プロミスの増額審査時間は?限度額を上げる条件と落ちた後の対処
プロミスの増額を申し込むと、回答は原則当日中に届きます。条件を満たせば最短1分で結果が出る一方、収入証明書の提出が必要になると数日かかります。
増額審査では利用実績と他社借入、そして年収の3分の1という総量規制の枠が見られます。申込内容によっては限度額が下がる場合もあります。
審査時間の目安と通る条件、落ちた後に取れる手段を、プロミス公式と貸金業法の規定から整理しました。
- 3行要約
①増額審査の回答は最短1分から、通知は原則当日中
②50万円超か他社を含む100万円超で収入証明書が必要
③増額の目安は半年以上の利用実績、収入減や複数回の延滞では減額の可能性
プロミスの増額でまず確認する3点
プロミスの増額は、会員サービスとプロミスコールの2つの窓口から申し込みます。Webからの手続なら、原則24時間いつでも受け付けています。
回答の目安は原則当日中です。9:00〜21:49の間に申し込む、希望額を50万円以内にするといった条件を満たすと、最短1分での回答も出ます。
先に押さえておきたいのは、増額の申込には減額の可能性が伴う点です。
審査で返済能力が下がったと判断されると、限度額が引き下げられる場合があります。年収が下がっている、返済の遅延が複数回ある、といったケースが該当します。
| 確認項目 | プロミスの増額の内容 |
| 申込先 | 会員サービス(Web・アプリ)/プロミスコール |
| 受付時間 | Webからの手続は原則24時間 |
| 回答の目安 | 原則当日中。条件を満たせば最短1分での回答も可能 |
| 収入証明書 | 借入額が50万円を超える場合、または引上げ後の限度額と他社借入残高の合計が100万円を超える場合に必要 |
| 融資額の上限 | 800万円まで |
| 注意点 | 審査の結果として限度額が下がる場合がある |
増額と追加借入の違い
追加借入は、いまの限度額の枠内でもう一度借りる手続です。枠が余っていれば審査を挟まずに取引できます。
一方で増額は、枠そのものを引き上げる契約変更です。申込のたびに審査が行われ、返済能力の再確認を受ける点が違いです。
「あと10万円借りたい」という場面で、枠が残っているかどうかを先に確認してください。枠内なら増額の申込は不要になります。
限度額が50万円で借入残高が20万円なら、借入可能額は30万円です。この30万円を使い切ってから、増額を検討する順番になります。
枠が残っているのに増額を申し込むと、審査で不利な材料だけが動く可能性もあります。使い切ってからのほうが、増額の必要性も説明しやすいでしょう。
増額の申込先は会員サービスとプロミスコールの2つ
プロミスが増額の申込を受け付けている窓口は2つです。電話での申込と、会員サービスにログインしてからの申込になります。
「増枠」「上限引き上げ」と呼ばれることもありますが、手続はどれも同じ増額申込です。呼び方の違いで手順が変わるわけではありません。
Webからの手続は原則24時間いつでも申し込めます。夜間に思い立ったときでも、申込そのものは止まりません。
どちらの窓口から申し込んでも、審査で見られる内容は同じです。回答までの速さを優先するなら、受付時間の制約がない会員サービスを選んでください。
増額で適用される金利が下がる場合
プロミスのフリーキャッシングの借入利率は、実質年率2.5%~18.0%です。この範囲のどこが適用されるかは、契約時と増額時の審査で決まります。
利息制限法の法定上限金利は借入金額で段階が変わり、元本100万円以上では年15%になります。10万円以上100万円未満は年18%、10万円未満は年20%という区切りです。
つまり借入残高が100万円に達すると、法定の上限が年18%から年15%へ下がります。ただしこれは法律上の天井が動くという話で、増額すれば適用利率が下がると決まっているわけではありません。
利息の計算式と借入額別の負担はプロミスの金利と利息の計算で扱っています。
出典:プロミス『お利息について』、日本貸金業協会『上限金利について』
プロミスの増額申請の手順
増額の申込は会員サービスとプロミスコールのどちらからでも進められます。用意するものと受付時間が違うので、先に違いを押さえてください。
| 申込チャネル | 受付時間 | 必要なもの |
| 会員サービス(Web・アプリ) | 原則24時間 | 会員サービスのログイン情報、希望する限度額、借入目的 |
| プロミスコール(0120-24-0365) | 平日9:00〜18:00 | 本人確認のための申告内容、希望する限度額、借入目的 |
| 共通(条件に該当する場合) | — | 源泉徴収票、確定申告書、給与明細書などの収入証明書類 |
