メルカリビットコインとは?メリット・デメリットを徹底解説

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メルカリビットコインは、メルカリのアプリ内でビットコインが売買できるサービスです。

サービス提供開始からわずか3ヶ月間で、「50万人以上がビットコイン取引を経験。メルカリの売上金やポイントを利用してビットコインを買えるため、お手軽・簡単に仮想通貨投資を始められる点で支持を集めているようです。

そこで本記事では、いま話題のメルカリビットコインのメリット、デメリット、登録方法から売買方法までを写真付きで解説します。

メルカリでビットコインが買えるようになった

2023年3月、メルカリが、ビットコインの取引機能を新たに導入し、メルカリアプリ内でビットコインが購入できるようになりました。

メルカリ上での売上や特定のキャンペーンで獲得したポイントを利用して、ビットコイン取引が行なえます。

https://about.mercoin.com/service/

メルカリビットコインは、サービス開始から3カ月で「ビットコイン取引」の利用者数が50万人を突破しました。

日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が公開するデータによれば、2022年6月から2023年5月の間、国内の暗号資産取引口座の増加数は月平均約7.4万口座でした。メルカリの新サービスの伸びは格段に速く、利用者のほとんどが暗号資産の取引初心者でした。

なお、ほかのおすすめ暗号資産取引所は、「仮想通貨取引所のおすすめ 29社から厳選して紹介」をご参考ください。

ビットコインについてざっくり概要を解説

先にメルカリで売買できるようになったビットコインとは何なのか、軽く触れておきましょう。

ビットコインは、2008年に誕生したデジタル通貨(≒仮想通貨)です。

デジタル通貨といっても、いわゆるSuicaやPASMO、PayPayなどの電子マネーとは異なります。電子マネーは日本政府が発行した日本円と同等の価値を持つため、いつでも1円=1円として利用できます。

その一方で、ビットコインはそれ単体で価格が変動します。1BTC=300万円の時もあれば、1BTC=400万円の価値を持つ時もあるのです。

最近、ビットコインは投資対象として注目を集めています。ビットコインは元々5円台でしたが、最高値700万円近くまで高騰。約140万倍ほど値上がりしています。

メルカリでビットコインを購入できるようになったことで、仮想通貨投資をより身近に体験できるようになりました

メルカリでビットコインを買うメリット

この章では、メルカリでビットコインを買うメリットを5つ解説していきます。

  1. 売上金を使用し、気軽にビットコイン投資を始められる
  2. かんたん操作で、初心者でもすぐ取引ができる
  3. スプレッドが狭い
  4. 即日取引ができる
  5. 取引手数料が無料

売上金を使用し、気軽にビットコイン投資を始められる

メルカリで得た売上金をそのままビットコインの購入資金として利用できます。これにより、仮想通貨投資には抵抗があった方でも、手間をかけずに投資を開始できます。

従来は、購入のための資金を準備し、取引所に登録、入金までの流れはユーザーは不便に感じていました。しかし、メルカリでは、売上金がアプリ内で蓄積されるため、それを直接仮想通貨購入の資金として使用できます。

かんたん操作で、初心者でもすぐ取引ができる

メルカリビットコインは、誰もが手軽にビットコイン取引を体験できます。

メルカリアプリは煩雑な設定や操作は一切不要で、基本的な取引履歴やチャート表示といった、取引に必要な最低限の情報だけが簡潔にまとめられています。

仮想通貨を買ったことがない人でも、迷うことなく取引を開始できるでしょう。

アプリの操作も直感的に使用可能で、画面上の簡単なタッチ操作で、ビットコインの売買が可能となります

スプレッドが狭い

スプレッドとは、仮想通貨(暗号資産)取引所のスプレッドとは、仮想通貨を取引する際の売値と買値の価格差のことを指します。

他社とのビットコイン取引時のスプレッド比較は下記になります。

他の取引所と比較し、メルカリビットコインのスプレッドが低いことが分かります。

取引所スプレッド
メルカリビットコイン約2%
Coincheck約5.9%
LINE BITMAX約2.8%
DMM Bitcoin約2%
bitFlyer約5.8%

