東急カード ゴールドは元が取れる?損益分岐点と一般カードの違い

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東急カード ゴールドの年会費は6,600円。一般カードの1,100円との差は5,500円で、切り替えるかどうかで迷いやすい金額です。

判断の分かれ目はクレジットポイントではありません。Web明細サービスに登録した一般カードは、東急グループ外でもゴールドと同じ1.0%だからです。

この記事では損益分岐点を5パターンの実数で示し、空港ラウンジ35空港・海外旅行保険1億円・株主優待3,300ポイントという対価を公式情報だけで整理します。

3行要約

①年会費6,600円の回収ラインは東急グループ外での年間660,000円の決済
②一般カードもWeb明細の登録で東急グループ外1.0%・ポイント差はゼロ
③対価は空港ラウンジ35空港と海外旅行保険1億円と株主優待3,300ポイント

年会費本会員:6,600円(税込)/家族会員:1,100円(税込)
国際ブランドVisa / Mastercard(いずれか選択)
ポイント還元率基本1.0%(クレジット利用でTOKYU POINT)。東急百貨店で最大3%、食品・レストラン・サービス施設で1.5%
発行期間公式未確認(カードページに日数の記載なし)
追加カード家族カード:1,100円(税込)※枚数は公式記載なし
ETC(TOP ETCカード):年会費永年無料
電子マネーPASMOオートチャージ対応(記名PASMOと組み合わせ/※一体型カードではない)。Apple Pay・QUICPay対応は公式未確認
公式サイトhttps://www.topcard.co.jp/card/jmb_gold.html

目次

東急カード ゴールドの損益分岐点

TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドの年会費6,600円をクレジットポイントだけで取り戻すラインは、東急グループ外での決済が年間660,000円です。月あたりでは55,000円になります。

ただし、この数字が当てはまるのは東急カードをまだ持っていない人だけでしょう。すでに TOKYU CARD ClubQ JMB を持っている人には、まったく別の計算が必要になります。

クレジットポイントの加算率は、Web明細サービスの登録があれば一般カードもゴールドも同じです。つまり切り替えても加算率の差は生まれません

比較の前提年会費の差効く加算率の差損益分岐点(年間)月あたり
①ゴールドを新規で作り東急グループ外で決済する6,600円1.0%660,000円55,000円
②一般カード(Web明細の登録あり)から切り替える5,500円0%(どちらも1.0%)ポイントでは回収できない
③一般カード(Web明細の登録なし)から切り替える5,500円0.5%(1.0%-0.5%)1,100,000円91,667円
④東急グループ内の決済だけで使う5,500円0%(どちらも0.5%)ポイントでは回収できない
⑤PASMOオートチャージだけで使う5,500円0%(どちらも0.5%)ポイントでは回収できない

ゴールドを新規で作るなら年間660,000円

東急カードを1枚も持っていない状態でゴールドを申し込む場合、比較対象は「カードを持たない状態」になります。年会費6,600円を東急グループ外の加算率1.0%で割ると、660,000円という数字が出ます。

この660,000円は東急グループ外での決済に限った金額です。東急百貨店や東急ストアでの支払いは加算率が0.5%なので、同じ金額を使っても回収のペースは半分になります。

一般カードからの切り替えではポイント差が出ない

競合記事の多くは660,000円という数字だけを示していますが、既存会員にはこれが当てはまりません。比較対象が「一般カードを持っている状態」に変わるからです。

公式のクレジットポイント加算率表では、TOKYU CARD ClubQ JMB でWeb明細サービスに登録済みなら、東急グループ外は1.0%です。ゴールドと同値になります。

年会費の差5,500円に対して加算率の差が0%なので、この組み合わせではポイントで元を取ることが構造的にできません。Web明細に登録していない場合だけ差が0.5%生まれ、分岐点は1,100,000円まで伸びます。