会員サービスとアプリからの申込手順
Webからの申込は4ステップで終わります。アプリからでも入口が同じなので、手順は変わりません。
- 会員サービスにログインする
- メニューから「ご利用限度額を増額する」を選ぶ
- 希望する限度額と借入目的を入力する
- 送信して審査結果の連絡を待つ
入力そのものは数分で終わります。時間がかかるのは送信後の審査で、ここが回答までの待ち時間になります。
条件に当てはまると、この後に収入証明書類の提出を求められます。あらかじめ源泉徴収票や給与明細書を撮影しておくと、提出で止まりません。
プロミスコールでの電話申込
電話で申し込む場合の窓口はプロミスコールです。番号は0120-24-0365で、受付は平日9:00〜18:00になります。
電話は平日の日中しか受け付けていません。土日祝や夜間に手続を進めたいなら、会員サービスからの申込が現実的です。
希望額と借入目的はオペレーターに口頭で伝えます。事前に金額を決めておくと、やり取りが1回で済みます。
自動契約機や窓口から増額を申し込めるか
プロミスが増額の申込先として案内しているのは、会員サービスとプロミスコールの2つです。対面の窓口や機械から増額を申し込む方法は、公式の案内に含まれていません。
そのため増額の申込は、この2つの窓口から進めるのが基本です。入口はWebとアプリ、電話の3経路だと考えて動いてください。
対面での手続を探して時間を使うより、会員サービスから申し込むほうが早く終わります。電話を選ぶ場合も、受付は平日9:00〜18:00に限られます。
増額メニューが使えないときの確認
会員サービスから増額を申し込めないときは、プロミスコールという別の経路が残っています。電話なら平日9:00〜18:00の受付で、同じ増額申込を進められます。
ログイン自体ができない場合も、窓口は電話に一本化されます。会員サービスの不具合と審査の可否は別の話なので、先に電話で状況を確かめてください。
Webからの申込は原則24時間の受付です。深夜に増額メニューへ入れないときも、時間を変えて試す余地は残ります。
申込に入力する借入目的の書き方
プロミスの資金使途は生計費に限られます。個人事業主の場合は、生計費と事業費が対象になります。
そのため借入目的の欄には、生活費や医療費、教育費のような生計費の範囲に収まる用途を書きます。投資や事業性の資金は対象外です。
目的を書けないほど漠然としている場合は、増額そのものを見直す判断もあります。使途が固まってから申し込むほうが、金額も決めやすいでしょう。
出典:プロミス『消費者金融の借入限度額とは?決まり方や増額方法について』、『商品内容』
プロミスの増額審査にかかる時間
増額審査の時間は、公式が示す目安が2つあります。原則当日中の連絡と、条件を満たした場合の最短1分での回答です。
プロミスが増額審査について示している回答時間は最短1分で、新規契約の融資までにかかる時間とは別の数字です。混同しないでください。
最短1分回答と原則当日中の目安
プロミスの増額審査は原則当日中に連絡が来ます。そのうえで9:00〜21:49の間に申し込む、50万円以内で申し込むなどの条件を満たすと、最短1分での回答も可能です。
ここで大事なのは、最短1分が条件つきの数字だという点です。時間帯と希望額のどちらかが外れれば、当日中という目安のほうに寄ります。
50万円を超える希望額を出した時点で、収入証明書の提出という工程が増えます。数分で終わる話ではなくなると考えてください。
逆に希望額を50万円以内に収めれば、書類の工程を挟まずに済みます。急ぎで枠を広げたい場面では、金額の置き方が回答時間を左右します。
土日祝や夜間に申し込んだ場合の扱い
プロミスは最短1分回答の条件を時間帯で示していて、曜日による区別を設けていません。土日祝でも9:00〜21:49に入っていれば、条件の枠内です。
逆に平日でも21:50以降の申込は、最短1分回答の条件から外れます。曜日ではなく時間帯で判定されるという整理になります。
電話で申し込む場合だけは、平日9:00〜18:00という受付時間の制約が加わります。土日祝に手続を始めるなら会員サービスを使ってください。
| 申込のタイミング | 会員サービスからの申込 | 回答の目安 |
| 平日9:00〜21:49 | 可能 | 原則当日中。条件を満たせば最短1分 |
| 土日祝9:00〜21:49 | 可能 | 原則当日中。曜日で条件は変わらない |
| 21:50〜翌8:59 | 可能(原則24時間受付) | 最短1分回答の条件からは外れる |
| 収入証明書の提出が必要な場合 | 可能 | 書類の提出と確認を挟むため当日で終わらない場合がある |
審査が長い、結果が来ないときの原因
