NISAでゴールド(金)は買える?|金ETF・投資信託と純金積立の扱い
NISA口座で金を買えるのか、積立NISAで金ETFや純金積立は使えるのか。金と非課税の両方を取りたいと考えて、どの方法なら当てはまるのか確かめたい人もいるでしょう。
金地金・金貨・純金積立など金そのものはNISAの対象外です。金ETFや金の投資信託なら成長投資枠で買えるものがあり、つみたて投資枠の対象商品一覧には金の商品は載っていません。
金の買い方7種類とNISAの対象可否の早見表、つみたて投資枠に金が入らない理由、NISA対象の金商品の見分け方が分かります。
- 3行要約
①金地金・金貨・純金積立など金そのものはNISA口座の対象外
②金ETF・金の投資信託は成長投資枠の対象商品リストに掲載、ETFは銘柄ごとに確認が必要
③2026年9月30日時点のつみたて投資枠対象商品一覧に金の商品は未掲載
NISAでゴールド(金)は買える?
金地金や金貨、純金積立のような金そのものは、NISA口座では買えません。NISAで買えるのは上場株式・ETF・上場REIT・公募株式投資信託などで、金そのものはこの対象商品に入っていないためです。
一方で、金価格に連動する金ETFや金の投資信託なら、成長投資枠で買えるものがあります。つみたて投資枠については、2026年9月30日時点の対象商品一覧に金に投資する投資信託・ETFは載っていません。
つまりNISAで金に投資する方法は、成長投資枠で金ETFか金の投資信託を買う形に限られます。どの枠でどの商品を買えるのかを、ここから順に確かめていきましょう。
NISA口座で買える商品の範囲
成長投資枠の対象は、証券取引所に上場している株式・ETF・上場REITや公募株式投資信託などです。つみたて投資枠はさらに狭く、長期の積立・分散投資に適した一定の商品性を持つETFと公募株式投資信託に限られます。
金地金や金貨は、株式でも投資信託でもない現物の資産です。そのため、どちらの枠の対象商品にも当たりません。新NISAで金に投資したい場合も、金を組み入れた投資信託やETFを通じて間接的に持つ形をとるでしょう。
2つの枠は対象商品のほか、年間投資枠や買い方の決まりも違います。この記事では、金の商品がどちらの枠に入るのかに絞って整理しましょう。
出典:日本証券業協会『2024年以降のNISAに関するQ&A』、金融庁『つみたて投資枠対象商品届出一覧(対象資産別)』
金の買い方とNISAの対象可否の早見表
金への投資方法を7つに分け、NISAの2つの枠で買えるかどうかを一次資料で確かめた結果が次の表です。○が付くのは成長投資枠の金ETFと金の投資信託だけで、つみたて投資枠はすべて✕になります。
| 金の買い方 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 | 根拠・確認先 |
| 金地金・金貨を買う | ✕ | ✕ | NISAの対象商品に含まれない |
| 貴金属業者の純金積立 | ✕ | ✕ | NISA口座は証券会社・銀行などの金融機関で開設するもの |
| 証券会社の金の現物取引・積立 | ✕ | ✕ | 専用の口座で取引する(SBI証券はNISA口座で取引不可と明示) |
| 東証に上場する金ETF | ✕ | 銘柄ごとに対象・対象外が分かれる | 資産運用業協会の上場ファンドのリスト、JPXのETF銘柄情報 |
| 金価格に連動する投資信託 | ✕ | ○(リスト掲載の商品) | 資産運用業協会の非上場ファンドのリスト |
| 金と株式などを組み合わせた投資信託 | ✕ | 商品ごと(リスト掲載の商品あり) | 資産運用業協会の非上場ファンドのリスト |
| 金鉱株に投資する投資信託 | ✕(2026年9月30日時点の一覧に無し) | 商品ごと(リスト掲載の商品あり) | 金融庁の対象商品一覧、資産運用業協会のリスト |
資産運用業協会が公表する成長投資枠の対象商品リストには、名称に「ゴールド」「純金」を含む投資信託と上場投信が載っています。同じリストの「つみたて投資枠の対象・非対象」の欄は、これらの商品がすべて「非対象」です。
東証に上場する金ETFでも、JPXの銘柄情報で「NISA制度成長投資枠 対象外」と表示されている外国籍のETFがあります。上場しているから成長投資枠で買える、とは限りません。
