クレジットカードは何歳から作れる?0歳から持てるカードと高校生の例外

【PR】記事内には広告が含まれることがあります。

クレジットカードを本人名義で作れるのは満18歳からで、高校に在学している間は対象外とするカード会社が主流です。

ただし18歳未満がカードを1枚も持てないわけではありません。デビットカードは0歳から、プリペイドカードは13歳から選べます。

年齢の刻みごとに何を持てるのか、高校生でも通る例外はどこにあるのか、上限年齢はあるのかを一覧にしました。

3行要約

①本人名義のクレジットカードは満18歳以上で高校生を除くのが主流
②デビットモードは0歳からでバンドルカードの下限は13歳
③高校生の除外は法律ではなく各カード会社の申込条件

目次

クレジットカードは何歳から作れる?

本人名義のクレジットカードを作れるのは満18歳からで、高校に在学している間は対象外とするカード会社が主流です。

年齢の条件は各社が申込ページに書いています。三井住友カード(NL)の申し込み対象は「満18歳以上の方(高校生は除く)」という一文です。

18歳未満でも支払い用のカードを持つ道は残っています。デビットカードは0歳から、プリペイドカードは13歳から選べる銘柄があるので、年齢の刻みごとに見ていきましょう。

申込条件は満18歳以上で高校生は対象外

クレジットカードの申込条件は、年齢の下限と在学状況の2つで書かれるのが通例です。三井住友カード ゴールド(NL)は「原則として、満18歳以上(高校生を除く)で、ご本人に安定継続収入のある方」という書き方をしています。

ここで押さえておきたいのは、「高校生を除く」が法律の条文ではなく各社が自分で決めた申込条件だという点でしょう。条文との突き合わせは記事の後半で行います。

18歳の誕生日から申し込める

申し込みができるようになる日は、18歳の誕生日です。学年や年度の切り替わりではなく、生年月日が基準になります。

政府広報オンラインは「2022年4月1日以降に18歳になるかた(2004年4月2日以降に生まれたかた)は、18歳の誕生日から成人となります」と説明しています。

誕生日を迎えた当日から、親の同意なしでカードの契約を結べる立場に変わります。早生まれでも遅生まれでも扱いは変わりません。

根拠は2022年4月の成年年齢引下げ

年齢の基準になっているのは民法です。民法第4条は「年齢十八歳をもって、成年とする。」と定めており、この十八歳が申込条件の下限と重なります。

政府広報オンラインは、18歳(成年)になったらできることの一つとして「クレジットカードをつくる」を挙げています。カードを作れる年齢が18歳になったのは、この引下げの結果でしょう。

成年年齢の見直しは、明治9年の太政官布告以来およそ140年ぶりでした。18歳と19歳の若者が自らの判断で人生を選択できる環境を整える狙いがあると、法務省は説明しています。

大学生が楽天カードへ申し込むときの条件は大学生は楽天カードを何歳から作れる?で扱っています。一般カードとアカデミーの違いもそちらが担当です。

出典:e-Gov法令検索『民法』政府広報オンライン『18歳から“大人”に!成年年齢引下げで変わること、変わらないこと』三井住友カード『三井住友カード(NL)』

年齢別に持てるカードの早見表

年齢の刻みごとに、本人名義で持てるカードの種類をまとめました。公式サイトで下限年齢を確認できた銘柄だけを代表例として載せています。

年齢本人名義のクレジットカード家族カードデビットカードプリペイドカード代表例と条件
0歳〜××Oliveフレキシブルペイのデビットモードとポイント払いモードは0歳から。IDAREは年齢の制限なし
13歳〜××バンドルカードは13歳以上。未成年は親権者の同意が必要
15歳〜×JCBは15歳以上18歳未満でも海外へホームステイ・留学する予定があれば家族会員として申し込める
16歳〜×IDAREは本人確認をして使う場合に16歳以上が対象
満18歳(高校在学中)学生専用ライフカードは卒業する年の1月から、Oliveフレキシブルペイのクレジットモードは満18歳の3月1日から。イオンカードの家族カードは満18歳以上なら高校生も申し込める
満18歳(高校卒業後)三井住友カード(NL)は満18歳以上の方(高校生は除く)
満20歳〜Olive ゴールド・Olive プラチナプリファード・Olive Infiniteのクレジットモードは満20歳以上