原則当日中という目安を超えて連絡が来ないときは、工程がどこかで止まっています。考えられる原因は主に5つです。
- 希望額が50万円を超え、収入証明書の提出を待っている
- 他社借入を含めた総額が100万円を超え、同じく書類待ちになっている
- 提出した書類の記載と申告内容が合わず、確認が入っている
- 21:50以降の申込で、受付から審査までに時間が空いている
- 審査の状況により、勤務先への電話確認が必要と判断されている
このうち利用者側で動かせるのは、書類の提出と申告内容の整合だけです。提出待ちなら、先に源泉徴収票や給与明細書を送れば工程が進みます。
何日も連絡がない場合は、プロミスコールで受付状況を確認するのが早い方法です。申込が届いていないという単純な理由も考えられます。
連絡が遅いこと自体が審査結果を示すわけではありません。原則当日中という目安を過ぎた時点で、待つより確認するほうが早く片付くでしょう。
審査結果が届く経路
審査結果の通知は主に、SMSやメール、電話で届きます。どれか1つに固定されているわけではありません。
メールが来ないという状況では、SMSと着信履歴も確認してください。迷惑メールフォルダに振り分けられている場合もあります。
登録しているメールアドレスが古いままなら、通知はそこへ送られます。増額を申し込む前に、会員サービスで登録情報を見直しておくと確実でしょう。
収入証明書を提出した後の流れ
収入証明書を提出すると、書類の内容と申告した年収の照合が行われます。ここで金額や氏名の読み取りができないと、再提出になります。
提出できる書類は源泉徴収票、確定申告書、税額通知書、所得証明書、給与明細書などです。給与明細書の場合は直近2か月分と賞与明細書1年分の組み合わせです。
マイナンバーが載っている書類は、その箇所を隠して提出してください。隠さずに送るとプロミス側で処理が入り、工程が1つ増えます。
審査に通った後に必要な手続
増額審査を通過した場合、限度額が引き上げられるだけで、カードを新しくするような手続は原則必要ありません。
そのため引き上げ後はそのまま追加借入ができます。郵送物を待つ必要もありません。
反映のタイミングは会員サービスの表示で確かめられます。増額後の枠と借入残高を並べて、追加で借りられる金額を計算してください。
出典:プロミス『プロミス等のカードローンの増額審査とは?審査基準や審査時間を解説』、『商品内容』
プロミスの増額審査で見られる項目
増額審査では、現在の利用状況と返済履歴、収入の安定性が確認されます。延滞せずに返済を続けているか、安定した収入があるかが軸になります。
ここでは項目ごとに、公式や法令の根拠と自分で確認する方法を並べます。申込前に自己点検しておけば、落ちる理由を事前に潰せるでしょう。
| 確認される項目 | 根拠 | 自分で確認する方法 |
| 返済の遅延の有無 | プロミスが増額審査のポイントとして明示 | 会員サービスの取引履歴、信用情報の開示 |
| 利用実績の長さ | 一般的な目安として半年以上 | 契約日から現在までの経過月数 |
| 前回審査時からの収入の変化 | 総量規制の枠が年収で動くため | 源泉徴収票の支払金額を前年と比較 |
| 他社借入の残高と件数 | 貸金業者からの借入総額が年収の3分の1まで | JICCまたはCICへ開示を申し込む |
| 信用情報の登録内容 | 貸金業法が指定信用情報機関の利用を義務づけ | CICはインターネット開示500円、JICCはアプリ開示700円 |
| 勤務先の在籍 | 貸金業法上の返済能力調査義務 | 申告した勤務先名と現状の一致を確認 |
半年以上の利用実績
新規契約から日が浅いうちは、増額に応じてもらえる可能性が低くなります。一般的な目安として半年以上の利用実績が挙げられます。
ここでの実績は、借りて返した記録がある状態を指します。契約だけして一度も使っていない場合、判断材料が残りません。
契約から3か月で申し込むより、半年を待ってから動くほうが筋が通ります。急ぎなら他社への新規申込も選択肢に入るでしょう。
返済に遅延がないか
返済の遅延は、プロミスの分だけでなくクレジットカードや他社カードローンも含めて確認されます。毎月きちんと返済していれば、ここは問題になりません。
遅延の事実は信用情報機関に登録されます。複数回にわたって遅延があると、返済能力が低いという判断につながります。
過去の入金日は会員サービスの取引履歴で追えます。心当たりがあるなら、申込前に自分の記録を見てください。
遅延が1回だけなら、その後の返済を積み重ねることで評価は回復に向かいます。ただし記録そのものが消えるわけではありません。
前回審査時からの収入の変化
貸金業者は年収の3分の1を超える貸付ができません。したがって収入が増えているかどうかは、増額の余地に直結します。