反対に、資産運用業協会の上場ファンドのリストに載っていなくても、JPXの銘柄情報で「対象」と表示される金ETFがあります。ETFは、JPXの銘柄情報の表示まで確かめておきましょう。
出典:資産運用業協会『NISA成長投資枠の対象商品』、日本取引所グループ『ETF銘柄情報(外国籍の金ETF)』、SBI証券『NISA口座で金・プラチナ・銀を購入することはできますか。』
早見表の読み方と金の税金の区分
表の上3行は「金そのもの」を買う方法で、下4行は「金に投資する金融商品」を買う方法です。NISAが使えるのは下4行のうち、成長投資枠の対象になっている商品だけになります。
NISAの外で持つと、税金の区分も分かれます。国税庁によると、金地金を売ったときの所得は原則として譲渡所得となり、給与所得など他の所得と合わせる総合課税の対象です。
金地金の譲渡益には、その年の総合課税の譲渡益と合わせて50万円の特別控除があり、所有期間が5年を超えると課税される金額は2分の1になります。一方でETFや公募投資信託は上場株式等に当たり、他の所得と分けて計算する申告分離課税です。
上場株式等の譲渡益の税率は20%(所得税15%・住民税5%)で、ほかに復興特別所得税がかかります。NISA口座で持つ金ETFや金の投資信託なら、この売却益が非課税になります。
出典:国税庁『タックスアンサー 金地金の譲渡による所得』、『タックスアンサー 株式等を譲渡したときの課税(申告分離課税)』、金融庁『NISAを利用する皆さまへ(説明資料)』
つみたて投資枠で金を積立できない理由
つみたて投資枠で買える商品は、内閣府告示の要件を満たして金融庁へ届け出たものに限られます。この告示の要件に金が入る余地がないため、金の投資信託や金ETFはつみたて投資枠の対象になりません。
「積立NISAで金を買いたい」「つみたてNISAで金ETFを積み立てたい」という場合も同じ結論です。金を少しずつ買い増したいなら、成長投資枠で金の投資信託を積立購入する方法があります。
インデックス型は指定された指数に連動するものだけ
インデックス型の投資信託とETFは、告示の別表に載った指数に連動するものだけが対象です。別表第一は株式の指数、別表第二は債券と不動産投資信託の指数で、金価格や商品の指数はどちらにもありません。
2つ以上の指数を組み合わせるバランス型でも、主たる投資対象は「株式」「株式及び公社債」など、株式を含む4つの組み合わせに限られています。金を組み合わせたバランス型は、この区分に当てはまりません。
出典:金融庁『非課税口座に受け入れることができる上場株式等の範囲に関する基準』
2026年4月の要件見直しでも金は対象外
2026年4月1日から適用された告示改正で、指数に連動しないアクティブ型の要件が広がりました。主たる投資対象が「主に株式に投資するもの」から「主に株式又は公社債に投資するもの」に改められています。
広がったのは公社債までで、金は含まれていません。アクティブ型の投資対象の組み合わせも、株式・公社債・不動産投資法人の投資口等から成る4区分のままです。
同じ改正で、指定指数に読売株価指数とJPXプライム150指数の2つが加わりました。どちらも国内株式の指数で、金の指数は追加されていません。
このほか、アクティブ型には純資産額50億円以上・運用期間5年以上といった条件もあります。金に投資する投資信託は、資産の区分の段階で要件に当てはまりません。
出典:金融庁『「非課税口座に受け入れることができる上場株式等の範囲に関する基準」の一部改正について』、『非課税口座に受け入れることができる上場株式等の範囲に関する基準』
つみたて投資枠の対象商品の確かめ方
つみたて投資枠の対象商品は、金融庁の「つみたて投資枠対象商品」のページで一覧として公表されています。2026年9月30日時点では、指定インデックス投資信託284本、アクティブ型などの投資信託76本、ETF11本です。
この一覧のファンド名称を全件確認したところ、「ゴールド」「純金」「金価格」「金鉱」を含む商品はありませんでした。ETF11本の連動先も、TOPIXやS&P500などの株式の指数だけです。
