DMM株の評判は?悪いと言われる理由とデメリットを公式情報で検証

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DMM株(DMM.com証券)を調べると「評判が悪い」「デメリット」という言葉が並び、口座を作ってよいか迷う人もいます。

評判が割れる主な原因は、向く取引と向かない取引の差です。国内信用取引の手数料は0円ですが、投資信託の取扱いはなく、米国株の取引手数料は2024年8月から有料になっています。

手数料の全体像、取引できる商品、顧客資産を守る仕組み、ツールとサポート、口座開設と特典の条件が分かります。

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3行要約

①国内信用取引の手数料は金額にかかわらず0円
②投資信託と株数指定の単元未満株売買は非対応、少額投資はつみたてかぶの金額指定
③金融商品取引業者の登録と分別管理、日本投資者保護基金への加入

目次

DMM株の評判と結論

DMM株は、株式会社DMM.com証券が提供する株式取引サービスです。国内株式と米国株式の売買、信用取引に絞った品ぞろえで、投資信託は扱っていません。

評判の良し悪しは、取引の目的が合うかどうかで割れます。国内株の信用取引や、国内株と米国株を1つのアプリで売買したい人には合う一方、投資信託の積立が目的なら別の証券会社を選ぶことになるでしょう。

もう1つの原因は、新旧の情報が混ざっている点です。米国株の取引手数料は2024年8月に無料から有料へ変わり、2025年以降は国内信用取引の手数料0円、米国株の信用取引、つみたてかぶが加わりました。

評判が割れる理由と公式の事実

口座を選ぶ前に確かめたい7つの点を、DMM株の現行の仕様と並べました。「無料」「買えない」の多くは、時期や商品によって答えが変わります。

確かめたい点現行の仕様詳しい解説
手数料は安い?国内信用取引は金額にかかわらず0円。国内株の現物取引は1約定ごとに55円〜880円(税込)DMM株の手数料
米国株の手数料は無料?2024年8月19日22時30分約定分から有料。現在は約定代金の0.495%(税込・上限22米ドル)DMM株の手数料
投資信託は買える?取扱商品は国内株式(ETF・ETN・REIT含む)と米国株式(ETF・ADR含む)で、投資信託は含まれない取引できる商品と取扱いのない商品
1株から買える?株数を指定した単元未満株の売買はできず、買増請求も扱っていない。つみたてかぶなら1,000円以上の金額指定で買付できる取引できる商品と取扱いのない商品
NISAで積立できる?NISAは現物取引のみ。2025年12月15日に始まったつみたてかぶで、つみたて投資枠を利用できる(対象はETFのみ)取引できる商品と取扱いのない商品
DMMの証券会社は安全?関東財務局長(金商)第1629号の登録業者。預かり資産は分別管理され、日本投資者保護基金に加入顧客資産を守る仕組み
ツールは難しい?PCはPRO+とSTANDARDの2種類、スマホアプリはかんたんモードとノーマルモードを切り替えて使う取引ツールとサポート体制

出典:DMM株『株式取引の手数料』、『【米国株式】「外貨決済サービス」開始日の決定に関するご案内』

DMM株の会社概要

運営会社は株式会社DMM.com証券で、「DMM株」は同社の株式取引サービスの名前です。「DMM証券」は社名を短くした呼び方で、3つとも同じ会社を指します。

項目内容
会社名株式会社DMM.com証券
サービス名DMM株
所在地東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー
設立平成18年12月6日
資本金98億円
登録関東財務局長(金商)第1629号
加入協会日本証券業協会、金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会、第二種金融商品取引業協会、日本暗号資産等取引業協会

出典:DMM株『会社概要』

DMM株の安全性と顧客資産を守る仕組み

「DMM株は危険?」と気になる人が確かめたいのは、預けた資産の扱いでしょう。DMM株に預けた株式とお金は、法律に沿った2つの仕組みで守られています。会社の資産と分けて管理する分別管理と、日本投資者保護基金による補償です。

