SBI証券と楽天証券を比較するとどっちがいい?|ポイントと取扱商品の違い

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SBI証券と楽天証券は、国内株の売買手数料が条件付きで0円になるなど似た条件が多く、どちらで口座を開くか決めにくい組み合わせです。

2社の差が出るのは、貯まるポイントの種類、自動で入出金できる銀行、米国以外の外国株の対象国です。米国株の取引手数料は同じ料率です。

項目ごとの比較表と条件別の判定表、併用するときの分け方、マネックス証券・松井証券との違いをまとめました。

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3行要約

①国内株の売買手数料は2社とも条件付きで0円、米国株の手数料も同じ料率
②貯まるポイントはSBI証券が5種類から選択、楽天証券は楽天ポイントと楽天証券ポイント
③銀行連携はSBI証券がSBI新生銀行かドコモSMTBネット銀行、楽天証券は楽天銀行

SBI証券と楽天証券の比較一覧

SBI証券と楽天証券のどっちがいいかは、ふだん使うポイント・使っている銀行・買いたい外国株の国で分かれます。国内株の売買手数料は2社とも条件付きで0円、米国株の取引手数料も同じ料率です。

項目SBI証券楽天証券
運営会社株式会社SBI証券(SBIホールディングスが全株式を持つ子会社)楽天証券株式会社(楽天証券ホールディングス51.0%・みずほ証券49.0%)
口座数SBIグループで1,600万口座(2026年5月1日時点・SBIネオトレード証券とFOLIOを含む)1,400万口座超(2026年4月・楽天証券単体)
国内株の売買手数料0円(インターネットコースのネット取引で、取引報告書などを電子交付にした場合)0円(ゼロコースを設定した場合。SORの利用同意が必要)
米国株の取引手数料約定代金の0.495%(税込)・上限22米ドル(税込)約定代金の0.495%(税込)・上限22米ドル(税込)
米ドル/円のリアルタイム為替手数料0円(スプレッドあり)0銭(スプレッドあり)
外国株式9か国(ロシア株式は取引停止中)米国・中国・アセアン4市場
単元未満株S株(前場始値・後場始値・終値など決まった時間に約定)かぶミニ(リアルタイム取引と寄付取引)
IPOの配分抽選60%・IPOチャレンジポイント30%・取引状況など10%申込単位株数ごとに抽選権を付与
貯まるポイントVポイント・Pontaポイント・dポイント・JALのマイル・PayPayポイントから選択楽天ポイントコースか楽天証券ポイントコースを選択
投資に使えるポイントVポイントとPontaポイント楽天ポイント(楽天ポイントコース)
クレカ積立提携カード会社8社(2026年1月時点)楽天カード
自動で入出金できる預金SBI新生銀行のSBIハイパー預金か、ドコモSMTBネット銀行のSBIハイブリッド預金楽天銀行(マネーブリッジ)
スマホアプリSBI証券 株アプリ・SBI証券 米国株アプリ・投信つみたてアプリiSPEED・iGrow
PC取引ツールHYPER SBI 2マーケットスピード II
口座の費用口座開設料・管理料は無料口座管理料は0円
公式サイトSBI証券の公式サイト楽天証券の公式サイト

NISA口座として2社を比べたい場合は、NISA口座の選び方の記事で各社の違いを確認できます。各社のNISAの詳細は、SBI証券のNISAの記事と楽天証券のNISAの記事にまとめています。

出典:SBI証券『ゼロ革命』、楽天証券『手数料』

2社で差が出る項目と差が出ない項目

上の表のうち、どちらを選んでも同じ条件になる項目は比べる必要がありません。先に除いておくと、見るべき項目が半分ほどに絞れます。

区分項目
差が出ない国内株の売買手数料(条件付きで0円)、米国株の取引手数料の料率、米ドル/円のリアルタイム為替手数料、口座の開設・管理の費用、日本投資者保護基金への加入
差が出る貯まるポイントの種類、外国株式の対象国、単元未満株の約定のしかた、IPOの配分方式、自動で入出金できる銀行、アプリの分け方

2社とも日本投資者保護基金に加入しています。分別管理と投資者保護基金の仕組みは、証券口座を複数持つときの注意点とあわせて別の記事で説明します。

出典:SBI証券『会社概要』、楽天証券『会社概要』

運営会社と口座数の違い

SBI証券と楽天証券は、どちらも金融商品取引業者として関東財務局に登録しているネット証券です。グループの違いが、貯まるポイントや連携する銀行の違いにつながっています。

