PayPay銀行のメリットは?デメリットと向いている人
「PayPayは毎日使っているのに、PayPay銀行まで作る意味があるのか分からない」。口座開設の手前で止まるのは、この2つの関係が見えないからです。
得をするのは、払うお金と置いておくお金を1つの口座に寄せられる人です。金利と、チャージ不要の決済がつながります。
公式が挙げるメリット8つと弱点、PayPay銀行・PayPayアプリ・PayPayカードの役割の違いが分かります。
- 3行要約
①ステップアップ円預金は上限年0.6%(税引後0.47%)+PayPayポイント年0.1%
②PayPayデビットはチャージ不要、ただしPayPayステップは対象外
③実店舗なしで対面相談は不可、ATM無料は毎月1回目と3万円以上に限定
PayPay銀行のメリットは8つ
PayPay銀行で得が出るのは、PayPayで払うお金と置いておくお金を同じ口座に寄せたときです。公式が口座開設の理由として挙げる項目は8つあり、軸になるのは金利とチャージ不要の決済、カード不要のATMの3つになります。
| 公式が挙げる理由 | 内容 | 条件 |
| 円普通預金がおトク | ステップアップ円預金で上限年0.6%(税引後 年0.47%)、受取設定でPayPayポイント年0.1%(税引後 年0.07%) | 円普通預金の月中平均残高に応じて適用。ポイントはPayPayアカウントの連携と受取設定が必要 |
| 最短即日の口座開設 | 申込は最短1分、開設は最短当日。キャッシュカードが届く前でもATMが使える | PayPayで本人確認済かつメールアドレス登録済。土日祝・年末年始・不備・混雑時は対象外 |
| スマホだけで銀行サービス | 口座申込、振り込み、外貨、投信までスマホで完結。コンビニ・銀行ATMは24時間365日 | システムメンテナンス時を除く。取扱時間は提携ATMごとに異なる |
| ATM手数料 | 毎月1回目の入金と出金は金額にかかわらず0円 | 2回目以降は3万円以上のときに0円 |
| 銀行口座から直接PayPayで支払い | PayPayデビットでチャージ不要。円普通預金の残高から即時に引き落とし | PayPay銀行アプリから利用。本人確認済のPayPayアカウントが必要 |
| 12歳から口座開設 | 満12歳以上なら未成年でも申し込める | 信用情報の照会を伴う与信審査はないが、口座開設時の本人確認は必要 |
| 法人・個人事業主の口座 | Webで申込が完結し、ビジネスローンも来店不要 | 法人・個人事業主はステップアップ円預金の対象外 |
| 24時間のサポート | WebとLINEで問い合わせ。紛失・盗難など緊急時は24時間の電話受付 | ― |
預金が増えるほど上がるステップアップ円預金
ステップアップ円預金は、円普通預金の月中平均残高が増えるほど金利が上がる特典です。上限は年0.6%で、税引後では年0.47%になります。
年0.6%に届くのは、30歳以上なら月中平均残高200万円から、29歳以下なら100万円からです。1,000万円を超えた部分には年0.4%が適用されます。
さらにPayPayポイントの受取設定をすると、月中平均残高に対して年0.1%のポイントが毎月付きます。付与の対象になる残高は500万円までで、PayPayアカウントの連携ができていない月は付与されません。
金利のうち通常金利にあたる年0.3%の部分は、当日の最終残高が1万円以上の場合だけ付与対象になります。円普通預金金利は変動金利で、金融情勢によって見直される場合もあるでしょう。
チャージ不要で払えるPayPayデビット
PayPayデビットは、PayPay銀行アプリの決済画面から支払うと円普通預金の残高から即時に引き落とされる支払い方法です。旧称は「PayPay銀行残高」でした。
使えるのは全国のPayPay加盟店の店頭だけで、オンラインサービスや請求書払いには対応していません。年会費と手数料はかかりません。
利用には本人確認済のPayPayアカウントとPayPay銀行の口座が必要です。限度額は円普通預金残高の範囲内で、1日あたり100万円まで設定できます。
最短当日の口座開設とカード不要のATM
