Oliveと三井住友カードの違いを徹底比較!どっちがお得?「2枚持ち」の意外なメリットも解説

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Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)はどちらを発行すべきか迷っていませんか。ポイント還元や付帯サービスは似ていますが、両者を比較すると違いも多く、知らずに申し込むと後悔してしまうかもしれません。

本記事はOliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の違いを網羅しています。また、実は「2枚持ち」が有望な理由も解説しました。申し込みに悩んでいる人は参考にしてください。

目次

この記事を監修した人

若山 卓也(わかやま たくや)

若山 卓也(わかやま たくや)

大学卒業後に証券会社で金融商品の販売に従事。その後IFA(金融商品仲介業)に転じ、IFAとして10年以上活動。個人向けに個別株式、投資信託の提案を行う。

現在は金融ライターとしても活動。NISAやiDeCoを含む資産運用のほか、公的保険などの社会保障や税制、クレジットカードなど、幅広い金融ジャンルで執筆。現在は大型株を中心に上場企業の記事を年100本ペースで連載。

■保有資格

AFP(日本FP協会)、証券外務員一種

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Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の違い

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)は、主に次の6つの項目で異なります。国際ブランドやポイントの仕組み、また決済方法や引落口座の違いに注意が必要です。

Oliveフレキシブルペイ三井住友カード(NL)
国際ブランドVisaVisa、Mastercard
対象のコンビニ・飲食店の還元率最大8.0%(※1)最大7.0%(※1)
Vポイントアッププログラムの対象サービス9種類3種類
決済方法クレジット、デビット、ポイント払いクレジット
引落口座三井住友銀行任意の金融機関
iDの決済方法デビットクレジット(※2)

※デビット…利用と同時に銀行口座から代金が引き落とされる決済方法
※1.指定のコンビニまたは飲食店でのスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーが前提(カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外)
※2.カード現物にiD機能は付帯しない(追加カードとしてiD専用カードを発行可能)

出所:Oliveフレキシブルペイ三井住友カード(NL)三井住友カード 対象のコンビニ・飲食店で最大8%還元!三井住友カード Vポイントアッププログラム三井住友銀行 Olive アカウント規定三井住友カード インターネットで口座振替設定が可能な金融機関一覧

Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行のサービス

両者の大きな違いとして運営会社の違いも押さえておきたいところです。三井住友カード(NL)は三井住友カードの運営ですが、Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行と三井住友カードの共同運営です。

Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行が主体的に運営しています。同行の「Oliveアカウント」がサービスの中核で、Oliveフレキシブルペイはその決済サービスの位置付けです。

Oliveフレキシブルペイの現物カードは、ATMの操作などに用いるキャッシュカードに、ポイントカードとデビットカードの機能を持たせたものが基本です。クレジットカード機能は発行時には付帯しておらず、審査後に後から付帯させる仕組みとなっています。

クレジットカード機能が付帯したOliveフレキシブルペイは、一般的なクレジットカードと同じように決済が可能です。支払い方法は三井住友銀行の「SMBCアプリ」か、三井住友カードの「Vpass(ブイパス)アプリ」から自由に切り替えられます。

【Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)のカード機能】

Oliveフレキシブルペイ三井住友カード(NL)
クレジットカード機能
キャッシュカード機能
デビットカード機能
ポイントカード機能

三井住友カード(NL)にないOliveフレキシブルペイのメリット

両者の違いをさらに掘り下げましょう。三井住友カード(NL)と比較し、Oliveフレキシブルペイには主に次の4つのメリットがあります。

・コンビニ・飲食店のスマホのタッチ決済が最大8.0%
・Vポイントアッププログラムの対象が多い
・「基本特典」と「選べる特典」が付帯
・「Oliveラウンジ」を無料で利用できる

コンビニ・飲食店のスマホのタッチ決済が最大8.0%

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)は、いずれも対象のコンビニや飲食店でポイント還元率が上昇します。ただし、還元率はOliveフレキシブルペイの方が高い設定です。