○は本人名義で持てる、△は条件を満たしたときに限り持てる、×は対象外という意味です。△の中身は高校生の例外として後ろの見出しで説明しましょう。

0歳の行のプリペイドカードを△にしたのは、IDAREが年齢の制限を設けていないからです。本人確認をして使う場合は16歳以上が対象で、18歳未満は親権者または法定代理人の許可も要ります。

0歳から持てるデビットカード

年齢の下限がないカードの代表が、銀行口座から即時に引き落とすデビットカードです。Oliveフレキシブルペイの支払いモード比較表では、デビットモードの対象年齢が0歳〜と示されています。

口座の残高の範囲でしか使えないため、後払いの与信が発生しません。年齢よりも口座を開けるかどうかが先に来ます。

18歳未満で申し込んだ場合は、クレジットモードの機能がないカードが発行されます。カードそのものは手元に届き、デビットモードとポイント払いモードだけが使える状態になるでしょう。

バンドルカードとIDAREの下限年齢

先にお金を入れてから使うプリペイドカードは、13歳や16歳を下限にする銘柄があります。バンドルカードの利用規約は、発行の対象を「日本国内に在住する13歳以上の当社が認めた個人の申込者」と書いています。

IDAREは年齢の制限を設けていませんが、本人確認をして使う場合は16歳以上が対象になります。18歳未満なら親権者または法定代理人の許可も要ります。

13歳という下限は、中学生がすでに対象年齢に入ることを意味します。ただし未成年である以上、親権者の同意という条件は別に付いてくるでしょう。

15歳から17歳で増える選択肢

13歳から18歳になるまでの間にも、対象になるサービスが2段階で増えます。15歳でJCBの留学ルートが視野に入り、16歳でIDAREの本人確認を通せるようになります。

ただしこの年代で本人名義のクレジットカードには届きません。増えるのは家族会員としての道と、プリペイドカードの使い方の幅だけでしょう。

満18歳から持てるクレジットカード

後払いのクレジットカードは、ここで初めて本人名義の選択肢に入ります。高校を卒業していれば満18歳で申し込めますが、在学中は各社の条件で弾かれる形です。

同じ満18歳でも、在学しているかどうかで結論が変わる点が年齢要件のややこしいところになります。高校を卒業した年の4月以降なら、年齢と在学状況の両方を満たせます。

高校生のまま申し込める例外は、家族カードと一部の銘柄に限られます。例外の中身は次の見出しで扱いましょう。

満20歳から申し込める上位ランク

上位ランクになると年齢の下限が上がります。Olive ゴールド・Olive プラチナプリファード・Olive Infiniteのクレジットモードは、満20歳以上が対象です。

なお飲酒や喫煙、公営競技の年齢制限は20歳のまま据え置かれており、カードの年齢とは別の話になります。

18歳から20歳になるまでの2年間は、一般ランクを使う期間と考えるとよいでしょう。ランクを上げる手続きは20歳になってからでも遅くありません。

出典:三井住友カード『各支払いモードの特徴』バンドルカード『利用規約』IDARE『登録・利用に年齢制限はありますか?』

18歳未満が本人名義で作れない理由

18歳未満が本人名義のクレジットカードを持てないのは、契約の効力と与信の2つに理由があります。どちらも民法と割賦販売法という法律の話です。

未成年者の契約は後から取り消せる

民法第5条は「未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。」と定めています。同じ条文の第2項は「前項の規定に反する法律行為は、取り消すことができる。」と続きます。

つまり親の同意なしに未成年者が結んだカード契約は、後から取り消される可能性を抱えたままになるわけです。取り消されれば立て替え払いをしたカード会社が回収できません。

民法第5条の第1項には「ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りでない。」という但し書きも置かれています。もらうだけの行為なら、同意がなくても取り消せない扱いです。

クレジットカードの契約は、後から代金を支払う義務を負う側に立ちます。但し書きの例外には当てはまらないため、法定代理人の同意が要る行為に分類されるでしょう。

割賦販売法が求める支払可能見込額の調査

もう一つの理由が与信です。割賦販売法第30条の2第1項は、カードを交付する前に「年収、預貯金、信用購入あつせんに係る債務の支払の状況、借入れの状況」などを調査する義務をカード会社に課しています。