即日取引ができる

メルカリでビットコインを購入する申請を出した後、早い人で即日から取引できます

申請はアプリ内から気軽に行えるので、「ビットコインを買ってみたい」と思ったらすぐに買えるのがメリットです。

※メンテナンス期間中(毎週水曜日13:50〜16:03)は取引不可

取引手数料が無料

メルカリビットコイン取引時に手数料は発生しません

ただし、売買価格にはスプレッドが含まれているので注意しましょう。

メルカリでビットコインを買うデメリット

この章ではメルカリでビットコインを買うデメリットを3つ紹介します。

  1. ビットコインの入出金が出来ない
  2. 指値注文ができない
  3. ビットコインのみの取り扱い

ビットコインの入出金が出来ない

メルカリビットコインでは、ビットコインの入出金ができません。ビットコインの入出金ができないというのは、外部の取引所との連携ができないということです。

つまり、外部からメルカリの中にビットコインを入金できず、メルカリから外部にビットコインを出金できません

外部の仮想通貨取引所を利用している方は、認識しておいたほうがよいでしょう。

ただし、メルカリで買ったビットコインは、メルカリアプリ内で現金化はできるのでご安心ください。

現金化する際には、ビットコインをメルペイに変換し、その後で銀行への出金手続きを進めます。

指値注文ができない

指値注文とは、特定の価格を指定して注文を出す売買方法です。

仮想通貨を購入する際、「1BTCが300万円のときに0.1BTC買いたい。1BTCが400万円になったら0.1BTC売りたい」という風に、あらかじめ金額を指定して売買するやり方があります。

メルカリビットコインでは、この指値注文ができません。メルカリでは、現時点の価格で自動的に取引が成立する「成行注文」という方法で売買されます。

ビットコインのみの取り扱い

現在、メルカリアプリではビットコインしか取り扱っていません。イーサリアムやリップルなど、その他のアルトコインの取引はできない状態です。

ただ、メルカリのサイトには今後取引通貨を増やしていく方針が記載されています。

※現在取り扱いの暗号資産はビットコインのみとなっていますが、今後取り扱いの種類を増やしていくことを検討しています

https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1336/

今後、ビットコイン以外の通貨に関する取引もメルカリで可能になるかもしれません。

利用制限がある

メルカリビットコインには3つの利用制限があります。

  • 日本の居住者であること
  • アプリ上での本人確認が終わっていること
  • 利用開始時に20歳以上、かつ75歳未満であること

これらの条件をクリアした方のみが取引を開始できます。

特に年齢制限については、75歳を超えると自動的に取引機能がオフになるため、ご注意が必要です。ただし、取引の停止後も、既に所持しているビットコインの売却やメルペイへの換金は継続して行えます。

また、取引の限度額も設定されています。限度額は、ユーザーの年収や金融資産の状況、年齢などを基に、個別に設定されるシステムとなっています。

メルカリビットコインの評判・口コミ

メルカリビットコインの口コミを見てみると、「不要物をビットコインに変えられる」ことを好意的にとらえているユーザーが見られます。

その一方で、「手数料が高い」というデメリットも上がっています。

メルカリでのビットコイン売買では、買値と売値の差にあたるスプレッドと呼ばれる手数料が入っています。

ビットコインを買った瞬間の価格と、売値では金額に差が生じます。

スプレッドは販売所形式の仮想通貨取引所であれば、どの取引所でも存在します。

メルカリビットコインだけが特別手数料が高いとは限りませんが、初めてビットコイン売買に触れた方からすると「手数料が高い」と感じるのも無理ありません。

メルカリビットコインの評判・口コミ」について他記事もご参照ください。

なぜメルカリビットコインが支持されているのか?

