NISAやってる人の割合は?|年代別の利用率と2025年末の口座数
周りでNISAをやっている人はどれくらいいるのか、自分の年代は多い側なのか少ない側なのかが気になるところでしょう。
2025年12月末のNISA口座数を20歳以上の人口で割ると、NISAやってる人の割合は約27%で、約3.7人に1人でした。年代別では30代が約38%、70代が約19%です。
年代別の利用率に加えて、やってない人の割合と、つみたて投資枠で実際に買付けた人の割合が計算式つきで分かります。
- 3行要約
①20歳以上でNISA口座を持つ人は約27%で約3.7人に1人という計算値
②年代別の保有率は30代が約38%で70代は約19%
③2025年につみたて投資枠で買付けた人は20歳以上の約13%
NISAやってる人の割合は20歳以上の約27%
2025年12月末時点のNISA口座数は28,206,434口座です。このうち20歳以上の口座28,072,021口座を、20歳以上の人口1億413万人で割ると、NISAやってる人の割合は約27.0%になります。
人数に直すと、20歳以上の約3.7人に1人がNISA口座を持っている計算です。この記事では、NISAの利用率や普及率をこの割合(口座数÷人口)で示します。
| 指標 | 数字 | 時点 | 出どころ |
| NISA口座数(全年代) | 28,206,434口座 | 2025年12月末 | 金融庁 NISA口座の利用状況調査 |
| 20歳以上のNISA口座数 | 28,072,021口座 | 2025年12月末 | 同上(20歳代〜80歳代以上の合計) |
| 20歳以上の総人口 | 1億413万人 | 2026年1月1日 | 総務省統計局 人口推計 |
| 20歳以上の保有率(計算値) | 約27.0%(約3.7人に1人) | ― | 20歳以上の口座数÷20歳以上の人口 |
| 総人口で割った場合(計算値) | 約22.9%(約4.4人に1人) | ― | 全年代の口座数÷総人口1億2,298万人 |
利用率の計算式と使った統計
この記事の利用率は、年代別のNISA口座数(2025年12月末)÷年代別の総人口(2026年1月1日現在)で出した計算値です。口座数は金融庁の「NISA口座の利用状況調査」、人口は総務省統計局の「人口推計」の確定値を使っています。
計算にあたって、次の4点に注意してください。口座数の時点は2025年12月末、人口の時点は2026年1月1日で、1日ずれています。
- 口座数は、開設された総口座数から金融機関変更に伴う変更前の口座と廃止口座を差し引いた数です。
- 人口推計は令和2年国勢調査を基準とする確定値で、令和7年国勢調査の公表後に更新される予定です。
- 金融庁の区分は「80歳代以上」のため、人口側は80〜84歳から100歳以上までをすべて足しています。
- 総人口は外国人を含む数です。NISAは日本国内に住んでいる18歳以上ならどなたでも開設できるため、分母に総人口を使いました。
1人1口座のため口座数はほぼ人数
NISA口座は、1人につき1口座しか開設できません。そのため口座数をほぼ人数とみなして、人口で割っています。
ただし、同じ人の口座が統計上1件も重複していないことまでは、公表された数字からは確かめられません。利用率は「口座数を人数とみなした場合の目安」として読んでください。
NISAは何人に1人?