金融商品取引業者としての登録

株式会社DMM.com証券は、平成19年9月30日に第一種金融商品取引業の登録を受けました。登録番号は関東財務局長(金商)第1629号です。

平成23年1月1日には商品先物取引業、平成29年6月27日には第二種金融商品取引業の登録も受けています。証券会社としての登録を持たない事業者ではありません。

預かり資産の分別管理

国内株式は、DMM.com証券が自社で持つ株式と区別して証券保管振替機構に預けられます。誰がどれだけ持っているかは帳簿で直ちに判別できる状態で管理されます。

米国株式は、米国の証券預託機構であるDTCに証券会社名義で保管されます。現地の取次先インタラクティブ・ブローカーズ社名のアカウントの中で、DMM.com証券名義として管理する仕組みです。

お金は、会社が破綻した場合に返すべき金額を「顧客分別金」として計算し、信託銀行等へ信託しています。分別管理ができていれば、破綻しても株式や預かり金は返還される仕組みになっています。

日本投資者保護基金の補償範囲

DMM.com証券は日本投資者保護基金に加入しています。分別管理までの時間差などで返すべき分別金が足りなくなった場合でも、1人あたり1,000万円まで補償されます。

補償の対象は、金銭、株式の売買等の預かり金、有価証券の保護預かり、信用取引の委託保証金、外国証券などです。信用取引の未決済建玉に係る評価益は対象になりません。

自己資本規制比率

証券会社の財務の健全性を示す自己資本規制比率は、令和8年6月末時点で264.5%です。資本金は98億円、資本準備金は73億9千万円となっています。

出典:DMM株『分別管理』、『会社概要』

DMM株の手数料

DMM株の手数料は、国内株の現物取引が1約定ごとの料金、国内株の信用取引が0円、米国株が約定代金に料率をかける形です。NISA口座での国内株と米国株の売買は、取引手数料がかかりません。

国内株式の現物取引の手数料

国内株の現物取引は、1注文の約定代金に応じて手数料が決まります。5万円以下なら55円、300万円を超えると880円です(いずれも税込)。

約定代金手数料(税込)
5万円以下55円
10万円以下88円
20万円以下106円
50万円以下198円
100万円以下374円
150万円以下440円
300万円以下660円
300万円超880円

手数料のページにあるのは1約定ごとの料金表だけで、1日の約定代金の合計で手数料が決まるプランは載っていません。1日に何度も売買すると、そのたびに手数料がかかります。

信用取引の手数料と金利

国内株の信用取引は、2025年4月1日約定分から取引手数料が金額にかかわらず0円になりました。金利や貸株料などの諸経費は別にかかります。

買方金利は2026年10月16日約定分から変わり、ゲストコースとVIPコースで次のとおりです。貸株料は売方だけにかかり、売方金利はかかりません。

コース制度信用の買方金利一般(無期限)の買方金利デイトレ信用の買方金利制度信用の貸株料
ゲストコース2.95%2.95%2.25%1.1%
VIPコース2.43%2.25%2.25%1.1%

VIPコースは、取引終了時点の国内信用の未決済建玉残高が5,000万円以上(日次判定)などの条件を満たすと適用されます。月次判定は建玉残高3億円以上か、平均残高3,000万円以上が条件です。

国内信用取引は、売買代金の30%以上かつ30万円以上の保証金が必要で、保証金の約3.3倍まで取引できます。損失が預けた保証金を上回るおそれもあります。

デイトレ信用で当日中に返済しなかった建玉は翌営業日に強制返済され、このときは1約定につき3,300円(税込)がかかります。

出典:DMM株『【国内信用取引】買方金利の変更に関するご案内』、『【国内株式】国内信用取引の取引手数料が0円になりました!』

米国株の取引手数料と為替コスト

米国株の現物取引は、ドル建ての約定金額×0.495%(税込)です。約定金額が2.22ドル以下なら0ドルで、上限は22ドルとなります。

以前は無料でした。外貨決済サービスの開始にあわせて取引手数料が改訂され、2024年8月19日22時30分以降に約定した分からは有料です。

円で決済する場合は、手数料をドルで計算したうえで適用為替レートをかけます。為替取引は1ドルあたり25銭(片道)で、先にドルを買っておく外貨決済を選ぶと、取引のたびの為替コストを抑えられます。

米国株の信用取引は、コースごとに料率と上限が違います。買方金利もコース別で、プレミアムコースは年2.0%です。

コース取引手数料(税込)手数料の上限買方金利(年率)
ゲストコース約定金額×0.33%16.5ドル4.0%
メンバーコース約定金額×0.165%8.25ドル2.9%