三井住友カードの対象カードは、指定されたコンビニ・飲食店で最大8.0%分のポイント還元を受けられます。従来は最大7.0%でしたが、2026年2月にOliveフレキシブルペイは8.0%に引き上げられました。その他は据え置かれたため、還元率に差が生じています。

8.0%の還元はOliveフレキシブルペイのクレジットモードが対象で、デビットモードは1.5%です。なお、支払いはOliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)のいずれもスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーが条件となります。

【対象のコンビニ・飲食店の還元率】
・Oliveフレキシブルペイ(クレジットモード):8.0%
・Oliveフレキシブルペイ(デビットモード):1.5%
・三井住友カード(NL):7.0%
※指定のコンビニまたは飲食店でのスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーが前提(カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外)
出所:三井住友カード 対象のコンビニ・飲食店で最大8%還元!

Vポイントアッププログラムの対象が多い

Oliveフレキシブルペイは「Vポイントアッププログラム」を利用しやすいこともメリットです。三井住友カード(NL)より対象となるサービスが多く、上乗せの条件を満たしやすくなっています。

Vポイントアッププログラムはポイント還元率を上乗せするサービスです。

対象は上述したコンビニ・飲食店での還元率で、指定のサービスを利用するとさらに最大7.0%が上乗せされます。

Vポイントアッププログラムの対象サービスは次の9つです。うち6つはOliveアカウントが条件となっており、三井住友カード(NL)だけでは残り3つのサービスしか対象となりません。Oliveフレキシブルペイなら、すべてのサービスが対象です。

【Vポイントアッププログラムの一覧】

上乗せ率(最大)Oliveフレキシブルペイ三井住友カード(NL)
円預金+3%
SMBC日興証券+1%
Vトリップ+2%
選べる特典+1%
SBI証券+2%
住宅ローン+1%
外貨預金+2%
住友生命+2%
三井住友カード/モビット カードローン+3%

※上乗せ率はサービスの利用状況で変動
※上乗せ率の上限はVポイントアッププログラム単体で7%
※全体の還元率は基本の還元率、対象のコンビニ・飲食店で最大8%還元、家族ポイント、Vポイントアッププログラムの合算で最大20%
※「アプリログイン(+1%)」は2026年2月28日で終了
※「SBI証券」はOliveフレキシブルペイ登録で最大+2%(無登録は最大+1.5%)

出所:三井住友カード Vポイントアッププログラム

「基本特典」と「選べる特典」が付帯

Oliveフレキシブルペイは「基本特典」と「選べる特典」を受けられるメリットもあります。三井住友銀行のOliveアカウントが対象であり、三井住友カード(NL)では受けられません。

基本特典は三井住友銀行の手数料が優遇されるサービスです。送金や入金の手数料が無料となるほか、ATM手数料も無料となります。

【Oliveフレキシブルペイの「基本特典」(三井住友銀行)】
・SMBCダイレクトの他行あて振込手数料無料(月3回)
・本支店ATM24時間手数料無料(※1)
・定額自動入金手数料
・定額自動送金「きちんと振込」手数料無料

※1.三菱UFJ銀行の店舗外ATMの時間外手数料も無料
出所:三井住友銀行 Oliveの選べる特典のメリットとおすすめの選び方

一方の選べる特典は、次の4つから毎月選択するものです。

三井住友銀行の利用でポイントを受け取れるものや「Vポイントアッププログラム」の還元率など、自身の状況に応じて選択できます。

【Oliveフレキシブルペイの「選べる特典」】
・給与、年金の受け取りで200ポイント
・対象のコンビニATM手数料無料(月1回)
・Vポイントアッププログラム+1.0%
・円預金または外貨預金の残高1万円以上で100ポイント

