ソニーバンクウォレットとは?|海外の手数料と外貨で払う仕組み
ソニーバンクウォレット(Sony Bank WALLET)は、ソニー銀行の口座から即時に引き落とされるVisaデビット付きキャッシュカードです。海外で使うと、外貨口座の有無で手数料が変わります。
対象10通貨を外貨普通預金口座から払えば海外ショッピングの海外事務手数料はかからず、外貨口座がない場合は事務処理経費1.79%が加わります。
100ドルで比べた口座の状態別の支払い額、国内のキャッシュバック率、ANA版との違い、現在のキャンペーンまで整理しました。
- 3行要約
①対象10通貨を外貨口座から払う海外ショッピングは海外事務手数料0円
②外貨口座がない場合や対象外通貨の海外利用は事務処理経費1.79%
③国内ショッピングはClub Sのステージに応じて0.5〜2.0%のキャッシュバック
ソニーバンクウォレットとは
ソニーバンクウォレット(Sony Bank WALLET)は、ソニー銀行が発行するVisaデビット付きキャッシュカードです。円と外貨10通貨の計11通貨に対応し、年会費は無料で、支払った代金は口座から即時に引き落とされます。
1枚でソニー銀行のキャッシュカードとVisaデビットの両方を兼ねています。「ソニーウォレット」「ソニー銀行デビットカード」と呼ばれることもありますが、指しているのはこのカードです。
| 項目 | 内容 |
| 年会費 | 無料 |
| 有効期限 | 6年間 |
| 国際ブランド | Visa(Visaのタッチ決済に対応) |
| 対応通貨 | 円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド、スウェーデンクローナの11通貨 |
| 国内のキャッシュバック | 利用額の0.5〜2.0%(Club Sのステージ別) |
| 海外ショッピングの手数料 | 対象10通貨を外貨口座から払えば海外事務手数料0円 それ以外は事務処理経費1.79% |
| 海外ATMの手数料 | 事務処理経費1.79% 外貨口座がない場合などは海外ATM利用料220円を加算 |
| スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、Garmin Pay |
| ショッピング保険 | 年間50万円まで・購入日から60日間(自己負担5,000円) |
| 不正利用補償 | 通知日の30日前の日以降の損害が対象 |
| ファミリーデビットカード | 12歳以上の家族に4枚まで無料で発行 |
出典:ソニー銀行『Sony Bank WALLET ご利用ガイド』
11通貨に対応するVisaデビット付きキャッシュカード
デビット機能は、世界200以上の国と地域のVisa加盟店で使えます。対象10通貨で払うと外貨普通預金口座から、外貨口座がないときや対象外の通貨では円普通預金口座から代金が引き落とされます。
キャッシュカードとしては、コンビニや銀行など国内の提携ATM約10万台で円普通預金の預け入れと引き出しができます。お店ではVisaのタッチ決済も使えます。
出典:ソニー銀行『Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)』
券種と発行できる年齢
Sony Bank WALLETは5種類のカードから選べます。ソニー銀行が直接発行するのはスタンダード、PEANUTS、PlayStation®デザインの3デザインです。
残る2種類は提携カードのANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETとタカシマヤプラチナデビットカードで、通常のSony Bank WALLETとは商品性や申し込み方法が異なります。
タカシマヤプラチナデビットカードは年会費33,000円(税込)で、現金のキャッシュバックはありません。
ソニー銀行の口座は15歳以上なら保護者の同意なしで開設でき、口座と同時にデビットカードを作れます。家族向けのファミリーデビットカードは、12歳以上から発行できます。
出典:ソニー銀行『Sony Bank WALLET のお申込』、『口座開設』
ソニーバンクウォレットのメリット
ソニー銀行で買った外貨を、そのまま海外の支払いに使えるのが中心のメリットです。対象10通貨を外貨普通預金口座から払えば、海外ショッピングの海外事務手数料はかかりません。
