貯金用口座のおすすめはどこ?|自動で貯まる銀行の比較と選び方

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貯金用口座は、給与口座とは別に貯めるお金だけを置く口座です。金利だけで選ぶと、自動で移す設定ができない、すぐ下ろせてしまうといった理由で貯金が続かないことがあります。

選ぶ軸は自動で入る仕組みと引き出しにくさの2つで、金利はその次です。2つがそろうのは、定額自動入金と目的別口座があるドコモSMTBネット銀行です。

12行の比較表、引き出しにくさの比較、4問の診断で、自分に合う貯金用口座が分かります。

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3行要約

①貯金用口座の選び方は自動入金・引き出しにくさ・金利の順
②ドコモSMTBネット銀行は他行からの定額自動入金と目的別口座の両方に対応
③条件なしの金利はあおぞら銀行BANK支店の年1.20%(残高100万円以下の部分)

目次

貯金用口座のおすすめの結論

貯金用口座は、毎月決まった額が自動で入る仕組みと、すぐに引き出せない仕組みの2つで選びます。普通預金の金利は条件付きの上乗せが多いため、比べるのはこの2つを満たしてからで足ります。

2つが1つの銀行でそろうのが、ドコモSMTBネット銀行(旧 住信SBIネット銀行)です。他行の給与口座から毎月自動で入金でき、入ったお金を目的別口座へ自動で振り替えられます。目的別口座からは直接出金できません。

目的で選ぶ貯金用口座の早見表

何を優先するかで向く銀行は変わります。現金で入金したい人や、条件なしの金利を優先したい人には、ほかの銀行が合う場合もあります。

目的向く銀行理由
給料日のあとに自動で貯めたいドコモSMTBネット銀行他行からの定額自動入金(手数料無料)と、目的別口座への定額自動振替がそろう
引き出しにくくしたいドコモSMTBネット銀行、みんなの銀行目的別口座はATMと振込に使えない。ボックスは支払いの前に普通預金への振替が要る
条件なしで金利も欲しいあおぞら銀行 BANK支店残高100万円以下の部分に年1.20%が付き、適用条件がない
現金で入金したいイオン銀行イオン銀行ATMの手数料が24時間365日無料
店舗のある銀行で貯めたいゆうちょ銀行自動積立定額貯金で、通常貯金から毎月自動で積み立てられる
証券口座と一緒に使いたいドコモSMTBネット銀行、楽天銀行SBIハイブリッド預金はSBI証券の買付余力に反映。楽天銀行はマネーブリッジで1,000万円以下の部分が年0.48%

出典:ドコモSMTBネット銀行『定額自動入金サービス』、あおぞら銀行『円普通預金(BANK)等の金利改定について』、イオン銀行『ATMサービス』

貯金用口座の比較表

12行を、口座の中で分ける機能、他行からの定額自動入金、口座内の自動振替、普通預金の基本金利で並べました。金利は2026年10月15日時点(みんなの銀行とUI銀行は10月19日時点)の、条件なしで付く値です。

銀行口座の中で分ける機能他行からの定額自動入金口座内の自動振替普通預金の基本金利公式サイト
ドコモSMTBネット銀行目的別口座(10個まで)あり(無料・毎月5日か27日に引落し)あり(毎日・毎週・毎月)年0.50%公式サイト
楽天銀行——定期預金の積立購入(毎月)年0.40%公式サイト
ソニー銀行—あり(無料・毎月5日か27日に引落し)—年0.40%公式サイト
auじぶん銀行なし(口座を分けられない)あり(無料・毎月6日か26日に引落し)—年0.410%公式サイト
SBI新生銀行——あり(SBIハイパー預金へ・毎日・毎週・毎月)年0.50%(ダイヤモンドステージは年0.55%)公式サイト
PayPay銀行—あり(無料・毎月5日か27日に引落し)—年0.3%〜年0.6%(月中平均残高と年齢で変わる・11月1日から上限は年0.7%)公式サイト
みんなの銀行ボックス(貯蓄預金・20個まで)—あり(毎日・毎週・毎月・毎年)年0.60%公式サイト
UI銀行———年0.50%(10月19日時点)公式サイト
イオン銀行—あり(無料・毎月6日か23日に引落し)—年0.400%公式サイト
GMOあおぞらネット銀行つかいわけ口座(親口座を含めて10口座まで)—あり(毎月・毎週)年0.400%(11月1日から年0.500%)公式サイト
あおぞら銀行 BANK支店BANKアプリ限定貯蓄預金(積立目標20個まで)—あり(毎月定額積立)100万円以下の部分は年1.20%、超える部分は年0.75%公式サイト
ゆうちょ銀行——自動積立定額貯金(毎月)通常貯金は年0.400%(11月9日から年0.500%)公式サイト