※「選べる特典」は上記のうち毎月1つを選択(入会月および入会翌月は2つ)
出所:三井住友銀行 Oliveの選べる特典のメリットとおすすめの選び方

「Oliveラウンジ」を無料で利用できる

Oliveフレキシブルペイは会員限定でラウンジサービスが付帯します。ラウンジサービスはステータスカードで定番ですが、一般カードでの付帯は珍しく、三井住友カード(NL)にはないメリットです。

Oliveフレキシブルペイのラウンジサービスは「Oliveラウンジ」です。三井住友銀行が設置する施設で、Oliveアカウントの会員は施設内の「Oliver’sプレイス」を無料で利用できます。Oliver’sプレイスは会員専用のエリアで、会員1名に付き同伴者1名まで利用可能です。

【主なOliveラウンジ】
・渋谷(東京都渋谷区)
・下高井戸(東京都世田谷区)
・高円寺(東京都杉並区)
・成増(東京都板橋区)
・鶴見(神奈川県横浜市)
・船場(大阪府大阪市)
出所:三井住友銀行 Olive LOUNGE LOCATION

Oliveフレキシブルペイのデメリット・注意点

続いてデメリットも確認しておきましょう。Oliveフレキシブルペイは、特有のデメリットとして次の4つに注意が必要です。

・三井住友銀行の口座が必須
・引き落としは三井住友銀行のみ
・国際ブランドはVisaしか選べない
・「iD」はデビット限定

三井住友銀行の口座が必須

Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行の口座が必須です。三井住友カード(NL)のように、カード単体で申し込むことはできません。新たに銀行口座を開設する必要があることは、Oliveフレキシブルペイのデメリットです。

先述のとおり、Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行が運営するOliveが主体のサービスです。三井住友銀行のOliveアカウントがサービスの土台となっており、口座開設が前提となっています。

つまり、Oliveフレキシブルペイへの新たな申し込みは、三井住友銀行のOliveアカウント口座の同時開設がセットです。手持ちの銀行口座で申し込める三井住友カード(NL)と比べると、どうしても申し込みに手間がかかります。

また、管理の負担が増すことも懸念点です。Oliveフレキシブルペイに申し込むと銀行口座が1つ増えることになり、ログイン情報や残高の管理が新たに生じます。他行をメインに使っている場合はデメリットに感じやすいでしょう。

引き落としは三井住友銀行のみ

Oliveフレキシブルペイは単に三井住友銀行口座を開設するだけでなく、引落口座にも指定する必要があります。メインバンクが他行だと資金移動の手続きが増えるため、留意しておきたいところです。

クレジットカードは一般的に引落口座には任意の金融機関を指定できます。三井住友カード(NL)も同様で、多くの金融機関から指定することが可能です。

【三井住友カード(NL)の引落口座に指定できる主な金融機関】
<都市銀行など>三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行
<ネット銀行など>楽天銀行、住信SBIネット銀行、イオン銀行、auじぶん銀行、ソニー銀行
<地方銀行>横浜銀行、千葉銀行、福岡銀行、静岡銀行、北洋銀行、常陽銀行
<信用金庫など>JAバンク、京都信用金庫、城南信用金庫、近畿産業信用組合、中央労働金庫
出所:三井住友カード インターネットで口座振替設定が可能な金融機関一覧

一方、Oliveフレキシブルペイは引落口座が三井住友銀行に限られます。日常的に利用している金融機関を指定できないことはデメリットの1つです。

国際ブランドはVisaしか選べない

Oliveフレキシブルペイは国際ブランドにVisa以外を選べません。すでにVisaのクレジットカードを持っている場合、Oliveフレキシブルペイは重複してしまうため注意したいところです。

クレジットカードを利用できる店舗は、通常は付帯する国際ブランドの加盟店に限られます。例えば、「コストコ」はオンラインも含めMastercard以外のクレジットカードでは決済できません。