SBI証券の運営会社と登録番号

SBI証券を運営するのは株式会社SBI証券で、登録番号は関東財務局長(金商)第44号です。本店は東京都港区六本木にあります。

2008年の株式交換で、SBIホールディングスが全株式を持つ子会社になりました。SBI新生銀行やドコモSMTBネット銀行は、SBI証券とは別の会社です。

出典:SBI証券『会社概要』

楽天証券の運営会社と登録番号

楽天証券を運営するのは楽天証券株式会社で、登録番号は関東財務局長(金商)第195号です。設立は1999年3月24日で、本店は東京都港区南青山にあります。

株主構成は楽天証券ホールディングスが51.0%、みずほ証券が49.0%です。楽天グループの楽天ポイントや楽天銀行と連携するサービスを持っています。

出典:楽天証券『会社概要』

口座数の推移

SBIグループの証券総合口座は、2025年11月に1,500万口座、2026年5月1日に1,600万口座に達しました。この数字にはSBIネオトレード証券とFOLIOの口座数を含みます。

楽天証券の証券総合口座は、2025年11月に1,300万口座に到達し、2026年4月に1,400万口座を超えました。こちらは楽天証券単体の数字です。

SBIはグループ合算、楽天は単体という数え方の違いがあるため、2つの数字をそのまま並べて大小を比べることはできません。2社とも1,000万口座を超える規模という点は共通しています。

各社の財務の状況や、不安に感じやすい点の答え合わせは、SBI証券と楽天証券それぞれの注意点をまとめた記事で扱います。

出典:SBI証券『証券総合口座1,600万口座達成のお知らせ』、楽天証券『証券総合口座数1,400万口座突破のお知らせ』

取扱商品の違い

国内株・投資信託・米国株は2社とも取り扱っています。差が出るのは、米国以外の外国株の対象国と、単元未満株・IPOの仕組みです。

外国株式の対象国

SBI証券は9か国の株式への投資を案内しています。このうちロシア株式は取引停止中で、米国株式は1株単位で買い付けられます。

楽天証券の外国株式は、米国株式・中国株式・アセアン株式です。中国株式は香港市場と上海A株市場の個別銘柄、アセアン株式はシンガポール・タイ・マレーシア・インドネシアの4市場が対象です。

米国株だけを買う予定なら、対象国の違いは判断材料になりません。

出典:SBI証券『外国株式・海外ETF』、『外国株式委託手数料』、楽天証券『中国・アセアン株式』

投資信託の積立金額

投資信託は2社とも100円から積立ができます(SBI証券は一部の銘柄を除く)。楽天証券は、アプリ「iGrow」からも100円で投資信託の積立・購入が可能です。

出典:SBI証券『NISA・確定拠出年金(iDeCo)・株・投資信託・債券・FX』、楽天証券『取引チャネル』

単元未満株の買い方の違い

1株から買える単元未満株は、SBI証券が「S株」、楽天証券が「かぶミニ」という名前です。違いは注文がいつ約定するかにあります。

S株は、注文した時間帯に応じて当日の前場始値・後場始値・後場の終値か、翌営業日の前場始値で約定します。価格は指定できず、表示は成行です。

かぶミニは、リアルタイム取引と寄付取引の両方に対応しています。売買手数料は無料ですが、リアルタイム取引には0.22%のスプレッドがかかり、寄付取引にはかかりません。

S株はインターネットコースなら取引手数料が無料です。単元未満株の仕組みや各社の違いは単元未満株の記事で、かぶミニの注意点は楽天証券のミニ株の記事で説明します。

出典:SBI証券『単元未満株(S株)取引ルール』、楽天証券『かぶミニ(単元未満株取引)』

IPOの取扱と抽選方式

SBI証券は、個人への配分予定数量の60%を抽選、30%をIPOチャレンジポイント、残りの10%を取引状況などで配分します。抽選に外れた申込も、IPOチャレンジポイントによる配分の対象に回ります。

楽天証券は、ブックビルディングの申込単位株数ごとに抽選権を付けて抽選します。抽選日の18時までに、申込株数に公開価格をかけた金額を用意しておかなければなりません。