「—」は、2026年10月15日に各行の公式サイトで該当するサービスの案内を確認できなかった項目です。上乗せ金利の条件と、金利の高い順の比較は普通預金金利ランキングで扱っています。

出典:ドコモSMTBネット銀行『円預金金利および短期プライムレートの改定について』、あおぞら銀行『円普通預金(BANK)等の金利改定について』、PayPay銀行『ステップアップ円預金』

貯金用口座を生活費と分ける理由

給与口座に貯金も置いたままにすると、カード代や口座振替の引落しで残高が毎月上下し、いくら貯まったのかが見えにくくなります。貯めるお金だけを別の口座に移せば、その口座の残高がそのまま貯金額です。

口座を何個持つか、使う・貯める・備えるの分け方は銀行口座を持ちすぎるデメリットの記事で扱っています。この記事では、貯金用口座をどの銀行に置くかに絞って比べます。

別の銀行に口座を作らなくても、1つの口座の中で目的ごとにお金を分けられる銀行もあります。その仕組みは、次の引き出しにくさと自動入金の章で取り上げます。

貯金用口座の選び方4つの軸

貯金用口座は、お金を入れる仕組み、引き出しにくさ、金利、手数料の4つで比べます。貯金が続くかどうかを左右するのは前の2つで、金利と手数料はその次の比較材料です。

自動で入金できる仕組み

給料日のあとに決まった額が自動で移る設定があるかを確認します。他行の口座から引き落として入金する「定額自動入金」と、同じ銀行の中で移す「定額自動振替」の2種類があります。

定額自動入金は、給与口座をメガバンクのまま変えずに使えるのが利点です。ドコモSMTBネット銀行、ソニー銀行、auじぶん銀行、PayPay銀行、イオン銀行が手数料無料で対応しています。引落日や入金までの日数は、自動で貯まる入金の仕組みの章で比べます。

引き出しにくさ

貯金用口座のお金をキャッシュカードでそのまま下ろせると、生活費が足りない月に手を付けやすくなります。直接は出金できず、一度別の口座へ振り替えてから使う仕組みがあれば、それが歯止めになります。

ドコモSMTBネット銀行の目的別口座や、みんなの銀行のボックスがこの形です。仕組みごとの違いは、引き出しにくさの章で表にして並べます。

普通預金の金利と条件

金利は、条件なしで付く基本金利と、条件を満たすと上がる上乗せ金利を分けて見るのが基本です。基本金利はドコモSMTBネット銀行とSBI新生銀行が年0.50%で、あおぞら銀行BANK支店は残高100万円以下の部分に条件なしで年1.20%が付きます。

上乗せ金利は、楽天銀行のマネーブリッジのように証券口座との連携などが条件です。条件と金利は銀行の判断で変わることがあり、各行の上乗せ条件の中身は比較表の下でリンクした普通預金金利ランキングにまとめました。

出典:あおぞら銀行『円普通預金(BANK)等の金利改定について』、楽天銀行『普通預金(マネーブリッジ利用者)』、SBI新生銀行『円普通預金の金利改定について』

入金と出金の手数料

貯金用口座へ移すときと、使うときに下ろすときの手数料も確認します。定額自動入金は上の5行とも手数料無料ですが、ドコモSMTBネット銀行はスルガ銀行Dバンク支店の口座を引落口座にすると手数料がかかります。

下ろすときのATM手数料は、無料になる回数が銀行ごとに違います。イオン銀行ATMは24時間365日手数料無料で、あおぞら銀行BANK支店はゆうちょ銀行ATMでの入出金手数料が無料です。

