成田空港のプライオリティパスはどこで使える?ターミナル別の対象施設
成田空港でプライオリティ・パスを使おうとして、狙っていたレストランが対象外だったという取り違えが起きています。原因は公式一覧とカード会社の案内の差です。
公式に掲載されている対象は9施設で、羽田と違い日本発行の会員証を弾く注記は1件もありません。ただしJCB・楽天カード・三井住友カードの発行分は国内がラウンジのみで、使えるのは4施設に絞られます。
ターミナル別の対象施設と保安検査の前後、カード付帯の空港ラウンジサービスとの使い分けまでまとめました。
- 3行要約
①成田の対象は9施設でラウンジ4・お食事4・休息1の内訳
②日本発行の会員証を弾く注記は成田の9施設すべてで0件
③JCB・楽天・三井住友の発行分はラウンジ限定で対象4施設
成田空港のプライオリティパス対象施設
成田空港でプライオリティ・パスの対象として公式に掲載されている施設は、2026年9月15日時点で9件です。内訳はラウンジ4件、お食事4件、休息&リフレッシュ1件になります。
ターミナル別では第1ターミナルに4件、第2ターミナルに4件、第3ターミナルに1件が並びます。第3ターミナルにはラウンジが無く、対象はレストラン1店だけという構成でした。
羽田空港と違い、日本で発行された会員証を除外する注記はどの施設にも付いていません。9施設すべてが、日本のカード会社が配る会員証でも対象に入ります。
ただし発行元のカード会社が対象カテゴリーを絞っているため、実際に使えるのは4施設まで減ります。まず全体像を1枚の表で確認してください。
| 施設名 | ターミナル | カテゴリー | 保安検査 | PP公式の表示時間 |
| I.A.S.S Superior Lounge -NOA-(希和) | 第1ターミナル | ラウンジ | 検査後 | 07:30 – 21:00 |
| EXECUTIVE LOUNGE 1 | 第1ターミナル | ラウンジ | 検査前 | 07:00 – 21:00 |
| I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo-(虚空) | 第2ターミナル | ラウンジ | 検査後 | 07:30 – 21:00 |
| EXECUTIVE LOUNGE 2 | 第2ターミナル | ラウンジ | 検査前 | 07:00 – 21:00 |
| 肉料理 やきすき やんま | 第1ターミナル | お食事 | 検査前 | 10:00 – 19:30 |
| Japanese Grill & Craft Beer TATSU | 第1ターミナル | お食事 | 検査後 | 12:00 – 18:00 |
| ぼてぢゅう屋台 | 第3ターミナル | お食事 | 検査前 | 05:00 – 22:00 |
| 鉄板焼 道頓堀 くり田 | 第2ターミナル | お食事 | 検査後 | 07:30 – 22:00 |
| 9h nine hours Narita Airport | 第2ターミナル | 休息&リフレッシュ | 検査前 | 00:00 – 23:59 |
時間の表示はプライオリティ・パス公式の値
上の表の時間列は、プライオリティ・パス公式の施設ページに出ている表示をそのまま載せています。空港運営者が公表している営業時間とは別物として読んでください。
4つのラウンジについては両者の時間が一致していました。ただし希和 -NOA- だけは成田国際空港の公式に「最終受付時間 20:40」という記載があります。
21時ぎりぎりに向かうと入れません。閉店時刻ではなく受付の締め切りで判断するほうが安全でしょう。
公式ごとに施設名の表記が違う
同じ施設でも、プライオリティ・パス公式と成田国際空港の公式で名前の書き方が変わります。現地の案内板を探すときに迷いやすい部分です。
プライオリティ・パス公式の「I.A.S.S Superior Lounge -NOA-」は、空港公式では「Superior Lounge 希和 -NOA-」と書かれています。「-KoCoo-」も空港公式では「虚空 -KoCoo-」という表記になります。
エグゼクティブラウンジも、プライオリティ・パス公式が「EXECUTIVE LOUNGE 1」、空港公式が「Executive Lounge 1」と大文字小文字が割れています。どちらも同じ施設です。
出典:プライオリティ・パス『東京・成田国際空港』、成田国際空港『クレジットカード会社ラウンジ』
カード発行元で対象が9施設から4施設へ
成田で起きる取り違えの原因は、プライオリティ・パス公式の一覧とカード会社の案内が食い違う点にあります。公式一覧の9施設が、そのまま使えるわけではありません。
日本の主要なカード会社は、国内で使える施設を「ラウンジ」カテゴリーだけに絞っています。お食事4施設と休息&リフレッシュ1施設は、この時点で対象から外れます。
羽田と成田では、この絞り込みの効き方がまったく違います。段階ごとに残る数を並べると差がはっきり出るでしょう。
| 絞り込みの段 | 条件 | 成田で残る数 | 羽田で残る数 |
| 1段目 | プライオリティ・パス公式の掲載数 | 9施設 | 13施設 |