そして、Oliveフレキシブルペイは国際ブランドがVisaに限られます。一方、三井住友カード(NL)はVisaに加えMastercardも選択肢です。

すでにVisaのクレジットカードを持っている場合、2枚目以降はMastercardを選びたくなるところですが、Oliveフレキシブルペイはその需要にこたえられません。クレジットカードをMastercardで発行したい人には三井住友カード(NL)の方が向いているでしょう。

「iD」はデビット限定

Oliveフレキシブルペイは「iD(アイディー)」がデビットに限定されるデメリットもあります。クレジットカードのような後払いができないため注意しましょう。

iDは非接触型の電子マネーで、カードやスマートフォンを端末にかざすだけで決済できます。iDは加盟店が多く、端末の設置台数は2025年9月に272万台に達しました

出所:NTTドコモ 「iD」20 周年を記念して、「iD 利用で当たる︕50%キャッシュバックキャンペーン」を開催︕

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)はいずれもiD対応です。ただし、代金の支払い方は異なり、Oliveフレキシブルペイはデビット払い以外を選択できません。銀行口座に残高が必要なため、プリペイド型の決済方法といえます。

一方、三井住友カード(NL)のiDは後払いが可能です。代金は、その他のカード利用分と合算して支払います。クレジットカードと同じように利用できるため、iDの使い勝手は三井住友カード(NL)の方が優れているといえるでしょう。

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の共通点

より理解を深めるため、共通点も押さえておきましょう。Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)は主に次の9項目は共通しています。

【Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の共通点】
・年会費:永年無料
・家族カード年会費:永年無料
・付与ポイント:Vポイント
・基本のポイント還元率:0.5%
・旅行保険:海外は最高2,000万円(※1)、国内は対象外・「選べる無料保険」(※2):7プランから選択可能
・ショッピング保険:付帯なし
・クレカ積立の還元率(SBI証券):最大0.5%(※3)
・カードデザイン:ナンバーレス

※1.旅行費のカード決済が条件
※2.付帯保険を選択できるサービス(発行時は旅行保険が付帯)
※3.入会初年度は一律0.5%、2年目以降は年間カード利用額10万円以上で0.5%(10万円未満は付与の対象外)
出所:Oliveフレキシブルペイ三井住友カード(NL)三井住友カードつみたて投資

年会費はどちらも永年無料

年会費はいずれのカードも無料です。Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)は、どちらも条件なく年会費がかかりません。年会費の無料は初年度に限られることがありますが、2年目以降も永年で無料です。

年会費の無料は家族カードも同様です。三井住友カードは原則として家族カードは1人目かつ初年度が年会費無料のところ、Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)は年会費の負担なく発行できます。

利用額の0.5%分の「Vポイント」が貯まる

基本のポイント還元率は、Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)は共通で0.5%です。200円につき1ポイントが還元される仕組みで、毎月の利用額を合算して判定されます。

付与されるポイントはVポイントです。Vポイントは、1ポイントあたり1円相当でキャッシュバックやポイント払いに利用できます。

【Vポイントの主な利用先(1ポイント=1円)】
・キャッシュバック(カード利用代金の充当)
・スマホ決済のチャージ(VポイントPay)
・プリペイドカードのチャージ(Visaプリペ、かぞくのおさいふ)
・モバイルVカードでのポイント払い
・三井住友銀行の振込手数料
・SBI証券のポイント投資

出所:三井住友カード VポイントとはVポイント 三井住友銀行

付帯保険は7プランから選べる

付帯保険はOliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)で基本的に差がありません。付帯保険は海外旅行保険が基本で、費用をカードで支払った場合は最高2,000万円の補償を受けられます。国内旅行保険やショッピング保険は付帯しません。

なお、海外旅行保険は別の補償へ切り替えることもできます。Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)は「選べる無料保険」の対象で、海外旅行保険(旅行関心プラン)を含む7プランから自由に選択可能です。