出典:DMM株『株式取引の手数料』、『【米国株式】「外貨決済サービス」開始日の決定に関するご案内』

NISA口座の取引手数料

NISA口座の取引は、国内株式と米国株式のどちらも取引手数料が無料です。NISA口座内のつみたてかぶも、売買ともに手数料はかかりません。

ただし米国株を円で買う場合は、為替コストが別にかかる点に注意してください。つみたてかぶの米国株は、売買ともに1ドルあたり0.25円の為替コストを負担します。

0円の費用と0円にならない費用

口座の登録・管理やクイック入金、出金はすべて0円です。お金がかかるのは、単元未満株の買取請求と信用取引の金利、為替の3つが中心になります。

費用金額(税込)
アカウント登録・アカウント管理0円
入金(クイック入金)0円
出金0円
入庫・出庫0円
ニュース配信(四季報・みんかぶ・ウエルスアドバイザー)0円
サービス間の資金移動0円
単元未満株の買取請求1銘柄につき550円
為替取引1ドルあたり25銭(片道)
つみたてかぶの売却(国内株)約定代金300万円以下は0.11%、300万円超は3,300円
つみたてかぶの売却(米国株)約定代金の0.495%・上限22米ドル

つみたてかぶは買付時の手数料が無料で、手数料がかかるのは売却時だけです。

手数料の1%がたまる株ポイント

国内株と米国株の取引手数料の1%が、DMM 株ポイントとしてたまります。1pt=1円として、1ptから現金に交換でき、交換分はDMM株のアカウントに入金されます。

ポイントは前営業日に確定した手数料の合計から計算し、約定日の翌営業日に付与されます。有効期限は付与日から1年以内で、DMM株を解約すると失効する点にも注意してください。

DMM FXなど他のアカウントでたまったポイントとは統合されません。交換はPC版のSTANDARDか、スマホアプリのノーマルモードから行います。

出典:DMM株『株式取引の手数料』、『ポイント』

DMM株で取引できる商品と取扱いのない商品

DMM株で売買できるのは、国内の上場株式と米国株式です。投資信託の取扱いはなく、株数を指定した単元未満株の売買もできません。少額で買うなら、金額を指定するつみたてかぶを使います。

国内株式・ETF・REIT・IPO

国内株式は、東京・名古屋・札幌・福岡の各証券取引所の上場銘柄が対象です。ETF、REIT、ETNも売買できます。国内上場の外国株式と、証券保管振替機構が扱わない銘柄は対象外です。

IPO(新規公開株)は、取扱銘柄ごとに抽選の申込期間を設けて受け付けています。TOB(公開買付け)への応募と成立時の売却は、手数料が無料です。

出典:DMM株『商品概要・取引ルール』、『IPO(新規公開株)』

米国株と米国株の信用取引

米国株は、NYSEやNASDAQ上場の米国株式、米国ETF、ADRの3種類を扱っています。2025年8月29日からは米国株の信用取引も始まりました。

米国株の信用取引を始めるには、保証金として米ドルと代用有価証券の評価額の合計で2,500米ドル以上を差し入れます。保証金の約2.0倍まで取引でき、損失が保証金を上回るおそれもあります。

2025年4月より前に信用口座を開いた人は、国内株の信用だけが開設されている状態です。米国株の信用取引を使うには、米国株信用の口座を追加で申し込み、審査を受けます。

出典:DMM株『米国株信用取引開始ならびに2つのキャンペーン開催のお知らせ』、『米国株式取扱銘柄』

つみたてかぶ(国内株式・米国株式)

つみたてかぶは、銘柄と買付のサイクル、金額を先に決めておき、定期的に自動で買い付ける仕組みです。1銘柄につき1,000円以上、1円単位で設定できます。

国内株式は2025年12月15日に始まり、同時にNISAのつみたて投資枠も使えるようになりました。米国株式は2026年6月8日から対象になっています。

ただし、つみたて投資枠で積み立てられるのは指定されたETFだけで、個別株は対象外です。2026年10月19日時点の対象は、国内ETFが7銘柄、米国ETFが2銘柄です。