外貨の残高が足りないときは、「円からアシスト」が円普通預金から不足分を自動で充当します。加えて、国内ショッピングの利用額に応じて現金がキャッシュバックされる仕組みもあります。
出典:ソニー銀行『Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)』
ソニーバンクウォレットの海外手数料
海外での手数料は、使う通貨が対象10通貨かどうかと、その通貨の外貨普通預金口座を開設しているかどうかで決まります。ショッピングと海外ATMでも手数料が違うため、全体を表にまとめました。
| 口座の状態 | ショッピング | 海外ATM | 引き落とし口座 |
| 対象10通貨・外貨口座に残高あり | 海外事務手数料0円 | 事務処理経費1.79%/回 | 外貨普通預金 |
| 対象10通貨・外貨口座の残高不足(円からアシスト) | 不足分を買うときの為替コストのみ | 事務処理経費1.79%/回 不足分を買うときの為替コスト | 円普通預金から外貨口座へ充当 |
| 外貨口座が未開設・対象10通貨以外 | 事務処理経費1.79%/回 | 事務処理経費1.79%/回 海外ATM利用料220円/回 | 円普通預金 |
現地のATM設置機関が独自に定める利用手数料は、この表とは別にかかる場合があります。
外貨口座の有無で引落口座と手数料が変わる仕組み
ソニーバンクウォレットは、支払った通貨と同じ外貨普通預金口座があれば、その口座から代金を引き落とします。外貨口座がなければ、Visaの指定するレートで円に換算して円普通預金口座から引き落とす流れです。
外貨普通預金口座は開設も維持も無料で、外貨を買っておかなくても開設できます。手数料の差は口座の有無で生まれるため、海外で使う予定があるなら先に口座だけ作っておくのが基本です。
通貨ごとの為替コストはソニー銀行の金利と為替コストの記事にまとめています。
対象10通貨を外貨口座から払う場合
対象10通貨は、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド、スウェーデンクローナです。この10通貨を外貨普通預金口座から払う海外ショッピングには、海外事務手数料がかかりません。
かかるのは、円で外貨を買うときのソニー銀行の為替コストです。米ドルはClub Sのステージなしで1ドルあたり15銭のため、100ドル分を買うと15円になります。
為替レートは、ソニー銀行が外貨を売るときのレート(TTS)が使われます。為替コストはClub Sのステージが上がるほど下がる仕組みです。
円からアシストで不足分を補う場合
外貨普通預金の残高が足りないときは、「円からアシスト」が円普通預金口座から不足分を自動で充当します。使うには、事前にその通貨の外貨普通預金口座を開設しておく必要があります。
公式の例では、米ドル口座の残高が80ドルのときに100ドルの買い物をすると、不足する20ドルを円普通預金口座から充当します。そのうえで100ドル全額を米ドル口座から払う流れです。
1ドル110円の場合、20ドル分の2,200円が米ドル口座に入ります。外貨を買うときの為替コストは1ドルあたり15銭です。
円からアシストで払った分がキャンセルされた場合、返金は日本円ではありません。利用した通貨の外貨普通預金口座に戻ります。
外貨口座なし・対象外通貨の1.79%
対象通貨の外貨口座を開設していない場合や、韓国ウォンなど対象10通貨以外で払う場合は、円普通預金口座から引き落とされます。金額は、利用額をVisaの指定するレートで円に換算し、事務処理経費1.79%(税込)を加えたものです。
100ドルの買い物なら、1.79ドル分が上乗せされます。
海外ATMの事務処理経費と利用料220円
海外ATMで現地通貨を引き出すときは、外貨口座に残高があっても事務処理経費1.79%/回(税込)がかかります。ショッピングと違い、外貨口座から引き出しても手数料は0円になりません。
外貨口座が未開設の場合や対象10通貨以外を引き出す場合は、さらに海外ATM利用料220円/回(税込)が加わります。
この220円は、Club Sのステージに応じた回数分が翌月に円普通預金口座へキャッシュバックされます。回数はシルバーが月1回、ゴールドが月3回、プラチナが月5回です。