調査のときは指定信用情報機関が持つ特定信用情報を使わなければなりません。第30条の2の2は、調査で求めた包括支払可能見込額に所定の割合を掛けた額を超える極度額の交付を禁じています。

調査の記録を作成して保存する義務も、同じ条文の第4項に置かれています。第1項には省令が定める例外もありますが、交付前の調査は原則として省けない手続きです。

調査が要るのはカードを交付する場面だけではありません。第30条の2第1項は、交付したカードの極度額を増額しようとする場合にも同じ調査を求めています。

収入も信用情報の履歴もない年齢層は、この調査で示せる材料が乏しくなります。年齢の下限は、条文が求める調査の裏返しと言えるでしょう。

高校生の除外は法律ではなく各社の申込条件

ここが誤解の集まるところです。民法にも割賦販売法にも「高校生」という語は一度も出てきません。全条文を走査しても該当はゼロでした。

割賦販売法にいたっては「年齢」「十八歳」「未成年」という語すら条文に置いていません。法律が決めているのは成年年齢と調査義務までで、「高校生を除く」はカード会社が自分の判断で申込条件に足したものです。

だからこそ会社によって扱いが割れます。高校生を一律に外す会社もあれば、家族カードなら満18歳以上の高校生を受け入れる会社もあるという構図でしょう。

年齢の下限を18歳より上に置く会社もあり、そこも法律ではなく各社の判断です。実例はACマスターカードは未成年でも申し込める?18歳・19歳が対象外の理由で扱っています。

論点法律で決まっていること各社が決めていること
成年になる年齢民法第4条で18歳
未成年者の契約民法第5条で法定代理人の同意が必要。反する契約は取り消せる
交付前の調査割賦販売法第30条の2第1項で年収や借入れの状況などの調査が義務調査項目の具体的な運用
枠の上限割賦販売法第30条の2の2で包括支払可能見込額に所定の割合を掛けた額が上限個別の利用枠の決め方
高校生の扱い条文に規定なし「高校生を除く」を申込条件に記載するかどうか
上位ランクの年齢条文に規定なし満20歳以上などの下限設定

条文に出てくる語と出てこない語

2つの法律の全文を取得して、年齢や在学状況にかかわる語が何回出てくるかを数えました。結果が下の表です。

条文に出てくる語民法割賦販売法
成年(未成年を除く)110回1回(附則の「成年被後見人」のみ)
未成年98回0回
年齢10回0回
十八歳6回0回
高校生0回0回
学生0回0回

成年や未成年という語は民法に繰り返し出てきます。ところが高校生と学生は、どちらの法律にも1回も出てきません

割賦販売法にいたっては、年齢という語そのものが条文に置かれていません。カード会社に課しているのは支払可能見込額の調査であって、年齢による線引きではないからでしょう。

この走査結果が、高校生の除外を法律の話として説明できない根拠になります。1社で断られても、他社の申込条件を読み直す余地が残ると考えてください。

出典:e-Gov法令検索『割賦販売法』『民法』法務省『民法の一部を改正する法律(成年年齢関係)について』

高校生でもカードを持てる例外

高校生を一律に締め出す申込条件が主流とはいえ、抜け道が4つあります。いずれも公式サイトに条件が書かれている正規のルートです。

家族カードなら満18歳以上の高校生も対象

親が本会員として持っているカードに家族カードを追加する方法が、いちばん現実的でしょう。イオンカードは家族カードについて「満18歳以上であれば、現在高校生の方でもお申込みいただけます。」と明記しています。

家族カードは本会員の与信にぶら下がる形で発行されます。申込者本人に収入がなくても成立するのは、この構造があるからです。

学生専用ライフカードは卒業する年の1月から

本人名義で持てるもう1つのルートが、学生専用ライフカードです。申込資格に「進学予定で満18歳以上の高校生の方」が明記されており、高校生が対象から外れていません。

時期の条件は「卒業される年の1月以降お申し込みいただけます。」です。公式のよくある質問はさらに踏み込んで、「卒業する年の1月1日~3月31日までの期間であれば、現在高校生の方でもお申込みいただけます。」と期間を区切っています。