PayPayアプリで本人確認が済んでいれば、申込は最短1分で終わり、口座開設は最短当日に完了します。キャッシュカードが届く前でも、セブン銀行ATMとローソン銀行ATMならスマホATMで入出金ができます。
ただし土日祝日や年末年始、申込内容に不備があった場合、手続きが混みあった場合は当日中に終わりません。開設の速さを当てにするなら平日に申し込むのが安全でしょう。
出典:PayPay銀行『PayPay銀行のサービスはPayPayアプリからの利用が便利』
毎月1回目のATM手数料が0円
提携ATMは全国に約9万5千台あり、毎月1回目の入金と出金は利用金額にかかわらず0円です。2回目以降は3万円以上なら0円で、3万円未満のときだけ手数料がかかります。
無料になる条件が回数と金額の両方で決まるため、少額の出金を繰り返す使い方とは噛み合いません。設置場所ごとの金額表はPayPay銀行の手数料と無料回数の条件で扱っています。
給与受取の設定で振込手数料が月3回無料
給与受取を設定すると、振込手数料が月3回まで無料になります。誰でも無条件に無料になるわけではなく、給与の受け取り設定が前提です。
インターネットバンキングの振込手数料は、PayPay銀行の口座宛が0円、他の金融機関宛が145円になります。無料回数の数え方や他の経路の金額は手数料の記事で整理しています。
満12歳から申し込める口座
普通預金口座は、満12歳以上であれば未成年でも申し込めます。信用情報の照会を伴う与信審査は行われませんが、口座開設時の本人確認は必要です。
ネット銀行なので、進学や就職で住む場所が変わっても同じ口座を使い続けられます。子ども名義の1つ目の口座として検討しやすい条件がそろっています。
出典:PayPay銀行『ネット銀行の口座開設なら、PayPay銀行が早くておトク!』
スマホだけで完結する銀行サービス
口座の申し込みから振り込み、外貨預金、投資信託まで、手続きはスマホだけで進められます。コンビニと銀行のATMは、システムメンテナンス時を除き24時間365日使えます。
ただし取扱時間は提携ATMごとに違います。ゆうちょ銀行ATMのように利用できる時間が限られるものもあるため、深夜や早朝に使う予定があるなら設置場所ごとの取扱時間を確認してください。
住宅ローンやカードローン、FX、海外送金もサービスに含まれます。1つの口座で入出金から運用まで完結させやすい構成になっているのが特徴でしょう。
24時間受け付けるオンラインサポート
問い合わせはホームページに加えてLINEからもできます。カードの紛失や盗難など緊急のときは、24時間の電話受付が用意されています。
対面の窓口はないため、相談の手段はテキストと電話に限られます。窓口で書類を見せながら相談したい人には物足りないでしょう。
出典:PayPay銀行『PayPay銀行で口座開設する理由』
PayPay銀行のデメリットと注意点
弱点は、対面の窓口がないことと、無料になる条件が細かいことの2つに集約されます。PayPay経済圏の外で使うほど、受け取れる利点は薄くなるでしょう。
| 項目 | 内容 | 回避策 |
| 実店舗がない | 対面で相談できず、手続きはWebとアプリに限られる | WebとLINEの問い合わせ、緊急時の電話受付を使う |
| PayPayステップの対象外 | PayPayデビットでの支払いは定常特典のカウントと利用特典が対象外 | 特典を積む支払いはPayPay残高やPayPayクレジットに分ける |
| 無料が条件つき | ATMは毎月1回目と3万円以上、振込の無料回数は給与受取などが前提 | 出金を月1回にまとめるか、3万円以上でまとめて引き出す |
| 高い金利に残高条件 | 年0.6%は月中平均残高200万円以上。1,000万円超の部分は年0.4% | 複数の銀行に分けている預金を1つに寄せる |
| 使えない決済がある | PayPayデビットはオンラインの加盟店と請求書払いに非対応 | オンラインはPayPay残高やPayPayクレジットを使う |
| 不正利用が不安 | 対面で止められないぶん、自分で設定する必要がある | 使わない期間はATM出金限度額と振込限度額を0円にする |
実店舗がなく対面で相談できない
PayPay銀行は実店舗を持たないネット銀行です。窓口で相談しながら手続きを進めたい人には向かない作りになっています。