ドコモSMTBネット銀行のATM手数料と振込手数料の細部は、ドコモSMTBネット銀行の振込手数料とATM手数料の記事で扱っています。

出典:ドコモSMTBネット銀行『定額自動入金サービス』、イオン銀行『ATMサービス』、あおぞら銀行『BANK』

引き出しにくさで比べる貯め方

すぐに下ろせない度合いは、お金を置く仕組みで変わります。目的別口座、貯蓄預金、定期預金や定額貯金、別の銀行の普通預金を、使うまでの手順で並べました。

仕組みATMや振込で直接使えるか使うまでの手順例
目的別口座使えない代表口座の円普通預金へ振り替えてから使うドコモSMTBネット銀行
貯蓄預金使えない普通預金へ振り替えてから使うみんなの銀行のボックス、あおぞら銀行のBANKアプリ限定貯蓄預金
つかいわけ口座ATMからの出金を紐付けられる設定によっては振替なしで出金できるGMOあおぞらネット銀行
定期預金満期まで置く前提中途解約の手続きをする(中途解約利率になる)あおぞら銀行 BANK The 定期
自動積立定額貯金預入日から6か月は据置期間据置期間が過ぎてから払い戻すゆうちょ銀行
別の銀行の普通預金使えるキャッシュカードで下ろすか、生活費の口座へ振り込むどの銀行でも作れる

目的別口座は直接出金できない

ドコモSMTBネット銀行の目的別口座は、ATMでの入出金と振込に使えません。使うときは代表口座の円普通預金へ振り替えてから、ATMや振込で出金する手順になります。

口座番号を持たない預金専用の口座で、10個まで同時に使えます。作成回数の上限などの細部はドコモSMTBネット銀行のメリットとデメリットの記事で扱っています。

出典:ドコモSMTBネット銀行『目的別口座』

貯蓄預金は引き落としに使えない

みんなの銀行のボックスは貯蓄預金で、出金や支払いの前に普通預金への振替が必要です。口座振替やデビットカードの支払いで、ボックスの残高が直接減ることはありません。

ボックスの金利は、2026年10月19日から年0.70%です(プレミアム会員以外の場合)。

あおぞら銀行BANK支店のBANKアプリ限定貯蓄預金も、振込や口座振替には使えません。普通預金との振替で入出金する貯蓄預金で、金利は年0.75%です。

貯蓄預金と普通預金の違いの説明は、普通預金金利ランキングの記事で扱っています。

出典:みんなの銀行『金利』、『預金金利引き上げのお知らせ』、あおぞら銀行『BANKアプリ限定貯蓄預金と普通預金の違い』

定期預金・積立定期は満期まで置く

定期預金と積立定期は、満期まで置くことを前提にした預金です。満期の前に解約すると中途解約利率が適用され、あおぞら銀行のBANK The 定期なら年0.1%になります。

定期預金の金利の比較は定期預金の金利ランキング、積立定期の銀行別の条件は積立預金の記事で扱っています。定期預金が向かない人の条件は定期預金はおすすめしないと言われる理由の記事にまとめています。

出典:あおぞら銀行『BANKの金利一覧』

別の銀行の普通預金に置く

特別な仕組みを使わず、生活費とは別の銀行の普通預金に置く方法もあります。普段使うアプリと別の銀行にするだけで、残高を見ながら使う流れからは外れます。

ただしキャッシュカードでいつでも下ろせるため、歯止めは自分の意思だけになります。下ろしにくさを求めるなら、目的別口座や貯蓄預金と組み合わせるのが現実的でしょう。

自動で貯まる入金の仕組み

給料日のあとに日付を決めて自動で移す設定をしておけば、毎月の手作業は要りません。他行から引き落とす定額自動入金と、同じ銀行の中で移す定額自動振替を組み合わせると、給与口座から貯金用の口座まで自動でつながります。

銀行サービス名手数料引落日入金日設定できる金額
ドコモSMTBネット銀行定額自動入金サービス無料(スルガ銀行Dバンク支店の口座から引き落とす場合を除く)毎月5日か27日原則、引落日の4営業日後1万円以上1千円単位
ソニー銀行おまかせ入金サービス無料毎月5日か27日引落日の4営業日後10,000円以上1,000円単位
auじぶん銀行定額自動入金サービス無料毎月6日か26日原則、引落日の4営業日後10,000円以上1,000円単位
PayPay銀行定額自動入金サービス無料毎月5日か27日引落日の4営業日後1万円以上1億円以下、千円単位
イオン銀行自動入金サービス無料毎月6日か23日引落日の5営業日後10,000円以上1,000円単位

他行から引き落とす定額自動入金

給与口座がメガバンクのままでも、貯金用口座の側で申し込めば毎月自動で引き落として入金されます。引落しから入金までは4〜5営業日かかるため、給料日と引落日の間をあけて設定してください。

