仮想通貨イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

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仮想通貨は、ブロックチェーンの知識さえあれば誰でも発行できることから、2022年6月現在の銘柄は実に数千種類以上にも昇ります。

一方、その中には同じような名称の通貨も多く、代表的なアルトコインである「Ethereum(イーサリアム)」によく似た「Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)」に興味を持つ方も少なくないでしょう。

本記事では、イーサリアムクラシックの特徴や価格動向、将来性などを解説します。

イーサリアムとの具体的な違いが理解できていない方は、ぜひ参考にしてください。

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イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)とは?

イーサリアムクラシックとは、ブロックチェーン上のソフトウェアを指す「Dapps(分散型アプリ)」の開発機能を搭載したプラットフォームです。

2016年の誕生以来、目立ったプロジェクトには恵まれない一方、2022年6月の時価総額は264,548,091,821円と比較的高水準であり、草コインにありがちな大暴落も発生していません。

加えて、イーサリアムの代名詞ともいえるスマートコントラクト機能*も備えており、市場における有用性も決して低くはないでしょう。

参考までに、ネットワーク内で発行される仮想通貨に関しても同じく「イーサリアムクラシック」と呼ばれているため、初心者は混同しないように注意してください。

*スマートコントラクト機能とは、ブロックチェーンでプログラミングした動作を自動で実行する仕組み。仮想通貨取引所などで広く用いられている。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)の特徴

ここからは、イーサリアムクラシックが持つ3つの特徴を解説していきます。

・イーサリアムとのハードフォークで誕生した仮想通貨
・過去3度の51%攻撃に晒されている
・発行上限枚数と減少期が定められている

一見するととてもよく似た名称ですが、イーサリアムとは様々な点で異なっているため、今後の投資に向けてぜひ参考にしてください。

イーサリアムとのハードフォークで誕生した仮想通貨

イーサリアムクラシックは、本家のイーサリアムとハードフォークして誕生したプラットフォーム・仮想通貨です。

ハードフォークとは、ブロックチェーンの運営・管理を行うコミュニティの意見対立によって、「ネットワークが分岐する現象」を指しています。

有名なところでは、Bitcoin(ビットコイン)よりもスピーディーな処理速度を目指して派生した「Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)」が挙げられるでしょう。

ハードフォークといえば従来のネットワークから仕様変更されるのが一般的ですが、イーサリアムクラシックの場合は少し特殊な事情となっています。

具体的な発端は2016年に発生した「DAO事件*」というハッキングなのですが、その際に「イーサリアムの機能に問題はない」と主張を続けたコミュニティがイーサリアムクラシックを作り出したのです。

すなわち、ハッキングに対する脆弱性を克服するために、アップデートを施したのがイーサリアムであり、本来の形を保っているのはイーサリアムクラシックの方となります。

*DAO事件とはイーサリアムのICOプロジェクトであり、被害総額約8,000万ドルにも及ぶ大規模なハッキング。

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昨今の仮想通貨市場は目覚ましい発展を遂げており、ブロックチェーンゲームやNFT、Web3.0を活用した新たなネットワークなど、様々な技術革新が巻き起こっています。 一方、そんな一大ムーブメントには、代表的なアルトコインであるEthereum(イーサリアム)が関係していることをご存じでしょうか。 本記事では、イーサリアムの特徴や価格動向、将来性などを解説するため、より深い仮想通貨の知識を身に着けていきましょう。

過去3度の51%攻撃に晒されている

イーサリアムクラシックの理解を深める上では、過去3度にわたって発生した「51%攻撃」についても把握しておいた方が良いでしょう。

51%攻撃とはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)というコンセンサスアルゴリズムで発生し得るサイバー攻撃の1種です。

通常、ブロックチェーンの取引を処理するにはマイナーという作業者が暗号化処理を行うのですが、PoWはその「正答」を多数決で決定します。

一方、ネットワークの半数以上を占める51%の計算能力を持つ端末が「それは正しい」と主張すれば、たとえ間違った計算でも採用されて、不当に報酬が得られてしまうのです。

そして、イーサリアムクラシックは2020年8月1日、6日、同月の29日とたった1か月の間に3度も攻撃を許してしまいました。

もちろん、そういった経緯から防御力を高める措置は講じられたものの、投資する際はきちんと知っておかなければなりません。

発行上限枚数と減少期が定められている

イーサリアムクラシックは、2億1,000万~2億3,000万通貨の発行上限枚数が定められており、無限発行のトークンに比べて安定性が見込める通貨となっています。

市場の供給量があらかじめ決まっていれば、人気の高まりと需要拡大が価格高騰に繋がりやすいため、投資家にとっては大きな安心材料といえるでしょう。

参考までに、イーサリアムには発行上限枚数が設けられておらず、マイニングされるほど増え続けていきます。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)のチャート・価格動向

