dカードゴールドの年会費を無料にする方法はある?11,000円の元を取る条件

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dカード GOLDの年会費は11,000円(税込)で、この金額が無条件で無料になる制度をドコモは用意していません。

負担を消す手段は、ドコモ料金の10%還元で回収するか、29歳以下ならdカード GOLD Uへ移るか、解約・ダウングレードするかの3つに絞られます。加えて2026年12月31日までは、条件を満たす会員に年会費を月割りで返す措置が動いています。

回収できるドコモ料金の水準を金額で示し、返金措置の対象と期限、2027年から始まる改定の影響までまとめました。

3行要約

①年会費11,000円を無条件で無料にする制度はドコモに未設定
②無料のdカードとの差額で見た損益分岐はドコモ料金が月11,000円(税抜)
③2026年12月31日までのエントリーで年会費を月割り返金

目次

dカードゴールドの年会費を無料にする方法

dカード GOLDの年会費は11,000円(税込)です。三井住友カード ゴールド(NL)のような「年間◯円の利用で翌年以降は永年無料」という仕組みは、dカード GOLDには設定されていません。

つまり保有し続ける限り、毎年11,000円が請求されます。負担をゼロに近づけたいなら、還元で回収するか、別の券種へ移るか、持たない選択をするかのどれかになります。

本会員の年会費が無料になる条件は用意されていない

公式サイトが案内するdカード GOLDの年会費は「11,000円(税込)」の一本で、利用額や契約プランによる免除条件は書かれていません。初年度無料の扱いもありません。

この点は、年間100万円の利用で翌年以降が永年無料になる他社のゴールドカードとは仕組みが違います。dカード GOLDは年会費を払い続ける前提のカードだと考えてください。

年会費11,000円の負担を抑える3つの経路

実際に取れる選択肢は3つです。それぞれ条件と失うものが違うので、自分がどれに当てはまるかを先に確認しましょう。

経路条件実質の負担注意点
還元で元を取るドコモ料金が月11,000円(税抜)以上実質0円に近づくahamo・irumo・ドコモ miniは10%還元の対象外
dカード GOLD Uへ切り替える満18歳以上29歳以下3,300円(条件達成で実質無料)満30歳以降の最初の更新でdカード GOLDへ自動的に切り替わる
解約・ダウングレードする年会費請求月の前月15日までに手続き完了0円ケータイ補償と空港ラウンジを失う

ドコモのケータイ料金とドコモ光をあわせて月11,000円(税抜)以上支払っているなら、1つ目の経路で年会費を上回る還元を受けられます。金額の根拠は後述の損益分岐点で示します。

29歳以下ならdカード GOLD Uで年会費3,300円

29歳以下なら、年会費3,300円(税込)のdカード GOLD Uという選択肢があります。申込資格は「入会申込み日時点で満18歳以上(高校生除く)29歳以下であること」です。

さらにdカード GOLD Uには、dカード GOLDにはない年会費の免除条件が設定されています。満22歳以下の契約者、年間の利用金額が30万円以上、対象プランの契約がある場合のいずれかを満たすと実質無料になります。

ただし対象プランの契約による免除は、2年目の年会費確定時点のみが対象です。年間30万円は月あたり25,000円の決済に相当するため、家賃や光熱費をまとめている人なら届く水準でしょう。

年会費を抑えたい20代なら、dカード GOLDではなくこちらを選ぶほうが負担は軽くなります。年会費の差は7,700円で、同じゴールド区分として比べたときの負担は3分の1以下に収まります。

dカード GOLD Uは満30歳で自動的にdカード GOLDへ

dカード GOLD Uには年齢の期限があります。満30歳以降の最初の更新時には、自動的にdカード GOLDに切り替わり、年会費は11,000円(税込)に変わります

切り替わるタイミングで年会費が3倍以上になるため、30歳が近い場合は「安いから」という理由だけで選ぶと、数年後に同じ悩みに戻ります。切替時期を把握したうえで申し込んでください。