【「選べる無料保険」の一覧】

補償内容補償額(最高)
旅行安心プラン海外旅行傷害保険2,000万円(※1)
スマホ安心プラン画面割れ修理費(※2)5万円、免責5,000円(※3)
弁護士安心プラン弁護士保険10万円(※4)
ゴルフ安心プランゴルファー保険20万円
日常生活安心プラン個人賠償責任保険20万円(※4)
ケガ安心プラン入院保険(交通事故限定)一時金1万円、日額1,000円(※5)
持ち物安心プラン携行品損害保険3万円、免責3,000円(※4)

※1.旅行費のカード決済が条件
※2.修理不能により有償交換または再購入する場合の費用も対象
※3.初年度契約においては、補償期間開始日からその日を含めて30日以内に発生した損害は補償の対象外。また事故発生時点において当該カードで対象スマートフォンの直近2ヵ月以上の通信料を決済していることが補償適用条件
※4.傷害後遺障害等級第1~7級限定補償も付帯(最高5万円)
※5.入院日額の支払限度日数:60日

出所:三井住友カード カード別保険金額一覧

Oliveフレキシブルペイが向いている人

ここまでOliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の違いと共通点を解説してきました。では、それぞれのカードは結局どのような人に向いているのでしょうか。

Oliveフレキシブルペイは次のような人におすすめです。

【Oliveフレキシブルペイが向いている人】
・メインバンクが三井住友銀行の人
・カードをまとめたい人

Oliveフレキシブルペイのハードルの1つが三井住友銀行の口座開設です。引落口座は強制的に三井住友銀行となるため、カードを利用するなら一定の残高を維持する必要があります。メインバンクが他行だと、どうしても資金を動かす手間が生じます。

しかし、日常的に三井住友銀行を使っているならこのデメリットはありません。すでに三井住友銀行を決済に使っているなら、Oliveフレキシブルペイも同様に利用できます。

また、カードを1枚にまとめたい人にもおすすめです。Oliveフレキシブルペイは、現物カード1枚にキャッシュカードやクレジットカードといった複数の機能を搭載しています。各機能のカードをそれぞれ持ち歩く必要がなく、財布を身軽にすることが可能です。

複数カードの携帯に煩わしさを感じる人は、Oliveフレキシブルペイを検討してみましょう。

メインカードならOliveフレキシブルペイ ゴールドもおすすめ

メインカードとしてOliveフレキシブルペイを検討している人は、Oliveフレキシブルペイ ゴールドもおすすめです。年間100万円以上の利用で年会費が無料となり、一般のOliveフレキシブルペイよりも手厚いサービスが受けられます。

発行会社三井住友カード株式会社
年会費初年度は5,500円(税込)※年間100万円利用で翌年以降永年無料
国際ブランドVISA
ポイント還元率0.5%
発行期間最短3営業日(オンライン申込みの場合)
追加カード家族カード、ETCカード
電子マネーQUICPay、Apple Pay、タッチ決済(NFC)
公式サイトhttps://www.smbc.co.jp/kojin/olive-account/gold/

Oliveフレキシブルペイ ゴールドの年会費は5,500円です。しかし、年間カード利用額が一度でも100万円に達したら、翌年度以降は永年で発生しません。初年度は年会費がかかりますが、継続特典として1万ポイントを受け取れるため、実質的に無料となります。

Oliveフレキシブルペイ ゴールドの魅力は、一般のOliveフレキシブルペイよりも充実した特典です。継続特典のほか、国内旅行保険やショッピング保険、空港ラウンジサービスも付帯します。

【OliveフレキシブルペイとOliveフレキシブルペイ ゴールドの主な違い】

OliveフレキシブルペイOliveフレキシブルペイ ゴールド
年会費永年無料5,500円(※1)
継続特典(年間カード利用額100万円以上)1万ポイント
旅行保険海外のみ(※2)国内・海外(※2)
ショッピング保険
空港ラウンジ(国内・ハワイ)