東急グループ内の決済では差が生まれない

東急百貨店・東急ストアなど東急グループでの利用は、ゴールドも一般カードもクレジットポイントは0.5%で並びます。PASMOオートチャージも両方0.5%です。

沿線での買い物と定期券の購入が支出の中心という人ほど、年会費差を還元率で埋める余地がありません。判断はポイント以外の要素に移ります。

ラウンジと保険を対価として評価する

ゴールドで上乗せされるのは、空港ラウンジの利用資格・海外旅行保険の補償額・ショッピングプロテクトの3つです。空港ラウンジとショッピングプロテクトは一般カードに付かず、海外旅行保険は補償額が下がります。

空港ラウンジの通常利用料は空港ごとに異なるため、一律の金額では換算できません。年に何回飛行機に乗るか、海外へ行くかどうかで価値が決まります。東急カード全体の券種構成は東急カードの全体像で整理しています。

出典:TOKYU POINT『クレジット利用で貯める』

年会費6,600円の内訳と請求時期

TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドの年会費は本会員6,600円(税込)、家族会員1,100円(税込)です。国際ブランドは Mastercard と Visa から選べます。

一般カードとの決定的な違いが初年度の扱いでしょう。一般カードは初年度無料ですが、ゴールドは初年度から6,600円がかかります。

項目TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドTOKYU CARD ClubQ JMB
本会員(初年度)6,600円無料
本会員(2年目以降)6,600円1,100円
家族会員(初年度)1,100円無料
家族会員(2年目以降)1,100円330円
TOP ETC カード永年無料永年無料

家族カード1枚あたりの差は770円

家族会員の年会費はゴールドが1,100円、一般カードが330円です。1枚あたりの差は770円にとどまります。

家族カードには本会員と同じサービスが付き、オートチャージ・ETCカード・旅行保険・クレジットポイントを同じ条件で使えます。夫婦2人でゴールドを持つ場合の年間負担は7,700円になる計算です。

締め日は毎月15日で引落しは翌月10日

利用代金は原則として毎月15日に締め切り、翌月10日に指定の預金口座から引き落とされます。支払日が金融機関の休業日にあたるときは翌営業日にずれます。

収納代行会社が引落し業務を行う場合は毎月12日になります。年会費もこの請求サイクルに乗ります。

出典:TOKYU CARD『家族カード』

一般カードとの違いを13項目で比較

ゴールドと一般カードを13項目で並べると、実際に差が出るのは年会費・空港ラウンジ・海外旅行保険・ショッピングプロテクトの4項目に絞られます。ポイントまわりはほぼ横並びと考えてください。

項目TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドTOKYU CARD ClubQ JMB
年会費(本会員・2年目以降)6,600円1,100円
年会費(家族会員・2年目以降)1,100円330円
東急グループでのクレジットポイント0.5%0.5%
東急グループ外でのクレジットポイント1.0%Web明細の登録ありで1.0%/なしで0.5%
PASMOオートチャージのクレジットポイント0.5%0.5%
東急百貨店の加盟店ポイント3%(食品・レストラン・サービス施設は1.5%)3%(食品・レストラン・サービス施設は1.5%)
空港ラウンジ対象対象外
海外旅行保険(死亡・後遺障害)1億円1,000万円
ケガによる治療費用200万円100万円
病気による治療費用200万円100万円
携行品の損害30万円20万円
ショッピングプロテクト総補償金額300万円対象外
PASMO記名PASMOと組み合わせる分離型記名PASMOと組み合わせる分離型

差が出るのは4項目だけ

年会費を除くと、この表でゴールドが上回るのは空港ラウンジ・海外旅行保険の補償額・ショッピングプロテクトの3項目です。表の外ではSBI証券のクレカつみたても条件が分かれます。

ここを取り違えると「ゴールドは高還元」という誤解が生まれます。還元率で選ぶカードではありません

東急グループ内の加算率は同じ

東急百貨店の加盟店ポイントは、TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドで3%です。食品・レストラン・サービス施設は1.5%になります。この数字は一般カードでも変わりません。