買付のサイクルは毎営業日、毎週、毎月、2〜4か月ごとから選べます。使えるのはスマホアプリとPC版のSTANDARDで、PRO+からは設定できません。

買付は複数の利用者の資金をまとめて証券会社名義で買う共同買付で、利用者は払った金額に応じた持ち分を持ちます。持ち分が単元株以上になると、通常の証券取引アカウントへ移ります。

出典:DMM株『つみたてかぶ』、『国内株式つみたてかぶ取扱銘柄』

投資信託と単元未満株の取扱い

DMM株の商品一覧は国内株式(ETF・ETN・REIT含む)と米国株式(ETF・ADR含む)で構成され、証券取引所に上場していない投資信託は含まれていません。投資信託を積み立てたい場合は、DMM株では対応できません。

通常の取引口座にある単元未満株は、売却の注文を受け付けていません。株式分割などのコーポレートアクションで単元未満株が生じたときは、発行会社への買取請求で換金します。手数料は1銘柄につき550円(税込)です。

買取請求は保有する単元未満株の全部が対象で、一部だけの請求は受け付けません。単元未満株を買い足して1単元にする買増請求も扱っていません。

つみたてかぶで買った単元未満の持ち分は別の扱いで、つみたてかぶの売却で換金できます。売却時の手数料は「0円の費用と0円にならない費用」の表を確認してください。

出典:DMM株『単元未満株式の取扱い』、『単元未満株の売却はできますか』

NISAで使える取引

NISA口座でできるのは現物取引だけで、信用取引は使えません。買付は指値注文で当日のみ、売却は指値注文の期間指定と成行注文が使えます。

対象は国内の上場株式(REIT・ETF・ETN含む)と、DMM.com証券が選んだ米国の上場株式(ETF含む)です。つみたて投資枠を使うなら、つみたてかぶで対象のETFを積み立てる形です。

NISA口座をどの金融機関で開くかは、NISA口座のおすすめ記事で比べています。

出典:DMM株『NISAの取引ルール』、『NISA口座で取引できる金融商品は何ですか?』

取引ツールとサポート体制

PC版もスマホアプリも、1つのツールで国内株式と米国株式を取引できます。操作が簡単なツールと高機能なツールが分かれているのが特徴です。

PC版のPRO+とSTANDARD

DMM株 PRO+はパソコンにインストールして使うツールで、インストール型でMacにも対応しています。IFD-OCO注文や、有利な価格を発動条件にする逆指値注文も出せます。

DMM株 STANDARDはWebブラウザで使うツールです。決算情報やコーポレートアクション情報など、個別銘柄の詳しい情報を見ながら注文を出せます。

スマホアプリのかんたんモードとノーマルモード

スマホアプリ「DMM株」は、かんたんモードとノーマルモードをアプリ内で切り替えて使います。かんたんモードはテーマや購入可能額から銘柄を選ぶ画面が中心です。

ノーマルモードは、チャートや板情報から発注でき、お気に入り銘柄を2,000銘柄まで登録してPC版と連動させられます。DMM FXとDMM CFDの取引もこのモードで行えます。

出典:DMM株『ツール・アプリ』、『PC インストール版 DMM株 PRO+』

問い合わせ窓口と受付時間

問い合わせはメールフォーム、電話、LINEの3つです。電話の受付は月曜日〜金曜日の8時30分〜21時00分で、固定電話は0120-961-522(無料)、携帯電話は03-4446-4056(有料)につながります。

サポートページにある「パソコン訪問コンシェルジュ」は、日本PCサービス株式会社が提供する有料の訪問サービスです。パソコンの故障やネット接続の相談が対象で、DMM株の取引ツールの操作は扱いません。

出典:DMM株『お問い合わせ』、『パソコン訪問コンシェルジュ』

DMM株のメリット

DMM株の強みは、国内株の信用取引のコストと、国内株と米国株をまとめて扱える点にあります。

国内信用取引の手数料が0円

国内株の信用取引は、約定代金にかかわらず手数料が0円です。コースや取引回数の条件はなく、誰でも0円になります。金利と貸株料は前の「信用取引の手数料と金利」の表で確認してください。

国内株と米国株を1つの口座とアプリで扱える

国内株と米国株を、同じアカウント・同じアプリで売買できます。保有株は国内株の時間帯は国内信用の担保に、米国株の時間帯は米国株信用の担保に振り替えて使えます。

同じDMM.com証券のDMM FXとは、サービス間の資金移動が0円です。DMM株で持つ国内株式は、前営業日の終値に70%をかけた額でFXの証拠金にできます(米国株式は対象外)。

