ANAアメックスはリニューアルで何が変わった?|ゴールド・プレミアムの年会費
ANAアメックスは2026年9月2日にリニューアルし、ゴールドとプレミアムの年会費と特典が変わりました。改定前の条件を載せた情報も残っているため、どこが変わったのかが分かりにくくなっています。
一般カードはデザインの変更だけで、年会費7,700円は据え置きです。ゴールドは42,900円、プレミアムは187,000円になり、利用ボーナスマイルなど3つの特典が加わりました。
改定前後の差分表、既存会員と新規入会者の適用時期、マイルの貯め方、ANA JCBカードとの違いまでまとめました。
- 3行要約
①2026年9月2日改定でゴールド42,900円・プレミアム187,000円、一般は据え置き
②年400万円以上でゴールドに15,000マイル、年600万円以上でプレミアムに30,000マイル
③羽田第2ターミナルのPOWER LOUNGE PREMIUMと名店20%キャッシュバックの新特典
ANAアメックス3券種の年会費と基本スペック
ANAアメックスは、一般・ゴールド・プレミアムの3券種です。2026年9月2日の改定で年会費と特典が変わったのはゴールドとプレミアムの2券種で、一般カードはカードデザインの変更だけでした。
ANAアメックス・ゴールドはANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード、ANAアメックス・プレミアムはANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの略称です。下の表は、公式サイトが「2026年9月2日以降」として示している条件だけを並べたものです。
| 項目 | ANAアメックス(一般) | ANAアメックス・ゴールド | ANAアメックス・プレミアム |
| 年会費(税込) | 7,700円 | 42,900円 | 187,000円 |
| 家族カード(税込) | 1枚2,750円 | 1枚21,450円 | 4枚まで無料 |
| 利用ボーナスマイル | なし | 年400万円以上の利用で15,000マイル | 年600万円以上の利用で30,000マイル |
| 継続ボーナスマイル | 1,000マイル | 2,000マイル | 10,000マイル |
| 搭乗ボーナスマイル | +10% | +25% | +50% |
| ANAでの航空券購入 | 100円=合計2.5マイル相当 | 100円=合計3マイル相当 | 100円=合計4.5マイル相当 |
| ポイントの有効期限 | 3年間 | 無期限 | 無期限 |
| マイル移行手数料 | 年間6,600円(ポイント移行コース) | 無料 | 無料 |
| プライオリティ・パス | なし | 年間2回まで | 回数制限なし |
| 国内線ANAラウンジ | なし | なし | あり |
| POWER LOUNGE PREMIUM | なし | 無料・回数制限なし・同伴者1名まで無料 | 無料・回数制限なし・同伴者1名まで無料 |
| ダイニングキャッシュバック | なし | 年間の上限2万円 | 年間の上限4万円 |
| 旅行傷害保険 | 利用付帯 | 利用付帯 | 2026年11月1日から利用付帯に変わる予定 |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
ANAでの航空券購入の行は、カードの利用ポイントにボーナスポイントなどを合わせた合計です。一般カードはポイントをマイルに移すためにポイント移行コースへの登録が要るので、移行手数料の行とあわせて確認してください。
出典:アメリカン・エキスプレス『ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル』
2026年9月2日リニューアルの変更点
改定前と改定後の条件を1枚にまとめました。改定前の列は2026年9月1日までに申し込んだカードの条件で、新しく申し込む場合には当てはまりません。
| 項目 | 改定前(2026年9月1日申込まで) | 改定後(2026年9月2日申込以降) |
| ゴールドの年会費(本会員) | 34,100円 | 42,900円 |
| ゴールドの家族カード | 17,050円 | 21,450円 |
| プレミアムの年会費(本会員) | 165,000円 | 187,000円 |
| プレミアムの家族カード | 4枚まで無料 | 4枚まで無料 |
| 年間利用の特典 | ANA SKY コイン獲得プログラム(ゴールドは年300万円以上で10,000コイン、プレミアムは年500万円以上で30,000コイン) | 利用ボーナスマイル(ゴールドは年400万円以上で15,000マイル、プレミアムは年600万円以上で30,000マイル) |