申し込むときは、進学先の学校名と進学先の卒業予定年月を入力します。進学が決まっていることが前提になるルートだと考えてください。

在学中の学生向けの申込資格は「満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に現在在学中の方」で、年会費は永年無料です。高校生の枠は、この入口を卒業前に開けたものという位置づけでしょう。

出典:ライフカード『学生専用ライフカード』

Oliveフレキシブルペイは満18歳の3月1日以降

三井住友銀行のOliveフレキシブルペイには、高校生向けの日付ルールがあります。原則としては「18歳未満(高校生含む)の場合、「クレジットモード」にはお申し込みいただけません」という扱いです。

ただし公式ページの注記は「※高校生の場合でも、満18歳の3月1日以降に手続きを行うことで、クレジットモードの審査対象となります。」と続きます。卒業を待たずに3月1日で線が引かれるのが特徴でしょう。

クレジットモードなしで発行されたあとでも、対象年齢に達したら三井住友銀行アプリから追加で申し込めます。作り直しは要りません。

JCBは15歳以上でも留学なら家族会員

JCBの公式FAQは、申込年齢を分岐で案内しています。入口には「※15才未満(中学生以下)の場合は申し込みできません。」と書かれ、そこから「15歳以上18歳未満(中学生除く)」と「18歳以上(高校生除く)」の2択に分かれます。

15歳以上18歳未満を選ぶと、さらに海外へホームステイや留学の予定があるかを聞かれます。予定ありなら「ご家族会員としてお申し込みいただけます。」、予定なしなら「大変申し訳ありませんが、お申し込みいただけません。」という回答です。

留学ルートでは専用の書類が必要になるため、申し込みは電話で書類を請求する流れになります。18歳以上を選んだ場合は本会員として申し込めます。

申し込める時期で4ルートを比べる

同じ「高校生でも申し込める」でも、窓が開く時期は銘柄ごとに違います。公式の書き方をそのまま並べると、順番がはっきりします。

申し込める時期ルート(名義)公式の書き方
年齢の条件のみ(時期の指定なし)イオンカードの家族カード(家族会員)「満18歳以上であれば、現在高校生の方でもお申込みいただけます。」
卒業する年の1月1日から学生専用ライフカード(本人)「卒業される年の1月以降お申し込みいただけます。」
満18歳の3月1日からOliveフレキシブルペイのクレジットモード(本人)「※高校生の場合でも、満18歳の3月1日以降に手続きを行うことで、クレジットモードの審査対象となります。」
年齢の条件のみ(15歳以上18歳未満で留学予定あり)JCBの留学ルート(家族会員)「ご家族会員としてお申し込みいただけます。」

目を引くのが学生専用ライフカードとOliveフレキシブルペイの2か月差です。前者は卒業する年の1月1日から、後者は満18歳の3月1日からなので、同じ高校3年生でも1月と2月に本人名義で申し込めるのはライフカードのほうになります。

例外を試す順番

4つの例外は、手数の少なさで順番を付けられます。まず家族カードを検討し、次に進学が決まっているなら学生専用ライフカード、その次にOliveフレキシブルペイの3月1日ルール、最後に留学予定があるときのJCBという並びです。

家族カードは親のカードに追加する形なので、本人の収入を問われません。年齢の壁を越える手段としては、そろえる書類がいちばん少ない方法でしょう。

例外ルート対象年齢名義追加で必要なこと
イオンカードの家族カード満18歳以上なら高校生も対象家族会員本会員となる家族のカードが先にあること
学生専用ライフカード卒業する年の1月1日から3月31日本人進学予定であることと、進学先の学校名・卒業予定年月の入力
Oliveフレキシブルペイのクレジットモード満18歳の3月1日以降本人Oliveアカウントの申し込みと、手続きを3月1日以降に行うこと
JCBの留学ルート15歳以上18歳未満(中学生除く)家族会員海外へホームステイ・留学の予定と、電話で請求する専用の書類

4つのうち本人名義で持てるのは学生専用ライフカードとOliveフレキシブルペイの2つで、残りは家族会員としての発行になります。名義が誰になるかは、明細の届く先にも関わる論点でしょう。