アクティブ型76本の資産区分は「株式」「株式及び公社債」「株式、公社債及びREIT」の3つで、金を一部組み入れる区分もありません。一覧は更新されるので、積立を始める前に最新版を開いてみてください。
出典:金融庁『つみたて投資枠対象商品届出一覧(対象資産別)』
成長投資枠で買える金ETFと金の投資信託
NISAで金に投資する方法は、成長投資枠で金ETFか金の投資信託を買う形になります。成長投資枠の年間投資枠は240万円で、非課税保有限度額1,800万円のうち成長投資枠で使えるのは1,200万円までです。
金ETFも金の投資信託も、株式や株式投資信託と同じ成長投資枠を使います。金に多く枠を使えば、そのぶん他の商品に回せる枠は減ります。
出典:日本証券業協会『2024年以降のNISAに関するQ&A』
金ETFの仕組み
金ETFは証券取引所に上場している投資信託で、株式と同じように市場で売買します。金の現物を保有する型と、金価格に連動するよう発行された有価証券に投資する型があります。
JPXの銘柄情報では、金地金の現物に投資して金の価格との連動を目指すETFや、金価格に連動する投資成果を目的とした有価証券だけに投資するETFが確認できます。どちらの型かは、銘柄情報の冒頭の説明や「対象指標の概要」で確かめられます。
NISAの成長投資枠は、国外の取引所に上場しているETFも対象に含みます。ただし前の早見表のとおり、東証の金ETFにも成長投資枠の対象外の銘柄があるため、上場先だけでは判断できません。
出典:日本取引所グループ『ETF銘柄情報(金価格連動型)』、日本証券業協会『2024年以降のNISAに関するQ&A』
金の投資信託の仕組み
金の投資信託は上場していない投資信託で、販売会社を通じて1日1回算出される基準価額で売買します。資産運用業協会の対象商品リストには、為替ヘッジありとなしの2種類を用意した金の投資信託が並んでいます。
金価格だけに連動を目指す商品のほか、名称から株式と金を組み合わせていると分かる商品もリストに載っています。組み合わせ型は金以外の資産の値動きも受けるため、中身は目論見書の投資方針で確かめる必要があります。
出典:資産運用業協会『一般投資家向け成長投資枠対象商品リスト(非上場ファンド)』、金融庁『NISAを利用する皆さまへ(説明資料)』
金ETFと金の投資信託の違い
どちらも金価格の動きを受ける商品ですが、売買するときの価格の決まり方と、NISAの対象かを確かめる資料が違います。
| 項目 | 金ETF | 金の投資信託 |
| 上場・非上場 | 上場 | 非上場 |
| 売買できる場所 | 原則どの証券会社でも売買可能 | 各商品の販売会社(証券会社・銀行など) |
| 売買するときの価格 | 市場での時価(リアルタイムで変動) | 基準価額(1日1回算出) |
| 成長投資枠の対象かを確かめる資料 | JPXの銘柄情報、資産運用業協会の上場ファンドのリスト | 資産運用業協会の非上場ファンドのリスト |
| つみたて投資枠 | 対象外 | 対象外 |
ETFの価格は取引時間中もリアルタイムで動きます。投資信託の価格は1日1回算出される基準価額で決まるため、同じ日のうちに価格を見比べて売買するような使い方はできません。
出典:金融庁『NISAを利用する皆さまへ(説明資料)』、資産運用業協会『NISA成長投資枠の対象商品』
成長投資枠の対象外になる金関連の商品
成長投資枠には除外要件があり、信託期間が20年未満、毎月分配型、デリバティブ取引を用いた一定の投資信託等は対象外です。金に投資する商品でも、これらに当たれば成長投資枠では買えません。
除外要件に当たるかどうかを1本ずつ読み解くより、対象商品のリストや銘柄情報の表示で確かめるほうが早く判断できます。具体的な確認の順番は、後半の「NISA対象の金商品の見分け方」で説明します。
出典:日本証券業協会『2024年以降のNISAに関するQ&A』
純金積立と金の現物はNISAの対象外
「金積立」「純金積立」と「積立NISA」は名前が似ていますが、別の仕組みです。純金積立で毎月金を買っても、NISAの非課税の対象にはなりません。
純金積立は貴金属業者から金を買う取引
純金積立は、貴金属業者から毎月一定額の金を買い付けていく取引です。NISA口座は証券会社や銀行・郵便局などの取扱金融機関で開設するもので、貴金属業者の積立口座はNISA口座ではありません。