出典:dカード『dカード GOLD』『dカード GOLD U』

dカードシリーズの年会費一覧

dカードは4種類あり、年会費は永年無料から29,700円(税込)まで開きがあります。家族カードとETCカードの条件もそろえて並べました。

カード名年会費(税込)家族カードETCカード申込資格
dカード永年無料永年無料初年度無料、年1回以上の利用で無料満18歳以上(高校生を除く)
dカード GOLD U3,300円1枚につき1,100円無料満18歳以上29歳以下(高校生を除く)
dカード GOLD11,000円1枚目無料、2枚目以降1,100円無料満18歳以上(高校生を除く)で安定した継続収入があること
dカード PLATINUM29,700円1枚目無料、2枚目以降1,100円無料満20歳以上(学生を除く)

通常のショッピングでたまるポイントは、どの券種も100円(税込)につき1ポイントで共通です。年会費の差は還元率ではなく、ドコモ料金への還元と付帯サービスの差から生まれています。

一般dカードの年会費は2027年から条件付きで有料

表の「永年無料」は2026年9月時点の条件です。ドコモは2026年9月1日に改定を発表し、一般のdカードは2027年1月以降、前年度に1度も利用がなかった場合に年会費1,650円(税込)がかかる形へ変わります。

実際の請求は2028年2月の引き落とし分からです。年1回でも決済すれば無料は続くため、持っているだけで自動的に請求されるわけではありません。詳しい条件は後半の改定セクションで扱います。

出典:dカード『カードラインアップ』NTTドコモ『「ドコモポイ活プラン」「dカード PLATINUM」dポイント進呈条件および「dカード」dポイント進呈率・年会費改定のお知らせ』

dカードゴールドの年会費の引き落とし時期

年会費がいつ引き落とされるかは、カードの加入日で決まります。締め日や利用開始日ではなく、加入日が基準になる点を押さえてください。

初回の年会費は加入日で決まる

加入日が月の前半か後半かで、初回の請求月が1か月ずれます。

加入日年会費の請求
1日〜15日翌月10日3月12日加入なら4月10日
16日〜31日翌々月10日3月20日加入なら5月10日

2年目以降も、この請求月が毎年くり返されます。1年のうちどの月に11,000円が引き落とされるかは、加入した月で固定されると考えてください。

年会費の請求月を確認する方法

自分の請求月がわからない場合、確認先は2つあります。カード送付時の台紙、またはdカードサイトの「カードの加入日」を見れば判明します。

解約や切り替えを考えているなら、この確認を最初に済ませてください。次の項で説明する期限が、請求月から逆算して決まるからです。

次回の年会費を止められる期限

次回の年会費を発生させないためには、年会費請求月の前月15日までに解約またはカードグレードの切替が完了している必要があります。新しいカードへの切替手続きを伴う場合は前月14日までです。

手続きの「申し込み」ではなく「完了」が基準になります。期限の直前に動くと間に合わないおそれがあるため、余裕を持って進めましょう。

出典:dカード『次回の年会費を支払う前に解約またはカードグレードを切替えしたい』

年会費11,000円の元を取る条件

dカード GOLDの年会費を回収する主な手段は、ドコモのケータイ料金とドコモ光に対する10%還元です。どこまで支払っていれば11,000円を超えるのか、金額で確認します。

比べる相手は年会費無料のdカード

損益分岐を出すときに間違えやすいのが、比較する相手です。年会費無料の一般dカードにも、ドコモ料金への還元は付いています

一般dカードの還元は1,000円(税抜)につき10ポイントです。dカード GOLDは1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%なので、同じ料金に対して10倍の差が付きます。

つまり年会費11,000円で買っているのは「GOLDの還元そのもの」ではなく、無料のカードでももらえる分を差し引いた上乗せ分です。この差額で年会費を超えられるかが、実際の判断基準になります。

ドコモ料金の還元による損益分岐点

還元の計算は1,000円(税抜)刻みで切り捨てられ、端数分は対象になりません。この条件で、年会費無料のdカードとの差額を出しました。

月のドコモ利用料(税抜)dカード GOLDの年間ポイントdカードの年間ポイント差額年会費11,000円との差
5,000円6,000ポイント600ポイント5,400ポイント5,600円のマイナス
8,000円9,600ポイント960ポイント8,640ポイント2,360円のマイナス
10,000円12,000ポイント1,200ポイント10,800ポイント200円のマイナス
11,000円13,200ポイント1,320ポイント11,880ポイント880円のプラス
13,000円15,600ポイント1,560ポイント14,040ポイント3,040円のプラス
15,000円18,000ポイント1,800ポイント16,200ポイント5,200円のプラス