前回審査時から年収が上がっていれば、枠の上限そのものが広がります。逆に下がっていれば、枠は狭まる方向に動きます。
比較の基準になるのは源泉徴収票の支払金額です。前年分と当年分を並べて、差額を把握しておいてください。
他社借入の残高と件数
総量規制は1社ごとではなく、すべての貸金業者からの借入合計で判定されます。年収300万円でA社から80万円を借りていれば、他社からは合計20万円までという計算です。
つまり他社の残高が増えるほどプロミスの増額余地は減ります。件数が多い場合も、返済の管理という観点で見られます。
他社の残高は記憶より多くなっているケースが珍しくありません。開示を取って実数を確かめてから申し込んでください。
信用情報に登録されている内容
貸金業者は契約時に指定信用情報機関の情報を使う義務があり、契約後は契約内容を登録する義務も負います。指定を受けているのはJICCとCICの2社です。
CICの保有期間は、申込情報が照会日より6ヶ月間、クレジット情報が契約期間中および契約終了後5年以内です。直近半年の申込履歴も見えるという点は押さえておきましょう。
自分の登録内容は開示請求で確認できます。CICはインターネット開示が500円、郵送が1,500円で、JICCはスマホアプリからの開示が700円です。
勤務先が変わった場合の在籍確認
プロミスは原則、勤務先への電話連絡による在籍確認を行いません。公式は申込者の98%が電話連絡以外の方法で在籍確認を完了したという数字を公表しています。
ただし原則であって、電話が不要と決まっているわけではありません。審査の状況により電話が必要になった場合でも、申込者の同意なく電話をかけることはないという運用です。
転職して勤務先が変わっているなら、増額の申込前に登録情報を更新してください。申告と実態が合わないと、確認の工程が増えます。
在籍確認の具体的な流れはプロミスの在籍確認の運用で詳しく扱っています。
新規契約時の審査との違い
新規契約では本人確認とカードの発行という工程が入ります。増額ではその工程がないため、審査に要する時間は短くなる傾向があります。
一方で増額には、新規契約にはない材料が加わります。契約後の返済履歴が判断に使われる点が違いです。
言い換えると、増額審査は新規契約時と同じ観点の確認を、実績込みでもう一度受ける手続になります。通るか落ちるかを甘く見積もる材料にはなりません。
新規契約に通った経験があっても、増額で同じ判断になるとは限りません。契約後の使い方が判断材料に加わるからです。
出典:プロミス『在籍確認なしでカードローンは利用できる?勤務先への電話連絡不要で借入可能か解説』、CIC『CICが保有する信用情報』、JICC『本人による開示申し込み』
増額の上限を決める総量規制
増額でいくらまで伸ばせるかは、プロミスの審査だけで決まるわけではありません。貸金業法の総量規制という法的な天井が先にあります。
この天井は年収で決まるため、自分の数字に当てはめれば増額の余地が計算できます。以下で年収別に整理します。
年収の3分の1という貸金業法上の上限
総量規制は、年収などを基準にその3分の1を超える貸付を原則禁止する規制です。年収300万円なら、貸金業者から借入できる合計額は100万円が上限になります。
判定は1社ごとではありません。すべての貸金業者からの借入合計が年収の3分の1以内という条件です。
なお年収の3分の1以内であれば無条件に借りられる、という話でもありません。貸金業者は収入と借入状況をもとに返済能力を判断しています。
対象になるのは貸金業者からの借入です。消費者金融や事業資金を貸付ける事業者金融、クレジットカード会社が貸金業者に当たります。
年収と他社借入から見る増額の余地
総量規制の枠から他社借入の残高を引くと、プロミスで増やせる上限の目安が出ます。「年収の3分の1まで」という説明を、自分の数字に当てはめた表が以下です。
| 年収 | 借入総額の上限(年収の3分の1) | 他社借入0円のときの余地 | 他社借入50万円のときの余地 | 他社借入100万円のときの余地 |
| 300万円 | 100万円 | 100万円 | 50万円 | 0円 |
| 400万円 | 約133万円 | 約133万円 | 約83万円 | 約33万円 |
| 500万円 | 約166万円 | 約166万円 | 約116万円 | 約66万円 |
| 600万円 | 200万円 | 200万円 | 150万円 | 100万円 |
| 800万円 | 約266万円 | 約266万円 | 約216万円 | 約166万円 |
ここでの他社借入には、プロミス以外の消費者金融やクレジットカードのキャッシングが入ります。ショッピングの利用分は貸金業法の対象外です。