出典:ソニー銀行『海外利用時の手数料』、『優遇特典|優遇プログラム Club S』
口座の状態別に見た100ドルの実コスト
手数料の率だけでは差が見えにくいため、1ドル=150円と仮定して支払い額を並べました。Visaの指定レートも同じ150円と置き、為替コストはClub Sのステージなし(米ドル1ドル15銭)で計算しています。
| 口座の状態 | 100ドルのショッピング | 200ドルを海外ATMで引き出し |
| ①外貨口座に残高あり | 15,015円 (為替コスト15円) | 約30,567円 (為替コスト30円+事務処理経費約537円) |
| ②残高不足を円からアシスト | 15,015円 (為替コスト15円) | 約30,567円 (為替コスト30円+事務処理経費約537円) |
| ③外貨口座なし | 約15,269円 (事務処理経費約269円) | 約30,757円 (事務処理経費約537円+海外ATM利用料220円) |
※実際の為替レートとVisaの指定レートは日々変わります。表の金額は、手数料率の違いを比べるための試算です。
100ドルのショッピングで比べた支払い額
①と②の違いは、外貨を事前に買っておくか、支払いの時点で買うかだけです。どちらも為替コストは1ドル15銭のため、円からアシストに任せても手数料は増えません。
ただし外貨を買う時点が違うので、適用される為替レートは変わります。③は事務処理経費の約269円が上乗せされます。
海外ATMで引き出した場合の支払い額
海外ATMは外貨口座を使っても事務処理経費1.79%がかかるため、200ドルで約537円の負担は①〜③で共通です。③はこれに海外ATM利用料220円が加わり、①との差は約190円になります。
現金を引き出すたびに1.79%がかかるので、現地ではショッピングをカード払いにして、引き出す現金を必要な分に絞るほうが手数料を抑えられます。
外貨口座を作るかどうかの判断目安
対象10通貨の国で使うなら、外貨口座の有無による差は、ショッピング額のおよそ1.79%と考えると分かりやすいでしょう。年に30万円分を海外で買い物する人なら、約5,370円の差になります。
外貨で持つことの為替リスクは外貨預金の注意点の記事で扱っています。
他行のデビットカードと海外手数料を比べたい場合は、デビットカードの海外手数料の比較を参考にしてください。
次の海外旅行で、買い物の手数料を為替コストだけに抑えたい人は、ソニー銀行公式サイトのSony Bank WALLETページから申し込めます。
ソニーバンクウォレットの海外での使い方
海外で手数料を抑えて使うには、出発前に外貨口座とアプリの設定を済ませておくことが欠かせません。出発前から帰国後までの流れは次のとおりです。
- ログインして外貨普通預金口座を開設します(開設・維持は無料)
- 必要に応じて外貨を買っておきます(残高がなくても円からアシストで充当されます)
- Sony Bank WALLETアプリで利用限度額と海外利用の制限を確認します
- 現地のお店ではVisaで払い、現金はVisaかPLUSのマークがあるATMで引き出します
- 帰国後にアプリかウェブサイトで利用明細を確認します
余った外貨は外貨普通預金のまま次の旅行まで持っておくこともでき、円に戻すこともできます。
出典:ソニー銀行『Sony Bank WALLET 海外利用ナビ』
出発前に外貨口座を開設しておく
外貨口座を開設してから、カードの支払いが外貨普通預金口座から引き落とされるようになるまで、2日かかる場合があります。
反映されるまでの支払いは円普通預金口座から引き落とされ、外貨口座がない場合と同じ手数料がかかります。旅行の直前ではなく、日程に余裕を持って開設してください。
出典:ソニー銀行『Sony Bank WALLET 海外利用ナビ』
お店で支払うときの手順
国内と同じく「Visaカード、1回払いで」と伝えてカードを渡します。Visaのタッチ決済に対応した店舗なら、タッチするだけで暗証番号は要りません。一定金額を超える支払いでは、カードを挿して暗証番号を入れる場合があります。
支払い通貨を「現地通貨」か「日本円」から選べる店舗では、現地通貨を選んでください。日本円を選ぶと加盟店側が決めたレートで換算され、割高になるのが一般的です。
海外の加盟店では、地域によって「Visaデビット」を選ぶとカードが通らない場合があります。そのときは「Visaクレジット」を選ぶと支払えます。