損益分岐点は月11,000円(税抜)です。月10,000円だと差額が年間10,800ポイントにとどまり、年会費に200円届きません。

GOLDの還元だけを見て「月10,000円で元が取れる」と計算すると、無料カードでも得られる分を二重に数えることになります。実際にはもう1段高い水準が必要だと考えてください。

ケータイ料金だけで月11,000円に届かない場合も、ドコモ光をあわせて契約していれば合算で超えるケースがあります。まず請求書の税抜合計を確認しましょう。

ケータイ補償の差は9万円

付帯サービスも同じように差額で見ます。ケータイ補償は一般dカードが購入から1年以内・最大3万円、dカード GOLDが購入から3年間・最大12万円です。

補償される金額の差は9万円、期間の差は2年あります。3年以内に端末を壊す可能性をどう見るかで、この9万円の価値が決まります。空港ラウンジと年間ご利用額特典については、一般dカードの公式ページに記載がありません。

ahamo・irumoは10%還元の対象外

この10%還元には対象外のプランがあります。ドコモ mini、irumo、ahamo、ahamo光は対象外です。

料金の安いプランへ乗り換えた人ほど、還元による回収は難しくなります。ahamoを使いながらdカード GOLDを持っている場合、年会費11,000円を回収する経路は次に挙げる年間ご利用額特典と付帯サービスに限られると考えたほうが現実的でしょう。

年間ご利用額特典で上乗せする

ショッピング利用が多い人には、年間ご利用額特典があります。前年のお買物額累計100万円以上で、最大1万円(税込)相当の特典を受け取れます。

年間100万円は月あたり約83,000円の決済に相当します。ドコモ料金の還元と組み合わせれば、年会費を大きく上回る計算になりますが、到達には日常の支払いをdカード GOLDに集約する必要があります。

空港ラウンジをどう評価するか

dカード GOLDは国内・ハワイの主要空港でラウンジを無料で利用できます。出張や旅行の頻度が高いほど、この特典の価値は上がります。

ラウンジの利用料は空港や施設によって異なるため、一律の金額には換算できません。年に何回空港を使うかを起点に、自分にとっての価値を見積もってください。

端末を長く使い、旅行にも行かない場合、ケータイ補償とラウンジは回収材料になりません。その場合はドコモ料金の還元だけで年会費を超えられるかが判断のすべてになります。

年会費を払う価値があるかの判定

ここまでの条件を、確認できる形に並べました。当てはまる項目が多いほど、11,000円の年会費は回収しやすくなります

  • ドコモのケータイ料金とドコモ光の合計が月11,000円(税抜)以上ある
  • 契約プランがahamo・irumo・ドコモ miniのいずれでもない
  • 年間100万円以上の支払いをカードに集約できる
  • スマートフォンを3年以内に買い替える可能性がある
  • 年に数回は空港を利用する
  • 家族カードを使う家族がいる

上の2つが両方とも当てはまらない場合、還元だけで年会費を取り戻すのは難しくなります。その場合はdカード GOLDを持ち続ける理由が付帯サービスだけになるため、次のセクションで扱う返金措置や、年会費の安い券種への切替が現実的な選択肢でしょう。

出典:dカード『dカード GOLD』

年会費の一部が返金される制度

2026年9月1日から、条件を満たす会員を対象に年会費を月割りで返金する措置が始まりました。エントリー期限は2026年12月31日です。

これは今回の改定にあわせて設けられたもので、対象になる人は限られます。自分が該当するかを確認しましょう。

返金の対象になる人

対象は次の2つのいずれかに当てはまる本会員です。

1つ目は、2026年9月30日までに入会したdカード PLATINUMの本会員です。

2つ目は、2026年9月30日までに入会したdカード GOLDの本会員のうち、「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」「eximo ポイ活」「ahamoポイ活」のいずれかを契約している人になります。

dカード GOLDの会員全員が対象ではありません。ポイ活プランを契約していない場合は対象外です。また2026年10月以降に入会した人も、入会日の条件を満たさないため対象になりません。