表の余地は法律上の上限までの距離であって、審査の結果を示すものではありません。余地が残っていても、返済能力の判断で希望額に届かない場合があります。
年収400万円で他社に100万円あるなら、残りは約33万円です。この状態で50万円の増額を希望しても、枠の計算から無理が出ます。
収入証明書が必要になる2つの条件
収入証明書の提出条件は1つではありません。50万円超と、他社を含む100万円超の2本立てです。
- ある貸金業者から既存の借入残高を含めて50万円を超えて借入れる場合
- 他の貸金業者から借入れている分も合わせて、合計100万円を超えて借入れる場合
プロミスの増額でも同じ整理です。借入額が50万円を超える場合と、引上げ後の限度額と他社借入残高の合計が100万円を超える場合に、収入証明書類の提出が必要になります。
条件は50万円超だけだと思われがちですが、100万円超のほうも見落とせません。希望額が30万円でも、他社に80万円あれば書類が必要になります。
この条件を知らずに申し込むと、審査が止まった理由が分からなくなります。先に他社残高を足して、100万円のラインを越えるか確かめてください。
提出を求められてから慌てると、その間だけ審査が止まります。申込前に書類を1点そろえておけば、回答までの時間を削れます。
提出できる収入証明書の種類
プロミスが挙げている収入証明書類は、いずれも最新のものが条件です。次のなかから1点を用意します。
- 源泉徴収票(最新のもの)
- 確定申告書(最新のもの)
- 税額通知書(最新のもの)
- 所得(課税)証明書(収入額と所得額の記載があるもの)
- 給与明細書(直近2か月分)+賞与明細書(直近1年分)
賞与明細書が手元にない場合は、直近2か月分の給与明細書で代えられます。入社直後で源泉徴収票がない人は、この形が現実的です。
撮影して提出するときは、金額と氏名が読める状態にしてください。読み取れないと再提出になり、そのぶん回答が遅れます。
プロミスの融資額の上限は800万円
プロミスの融資額は800万円までです。消費者金融ごとに上限が設定されていて、プロミスの場合はこの数字になります。
ただし800万円は商品としての上限にすぎません。実際の限度額は年収や勤務先、他社借入の状況を踏まえた審査で決まる仕組みです。
総量規制の年収の3分の1という枠と比べて、先に当たるのはほぼ後者です。年収2,400万円に届かない限り、法的な天井のほうが低くなります。
銀行カードローンが総量規制の対象外である理由
総量規制の対象は貸金業者の貸付です。銀行は貸金業者に当たらないため、銀行が行うローンは総量規制の対象になりません。
そのため年収の3分の1に達している状態でも、銀行カードローンには申し込めます。ただし各行の内部基準による審査は行われます。
クレジットカードのキャッシングは貸金業者による貸付なので、総量規制に含まれます。一方でショッピングの利用分は貸金業法の適用外です。
出典:日本貸金業協会『お借入れは年収の3分の1まで』、プロミス『商品内容』
プロミスの増額案内が来たときの判断
増額できる見込みという案内が届くことがあります。案内が来た時点で枠が広がっているわけではありません。
案内は申込を促す連絡であって、審査の結果ではありません。増額を反映するには、あらためて申込と審査の工程が必要です。
案内が届いても審査は行われる
増額申請時にも審査があります。審査の結果によっては増額できないこともあり、申込をすれば100%増額されるわけではありません。
この点は案内の有無で変わりません。案内が来ていても、他社借入が増えていれば総量規制の枠で弾かれます。
案内が届いたときこそ、自分の年収と他社残高を先に数えてください。枠の計算で無理があるなら、申し込む意味が薄くなります。
案内は増額を確約するものではありません。届いた連絡をそのまま結果として受け取らないでください。
電話やメールで届く連絡の見分け方
プロミスからの連絡はSMSやメール、電話で届きます。増額の案内もこの経路に乗ります。
連絡の中身を確かめるときは、会員サービスにログインして自分で状況を見るのが確かな方法です。メールのリンクを踏む前に公式の入口から入るという順番にしてください。
申込をしていないのに増額が完了したという連絡が来た場合は、内容が噛み合いません。増額は申込と審査を経る手続だからです。
案内が来ていない状態でも、条件がそろっていれば自分から申し込めます。案内の有無は申込の可否を決める条件ではありません。
プロミスを装った連絡への注意
プロミスを運営しているのはSMBCコンシューマーファイナンス株式会社で、加盟団体は日本貸金業協会です。連絡に出てくる社名がここと違うなら、その時点で切り分けられます。