| 2段目 | 日本発行の会員証で使えるもの | 9施設(減らない) | 7施設 |
| 3段目 | 対象を「ラウンジ」に絞るカード発行分 | 4施設 | 4施設 |
日本発行の会員証を弾く注記が成田には無い
羽田では13施設のうち6施設に、日本国内で発行された会員証を除外する一文が付いています。国内線側のカードラウンジがまとめて対象外になる、という構図でした。
成田の9施設には、この除外注記が1件もありません。9つの施設ページを個別に取得し、除外文の全文一致と部分一致の両方で検索した結果が0件でした。
取得できなかっただけではないか、という疑いは残ります。そこで同じ手順で羽田の該当施設を叩き、除外文が検出されることを先に確かめました。
検出する側の仕組みが動いていることを確認したうえでの0件です。成田は、日本のカード会社が発行した会員証でも9施設すべてが対象になります。
JCB・楽天カード・三井住友カードはラウンジのみ
ここから先で対象を狭めるのがカード会社側の制限です。JCBはプライオリティ・パスの案内で「国内の「お食事」・「リフレッシュ」・「休憩」等に該当する施設はご利用いただけません。」と明示しています。
楽天カードも「プライオリティ・パスにて無料でご利用いただける施設は国内・国外の「ラウンジ」のみとなります。」と書いています。お食事とリフレッシュ、ご休憩のカテゴリーは対象外です。
三井住友カードも2025年4月1日の改定で同じ形になりました。国内はラウンジのみ、国外はラウンジに加えてお食事とリフレッシュも対象、という切り分けになっています。
この3社の発行分で成田に行く場合、使えるのは希和 -NOA-、EXECUTIVE LOUNGE 1、虚空 -KoCoo-、EXECUTIVE LOUNGE 2 の4つだけです。
落ちるのはお食事4施設と休息1施設
対象から外れるのは、やきすき やんま、TATSU、ぼてぢゅう屋台、道頓堀 くり田、そして 9h nine hours Narita Airport の5施設になります。
成田の対象9施設のうち5施設、つまり半分以上がこのカテゴリーです。羽田は13施設中3施設なので、成田のほうがカード側の制限で失うものが大きいと言えるでしょう。
レストランの3,400円特典を目当てにしているなら、手持ちのカードの発行元を先に確認してください。対象カテゴリーの記述はカード会社ごとに違います。
出典:JCB『プライオリティ・パス』、楽天カード『プライオリティ・パス』、三井住友カード『海外空港ラウンジサービス「プライオリティ・パス」』
第1ターミナルの対象4施設
第1ターミナルは成田で対象がいちばん多いターミナルです。ラウンジ2つとレストラン2つが並び、4施設のうち2つが保安検査の手前にあります。
出発便が第1ターミナルなら、選択肢の組み合わせで悩む場面が出てくるでしょう。施設ごとの条件を順に見ていきます。
I.A.S.S Superior Lounge -NOA-(希和)
保安検査と出国審査を通過した先にあるラウンジです。プライオリティ・パス公式は所在地を「3階」「ゲート26」と案内し、成田国際空港の公式は「T1 中央ビル / 3F / 保安検査後(国際線)」と書いています。
営業時間は07:30から21:00までで、空港公式には最終受付時間20:40という記載があります。滞在の上限は2時間です。
同伴者はカード保持者1名につき人数の上限なしという表示になっています。設備はアルコール飲料が標準で無料、バリアフリー対応、デジタル会員証の利用にも対応しています。
空港公式が挙げるサービスは、新聞と雑誌の閲覧、コーヒーと各種ソフトドリンク、アルコール1杯まで、FAX、無線LANです。軽食の記載はありません。
EXECUTIVE LOUNGE 1
第1ターミナルのもう1つのラウンジで、成田国際空港の公式は「T1 中央ビル / 5F / 保安検査前」と明記しています。搭乗前に保安検査を通ってしまうと戻れません。
営業時間は07:00から21:00までです。プライオリティ・パス公式の所在地欄は「到着」「出入国審査を受けた後にあります。」と書かれており、保安検査という語が出てきません。
この施設については、エリアの判定は空港運営者である成田国際空港の記載を優先しています。プライオリティ・パス公式の所在地欄だけでは、検査前か検査後かを読み取れないためです。
旅客区分の表示も割れています。プライオリティ・パス公式は施設の属性として「International, Domestic」を示す一方、同じページの重要情報には「Domestic and transit passengers only.」という英文が載っています。
この2つはそのまま読むと矛盾するので、どちらか一方に寄せた断定はしません。国際線の出発便で使う予定なら、受付で会員証を出す前に係員へ確認してください。
設備は冷暖房、標準のアルコール飲料が無料、無料のアルコール飲料は1杯までという表示です。空港公式のサービス内容にも「アルコール(お1人様1杯まで無料)」とあります。
肉料理 やきすき やんま
和牛を鉄板で焼く「やきすき」を看板にしたレストランで、プライオリティ・パスでは税込3,400円相当のセットメニューを1回無料で注文できます。