出典:イオンカード『家族カードとはどのようなカードですか。また、何歳から申込めますか。』三井住友銀行『Olive 一般』JCB『カードの申し込みは何歳からできますか?』

18歳未満が使えるデビットカード

18歳未満の受け皿として下限年齢がいちばん低いのが、デビットカードです。Oliveフレキシブルペイは1枚のカードに複数の支払いモードを載せており、モードごとに対象年齢が違います。

支払いモード対象年齢支払いのタイミング支払い回数
デビットモード0歳〜都度払い(即時払い)1回のみ
クレジットモード満18歳以上(高校生は除く)後払い1回払い、2回払い、分割払い・リボ払い・ボーナス払い
ポイント払いモード0歳〜ポイント払い1回のみ
追加した支払いモード満18歳以上(高校生は除く)後払い追加したカードに準ずる

表にある「追加した支払いモード」は、手持ちの別のカードをOliveフレキシブルペイに載せる機能です。こちらも満18歳以上(高校生は除く)が対象で、支払い回数は追加したカードに準じます。

デビットモードは0歳から

公式の比較表で、デビットモードの対象年齢は0歳〜と示されています。口座の残高の範囲で都度払いをする仕組みなので、後払いの与信がそもそも発生しません。

乳児の名義でも口座さえ開ければ対象に入る、という書き方になっています。小中学生に持たせる前提でも年齢の壁はありません。

ポイント払いモードも0歳から

貯まったポイントで支払うポイント払いモードも、対象年齢は0歳〜です。支払い回数は1回のみで、リボや分割は選べません。

デビットモードと合わせて、18歳未満でも使える機能が1枚のカードに2つ載っている形になります。

ポイント残高の範囲で支払う仕組みなので、後払いの債務が生じません。年齢の下限が0歳に置かれているのは、この仕組みが理由でしょう。

クレジットモードは後から追加できる

クレジットモードだけが満18歳以上(高校生は除く)です。18歳未満で申し込むと、クレジットモードの機能がないカードが発行されます。

その場合も対象年齢に達したあとで三井住友銀行アプリから追加で申し込めるため、カードを作り直す必要はありません。ランクを上げたい場合は満20歳以上という別の条件が乗ります。

出典:三井住友カード『各支払いモードの特徴』三井住友銀行『Olive 一般』

18歳未満が使えるプリペイドカード

先にチャージしてから使うプリペイドカードは、銀行口座がなくても持てる点でデビットカードと分かれます。下限年齢は銘柄ごとに違うので、公式の条件で確認しましょう。

サービス下限年齢保護者の同意法律上の区分お金が動くタイミング
バンドルカード13歳以上未成年は親権者の同意が必要前払式支払手段(発行は株式会社カンム)チャージした残高から減る
IDARE年齢の制限なし。本人確認をして使う場合は16歳以上18歳未満は親権者または法定代理人の許可が必要第三者型前払式支払手段発行業者として登録チャージした残高から減る
Oliveフレキシブルペイのデビットモード0歳〜口座開設の手続きに準ずるデビットカード支払いと同時に口座から引き落とし

バンドルカードは13歳から

バンドルカードの利用規約は、発行の対象を「日本国内に在住する13歳以上の当社が認めた個人の申込者に対して、所定の手続を経たうえで本カードを発行するものとします。」と定めています。

未成年については「申込者が未成年の場合、本カードの申込にあたり親権者の同意を得るものとします。」という条項が別に置かれます。13歳という数字は規約の本文に書かれた条件です。

使い方やチャージの手順はバンドルカードとは?使い方とチャージ方法を手順つきで解説でまとめています。

IDAREは本人確認をするなら16歳から

IDAREは年齢そのものに制限を設けていません。ただし本人確認をして使う場合は16歳以上が対象になります。

18歳未満のときは親権者または法定代理人の許可が必要で、登録の際に未成年者取引を許可する旨の同意を取る運用です。年齢によって手続きの重さが変わると考えてください。