20歳以上で数えると、NISA口座を持っているのは約3.7人に1人です。0歳から数えた総人口1億2,298万人で全年代の口座数を割ると約22.9%となり、約4.4人に1人になります。
自分の周りの大人と比べたいなら、20歳以上で割った約3.7人に1人を基準にしてください。総人口で割ると数字が低くなる理由は、後半の「記事によって割合の数字が違う理由」で説明します。
新NISAが始まってからの口座数の増え方
NISAは2024年1月から新しい制度になりました。新NISAの口座数は2024年12月末の25,586,460口座から、2025年12月末には28,206,434口座へ1年で2,619,974口座増えています。
この記事の約27.0%は、2025年12月末の口座数を使った数字です。次の調査結果が公表されると数字が変わる点に注意してください。
出典:金融庁『NISA口座の利用状況に関する調査結果(令和7年12月末時点)の公表について』、政府統計の総合窓口(e-Stat)『人口推計 各月1日現在人口 月次 2026年6月』、金融庁『NISAを知る』
年代別のNISA利用率
年代別に同じ計算をすると、NISAの利用率は30代の約37.8%が年代別で上位になり、40代・50代が続きます。計算式は前の章と同じで、どの年代も2025年12月末の口座数を2026年1月1日の人口で割っています。
| 年代 | NISA口座数(2025年12月末) | 総人口(2026年1月1日) | 保有率(計算値) | 何人に1人 |
| 20代 | 3,368,068口座 | 1,276万4千人 | 約26.4% | 約3.8人 |
| 30代 | 4,945,690口座 | 1,308万4千人 | 約37.8% | 約2.6人 |
| 40代 | 5,381,768口座 | 1,583万3千人 | 約34.0% | 約2.9人 |
| 50代 | 5,531,813口座 | 1,841万8千人 | 約30.0% | 約3.3人 |
| 60代 | 4,175,854口座 | 1,500万5千人 | 約27.8% | 約3.6人 |
| 70代 | 3,078,095口座 | 1,616万7千人 | 約19.0% | 約5.3人 |
| 80歳以上 | 1,590,733口座 | 1,285万9千人 | 約12.4% | 約8.1人 |
| 20歳以上計 | 28,072,021口座 | 1億413万人 | 約27.0% | 約3.7人 |
30代の利用率は約38%
30代のNISA口座は4,945,690口座で、30代の人口1,308万4千人に対する割合は約37.8%です。30代では約2.6人に1人がNISA口座を持っている計算になります。
40代の約34.0%を3.8ポイント上回り、20歳以上の平均の約27.0%と比べると10ポイント以上高い水準です。
50代の利用率は約30%
50代のNISA口座は5,531,813口座で、30代・40代を含むほかのどの年代よりも多い数です。一方で50代の人口は1,841万8千人と大きいため、保有率は約30.0%にとどまります。
口座数が多い年代ほど利用率が高いとは限りません。年代ごとの割合を比べるときは、口座数ではなく人口で割った保有率を見てください。
20代の利用率は約26%
20代のNISA口座は3,368,068口座で、20代の人口1,276万4千人に対する割合は約26.4%です。約3.8人に1人の計算で、20歳以上全体の約27.0%とほぼ同じ水準でしょう。
60代・70代・80歳以上の利用率
60代は約27.8%で、20歳以上全体の約27.0%を少し上回ります。70代は約19.0%、80歳以上は約12.4%で、70代から上は年代が上がるほど保有率が下がっています。
10代の利用率を計算しない理由
10代のNISA口座は134,413口座あります。ただし口座を開設できるのは18歳以上なので、10代で口座を持てるのは18歳と19歳だけです。
人口推計の年齢区分は「15〜19歳」の5歳刻みで、18歳と19歳だけの人口を切り出せません。分母が合わないため、10代の利用率はこの記事では計算していません。
出典:金融庁『NISA口座の利用状況に関する調査結果(令和7年12月末時点)の公表について』、政府統計の総合窓口(e-Stat)『人口推計 各月1日現在人口 月次 2026年6月』
NISAをやってない人の割合