※1.年間カード利用額100万円以上で翌年以降の年会費永年無料
※2.旅行費のカード決済が条件

出所:Oliveフレキシブルペイ三井住友カード 空港ラウンジサービス三井住友カードお買物安心保険(動産総合保険)

Oliveフレキシブルペイ ゴールドは、カード利用額が年間100万円を超える人におすすめです。月額では8万4,000円ほどで、普段からこの水準の利用がある人はOliveフレキシブルペイ ゴールドを検討したいところです。

三井住友カード(NL)が向いている人

続いて三井住友カード(NL)です。Oliveフレキシブルペイより、三井住友カード(NL)の方が向いている人は次のとおりです。

【三井住友カード(NL)が向いている人】
・メインバンクを変えたくない人
・国際ブランドにVisa以外を選びたい人

先述のとおり、Oliveフレキシブルペイは引落口座が三井住友銀行に限られます。決済に利用するなら、三井住友銀行をメインバンクとして利用することが望ましいでしょう。

三井住友銀行以外の金融機関をメインバンクにするなら、三井住友カード(NL)の方が向いています。引落口座を任意に指定できるため、新たに口座を開設する必要がなく、現在の金融機関ですぐに利用を開始できます。

Visa以外のクレジットカードを選びたい人も、Oliveフレキシブルペイは向いていません。Oliveフレキシブルペイは国際ブランドがVisaに限られるためです。

三井住友カード(NL)は、VisaのほかMastercardを指定できます。すでにVisaのクレジットカードを持っており、別の国際ブランドを発行したい人は三井住友カード(NL)を検討しましょう。

年会費永年無料
国際ブランドVISA、MasterCard
ポイント還元率0.5%(条件達成で対象店舗は最大7%、一部条件でさらに上乗せ※)
発行期間最短10秒で発行
追加カード家族カード、ETCカード発行可
電子マネーApplePay、GooglePay
公式サイトhttps://www.smbc-card.com/nyukai/card/numberless.jsp
ボタン 1個

Oliveと三井住友カードの2枚持ちが最適な理由

ここまでOliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)を二者択一で比較してきましたが、実は両方を発行する「2枚持ち」という選択肢もあります。むしろ、それぞれを1枚だけ保有するより2枚持ちの方が有利です。理由を簡単に押さえましょう。

デメリットをカバーできる

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)はそれぞれデメリットがありますが、2枚持ちなら互いにカバーすることができます。

2枚持ちでカバーできるデメリットの典型が国際ブランドです。OliveフレキシブルペイはVisaで、三井住友カード(NL)はMastercardで発行すれば、両方の加盟店で決済できるようになります。

またiDも使い勝手の改善が期待されます。OliveフレキシブルペイはiDがデビット払いに限られるため銀行に残高が必要ですが、三井住友カード(NL)は必要ありません。両方のカードを持っていれば、iDは三井住友カード(NL)で利用するという使い分けが可能です。

ほかに、三井住友銀行への送金を小さくできる使い方もできます。例えば、Oliveフレキシブルペイは還元率が高いコンビニ・飲食店での利用にとどめ、その他は三井住友カード(NL)に集約する使い方です。三井住友銀行への送金を抑制できるため、残高管理の負担の軽減が期待できます。

年会費無料でメリットをいいとこ取り

2枚持ちはデメリットが減るだけでなく、両者のメリットを享受できる側面もあります。

まず、Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)はいずれも年会費が無料です。2枚持ちでもコストが増えることはありません。そして、各カードのメリットはそれぞれ個別に受けられるため、2枚持ちは1枚持ちより単純にメリットが増えることとなります。

例えば、メインカードが三井住友カード(NL)でも、Oliveフレキシブルペイも持っていればVポイントアッププログラムの対象サービスが増えるほか、三井住友銀行の「基本特典」や「選べる特典」も受けられます。同様に「Oliveラウンジ」も利用が可能です。