25日が給料日なら、引落日を26日や27日にできる銀行が合わせやすくなります。ドコモSMTBネット銀行、ソニー銀行、イオン銀行は、申込みから初回の引落しまで8営業日以上あける必要があるため、始めたい月の前月中に申し込むと間に合います。

出典:ソニー銀行『おまかせ入金サービス』、auじぶん銀行『定額自動入金サービス』、イオン銀行『自動入金サービス』

同じ銀行の中で移す定額自動振替

貯金用口座に入ったお金を、さらに目的ごとに分けるのが定額自動振替です。ドコモSMTBネット銀行は目的別口座への振替を毎日・毎週・毎月の単位で設定でき、毎日100円や毎週1,000円といった少額からでも積み立てられます。

みんなの銀行はボックスへの自動振替を毎日・毎週・毎月・毎年から選べ、金額は1円から設定できます。GMOあおぞらネット銀行のつかいわけ口座は、毎月か毎週の設定日に、設定した金額を振り替えます。

出典:ドコモSMTBネット銀行『目的別口座』、みんなの銀行『金利』、GMOあおぞらネット銀行『つかいわけ口座』

先取り貯金の設定にも使える

給料が入った直後に貯金分を先に移す先取り貯金は、定額自動入金と定額自動振替の組み合わせで設定できます。ドコモSMTBネット銀行なら、給与口座からの引落しと目的別口座への振替を同じ銀行のサイトで設定できます。

貯金用口座におすすめの銀行

比較表の12行を、貯金用口座として見たときの強みと注意点で銀行ごとに整理します。自動で入る仕組みがある銀行から順に並べました。

ドコモSMTBネット銀行

旧 住信SBIネット銀行です。他行からの定額自動入金、目的別口座、目的別口座への定額自動振替の3つがそろい、給与口座から貯金までを自動でつなげられます。

円普通預金の金利は2026年10月1日から年0.50%です。金利の詳細はドコモSMTBネット銀行の普通預金金利の記事、メリットとデメリットは前の章でリンクした記事で扱っています。

SBIハイブリッド預金は年0.51%と円普通預金より高い一方で、残高がSBI証券の買付余力に自動で反映されます。証券の買付に使われる前提の預金なので、貯めるお金は円普通預金と目的別口座に置くほうが分けやすいでしょう。

申込みはドコモの銀行の公式サイトから進めます。

出典:ドコモSMTBネット銀行『円預金金利および短期プライムレートの改定について』、『SBIハイブリッド預金』

ソニー銀行

おまかせ入金サービスで、他行の本人名義の口座から毎月決まった額を手数料無料で取り寄せられます。引落日は毎月5日か27日で、登録は5件までです。

円普通預金は年0.40%で、2026年11月2日から年0.50%に上がります。円リッチプログラムの条件を満たすと上乗せ金利が付きますが、上乗せ金利は随時見直されます。

出典:ソニー銀行『おまかせ入金サービス』、『ソニー銀行からのお知らせ(2026年9月24日)』

auじぶん銀行

定額自動入金サービスで、本人名義の金融機関から毎月一定額を無料で取り寄せられます。引落日は毎月6日か26日から選べるため、25日が給料日なら翌日の26日に合わせられます。

円普通預金の通常金利は年0.410%です。プレミアム金利優遇の対象になると年0.340%が上乗せされます。

出典:auじぶん銀行『金利一覧』

PayPay銀行

定額自動入金サービスは手数料無料で、他行の口座から毎月5日か27日に引き落とし、4営業日後に入金されます。

金利はステップアップ円預金で、円普通預金の月中平均残高と年齢によって年0.3%から年0.6%まで段階的に変わります(2026年10月31日までの金利)。

30歳以上なら、年0.6%になるのは200万円から1,000万円までの部分です。2026年11月1日からは、上限が年0.7%に上がります。

出典:PayPay銀行『定額自動入金サービス』、『ステップアップ円預金』

イオン銀行

イオンの店舗などにあるイオン銀行ATMは、24時間365日手数料無料です。現金を貯金用口座に入れることが多い人に向きます。

自動入金サービスは他行口座から毎月6日か23日に引き落とし、5営業日後に入金されます。普通預金は年0.400%です。ATMで下ろすときも手数料がかからないため、引き出しにくさの歯止めは弱い点を押さえておいてください。