20歳以上でNISA口座を持っていない人は約73.0%、人数にして約7,606万人です。20歳以上の人口1億413万人から、20歳以上のNISA口座28,072,021口座を差し引いて計算しました。
NISAをやってない人のほうが、やっている人より多い状態です。やってない人の割合は、年代別の保有率を100%から引いた値と同じになります。
70代以上はやってない人が8割超
NISA口座を持っていない人の割合は、70代で約81.0%、80歳以上で約87.6%です。20代から60代は約62.2%(30代)から約73.6%(20代)の範囲で、いずれも6〜7割台がNISA口座を持っていません。
2025年に1円も買付がなかった口座
口座を持っていても、2025年中に一度も買付がなかった口座は10,446,488口座で、集計対象28,558,925口座の約36.6%にあたります。この集計には年末までに廃止された口座の取引も含むため、口座数28,206,434とは一致しません。
出典:金融庁『NISA口座の利用状況に関する調査結果(令和7年12月末時点)の公表について』、政府統計の総合窓口(e-Stat)『人口推計 各月1日現在人口 月次 2026年6月』
積立NISAをやってる人の割合
2025年中につみたて投資枠で1円以上買付けた口座は、20歳以上で13,867,123口座です。20歳以上の人口で割ると約13.3%で、約7.5人に1人が積立NISAをやっている計算になります。
口座数は、金融庁の調査にある「つみたて投資枠の利用状況別口座数」の合計から、買付が0円だった口座を差し引いて出しました。NISA口座を持っている人の約27.0%より低いのは、成長投資枠だけを使う人や、2025年に買付をしなかった人がいるためです。
積立NISAは2024年からつみたて投資枠へ
2024年からのNISAでは、旧制度のつみたてNISAがつみたて投資枠に引き継がれました。今の積立NISAは、NISA口座の中のつみたて投資枠で積み立てることを指します。
2023年末までに旧つみたてNISAで買った商品は、2024年以降はNISAの外枠で管理されています。この記事の割合は、2025年中のつみたて投資枠の買付だけを数えたものです。
年代別のつみたて投資枠の利用率
年代別では、30代の約24.1%がつみたて投資枠で買付けていて、約4人に1人にあたります。40代は約20.0%、50代は約16.4%、20代は約15.1%です。
| 年代 | 2025年につみたて投資枠で買付けた口座 | 人口に対する割合(計算値) |
| 20代 | 1,928,061口座 | 約15.1% |
| 30代 | 3,147,318口座 | 約24.1% |
| 40代 | 3,165,605口座 | 約20.0% |
| 50代 | 3,014,692口座 | 約16.4% |
| 60代 | 1,830,482口座 | 約12.2% |
| 70代 | 681,751口座 | 約4.2% |
| 80歳以上 | 99,214口座 | 約0.8% |
| 20歳以上計 | 13,867,123口座 | 約13.3% |
ここでの「買付けた」は、2025年中に1円以上の買付があった口座という意味です。年の途中で積立を始めた口座や、1回だけ買付けた口座も含むので、毎月積み立てている人の数そのものではありません。
また、この集計には年末までに廃止された口座の取引も含まれます。毎月いくら積み立てているかという金額の分布は、この記事では扱いません。
積立の支払い方法
つみたて投資枠の積立は、証券会社によってはクレジットカード決済で行えます。クレカ積立の仕組みや対応するカードは、クレカ積立の解説記事で確認してください。
出典:金融庁『NISA口座の利用状況に関する調査結果(令和7年12月末時点)の公表について』、政府統計の総合窓口(e-Stat)『人口推計 各月1日現在人口 月次 2026年6月』、金融庁『NISAを知る』
男女別・30代女性のNISA利用率
30代女性のNISA利用率は、金融庁の統計から計算することはできません。金融庁のNISA口座の利用状況調査には、男女別の口座数がありません。
金融庁の統計に男女別の口座数は無い
金融庁の調査結果に載っている口座数は、総数と年代別(10歳代〜80歳代以上)の区分だけです。人口推計には男女別の人口がありますが、分子の口座数に男女の区分が無いため、男女別の利用率は計算できません。