IPOに申し込む証券会社の選び方と抽選の仕組みは、IPOの証券会社の記事で詳しく扱います。信用取引と貸株の仕組みとリスクは、それぞれの記事で説明します。

出典:SBI証券『募集等に係る株券等の顧客への配分に係る基本方針』、楽天証券『新規公開株式(IPO)』

取引手数料の違い

国内株と米国株の取引手数料は、2社でほぼ同じ水準です。違いは0円にするための条件の中身と、米国株の手数料が0米ドルになる金額の境目にあります。

国内株の手数料0円の条件

SBI証券の国内株は、インターネットコースのインターネット取引で、取引報告書などの書面を電子交付にしていれば売買手数料が0円です。S株を含む現物取引と信用取引が対象です。

電話注文や、日計り信用の強制決済注文は0円の対象外です。書面の交付方法をすべて電子交付にしていない場合も、所定の売買手数料がかかるので注意してください。

楽天証券の国内株は、手数料コースを「ゼロコース」に設定すると取引手数料が0円です。ゼロコースの設定にはSOR(Rクロスを含む)の利用同意が必要になります。

0円の対象外になる取引や、ほかの手数料の詳細は、SBI証券と楽天証券それぞれの手数料の記事で料金表とあわせて確認できます。

出典:SBI証券『ゼロ革命』、楽天証券『手数料』

米国株の取引手数料と為替手数料

米国株の現物取引の手数料は、2社とも約定代金の0.495%(税込)で上限22米ドル(税込)で、手数料の下限は0米ドルです。

端数処理の関係で、手数料が0米ドルになるのはSBI証券が約定代金2.02米ドル以下、楽天証券が2.22米ドル以下の取引に限られます。それを超えると0.495%の手数料がかかります。

円と米ドルを両替するリアルタイム為替取引の為替手数料も、2社とも0円です。ただし買値と売値の差であるスプレッドはあるため、両替の費用がまったくかからないわけではありません。

SBI証券はインターネットコースのインターネット取引が対象です。楽天証券は、米国株式の円貨決済や定時為替取引がこの0円の対象外です。

米国株の手数料と為替のコストを他社とも比べたい場合は、米国株の手数料の記事にまとめます。

出典:SBI証券『外国株式委託手数料』、『ゼロ革命』、楽天証券『米国株式 手数料』

ポイントの違い

2社の差が分かりやすく出るのがポイントです。貯められるポイントと投資に使えるポイントの範囲が違うため、2つを分けて確認してください。

貯まるポイントの種類

SBI証券で貯められるのは、Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALのマイル・PayPayポイントの5種類です。新規口座開設時の付与は、JALのマイルだけ50マイルで、ほかの4種類は100ポイントになります。

楽天証券は、楽天ポイントコースと楽天証券ポイントコースの2つから選びます。楽天ポイントコースは楽天グループの各サービスでポイントを使えるコースです。

楽天証券ポイントコースは、ポイントをJMBマイルに交換できるほか、手動で楽天ポイントにも交換できます。コースの切り替えはいつでもできますが、楽天ポイントコースにするには楽天会員の登録が必要です。

出典:SBI証券『SBIのポイント活用方法』、楽天証券『ポイントプログラム』

投資信託の保有でもらえるポイント

SBI証券の「投信マイレージ」は、投資信託の月間の平均保有金額に応じてポイントがもらえるサービスです。一部の指定ファンドを除くほぼすべてのファンドが対象になります。

楽天証券の「投信残高ポイントプログラム」は、対象の投資信託の月間平均保有金額に対してポイントを付けます。対象は楽天・プラス・オールカントリー株式や楽天・プラス・S&P500など、楽天・プラスシリーズの6本です。

楽天証券には、保有する投資信託の月末残高が2022年4月末以降に初めて一定の金額に届いたときにポイントを付ける「投資信託資産形成ポイント」もあります。毎月もらえるかどうかは、持っているファンドで変わるでしょう。

出典:SBI証券『SBIのポイント活用方法』、楽天証券『ポイントプログラム』、『クレカ積立(楽天カードクレジット決済)』

ポイントで買える商品

SBI証券で投資に使えるのはVポイントとPontaポイントの2種類で、1ポイント1円として投資信託と国内株式の買付に使えます。dポイント・JALのマイル・PayPayポイントは、貯める側だけの対応です。

楽天証券の楽天ポイントコースでは、投資信託・国内株式(現物)・米国株式(現物・円貨)などの購入にポイントを使えます。楽天証券ポイントコースでポイント投資できるのは投資信託だけです。

