NISAの始め方は?|口座開設の手順と必要書類・手数料
NISAを始めるには、証券会社などでNISA口座を開き、入金して商品を買うまでの手続きが必要です。何を用意し、何日かかり、どんな手数料がかかるのかを先に知っておくと迷わずに進められます。
口座開設はスマホで申し込めて、税務署の確認は期間を公式に示す証券会社で1~2週間程度です。確認の前からNISAで取引できる証券会社もあり、主要ネット証券5社はネット取引ならNISAの国内株の売買手数料が0円です。
申込から初回の積立設定までの6ステップ、必要書類の組み合わせ、開設までの日数、手数料の種類が分かります。
- 3行要約
①NISAの始め方は金融機関選びから初回の積立設定までの6ステップ
②必要書類はマイナンバーカード1枚、ない場合は番号確認書類と住所等確認書類のセット
③税務署の確認は公式記載の4社で1~2週間程度、確認前からNISAで買える証券会社も存在
NISAの始め方は6ステップ
NISAは、証券会社や銀行にNISA口座を開き、入金してから商品を買うことで始まります。やることは金融機関選びから初回の積立設定までの6つで、申込から本人確認まではスマホで進められます。
NISAで投資できる金額は、つみたて投資枠が年間120万円、成長投資枠が年間240万円です。生涯の非課税保有限度額は1,800万円で、成長投資枠はそのうち1,200万円までとなります。
申込から初回買付までの流れ
全体の流れを表にまとめました。いちばん時間がかかるのは税務署の確認で、期間を公式に示している証券会社では1~2週間程度です。
| ステップ | やること | 所要時間の目安 | つまずきやすい点 |
| ①金融機関を決める | NISA口座を開く会社を1社に絞る | - | NISA口座は1人1口座で、変更は年単位 |
| ②Webで申し込む | 総合口座とNISA口座を同時に申し込む | - | 入力する氏名・住所を本人確認書類と一致させる |
| ③本人確認 | スマホでマイナンバーカードを読み取るか、書類を撮影して提出する | スマホで本人確認すれば最短翌営業日(SBI証券・マネックス証券) | 郵送だと開設まで1週間程度かかる(マネックス証券・松井証券) |
| ④税務署の確認と口座開設 | 証券会社が税務署へ重複の有無を確認する | 1~2週間程度(マネックス証券・松井証券など) | 確認の前からNISAで買える会社と、確認後に買える会社がある |
| ⑤入金 | 証券口座へ入金するか、クレジットカード決済などを設定する | 積立の場合は注文日の前営業日まで(SBI証券) | 入金が間に合わないと、その回の積立は買付けされない |
| ⑥初回買付・積立設定 | 商品を選び、つみたて投資枠で積立を設定する | - | 預り区分でNISAのつみたて投資枠を選ぶ |
各ステップの具体的な手順は次の見出しから順に説明します。
2023年までのNISA口座がある場合
2023年12月31日に一般NISAかつみたてNISAの勘定があった人は、新しく申し込む必要がありません。2024年1月1日に同じ口座へつみたて投資枠と成長投資枠が自動で設定されていて、そのまま使えます(一定の場合を除きます)。
2023年までに買った商品は、2024年からのNISAとは別枠で管理されます。つみたてNISAは購入から20年間、一般NISAは5年間、非課税のまま保有できます。
出典:金融庁『NISAを知る』、『2023年までのNISA』、国税庁『令和6年1月1日から開始する新NISAの概要』
NISA口座開設の手順
口座開設は、証券会社の総合口座とNISA口座を同時に申し込む流れが基本です。総合口座を持っているかどうかで、申し込む画面が変わります。
STEP1 申込先を1社に絞る
NISA口座は1人につき1口座しか開設できず、金融機関の変更は年単位でしか行えません。複数の会社へ同時に申し込むと、希望した会社でNISA口座を開けない場合があります。
そのため、申込先は最初に1社に決めておく必要があります。この記事では、ネット証券での手順を例に説明します。
STEP2 総合口座とNISA口座を同時に申し込む
証券会社に口座がない人は、総合口座の申込画面でNISA口座も一緒に申し込めます。マネックス証券なら申込フォームでNISAの「申込む」にチェックを入れるだけで、同時申込になります。
すでに総合口座を持っている人は、ログイン後の画面からNISA口座だけを申し込みます。登録している住所が変わっている場合は、先に住所変更を済ませてください。
STEP3 スマホで本人確認を済ませる
ネット申込の本人確認は、スマホでマイナンバーカードのICチップを読み取るか、本人確認書類を撮影して提出する方法が中心です。SBI証券は、マイナンバーカード(または通知カード+運転免許証)をスマホで出せば取引開始まで最短翌営業日としています。