問い合わせはWebとLINE、緊急時の電話に限られます。ただしこれはネット銀行に共通する仕様で、PayPay銀行だけの弱点ではありません。
PayPayデビットはPayPayステップの対象外
PayPay銀行アプリからのPayPayの支払いは、定常特典「PayPayステップ」のカウントと利用特典が付与対象外です。チャージの手間が消える代わりに、特典の判定からは外れます。
支払いをすべてPayPayデビットに寄せると、PayPayステップの条件を満たしにくくなります。特典を取りにいく支払いと、口座から直接払う支払いを分けるのが現実的でしょう。
出典:PayPay銀行『「PayPay」に新たな支払い方法「PayPay銀行残高」が登場!』
ATMと振込の無料は条件つき
ATMの入出金が0円になるのは毎月1回目と、2回目以降なら3万円以上のときです。振込手数料が月3回無料になるのも、給与受取の設定が前提になります。
条件を外した使い方では手数料が発生します。金額表と無料回数の数え方はPayPay銀行の手数料と無料回数の条件にまとめました。
高い金利には残高の条件がある
年0.6%に届くには、円普通預金の月中平均残高が200万円以上(29歳以下は100万円以上)である必要があります。30歳以上で200万円未満の残高なら、適用されるのは年0.3〜0.5%です。
月中平均残高が1,000万円を超えた部分には年0.4%が適用されます。ポイント付与の対象になる残高も、月中平均残高500万円までに限られます。
PayPayデビットが使えない場面
PayPayデビットが使えるのは、PayPay加盟店のうち店頭での支払いだけです。オンラインサービスを提供する加盟店や請求書払いには対応していません。
公式はオンライン加盟店について順次拡大予定としていますが、現時点では決済できません。オンラインの支払いは別の方法を用意しておくと詰まらずに済みます。
不正利用が不安な場合
使わない期間は、ATM出金限度額や振込限度額を0円に設定できます。設定はパソコンとスマホのどちらからでも変更できます。
補償の条件やフィッシング対策など、安全性の詳細はPayPay銀行の口座登録は危険かで扱っています。
PayPay銀行とPayPayの違い
PayPay銀行は預金を預ける銀行、PayPayは店頭やオンラインで支払う決済アプリ、PayPayカードはクレジットカードです。名前が同じでも運営会社と役割が別で、3つがつながって初めて噛み合います。
| サービス名 | 運営会社 | 役割 | 支払いの原資 |
| PayPay銀行 | PayPay銀行株式会社 | 預ける、受け取る、振り込む | 円普通預金の残高 |
| PayPay | PayPay株式会社 | 店頭やオンラインで支払う | PayPay残高、PayPayクレジット、PayPayデビットなど7種類 |
| PayPayカード | PayPayカード株式会社 | 後払いで買い物をする | カードの利用枠 |
| PayPayデビット | PayPay株式会社 | PayPay銀行アプリからPayPayで支払う | PayPay銀行の円普通預金の残高 |
PayPay銀行とは何をする銀行か
PayPay銀行は実店舗を持たないネット銀行です。円普通預金や定期預金、外貨預金、投資信託、カードローン、住宅ローン、FXまで扱い、手続きはスマホとパソコンで完結します。
PayPayアプリからPayPay銀行の残高や明細が見えるのは、PayPay株式会社が電子決済等代行業者として銀行とAPI接続し、口座情報を取得しているからです。
PayPay株式会社はPayPay銀行を所属銀行とする銀行代理業者でもあり、円普通預金の受け入れなどの契約締結の媒介を行います。2社は別会社ですが、この2つの登録で機能がつながっています。
出典:PayPay銀行『「PayPay」に新たな支払い方法が登場』
PayPayで選べる支払い方法
PayPayで選べる支払い方法は、PayPay残高、PayPayクレジット、PayPay商品券、PayPayポイント、PayPayデビット、他社カード利用券、クレジットカードの7種類です。