券種ごとの機能差をもう少し広く見たい場合は、東急カードは何種類?ゴールドと一般の違いで全券種を比較しています。ポイント制度そのものの仕組みはTOKYU POINT ClubQ の仕組みにまとめました。

出典:TOKYU CARD『TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド』

ポイント還元率で差が出る場所

クレジットポイントの加算率は、券種ではなくどこで使うかで決まります。公式の加算率表は東急グループ内・東急グループ外・PASMOオートチャージの3列で構成されています。

カード種類東急グループでの利用東急グループ外での利用PASMOオートチャージ
各種ゴールドカード0.5%(200円ごとに1ポイント)1.0%(200円ごとに2ポイント)0.5%(200円ごとに1ポイント)
TOKYU CARD ClubQ JMB(Web明細の登録あり)0.5%1.0%0.5%
TOKYU CARD ClubQ JMB(Web明細の登録なし)0.5%0.5%(200円ごとに1ポイント)0.5%
その他東急カード株式会社が発行するカード0.2%(500円ごとに1ポイント)0.2%0.2%

Web明細の登録で一般カードも1.0%になる

この表で読み違えやすいのが、TOKYU CARD ClubQ JMB の行がWeb明細の登録有無で2行に分かれている点です。分かれているのは東急グループ外の列だけで、グループ内とオートチャージは登録の有無にかかわらず0.5%です。

つまりWeb明細に登録するだけで、一般カードの東急グループ外の加算率はゴールドと並びます。登録は無料の手続きで、ここを済ませずにゴールドへ切り替えると年会費だけが増えます。

東急グループの一部施設は税込100円ごとに1ポイント

東急グループのショッピングセンターなど一部の施設・サービスでは、税込100円ごとに1ポイントという別の単位が適用されます。加算は1回の利用明細ごとに計算されます。

1ヵ月の利用分はまとめて毎月15日締め分までが翌月10日頃に加算される流れです。加算対象外や加算率が異なるケースもあります。還元率の全体像は東急カードの還元率で確認してください。

PASMOオートチャージは登録が条件

PASMOオートチャージのポイントは、PASMO/Suicaの登録で0.5%、クレジットポイントとして0.5%が加算され、合計で1.0%までとなります。この登録は利用の翌日までに済ませる必要があります。

登録しないままだとクレジットポイント分しか付きません。オートチャージの条件・金額は東急線の券売機で1,000円から10,000円までの範囲で、1,000円単位で変更できます。

初期設定は「SF残額が2,000円以下の場合、改札通過時に3,000円がオートチャージ」される状態です。

オートチャージ対応カードの選び方はPASMOオートチャージ対応のクレジットカードで扱っています。TOKYU POINTの貯め方全般はTOKYU POINTの貯め方を参照してください。

出典:TOKYU POINT『電車・バスで貯める』TOKYU CARD『PASMOオートチャージサービス』

空港ラウンジの対象空港一覧

ゴールドカード特典のエアポートラウンジは、公式が「利用可能ラウンジ数は国内外で35ヵ所」と案内しています。この35という数字はラウンジの数ではなく空港の数です。

公式の空港一覧を数えると、国内34空港と海外1空港で合計35空港になります。羽田空港のようにターミナルごとに複数のラウンジを持つ空港があるため、ラウンジ単位で数えるともっと多くなります。