外貨表示での支払いやDCCの一般的な注意点は、デビットカードを海外で使うときの注意点にまとめています。
出典:ソニー銀行『Sony Bank WALLET ご利用ガイド』、『Sony Bank WALLET 海外利用ナビ』
海外ATMで現地通貨を引き出す手順
ATMにVisaかPLUSのマークがあることを確かめてから、カードを入れます。暗証番号はVisaデビット暗証番号の4ケタで、外貨口座がある通貨なら引き出した金額は外貨普通預金口座から即時に出金されます。
暗証番号を一定回数間違えるとロックがかかり、カードの再発行(有料)が必要になります。暗証番号はログイン後の「Visaデビット暗証番号照会」で、出発前に確認しておけます。
出典:ソニー銀行『Sony Bank WALLET ご利用ガイド』、『Sony Bank WALLET 海外利用ナビ』
アプリで限度額と海外利用制限を設定する
Visaデビットの限度額は、ショッピングと海外ATMで1日あたり・1ヶ月あたりをそれぞれ設定できます。初期設定のままだと、海外ATMの引き出しは1日10万円・1ヶ月20万円までです。
| 種類 | 初期設定額 | 変更できる範囲 |
| ショッピング(国内・海外)1日あたり | 50万円 | 0円〜200万円 |
| ショッピング(国内・海外)1ヶ月あたり | 200万円 | 0円〜1,000万円 |
| 海外ATM 1日あたり | 10万円 | 0円〜100万円 |
| 海外ATM 1ヶ月あたり | 20万円 | 0円〜100万円 |
変更は、Sony Bank WALLETアプリの「設定」の「利用限度額」か、ログイン後の「Visaデビット利用限度額設定・照会」から行います。アプリでは、ネットショッピングや海外での利用制限、Visaデビットの一時停止も設定できます。
出典:ソニー銀行『Sony Bank WALLET ご利用ガイド』、『Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)』
売上確定時の為替差額
外貨口座が未開設の場合や対象10通貨以外で払った場合は、利用時と売上確定時の為替レートの違いで、後から追加の引き落としや返金が起きることがあります。売上データがソニー銀行に届くまでに日数がかかるためです。
公式の例では、1ドル100円のときに100ドルを使うと、10,000円が円普通預金口座から引き落とされます。売上確定時に1ドル110円の円安になっていれば、差額の1,000円が追加で引き落とされます。
反対に1ドル90円の円高になっていれば、1,000円が入金されます。
国内のキャッシュバックと還元率
国内ショッピングでの利用額は、Club Sのステージに応じて毎月現金でキャッシュバックされます。ステージがない人の還元率は0.5%で、ステージが上がるほど率も上がります。
| 対象 | キャッシュバック率 |
| ステージなし | 0.5% |
| シルバー | 1.0% |
| ゴールド | 1.5% |
| プラチナ | 2.0% |
| 国内のPlayStation®Store(全ステージ) | 2.0% |
| チャージ利用(全ステージ) | 0.5% |
ファミリーデビットカードの利用分も、キャッシュバックの対象に含まれます。
出典:ソニー銀行『キャッシュバック|Sony Bank WALLET』
Club Sのステージ別キャッシュバック率
Club Sのステージは、月末の残高や取引の状況で判定されます。判定されたステージは翌々月に適用され、その1ヶ月間はステージの率でキャッシュバックが受けられます。
公式の試算では、還元率が1.5%違うと、月10万円の利用でキャッシュバック額が1,500円変わります。ステージなしの0.5%なら、月10万円の利用で500円の計算です。
Sony Bank WALLETを持つと、他行あての振込手数料の無料回数が月1回増えます。国内ATMの無料回数はWALLETの有無ではなくClub Sのステージで決まり、ソニー銀行のATM・振込手数料の記事で詳しく扱います。
出典:ソニー銀行『優遇プログラム Club S』、『お振込・ATM利用手数料』
PlayStation Storeは2%・チャージは0.5%
国内のPlayStation®Storeでの利用は、Club Sのステージに関係なく2%がキャッシュバックされます。