| POWER LOUNGE PREMIUM | なし | ゴールド・プレミアムで利用可 |
| ダイニングキャッシュバック | なし | ゴールド・プレミアムで利用可 |
| カードデザイン | 旧デザイン | 尾翼をモチーフにした新デザイン |
| プレミアムの海外旅行傷害保険 | 自動付帯あり | 2026年11月1日から利用付帯に変わる予定 |
年会費の金額はいずれも税込です。ゴールドの差額は本会員で年8,800円、プレミアムは年22,000円になります。
出典:アメリカン・エキスプレス『ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル』
一般カードはデザイン変更のみ
ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)は、基本カード・家族カードともに年会費と特典の変更がありません。年会費7,700円、家族カード2,750円はそのままです。
変わったのはカードの券面だけで、利用ボーナスマイル・POWER LOUNGE PREMIUM・ダイニングキャッシュバックの3つの新特典は対象外になります。
出典:アメリカン・エキスプレス『ANAアメリカン・エキスプレス・カードのサービス』
ANA SKY コイン獲得プログラムの終了
ゴールドとプレミアムの継続特典だったANA SKY コイン獲得プログラムは、2026年12月31日までの期間で終わります。2027年からは利用ボーナスマイルに切り替わります。
対象は2026年9月1日までにカードを持っていた人と申し込んだ人です。2026年に条件を達成した分のコインは、2027年3月末までに付与されます。
プレミアムの旅行傷害保険の利用付帯化
ANAアメックス・プレミアムの海外旅行傷害保険は、2026年11月1日から自動付帯がなくなり、利用付帯に変わる予定です。旅行代金をこのカードで支払うことが、補償を受ける条件になります。
補償内容そのものは変わりません。一般とゴールドはもともと利用付帯なので、今回の改定の影響はありません。
新しいカードデザイン
新デザインは尾翼をモチーフにしたもので、カード番号などの情報は裏面にまとめられました。既存会員の更新カードは、有効期限が2026年10月のカードから新デザインで届きます。
有効期限の前に再発行して新デザインに替えることもできます。その場合はカード番号が変わり、ANAマイレージクラブの番号は変わりません。
出典:アメリカン・エキスプレス『ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル』
既存会員と新規入会者の適用時期
新特典が始まる日は、2026年9月1日までにカードを持っていたか、9月2日以降に申し込んだかで違います。既存会員は利用ボーナスマイルが2027年1月1日からになり、新規入会者より遅れて始まります。
| 特典 | 2026年9月1日までに保有・申込 | 2026年9月2日以降に申込 |
| 利用ボーナスマイル | 2027年1月1日から(2026年12月31日まではANA SKY コイン獲得プログラム) | 2026年9月2日から |
| POWER LOUNGE PREMIUM | 2026年9月2日から | 2026年9月2日から |
| ダイニングキャッシュバック | 2026年10月29日から | 2026年9月2日から |
| 新しい年会費 | 2026年11月請求分から順次 | 申込時から |
| 新カードデザイン | 再発行・切り替えは2026年9月2日13時以降の依頼分から、更新カードは有効期限2026年10月のカードから | 2026年9月2日から |
出典:アメリカン・エキスプレス『ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル』
新年会費の請求開始月
2026年9月1日までに持っていた・申し込んだカードは、2026年11月以降に請求される年会費から新しい金額になります。引き落としでいうと、2026年11月21日以降の分が対象です。
いつ新年会費に切り替わるかは、前回の年会費の請求月で決まります。公式の早見表の要点は次の表のとおりです。
| 前回の年会費請求月 | 2026年の請求 | 新年会費の請求開始月 |
| 2025年8月〜10月 | 旧年会費 | 2027年8月〜10月(前回と同じ月) |
| 2025年11月・12月 | 新年会費 | 2026年11月・12月 |
| 2026年1月〜8月 | ― | 2027年1月〜8月(前回と同じ月) |
ゴールドの家族カードは、基本カードではなく家族カードの年会費の請求月で切り替わります。新年会費の前に切り替えや解約をする場合の期限は、自分の年会費の支払い時期の1か月前までと公式が示しています。
2026年12月31日までの移行特別期間