金融庁の登録貸金業者情報検索サービスでは、商号や所在地から登録業者を検索できます。連絡が名乗る商号を入力して、実在する業者かどうかを自分で確かめてください。
社名が違う、検索しても出てこないという連絡は、そこで切り上げましょう。増額の案内を装う手口では、正規の商号を名乗れない点が判断の材料になります。
出典:SMBCコンシューマーファイナンス『会社概要』、金融庁『登録貸金業者情報検索サービス』
プロミスの増額審査に落ちた原因
増額審査に落ちた理由は通知されません。ただし公式が挙げている審査のポイントから、当たりを付けることはできます。
新規申込で審査に通らなかったケースは論点が別なので、プロミスの審査に通らなかった場合を参照してください。ここでは既契約者の増額に絞ります。
| 考えられる原因 | 自分で確認する方法 | 次に取る行動 |
| 利用実績が半年に届いていない | 契約日から現在までの月数を数える | 半年を超えるまで返済実績を積む |
| 返済に遅延や延滞の履歴がある | 会員サービスの取引履歴と信用情報の開示 | 遅延をなくした状態を数か月続ける |
| 他社借入が増えている | JICCまたはCICへ開示を申し込む | 他社の残高を減らしてから再申請する |
| 借入総額が年収の3分の1に達している | 年収の3分の1から借入合計を引く | 返済で残高を下げる、または銀行系を検討する |
| 収入が下がった、勤続期間が短い | 源泉徴収票の支払金額を前年と比較 | 収入が安定してから申し込む |
| 希望額と借入目的が噛み合っていない | 生計費の範囲で使途を言語化する | 金額を下げて使途を明確にする |
利用開始から半年に届いていない
契約して間もない段階では、判断に使える返済履歴が溜まっていません。半年以上という目安に届いていない場合、この時点で厳しくなります。
この原因は時間で解消できる唯一のものです。焦って再申請するより、返済を重ねるほうが近道でしょう。
契約から半年未満でも申込自体はできます。ただし判断材料が薄いため、通る見込みは低いと考えたほうが無駄がありません。
返済に延滞や遅延の履歴がある
返済の遅延があると、その事実は信用情報機関に登録されます。複数回あると審査に悪影響を及ぼしやすくなります。
CICのクレジット情報は契約期間中および契約終了後5年以内が保有期間です。直近の話ではなく、数年分が見える前提で考えてください。
すでに遅延がある場合は、まず遅延のない状態を作ります。返済日を給料日直後に寄せるだけでも、事故の確率が下がります。
他社借入が増えている、件数が多い
他社での借入が増えていると、総量規制の枠が先に埋まります。件数が多い場合も、返済の管理という観点で不利に働きます。
ここはプロミス側の実績が良くても覆りません。枠の計算そのものが足りていないからです。
件数を減らす方向で動くなら、金利の高い契約から完済していくのが基本です。残高が下がれば総量規制の余地も戻ります。
借入総額が総量規制に達している
他社借入分との合計が年収の3分の1を超えていると、審査に通らない場合や限度額が下げられる場合があります。増額の申込が減額の引き金になる形です。
この状態で打てる手は、返済して残高を下げることだけです。枠を空けてから申し込むという順番になります。
年収が上がる見込みがあるなら、その反映後に申し込む手もあります。源泉徴収票が更新されてから動くほうが、枠の計算が合いやすいでしょう。
収入が下がった、転職直後で勤続期間が短い
年収が変動すれば、3分の1にあたる借入の上限も動きます。転職などで年収が下がった場合は、枠が下がる可能性があります。
転職直後は勤続期間も短くなります。収入の安定性という観点では、数か月分の実績が出てからのほうが説明しやすいでしょう。
転職で年収が上がった場合は、逆に枠が広がる余地が出ます。増額を申し込む前に、新しい勤務先と年収を会員サービスで更新してください。
落ちると限度額が下がる場合がある
増額審査の結果として、限度額が減額されることがあります。プロミスは年収が下がっている場合や返済遅延が複数回あった場合を、その例に挙げています。
減額の可能性があるのは主に3つの状況です。総量規制の対象になる場合、収入が下がっている場合、返済の遅延などが複数ある場合の3つです。
つまり増額の申込は現状維持で終わらない手続です。いま枠を使い切っていない、返済に不安があるという状態なら、申し込まない判断も成り立ちます。
出典:プロミス『プロミス等のカードローンの増額審査とは?審査基準や審査時間を解説』、CIC『CICが保有する信用情報』
増額審査に落ちた後の選択肢
増額が通らなかった場合、取れる手は再申請だけではありません。他社への新規申込、借換え、借入以外の手段という3方向があります。