出典:DMM株『【DMM 株】ではじめる米国株信用取引』、『FX/CFD取引ツール』

手数料の1%がポイントで戻る

取引手数料の1%が株ポイントで戻り、1ptから1円単位で現金に換えられます。付与のタイミングと有効期限は「手数料の1%がたまる株ポイント」のとおりです。

DMM株のデメリット・注意点

評判が悪いと言われる点の多くは、取扱商品と料金体系から説明できます。投資信託や少額の株式投資を中心に考えている人ほど、合わない部分が目立ちます。

投資信託を買えない

DMM株では、投資信託を買うことも積み立てることもできません。NISAのつみたて投資枠で投資信託を積み立てたい人には向きません。

ただ、つみたて投資枠そのものは、つみたてかぶで指定のETFを積み立てる形で使えます。つみたて投資枠が使えないわけではなく、積み立てる商品が投資信託ではないという違いです。

単元未満株を株数指定で売買できない

1株や10株といった株数を指定して単元未満株を売り買いする仕組みはありません。通常の取引口座で手元に残った単元未満株を換金する方法は、1銘柄550円の買取請求です。

少額で買う手段は、1,000円以上の金額を指定するつみたてかぶです。ただし買付は定期の自動買付で、好きなタイミングに1株だけ買う使い方とは違います。

現物取引の手数料は約定ごとにかかる

国内株の現物取引は、1約定ごとに55円〜880円(税込)がかかります。NISA口座以外で現物の売買を繰り返すと、回数分の手数料が積み上がります。

新規アカウント登録の特典で、内部者登録の完了から1か月間は国内株の取引手数料が無料です。特典の条件は口座開設の章で取り上げます。

米国株の取引手数料は無料ではない

米国株の現物取引は、2024年8月19日22時30分以降の約定分から有料です。現在は約定金額×0.495%(税込・上限22ドル)がかかります。「DMM株は米国株の手数料が無料」という情報は、改訂前の内容です。

円で決済する場合は為替コスト1ドルあたり25銭(片道)も加わります。NISA口座での米国株の売買なら、取引手数料は無料です。

主要ネット証券との取扱商品の比較

DMM株と主要なネット証券5社を、取扱商品の有無で並べました。投資信託と単元未満株の買付で差が出ます。

証券会社投資信託NISAのつみたて投資枠単元未満株の買付米国株公式サイト
DMM株×○(つみたてかぶのETF)×(つみたてかぶの金額指定のみ)○公式サイト
SBI証券○○(投資信託)○(S株)○公式サイト
楽天証券○○(投資信託)○(かぶミニ)○公式サイト
マネックス証券○○(投資信託)○(ワン株)○公式サイト
松井証券○○(投資信託)×(注文は売却のみ。買増しは電話のみ)○公式サイト
GMOクリック証券○○(投資信託)×(売却・買取請求のみ)×公式サイト

投資信託を扱わないのは6社のなかでDMM株だけです。単元未満株の買い注文を受け付けないのは、DMM株、松井証券、GMOクリック証券の3社でした。

出典:SBI証券『NISAで買える商品』、楽天証券『NISA』、松井証券『新NISAの対象商品』

DMM株が向いている人・向いていない人

ここまでの仕様を、向いている人と向いていない人に分けました。判断の分かれ目は、投資信託を使うかどうかです。

区分当てはまる人理由
向いている人国内株の信用取引を使う人国内信用の取引手数料が金額にかかわらず0円
向いている人国内株と米国株を1つのアプリで管理したい人PC版もアプリも1つのツールで両方を取引できる
向いている人NISAで国内株や米国株を売買したい人NISA口座の国内株・米国株の取引手数料が無料
向いていない人投資信託を積み立てたい人投資信託の取扱いがない
向いていない人1株単位で好きなときに売買したい人株数を指定した単元未満株の売買ができない
向いていない人課税口座で米国株の売買を繰り返す人約定金額×0.495%(上限22ドル)がかかる