この章ではなぜメルカリビットコインがリリースされてからすぐに利用者を増やし、支持されているのかを解説していきます。

メルカリの売上金を使って手軽に取引を始められるから

メルカリは、多くの方が不要になった物を売買する場として利用しています。

売上金を使用し、ビットコインを購入できる手軽さにより、ビットコインを始めてみたいけれども、ハードルが高いと感じていたユーザーが取引を始めました。

メルカリであれば安心して取引できるから

日本における暗号資産の認知度や利用率は、アメリカや他の先進国に比べて低いです。多くの人々が「怪しい」「怖い」というイメージを持ち、暗号資産取引を始めるハードルは高かったです。

メルカリがビットコイン取引サービスを提供することで、普段なじみのあるサイトで国内企業ならば安心して取引ができると感じています。

メルカリビットコインのキャンペーン情報

この章では現在行われている。メルカリビットコインのキャンペーンについて解説します。

はじめての購入でビットコインが必ずもらえるキャンペーン

・期間は2023年8月9日(水)10:00から8月31日(木)23:59まで。
期間中にキャンペーンページからビットコインを購入すると、特典がもらえるチャンスです!
・口座未開設の方への特典
 キャンペーンページの「買ってみる」ボタンをタップ。
 必要な認証や本人情報の確認を進め、本サービスの申し込みを行います。
 ビットコインの購入を完了すると、400円分のビットコインが自動的にプレゼントされます。
・既に口座を開設している方への特典
 「買ってみる」ボタンから手続きをスタート。
 ビットコインを購入すると、今度は200円分のビットコインが加わります。

いずれの場合も、ビットコインの取引履歴には「受取」として表示されます。さらに、これらのビットコインは売却し、メルペイ残高としても利用可能です。

ただし、過去に1度でも利用したことがある方や、キャンペーン期間中に利用開始を完了しない方はキャンペーンの対象外となります。また、20歳未満や75歳以上の方は、ビットコイン取引サービスを利用することはできませんのでご注意ください。

メルカリビットコインの登録手順

この章ではメルカリビットコインの登録手順を紹介します。

  1. はじめに、マイページからビットコイン「はじめる」をタップ
  2. 認証の設定を3つ行います
  3. 認証完了後、サービスを利用できます

メルカリでビットコインを買う手順

メルカリアプリ内でビットコインを買う手順を解説していきます。

  1. 「買う」をタップ
  2. 購入金額を入力
  3. 内容を確認し、「この内容で購入する」をタップ

メルカリでビットコインを売る手順

メルカリアプリ内でビットコインを売る手順を解説していきます。

  1. 売却額を入力
  2. 内容を確認し、「この内容で売却する」をタップ

メルカリ小会社のメルコインが運営

株式会社メルカリは、2021年4月に新たな子会社株式会社メルコインを設立しました。メルコインの主要業務は、仮想通貨とブロックチェーン関連のサービスの提案と開発です。

「多様な価値が流通する新しい経済を作り出す」というミッションを掲げるメルコインはメルカリやメルペイと統合して、仮想通貨の利用やNFTの導入を進めています。

CEOには、元メルペイの代表取締役の青柳直樹氏が就任し、経営陣には、LINE Pay事業を経験した曾川景介氏も参画し、実績のあるメンバーにより運営されています。

メルカリビットコインのまとめ

2023年3月から、メルカリからビットコインを購入できるようになりました。

複雑な手順や難しい知識を持っていなくても、気軽に仮想通貨を保有・投資できます。

メルカリビットコインは「仮想通貨に触れる第一歩」として、取り組みやすいでしょう。

その一方で、取り扱い通貨はビットコインのみ。仮想通貨の入出金はできないといった点は、本格的に仮想通貨取引をするにあたってはデメリットになります。

もし仮想通貨に興味が出たら、ほかの「仮想通貨おすすめ取引所」も確認してみると良いでしょう。無料で仮想通貨が貰える取引所もあります。

【お知らせ】

仮想通貨(暗号資産)取引やNFTの売買、ブロックチェーンゲームで遊ぶには国内取引所の開設が必要です。

国内取引所の最新キャンペーン情報を別記事でまとめています。

仮想通貨が無料で貰える、取引手数料の割引ができるなどお得なキャンペーンが目白押しです。よろしければご活用ください。

なお海外取引所でもキャンペーンは豊富です。
海外の仮想通貨取引所を比較している記事もあるので、こちらも併せてご覧ください。