場所は4階のレストラン・ショップフロア内で、保安検査と出国審査のどちらも通る前にあります。営業時間は10:00から19:30までです。
この時間帯以外は入店できないという注意書きが公式に付いています。滞在は最大2時間までで、同伴者はカード保持者1名につき2名まで登録できます。
アルコール飲料は標準で無料ですが、ソフトドリンクには追加料金がかかります。Wi-Fiも用意されています。
Japanese Grill & Craft Beer TATSU
クラフトビールや日本酒を日本料理と合わせる店で、第1ターミナルで唯一、保安検査後にあるお食事施設です。3階の免税店およびレストランエリア内にあります。
営業時間は12:00から18:00までと短く、記載された時間帯以外は入室できません。特典の中身は やんま と同じで、税込3,400円相当のセットメニュー1回分になります。
旅客区分の表示は「International, In Transit」で、国内線の表記はありません。乗り継ぎ客も想定した設定でしょう。
同伴者の扱いには公式ページ内で食い違いがあります。利用条件の本文は1名につき最大2名まで同伴できると書き、施設の属性欄は人数の上限なしと表示しています。
本文の条件を基準に、2名までと考えて計画を立てるのが無難です。なおアルコールとソフトドリンクは、どちらも追加料金がかかります。
出典:プライオリティ・パス『肉料理 やきすき やんま』、成田国際空港『クレジットカード会社ラウンジ』
第2ターミナルの対象4施設
第2ターミナルもラウンジ2つとお食事1つ、そして休息&リフレッシュ1つの計4施設です。成田で唯一、仮眠できる施設があるのがこのターミナルになります。
4施設のうち保安検査後にあるのは2つで、残り2つは検査前のエリアです。第1ターミナルと同じ比率でした。
I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo-(虚空)
保安検査と出国審査を抜けた先にあるラウンジで、所在地はプライオリティ・パス公式が「4th階」、成田国際空港の公式が「T2 本館 / 4F / 保安検査後(国際線)」と書いています。
営業時間は07:30から21:00まで、滞在の上限は2時間です。同伴者はカード保持者1名につき人数の上限なしという表示になっています。
空港公式のサービス内容には「お食事(軽食、カレー、パスタ、デザート類)」が含まれます。成田のカードラウンジ4つのうち、食事の記載があるのはここだけです。
アルコールも無料という記載で、希和 -NOA- の「お1人様1杯まで無料」とは条件が違います。搭乗前にしっかり食べたいなら選択肢になるでしょう。
EXECUTIVE LOUNGE 2
成田国際空港の公式は「T2 本館 / 4F / 保安検査前」と書いており、保安検査を通る前に立ち寄る施設です。営業時間は07:00から21:00までとなります。
プライオリティ・パス公式の所在地欄はランドサイドと明記し、到着と出発、それに国内線乗り継ぎの利用者だけが使えるという条件を添えています。
行き方も公式が細かく示しています。3階の出発階から本館に入り、「G」の搭乗手続きカウンター付近にあるエスカレーターで4階へ上がって左折する、という動線です。
設備は冷暖房と、1杯まで無料のアルコール飲料です。空港公式のサービス内容も「コーヒー・各種ソフトドリンク・アルコール(お1人様1杯まで無料)」と無線LANで、EXECUTIVE LOUNGE 1 とほぼ同じ構成でした。
鉄板焼 道頓堀 くり田
保安検査と出国審査の先、2階のフードコートエリアにある鉄板焼の店です。営業時間は07:30から22:00までで、ラストオーダーは毎日午後10時になります。
公式の利用条件に「お子様はご入場いただけません。」と明記されている点が、他の3店との大きな違いです。家族連れでは使えません。
特典は3,400円相当のセットメニュー1回分で、この利用でラウンジ訪問1回分を消費します。同伴者はその都度の登録ができない設定です。
滞在時間の表示は2か所で異なります。特典の条件文は最大2時間、施設の属性欄は3時間となっているため、短いほうで予定を組んでおくと安全でしょう。
9h nine hours Narita Airport
成田の対象で唯一のカプセルホテルで、保安検査を受ける前のエリアにあります。プライオリティ・パス公式の案内は、2階から連絡通路で立体駐車場のP2へ渡り、地下1階へ進むという動線でした。
施設自体は24時間の表示ですが、プライオリティ・パスで受け付けてもらえるのは午前9時から午後8時までで、しかも予約を入れていない場合に限られるので注意してください。
無料で使えるのは午前9時から午後6時までの間で、24時間以内に1回、カプセルに最大5時間までです。5時間を超える滞在や午後6時以降は、通常の宿泊料金から税込3,400円の値引きという扱いに変わります。
滞在そのものの上限は、24時間以内で20時間までとなります。毛布と枕、スリッパ、シャワー用のタオルが料金に含まれ、シャワーは無料で使えます。
年齢の条件は細かく分かれています。5歳未満は入室できず、6歳から11歳は同性の親か保護者の同伴、12歳から17歳は親か保護者の同伴が必要です。