一次統計で言える30代全体の利用率
金融庁の口座数と人口推計から言えるのは、男女を合わせた30代の保有率約37.8%(約2.6人に1人)までです。30代の男女別の内訳は、この数字からは分かりません。
出典:金融庁『NISA口座の利用状況に関する調査結果(令和7年12月末時点)の公表について』、政府統計の総合窓口(e-Stat)『人口推計 各月1日現在人口 月次 2026年6月』
記事によって割合の数字が違う理由
NISAやってる人の割合は、分母と数え方によって数字が変わります。同じ口座数でも、20歳以上の人口で割るか総人口で割るかで、割合は約4ポイント違います。
| 調べ方 | 分母 | 数え方 | 割合 |
| 口座数÷20歳以上の人口 | 20歳以上の総人口(1億413万人) | 金融機関が報告した口座数 | 約27.0%(約3.7人に1人) |
| 口座数÷総人口 | 0歳を含む総人口(1億2,298万人) | 金融機関が報告した口座数 | 約22.9%(約4.4人に1人) |
| アンケート調査 | 調査ごとの回答者 | 回答者の自己申告 | 調査ごとに異なる |
総人口で割ると割合は下がる
総人口には、2025年末時点でNISA口座を開設できなかった17歳以下の子どもも含まれます。そのため総人口で割った約22.9%は、20歳以上で割った約27.0%より4ポイントほど低くなります。
アンケートと統計は数え方が別
アンケートの割合は、調査に答えた人のうち「NISAを利用している」と自分で回答した人の割合です。口座を数えた統計とは、対象者も数え方も異なります。
インターネット調査では、回答者が調査会社のモニター登録者に限られる場合があります。アンケートの数字を見るときは、調査の対象・時期・人数・方法を確かめ、どちらが正しいかではなく数え方の違いとして読んでください。
出典:金融庁『NISA口座の利用状況に関する調査結果(令和7年12月末時点)の公表について』、政府統計の総合窓口(e-Stat)『人口推計 各月1日現在人口 月次 2026年6月』、金融庁『NISAを知る』
NISA口座を開いている金融機関の割合
2025年12月末のNISA口座28,206,434口座のうち、証券会社の口座は約2,025万口座です。割合にすると約71.8%が証券会社で、残りの約28%は銀行など証券会社以外の金融機関の口座になります。
この割合は、日本証券業協会が公表した証券会社全社の口座数(2025年12月末・万件単位)を、金融庁の口座数で割った計算値です。銀行と証券会社のどちらでNISAを始めるかの選び方は、この記事では扱いません。
出典:日本証券業協会『NISA口座の開設・利用状況(証券会社全社・2026年6月末時点)』、金融庁『NISA口座の利用状況に関する調査結果(令和7年12月末時点)の公表について』
よくある質問
NISAは何人に1人がやっている?
2025年12月末の口座数を2026年1月1日の人口で割ると、20歳以上の約3.7人に1人です。総人口で割ると約4.4人に1人になります。
NISAは何割の人が利用している?
20歳以上の約2.7割がNISA口座を持っています。計算式と使った統計は、記事前半の「利用率の計算式と使った統計」にまとめました。
積立NISAは何割くらいの人がやっている?
2025年中につみたて投資枠で1円以上買付けた口座は、20歳以上の人口の約1.3割です。年代別では30代が約24.1%でした。
50代でNISAをやってる人の割合は?
50代の保有率は約30.0%で、約3.3人に1人です。口座数は5,531,813口座と多いものの、人口も1,841万8千人と大きいため、30代・40代より割合は低くなります。
まとめ
2025年12月末のNISA口座数を2026年1月1日の人口で割ると、NISAやってる人の割合は20歳以上の約27.0%、約3.7人に1人です。年代別では30代の約37.8%が高く、70代は約19.0%、80歳以上は約12.4%でした。
裏返すと、20歳以上の約73.0%にあたる約7,606万人はNISA口座を持っていません。2025年につみたて投資枠で買付けた人は20歳以上の約13.3%で、30代では約24.1%です。
男女別の口座数は金融庁の統計に無いため、30代女性の利用率は出せません。記事によって数字が違うときは、分母がどの人口か、口座数かアンケートかを確かめてください。