また、積み立てているのは金そのものなので、NISAの対象商品である株式・ETF・投資信託などにも当たりません。純金積立の手数料や業者の選び方はNISAとは別の話なので、この記事では扱いません。
出典:日本証券業協会『2024年以降のNISAに関するQ&A』
証券会社の金の現物取引も専用口座
証券会社の中にも、金の現物を売買・積立できるサービスを持つところがあります。ただし取引は専用の口座で行い、SBI証券は「金・プラチナ・銀は、NISA口座で取引することができません」と明示しています。
SBI証券の金の現物取引は「金・銀・プラチナ取引口座」で行います。マネックス証券の「マネックス・ゴールド」も、証券総合取引口座とは別に「マネックス・ゴールド口座」を開設して利用する仕組みです。
出典:SBI証券『NISA口座で金・プラチナ・銀を購入することはできますか。』、マネックス証券『取引ルール』
金ETFの現物引換えと口座の移し替え
金ETFの中には、一定の受益権口数を持っていれば、受益権と引き換えに金地金の現物を受け取れる銘柄があります。必要な口数や手続きは銘柄ごとに決まっているため、JPXの銘柄情報や管理会社の資料で確かめてください。
反対に、課税口座で持っている金融商品をNISA口座へ移すことは制度上できません。特定口座の金ETFをNISAで持ち直したい場合は、売却したうえでNISA口座で改めて買います。純金積立の金は、NISA口座では買い直せません。
出典:日本取引所グループ『ETF銘柄情報(現物国内保管型の金ETF)』、SBI証券『一般口座や特定口座に保有している株式や投資信託をNISA口座へ移管することはできますか?』
NISA対象の金商品の見分け方
金に関係する商品がNISAで買えるかどうかは、公表されている一覧や銘柄情報で確かめられます。商品名に「ゴールド」と付いているだけでは、NISAの対象かどうかは判断できません。
確認する順番
次の6つを上から順に確かめると、NISAで買えるかと、買う前に知っておく条件が整理できます。2026年9月30日時点では、2番目の確認でつみたて投資枠の候補は無くなります。
- 金そのものか金融商品か:金地金・金貨・純金積立・証券会社の金の現物取引はNISAの対象外です
- つみたて投資枠で買いたい場合:金融庁の「つみたて投資枠対象商品」の一覧に載っているかを見ます
- 成長投資枠で買いたい場合:投資信託は資産運用業協会の非上場ファンドのリスト、ETFはJPXの銘柄情報の「NISA制度成長投資枠」欄を見ます(上場ファンドのリストに載らない銘柄もあります)
- 目論見書の「信託期間」と分配の頻度:成長投資枠の除外要件に関わる項目です
- 為替ヘッジの有無:商品名や目論見書の運用方針で分かります
- ETFなら市場価格と基準価額の差:取引所や管理会社が公表する基準価額と見比べます
資産運用業協会のリストには、商品ごとの決算回数と「つみたて投資枠の対象・非対象」の欄もあります。金の商品を探すときは、ファンド名称の列で「ゴールド」「純金」などを検索すると絞り込めます。
出典:資産運用業協会『NISA成長投資枠の対象商品』、金融庁『つみたて投資枠対象商品』、日本取引所グループ『ETF銘柄情報』
金ETFの市場価格と基準価額の差
市場で売買されるETFの価格は、1口あたりの純資産額である基準価額と離れることがあります。東京証券取引所は2025年10月17日、金とプラチナの現物を国内で保管するETF2銘柄について、市場価格が基準価額より高い状態が続いているとして注意喚起を出しました。
このうち金のETFは、10月16日時点で基準価額19,604.9円に対し、市場価格が22,395円でした。東証は投資者に対し、管理会社が公表している基準価額に関する日々の情報に留意するよう求めています。
市場価格が基準価額を上回っているときに買うと、組み入れている金の価値より高い値段で買うことになります。成長投資枠で金ETFを買う前に、その日の基準価額と市場価格を見比べておくと、この差に気づけるでしょう。
出典:日本取引所グループ『マーケットニュース 注意喚起(2025年10月17日)』
NISAで金を持つ前の注意点