同伴者はカード保持者1名につき1名までです。搭乗券は24時間以内に出発する便のものを提示します。
出典:プライオリティ・パス『9h nine hours Narita Airport』、成田国際空港『クレジットカード会社ラウンジ』
第3ターミナルのぼてぢゅう屋台
第3ターミナルはLCC専用のターミナルで、プライオリティ・パスの対象はぼてぢゅう屋台の1店だけです。ラウンジは1つもありません。
成田国際空港の公式も、クレジットカード会社ラウンジについて第3ターミナルには無く第2ターミナルの施設を使うよう案内しています。第3ターミナルから出発するなら、選べるのは事実上この1店になります。
場所は2階のフードコートエリアで、保安検査と出国審査のどちらも通る前です。営業時間は05:00から22:00までと成田の対象施設でいちばん長く、ラストオーダーは毎日午後10時になります。
特典は3,400円相当のセットメニュー1回無料で、滞在は最大2時間までとなります。看板の「秘伝の焼そば」や「モダン焼」を含むメニューから選ぶ形です。
同伴者はその都度の登録ができません。連れがいる場合、その人の分は自費になると考えてください。
アルコールとソフトドリンクは追加料金です。旅客区分の表示は「International, Domestic」で、国内線のLCCを使う場合も想定に入っています。
出典:プライオリティ・パス『ぼてぢゅう屋台(Botejyu Express)』、成田国際空港『クレジットカード会社ラウンジ』
保安検査の前と後で分かれる対象施設
成田で予定を崩す原因になりやすいのが、施設が保安検査のどちら側にあるかという点です。検査前の施設は、通過してしまうと引き返せません。
成田の9施設は検査後が4つ、検査前が5つで、過半数が手前にあります。羽田とは逆の構成です。
| エリア | 施設 | ターミナル | 判定の根拠 |
| 保安検査後 | I.A.S.S Superior Lounge -NOA-(希和) | 第1ターミナル | 両公式が一致 |
| 保安検査後 | I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo-(虚空) | 第2ターミナル | 両公式が一致 |
| 保安検査後 | Japanese Grill & Craft Beer TATSU | 第1ターミナル | プライオリティ・パス公式 |
| 保安検査後 | 鉄板焼 道頓堀 くり田 | 第2ターミナル | プライオリティ・パス公式 |
| 保安検査前 | EXECUTIVE LOUNGE 1 | 第1ターミナル | 空港公式(PP公式に記載なし) |
| 保安検査前 | EXECUTIVE LOUNGE 2 | 第2ターミナル | 両公式が一致(PP公式はランドサイド表記) |
| 保安検査前 | 肉料理 やきすき やんま | 第1ターミナル | プライオリティ・パス公式 |
| 保安検査前 | ぼてぢゅう屋台 | 第3ターミナル | プライオリティ・パス公式 |
| 保安検査前 | 9h nine hours Narita Airport | 第2ターミナル | プライオリティ・パス公式 |
判定は公式の逐語で分かれる
プライオリティ・パス公式の施設ページは、所在地の欄に「保安検査を受けた後にあります。」または「保安検査を受ける前にあります。」のどちらかを書きます。この2種類の文が判定の材料です。
9施設のうち7施設には、このどちらかが載っていました。例外はEXECUTIVE LOUNGE 1 と 2 の2つです。
EXECUTIVE LOUNGE 2 の所在地欄は「ランドサイド」と明記されており、制限区域の外だと読み取れます。成田国際空港の「T2 本館 / 4F / 保安検査前」とも食い違いません。
読み取れないのは EXECUTIVE LOUNGE 1 だけです。そのため成田国際空港の「T1 中央ビル / 5F / 保安検査前」という記載を根拠に検査前として扱っています。
検査前の施設を使うときの時間配分
保安検査前の5施設は、出発ロビーや到着階のエリアにあります。使ったあとに保安検査と出国審査を通る時間を確保しておかないと、搭乗に間に合いません。
とくに注意したいのが9h nine hours Narita Airport です。カプセルで5時間眠れる設定ですが、その5時間は検査前のエリアで過ごす時間になります。
逆に保安検査後の4施設は、搭乗直前まで粘れる代わりに手前で寄り道できません。検査を通る前にどこへ寄るかを、空港へ着く前に決めておくのが確実でしょう。
出典:プライオリティ・パス『EXECUTIVE LOUNGE 1』、成田国際空港『クレジットカード会社ラウンジ』
国内線利用者が使える対象施設
成田は国際線の印象が強い空港ですが、プライオリティ・パスの対象施設にも国内線向けの表示があります。判断の材料になるのが、施設ごとの旅客区分です。
プライオリティ・パス公式は各施設に「International」「Domestic」「In Transit」のいずれかを表示します。成田で「Domestic」が付くのは5施設でした。