エリア空港ラウンジ名
北海道・東北旭川空港LOUNGE大雪
北海道・東北新千歳空港スーパーラウンジ(国内線ターミナルビル)
北海道・東北函館空港ビジネスラウンジ A Spring.
北海道・東北青森空港エアポートラウンジ
北海道・東北秋田空港ROYALSKY LOUNGE
北海道・東北仙台空港ビジネスラウンジ East side
関東・甲信越新潟空港エアリウムラウンジ
関東・甲信越成田国際空港IASS Executive Lounge 1・2
関東・甲信越羽田空港POWER LOUNGE SOUTH/NORTH/CENTRAL、FOREST LOUNGE、エアポートラウンジ(南)、SKY LOUNGE、SKY LOUNGE SOUTH
東海・北陸・近畿富山空港ラウンジらいちょう
東海・北陸・近畿小松空港スカイラウンジ白山
東海・北陸・近畿富士山静岡空港YOUR LOUNGE
東海・北陸・近畿中部国際空港プレミアムラウンジ セントレア
東海・北陸・近畿関西国際空港NORTH LOUNGE、KIXエアポートカフェラウンジNODOKA
東海・北陸・近畿大阪国際(伊丹)空港ラウンジオーサカ
東海・北陸・近畿神戸空港ラウンジ 神戸
中国・四国岡山桃太郎空港ラウンジ マスカット
中国・四国米子鬼太郎空港LOUNGE DAISEN
中国・四国広島空港Hiroshima Airport Lounge「YAMANAMI VILLA」
中国・四国出雲縁結び空港エアポートラウンジ
中国・四国山口宇部空港ラウンジきらら
中国・四国高松空港ラウンジ讃岐
中国・四国松山空港ビジネスラウンジ、スカイラウンジ
中国・四国徳島阿波おどり空港エアポートラウンジ「ヴォルティス」
中国・四国高知龍馬空港カードラウンジ ブルースカイ
九州・沖縄福岡空港ラウンジTIME/ノース、ラウンジTIME/サウス、ラウンジTIMEインターナショナル
九州・沖縄北九州空港ラウンジひまわり
九州・沖縄長崎空港ビジネスラウンジアザレア
九州・沖縄阿蘇くまもと空港ラウンジASO
九州・沖縄大分空港ラウンジくにさき
九州・沖縄宮崎ブーゲンビリア空港ブーゲンラウンジひなた
九州・沖縄鹿児島空港スカイラウンジ菜の花
九州・沖縄九州佐賀国際空港Premium Lounge さがのがら。
九州・沖縄那覇空港ラウンジ華〜hana〜
海外ダニエル・K・イノウエ国際空港IASS HAWAII LOUNGE

入室に要るのは本人名義のカードと当日の搭乗券

利用時は本人名義の対象カードと当日の搭乗券を提示します。ICチェックインサービスで搭乗する場合は搭乗券の代わりに、当日搭乗の便名・行き先・出発時刻をラウンジ係員へ申告する流れです。

利用料は本会員が無料です。同伴者の料金について公式の記載はないため、人数分の扱いは各ラウンジで確認してください。

Visa提携カード限定のラウンジがある

福岡空港のラウンジTIME/サウスと、九州佐賀国際空港のPremium Loungeは、Visa提携カードのみ利用できます。Mastercardを選んだ場合はこの2ヵ所が使えません。

営業時間の変更や休止が生じているラウンジもあります。利用前に各空港のホームページやラウンジ入口で確認しておくと確実でしょう。

対象となるゴールド券種

公式が挙げる対象カードは6券種あります。TOKYU CARD ゴールド、TOKYU CARD ClubQ ゴールド、TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド(コンフォートメンバーズ機能付含む)の3つが前半です。

残りはコンフォート ゴールド、TOKYU CARD ビジネス ゴールド、TOKYU CARD コーポレート ゴールドです。個人が新規で申し込めるのは TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドだけになります。

コンフォートメンバーズ機能付きは現行ラインナップにないため、すでに持っている会員向けの記載になります。これから申し込む個人向けのゴールドは TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドです。