利用額はアプリ1つでまとめて管理、ポイントも合算

2枚持ちで気になるのがカードの管理です。複数のカードを利用すると、それぞれで利用額を把握しておく必要があるため、管理が難しくなることが懸念されます。

しかし、Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の2枚持ちは管理しやすい組み合わせです。三井住友カードは「おまとめログインサービス」という機能を提供しており、「Vpassアプリ」で両方のカードを一元的に管理できます。

さらに、ポイントの管理も容易です。ポイント還元は各カードごとに個別で集計されますが、貯まったポイントは合算して1つに集約されます。カードごとにポイント数を把握する必要がなく、使い勝手は1枚持ちと変わりません。

ゴールドの100万円特典を二重取りできる

普段からカード利用額が大きい人は、Oliveフレキシブルペイ ゴールドと三井住友カード ゴールド(NL)の2枚持ちもおすすめです。この組み合わせなら、年100万円以上を利用したときの特典の二重取りができます。

先述のとおり、Oliveフレキシブルペイ ゴールドは年間100万円以上の利用で年会費の永年無料と1万ポイントの継続特典があります。実は、これは三井住友カード ゴールド(NL)も同様です。利用条件を達成すると、年会費無料と継続特典を受け取れます。

これらゴールドカードの特典は、各カードごとの判定です。つまり、Oliveフレキシブルペイ ゴールドと三井住友カード ゴールド(NL)の双方で達成すれば、いずれも年会費が無料になり、かつ計2万ポイントを受け取ることができます。

ゴールドカード特典を双方で満たすには年200万円、月に16万7,000円の利用が必要です。この水準の利用が見込まれる人は、Oliveフレキシブルペイ ゴールドと三井住友カード ゴールド(NL)で2枚持ちを検討してみましょう。

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の申し込み方法

最後にカードの申込方法を押さえておきましょう。手続きをスムーズに進められるよう、申し込みに必要な書類や情報を解説します。

Oliveフレキシブルペイの申し込みの流れ

まずはOliveフレキシブルペイです。三井住友銀行の口座を持っていないケースを前提に解説します。

Oliveフレキシブルペイの申し込みの流れは、大まかに次のとおりです。申し込みは原則として三井住友銀行アプリから行います。

【Oliveフレキシブルペイの申し込みの流れ】
・三井住友銀行アプリから申し込み
・「SMBC ID」の登録
・オンライン本人確認
・SMS認証
・クレジットモードの審査

出所:三井住友カード Olive お申し込みの流れ

まずは三井住友銀行アプリを起動し、トップ画面から「Oliveアカウントを申し込む(口座開設)」を選択します。「お申し込みの流れ」画面まで遷移し、「次へ」を選択します。

出所:三井住友銀行アプリより著者作成

遷移後の画面でSMBC IDを登録します。SMBC IDの登録はメールアドレスが必要です。

SMBC IDの登録後はオンライン本人確認に進みます。オンライン本人確認に使用できる本人確認書類は次のとおりです。

【オンライン本人確認に必要な書類(いずれか1点)】
・運転免許証
・運転経歴証明書
・個人番号(マイナンバー)カード
・パスポート(※)
・在留カード、もしくは特別永住者証明書

※2020年2月4日以降に申請されたパスポートは所持人記入欄がないため利用不可
出所:三井住友銀行 【口座開設】Oliveの申込に必要な本人確認書類を知りたい(アプリ・ホームページ)

本人確認後はカードのステータス(アカウントランク)を指定し、続けて氏名といった情報を入力します。SMS認証を終えると、申し込み手続きは完了です。カード発行通知メールから三井住友銀行アプリにログインし、初回登録手続きを終えます。