2026年9月2日以降に入会した人には、2026年12月31日までの移行特別期間の条件が当てはまります。ゴールドは期間内に100万円以上の利用で5,000マイル、プレミアムは150万円以上で10,000マイルです。
マイルは2027年3月末までに進呈されます。ダイニングキャッシュバックも同じ期間はゴールドが上限1万円、プレミアムが上限2万円と、通常の半年分の枠で動きます。
出典:アメリカン・エキスプレス『ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル』
ANAアメックスのマイルの貯め方
ANAアメックスはカードの利用100円につき1ポイントが貯まり、そのポイントをANAマイルに移します。3券種ともポイントの移行先はANAマイルだけで、ほかの航空会社のマイルには移せません。
ポイントは利用代金明細ごとに付き、100円未満の明細には付きません。一部の支払いは加算の対象外か、200円につき1ポイントになります。
ポイントの移行レートと移行手数料
移行レートは1,000ポイント→1,000マイルで、3券種とも同じです。ゴールドとプレミアムは登録なしで、手数料もかからずに移行できます。
一般カードは、有料のポイント移行コース(年間参加費6,600円・2年目以降は自動更新)に登録しないとマイルへ移せません。登録するとポイントの有効期限が3年から無期限に変わります。
マイル移行の単位と回数
ANAマイルへの移行は1日1回まで、1,000ポイント単位で申し込みます。1,000ポイント未満の端数は移行できません。
ポイント移行コースに登録していない一般カードのポイントは、獲得したプログラム年度から数えて3年目の年度末で失効します。ゴールドとプレミアムは無期限なので、移行のタイミングを急ぐ必要はないでしょう。
ANA便の利用で上乗せされるマイル
ANAグループでのカード利用は、通常の一般で1.5倍、ゴールドで2倍、プレミアムで2.5倍のポイントになります。対象はANAのウェブサイトやカウンターでの航空券購入、機内販売、ANAトラベラーズの旅行商品、A-styleの通信販売です。
ANA便に乗るたびに、区間ごとのフライトマイルに搭乗ボーナスマイルが上乗せされます。率は一般が10%、ゴールドが25%、プレミアムが50%です。
ANAカードマイルプラス加盟店では、通常のポイントとは別に100円=1マイルが自動で積算されます。ANAマイルの使い道やマイルプラスの仕組みは、ANAマイルが貯まるクレジットカードの比較で扱っています。
公共料金・国税のポイント加算
公共料金や国税などの支払いは、3券種とも通常の0.5倍のポイント加算です。100円につき1ポイントの半分になります。
年間300万円を超える国税の支払いは、ポイント加算の対象外です。高額の納税をカードで払う予定があるなら、この上限を先に確認してください。
出典:アメリカン・エキスプレス『ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル』
ANAアメックス・ゴールドの特典
ANAアメックス・ゴールドの年会費は42,900円、家族カードは21,450円です。改定で利用ボーナスマイル・POWER LOUNGE PREMIUM・ダイニングキャッシュバックの3つが加わりました。
利用ボーナスマイル15,000マイルの条件
毎年1月1日から12月31日までのカード利用が400万円(税込)以上になると、15,000マイルが翌年3月末までに進呈されます。2026年9月2日以降の入会なら入会日からこのプログラムの対象で、2026年12月31日までは移行特別期間の条件が当てはまります。
年会費、遅延損害金、分割払いやリボ払いの手数料などは、利用金額の集計に入りません。達成状況はアメックスのアプリの「ポイント・特典」で確認できます。
出典:アメリカン・エキスプレス『ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル』
POWER LOUNGE PREMIUMの利用条件
POWER LOUNGE PREMIUMは、羽田空港第2ターミナル国際線の出国エリア3階にある空港ラウンジです。通常4,400円(税込)のラウンジを、同伴者1名まで無料・回数制限なしで使えます。
事前登録は要りません。入口で対象のカードと、カード会員本人名義の当日の搭乗券またはeチケットを見せます。アメックスのアプリやDigital Walletでのカード提示では入れません。
同伴者の2名目からは1名4,400円(税込)です。4歳未満の子どもは無料、4歳〜12歳は1名2,200円(税込)になります。営業時間は6:30〜25:30です。
出典:アメリカン・エキスプレス『ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル』
ダイニングキャッシュバック20%