どれを選ぶかは落ちた原因で変わります。原因が総量規制なら他社への申込も通りにくいので、方向を分けて考えてください。
実績を積んでから再申請するまでの目安
再申請の間隔について、プロミスが具体的な日数を示しているわけではありません。判断材料になるのは利用実績の目安である半年という数字です。
落ちた直後に同じ内容で申し込んでも、判断材料は変わりません。返済を数か月重ねて状況が動いてから出すほうが筋が通ります。
この期間に他社へ新規申込をすると、申込情報が信用情報に残ります。CICでは照会日より6ヶ月間が保有期間なので、動く順番には気を付けてください。
申込情報は6ヶ月で抹消されるため、半年空けると履歴の面でも整います。返済実績と申込履歴の両方が揃うタイミングを狙ってください。
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| カードローン | 実質年率 | 融資額 | 無利息サービス | 申込年齢 | 公式サイト |
| プロミス | 2.5%~18.0% | 800万円まで | 初回お借入の翌日から30日間 ※適用にはメールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 | 年齢18〜74歳 | https://cyber.promise.co.jp/ |
| アコム | 2.4%~17.9% ※2026年1月5日迄に極度方式基本契約を締結した場合は3.0%~18.0% | 1万円~800万円 | 契約日の翌日から30日間 | 20歳から72歳まで | https://www.acom.co.jp/lineup/cardloan/ |
| アイフル | 3.0%~18.0% | 1万円~800万円 | 契約日の翌日から30日間 | 満20歳以上69歳まで | https://www.aiful.co.jp/borrow/products/ |
| SMBCモビット | 3.00%~18.00% | 1万円~800万円 | 設定なし | 満年齢20才〜74才 | https://www.mobit.ne.jp/kariru/conditions/index.html |
| レイク | 4.5%~18.0% | 1万円~500万円 | 365日間(Web申込かつ契約額50万円以上ほか条件あり) | 満20歳~70歳 | https://lakealsa.com/cashing/condition/ |
| 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 年1.4%~年14.6% | 10万円~800万円 | 公式の商品説明に記載なし | 満20歳以上65歳未満 | https://www.bk.mufg.jp/kariru/card/banquic/index.html |
| 三井住友銀行カードローン | 年1.5%~年14.5% | 10万円~800万円 | 公式の商品説明に記載なし | 満20歳以上、満69歳以下 | https://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/ |
銀行の2行は金利の上限が年14.6%と年14.5%で、消費者金融の年18.0%前後より低い水準です。そのぶん総量規制の対象外という違いもあります。
ただし銀行カードローンにも各行の審査があり、保証会社の保証を受けられることが条件になります。バンクイックの保証会社はアコム、三井住友銀行カードローンの保証会社はSMBCコンシューマーファイナンスです。
申込年齢の上限は各社で違い、65歳未満から74歳まで幅があります。年齢で外れる場合は、この列を先に見てください。
新規契約なら無利息サービスが使える場合がある
増額では無利息サービスは付きません。はじめての契約が対象だからです。
起算点は各社で違います。プロミスは初回お借入の翌日から30日間で、アコムとアイフルは契約日の翌日から30日間です。
この違いは実際の負担に影響します。契約だけ先に済ませて借入を後回しにする場合、プロミスの起算は借りた日の翌日から始まります。
プロミスの30日間無利息は、メールアドレスの登録とWeb明細の利用が対象条件です。レイクは365日間という期間ですが、Web申込と契約額50万円以上などの条件が付きます。
おまとめローンへの切り替え
複数の借入を一本化するおまとめローンは、条件を満たせば総量規制の例外貸付けに当たります。年収の3分の1を超えて利用できる場合があります。
例外として認められるには、借換え後の金利が借換え前を上回らないこと、1か月の負担額が増えないことなどの条件が必要です。借換えの対象は貸金業者からの借入債務で、銀行や親族からの借入は入りません。