| 旅客区分の表示 | 施設 | 保安検査 |
| International, Domestic | EXECUTIVE LOUNGE 1 | 検査前 |
| International, Domestic | EXECUTIVE LOUNGE 2 | 検査前 |
| International, Domestic | 肉料理 やきすき やんま | 検査前 |
| International, Domestic | ぼてぢゅう屋台 | 検査前 |
| International, Domestic | 9h nine hours Narita Airport | 検査前 |
| International | I.A.S.S Superior Lounge -NOA-(希和) | 検査後 |
| International | I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo-(虚空) | 検査後 |
| International | 鉄板焼 道頓堀 くり田 | 検査後 |
| International, In Transit | Japanese Grill & Craft Beer TATSU | 検査後 |
Domesticが付く5施設はすべて検査前
表を縦に見ると、きれいに対応しているのが分かります。「Domestic」の表示がある5施設は、例外なく保安検査を受ける前のエリアにありました。
反対に保安検査後の4施設には、国内線の表示が1つもありません。成田の国際線エリアは出国審査の先にあるため、国内線の搭乗客は物理的に入れない場所です。
つまり国内線で成田を使う場合、プライオリティ・パスの出番は保安検査より手前に限られます。搭乗ゲートへ向かったあとでは選択肢がありません。
第3ターミナル発の国内線ならぼてぢゅう屋台
第3ターミナルはLCCが集まるターミナルで、国内線の便も発着します。ぼてぢゅう屋台は05:00から22:00までと時間が長いため、早朝便でも間に合いやすい施設です。
第1ターミナル発なら EXECUTIVE LOUNGE 1 と やきすき やんま、第2ターミナル発なら EXECUTIVE LOUNGE 2 と 9h nine hours Narita Airport が候補になります。
ただし EXECUTIVE LOUNGE 1 には「Domestic and transit passengers only.」という英文の重要情報も併記されています。国際線で使う予定なら、受付で条件を確かめてください。
カードラウンジとプライオリティパスの違い
成田で混乱が起きるもう1つの理由が、2つの制度が同じ「ラウンジ」という言葉で呼ばれている点です。カード付帯の空港ラウンジサービスと、プライオリティ・パスは別物になります。
前者はカード会社が国内空港のカードラウンジと契約しているサービスで、後者は世界規模の会員制プログラムです。成田では、この2つで入れる施設が部分的に重なります。
| 項目 | 空港ラウンジサービス(JCBの例) | プライオリティ・パス(JCBの例) |
| 提供元 | カード会社 | Priority Pass社 |
| 事前の申し込み | 公式に案内なし | 必要 |
| 申し込める人 | — | 本会員のみ |
| 家族会員 | 利用できる | 会員カードを発行できない |
| 同伴者 | JCBプラチナの個人会員は1名まで無料 | 1名につき2,200円(税込) |
| 成田で入れる場所 | EXECUTIVE LOUNGE 1・2 の2施設 | ラウンジ4施設 |
| 提示するもの | カードと当日の搭乗券 | 会員証と当日の搭乗券 |
空港ラウンジサービスで入れる成田の施設は2つ
JCBの空港ラウンジサービスの対象一覧を見ると、成田で挙がっているのは「IASS EXECUTIVE LOUNGE 1」と「IASS EXECUTIVE LOUNGE 2」の2施設だけです。
希和 -NOA- と 虚空 -KoCoo- は、この一覧に載っていません。保安検査後の2つのラウンジには、カード付帯のサービスでは入れないということになります。
楽天カードの国内空港ラウンジも同じ構成でした。成田の欄には「IASS EXECUTIVE LOUNGE 1」「IASS EXECUTIVE LOUNGE 2」の2つが並んでいます。
回数を消費しない使い分け
ここから実用的な結論が出ます。保安検査前の EXECUTIVE LOUNGE 1・2 はカード本体を出せば入れるので、プライオリティ・パスの回数を減らさずに済みます。
プライオリティ・パスを切るべき相手は、カード付帯では入れない希和 -NOA- と 虚空 -KoCoo- のほうです。どちらも保安検査を通った先にあります。
無料回数に上限のあるカードほど、この使い分けの価値が上がります。楽天プレミアムカードは本人の無料枠が年間5回まで、UCプラチナカードは海外ラウンジについて年間6回までです。
JCBプラチナは2本立てで持てる
JCBプラチナは、この2つを両方使えるカードです。プライオリティ・パスは本会員のみが申し込め、MyJCBにログインして手続きします。