マネックス証券のオンライン口座開設は、マネックス証券アプリでマイナンバーカードを読み取る「公的個人認証」か、「ICチップ読取+撮影」から選びます。郵送での申込は書類のやり取りが入るため、日数が延びます。
STEP4 税務署の確認と口座開設
申し込むと、証券会社は「非課税口座開設届出書」の内容を税務署へ提供し、税務署がNISA口座の重複提出の有無を確認します。これがいわゆる「NISAの審査」で、借入のような与信審査ではありません。
ただし、総合口座を開くときは証券会社が提出書類を審査します。税務署の確認で重複が見つかった場合は、税務署が先に重複確認の手続を受け付けた金融機関の口座だけが認められます。
STEP5 証券口座へ入金する
積立の代金は、証券総合口座の現金で払うか、クレジットカード決済を選べます。SBI証券で現金を選んだ場合は、注文日の前営業日までに入金しておく必要があります。
SBI証券には、銀行口座から自動で引き落とす銀行引落サービスもあります。カードで払う方法の仕組みはクレカ積立の解説記事にまとめています。
STEP6 初回買付と積立設定
入金が済んだら、商品を選んで積立を設定します。画面での操作は「最初の買付までの流れ」で説明します。
出典:日本証券業協会『2024年以降のNISAに関するQ&A』、マネックス証券『NISAの申込み』、SBI証券『口座開設の流れ』
NISA口座開設に必要な書類
NISA口座を開くには、マイナンバー(個人番号)と本人の住所を確認できる「確認書類」が必要です。手元の書類によって、出す組み合わせが変わります。
| 手元にある書類 | 出す組み合わせ | 注意点 |
| マイナンバーカード | マイナンバーカード1枚 | 住所等確認書類の追加は不要 |
| 個人番号が記載された住民票の写し | 住民票の写し+住所等確認書類(運転免許証など) | SBI証券はマイナンバー記載の住民票を本人確認書類としても使える |
| 通知カード | 通知カード+住所等確認書類(運転免許証など) | 氏名・住所・個人番号に変更がない場合などに限って使える |
| 個人番号通知書 | 確認書類として使えない | マイナンバーカードか住民票の写しを用意する |
マイナンバーカードがあれば1枚で済む
マイナンバーカードを確認書類として出す場合、住所等確認書類の提示は要りません。スマホでICチップを読み取る本人確認にも、そのまま使えます。
すでにその証券会社へ氏名・住所・個人番号を告知している人は、NISA口座の申込で出す確認書類が住所等確認書類だけで済みます。
マイナンバーカードがない場合の組み合わせ
通知カードは、2020年5月25日以降は単独で確認書類にできません。記載事項に変更がない場合などに限り、住所等確認書類と合わせて使えます。
SBI証券のネット申込では、通知カードと運転免許証をその場で撮影して出せます。過去に撮影した画像で出す場合は、通知カードに本人確認書類を2種類添えてください。
SBI証券では、2025年12月2日以降は健康保険証を本人確認書類に使えません。資格確認書は、書面のものに限り本人確認書類として出せます。
出金先の銀行口座とメールアドレス
書類のほかに、申込ではメールアドレスを登録し、届いた認証コードを入力します。口座開設後の初期設定では、出金先にする本人名義の銀行口座と勤務先を登録してください。
スマホは、マイナンバーカードの読み取りや書類の撮影に使います。マネックス証券のオンライン口座開設では、マネックス証券アプリのダウンロードが必要です。
出典:日本証券業協会『2024年以降のNISAに関するQ&A』、SBI証券『口座開設の流れ』、マネックス証券『口座開設の流れ』
NISA口座開設にかかる日数
申込から初回の買付までは、総合口座の開設と税務署の確認という2つの待ち時間で決まります。総合口座はスマホで本人確認するネット申込なら最短翌営業日の会社が中心です。税務署の確認は、期間を公式に示す会社で1~2週間程度です。
申込から初回買付までのタイムライン
各社の公式ページにある日数を、段階ごとに並べました。税務署の確認期間を公式に示している4社は、いずれも1~2週間程度です。SBI証券は期間を示しておらず、開設までの日数は金融機関ごとに異なります。
| 段階 | ネット申込(スマホで本人確認) | 郵送申込 |
| 総合口座の開設 | 最短翌営業日(SBI証券・マネックス証券・楽天証券) 最短即日(松井証券のeKYC) | 書類の返送から1週間程度(マネックス証券) 最短1週間(松井証券) |