出典:TOKYU CARD『ゴールドカード特典』『エアポートラウンジ』

海外旅行保険とショッピングプロテクト

ゴールドの海外旅行保険は、傷害による死亡・後遺障害で1億円を上限に補償されます。一般カードの上限は1,000万円なので、補償額に大きな開きがあります。

気をつけたいのが適用条件でしょう。カードを持っているだけでは保険がセットされません。

補償項目TOKYU CARD ゴールドTOKYU CARD ClubQ JMB
ケガによる死亡・後遺障害1億円1,000万円
ケガによる治療費用(1事故の限度額)200万円100万円
病気による治療費用(1疾病の限度額)200万円100万円
携行品の損害(1旅行・保険期間中の限度額)30万円20万円
賠償責任(1事故の限度額)2,000万円2,000万円
救援者費用(1旅行・保険期間中の限度額)100万円100万円

自動付帯ではなく利用付帯

保険が有効になるのは、搭乗する公共交通乗用具の料金か、参加する募集型企画旅行の料金をカードで事前に支払った場合です。航空機・列車・バス・タクシーが公共交通乗用具にあたります。

対象外の支払い方法も決まっています。PASMOやETCなどSFカードでの支払い、交通系ICカードへのオートチャージ、クレジットカードやスマートフォンでのタッチ決済は条件を満たしません。

補償期間は1回の海外旅行につき、日本出国時からその日を含めて90日後の午後12時までです。携行品損害は1事故につき自己負担額3,000円で、1個または1対につき10万円が限度になります。

国内旅行傷害保険は2026年3月31日で終了

公式は「国内旅行傷害保険」のサービスが2026年3月31日をもって終了となったことを告知しています。現在も継続しているのは海外旅行保険のほうです。

この点は競合記事で情報が古いまま残りやすい箇所でしょう。旅行保険が付くと一括りにせず、海外に限られると理解しておいてください。

ショッピングプロテクトはゴールド限定

ショッピングプロテクトは動産総合保険で、ゴールドカード限定のサービスです。カードで購入した物品が購入日から90日以内に盗難・破損などで損害を受けた場合に、修理費用か購入費用が補償されます。

年間補償限度額は会員1名につき補償期間中の総補償金額300万円です。自己負担額は1回の事故につき10,000円で、補償期間は毎年5月1日から1年間となります。

船舶・航空機・自動車・自転車、義歯やコンタクトレンズ、動植物、現金や有価証券、携帯電話やノートパソコン、食料品などは補償の対象から外れます。置き忘れや紛失に起因する損害も対象になりません。

出典:TOKYU CARD『クレジットカード付帯保険』

SBI証券クレカつみたての還元率

SBI証券のクレカつみたては、TOKYU CARDで投資信託の積立を毎月自動で買い付けるサービスです。クレジットカード決済によるポイント加算率は0.25%から2.50%までとなります。

ここがゴールドと一般カードで条件が分かれる数少ない領域です。ポイントアップ条件のひとつに、積立に使ったカードがゴールドカードであることが入っています。

項目内容
クレジットカード決済のポイント加算率0.25%〜2.50%
5万円を超える積立額0.25%(上限1,250ポイント/月)
対象カード各種ゴールドカードまたは TOKYU CARD ClubQ JMB
上記以外の東急カード発行カード毎月0.25%のみ加算
対象外のカード家族カード、コーポレートカード、ビジネスカード、JALカード TOKYU POINT ClubQ、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
積立設定金額毎月100円から100,000円まで
ポイントアップ条件(積立額5万円以下のみ適用)ゴールドカードであること/TOKYU POINT プログラムのランク/年齢/証券口座利用
TOKYU POINT プログラムのランク別加算ランク5は1.00%、ランク4は0.75%、ランク3は0.50%、ランク1・2は加算なし
年齢による加算18〜29歳は0.50%、30〜39歳は0.25%
証券口座利用による加算国内株・外国株の取引で手数料が100円以上、または債券の購入で0.75%

ポイントアップの対象は5万円以下の部分だけ

加算ポイントの計算は5万円を境に2段階に分かれます。5万円以下の部分にはポイントアップ条件が反映されますが、5万円を超える積立額のポイント率は0.25%で固定されます。