一方の空港ラウンジサービスは、JCBカードと当日の搭乗券の提示だけで利用できます。家族会員も対象です。同伴者はJCBプラチナの個人会員に限り1名まで無料になります。
なお空港ラウンジサービスには「1回の搭乗で複数のラウンジを利用することはできませんのでご注意ください。」という条件が付いています。出発地と到着地のどちらか1回限りという扱いです。
出典:JCB『空港ラウンジサービス』、楽天カード『国内空港ラウンジ』
レストランの3,400円特典の中身
成田のお食事4施設は、どれも3,400円相当のセットメニューを1回無料という共通の特典です。会計が全額無料になるわけではありません。
指定されたセットメニュー1回分が対象で、それを超えた注文は自費になります。金額を税込と明記しているのは やんま と TATSU の2店だけです。
ソフトドリンクやアルコールが特典に含まれるかどうかも店ごとに違います。注文の前に受付で確認してください。
そしてこの1回は、プライオリティ・パスのラウンジ訪問1回分として数えられます。回数に上限のあるカードでは、ラウンジに入ったのと同じだけ枠が減る計算です。
搭乗券は出発前3時間以内
お食事4施設に共通するのが搭乗券の条件です。有効なカードと、フライトの出発前3時間以内の搭乗券を出さなければ通りません。
到着したあとの立ち寄りには使えません。乗り継ぎの待ち時間が長い場合も、次の便の出発まで3時間を切ってからの入店になります。
9h nine hours Narita Airport だけは条件が違い、24時間以内に出発する便の搭乗券で受け付けてもらえます。
入店から6時間以内は再利用できない
お食事4施設には、入店時間から6時間以内に同じ店を再び使えないという制限が付いています。往復で同じ店に寄る計画は立てられません。
子どもの扱いも店によって分かれます。やんま、TATSU、ぼてぢゅう屋台は大人と食事をシェアする場合に限り7歳未満が無料、道頓堀 くり田は子どもの入場そのものができません。
同伴者の可否は4店で割れる
| 店名 | 同伴者 | 子ども | 滞在の上限 |
| 肉料理 やきすき やんま | 2名まで | 7歳未満はシェア時無料 | 2時間 |
| Japanese Grill & Craft Beer TATSU | 2名まで | 7歳未満はシェア時無料 | 2時間 |
| ぼてぢゅう屋台 | 都度の登録は不可 | 7歳未満はシェア時無料 | 2時間 |
| 鉄板焼 道頓堀 くり田 | 都度の登録は不可 | 入場できない | 2時間(施設欄は3時間) |
同伴者を登録した場合、その人の分もカード保持者の利用回数から引かれます。本人1回と同伴者1回で、合計2回分の請求になるという説明が公式に載っています。
受付で使えるカードは、カード保持者1名につき1枚のみです。夫婦で2枚持っていても、1回の来店で2枚を通すことはできません。
利用に必要な持ち物と同伴者の扱い
受付で求められるものは施設ごとに違いますが、共通するのは有効なプライオリティ・パスの会員証と搭乗券の2点です。どちらか一方では通りません。
JCB発行分には運用上の注意があります。アプリによるデジタル会員証は非対応で、受付では会員証と搭乗券のローマ字名の一致確認が行われます。
受付までの手順
- 目的の施設が保安検査の前か後かを確認する
- プライオリティ・パスの会員証を手元に用意する
- 出発前3時間以内の搭乗券を紙かスマートフォンで用意する
- 受付で会員証と搭乗券を提示する
- 同伴者がいる場合は人数を申告して登録する
- 滞在時間の上限を確認してから席に着く
施設ごとの条件一覧
| 施設 | 搭乗券の条件 | 滞在の上限 | 同伴者 |
| I.A.S.S Superior Lounge -NOA-(希和) | 当日の搭乗券 | 2時間 | 上限の表示なし |
| EXECUTIVE LOUNGE 1 | 当日の搭乗券 | 表示なし | 表示なし |
| I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo-(虚空) | 当日の搭乗券 | 2時間 | 上限の表示なし |
| EXECUTIVE LOUNGE 2 | 当日の搭乗券 | 表示なし | 表示なし |
| 肉料理 やきすき やんま | 出発前3時間以内 | 2時間 | 2名まで |
| Japanese Grill & Craft Beer TATSU | 出発前3時間以内 | 2時間 | 2名まで |
| ぼてぢゅう屋台 | 出発前3時間以内 | 2時間 | 不可 |
| 鉄板焼 道頓堀 くり田 | 出発前3時間以内 | 2時間 | 不可 |
| 9h nine hours Narita Airport | 24時間以内に出発 | 20時間 | 1名まで |
同伴者料金はカード側とラウンジ側で別
同伴者の料金設定は、プライオリティ・パスの施設側とカード会社側の2層に分かれています。ここを混ぜて計算すると金額を読み違えます。
カード会社側の設定を並べると、JCBプラチナは1名につき2,200円(税込)、三井住友カード プラチナは1名につき35米ドルです。楽天プレミアムカードも1回あたりUS35$になります。