決済サービスや交通系の決済サービス、各種プリペイドへのチャージや購入は、ステージに関係なく0.5%です。チャージ以外の取引でも、送金扱いのデータで届いた利用はキャッシュバックの対象外になります。
出典:ソニー銀行『キャッシュバック|Sony Bank WALLET』
キャッシュバックの上限と対象外の取引
キャッシュバック額の上限は月20万円です。寄付・納税・公共料金などの支払いは、キャッシュバックの合計額が月1万円までに制限され、利用額そのものの上限ではありません。
Yahoo!かんたん決済とTBオークションは、1加盟店あたりのキャッシュバックが月1万円までです。
外資系のホテルや航空会社、Webサービス提供会社など海外利用の扱いになる加盟店での利用は対象外です。国内加盟店で円以外の通貨で決済したものや、キャッシュバック時に口座を解約している場合も対象になりません。
出典:ソニー銀行『キャッシュバック|Sony Bank WALLET』
キャッシュバックが入金される時期
毎月1日から末日までの利用分が、翌月25日までに円普通預金口座へ入金されます。
キャッシュバックは、加盟店から売上確定データが届いた時点で計算されます。代金が引き落とし済みでも、売上確定データが月をまたいで届いた分は、キャッシュバックの月が後ろにずれる点に注意してください。
他行のデビットカードと還元率を比べたい場合は、デビットカードのおすすめ比較で銀行別に整理しました。
スーパーやコンビニの支払いをこのカードにまとめれば、ステージがなくても使った分の0.5%が翌月に現金で戻ります。国内の買い物にも使いたい人は、ソニー銀行公式サイトから申し込めます。
出典:ソニー銀行『キャッシュバック|Sony Bank WALLET』
ANA版ソニーバンクウォレットの違い
ANA版は、国内ショッピングの還元が現金ではなくANAのマイルになる提携カードです。ANA版も、外貨口座から現地通貨で払ったり、海外ATMで引き出したりできます。
| 項目 | Sony Bank WALLET(通常版) | ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET |
| 年会費 | 無料 | 無料 |
| 国内ショッピングの還元 | 利用額の0.5〜2.0%を現金でキャッシュバック | 1,000円ごとに5マイル(現金のキャッシュバックなし) |
| 海外利用の還元 | なし | マイル積算なし |
| 外貨口座からの海外での支払い | できる | できる |
| 新規カード発行の1,000円プレゼント | 対象 | 対象外 |
| 新規口座開設と同時申し込みの特典 | なし | 500マイル |
| 申し込み先 | ソニー銀行 | ANA X株式会社のウェブサイト |
出典:ソニー銀行『Sony Bank WALLET のお申込』、ANA『ANAのマイルが貯まるソニー銀行 サービス一覧』
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETとは
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETは、ANA X株式会社がソニー銀行を所属銀行とする銀行代理業者として案内している提携カードです。年会費は無料で、申し込みはANA Xのウェブサイトから行います。
出典:ANA『ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET』
国内1,000円で5マイル・海外は対象外
マイルは、国内ショッピングの利用1,000円ごとに5マイル貯まります。海外での利用はマイル積算の対象外で、通常版と同じく海外では還元がありません。
REVOLUTやWiseなどのように送金扱いでデータが届いた利用や、プリペイド・電子マネーへのチャージで送金扱いになったものにもマイルは付きません。
国内ショッピング分のマイルは、月末までの利用分が翌月5営業日程度で積算されます。ANAは、月10万円を国内で使った場合に1年で6,000マイルになると試算しています。
出典:ANA『ANAのマイルが貯まるソニー銀行 サービス一覧』
口座開設と同時申込で500マイル