ポイントで投資できる証券会社の条件を広く比べたい場合は、ポイント投資の記事を参考にしてください。

出典:SBI証券『SBIのポイント活用方法』、『投資信託』、楽天証券『ポイントプログラム』

クレカ積立の違い

投資信託をクレジットカードで積み立てる「クレカ積立」は、使えるカードの数が2社で違います。SBI証券は三井住友カード・タカシマヤカード・東急カード・オリコカードなど提携カード会社8社(2026年1月時点)のカードが対象です。

楽天証券のクレカ積立に使えるのは楽天カードで、毎月100円から10万円まで積み立てられます。ポイントの付与率は、ファンドの代行手数料と楽天カードの種類で決まります。

SBI証券は、対象カードごとの年間のカード利用金額に応じて付与率が決まります。カード別の付与率や上限額は、SBI証券のクレカ積立の記事と楽天証券の積立の記事で比べられます。カード会社を横断した比較はクレカ積立の比較記事にまとめています。

出典:SBI証券『2026年1月14日のプレスリリース(クレカ積立)』、『投資信託』、楽天証券『クレカ積立(楽天カードクレジット決済)』

銀行連携の違い

証券口座と銀行口座を連携すると、銀行の預金がそのまま株や投資信託の買付に使えます。連携できる銀行がグループごとに分かれるため、すでに使っている銀行が選ぶ材料になります。

SBI証券と自動で入出金できる預金

SBI証券と連携できるのは、SBI新生銀行の「SBIハイパー預金」と、ドコモSMTBネット銀行の「SBIハイブリッド預金」です。どちらも預金の残高がSBI証券の買付余力に自動で反映されます。

SBIハイパー預金の金利は年0.60%(2026年10月13日現在)で、毎日見直される変動金利です。株などの売却代金も、SBIハイパー預金へ自動で振り替わる仕組みです。

注意したいのは、2つの預金は同時に使えない点です。SBIハイブリッド預金を使っている人がSBIハイパー預金を使うには、SBIハイブリッド預金を休止してから申し込まなければなりません。

ドコモSMTBネット銀行は、2026年8月3日に住信SBIネット銀行から社名を変えました。SBI証券との連携サービスやSBIハイブリッド預金は、社名の変更後も変わっていません。2行の違いはSBI新生銀行とドコモSMTBネット銀行の比較記事で確認できます。

出典:SBI証券『銀行』、SBI新生銀行『SBIハイブリッド預金を利用している。SBIハイパー預金との併用はできるか知りたい。』、ドコモSMTBネット銀行『SBIハイブリッド預金』

楽天証券と楽天銀行の連携

楽天証券と楽天銀行の口座連携サービスは「マネーブリッジ」という名前で、登録は無料です。申し込むには、楽天証券と楽天銀行の両方の口座が必要になります。

マネーブリッジを登録すると、楽天銀行の普通預金に優遇金利が付きます。2026年8月3日時点で、普通預金残高1,000万円以下の部分が年0.48%、1,000万円を超えた部分が年0.42%です。

自動入出金(スイープ)を設定すると、原則として買付のたびに入金の手続きをする必要がありません。楽天銀行の残高を楽天証券のサイトで確認できるサービスもあります。

出典:楽天証券『マネーブリッジ』

スマホアプリと取引ツールの違い

使いやすさは人によって感じ方が違うため、ここではアプリとツールの種類と役割の事実だけを並べます。

スマホアプリの種類

SBI証券は、国内株の取引に使う「SBI証券 株アプリ」、米国株の取引と情報確認に使う「SBI証券 米国株アプリ」、投資信託の積立設定に使う「投信つみたてアプリ」を用意しています。3つともNISAの取引に対応しています。

楽天証券の「iSPEED」は、国内株式・かぶミニ・米国株式などの取引に使うアプリで、iPhone・Android・iPadに対応しています。投資信託向けの「iGrow」では、楽天証券の資産と楽天銀行の普通預金をまとめて管理できます。

出典:SBI証券『NISA・確定拠出年金(iDeCo)・株・投資信託・債券・FX』、楽天証券『取引チャネル』

PC取引ツール

SBI証券のPC取引ツールは「HYPER SBI 2」で、Windows版とMac版があります。楽天証券は「マーケットスピード II」のほか、Mac専用の「MARKETSPEED for Mac」も用意しています。

楽天証券のマーケットスピード IIは、情報利用料が無料です。なお、主市場が名古屋・札幌・福岡の証券取引所の銘柄は、MARKETSPEED for Macでは取り扱っていません。