なお、初回登録の時点ではクレジット機能は付帯していません。クレジットモードの審査完了後、三井住友銀行アプリで利用開始手続きを終えることで付帯します。

三井住友カード(NL)の申し込みの流れ

次に三井住友カード(NL)の申込方法です。三井住友カード(NL)は、カード番号などの情報を最短10秒で発行し、カード現物は後日の郵送となる「即時発行」に対応しています。即時発行は、大まかに次の流れで行います。

【三井住友カード(NL)の申し込みの流れ(即時発行)】
・ウェブから申し込み
・引落口座の指定
・審査
・電話認証
・「Vpass」へ登録
・カード現物の郵送

出所:即日発行・即時発行できるクレジットカード

三井住友カード(NL)はウェブサイトの「即時発行でお申し込み」から申し込みに進みます。なお、即時発行は申込時に引落口座を設定することが条件です。対象の金融機関がない場合は「通常発行」を選択します

(参考:三井住友カード インターネットで口座振替設定が可能な金融機関一覧)。

出所:三井住友カード(NL)より著者作成

遷移後の画面で氏名や勤務先の情報を入力し、引落口座を指定します。入力後、審査に通過すれば電話認証で本人確認を行います。

電話認証後、Vpassに登録します。登録後はカード番号が発行され、現物のカードが到着する前でもインターネット決済やスマホ決済が可能です。

よくある質問

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の違いは?

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の大きな違いは三井住友銀行にあります。三井住友カード(NL)は引落口座を自由に設定できますが、Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行しか選べません。

つまり、Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行の口座が必須です。一方、特典はOliveフレキシブルペイの方が手厚い傾向にあります。対象のコンビニ・飲食店での還元率が高く設定されているほか、Vポイントアッププログラムも対象サービスも多くなっています。

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)どちらを選ぶべき?

三井住友銀行がメインバンクの人はOliveフレキシブルペイがおすすめです。「基本特典」として三井住友銀行の手数料が優遇されるほか、「選べる特典」としてVポイントの付与やコンビニATM手数料の無料などが受けられます。

一方、メインバンクを三井住友銀行に変えたくない人は三井住友カード(NL)が候補です。Oliveフレキシブルペイは引落口座が三井住友銀行に限定されますが、三井住友カード(NL)なら自由に選べます。

Oliveと三井住友カードの2枚持ちのデメリットは?

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の2枚持ちはカード枚数が増えることがデメリットです。利用金額は各カードで集計されるため、それぞれ把握する手間が生じます。

もっとも、このデメリットはある程度解消できます。Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)は三井住友カードの「Vpassアプリ」1つで確認できるほか、ポイントは1つに合算されるため、管理の手間は1枚持ちと大きく変わりません。

三井住友カード(NL)からOliveへの切り替えはできる?

三井住友カード(NL)からOliveフレキシブルペイへ直接的に切り替える手続きはありません。Oliveフレキシブルペイを新規に発行後、三井住友カード(NL)を解約する形となります。

もっとも、手持ちの三井住友カード(NL)を解約する必要はありません。新たにOliveフレキシブルペイを発行しても、三井住友カード(NL)はそのまま利用を続けられます。カード情報も維持されるため、引き落としの設定を切り替える必要もありません。

【まとめ】お得重視なら「2枚持ち」が最適解

Oliveフレキシブルペイはポイント還元や三井住友銀行の優遇が魅力です。一方、三井住友銀行の口座が必須となるデメリットがあります。メイン口座が別の金融機関にある人は、三井住友カード(NL)を検討しましょう。

ただし、両方を発行するという視点も持ちたいところです。双方を発行し2枚持ちとすれば、互いのデメリットを補完しつつ両者のメリットを受けられます。年会費はいずれも無料のため、2枚持ちでコストが増えることもありません。

ポイント還元や特典を重視するなら、各カードをそれぞれ単独で持つより2枚持ちの方が有利です。「どちらか1つ」という先入観にとらわれず、メリットの大きい2枚持ちを検討するようおすすめします。

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