このうちPayPayクレジットは、PayPayアプリで支払えるPayPayカードの支払い方法の1つで、単体のカードではありません。両者の違いはPayPayクレジットとPayPayカードの違いで整理しています。
登録できるクレジットカードの種類はVisaとMastercardで、支払いに使えるのは三井住友カードだけです。
それ以外のカードで払うには他社カード利用券の購入が必要で、扱いはPayPayで他社カードを使う場合にまとめています。
アカウント連携とチャージ用口座の登録は別の手続き
PayPayアカウントとPayPay銀行口座の連携と、チャージ用口座の登録は別の手続きです。支払い用に口座を登録済みでも、連携していないとPayPayポイントを受け取れません。
複数のPayPayアカウントと連携しても、ポイントが付くのは1アカウントだけになります。PayPayアカウントを変更したときは、新しいアカウントであらためて連携が必要です。
PayPayアプリからPayPay銀行口座を連携すると、連携と同時にチャージ用口座の登録も完了します。登録できなかった場合は、連携後に自分で手続きしてください。
出典:PayPay銀行『PayPayアカウント連携について』
PayPay銀行がなくてもPayPayは使えるか
使えます。PayPay残高へのチャージは他の銀行口座やセブン銀行ATM、ローソン銀行ATMからもでき、PayPayクレジットを登録すれば銀行口座なしでも支払えます。
変わるのは手間と受け取れる特典です。PayPayデビットはPayPay銀行の口座がないと使えず、PayPay銀行からのPayPayポイントも受け取れません。
PayPayカードとPayPay銀行の連携
PayPayカードの引き落とし口座をPayPay銀行にすると、カードの会員画面で預金残高を確認でき、引き落とし当日に利用可能枠が戻ります。預金金利が上乗せされるわけではありません。
引き落とし口座に設定してできる3つのこと
1つ目は、PayPayカードの会員画面でPayPay銀行の預金残高を確認できることです。この機能を使うには、PayPayカードとPayPay銀行の口座連携への同意が必要です。
2つ目は、引き落としが完了した当日9時までに利用可能枠が反映されることです。資金不足で当日に再度の引き落としとなった場合は、当日21時までに反映されます。
3つ目は、PayPay銀行のメール通知サービスで支払日を事前に知らせてもらえる点です。引き落とし日そのものはPayPayカードの締め日で扱っています。
出典:PayPay銀行『PayPay銀行をお支払い口座にすると便利なPayPayカード』
金利が上乗せされるという誤解
PayPayカードの引き落とし口座をPayPay銀行にすると預金金利が年0.1%上がる、という説明を見かけます。しかし公式のPayPayカード連携ページに、その説明はありません。
年0.1%はステップアップ円預金の受取設定で付くPayPayポイントの付与率で、カード連携の特典ではありません。混同すると受け取れる金額を読み違えます。
カードそのものの特典はPayPayカードのメリット、上位カードはPayPayカード ゴールドで扱っています。
PayPayに銀行口座を登録するデメリット
口座を登録して困るのは、登録に本人確認と銀行ごとの手続きが要ること、そして限度額がチャージと合算で管理されることの2点です。連携を解除するとポイントも止まります。
登録には本人確認と銀行ごとの手続きが必要
銀行口座を登録すると、その口座からPayPay残高へチャージできるようになります。登録時には本人確認が必要で、本人名義の口座に限られます。法人用の口座は登録できません。
手続きには通帳やキャッシュカード、暗証番号、ワンタイムパスワードなどの情報が要ります。必要な情報は銀行ごとに違うため、手元にそろえてから始めてください。
限度額はチャージと合算で1日100万円
PayPayデビットで支払える金額は、PayPay銀行からPayPayの残高へのチャージと合算して1日あたり100万円までです。上限はPayPay銀行アプリやWebから自分で変更できます。
銀行口座からPayPay残高へのチャージ自体にも、過去24時間で100万円、過去30日間で200万円という上限があります。高額の支払いをまとめる使い方では上限に当たることもあるでしょう。
連携を解除するとPayPayポイントが止まる