ソニー銀行の口座を新しく開設し、同時にANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETを申し込むと500マイルがプレゼントされます。すでにソニー銀行の口座を持っている人は対象外です。
500マイルは、口座開設が完了した月の翌月上旬ごろに積算されます。月末に申し込んで口座開設の完了が翌月にずれた場合は、積算が申し込み月の翌々月になります。
出典:ANA『ANAのマイルが貯まるソニー銀行 サービス一覧』、『ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET』
通常版とANA版の選び方
通常版とANA版の分かれ目は、国内ショッピングの還元を現金で受け取るか、ANAのマイルで受け取るかにあります。
ステージなしの通常版は1,000円の利用で5円の現金が戻り、ANA版は同じ1,000円で5マイルが貯まります。Club Sのステージが付く人なら、通常版の還元率は1.0〜2.0%に上がります。
出典:ソニー銀行『キャッシュバック|Sony Bank WALLET』、ANA『ANAのマイルが貯まるソニー銀行 サービス一覧』
ソニーバンクウォレットのキャンペーン
2026年10月16日時点で、公式サイトで条件を確認できたキャンペーンは次の3つです。応募が必要なものと不要なものがあるので、条件を一つずつ確かめてください。
銀行の口座開設キャンペーンを横並びで見たい場合は、銀行の口座開設キャンペーンの比較を参考にしてください。
新規カード発行で1,000円プレゼント
Sony Bank WALLETを新たに受け取り、発行月の翌々月の末日までに国内のVisa加盟店で累計5回以上使うと、1,000円がもらえます。応募は不要で、利用金額に関係なく回数で判定されます。
対象はスタンダード、PEANUTS、PlayStation®デザインの3種類です。ANA版とタカシマヤプラチナデビットカードは対象外で、海外加盟店での利用や国内加盟店で円以外の通貨で決済したものも回数に入りません。
発行月はカードの有効期限の左側の数字で分かり、1月発行なら3月末日が期限です。1,000円はカード発行月の4ヶ月後の25日までに円普通預金口座へ入金されます。
この企画は、予告なく内容が変更または中止される場合があります。
出典:ソニー銀行『国内Visa加盟店で5回以上のご利用でもれなく1,000円プレゼント』
海外利用で15%の現金か7%のマイル
2026年8月3日から2026年10月31日まで、海外での対面の買い物で対象10通貨の外貨普通預金口座から引き落とされた額に応じて、現金かマイルがもらえます。参加には応募とアンケートへの回答が必要です。
通常版(スタンダード、PEANUTS、ポストペット)とPlayStation®デザイン、タカシマヤプラチナデビットカードは、利用額の15%の現金で上限5,000円です。ANA版は利用額の7%のANAマイルで、上限は3,300マイルになります。
どちらになるかは、10月31日午後11時59分の時点で使っているカードで決まります。
円普通預金口座から引き落とされた海外対面の利用は、海外事務手数料1.79%が後日全額キャッシュバックされます。ただし支払い通貨を選べる加盟店で日本円を選んだ場合は対象外で、インターネットなどの非対面取引も対象になりません。
判定は2026年12月15日までに売上確定データが届いた取引で行われ、特典は2027年1月中旬ごろまでに入金またはマイル積算されます。
出典:ソニー銀行『Sony Bank WALLET 海外対面利用で15%の現金または7%のマイルプレゼント』
PlayStation®デザイン限定の8,000円
ソニー銀行の口座を持っていない人が、キャンペーンページからPlayStation®デザインを選んで口座を開設し、判定日に円普通預金残高が5万円以上あると現金8,000円がもらえます。
対象期間は2026年8月7日から12月31日までで、応募は不要です。記念NFTとグランツーリスモ7の限定カーリバリーも付きますが、受け取りには別の手続きが必要になります。
| 口座開設の申込期間 | 残高の判定日時 |
| 8月7日〜9月30日 | 10月31日23:59 |
| 10月1日〜11月30日 | 12月31日23:59 |
| 12月1日〜12月31日 | 2027年1月31日23:59 |