「ゴールドをNISAで持つのはもったいない」という意見の背景には、金という資産の仕組みがあります。金ETFや金の投資信託も価格が変動する商品で、元本は保証されていません。
金融庁は、有価証券等への投資は預金等とは異なり元本割れ等のリスクを伴うとしています。「金は安全資産か」という問いにも、価格が動き元本の保証がない商品だという事実で答えられます。
金ETFは分配金が出ない銘柄がある
JPXの銘柄情報で確認した金ETF3銘柄は、2銘柄が「分配金の支払いはありません」、1銘柄は直近12か月の分配金が0円でした。株式の配当や債券の利子のような収入は、この3銘柄からは得られていません。
NISAでは分配金と売却益の両方が非課税になりますが、分配金が出ない商品で非課税になるのは売却益だけです。成長投資枠の1,200万円をどの商品に使うかを考えるときの材料になるでしょう。
出典:日本取引所グループ『ETF銘柄情報』、金融庁『NISAを利用する皆さまへ(説明資料)』
円建ての価格は為替でも動く
金価格に連動するETFの指標には、1トロイオンスあたりの米ドル建ての金価格に円換算の為替レートを掛けて、1グラムあたりに換算したものがあります。この場合、ドル建ての金価格が同じでも、円高になれば円建ての価格は下がります。
為替ヘッジありの商品は、為替相場の変動によるリスクを減らす目的でデリバティブ取引を使います。ヘッジの有無で値動きが変わるため、商品を選ぶ前に名称と目論見書で確かめておきましょう。
成長投資枠で除外されるのは、ヘッジ目的以外でデリバティブ取引を使う投資信託です。為替ヘッジを付けていることだけを理由に、成長投資枠の対象外になるわけではありません。
出典:日本取引所グループ『ETF銘柄情報(金価格連動型)』、金融庁『非課税口座に受け入れることができる上場株式等の範囲に関する基準』、『NISAを利用する皆さまへ(説明資料)』
値下がりしたときの扱い
NISA口座で金ETFや金の投資信託が値下がりして損失が出ても、その損失を一般口座や特定口座の利益と損益通算することはできません。課税口座で持つ場合とは、損失が出たときの扱いが違います。
NISAとゴールドのよくある質問
NISAと金はどっちがいい?
NISAは運用益を非課税にする税制の仕組みで、金は投資先となる資産の種類なので、比べる対象の種類が違います。NISAの中で金に投資するなら、成長投資枠で金ETFか金の投資信託を買う形になります。
金ETFはつみたて投資枠で買える?
買えません。つみたて投資枠のETFは株式の指数に連動する11本だけで(2026年9月30日時点)、告示の指定指数にも金の指数はありません。金ETFは、成長投資枠の対象になっている銘柄を成長投資枠で買います。
出典:金融庁『つみたて投資枠対象商品届出一覧(対象資産別)』
新NISAで金を積立する方法は?
成長投資枠で、金の投資信託を積立で買う方法があります。成長投資枠は積立に限らず買える枠なので、毎月一定額を買う設定も一括での購入もできます。積立の設定方法や買える金額の単位は証券会社ごとに違うため、各社の公式サイトで確かめてください。
出典:日本証券業協会『2024年以降のNISAに関するQ&A』
金の投資信託はクレカ積立できる?
投資信託の積立代金をクレジットカードで払える証券会社があり、使えるカードや還元率、月の上限は証券会社ごとに決まっています。仕組みと主なカードの比較はクレカ積立の比較記事で扱っています。
SBI証券で積み立てる場合はSBI証券のクレカ積立の記事、マネックス証券ならマネックス証券のクレカ積立の記事で、対象のカードと条件を確認できます。
まとめ
金地金・金貨・純金積立・証券会社の金の現物取引など、金そのものはNISA口座で買えません。NISAで金に投資するなら、成長投資枠の対象になっている金ETFか金の投資信託を買う形になります。
つみたて投資枠は、告示の指定指数に金の指数がなく、2026年4月の要件見直し後も金は対象に入っていません。2026年9月30日時点の対象商品一覧にも、金の投資信託・ETFは載っていません。
成長投資枠の対象かどうかは、資産運用業協会のリストとJPXの銘柄情報で確かめられます。東証の金ETFにも対象外の銘柄があり、市場価格が基準価額を大きく上回った例もあるので、買う前に両方を見ておきましょう。