エントリー期限と必要な手続き

返金を受けるには、2026年9月1日から2026年12月31日23:59までの期間中に、次の手続きをすべて完了させる必要があります。

  1. 専用ページからエントリーを完了する
  2. カードの解約またはダウングレードを完了する
  3. dカード GOLDを解約する場合は、解約した月の月末時点でポイ活プランを契約している

エントリーだけでは返金されません。解約またはダウングレードの手続きまで期限内に終える必要があります

返金額の計算方法と入金時期

返金額は、前回支払った年会費を12か月で割り、解約またはダウングレードの翌月から次回年会費請求月までの残月数を掛けた金額です。

公式が示す計算例は「年会費29,700円(税込)÷ 12か月× 残月数5か月分 = 12,380円(1円単位は切り上げ)」です。端数は切り上げて処理されます

入金の時期は、条件を満たした時期によって変わります。

条件を満たした時期返金の時期
2026年9月1日〜10月31日2026年12月下旬
2026年11月1日〜12月31日2027年3月下旬

返金はカードの請求に充当され、返金額が同時期の請求を上回る場合は、差額が支払口座に指定した金融機関口座へ入金されます。

同じ式はdカード GOLDの年会費11,000円(税込)にも適用されます。次回の請求月まで6か月を残して手続きを終えた場合、11,000円を12で割って6を掛けた5,500円が目安になります。

残月数が多いほど返る金額は増えます。年会費を払った直後に手続きした人ほど有利で、次回請求月が近い人はほとんど戻りません。自分の請求月を確認してから動きましょう。

エントリー後は取り消せない

エントリーの取消しは受け付けられません。解約やダウングレードを本当に実行するかを決めてから手続きしてください。

年会費を回収できている人まで、返金があるという理由だけで解約すると、ケータイ補償や10%還元を失って損をします。前のセクションの損益分岐点で自分の位置を確かめてからの判断が妥当でしょう。

出典:dカード『サービス変更に伴う年会費返金のご案内』

2027年のdカード改定と年会費への影響

ドコモは2026年9月1日に、dカードのポイント進呈率と年会費、dカード PLATINUMの進呈条件、ドコモポイ活プランの計算方法をまとめて改める発表を行いました。

dカード GOLDの年会費11,000円そのものは変わりません。ただし年会費の考え方に関わる変更が含まれますので、内容を押さえておきましょう。

項目改定前改定後適用開始
dカードのポイント進呈率100円ごとに1ポイント200円ごとに1ポイント2027年1月利用分
dカードの年会費永年無料前年度に1度も利用がなければ1,650円2027年1月(請求は2028年2月引き落とし分)
スマホのタッチ決済通常と同じ200円ごとに2ポイント2027年5月利用分
dカード PLATINUMの還元率が上限になる期間入会月から12か月後まで入会月から2か月後まで2026年12月利用分
dカード PLATINUMのドコモ光20%12%2026年12月利用分
dカード PLATINUMのドコモでんきGreen20%12%2026年10月利用分
ドコモポイ活プランの計算各種割引後の料金が対象割引後の料金から決済特典の進呈分を差し引いた額が対象2026年12月利用分

一般dカードは前年度未利用で年会費1,650円

改定後の一般dカードの年会費は「初年度:無料 入会2年目以降:無料 ただし、前年度に1度もご利用(ショッピング、ドコモ利用料金、ETC、キャッシングなど)がなかった場合1,650円(税込)」という条件になります。

ここが年会費の話として重要です。これまでは「dカード GOLDの11,000円が高いなら一般dカードへ落とせば無料」という逃げ道がありました。2027年以降は、落とした先のカードも使わなければ年に1,650円がかかってしまいます。

とはいえ年1回の決済で無料は維持できるため、ダウングレード先として使えなくなるわけではありません。影響を受けるのは、財布に入れたまま使わない前提での保有だけでしょう。

判定の対象になる利用には、ショッピングのほかドコモの利用料金やETCも含まれます。dカードでドコモ料金を支払っている人なら、毎月の引き落としだけで条件を満たせます。

ポイント進呈率は200円ごとに1ポイントへ

通常のショッピングでたまるポイントは、2027年1月の利用分から200円(税込)ごとに1ポイントへ変わります。100円ごとに1ポイントだった従来から、同じ金額でたまるポイントは半分になります。