出典:SBI証券『HYPER SBI 2』、楽天証券『取引チャネル』、『手数料』

SBI証券と楽天証券の選び方

SBI証券か楽天証券かで迷ったら、自分がすでに使っているサービスから決めると判断がぶれません。下の表は、重視する条件ごとに仕様が合う会社を示したものです。

重視する条件仕様が合う会社根拠になる違い
楽天ポイントを貯めて投資にも使いたい楽天証券楽天ポイントコースで投資信託・国内株式・米国株式に使える
VポイントやPontaポイントを貯めて投資に使いたいSBI証券2種類とも投資信託と国内株式の買付に使える
dポイント・JALのマイル・PayPayポイントを貯めたいSBI証券貯めるポイントとして選べる(投資には使えない)
楽天銀行を使っている楽天証券マネーブリッジで優遇金利と自動入出金
SBI新生銀行かドコモSMTBネット銀行を使っているSBI証券預金残高が買付余力に自動で反映
楽天カードでクレカ積立をしたい楽天証券楽天証券のクレカ積立は楽天カードが対象
三井住友カードなど楽天カード以外でクレカ積立をしたいSBI証券提携カード会社8社が対象
アセアン株を買いたい楽天証券シンガポール・タイ・マレーシア・インドネシアの4市場
単元未満株を好きなタイミングで売買したい楽天証券かぶミニはリアルタイム取引に対応(スプレッド0.22%)
単元未満株をスプレッドなしで買いたいどちらも可S株はインターネットコースで手数料無料、かぶミニの寄付取引はスプレッドなし
IPOの抽選に外れても次の機会につなげたいSBI証券IPOチャレンジポイントによる配分枠が30%

表の判定は各社の仕様の違いだけをもとにしたもので、どちらかが総合的に上という意味ではありません。複数の条件で会社が分かれる場合は、次の章の併用も選択肢に入ります。

初心者が最初に確認する3項目

投資を始めたばかりの人は、手数料よりも先に次の3つを確かめると決めやすくなります。3つとも答えが同じ会社なら、その会社を選ぶのが自然でしょう。

  1. ふだん貯めているポイント(楽天ポイントか、Vポイント・Pontaポイントなどか)
  2. 給与の受取などで使っている銀行(楽天銀行か、SBI新生銀行・ドコモSMTBネット銀行か)
  3. 買いたい商品(投資信託と国内株だけか、米国以外の外国株も買いたいか)

どの銀行もポイントもまだ決まっていない場合は、貯めたいポイントを先に決めると選びやすくなります。2社の安全性や注意点は、SBI証券と楽天証券それぞれの記事で扱います。

SBI証券と楽天証券の併用

SBI証券と楽天証券は別の証券会社なので、両方に証券総合口座を開いて使い分けることもできます。口座の開設と管理に費用がかからないため、持つだけでコストが増えることはありません。

2社を併用するときの役割分担の例

併用するなら、前の章の表で会社が分かれた条件ごとに役割を決めるのが基本です。例えば楽天ポイントと楽天銀行の預金は楽天証券、VポイントやPontaポイントでの投資はSBI証券というように、目的で口座を分けます。

IPOは2社で配分の方式が違い、同じ銘柄を2社が取り扱う場合は両方から申し込めます。

出典:SBI証券『HYPER SBI 2』、楽天証券『手数料』

併用で増える手間

口座が2つになると、ログインのIDとパスワードの管理、入出金先の確認が2社分になります。年末の損益の確認も2社それぞれで行うことになるでしょう。

2社の間で利益と損失を相殺する方法や、口座を複数持つときの注意点は、証券口座を複数持つ方法の記事で説明します。

なお、NISA口座は1人につき1口座しか開設できません。2社を併用する場合も、NISAを使えるのはどちらか一方になります。詳しくはNISAで複数口座を持てるかの記事を参考にしてください。

出典:金融庁『NISAを知る』

マネックス証券・松井証券との違い

SBI証券と楽天証券のほかに、マネックス証券と松井証券も比べる候補に挙がりやすいネット証券です。国内株の手数料の決まり方が4社で違います。

会社国内株の手数料単元未満株貯まるポイント公式サイト
SBI証券条件を満たすと0円S株(インターネットコースは手数料無料)5種類から選択公式サイト
楽天証券ゼロコースで0円かぶミニ(売買手数料無料・リアルタイム取引はスプレッド0.22%)楽天ポイントか楽天証券ポイント公式サイト
マネックス証券取引毎手数料コースは5万円以下55円(税込)から、一日定額手数料コースは100万円以下550円(税込)ワン株(買付無料・売却は約定代金の0.55%)dポイントかマネックスポイント公式サイト
松井証券1日の約定代金合計50万円まで0円(25歳以下は金額に関係なく0円)売却のみ松井証券ポイント公式サイト

