJカードは、18歳以上の学生(高校生を除く)が申し込めます。三井住友カード(NL)も満18歳以上(高校生は除く)が対象で、学生の利用可能枠は三菱UFJカードの場合10〜30万円です。

銀行系と信販系はどっちがいい?

系統だけで有利・不利は決まりません。系列の銀行口座をメインで使うなら銀行系のほうが口座連携の特典を受けやすく、口座にこだわらないなら系統より還元率や年会費で比べるのが合理的です。

銀行系カードを2枚持つ意味はある?

同じグループの2枚を使い分ける方法があります。Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の違いと2枚持ちの考え方は、Oliveと三井住友カード(NL)の比較記事で具体的に比べています。

まとめ

銀行系クレジットカードは、銀行や銀行グループのカード会社が発行するカードです。口座とつながっていても発行会社が別のカードがあるため、銀行系かどうかは発行会社のグループで判断します。

比較した年会費無料の5枚は、基本の還元率がどれも0.5%です。差がつくのは、系列口座との連携による上乗せと、よく使う店での還元率でしょう。

三井住友銀行がメインならOliveフレキシブルペイ、三菱UFJ銀行なら三菱UFJカードのように、メインバンクの系列から候補を絞ってください。特典の条件は口座の利用状況で変わるので、申し込む前に公式サイトで確認しておきましょう。

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