| NISA口座での取引開始 | SBI証券は総合口座の開設完了通知から2営業日程度で仮開設 マネックス証券はNISA口座開設と同時に国内株式・投資信託を取引できる | マネックス証券はNISA口座開設と同時に国内株式・投資信託を取引できる |
| 税務署の確認 | 1~2週間程度(マネックス証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券・楽天証券) | 1~2週間程度(同左) |
| 初回の積立 | 現金で払う場合は注文日の前営業日までに入金(SBI証券) | 同左 |
出典:マネックス証券『NISAの申込み』、松井証券『総合口座の開設にはどれくらい時間がかかりますか。』、SBI証券『口座開設の流れ』
ネット申込と郵送申込の日数差
差が出るのは総合口座の開設までです。マネックス証券では、オンラインなら最短翌営業日、郵送なら申込書類の返送から1週間程度で開設が完了します。
郵送では、申込書類が届くまでの日数も加わります。マネックス証券の口座開設キットは最短2営業日で届くため、返送の準備を含めると申込から開設までは1週間を超える計算です。
税務署の確認を待たずに買える仮開設
制度上は、非課税口座開設届出書を出したその日からNISA口座で買付けができます。ただし、税務署の確認が済むまでNISAでの買付けを制限する会社もあります。
SBI証券・三菱UFJ eスマート証券・楽天証券は「仮開設」として、税務署の確認前からNISAで取引できます。マネックス証券は確認中も国内株式と投資信託を取引でき、外国株式は確認後でないと取引できません。
松井証券は、NISA口座が「開設済」で勘定設定が「設定済」の場合にだけNISAで取引できます。
仮開設中に買った商品は、重複が見つかると当初から一般口座で買ったものとして扱われます。売却益は確定申告が必要になる場合があるので、他社にNISA口座がないことを確かめてから申し込んでください。
なお、その年の年間投資枠は届出書を出した日に設定され、それより前にさかのぼっては使えません。
出典:日本証券業協会『2024年以降のNISAに関するQ&A』、三菱UFJ eスマート証券『NISA口座開設方法』、松井証券『松井証券にNISA口座を開設しているか確認する方法はありますか。』
最初の買付までの流れ
NISA口座が使えるようになったら、つみたて投資枠で積立を設定します。SBI証券の画面を例にすると、操作は次の5段階です。
つみたて投資枠で初回の積立を申し込む
- ファンドの詳細画面などで「積立」ボタンを押し、「積立設定 入力」画面を開きます。
- 「決済方法」で、証券総合口座の現金かクレジットカード決済を選びます。
- 「預り区分」で「NISA(つみたて投資枠)」を選びます。
- 「積立コース」と「注文希望日」を決め、「積立金額(1回あたり)」を100円以上1円単位で入力します。
- 取引パスワードを入力して「設定確認」を押し、内容を確かめて「設定申込」を押します。
つみたて投資枠で選べる積立コースは、毎月・毎週・毎日です。「複数日」と隔月コースはつみたて投資枠では使えません。
現金で払う場合、積立の注文は注文希望日の前営業日の翌日に出されます。そのときに買付余力が足りないと、その回の自動買付は中止になります。
積立設定とスポット購入の違い
つみたて投資枠で買えるのは、積立(累積投資契約に基づく買付け)だけです。好きなときにまとめて買うスポット購入には使えません。
成長投資枠は、積立の設定にも一括での購入にも使えます。つみたて投資枠で積立を続けながら、成長投資枠で個別銘柄に一括で投資することもできます。
出典:日本証券業協会『2024年以降のNISAに関するQ&A』、金融庁『NISAを知る』、SBI証券『積立を設定する』
商品を選ぶ前に確認する3つの数字
つみたて投資枠の対象は、金融庁に届け出があった商品に限られます。まず金融庁の「つみたて投資枠対象商品届出一覧」に載っているかを確かめてください。
- 対象商品の届出一覧に載っているか
- 保有中にかかる信託報酬の料率
- 購入時手数料と、売却時の信託財産留保額の有無
手数料の見方は次の「NISAでかかる手数料の種類」で説明します。積立額はあとから変えられるので、最初は無理のない金額で始められます。
NISAでかかる手数料の種類
NISAで負担する費用は、証券会社に払う手数料と、投資信託を持つことでかかる費用に分かれます。NISAでゼロになる費用と、NISAでも残る費用を種類ごとに整理しました。
| 手数料の種類 | かかるタイミング | NISAでの扱い |
| 口座開設料・口座管理料 | 口座を開くとき・持っている間 | 主要ネット証券5社は無料 |
| 株式・ETFの売買手数料 | 売買のたび | 主要ネット証券5社はインターネット取引ならNISAの国内株が0円 |