マネックス証券とSBI証券の違い

マネックス証券の国内株は、1注文ごとに計算する取引毎手数料コースと、1日の約定金額の合計で計算する一日定額手数料コースから選びます。条件付きで0円になるSBI証券とは、手数料の決まり方が違います。

単元未満株の「ワン株」は、買付が無料で、売却には約定代金の0.55%(下限52円・税込)がかかります。貯まるポイントは、dポイントかマネックスポイントです。

出典:マネックス証券『手数料』、『ポイントサービス』

松井証券とSBI証券の違い

松井証券の国内株は、1日の約定代金合計で手数料が決まるボックスレートです。1日の合計が50万円まで0円で、25歳以下は金額に関係なく0円になります。

1日の合計が50万円を超えると、1,100円(税込)からの手数料がかかります。単元未満株は売却のみの取扱いで、1株から買うならSBI証券のS株やマネックス証券のワン株が対象です。

松井証券ポイントは、PayPayポイントやdポイントなどとの交換やポイント投資に使えます。手数料の詳細は松井証券の手数料の記事で、4社以外も含めた選び方は証券会社の選び方の記事で扱います。

出典:松井証券『手数料』、『ポイントサービス』

SBI証券と楽天証券に関するよくある質問

SBI証券と楽天証券はどちらが使いやすい?

使いやすさは主観で分かれるため、アプリの分け方の違いで判断すると比べやすくなります。SBI証券は国内株・米国株・投信積立でアプリが分かれ、楽天証券はiSPEEDで国内株と米国株をまとめて扱います。

SBI証券と楽天証券は両方持てる?

両方持てます。別の証券会社なので、それぞれに証券総合口座を開設できます。ただしNISA口座はどちらか一方になるため、使い分けの例は併用の章を参考にしてください。

楽天証券からSBI証券へ株を移せる?

移せます。SBI証券は、他社で持っている国内株式(ETF・ETN・REITを含む)の移管を受け付けています。国内株式の場合、楽天証券側でかかる出庫の手数料は本人の負担です。

投資信託と米国株式は、他社で支払った出庫手数料をSBI証券が全額負担します。楽天証券は、出庫の際に手数料がかかる場合があると案内しています。NISA口座の金融機関を変える場合は、NISAの口座変更の記事を参考にしてください。

出典:SBI証券『NISA・確定拠出年金(iDeCo)・株・投資信託・債券・FX』、楽天証券『振替(移管)』

2社とも口座の開設と維持は無料?

無料です。SBI証券は口座開設料・管理料が無料で、楽天証券は口座管理料が0円です。口座開設の手順と特典は、SBI証券の口座開設の記事でまとめます。

出典:SBI証券『HYPER SBI 2』、楽天証券『手数料』

楽天証券はやめたほうがいい?

楽天ポイントや楽天銀行を使っている人には、マネーブリッジや楽天ポイントコースが使える点が合います。弱点として挙がりやすい点の答え合わせは、楽天証券の注意点の記事で扱います。

SBI証券はやめたほうがいい?

VポイントやPontaポイントを投資に使いたい人や、SBI新生銀行・ドコモSMTBネット銀行を使っている人には仕様が合う証券会社です。不安に感じやすい点の答え合わせは、SBI証券の注意点の記事で扱います。

まとめ

SBI証券と楽天証券は、国内株の売買手数料が条件付きで0円、米国株の取引手数料も同じ料率です。手数料では差がほとんど出ないため、比べるべきなのはポイント・銀行・外国株の対象国になります。

条件が2社に分かれる場合は、両方の口座を持って目的ごとに使い分ける方法もあります。口座を開く前に、各社の公式サイトで手数料の条件とポイントの対象が最新の内容かを確認してください。

証券会社仕様が合う人公式サイト
SBI証券Vポイント・Pontaポイントを投資に使いたい人、SBI新生銀行かドコモSMTBネット銀行を使っている人公式サイト
楽天証券楽天ポイントを投資に使いたい人、楽天銀行や楽天カードを使っている人公式サイト
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