条件を満たすと、判定日の翌月末までに8,000円が円普通預金口座へ入金されます。残高はデビットカードの引き落とし後の金額で判定されるため、判定日の前後の支払いに注意してください。
口座開設後にPlayStation®デザインへ切り替えた場合は対象外です。すでに口座を持っている人も対象にならず、現金のプレゼントは1人1回までです。
出典:ソニー銀行『「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2026 オンライン」グランツーリスモ7部門 協賛記念キャンペーン』
ソニーバンクウォレットのデメリット
デビットカード全般に共通する弱点はデビットカードのデメリットの記事で扱うため、ここではソニーバンクウォレットに固有の注意点に絞ります。還元の対象が国内ショッピングに限られる点を押さえてください。
海外利用分はキャッシュバックの対象外
キャッシュバックの対象は国内ショッピングだけで、海外での利用分は還元されません。ANA版も、海外利用はマイル積算の対象外です。
出典:ソニー銀行『キャッシュバック|Sony Bank WALLET』
国内でも海外扱いになる加盟店
国内の店頭や国内からのネット決済でも、外資系のホテル、航空会社、リゾート施設、Webサービス提供会社などは海外利用の扱いになる場合があります。この場合はキャッシュバックの対象外です。
出典:ソニー銀行『キャッシュバック|Sony Bank WALLET』
ソニー銀行のデビットカードが使えないときの確認点
ソニー銀行のデビットカードが使えないときは、加盟店の種類、限度額、アプリの設定、暗証番号の4点を確かめます。
- ガソリンスタンドや高速道路など、一部に利用できない加盟店があります
- 1日あたり・1ヶ月あたりの限度額に達すると、それ以上は使えません
- アプリでVisaデビットを一時停止していたり、海外やネットショッピングの利用を制限していたりすると使えません
- 暗証番号を一定回数間違えるとロックがかかり、カードの再発行(有料)が必要です
ネットショップでは、支払い方法で「Visaデビット」や「デビットカード」を選ぶと使えない場合があります。支払い方法は「クレジットカード」、決済ブランドは「Visa」を選んでください。
出典:ソニー銀行『Sony Bank WALLET ご利用ガイド』、『利用できない加盟店(利用制限のある加盟店)』
外貨口座がない場合の為替差額
外貨口座がない状態で海外で使うと、売上確定時の為替レートによって追加の引き落としや返金が起きることがあります。仕組みと公式の例は「売上確定時の為替差額」で説明したとおりです。
ソニーバンクウォレットの申し込み方法
申し込み方は、ソニー銀行の口座を持っているかどうかで分かれます。口座開設時の手数料や、開設後の口座維持手数料はかかりません。
- 口座を持っていない人は、口座開設の申し込みと同時にSony Bank WALLETを申し込みます
- 口座を持っている人は、ログインしてSony Bank WALLETへの切り替えを申し込みます
- 海外で使う人は、ログイン後に外貨普通預金口座を開設します
出典:ソニー銀行『口座開設』
ソニー銀行の口座と同時に申し込む
口座がない人は、口座開設の申し込みのなかでSony Bank WALLETを選びます。アプリでの口座開設には、マイナンバーカードか運転免許証と、タッチ対応のスマートフォンが必要です。
ウェブのスマホ方式や郵送方式では、カードは口座開設の完了から約10日で転送不要の簡易書留で届きます。PlayStation®デザインは申込ページが分かれていて、ANA版はANA Xのウェブサイトから申し込む仕組みです。
出典:ソニー銀行『口座開設』、『Sony Bank WALLET のお申込』
口座を持っている場合の申し込み
Visaデビット機能の付いていないキャッシュカードを持っている人は、ウェブサイトにログインして無料でSony Bank WALLETに切り替えられます。
ANA版への切り替えはANA Xのウェブサイト、タカシマヤプラチナデビットカードは高島屋のホームページで確認します。
出典:ソニー銀行『Sony Bank WALLET のお申込』
外貨普通預金口座を開設する
外貨普通預金口座は、ログインしてから開設します。外貨を買わなくても開設でき、開設と維持の手数料は無料です。
ソニーバンクウォレットのよくある質問
利用限度額はいくら?
