仮想通貨ステラルーメン(Stellar/XLM)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
仮想通貨ステラルーメン(XLM)をご存じでしょうか。
リップル(XRP)の共同創業者であるジェド・マケーレブが開発した仮想通貨なので、知名度は非常に高いです。また、IBMとの提携によって大きく価値が上がった仮想通貨でもあります。
本記事では特徴や将来性、購入方法について解説します。
購入や利用を検討しているが、特徴や価格の動きについて深く理解できていない方は、ステラルーメン(XML)について理解しましょう。
- 想定年利10%以上の仮想通貨運用
- 各種手数料が無料
- 500円から仮想通貨を買える
- SBIグループの運営で安心感◎
ステラルーメン(XLM)とは?
仮想通貨ステラルーメン(XLM)とは上述したように、リップル(XRP)の開発者によって開発された仮想通貨です。
詳細について以下の表にまとめました。
暗号資産名 | ステラルーメン(Stellar/XLM) |
価格(2022年7月現在) | $0.118287 |
時価総額(2022年7月現在) | $2,974,407,386 |
発行上限 | 1兆枚 |
リリース | 2014年 |
開発者 | ジェドマケーレブ氏・ジョイス・キム氏 |
購入可能な主な取引所 | DMM Bitcoinコインチェックbit FlyerGMOコインbitbank |
公式サイト | https://www.stellar.org/ |
ステラルーメン(XLM)の特徴
仮想通貨ステラルーメン(XLM)は他の仮想通貨に比べて違う点が3つあります。それぞれ詳しく解説していきます。
決済スピードが速くて送金手数料が安い
ステラルーメン(XLM)は、決済にかかる時間が約2〜5秒であり、送金手数料が最低0.00001XLMととても低いことが特徴です。
ビットコインは決済に約10分、イーサリアムは約14秒かかることを考えると、ステラルーメンの決済速度がいかに早いかわかるでしょう。
非営利団体が中央集権的に運営している
ステラ開発財団と呼ばれる非営利団体によって運営・開発されていることも特徴の1つです。
他の仮想通貨は中央集権ではない仕組みになっていますが、ステラ開発財団が責任をもって運営・開発しています。
非営利団体であるため、利益を得るための活動はせず、組織の理念追及を目的として活動しています。
ステラ開発財団は、非営利団体として経営状況を公にしており、透明性の高い管理を行っています。
そのため、意思決定や経営スピードが速く、投資家からの信頼を得ています。
国際間の送金を短時間・低コストに抑えられる
ステラルーメン(XLM)は、新興国の個人間送金を手軽に行うために作られた通貨なので、国際間の送金も短時間かつ低コストに抑えることができます。
通常、海外送金をするときは送金する人と受け取る人がそれぞれ滞在する国の銀行が仲介するため、送金に時間と高い手数料がかかります。さらに、使用通貨が異なる場合、両替するときにさらに手数料が発生してしまいます。
ステラルーメン(XLM)を送金手段として利用すれば、「Aさんは法定通貨をXLMに交換して送金」「Bさんは受け取ったXLMを法定通貨に換金」といった使い方ができます。
ステラルーメン(XLM)のチャート・価格動向
ステラルーメン(XLM)のチャートの画像は、以下のとおりです。
ステラルーメン(XLM)は2018年と2021年に高騰しています。
2018年にはアメリカのIBM社がステラ開発財団と提携し、ステラルーメン(XLM)を国際送金システムに採用したことにより、価格が一気に高騰しました。
また、2021年の高騰は、仮想通貨全体の値段が上がったことが原因でした。
ステラルーメン(XLM)の今後の見通し・予想
ステラルーメン(XLM)は、今後以下のポイントによって価格の動き方が変動するでしょう。
- ステラ開発財団の中長期計画の実施状況
- 大手企業との連携
【ステラ開発財団の2022年の計画】
- より多くのネットワーク参加の推進
- 多様性と包括性の促進
- 拡張性とネットワークの革新性の拡大
これらの計画をもとに結果が出ていけば、ステラルーメン(XLM)の価格は今よりも上がっていくことが予想されます。
また、決済がしやすいことや透明性の高い非営利団体が運営していることから、大手企業との提携が増えていくと期待されています。
2019年にはIBM、202年にはMoneyGramとの連携を発表しており、今後さらに大企業との協業が増えていくでしょう。
ステラルーメン(XLM)の買い方
国内取引所と海外取引所にて、ステラルーメン(XLM)の購入方法が異なります。
【国内取引所を利用する場合】
- 口座に日本円を入金する
- 購入画面からステラルーメン(XLM)を選ぶ
【海外取引所を利用する場合】
- 国内取引所にて仮想通貨を購入する
- 送金先の海外取引所の入金画面にいき、入金アドレスを把握する
- 国内取引所の送金画面に、海外取引所の入金アドレスを入力する
- 送料・ネットワークを選び、送金を実行する
- 送金確認を行い、着金を待つ
上記のように、国内と海外の取引所にて購入方法が異なるため、注意してください。
ステラルーメン(XLM)を取り扱っている国内外取引所は?
ステラルーメン(XLM)を取り扱っている代表的な取引所を、国内と海外にわけて紹介します。
【国内取引所】
- DMM Bitcoin
- コインチェック
- Huobi Japan
- bit Flyer
- GMOコイン
【海外取引所】
- BINANCE
- Huobi
- Coinbase
- Kraken
- Bittrex
これらの国内外取引所にて、ステラルーメン(XLM)を購入してみてください。
ステラルーメン(XLM)はやばい?将来性について
以下の理由から、ステラルーメン(XLM)の価格が一気に落ちて、価値がゼロになることはないでしょう。
- 東南アジア圏・イスラム圏・アフリカ圏での取引が広まっている
- ウクライナ政府との提携
- 大手企業との提携
ステラルーメン(XLM)は新興国(東南アジア圏・イスラム圏・アフリカ圏)での需要が高まっています。
また、ウクライナ政府と提携しており、デジタル資産を活用するために、ステラ開発財団がサポートすることを発表しました。
上述したようにアメリカの大手企業のIBMとの提携もしており、今後決済手段としてさらに広まる可能性があります。これらの理由からステラルーメン(XLM)の価値がゼロになることはないでしょう。
ステラルーメン(XLM)のQ&A
ステラルーメン(XLM)の基本的な情報は把握したものの、まだよくわからない点がある方もいると思います。そのような方向けに、ステラルーメン(XLM)に関するよくある以下の3つの質問について、回答していきます。
- ステラルーメン(XLM)の送金手数料はいくらですか?
- ステラルーメン(XLM)とリップル(XRP)の違いはなんですか?
- どうやってステラで海外送金できますか?
ステラルーメン(XLM)の送金手数料はいくらですか?
ステラルーメン(XLM)の送金手数料は0.00001XLM(2022年7月時点:約.0002円)です。
日本から海外へ送金する場合、数千円の手数料がかかるため、ステラルーメン(XLM)が送金手段として優れていると言えます。
ステラルーメン(XLM)とリップル(XRP)の違いはなんですか?
ステラルーメン(XLM)は、個人向けの決済手段として普及することを目的にしています。
一方で、リップル(XRP)は法人間の決済手段としての利用を目的としています。
どうやってステラで海外送金できますか?
ステラにて海外送金するときは、以下のいずれかのアプリをスマートフォン・パソコンにてダウンロードして登録すれば海外送金できます。
- Keybase
- Solar Wallet
- Lobstr
- 想定年利10%以上の仮想通貨運用
- 各種手数料が無料
- 500円から仮想通貨を買える
- SBIグループの運営で安心感◎