出典:イオン銀行『自動入金サービス』、『金利(普通預金)』

みんなの銀行

アプリで口座を管理する銀行で、ボックス(貯蓄預金)を20個まで作り、目的別にお金を分けられます。ボックスへの自動振替は前の章で触れたとおりです。

普通預金は、2026年10月19日から年0.60%です(プレミアム会員以外の場合)。貯蓄預金のほうが普通預金より金利が高いため、ボックスに置いた分の利息も増えます。現金の入金はセブン銀行ATMを使います。

出典:みんなの銀行『ボックス』、『預金金利引き上げのお知らせ』

GMOあおぞらネット銀行

つかいわけ口座は親口座を含めて10口座まで作れ、つかいわけ口座ごとに入金専用の支店名と口座番号が付きます。その振込先に振り込まれたお金は、紐付いたつかいわけ口座に自動で分類されます。

ATMからの出金をつかいわけ口座に紐付ける設定もできるため、引き出しにくさは目的別口座ほど強くありません。円普通預金は年0.400%で、2026年11月1日から年0.500%になります。

出典:GMOあおぞらネット銀行『つかいわけ口座』、『金利』

楽天銀行

楽天証券を使っている人に向く銀行です。マネーブリッジを設定すると、普通預金残高1,000万円以下の部分が年0.48%になり、設定しない場合の年0.40%より高くなります。

優遇金利は、前月末までに設定を済ませた人に当月1か月間適用されます。2026年11月2日からは普通預金が年0.50%、マネーブリッジ利用者の1,000万円以下の部分が年0.58%に改定されます。

口座の中では、定期預金の積立購入で普通預金から円定期預金へ毎月自動で預け入れられます。他行からの定額自動入金は公式サイトで案内を確認できなかったため、給与口座からは自分で振り込む手順を見込んでおきましょう。

出典:楽天銀行『金利一覧』、『円預金金利の改定について』

SBI新生銀行

2026年10月13日に円普通預金の金利を引き上げ、年0.50%(ダイヤモンドステージは年0.55%)になりました。ステップアッププログラムのステージによって金利が変わります。

公式サイトのサービス一覧にあるのは他行へ送る定額自動振込サービスで、他行から取り寄せる定額自動入金は確認できませんでした。金利を重視し、給与口座から自分で振り込む手間を許容できる人向けです。

口座の中では、円普通預金からSBIハイパー預金へ毎日・毎週・毎月の定額自動振替を設定できます。SBIハイパー預金の残高はSBI証券の買付余力に自動で反映されるため、貯める用途なら証券で使わない前提で分けておきましょう。

出典:SBI新生銀行『円普通預金の金利改定について』、『入金方法』、『定額自動振替サービス』

UI銀行

普通預金の金利は年0.50%で、適用期間ごとに見直されます(2026年10月19日時点の適用金利)。

他行からの定額自動入金と口座の中で分ける機能は、公式サイトで案内を確認できませんでした。給与口座からは自分で振り込む手順になります。

出典:UI銀行『預金金利』

あおぞら銀行 BANK支店

円普通預金は、残高100万円以下の部分が年1.20%、100万円を超える部分が年0.75%です(2026年10月1日から)。ステージ判定や他サービスの利用といった適用条件はありません。

比較した12行の基本金利のなかで、100万円以下の部分の年1.20%は高い水準です。円普通預金はゆうちょ銀行ATMの入出金手数料が無料で、下ろしやすい口座です。

手を付けにくくしたい分は、BANKアプリ限定貯蓄預金に分けられます。積立目標を20個まで作れ、毎月定額積立は1,000円から100万円まで設定できます。

出典:あおぞら銀行『円普通預金(BANK)等の金利改定について』、『BANKアプリ限定貯蓄預金(The Savings)』

ネット銀行以外で貯金用口座を作るなら

店舗のある銀行で貯金用口座を作るなら、ゆうちょ銀行が候補になります。給与口座がメガバンクなら、生活費用はそのままにして貯金用をネット銀行に分ける組み合わせもあります。

ゆうちょ銀行

自動積立定額貯金で、通常貯金から定額貯金へ毎月自動で積み立てられます。積立金額は1,000円以上1,000円単位で、預入日から6か月は据置期間のため、すぐには払い戻せません。

積立期間は最初の積立日から6年以内で、毎月の一般月と年6回までの特別月を合わせて108回まで積み立てられます。通常貯金の金利は年0.400%で、2026年11月9日から年0.500%に上がります。