DMM株の口座開設とキャンペーン

DMM株の口座(公式の表記はアカウント)の登録は無料です。スマホアプリで本人確認を済ませると、申込日当日に取引を始められる場合があります。

申込の流れと必要書類

申込は次の順に進みます。本人確認書類は、スマホアプリでのマイナンバーカードの読み取り、スマホカメラでの撮影、アップロード、メール添付で提出できます。

  1. スマホアプリ「DMM株」で本人確認書類を提出する(特定在留カードも可)
  2. 申込フォームに必要事項を入力する
  3. DMM.com証券の審査を受ける
  4. ログインID・パスワードを確認し、内部者登録を済ませる
  5. 入金が完了すると注文できる

マイナンバーカードの読み取りか「スマホでスピード本人確認」で提出すると、ログインIDとパスワードはWeb上で確認できます。審査が終わればその日のうちに取引を始められる場合があります。

アップロードやメールで提出した場合は、審査完了後にログインIDとパスワードを書いた通知書類が簡易書留で届きます。届くのは早ければ発送日の翌日で、到着後に取引を始められるでしょう。

DMM株の口座を持っている人がNISA口座を追加する場合は、必要書類を郵送で送ります。

出典:DMM株『【DMM 株】のアカウント登録の流れ』、『【DMM 株】アカウントを登録するまでにどれぐらい日数がかかりますか?』

特典・キャンペーンページの掲載内容

2026年10月19日時点で、特典・キャンペーンのページには終了日の記載がない特典が2つ載っています。1つ目は、新規アカウント登録後の1か月間、国内株式の取引手数料が無料になる特典です。

無料期間は、内部者情報の登録が完了した日から1か月間です。国内株の現物取引と信用取引が対象で、米国株式と米国株信用取引は対象外となります。

国内信用取引の金利や貸株料は別にかかります。アカウントを解約してから新たに登録し直した人は対象になりません。

2つ目は、2026年4月以降に米国株の信用取引を初めて取引した人を対象に、毎月抽選で10名に2,000円を贈る特典です。贈られるのは初回取引の翌月末までとなります。どちらの特典も、内容と適用条件は予告なく変わる場合があります。

出典:DMM株『取引手数料無料』、『米国株信用初回取引者へ抽選で2,000円プレゼント』

よくある質問

DMM株とDMM証券・DMM.com証券は同じ会社?

同じ会社です。株式会社DMM.com証券が運営する株式取引サービスの名前が「DMM株」で、「DMM証券」は社名を短くした呼び方になります。

DMM株の口座とDMM FXの口座は別?

別のアカウントです。DMM株のアカウントを持っていても、FXの取引をするにはマイページから追加アカウント登録を申し込みます。

PCならマイページ上部のメニューから追加したいサービスを選び、「アカウント追加申込」へ進みます。DMM.com証券のサービスを1つでも持っていれば、通常より簡潔な手続きで登録できます。

出典:DMM株『株アカウント登録は完了していますが、FX取引など別サービスの取引をしたい場合はどのような手続きが必要になりますか?』

DMM株で株が買えないときの原因は?

まず、買いたい商品をDMM株が扱っているかを確かめてください。投資信託と、株数を指定した単元未満株は、DMM株では買えません。

口座を作った直後なら、内部者登録と入金が済んでいるかも確認が必要です。入金が完了するまで注文はできません。NISA口座では買付が指値・当日のみで、信用取引も使えません。

出典:DMM株『内部者登録後、すぐに注文できますか。』

未成年でもDMM株の口座は作れる?

作れません。2023年8月末でジュニアNISA口座の開設受付を終えたため、未成年の口座開設は受け付けていません。

子ども名義でNISAを始められる金融機関は、子供NISAの口座開設の比較記事でまとめています。

出典:DMM株『未成年アカウント(20歳未満)は登録できますか?』

まとめ

DMM株は、国内株と米国株の売買、信用取引に絞ったサービスです。国内信用取引の手数料は0円で、NISA口座なら国内株・米国株とも取引手数料がかかりません。

一方で投資信託は扱わず、株数を指定した単元未満株の売買もできません。米国株の取引手数料は2024年8月19日の約定分から有料になり、現在は約定金額×0.495%です。「無料」という情報は改訂前のものです。

預かり資産は分別管理され、日本投資者保護基金に加入しています。評判の良し悪しで決めるより、使いたい商品と取引の方法が合うかで判断しましょう。

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