初期設定は、ショッピングが1日50万円・1ヶ月200万円、海外ATMが1日10万円・1ヶ月20万円です。変更できる範囲は、「アプリで限度額と海外利用制限を設定する」の表のとおりです。
Apple PayやGoogle Payで使える?
使えます。Apple Pay、Google Pay、Garmin PayでVisaのタッチ決済を利用でき、Apple PayとGoogle PayはSony Bank WALLETアプリからも登録できます。
Apple Payは13歳未満は利用できません。ファミリーデビットカードでもApple PayとGoogle Payを設定できます。
出典:ソニー銀行『タッチ決済|Sony Bank WALLET』
公共料金や税金は払える?
Visaが使える公共料金の支払いやネットショッピングに使えます。寄付・納税・公共料金などのキャッシュバックは、合計で月1万円までに制限されます。
出典:ソニー銀行『Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)』
ファミリーデビットカードは何歳から?
12歳から発行できます。対象はSony Bank WALLETの保有者と生計をともにする配偶者・親・子どもで、年会費と発行手数料は無料、4枚まで発行できます。
家族の利用分は保有者の口座からまとめて引き落とされ、キャッシュバックやマイルの対象にも含まれます。デザインは本人のカードに関係なく、スタンダードのみです。
ショッピング保険は付いている?
付いています。Sony Bank WALLETで買った商品の破損や盗難などを、年間50万円を限度に購入日から60日間補償し、自己負担額は1事故あたり5,000円です。
1点の購入価格が1万円未満の商品や、携帯電話・ノートパソコンなどの持ち運ぶ機器は補償の対象外です。ファミリーデビットカードの分は、本会員と合算して50万円までになります。
不正利用の補償はある?
あります。紛失や盗難で第三者に不正利用された場合、ソニー銀行に通知した日の30日前の日以降の損害が、1日あたりの利用限度額の範囲で補償されます。
暗証番号を他人に教えた場合など、本人の故意や重大な過失による被害は補償されない場合があります。
出典:ソニー銀行『Sony Bank WALLET ご利用ガイド』
ATMの手数料は無料?
提携ATMでの預け入れは原則24時間無料で、引き出しは合計月4回まで無料です。無料回数を増やす条件やClub Sの優遇は、ソニー銀行のATM手数料の記事で詳しく扱います。
出典:ソニー銀行『Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)』
まとめ
ソニーバンクウォレットは、円と外貨10通貨に対応する年会費無料のVisaデビット付きキャッシュカードです。対象10通貨を外貨普通預金口座から払えば、海外ショッピングの海外事務手数料は0円になります。
外貨口座がない場合や対象外の通貨では事務処理経費1.79%がかかり、海外ATMは外貨口座からでも1.79%です。海外で使う予定があるなら、出発の数日前までに外貨口座を開設しておいてください。
国内ショッピングはClub Sのステージに応じて0.5〜2.0%が現金で戻り、ANA版なら1,000円ごとに5マイルが貯まります。どちらも海外利用は還元の対象外なので、海外は手数料、国内は還元と分けて考えると選びやすくなります。