PayPayアカウントの連携を解除すると、PayPay銀行からのPayPayポイントは付与されなくなります。PayPayアカウントを解約した場合も同じ扱いです。
付与の時点で連携ができていない月は、前月分のポイントが付きません。受け取りを続けるなら、連携を維持したうえで受取設定を残しておく必要があります。
口座を登録すると何が起きるのかを安全面から詳しく知りたい場合は、PayPay銀行の口座登録は危険かで扱っています。
PayPay銀行の評判が割れる理由
評価が割れるのは体感の差ではなく、無料や高金利の条件を満たしているかどうかの差です。同じ仕様が、条件を満たす人には利点、満たさない人には不満として表れます。
手数料が高いと言われる条件
ATMの手数料が0円になるのは毎月1回目と、3万円以上の入出金に限られます。3万円未満の出金を月に何度もする使い方では、2回目以降に手数料がかかります。
振込手数料も、無料回数は給与受取の設定などの条件つきです。条件別の金額はPayPay銀行の手数料と無料回数の条件で確認してください。
金利が高いと言われる条件
公式は比較の基準として業界水準の年0.4%を並べ、200万円を1年間預けた場合の利息を年0.4%なら税引後6,375円、年0.6%なら税引後9,563円と示しています。
この差が出るのは月中平均残高200万円以上のときです。30歳以上で200万円未満なら年0.3〜0.5%にとどまるので、金利が高いという評価にはなりません。
使いにくいと言われる条件
対面で相談したい人、PayPay以外のコード決済がメインの人、オンライン決済でPayPayデビットを使いたい人は、利点を受け取りにくくなります。
逆にPayPayが主な支払い手段で、当面使わないお金も同じ口座に置ける人なら、条件の大半を自動的に満たせます。評価の割れ方は使い方の差でしょう。
PayPay銀行が向いている人
向いているのは、PayPayで日常の支払いをしていて、当面使わないお金も同じ口座に置ける人です。対面の相談が前提の人には向きません。
| 向いている人 | 向いていない人 |
| 日常の支払いがPayPay中心 | 対面で相談しながら手続きしたい |
| 給与受取を1つの口座にまとめられる | 3万円未満のATM出金が月に何度もある |
| 当面使わないお金を200万円以上置ける | 他社のコード決済が主な支払い手段 |
| 満12歳以上の子ども名義で口座を作りたい | オンライン決済でPayPayデビットを使いたい |
| 法人・個人事業主でWeb完結の口座がほしい | PayPayアカウントを持つ予定がない |
向いている人
支払いがPayPayに寄っている人ほど、チャージの手間が消える効果は大きくなります。給与受取を設定すれば、振込手数料の無料回数も付いてきます。
当面使わないお金を200万円以上置ける人は、年0.6%の適用まで届きます。子ども名義の1つ目の口座や、法人・個人事業主のWeb完結の口座としても選べるでしょう。
向いていない人
対面で相談したい人、3万円未満の出金が多い人、他社のコード決済が主な人には利点が届きにくくなります。いずれも仕様がかみ合わないだけで、口座の質の問題ではありません。
法人と個人事業主の口座は、ステップアップ円預金の対象外です。金利を目当てに法人口座を開く選択肢にはなりません。
銀行とクレジットカードの組み合わせで比べたい場合は、楽天銀行カードとの違いも判断材料になります。
PayPay銀行の口座開設の流れ
PayPayアプリで本人確認が済んでいれば、申込は最短1分、開設は最短当日に終わります。必要なのはPayPayの本人確認とメールアドレスの登録の2つです。
PayPayアプリから申し込む手順
本人確認にはマイナンバーカード、運転免許証、運転経歴証明書のいずれか1点を使います。未済なら先にPayPay側で申請を済ませてください。
本人確認の状況は、PayPayのホーム画面で[アカウント]をタップし、アカウント名の下に[本人確認済み]が出ているかで分かります。
メールアドレスは、[アカウント]から右上の[詳細]をタップするとアカウント情報に表示されます。未登録なら[メールアドレス]をタップして入力してください。