月10万円を決済している場合なら、月あたり1,000ポイントが500ポイントへ変わる計算です。

年会費を通常のショッピング還元で取り戻す設計は、これまでより厳しくなります。ドコモ料金への10%還元と年間ご利用額特典の比重が、相対的に大きくなると考えてください。

スマホのタッチ決済は200円ごとに2ポイント

引き下げの一方で、上乗せされる決済手段もあります。2027年5月の利用分から、スマートフォンによるタッチ決済では200円(税込)ごとに2ポイントが進呈されます。

ただし対象カードに条件があり、クレジットカード番号が「4363」「5344」「5365」いずれかからはじまるdカードのみが対象です。手元のカードの番号を確認してください。カード現物のタッチ決済は、この上乗せの対象に含まれません。

dカード PLATINUMの還元率と期間の縮小

dカード PLATINUMは、還元率が上限になる期間が入会月から12か月後までだったところ、入会月から2か月後までへ短縮されます。ドコモ光の還元率は20%から12%へ、ドコモでんきGreenは20%から12%へ引き下げられます。

年会費29,700円を入会から1年間の高い還元率で回収する前提だった場合、その計算は成り立ちません。券種の詳細はdカード PLATINUMの解説記事にまとめています。

ドコモポイ活プランの計算方法の変更

ドコモポイ活プランでは、ポイントの計算対象となる金額の出し方が変わります。改定後は各種割引後の利用料金から、ポイ活特典の対象決済に対する進呈分を差し引いた金額が対象です。

公式が示す計算例では、月額料金10,680円から割引額3,000円と対象決済特典3,500ポイントを引いた4,180円が計算対象額になります。

対象は「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」「eximo ポイ活」「ahamo ポイ活」です。dカード GOLDやPLATINUMの保有者に限った変更ではないため、ポイ活プランを使っている人は券種を問わず影響を受けます。

出典:NTTドコモ『「ドコモポイ活プラン」「dカード PLATINUM」dポイント進呈条件および「dカード」dポイント進呈率・年会費改定のお知らせ』

ETCカードと家族カードの年会費

本カードの年会費に目が行きがちですが、追加カードにも条件があります。dカード GOLDと一般dカードで扱いが違う点に注意してください。

dカード GOLDのETCカードは無料

dカード GOLDのETCカードは無料です。利用の有無による条件は付いていません。

一方、一般dカードのETCカードは「初年度無料、年1回以上利用で無料」という条件です。前年度に一度も利用がなかった場合は550円(税込)がかかります。前年度の起算は本会員のdカード契約月から1年間です。

この「使わなければ有料になる」構造は、2027年から本カードの年会費に適用される仕組みと同じ形です。ETCカードで先に導入されていた条件が、カード本体にも広がると理解するとわかりやすいでしょう。

家族カードは1枚目が無料

dカード GOLDの家族カードは1枚目が無料で、2枚目以降は1枚あたり1,100円(税込)です。dカード PLATINUMも同じ条件になります。

dカード GOLD Uだけは1枚目から1枚につき1,100円(税込)が必要です。一般dカードの家族カードは永年無料のため、家族の枚数が多い世帯ほど券種による差が出ます。

出典:dカード『カードラインアップ』『dカードなら年会費無料』

解約・ダウングレード時の年会費の扱い

年会費を払わない判断をした場合、手続きの時期によっては次回分を請求されます。期限と乗り換え先を整理します。

解約とダウングレードの違い

年会費を止める方法は2つあり、どちらを選ぶかで手元に残るものが変わります。

解約はdカード自体を手放す方法です。dポイントクラブの会員資格とは別の話になりますが、カードでの決済はできなくなります。

ダウングレードは、dカード GOLDから年会費無料の一般dカードへ切り替える方法です。カードは持ったまま年会費だけを外せます。ケータイ補償は購入から1年以内・最大3万円へ、ドコモ料金の還元は1,000円(税抜)につき10ポイントへ下がります。

返金措置はどちらを選んでも対象になります。ただし2027年以降は、ダウングレード先の一般dカードも前年度に1度も使わなければ年1,650円がかかる点は覚えておきましょう。