ダイニング予約サービス「ポケットコンシェルジュ」で予約・オンライン決済すると、利用代金の20%がキャッシュバックされます。対象は国内の約1,000店舗です。
キャッシュバックの期間は1月1日〜6月30日のA期間と、7月1日〜12月31日のB期間に分かれます。ゴールドは各期間の上限が1万円で、年間では2万円です。
使うには事前にAmex Offersへの登録が要ります。ポケットコンシェルジュで予約しても、店頭で直接払った分は対象外です。家族カードでは登録できず、基本カード会員向けの特典になります。
出典:アメリカン・エキスプレス『ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル』
プライオリティ・パスは年2回まで
ANAアメックス・ゴールドでは、会員制の空港ラウンジサービスであるプライオリティ・パスを年間2回まで使えます。回数制限なしで使えるのはプレミアムです。
プライオリティ・パスの仕組みや、ほかのカードとの回数の違いはプライオリティ・パス付きクレジットカードの比較にまとめています。
出典:アメリカン・エキスプレス『ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル』
年会費と獲得マイルの損益分岐点
一般カードでマイルを貯めるには、年会費7,700円にポイント移行コースの6,600円が加わり、合計14,300円です。ゴールドの42,900円との差は年28,600円になります。
この差で上乗せされるマイルは、継続ボーナスマイルが1,000マイル分、搭乗ボーナスマイルの率が10%から25%への上昇分です。ANAでの航空券購入は100円あたり2.5マイル相当から3マイル相当に増えます。
年400万円以上使う場合は、さらに利用ボーナスマイルの15,000マイルが加わります。POWER LOUNGE PREMIUMやダイニングキャッシュバックを使うかどうかでも、差額の受け止め方は変わるでしょう。
出典:アメリカン・エキスプレス『ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル』
ANAアメックス・プレミアムの特典
ANAアメックス・プレミアムの年会費は187,000円で、家族カードは4枚まで無料です。「ANAアメックス プラチナ」という券種はなく、3券種のうち上位のカードがプレミアムになります。
利用ボーナスマイル30,000マイルの条件
1月1日から12月31日までのカード利用が600万円(税込)以上になると、30,000マイルが翌年3月末までに進呈されます。集計の対象外になる支払いは、ゴールドと同じです。
公式サイトは「年間600万円以上のご利用とカードの継続で、10万マイル以上の獲得が可能」としています。この数字は年600万円以上の利用とカードの継続が前提で、利用額が届かなければ当てはまりません。
出典:アメリカン・エキスプレス『ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル』
国内線ANAラウンジとプライオリティ・パス
3券種のうち、国内線ANAラウンジを使えるのはプレミアムだけです。プライオリティ・パスも回数制限なしで、年2回までのゴールドと差があります。
POWER LOUNGE PREMIUMはゴールドと同じ条件で使えます。手荷物無料宅配はプレミアムが海外旅行の出国・帰国で2個まで、一般とゴールドは帰国時のみ1個です。
家族カード4枚まで無料
プレミアムの家族カードは4枚まで年会費無料で、改定の前後で変わっていません。ゴールドの家族カードが1枚21,450円であることと比べると、家族で使う場合の負担に差が出ます。
家族カードの利用分のポイントは本会員のポイントに合算されます。一方でダイニングキャッシュバックは基本カード会員向けで、家族カードでは登録できません。
出典:アメリカン・エキスプレス『ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル』
プレミアム フリー・ステイ・ギフトとKIWAMI Dining
プレミアム フリー・ステイ・ギフトは、カード更新時に国内の対象ホテルで2名で使える無料宿泊券が届く特典です。3券種のなかではプレミアムだけが対象になります。
レストランの特典であるKIWAMI Diningも、プレミアムだけの特典です。ダイニングキャッシュバックの年間の上限は4万円で、A期間・B期間それぞれ2万円までになります。
出典:アメリカン・エキスプレス『ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのサービス』
ANAアメックスの入会キャンペーン
新規入会キャンペーンの期間は、2026年9月2日(水)13:00〜2026年11月4日(水)申込受付分までです。入会後3か月以内の利用額に応じて、ボーナスポイントとボーナスマイルが付きます。