公式が示す例では、積立額8万円でポイント加算率1%の場合、5万円以下の部分が500ポイント、超過分が75ポイントで合計575ポイントです。上限は1ヵ月あたり1,500ポイントとなります。

積立の締切は毎月5日で買付は翌月7〜9日

毎月5日に積立設定の申込を締め切り、翌月7日から9日のいずれかで買付が行われます。買付日は選べます。

SBI証券口座の名義とクレジットカードの名義は一致している必要があります。TOKYU POINTは「クレカつみたて」の引落日の当月末までに加算されます。

出典:TOKYU CARD『クレカつみたて』

年会費6,600円を実質下げる方法

公式が用意している年会費の負担を軽くするルートは2つあります。TOKYU POINTでの年会費支払いと、東急株式会社の株主優待によるポイント還元です。

どちらも自動では適用されません。手続きと期限が決まっているので、申込のタイミングを外すとその年は対象外になります。

TOKYU POINTで年会費を支払う

Tokyu Plusにログインし、「ポイント交換」から持っているカードのポイント交換メニューを選び、交換口数「1」で申し込みます。手続きは名義人本人が行います。

ポイント交換の期限は年会費お支払い月の5日までです。期日を過ぎた申込は、その年のサービス対象外となる点に注意してください。

対象となる年会費は、各種ゴールドカードが入会初年度以降、JMBカードが入会から2年目以降の分です。ゴールドは初年度から年会費が発生する仕組みなので、ここに差が出ます。

カード種類と年会費ごとにポイントメニューが異なり、交換するポイント数がカードの年会費と一致しているかを確認したうえで申し込みます。年会費はいったん引き落とされ、翌月に相当額がキャッシュバックされる流れです。

減算したポイントはポイント明細に「年会費P支払い」と表示されます。申込は年1回で、継続してポイントで支払うには毎年の申込が要ります。

法人カードは対象外です。キャッシュバック処理を行う時点でカードを退会している場合も対象から外れます。TOKYU POINTの貯め方はTOKYU POINTの貯め方で整理しました。

東急の株主優待で年会費の半額相当が戻る

2026年3月末基準日から、東急株式会社の株主優待にTOKYU CARDの年会費相当ポイント還元が加わりました。東急株式会社の株式を300株以上保有している株主が対象です。

ゴールドの加算ポイントは3,300ポイントで、公式は半額相当と説明しています。年会費6,600円の全額ではありません。

カード種類年会費(税込)加算ポイント
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド6,600円3,300ポイント(半額相当)
TOKYU CARD ClubQ JMB 一般1,100円1,100ポイント(全額相当)

条件は毎年3月末時点で300株以上を保有していること、TOKYU CARDを保有して年会費の支払いがあること、株主専用マイページでTOKYU CARDを登録していることの3つです。

2026年に限っては適用の範囲が狭まります。対象は年会費の支払い月が4月以降の人で、3月以前に年会費を支払っている場合、2026年分の還元は入りません。

家族カードを持っている場合は本カード年会費と合算して年間3,300ポイントが上限になります。JALカード TOKYU POINT ClubQ、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード、法人カードは対象から外れます。

株主優待にはポイントアップと優待ポイントもある

同じ300株以上の保有者を対象に、東急グループ施設・サービスでのTOKYU CARD利用時の加算率が2%上乗せされ、年間6,000ポイントを上限に加算されます。TOKYU CARDでのクレジット決済が対象です。

保有株式数に応じた株主優待ポイントも年1回付与され、年間2,000ポイントから24,000ポイントの範囲となります。3年以上継続して保有すると1,000ポイントから4,000ポイントが加算されます。

株主優待ポイントは1ポイントがTOKYU POINT1ポイントとして交換できます。交換には対象カードの登録が要ります。

出典:東急株式会社『株主優待がもっと魅力的に』TOKYU CARD『年会費ポイントお支払い』

TOKYU ROYAL CLUBのステージ条件

TOKYU ROYAL CLUBは東急グループの特典プログラムで、入会費・年会費は無料です。券種の「ゴールド」とステージの「ゴールド」は別の制度なので、ここは混同しないでください。