準備ができたら、PayPay銀行のページから[PayPayアプリから口座開設]をタップします。規約を確認し、[PayPay銀行の口座がない方]を選ぶと申込に進めます。
開設後に必要な連携の手続き
口座開設が終わったら、PayPayアプリのホーム画面で[PayPay銀行]をタップして連携します。連携と同時にチャージ用口座の登録も完了します。
初回アクセス時は、ログインパスワードや店番号、口座番号の入力を求められる場合があります。トークンアプリが未登録なら、設定画面の案内に沿って進めてください。
取引に必要なもの
取引ではログインパスワード、暗証番号、Visaデビット暗証番号(PIN)、トークンのワンタイムパスワードを使い分けます。
暗証番号は国内ATMと電話問い合わせで使う4桁の数字で、ログインパスワードは自分で決めるアルファベットと数字の組み合わせ(32文字以内)です。
ワンタイムパスワードは6桁の数字で、振り込みや情報変更などログイン後の重要な取引で入力します。カード型トークンは、法人と個人事業主、2020年10月28日以前に口座開設を申し込んだ個人に送られます。
※土日祝日・年末年始、申込内容に不備があった場合、口座開設手続きが混みあった場合は、当日中の開設に当てはまりません。
PayPay銀行のよくある質問
口座開設は何日かかる?
PayPayで本人確認が済んでいれば、申込は最短1分、開設は最短当日に終わります。土日祝日や年末年始、申込内容の不備、混雑時は当日中に完了しません。
PayPay銀行のATMはどこで使える?
セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATM、イオン銀行ATM、三井住友銀行ATM、ゆうちょ銀行ATMで使えます。提携ATMは全国で約9万5千台です。
未成年でも口座を作れる?
満12歳以上なら未成年でも申し込めます。信用情報の照会を伴う与信審査はありませんが、口座開設時の本人確認は必要になります。
PayPayポイントがもらえないのはなぜ?
PayPayアカウントの連携が終わっていないと、PayPay銀行からのPayPayポイントは付与されません。支払い用に口座を登録していても、連携は別の手続きです。
受取設定は毎月の月末で締め切られ、設定した翌月から付与が始まります。利用者側の事情で付与できなかった分は、再付与されません。
PayPayデビットとPayPay残高はどっちが得?
チャージの手間を減らしたいならPayPayデビット、PayPayステップの特典を積みたいならPayPay残高です。PayPayデビットでの支払いはPayPayステップの対象外になります。
PayPay銀行の手数料は高い?
条件を満たせばATMは毎月1回目と3万円以上で0円、振込はPayPay銀行の口座宛が0円です。条件別の金額はPayPay銀行の手数料と無料回数の条件で確認してください。
PayPay銀行は危ない?
使わない期間はATM出金限度額や振込限度額を0円に設定でき、重要な取引にはワンタイムパスワードを使います。補償や対策の詳細はPayPay銀行の口座登録は危険かで扱います。
PayPay銀行を解約するとPayPayはどうなる?
PayPayアプリ自体は、PayPay残高やPayPayクレジットなど他の支払い方法で使い続けられます。ただしPayPayデビットはPayPay銀行の口座が前提のため、使えなくなります。
解約はWebで手続きでき、解約代わり金は指定した他の金融機関の口座へ振り込まれます。特別利息の付与前に解約していた場合、その分は付与されません。
まとめ
PayPay銀行を作るかどうかは、3つで判断できます。PayPayが主な支払い手段か、当面使わないお金を同じ口座に置けるか、対面の相談が必要かどうかです。
金利はステップアップ円預金で上限年0.6%、受取設定でPayPayポイントが年0.1%付きます。到達には月中平均残高200万円以上が必要で、200万円未満なら年0.3〜0.5%にとどまります。
PayPayデビットはチャージの手間を消す代わりに、PayPayステップの対象から外れます。ATMと振込の無料も条件つきなので、自分の使い方が条件に合うかを先に確かめてください。
口座開設の申し込みはPayPay銀行の公式サイトから進められます。