| 為替手数料 | 米国株などを円で売買するとき | 会社ごとに設定(三菱UFJ eスマート証券のNISAは1ドルあたり20銭) |
| 購入時手数料 | 投資信託を買うとき | つみたて投資枠の対象商品は0円 |
| 信託報酬 | 投資信託を持っている間(日々) | どの商品にもかかる。つみたて投資枠の対象商品は一定水準以下 |
| 信託財産留保額 | 投資信託を解約するとき | ファンドによってかかる |
口座開設料と口座管理料
SBI証券・マネックス証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券・楽天証券の5社は、口座の開設と維持に費用がかかりません。NISA口座を開いて使わずにいても、口座の維持費を請求されることはありません。
出典:SBI証券『口座開設にかかる費用や口座管理料は?(無料)』、松井証券『NISA口座の手数料を教えてください。』、楽天証券『各種口座の開設方法』
株式・ETFの売買手数料
成長投資枠で株式やETFを売買すると、本来は証券会社に売買手数料を払います。主要ネット証券5社は、インターネット取引ならNISA口座での国内株式の売買手数料を0円にしています。
ただし、松井証券で電話から注文すると、約定代金の1.1%(税込)の手数料がかかる点に注意してください。
米国株は、国内の取引手数料が0円でも別の費用がかかる会社があります。三菱UFJ eスマート証券のNISAの米国株は円貨決済のみで、為替手数料が1ドルあたり20銭かかります。マネックス証券では、売却時に現地手数料が別にかかります。
出典:三菱UFJ eスマート証券『NISAの手数料』、松井証券『NISA口座の手数料を教えてください。』、マネックス証券『NISA 手数料と費用』
投資信託の購入時手数料
購入時手数料は、投資信託を買うときに販売会社へ払う手数料です。つみたて投資枠の対象商品は、購入時手数料が0円(ノーロード)であることが要件になっています。
同じ要件で、解約手数料(信託財産留保額を除く)と口座管理料もゼロでなければなりません。成長投資枠で買う投資信託はこの要件の対象外なので、商品ごとに確かめる必要があります。
出典:金融庁『新しいNISA』
保有中にかかる信託報酬の見方
信託報酬は、投資信託を持っている間、保有額に応じて日々差し引かれる費用です。年率で示されるため、金額に直すと負担の大きさがつかめます。
例えば、保有額100万円で信託報酬が年0.1%なら、1年間の負担は1,000円になります。料率が年0.5%なら年5,000円で、同じ保有額でも5倍の差がつきます。
具体的な料率は銘柄ごとに違います。商品を選ぶときは、各ファンドのページや交付目論見書で料率を比べてください。
出典:金融庁『新しいNISA』
売却時にかかる手数料
投資信託を解約するときは、ファンドによって信託財産留保額がかかります。換金の費用として信託財産に残すお金で、つみたて投資枠の対象商品でも上限の決まりはありません。
株式を売るときは、買うときと同じ売買手数料の扱いです。インターネットで取引するなら、5社ともNISAでの国内株式の売却に手数料はかかりません。
出典:金融庁『新しいNISA』、マネックス証券『NISA 手数料と費用』
主要ネット証券の開設日数と手数料
NISA口座を開ける主なネット証券5社の、開設までの日数とNISAの手数料を並べました。口座管理料は5社とも無料です。
| 証券会社 | 総合口座の開設(ネット申込) | 税務署の確認前のNISA取引 | NISAの売買手数料 | 投信積立の下限 | 公式サイト |
| SBI証券 | スマホで本人確認すれば取引まで最短翌営業日 | できる(仮開設) | 国内株式0円 米国株式・海外ETF0円 | 100円(一部の銘柄を除く) | SBI証券のNISA |
| マネックス証券 | 最短翌営業日 | 国内株式・投資信託はできる | 国内株式0円 米国株式の国内取引手数料0円 | 100円 | マネックス証券のNISA |
| 松井証券 | eKYCなら最短即日 | できない(確認後に取引) | 日本株・米国株・投資信託とも無料(電話での取引を除く) | 100円 | 松井証券のNISA |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 公式に記載なし | できる(仮開設) | 国内株式0円 米国株式0円(為替手数料は別) | 100円 | 三菱UFJ eスマート証券のNISA |
| 楽天証券 | スマホで本人確認すれば最短翌営業日 | できる(仮開設) | NISAの国内株式・米国株式の取引手数料は無料(オペレーター取次ぎを除く) かぶミニのリアルタイム取引はスプレッドが別 | 100円 | 楽天証券のNISA |
