仮想通貨ヴィチェーン(VeChain/VET)とは?特徴と今後の見通し・予想

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ヴィチェーン(VeChain/VET)という仮想通貨(暗号資産)をご存知でしょうか?ヴィチェーンの大きな特徴は、ビットコイン(BTC)のように個人が保有する「資産」ではなく、物流に特化している通貨です。ブロックチェーンの大きな特徴である「データを改ざんできない」ことを利用し、コピー商品が市場に流通することを防げます。

この記事ではヴィチェーン(VeChain/VET)の特徴や今後の見通し、期待されていることを解説します。ビットコイン(BTC)以外のアルトコインについて興味がある方は、ぜひ読んでみてください。

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ヴィチェーン(VeChain/VET)とは?

ヴィチェーン(VeChain/VET)は、ヴィチェーン財団によって開発されています。もともとは中国のブロックチェーン企業である「BitSE」の子会社が設立し、現在の拠点はシンガポールです。世界中に支店を持っており、日本にも支店があります。開発の背景には、元ルイ・ヴィトンチャイナの情報責任者であるSunny Lu(サニー・ルー)が、高級ブランドのコピー商品対策として立ち上げたといわれています。

ヴィチェーン(VeChain/VET)の特徴

通貨名ヴィチェーン(VeChain)
シンボルVET
国内取引所での取り扱いなし
価格 ※2022年6月現在1VTE=4円
発行上限86,712,634,466枚
創業者Sunny Lu(サニー・ルー)
公式サイトhttps://www.vechain.org/

現在の価格は1VTE=4円※2022年6月現在。もともとはイーサリアムブロックチェーンで運用されていましたが、2018年からはオリジナルのブロックチェーンを使用しています。中国のBitSEが親会社なので、中国での実用化が進んでいます。

パートナー企業の一覧

ヴィチェーンは世界的な企業とパートナー契約を結んでいます。

一例をあげると

  • ルイ・ヴィトン
  • マイクロソフト
  • NTTドコモ
  • BMW
  • PwC(会計事務所)

民間企業だけでなく中国政府ともパートナーシップを結んでおり、実用化を進めています。

ヴィチェーン(VeChain/VET)の特徴

ヴィチェーン最大の特徴は、物流の製造から出荷、廃棄されるまでをブロックチェーン上で管理していることです。さまざまな商品に専用のチップを埋め込み、商品の流れを透明化しています。チップはスマートフォンや専用のリーダーで読み取ることができ、このブロックチェーン上で利用されている通貨がヴィチェーン(VeChain/VET)です。

物流に特化しているブロックチェーン

商品のデータはすべてブロックチェーン上に書き込まれており、製造場所や年代、流通過程のデータをスマートフォンや専用のリーダーでチェックできます。コピー商品や不正な流通経路を簡単に見つけられるシステムです。

個人が通貨を保有したり送金したりといった利用は少ないですが、企業間取引で今後利用されることが期待されています。

Dual-Token システムとは

ヴィチェーンは2つのトークンを利用する「Dual-Tokenシステム」を採用しています。商品の取引や決済などで使用される「VTEトークン」とブロックチェーン上の承認作業で使用される「VTHOトークン」です。

商品の支払いはVTEトークンを利用し、VTEトークンをブロックチェーンに書き込むために必要なトークンがVTHOです。この2つのトークンを使用することで、安定的に管理することが目的です。

PoA(Proof of Authority)について

ヴィチェーンはPoA(Proof of Authority)というコンセンサスアルゴリズムを使用しています。PoAとは通貨であるVTEを多く保有しているユーザーに、マイニングの権利が与えられるシステムです。マイニングに参加するには個人情報を公開する必要があり、不正があった場合はマイニングの権利を失います。現在主流のPoWやPoSという承認方法よりも短時間で行えるメリットがあります。

ヴィチェーン(VeChain/VET)の今後の見通し・予想

ヴィチェーンの現在の価格とこれまでの価格、期待されることについて紹介します。

ヴィチェーン(VeChain/VET)の現在の価格とこれまでの価格

2022年1月は1VET=10円の価格が付いていましたが、2022年6月時点では1VTE=4円です。2021年以降は価格が乱高下しており、最高値がついたのは2021年の4月です。1VET=27円まで上昇しています。

このときはアメリカに拠点を置く「セールスフォース」という顧客管理ツールを提供する会社が、ヴィチェーンが提供しているブロックチェーン開発アプリサービス(BaaS)を導入したことで価格が高騰しました。同じ年の6月以降に価格が下落したのは、テスラ社が「ビットコインでの決済を認めない」との発表を受けてビットコイン価格が下落。ヴィチェーンもその影響を受けています。