| 券種 | 入会後3か月以内の利用条件 | 入会ボーナスマイル | 利用ボーナス | 通常の利用ポイント | 合計 |
| ANAアメックス(一般) | 75万円以上 | 1,000マイル | 29,500マイル相当 | 7,500ポイント | 38,000マイル相当 |
| ANAアメックス・ゴールド | 200万円以上 | 2,000マイル | 106,000マイル相当 | 20,000ポイント | 128,000マイル相当 |
| ANAアメックス・プレミアム | 350万円以上 | 10,000マイル | 197,000マイル相当 | 35,000ポイント | 242,000マイル相当 |
合計は、条件をすべて満たしたときの各特典を足した数字です。利用ボーナスは段階制で、たとえばゴールドは75万円以上150万円未満で34,000マイル相当、150万円以上200万円未満で75,000マイル相当になります。
一般カードがポイントをマイルに移すには、ポイント移行コース(年間参加費6,600円)への登録が要ります。利用条件の集計は、基本カードと家族カードの利用分が対象です。
このほか、ANAアメックスの提携カード会員限定の「ANAアメックス ドリームキャンペーン」が2026年11月18日まで実施されています。カードを持っていない人も、期間中に入会すれば応募できます。
出典:ANA『新しくなったANAアメックス 新規入会キャンペーン』、アメリカン・エキスプレス『ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル』
ANAアメックスを選ぶ前の注意点
ここで挙げるのは、申し込む前に公式の条件として知っておきたい点です。どれもカードの欠点ではなく、券種ごとの仕様の違いにあたります。
一般カードのマイル移行は年6,600円
一般カードは年会費7,700円のほかに、マイルへ移すならポイント移行コースの年間参加費6,600円がかかります。登録しない場合、ポイントの有効期限は3年です。
一般券種でマイル移行に手数料がかかる仕組みは、ANA JCB一般カード(1ポイント=2マイルのコースは年5,500円)にもあります。ANAアメックスだけの負担というわけではありません。
POWER LOUNGE PREMIUMはANAラウンジと別施設
POWER LOUNGE PREMIUMはANAラウンジとは別の施設です。ANAラウンジはANAが定める利用基準で提供されているため、このカードの特典としては使えません。
国内線ANAラウンジがカードの特典に入っているのはプレミアムだけで、ゴールドは対象外です。国際線を羽田第2ターミナルから使う予定がなければ、この特典を使う場面はありません。
出典:アメリカン・エキスプレス『ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル』
入会特典マイルの有効期限は12か月
入会キャンペーンのボーナスマイルは、マイル口座グループ3の用途・期間限定マイルとして積算されます。有効期限は積算月から12か月後の末日です。
ボーナスマイルの付与は2027年6月末頃の予定です。過去に対象のANAアメックスを発行した人、退会した人、カードを切り替える人はキャンペーンの対象外になります。
出典:ANA『新しくなったANAアメックス 新規入会キャンペーン』
ANAアメックスとANA JCBカードの違い
ANA JCBカードもANAマイルが貯まる提携カードで、一般・ワイドゴールド・プレミアムなどの券種があります。年会費帯ごとに並べると、継続ボーナスマイルと搭乗ボーナスマイルの率は同じで、差は年会費と移行手数料に出ます。
| 年会費帯 | カード | 年会費(本会員・税込) | マイル移行手数料 | 継続ボーナスマイル | 搭乗ボーナスマイル | 公式サイト |
| 一般 | ANAアメックス(一般) | 7,700円 | 年6,600円(ポイント移行コース) | 1,000マイル | 10% | 公式サイト |
| 一般 | ANA JCB一般カード | 2,200円(初年度無料) | 1ポイント=2マイルのコースは年5,500円、1マイルのコースは無料 | 1,000マイル | 10% | 公式サイト |
| ゴールド | ANAアメックス・ゴールド | 42,900円 | 無料 | 2,000マイル | 25% | 公式サイト |
| ゴールド | ANA JCBワイドゴールドカード | 15,400円 | 無料 | 2,000マイル | 25% | 公式サイト |
| プレミアム | ANAアメックス・プレミアム | 187,000円 | 無料 | 10,000マイル | 50% | 公式サイト |
| プレミアム | ANA JCBカード プレミアム | 77,000円 | 無料 | 10,000マイル | 50% | 公式サイト |