出典:ゆうちょ銀行『自動積立定額貯金 商品説明書』、『金利一覧』

メガバンクの普通預金

給与口座がメガバンクなら、貯金用口座の側で定額自動入金を申し込めば毎月自動で移せます。ソニー銀行とPayPay銀行は、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行を引落先に指定できます。

メガバンクを含めた銀行口座全般の選び方は、銀行口座のおすすめの記事で扱っています。

出典:ソニー銀行『おまかせ入金サービス』、PayPay銀行『定額自動入金サービス』

貯金用口座の診断チャート

4つの質問に答えると、6つの銀行から合う貯金用口座を1つ表示します。結果は比較表と同じ2026年10月15日時点の情報をもとにしています。

結果が2つの銀行で迷うときは、自動で入る仕組みと引き出しにくさのどちらを優先するかで決めてください。

貯金用口座を作る前の注意点

上乗せ金利は条件と変更を確認

上乗せ金利は条件を満たした月だけ付き、銀行の判断で見直されます。楽天銀行は普通預金の金利を金融情勢などにより予告なく変更する場合があるとしています。

金利の高さだけで貯金用口座を選ぶと、条件が変わったときに口座を移す手間が生じます。自動入金と引き出しにくさで選び、金利は上乗せなしの基本金利で比べると判断がぶれません。

出典:楽天銀行『金利一覧』

1つの銀行に預ける金額の目安

預金保険制度では、1金融機関につき預金者1人当たり元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されます。利息の付く普通預金や定期預金が対象です。

貯金が1,000万円を超えるなら、超えた分を別の銀行に分けると保護の範囲に収まります。

出典:預金保険機構『預金保険制度の基礎知識』

使わなくなった口座の管理手数料

貯金用口座を作り替えたあと、古い口座を放置すると未利用口座管理手数料がかかる銀行があります。対象の銀行と条件、休眠預金の扱いは、口座を持ちすぎるデメリットの記事で扱っています。

貯金用口座のよくある質問

貯金するならどこの銀行の普通預金?

条件なしの金利で選ぶならあおぞら銀行BANK支店、自動で貯める仕組みで選ぶならドコモSMTBネット銀行です。給与口座から自動で移したいなら、定額自動入金に対応した銀行から選んでください。

貯金用口座はいくつ持てばいい?

1つの口座の中で目的別に分けられる銀行なら、貯金用は1口座で足ります。ドコモSMTBネット銀行の目的別口座は10個、みんなの銀行のボックスは20個まで作れます。

貯金用口座はネット銀行でも安全?

ネット銀行の預金も預金保険の対象で、保護の範囲は店舗のある銀行と同じです。みんなの銀行も、普通預金と貯蓄預金が預金保険の対象であることを明記しています。

ネット銀行のセキュリティや総合的な比較は、ネット銀行のおすすめの記事で扱っています。

100万円を預けるならどこ?

あおぞら銀行BANK支店の円普通預金なら、100万円の全額に年1.20%が適用されます。1年間預けたときの税引前の利息は12,000円で、ここから20.315%が源泉徴収されます。

年0.50%の銀行なら、税引前の利息は1年で5,000円です。100万円は預金保険で保護される範囲内なので、1つの銀行にまとめて預けられます。

出典:あおぞら銀行『円普通預金(BANK)等の金利改定について』

貯金用口座の開設にかかる日数は?

ドコモSMTBネット銀行は、スマホで本人確認をすれば申込みの当日に口座開設が済む場合があります。定額自動入金は申込みから初回の引落しまで日数がかかるため、口座開設のすぐあとに申し込むと最初の給料日に合わせやすくなります。

出典:ドコモSMTBネット銀行『目的別口座』

まとめ

貯金用口座は、自動で入る仕組みと引き出しにくさで選び、金利は条件なしの基本金利で比べます。2つがそろうのは、定額自動入金・目的別口座・定額自動振替があるドコモSMTBネット銀行です。

現金で入れることが多いならイオン銀行、条件なしの金利ならあおぞら銀行BANK支店、店舗のある銀行ならゆうちょ銀行の自動積立定額貯金が候補になります。

上乗せ金利の条件は変わることがあり、預金保険の保護は1金融機関につき元本1,000万円までです。給料日に合わせて引落日を決め、最初の自動入金を設定するところから始めましょう。

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