増額が総量規制で止まっているなら、こちらのほうが筋が通ります。手続の詳細はプロミスのおまとめローンで扱っています。
借入を増やす以外の選択肢
借入の枠を広げるだけが解決策ではありません。返済計画の見直しで、月々の負担を下げられる場合もあります。
返済が回らない段階に入っているなら、日本貸金業協会の貸金業相談・紛争解決センターという窓口があります。借入を重ねる前に相談できる場所です。
同協会には貸付自粛制度や生活再建支援カウンセリングもあります。増額が続けて通らない状況は、枠の問題ではなく返済の問題かもしれません。
相談は借入の前でも後でも受け付けています。増額が通らない状況を、返済計画を見直すきっかけとして使う手もあります。
出典:日本貸金業協会『総量規制が適用されない場合について』、アコム『カードローンの貸付条件』、レイク『商品のご案内(貸付条件)』
プロミスの増額に関するよくある質問
増額の申込と審査について、疑問になりやすい点を短くまとめます。数値の根拠は本文の各セクションで詳しく扱っています。
限度額を増やすには何が必要か
会員サービスまたはプロミスコールからの増額申込と、その後の審査通過が必要です。条件に当たれば収入証明書類の提出も加わります。
申込の前に決めておくと早いのは、希望する限度額と借入目的です。書類は源泉徴収票か、直近2か月分の給与明細書で足ります。
増額はいつからできるか
申込自体は契約直後からできます。ただし一般的な目安として半年以上の利用実績が挙げられるため、早すぎる申込は通りにくくなります。
増枠審査は何日かかるか
原則当日中に連絡が来ます。9:00〜21:49の申込で50万円以内といった条件を満たせば、最短1分での回答も可能です。
収入証明書の提出が必要になった場合は、書類の確認を挟むため当日で終わらないこともあります。何日で終わるかは書類の出し方で変わります。
増額できない理由は何か
プロミスが挙げている主な理由は、総量規制と信用情報の影響です。年収400万円なら133万3,333円までという計算になり、これを超える貸付はできません。
他社借入を含めて返済が遅延していると、信用情報が悪化します。返済能力が低下したと判断されれば、増額は難しくなります。
増額審査に落ちたらどうなるか
現在の限度額のまま契約は続きます。ただし審査の内容によっては、限度額が引き下げられる場合もあります。
再申請の回数について、プロミスが制限を示しているわけではありません。ただし短い間隔で繰り返しても、判断材料が変わらないため結果も動きにくいでしょう。
増額すると毎月の返済額は増えるか
プロミスの返済方式は残高スライド元利定額返済方式です。返済額は限度額ではなく借入残高で決まるため、増額しただけでは増えません。
増額後に追加で借りて残高が上がれば、そこで返済額が変わります。返済額の仕組みはプロミスの返済額と返済シミュレーションで扱っています。
増額申請は取り消せるか
取り消しの受付についてプロミスが明示していないため、窓口はプロミスコールになります。平日9:00〜18:00の受付なので、申込直後に電話で相談するのが現実的です。
すでに審査が進んでいる場合は、取り下げても申込の記録が残る前提で考えます。金額を下げて出し直すつもりなら、先に電話で扱いを確かめてください。
増額で在籍確認の電話は来るか
プロミスは原則、勤務先への電話連絡による在籍確認を行いません。審査の状況で電話が必要になった場合でも、申込者の同意なく電話をかけることはないという運用です。
解約後にまた借りたいときはどうなるか
解約すると契約自体がなくなるため、増額ではなく新規の申込になります。あらためて審査を受ける手続です。
この場合の申込条件は年齢18〜74歳で、安定した収入があることが前提になります。なお無利息サービスははじめての契約が対象なので、再契約では付きません。
出典:プロミス『お申込時確認事項』、『30日間無利息サービス』
まとめ
プロミスの増額は、会員サービスかプロミスコールから申し込み、回答は原則当日中に届きます。時間帯と希望額の条件を満たせば、最短1分での回答も出ます。
審査時間を短くしたいなら、9:00〜21:49の間に申し込み、希望額を50万円以内に収めるのが有効です。この2点を満たせば、収入証明書の工程を避けられます。
申し込んでよい状態は、契約から半年以上が経ち、返済に遅延がなく、年収の3分の1までの枠に余裕が残っているケースです。この3つが揃っているかを先に数えてください。
逆に他社借入が増えている、収入が下がった、遅延の履歴があるという状態なら、申込が減額の引き金になる可能性があります。枠を空けるか、総量規制の対象外である銀行系や借換えへ方向を変えるほうが安全でしょう。