入会条件は2つあります。対象の東急カードを持っていることと、対象の東急グループのサービスなどを3つ以上利用していることです。

メンバーステージカウント数
Silver Stage3つ以上
Gold Stage5つ以上
Crystal Stage7つ以上
Platinum Stage9つ以上(本会員がTOKYU CARDゴールドを持っていることが条件)

プラチナステージにはゴールドの保有が要る

公式はプラチナステージの条件として、本会員がTOKYU CARDゴールドを持っていることを挙げています。カウント数を9つ集めてもゴールドがなければプラチナには届きません

ポイントで元を取れないと分かったあとでも、ゴールドを持つ理由がここに残ります。沿線での生活が濃い人ほど効いてくる条件でしょう。

カウントの数え方

東急グループの年間利用金額は50万円以上で1カウントになり、200万円で3カウントが上限です。東急カードのクレジット決済の年間利用金額は500万円以上で1カウント、800万円で2カウントが上限になります。

株式は東急グループ上場企業のいずれか1社を100株以上保有で1カウント、東急株式会社の株式を2,500株以上保有で2カウントです。株式でのカウントは2カウントが上限です。

1つのカテゴリーで複数の条件を満たしても1カウントです。ステージごとの特典内容はTOKYU ROYAL CLUB のステージで詳しく扱っています。

出典:TOKYU ROYAL CLUB『入会方法』

一般カードからゴールドへの切り替え

一般カードからゴールドへ移るには切替の手続きが要ります。インターネットから申し込めますが、入会に際して所定の審査があります。

Web上で切替手続きができない場合もあります。エラーが表示されたときは入会申込書を資料請求して手続きする流れです。

カード番号は変わりTOKYU POINTは引き継がれる

切り替えるとカード番号が変わります。有料放送・プロバイダ契約・携帯電話・通信販売などでカード番号を登録して継続決済している場合は、自分で各社へ変更手続きをします。

一方、切替前のクレジットカードに貯まっていたTOKYU POINTは新しいカードへ自動的に移行されます。ポイントが消える心配はありません。

クレジットサービスは切替や別種類のカード追加があると再度のID登録が要ります。切替前のカードはキャッシングを除き有効期限まで使えますが、処分は自分で行います。

PASMOオートチャージは有効期限の延長手続きが要る

カードを切り替えると有効期限が変わるため、オートチャージサービスの有効期限延長の手続きが必要になります。新しいカードが届いてから約1ヵ月後に通知が届きます。

通知が届いたら、利用するPASMO取扱事業者の駅で延長手続きを行います。有効期限の到来後6ヵ月以内に延長手続きをしない場合は、あらためてオートチャージサービスの申込が要ります。

年会費のポイント払いを使うなら切替時期に注意

年会費をポイントで支払う予定があるなら、ポイント年会費お支払い月の前月までに切り替えを完了させておきます。切替が間に合わないとその年の申込ができません。

切替のタイミングで使えるキャンペーンは時期によって変わります。最新の内容は東急カードのキャンペーンで確認してください。

出典:TOKYU CARD『お切替えカードが届いた方』

ゴールドが向く人と向かない人

判断材料は3つに整理できます。東急グループ外での年間決済額、飛行機に乗る頻度、東急株式会社の株式を持っているかどうかです。

向いている人

東急カードを持っておらず、東急グループ外での決済が年間660,000円を超える人には、年会費を加算率で回収する道があります。飛行機の利用が年に数回以上ある人も、空港ラウンジの利用資格が対価として働きます。

海外へ行く機会が多い人には、死亡・後遺障害1億円と治療費用200万円という補償の差が意味を持ちます。東急株式会社の株式を300株以上持っている人なら、3,300ポイントの還元が入るぶん実質負担は半分です。