イーサリアムクラシックは、目立ったプロジェクトには恵まれていないものの、仮想通貨市場の認知度が高まり始めた2018年には約60倍まで価格が高騰しました。

参照:coinmarketcap

また、ビットコインが史上最高値を記録した2021年には、1通貨あたり14,000円の大台にタッチしており、主要通貨の価格変動につられやすい性質を持つことが分かります。

ただし、2022年6月現在は市場全体が下落基調であることから、イーサリアムクラシックの価格も1,900円と比較的低水準です。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)の今後の見通し・予想

イーサリアムクラシックの価格は、主要仮想通貨の影響を受けやすい特徴を持っており、2018年と2021年のそれぞれで買いが集中しています。

すなわち、今後もイーサリアムクラシック単体ではなく、市場全体のトレンドによって高値圏に回帰する期待が持てるでしょう。

特に、ビットコインやイーサリアムといった知名度・ユーザー数・時価総額が高い銘柄は効果的な指標となるため、注意深く観察するのがおすすめです。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)を取り扱っている国内外取引所は?

ここからは、イーサリアムクラシックを扱っている仮想通貨取引所を3社見ていきましょう。

・Coincheck(コインチェック)
・Binance(バイナンス)
・BitFlyer(ビットフライヤー)

今後投資を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

Coincheck(コインチェック)

参照:Coincheck

国内最大規模のコインチェックは、イーサリアムクラシックを含む17種類の仮想通貨を扱っており、初心者でも使いやすい取引ツールに定評があります。

また、比較的割高な手数料がかかるものの、入出金スピードは業界最速水準であり、通常なら15分もあれば送金先に着金するでしょう。

Binance(バイナンス)

参照:Binance

バイナンスは、世界最大規模のユーザー数と取引量を誇り、200種類以上にも及ぶ仮想通貨を取り扱っています。

加えて、ステーキングなどのDeFiサービスも利便性が高く、BNB(バイナンスコイン)を保有していれば取引手数料が割引になる点も大きな魅力です。

BitFlyer(ビットフライヤー)

参照:bitflyer

国内取引所のビットフライヤーは2016年から6年間にわたってビットコイン取引量No.1*を獲得し続けています。

さらに、取引や入金にかかる手数料が無料となっており、主要銘柄を最低1円から購入できる手軽さも初心者には嬉しいポイントです。

※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)はやばい?将来性について

イーサリアムクラシックには、これといったプロジェクトやICO案件がなく、ブロックチェーンゲームでもあまり耳にしません。

しかし、発行上限が定められている仕様は大きな安心材料であり、500万ブロックごとに発行数量が20%ずつ減少するため、供給ペースの鈍化によって価格高騰が起こる期待も持てるでしょう。

そして、イーサリアムクラシックはスマートコントラクト機能も搭載しており、昨今注目度が高まっているIoT*(Internet of Things)との親和性が見込まれています。

たとえば、世界規模の物流ネットワークに導入されれば大幅に需要が拡大しますが、もちろん企業ごとの小規模サービスでも認知度向上には十分です。

2022年6月現在は手頃な価格帯を推移していることから、ある程度まとまった量をストックしておくのも良いかもしれません。

*IoTとは「モノのインターネット」を意味する言葉。住宅や家電、車をオンライン上で操作・管理できる仕組みであり、インターネット需要が拡大している昨今は非常に注目されている。

イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)のQ&A

実際に投資を行う上では、イーサリアムクラシックのよくある質問も把握しておいた方が良いでしょう。

より効率的に運用するためにも、ぜひ参考にしてください。

イーサリアムクラシックが買える国内取引所は?

イーサリアムクラシックは、3度にわたって51%攻撃の被害にあった経緯から、上場を停止した取引所も存在します。

そのため、2022年6月現在は「コインチェック」「ビットフライヤー」「DMM Bitcoin」の3社のみと少ない印象です。

ただし、バイナンスを始めとする海外取引所であれば上場しているところは多いため、国内外に視野を広げて自分に合ったプラットフォームを探してみてください。

イーサリアムとの具体的な違いは?

イーサリアムクラシックには発行上限が定められており、500万ブロックごとに発行ペースが20%ずつ減少します。

また、イーサリアムよりもIoTに適した仕様であることから、幅広い業界で活用される期待も持てるでしょう。

イーサリアムクラシックのプロジェクトはないの?

イーサリアムクラシックベースで作られたNFT「ETC bits.com」がありますが、公式Twitterのフォロワー数は非常に少なく、認知度自体も高くありません。

将来的な発展もあまり望めないため、今後登場する新プロジェクトに期待した方が良いでしょう。

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