残高の置き方やボーナスの仕組みはIDAREとは?使い方・チャージ方法とボーナスの仕組みを解説で扱っています。

デビットカードとプリペイドカードの違い

お金が動くタイミングが違います。デビットカードは支払いと同時に銀行口座から引き落とされ、プリペイドカードは先に入れた残高から減っていく仕組みです。

どちらも後払いではないため、割賦販売法が求める支払可能見込額の調査を前提としません。18歳未満でも持てるのは、この違いによるものでしょう。

もう一つの違いが銀行口座です。デビットカードは対象の口座を持っていることが前提になり、プリペイドカードは口座なしでもチャージできる銘柄があります。

前払式支払手段という区分

バンドルカードもIDAREも、法律上はクレジットカードではありません。バンドルカードの利用規約は本カードについて「本規約に基づく前払式支払手段にて決済されます」と書いています。

IDAREも「第三者型前払式支払手段発行業者として」金融庁の登録を受けていると公表しています。どちらも後払いではないため、割賦販売法が求める交付前の調査の対象になりません。

この区分の違いが、18歳未満でも持てる理由につながります。カードの見た目が似ていても、根拠になる法律が別だと押さえておきましょう。

出典:バンドルカード『利用規約』IDARE『登録・利用に年齢制限はありますか?』

家族カードは何歳から作れる?

家族カードは、本会員の与信で発行する追加カードです。本会員より年齢の条件がゆるく設定されることがあり、高校生の受け皿になる場面があります。

本会員と家族会員で年齢条件が違う

同じ発行会社でも、本会員と家族会員で条件が別に書かれます。JCBカード Wの申込対象は本会員が「18歳以上39歳以下」、家族会員が「生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)」です。

イオンカードの家族カードは「生計を共にする18歳以上の方(内縁の相手方・同性パートナーを含む配偶者、親、子供)」が対象で、年会費と発行手数料はかかりません。

家族会員の続柄にも条件がある

年齢だけでなく、本会員との関係も条件に入ります。イオンカードは配偶者・親・子供を対象とし、内縁の相手方や同性パートナーも配偶者に含めています。

JCBカード Wの家族会員も「生計を同一にする配偶者・親・子供」に限られます。列挙されているのはこの3つだけで、兄弟や友人は書かれていません。

発行会社別の年齢条件

高校生の可否は会社ごとに割れます。公式で条件を確認できた範囲を並べました。

発行会社・カード家族カードの年齢条件高校生の可否対象になる続柄
イオンカード生計を共にする18歳以上満18歳以上なら申し込める配偶者・親・子供(内縁の相手方・同性パートナーを含む)
JCBカード W高校生を除く18歳以上対象外生計を同一にする配偶者・親・子供
JCB(申込年齢の分岐)15歳以上18歳未満で海外へホームステイ・留学の予定があれば家族会員として申し込める留学などの予定がなければ対象外公式FAQの分岐で案内

支払いは本会員に集約される

家族カードの利用分は、本会員の口座からまとめて引き落とされます。明細も本会員に届くため、家族会員が単独で支払いを管理する形にはなりません。

年齢の壁を越える手段としては有効でも、使った額が親に見える点は先に共有しておきましょう。大学生になってから自分名義の1枚を持ちたいなら、大学生向けクレジットカードおすすめクレカ10選が参考になります。

出典:イオンカード『家族カードとはどのようなカードですか。また、何歳から申込めますか。』JCB『JCBカード W』

クレジットカードは何歳まで作れる?

下限だけでなく上限を持つカードもあります。申込条件に年齢の上限が書かれているかどうかは、券種ごとに確認するしかありません。

上限年齢が申込条件にあるカード

上限が明記されている代表がJCBカード Wです。本会員の条件は「18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下の学生の方。」となっています。

カード申込対象の年齢上限を過ぎた後の扱い
JCBカード W(本会員)18歳以上39歳以下39歳までに申し込めば40歳以降も年会費無料のまま継続できる
JCBカード W(家族会員)高校生を除く18歳以上本会員の契約に付随
Olive ゴールド・Olive プラチナプリファード・Olive Infinite(クレジットモード)満20歳以上上限の記載は公式ページになし

上限を過ぎた後も保有は続けられる

入会時の上限を過ぎたら解約、という話ではありません。JCBの公式FAQは40歳を過ぎた場合について「年会費はかかりません。」と答え、「39歳までに申し込みされると、40歳以降も年会費無料のまま継続できます。」と続けています。