施設側の設定は、受け入れられる同伴者の人数のほうです。やんま と TATSU は2名まで、9h nine hours Narita Airport は1名まで、ぼてぢゅう屋台と道頓堀 くり田は登録そのものができません。
人数の枠がない施設では、カード会社の同伴者料金を払っても入れないという点に注意してください。JCBはこの条件を案内に明記しています。
出典:JCB『プライオリティ・パス』、三井住友カード『海外空港ラウンジサービス「プライオリティ・パス」』
プライオリティパスが付くカード比較
日本で発行されるカードのうち、プライオリティ・パスが付くのはプラチナ以上のランクが中心です。付帯の中身はカードごとに差があり、無料回数と同伴者の条件が分かれます。
成田で使う前提なら、発行元が国内の対象カテゴリーをどう書いているかがいちばん大きな分かれ目になります。年会費だけで並べても判断を誤ります。
| カード名 | 発行会社 | 年会費(税込) | 国際ブランド | 国内の対象カテゴリー | 本会員の無料回数 | 同伴者 | 公式サイト |
| JCBプラチナ | ジェーシービー | 27,500円 | JCB | ラウンジのみ | 回数の記載なし | 1名につき2,200円 | https://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/platinum2.html |
| JCBザ・クラス | ジェーシービー | 招待制のため公式は招待条件のみ案内 | JCB | ラウンジのみ | 回数の記載なし | 1名まで無料、2名以上は1名につき2,200円 | https://www.jcb.co.jp/premium/theclass/open.html |
| 楽天プレミアムカード | 楽天カード | 11,000円 | Visa・Mastercard・JCB・American Express | ラウンジのみ | 年間5回まで | 1回あたりUS35$ | https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-premium-card/ |
| 楽天ブラックカード | 楽天カード | 33,000円 | 公式の券種別表に記載なし | ラウンジのみ | 無料(回数の記載なし) | 2名まで無料、3名以降は1名US35$ | https://www.rakuten-card.co.jp/overseas/privilege/lounge/overseas/ |
| 三井住友カード プラチナ | 三井住友カード | 55,000円(家族会員無料) | Visa・Mastercard | ラウンジのみ | 回数制限なく無料 | 1名につき35米ドル | https://www.smbc-card.com/nyukai/platinum/brand/index.jsp |
| ラグジュアリーカード Mastercard Titanium Card | アプラス | 55,000円(家族会員16,500円) | Mastercard | 公式に記載なし | 海外は回数制限なし | 1名35USD | https://www.luxurycard.co.jp/titaniumcard/ |
| セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | クレディセゾン | 33,000円(初年度は入会特典で無料) | American Express | 公式に記載なし | 無料(回数の記載なし) | 1名につき35米ドル | https://www.saisoncard.co.jp/amex/platinumbusiness/ |
| UCプラチナカード | ユーシーカード | 16,500円(家族カード3,300円) | Visa | 公式に記載なし | 海外ラウンジは年間6回まで | 公式に記載なし | https://www2.uccard.co.jp/uc/platinum/ |
JCBプラチナの条件
年会費は本会員27,500円で、家族カードは1名無料、2人目より1名につき3,300円です。プライオリティ・パスは申し込みが必要で、申し込めるのは本会員だけになります。
家族会員はプライオリティ・パスの会員カードを発行できません。ただし空港ラウンジサービスは家族会員も対象なので、成田の EXECUTIVE LOUNGE 1・2 なら家族も使えます。
本会員の無料回数について、JCBの案内は「無料」とだけ書いており回数への言及がありません。上限が無いとは書かれていないため、回数制限なしと読むのは避けてください。
年会費で選ぶ場合の目安
年会費を抑えたいなら、UCプラチナカードの16,500円が入口になります。ただし公式が案内する無料回数は海外ラウンジで年間6回までで、7回目以降の扱いは書かれていません。
楽天プレミアムカードの11,000円はさらに安いものの、本人の無料利用は年間5回までです。6回目以降は1回あたりUS35$の請求になります。