ヴィチェーン(VeChain/VET)が今後期待されていること

ヴィチェーンが今後期待されていることは、ブロックチェーンを使い物流のシステムを大きく変化させることです。

具体的には

  • 高級品の真贋判定
  • 物流の過程を透明化する
  • 食品や健康関連商品の管理

この3点で大きく期待されています。

真贋判定(しんがんはんてい)とは、商品が本物かコピー商品かを見分けることです。現在も高級ブランドのコピー商品が多く出回り、メーカー・消費者ともに被害を受けています。この問題をブロックチェーンの「記録情報の改ざんが困難」という特徴を利用して解決しようとしています。

OECD(経済協力開発機構)の調査によると、コピー商品と著作権侵害物の取引は、世界の貿易全体の約3%を占めているそうです。現在は本物とコピー商品を見分けるために、専門の鑑定士のチェックが必要です。真贋判定ができる人は少なく、判断するまでに時間がかかるというデメリットもあります。

この問題は、ブロックチェーン上で商品を管理することで解決できます。商品が作られた場所や製造年月日、どこの店舗で販売されたのかを専用のチップを読み取ることでだれでも確認できるようになります。

海外からの輸入商品は、商品が届くまでに複雑な経路をたどることが多いです。船で輸入する場合は、たくさんの国に停泊しながら商品が届きます。この過程で行われていた、中身を差し替えるなどの不正を防ぐことができます。

また、食品や健康関連商品では、生産元や生産された日時が重要です。現在も「生産者の顔が見える食品を購入したい」というニーズは増えています。大手のスーパーはもちろん、インスタグラムやメルカリと言ったサービスを使い、個人間でも販売が行われています。コロナウイルス感染症が流行し、ECサイトで日用品の買い物をする人が増えました。物流サービスの拡大にともない、安全な商品を届ける方法としてヴィチェーンの利用が進む可能性があります。

仮想通貨ヴィチェーン(VeChain/VET)を購入する方法

記事の最後に、仮想通貨ヴィチェーン(VeChain/VET)を購入する方法をご紹介していきます。

これからヴィチェーンの購入を検討している方は、下記の手順で取引を進めていきましょう。

  1. 国内の仮想通貨取引所のアカウントを作成し、ビットコインなどを購入する
  2. ヴィチェーンを取り扱いする海外取引所に送金する
  3. 海外取引所でヴィチェーン(VeChain/VET)を取引する

国内の仮想通貨取引所のアカウントを作成し、ビットコインなどを購入する

ヴィチェーン(VeChain/VET)を取引するためには、まず国内の仮想通貨取引所のアカウントが必要となります。

現在、日本国内には複数の仮想通貨取引所がありますが、中でも新庄剛志氏がアンバサダーを務めるBITPOINT(ビットポイント)がおすすめです。

BITPOINTは後に行う海外取引所への送金手数料も無料なので、ヴィチェーンを取引したい方には非常に使いやすいと言えるでしょう。

BITPOINT公式サイトでアカウントを作成したら、日本円の入金を行いビットコインなどを取引してください。

ヴィチェーン(VeChain/VET)を取り扱いする海外取引所に送金する

国内取引所でビットコインなどの仮想通貨を購入したら、次にヴィチェーンを取り扱いする海外取引所に送金していきます。

2022年11月現在、ヴィチェーンは以下をはじめとした海外取引所でラインナップされています。

  • Binance(バイナンス)
  • KuCoin(クーコイン)
  • Gate.io(ゲート・アイオー)
  • MEXC(エムイーエックスシー)

上記の中でも、最も人気が高く、かつ世界最大の規模を誇るBinance(バイナンス)を利用するのがおすすめです。

Binanceのアカウントを作成したら、国内取引所からビットコインなどの仮想通貨を送金していきましょう。

なお、仮想通貨の送金をする際には、必ず事前に少額での送金テストを行うようにしてください。

海外取引所でヴィチェーン(VeChain/VET)を取引する

国内取引所からの送金も完了したら、最後にヴィチェーン(VeChain/VET)を購入していきます。

なお、多くの海外取引所ではヴィチェーンの取引ペアをUSDTなどのステーブルコインに設定しているので、事前に送金した仮想通貨をUSDTなどのコインにスワップしておきましょう。

以上で、仮想通貨ヴィチェーンを購入する手順は完了です。

まとめ

仮想通貨(暗号資産)ヴィチェーン(VeChain/VET)について解説しました。この通貨は個人で保有する通貨でなく、企業のサプライチェーンを大きく変化させることを期待されています。コピー商品の流通問題を解決し、安心安全な商品を届けるための技術です。今後物流業界でヴィチェーンの利用が増えれば、よりメジャーな通貨となる可能性があります。

ヴィチェーンは海外の暗号資産取引所でしか取り扱いがないため、購入するには国内の暗号資産取引所に口座を開設し、ビットコインなどの通貨を送金する必要があります。             

まだまだメジャーな通貨とはいえませんが、今のうちから注目してみてください。

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