税務署の確認にかかる期間は、マネックス証券・松井証券・三菱UFJ eスマート証券・楽天証券とも1~2週間程度です。確認前に取引できるかどうかが、初回の買付日を左右します。
出典:松井証券『NISA・こどもNISA』、三菱UFJ eスマート証券『投資信託の積立』、楽天証券『NISA口座開設方法』
SBI証券の申込画面と開設日数
SBI証券の申込は、メールアドレスを入力して届いた認証コードを入れ、住所などの情報を入力する流れです。この入力画面でNISA口座と特定口座を同時に申し込めます。
規約を確認したあと、口座開設方法で「ネットで口座開設」を選ぶと、ユーザーネームとログインパスワードが発行されます。マイナンバーカードなどをスマホで読み取るか、その場で撮影して出せば、取引開始まで最短翌営業日です。
NISA口座は、口座開設完了通知を受け取ってから2営業日程度で仮開設され、税務署の確認前からNISAで取引できます。クレジットカードで積み立てる方法はSBI証券のクレカ積立の解説で扱っています。
マネックス証券の申込画面と開設日数
マネックス証券のオンライン口座開設は、メールアドレスの登録、申込フォームの入力と本人確認、開設完了メールの受信、ログインの4ステップです。申込フォームの入力時にNISAの「申込む」にチェックを入れます。
オンラインなら最短翌営業日に開設が完了し、NISA口座で国内株式と投資信託を取引できます。外国株式は、税務署の確認が済んでからNISAで取引する流れです。
マネックス証券のクレジットカード積立はマネックス証券のクレカ積立の解説で確認できます。
出典:マネックス証券『口座開設の流れ』、『NISAの申込み』
NISA口座開設後の注意点
口座を開いたあとは、使わなかった枠の扱いと、金融機関の変更のルールを知っておくと迷いません。どちらも年単位で区切られている点が共通しています。
口座開設後に放置したらどうなる?
口座を開いただけで買付けをしなくても、主要ネット証券5社では口座の維持費はかかりません。一度開設手続きをすれば、毎年の手続きも要りません。
ただし、その年に使わなかった年間投資枠は翌年へ繰り越せません。つみたて投資枠を60万円しか使わなかった年でも、翌年の枠は120万円のままです。
金融機関の変更は年単位で、変更したい年の前年10月1日からその年の9月30日までに手続きします。その年にすでにNISA口座で買付けをしていると、その年分は変更できません。
出典:日本証券業協会『2024年以降のNISAに関するQ&A』
よくある質問
NISA口座の開設は難しい?
利用者がする手続きは、確認書類を用意し、確認書類と非課税口座開設届出書を出すことの2つです。税務署への確認は証券会社が行うので、利用者が税務署へ出向く必要はありません。
NISAはスマホだけで始められる?
始められます。SBI証券は、マイナンバーカードか通知カードと運転免許証をその場で撮影して出せば、郵送物を受け取らずに取引開始までネットで完結するとしています。
NISAの審査に落ちることはある?
税務署の確認で重複が見つかると、二重開設となった側のNISA口座は無効になります。どちらが認められるかは、税務署が重複確認の手続を受け付けた順で決まります。
この確認は他社の口座との重複を見るもので、収入や借入の状況を調べる与信審査ではありません。
総合口座の開設では、証券会社が提出書類を審査します。入力した氏名・住所と本人確認書類の記載が一致しないと、マネックス証券では口座を開設できません。
NISAで現金化するのに手数料はかかる?
つみたて投資枠の対象商品は、解約手数料がゼロであることが要件です。ただし信託財産留保額はファンドによってかかります。国内株式の売却は、インターネット取引なら主要ネット証券5社ともNISAでは手数料0円です。
出典:日本証券業協会『2024年以降のNISAに関するQ&A』、SBI証券『口座開設の流れ』、金融庁『新しいNISA』
まとめ
NISAは、金融機関を1社に決めて申し込み、本人確認と税務署の確認を経て、入金と積立設定をすれば始められます。必要書類はマイナンバーカード1枚で済み、ない場合は番号確認書類と住所等確認書類を組み合わせます。
総合口座はスマホで本人確認するネット申込なら最短翌営業日に開設でき、税務署の確認は公式に期間を示す会社で1~2週間程度です。仮開設のある会社なら、確認を待たずにNISAで買い始められます。
口座管理料と、インターネット取引でのNISAの国内株の売買手数料は、主要ネット証券5社とも0円です。投資信託では信託報酬と信託財産留保額を確かめてから、積立を始めてください。