上限年齢は入会の受付を区切る線であって、保有し続ける権利を切る線ではないという整理でしょう。

上限年齢に触れていない申込条件もある

一方で、上限に言及しない書き方も見られます。三井住友カード(NL)の申し込み対象は「満18歳以上の方(高校生は除く)」だけで、この申込ページには上限の記述がありません。

ただしこれは該当ページを確認した範囲の話です。上限を設けていないと言い切れるのは、その会社の公式ページに記述がないことを自分で確かめた券種だけと考えてください。

上限の有無は券種ごとに書き方が分かれます。申し込む前に、その券種の申込ページで年齢の欄を自分の目で確かめましょう。

年金収入でも申し込めるか

割賦販売法第30条の2第1項が調査項目として挙げているのは「年収、預貯金、信用購入あつせんに係る債務の支払の状況、借入れの状況」などで、収入の種類を給与に限ってはいません。

各社の申込条件も「安定継続収入のある方」という書き方が多く、給与という語で縛る形にはなっていません。実際に通るかどうかは各社の判断になります。

申込条件に上限年齢が書かれていない券種なら、年齢だけを理由に対象から外れることはありません。見られるのは条文が挙げる年収や預貯金などの項目でしょう。

在学中と卒業後で条件が変わるカードの例は学生専用ライフカードは卒業後どうなる?で扱っています。

出典:JCB『JCBカード W』『「JCB カード W」は40歳を過ぎたら年会費はかかりますか?』e-Gov法令検索『割賦販売法』

18歳になったら確認する3点

18歳の誕生日を迎えて申し込む段になったら、見るべき場所は3つに絞れます。年齢の条件をクリアしたあとに確認しておきたい項目です。

申込条件の「高校生を除く」の位置

申込ページの下のほうにある「お申し込み対象」や「入会資格」の欄に、年齢と在学状況がまとめて書かれています。三井住友カード(NL)なら「満18歳以上の方(高校生は除く)」の一文がそれにあたります。

楽天カードは「18歳未満、海外在住の方はカードをお申し込みいただけません。」という書き方です。同じ18歳でも文章の組み立てが違うので、券種ごとに読み比べてください。

利用枠の初期値

利用枠は申込者ごとの調査結果で決まります。割賦販売法第30条の2の2は、包括支払可能見込額に所定の割合を掛けた額を超える極度額の交付を禁じており、枠には法律上の天井があります。

枠の金額は申込の時点では確定していません。条文が調査を義務づけている年収や借入れの状況が、枠を決める材料になると考えてください。

学生や新社会人の初回は枠が小さく設定されることがあります。エポスカードの枠の考え方はエポスカードは学生でも作れる?が担当です。

支払い方法は1回払いを既定にする

申込画面の支払い方法には、1回払いのほかにリボ払いが選べる券種があります。既定でリボになっている場合は、1回払いへ切り替えてから進めましょう。

学生向けカードの選び方は学生専用ライフカードの評判は?大学生向けクレジットカードおすすめクレカ10選で扱っています。

出典:三井住友カード『三井住友カード(NL)』楽天カード『楽天カード』e-Gov法令検索『割賦販売法』

よくある質問

18歳で高校を卒業していれば作れる?

申し込めます。三井住友カード(NL)のように「満18歳以上の方(高校生は除く)」と書かれている券種は、卒業していれば年齢の条件を満たします。

親の同意は必要?

18歳になっていれば要りません。政府広報オンラインは18歳(成年)になったらできることとして、親の同意がなくても契約できる例に「クレジットカードをつくる」を挙げています。

親にバレる?

本人名義で申し込んだカードの明細は本人に届きます。ただし家族カードは本会員に明細が届くため、親のカードに追加する形なら利用分が見える状態になるでしょう。

収入がない学生でも申し込める?

学生を対象に含める申込条件を持つ券種があります。JCBカード Wは「高校生を除く18歳以上39歳以下の学生の方」を本会員の対象に入れており、学生であること自体は条件から外れません。

中学生でも持てるカードはある?

本人名義のクレジットカードは持てません。JCBの公式FAQは「※15才未満(中学生以下)の場合は申し込みできません。」と書いており、15歳以上18歳未満の分岐も中学生を除いています。

一方でデビットカードは0歳から、バンドルカードは13歳から対象になるので、支払い用のカードという意味では選択肢が残ります。

18歳で作ったカードは何歳まで使える?