回数を気にせず使いたいなら、三井住友カード プラチナのように回数制限なく無料と明記しているカードが候補です。年会費は55,000円で、家族会員は無料です。
なお成田だけを見るなら、いずれのカードでも実際に入れるラウンジは同じ4施設です。年会費の差は海外や他の空港での使用頻度で回収するという考え方になります。
国内の可否を読み取れないカードもある
ラグジュアリーカードの公式は「プライオリティ・パスで海外の空港ラウンジを無料でご利用。ご家族会員様も無料、回数制限なくご利用いただけます。」と書いています。
この一文の主語は海外の空港ラウンジです。国内施設の扱いについては公式に記述が無いため、回数制限なしという条件をそのまま成田へ当てはめてはいません。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードとUCプラチナカードも同様で、国内のカテゴリー制限を示す記述が公式ページにありません。判断は各社への確認に委ねられます。
出典:JCB『JCBプラチナ』、ラグジュアリーカード『Mastercard Titanium Card』、UCカード『UCプラチナカード』
よくある質問
到着便でも使えるか
お食事4施設は使えません。搭乗券の条件が出発前3時間以内と決まっているためです。
ラウンジ4施設については、当日の搭乗券を提示する運用になります。EXECUTIVE LOUNGE 1 と 2 の所在地欄には到着という表示もあるので、到着後の利用ができるかは受付で確認してください。
1日に複数の施設をはしごできるか
プライオリティ・パス側は、お食事4施設について入店から6時間以内の再利用を禁じています。別の施設へ移る場合は、そのつど1回分の枠を消費する計算です。
カード付帯の空港ラウンジサービスはさらに厳しく、JCBは1回の搭乗で複数のラウンジを使えないと案内しています。制度をまたいだはしごも想定されていません。
JAL・ANAのラウンジに入れるか
入れません。サクララウンジやANA LOUNGEは航空会社ラウンジという別の区分で、成田国際空港の公式でもクレジットカード会社ラウンジとは分けて掲載されています。
プライオリティ・パス公式の成田の対象一覧にも、航空会社ラウンジは1件も含まれていません。9施設を全数確認した結果です。
大韓航空やターキッシュのラウンジに入れるか
KALラウンジもターキッシュ エアラインズ ラウンジも、成田国際空港の公式では航空会社ラウンジに分類されています。プライオリティ・パスの成田の対象一覧には載っていません。
同じ扱いになるのがユナイテッド・クラブ、エミレーツラウンジ、アスパイアラウンジなどです。いずれも会員証だけで入る経路はありません。
NARITA PREMIER LOUNGEに入れるか
こちらも航空会社ラウンジの区分で、第1ターミナルの第1サテライト4階にあります。プライオリティ・パスの対象一覧には含まれていません。
シャワーを使える施設はどこか
9h nine hours Narita Airport です。設備欄にシャワーの記載があり、料金にはシャワー用のタオルが含まれると書かれています。
ほかの8施設には、プライオリティ・パス公式の設備欄にシャワーの記載がありません。第2ターミナルの保安検査前という立地も合わせて覚えておくと役に立つでしょう。
子どもは無料か
施設によって扱いが割れます。お食事施設は大人と食事をシェアする場合に限り7歳未満が無料で、道頓堀 くり田は子どもの入場そのものができません。
9h nine hours Narita Airport は5歳未満が入室できず、6歳から11歳は同性の親か保護者の同伴が条件になります。ラウンジ4施設には子ども料金の記載がありません。
プライオリティ・パスはどこで申し込むか
カード付帯で持つ場合、窓口は発行するカード会社です。JCBプラチナならMyJCBにログインし、会員専用サービスページから手続きします。
楽天プレミアムカードは楽天e-NAVIで招待コードを受け取り、プライオリティ・パス公式サイトで登録する流れです。三井住友カード プラチナは会員専用サイトから申し込みます。
出典:成田国際空港『航空会社ラウンジ』、JCB『空港ラウンジサービス』
まとめ
成田空港のプライオリティ・パスは、公式掲載が9施設で、日本発行の会員証を弾く注記は1件もありません。羽田のように「一覧に載っているのに入れない」という事態は起きない構造です。
代わりに対象を狭めるのがカード会社側の制限です。JCB・楽天カード・三井住友カードの発行分は国内がラウンジのみで、実際に使えるのは4施設だけです。
判断基準は単純です。保安検査前の EXECUTIVE LOUNGE 1・2 はカード本体で入り、プライオリティ・パスの回数は保安検査後の 希和 -NOA- と 虚空 -KoCoo- に使います。
お食事4施設の3,400円特典を狙うなら、手持ちのカードが国内のお食事カテゴリーを対象にしているかを先に確かめてください。対象外なら、そもそも受付で断られます。
なお羽田空港は13施設中6施設に日本発行の除外注記が付き、構造そのものが成田と違います。羽田から出発する予定があるなら、羽田空港のプライオリティ・パス対象施設を別途確認してください。