ポイントの貯まり方も違います。ANAアメックスは100円につき1ポイントで1,000ポイント→1,000マイル、ANA JCBカードは200円につき1ポイントで、2マイルのコースなら1ポイント=2マイルです。
一般カード同士では、マイルを貯めるための年間負担がANAアメックスは14,300円、ANA JCB一般カードは2年目以降で7,700円になります。ゴールド同士の年会費の差は27,500円です。
ただしANAアメックス・ゴールドには、POWER LOUNGE PREMIUMやダイニングキャッシュバック、利用ボーナスマイルが年会費に含まれます。比較表の項目だけで、どちらが上かは決まりません。
年会費とマイル移行手数料を合わせた負担を抑えながら、ANA便の搭乗ボーナスマイルは同じ率で受け取りたいなら、ANA JCBカードも候補になります。券種ごとの条件はANA JCBカードの公式サイトで確認できます。
ANA JCBカード各券種の違いはANA JCBカード全6種類の違いで、Visa・Mastercardなどを含むANAカード全体の比較はANAマイルが貯まるクレジットカードの比較で扱っています。
出典:JCB『JCBのANAカード』、『ANA マイル移行サービス』、アメリカン・エキスプレス『ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル』
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードとの違い
アメックスのプロパーカードであるアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードの年会費は39,600円です。ANAマイルへの移行には年間参加費5,500円のANAコースが別に要ります。
プロパーカードからANAマイレージクラブへの移行は、1年間で40,000マイルまでという上限があります。ANAアメックス・ゴールドは年会費42,900円で、移行手数料はかかりません。
ゴールド・プリファード・カードのポイントはANA以外の提携航空会社にも移せます。ANAアメックスの3券種はANAマイルにしか移せないため、ANA以外のマイルも貯めたいかどうかが分かれ目になるでしょう。
ANAアメックスのよくある質問
ANAアメックスの還元率は?
通常の買い物は100円につき1ポイントで、1,000ポイントを1,000マイルに移せます。マイルに換算すると、利用額100円あたり1マイルです。
ANAグループでの利用やANAでの航空券購入では、これに上乗せがあります。券種ごとの倍率は「ANA便の利用で上乗せされるマイル」の見出しで説明しています。
海外旅行保険の付帯条件は?
一般とゴールドは利用付帯で、旅行代金をカードで払った場合に補償が付きます。プレミアムの海外旅行傷害保険は2026年11月1日に自動付帯が終わり、利用付帯に変わる予定です。
スーパーフライヤーズカードもリニューアルの対象?
対象です。ANAアメリカン・エキスプレス・スーパーフライヤーズ・ゴールド・カードはゴールド、スーパーフライヤーズ・プレミアム・カードはプレミアムの年会費改定に含まれます。3つの新特典にもスーパーフライヤーズカードが含まれます。
旧デザインのカードでもPOWER LOUNGE PREMIUMは使える?
使えます。改定前のデザインのカードでも利用できると公式FAQが答えています。基本カード・家族カードとも、同伴者1名まで無料です。
利用ボーナスマイルの集計対象外の支払いは?
年会費、遅延損害金、分割払いやリボ払いの手数料など、一部の支払いは利用金額の集計に入りません。集計の期間は毎年1月1日から12月31日までです。
ダイニングキャッシュバックは家族カードでも使える?
使えません。基本カード会員向けの特典のため、家族カードではAmex Offersに登録できません。未使用のキャッシュバック枠は次の期間に繰り越せない点にも注意してください。
出典:アメリカン・エキスプレス『ANAアメックスの提携カード 2026年9月2日リニューアル』
まとめ
2026年9月2日のリニューアルで、一般カードはデザインだけが変わりました。ゴールドは年会費42,900円、プレミアムは187,000円になり、利用ボーナスマイル・POWER LOUNGE PREMIUM・ダイニングキャッシュバックの3つが加わっています。
既存会員は、利用ボーナスマイルが2027年1月から、ダイニングキャッシュバックが2026年10月29日から始まります。新しい年会費は2026年11月以降の請求分から順次切り替わります。
年会費と移行手数料を抑えてANAマイルを貯める方法を比べたいなら、同じ率の搭乗ボーナスマイルが付くANA JCBカードと並べて検討してください。入会キャンペーンは2026年11月4日の申込分までです。