入会時の上限年齢と、保有し続けられる期間は別の話になります。JCBカード Wは39歳までに申し込めば40歳以降も年会費無料のまま継続できます。

家族カードは何歳から?

18歳以上が目安です。イオンカードは「満18歳以上であれば、現在高校生の方でもお申込みいただけます。」として高校生も対象に入れ、JCBカード Wの家族会員は「高校生を除く18歳以上」に限っています。

海外留学する高校生はカードを持てる?

JCBの分岐では、15歳以上18歳未満でも海外へホームステイ・留学の予定があれば家族会員として申し込めます。持って行く枚数や枠の考え方は学生の海外旅行・留学におすすめのクレカ5選で扱っています。

18歳の誕生日より前に申し込める?

申し込めません。申込条件が満18歳以上と書かれている以上、誕生日を迎えるまでは年齢の条件を満たさない扱いになります。

中学生でもプリペイドカードは持てる?

13歳と14歳なら中学生でも対象に入ります。バンドルカードの利用規約は発行対象を13歳以上としており、学年ではなく年齢で線を引いているからです。

高校生が親のカードを借りて使うのはあり?

カードは名義人が使う前提で発行されます。家族に持たせたいなら、本会員が家族カードを追加する方法が用意されているのでそちらを選びましょう。

デビットカードとプリペイドカードはどちらが先に持てる?

デビットカードのほうが早く持てます。Oliveフレキシブルペイのデビットモードは0歳からで、バンドルカードの13歳以上より下限が低い設定です。

20歳になると持てるカードは増える?

上位ランクが対象に入ります。Olive ゴールド・Olive プラチナプリファード・Olive Infiniteのクレジットモードは満20歳以上なので、18歳と19歳の間は一般ランクが選択肢になるでしょう。

0歳の子ども名義でもカードを持てる?

Oliveフレキシブルペイのデビットモードとポイント払いモードは、対象年齢が0歳〜です。年齢そのものは条件になりませんが、口座を開く手続きは別に必要になります。

プリペイドカードに年齢の上限はある?

バンドルカードの利用規約とIDAREの年齢についての案内には、下限の記載はあっても上限の記載がありません。上限の有無は各サービスの規約と案内で確かめてください。

高校を卒業する年の3月でも申し込める?

券種によって分かれます。Oliveフレキシブルペイのクレジットモードは満18歳の3月1日以降なら高校生でも審査対象になりますが、「高校生を除く」とだけ書かれた券種は卒業を待つ形になるでしょう。

出典:JCB『カードの申し込みは何歳からできますか?』イオンカード『家族カードとはどのようなカードですか。また、何歳から申込めますか。』政府広報オンライン『18歳から“大人”に!成年年齢引下げで変わること、変わらないこと』

まとめ

本人名義のクレジットカードを作れるのは満18歳からで、在学中の高校生は主要な券種の対象から外れます。18歳の誕生日を迎えた日から申し込める点は、民法第4条と2022年4月の成年年齢引下げが土台です。

18歳未満なら受け皿が年齢別に用意されています。デビットカードは0歳から、バンドルカードは13歳から、IDAREは本人確認をするなら16歳から対象に入ります。

高校生のまま持ちたい場合は、イオンカードの家族カード、学生専用ライフカードの卒業する年の1月ルール、Oliveフレキシブルペイの満18歳の3月1日ルール、JCBの留学ルートという4つの例外を当たってみてください。

年齢の刻みは0歳・13歳・15歳・16歳・18歳・20歳の6段です。自分がどこに立っているかを確かめてから、持てるカードの種類を絞り込みましょう。

この記事で挙げた年齢はすべて公式ページの記載にもとづきます。条件は改定されることがあるため、申し込む直前にもう一度その券種のページを開いてください。

そして忘れてはいけないのが、「高校生を除く」は法律ではなく各社の申込条件だという点でしょう。条文に高校生の文字はないので、1社で断られても他社の条件を読み直す価値があります。

おすすめ取引所!
  • 想定年利10%以上の仮想通貨運用
  • 各種手数料が無料
  • 500円から仮想通貨を買える
  • SBIグループの運営で安心感◎
SBI VCトレードの評判・口コミ
【公式】SBI VCトレード