年会費の請求を止める期限

次回の年会費を発生させないためには、年会費請求月の前月15日までに解約またはカードグレードの切替を完了させる必要があります。カードの切替手続きを伴う場合は前月14日までです。

請求月は加入日から決まるため、まず自分の請求月を確認し、そこから逆算して動いてください。月末に思い立って手続きしても、その月が請求月の前月であれば間に合わない可能性があります。

年会費を抑えたい場合の乗り換え先

ゴールドカードの特典は維持しつつ年会費を下げたいなら、利用額に応じて年会費が無料になる券種が選択肢になります。

三井住友カード ゴールド(NL)は年会費が通常5,500円(税込)で、年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料という条件が設定されています。申込資格は原則として満18歳以上(高校生を除く)で、本人に安定継続収入のある方です。

ただし年間100万円の利用の有無に関わらず、初年度の年会費は5,500円(税込)となります。条件を満たした翌年から無料が続く仕組みのため、初年度の負担は発生する点を織り込んでください。

※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
※記載のスペック情報は2026年9月2日時点の情報です。

券種ごとの条件は三井住友カード ゴールド(NL)の解説記事で扱っています。他の候補もあわせて比べたい場合はゴールドカードのおすすめ比較を参照してください。

出典:三井住友カード『三井住友カード ゴールド(NL)』dカード『次回の年会費を支払う前に解約またはカードグレードを切替えしたい』

dカードゴールドの年会費に関するよくある質問

年会費はいくら?

dカード GOLDの年会費は11,000円(税込)です。初年度から発生します。

年会費はいつ引き落とされる?

加入日が1日から15日なら翌月10日、16日から31日なら翌々月10日に請求されます。2年目以降も同じ月がくり返されます。

年会費を無料にする条件はある?

dカード GOLDの本会員には、年会費が無料になる条件が設定されていません。29歳以下ならdカード GOLD Uに切り替えることで、条件付きの実質無料を狙えます

年会費を払わないとどうなる?

年会費は登録した口座から自動的に引き落とされます。支払いを避けたい場合は、年会費請求月の前月15日までに解約またはダウングレードを完了させてください。

ドコモを使っていなくても元は取れる?

ドコモのケータイ料金とドコモ光がなければ、10%還元による回収はできません。年間100万円以上の決済で最大1万円(税込)相当が受け取れる年間ご利用額特典と、ケータイ補償や空港ラウンジをどう評価するかで判断が分かれます。

dカード GOLDの年会費も2027年から変わる?

2026年9月1日に発表された改定で年会費の条件が変わるのは、一般のdカードだけです。dカード GOLDの11,000円(税込)、GOLD Uの3,300円(税込)、PLATINUMの29,700円(税込)に変更はありません

返金措置はカードを持ち続けたままでも受けられる?

受けられません。エントリーに加えて、カードの解約またはダウングレードの完了が条件になっています。

ETCカードや家族カードにも年会費はかかる?

dカード GOLDのETCカードは無料で、家族カードは1枚目が無料です。2枚目以降の家族カードは1枚あたり1,100円(税込)が必要になります。

年会費の請求月はどこで確認できる?

カード送付時の台紙、またはdカードサイトの「カードの加入日」から確認できます。加入日が1日から15日なら翌月10日、16日から31日なら翌々月10日が請求月です。

まとめ

dカード GOLDの年会費11,000円(税込)を無条件で無料にする制度は用意されていません。

年会費無料のdカードとの差額で見ると、ドコモのケータイ料金とドコモ光の合計が月11,000円(税抜)以上あれば還元で回収できます。それ未満なら年間ご利用額特典や付帯サービスを含めた判断になります。

29歳以下ならdカード GOLD Uという年会費3,300円の選択肢があり、条件を満たせば実質無料になります。ただし満30歳以降の最初の更新でdカード GOLDへ自動的に切り替わる点は把握しておいてください。

2026年12月31日までは、dカード PLATINUM本会員とポイ活プランを契約するdカード GOLD本会員を対象に、年会費を月割りで返金する措置が動いています。

解約やダウングレードを考えているなら、請求月の前月15日という期限とあわせて、先に自分が対象かどうかを確認しましょう。

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