TOKYU ROYAL CLUBのプラチナステージを狙う人にとっては、ゴールドの保有そのものが条件です。この層はポイント計算の外側で判断することになります。

向いていない人

すでに TOKYU CARD ClubQ JMB を持っていてWeb明細に登録済みなら、切り替えても加算率は変わりません。年会費だけが5,500円増える形になります。

支出が東急百貨店・東急ストア・PASMOオートチャージに集中している人も同じです。この3つはゴールドと一般カードで加算率が並んでいます。

飛行機に乗らず海外旅行にも行かないなら、ラウンジと保険という対価が働きません。年間の決済額が東急グループ外で660,000円に届かない場合も、ポイントでの回収は難しいでしょう。

東急カード ゴールドのよくある質問

東急カード ゴールドの年会費は無料?

無料ではありません。本会員6,600円・家族会員1,100円が初年度からかかります。TOKYU POINTでの支払いや株主優待の還元で負担を下げる方法はありますが、年会費そのものが無料になる設定はありません。

東急カード ゴールドの入会条件は?

インターネットから24時間申し込めます。申込時には顔写真付き身分証明書と、支払いに使う金融機関の口座番号を用意します。

入会審査に通るとカードが発行され、メール到着から7日程度を目安に簡易書留郵便で発送されます。家族会員は生計を共にする配偶者・両親・高校生を除く満18歳以上の子が申し込めます。

年収はどのくらい必要?

公式サイトは年収の下限を示していません。クレジットカードなので所定の審査があり、審査の結果によっては発行されない場合があります。

公表されていない基準を推測しても意味がないので、判断材料は公式が示す申込方法と必要書類に絞るのが現実的です。

招待は必要?

招待は不要です。公式のカード紹介ページから直接申し込めます。すでに東急カードを持っている場合は切替申込のページから手続きします。

PASMO一体型のゴールドはある?

個人向けでPASMO一体型なのは TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO です。ゴールドは記名PASMOと組み合わせる分離型で、PASMOは別途用意します。

JALカード TOKYU POINT ClubQ とどちらがいい?

TOKYU CARD ClubQ JMB カードは東急カード株式会社、JALカード TOKYU POINT ClubQ は株式会社JALカードが発行します。発行会社が異なるため、年会費・キャンペーン・旅行傷害保険などの内容が変わります。

公式はTOKYU ポイントをより多く貯めたい人に東急カード株式会社発行のカードを、マイルをより多く貯めたい人にJALカード発行のカードを案内しています。

解約したらTOKYU POINTはどうなる?

会員がカードを退会した場合、その時点で保有するポイントはすべて失効します。一度失効したポイントが再付与されることはありません。

取得したポイントの有効期限は、毎年1月1日から12月31日までに取得した分が翌々年の12月31日までです。退会前の扱いは東急カード解約時のポイントで確認してください。

のるるんデザインは選べる?

のるるんデザインは TOKYU CARD ClubQ JMB 側で用意されているデザインです。ゴールドとは申込ページが分かれています。デザインと特典の詳細はのるるんデザインの東急カードで扱っています。

出典:TOKYU POINT『TOKYU POINT会員規約』TOKYU CARD『カードをつくる』

まとめ

TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドの年会費6,600円は、東急カードを持っていない人なら東急グループ外の年間660,000円で回収できます。すでに一般カードを持っている人には、この計算が当てはまりません。

Web明細サービスに登録していれば、一般カードの東急グループ外の加算率も1.0%です。切り替えてもポイントの差は生まれないので、判断は空港ラウンジ・海外旅行保険・ショッピングプロテクトという3つの対価に移ります。

東急株式会社の株式を300株以上持っているなら3,300ポイントの還元が加わり、実質負担は半分になります。TOKYU ROYAL CLUBのプラチナステージを目指す場合も、ゴールドの保有が条件です。

券種ごとの違いをまとめて確認したい場合は、東急カードの種類と選び方から読み進めてください。申込はTOKYU CARD公式サイトから手続きできます。

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