住信SBIネット銀行の金利はいくら?|ドコモSMTBネット銀行の普通預金金利
住信SBIネット銀行の金利を調べると、いまはドコモSMTBネット銀行という名前で金利表が出てきます。商号が変わっただけで法人は同じなので、確認する場所も変わりません。
円普通預金は年0.400%、SBIハイブリッド預金は年0.410%です。円定期預金の1ヵ月ものは、預入金額の区分を問わず年0.500%でした。
さらに2026年10月1日には円普通預金が年0.50%へ引き上げられます。いま適用中の金利と、発表済みでこれから適用される金利を分けて整理しました。
- 3行要約
①円普通預金は年0.400%・SBIハイブリッド預金は年0.410%
②円定期預金の1ヵ月ものは金額区分を問わず年0.500%
③2026年10月1日に円普通預金0.50%・ハイブリッド0.51%へ改定
ドコモSMTBネット銀行の金利一覧
住信SBIネット銀行の金利を調べる人がまず押さえるのは、2026年8月3日の商号変更です。現在の商号はドコモSMTBネット銀行で、同じ法人がそのまま金利を公表しています。
円預金の金利は商品の種類で分かれます。円普通預金が年0.400%、SBIハイブリッド預金が年0.410%で、円定期預金の1ヵ月ものは年0.500%でした。
| 商品 | 金利(年・税引前) | 適用の条件 |
| 円普通預金 | 0.400% | 100万円未満・100万円以上とも同率 |
| SBIハイブリッド預金 | 0.410% | SBI証券との資金移動に使う円預金 |
| 円定期預金(1ヵ月) | 0.500% | 預入金額の区分を問わず同率 |
| 円普通預金(決済用) | 0% | 決済用の円普通預金は利息が付かない |
| 当座貸越(参考・借入側の利率) | 1.675% | 預金ではなく貸越に付く利率 |
同じ銀行でも、どの商品にお金を置いているかで利率が変わります。自分の資金がどこに入っているかを先に確かめると、見るべき数字が1つに絞れるでしょう。
金利の確認時点
上の数値は、公式の金利ページに2026年9月24日現在として掲載された値です。円普通預金とSBIハイブリッド預金は変動金利なので、預け入れる前に最新の数値を確かめてください。
税引前と税引後の差
表示されている金利は税引前の年利率です。個人の利息には20.315%(国税15.315%・地方税5%)がかかり、手取りはその分だけ少なくなります。
年0.400%で100万円を1年預けた場合、税引前の利息は4,000円で手取りは3,187円になります。表示されている金利をそのまま手取りだと考えると、実際の受取額とは合いません。
この課税は源泉分離課税で、マル優の取り扱いはありません。法人の利息は国税15.315%のみが源泉徴収されます。
円普通預金の金利
円普通預金の金利は年0.400%です。預入残高が100万円未満でも100万円以上でも同じ利率で、残高で金利が変わらない設計になっています。
まとまった資金を置いても普通預金の利率は動きません。利息を増やしたいなら、預ける商品そのものを変える必要があります。
決済用の円普通預金は0%
円普通預金(決済用)を使う場合、円普通預金の金利は0%です。決済用の口座では利息が付きませんが、SBIハイブリッド預金に限っては所定の金利が適用されます。
決済用の口座を選んでいる人が金利表の0.400%を自分の利率だと思い込むと、実際の利息と合わなくなります。利息を期待するなら、どちらの円普通預金なのかを先に確認しましょう。
BaaS提携サービスの金利
公式は「BaaS提携サービスについては、預金金利が異なる場合がございます」と明記しています。同じ銀行でも入口によって適用金利が違うということです。
他社ブランドの提携サービス経由で口座を持っている場合、金利表をそのまま自分の口座へ当てはめられません。提携サービス側の案内も合わせて確かめておきましょう。
SBIハイブリッド預金の金利
SBIハイブリッド預金の金利は年0.410%で、円普通預金の年0.400%を上回ります。公式も「普通預金よりも好金利」と位置づけています。
SBI証券との資金移動を自動化する預金
SBIハイブリッド預金は、SBI証券とのお金のやりとりを自動化する円預金です。残高がSBI証券の買付余力へ自動で反映されるため、証券口座への入出金操作をしなくても取引できます。
SBI証券との入出金は、ドコモSMTBネット銀行のアプリだけで完結します。証券側の画面と銀行側の画面を行き来する手間がかからないという点が、金利差とは別の価値になるでしょう。
投資資金の仕分けに使う自動振替
代表口座の円普通預金からSBIハイブリッド預金へは、毎日・毎週・毎月の自動振替を設定できます。NISAなどの投資資金をあらかじめ分けておきたい場合に向いた機能でしょう。
生活費の口座と投資用の資金を同じ残高で管理すると、使ってよい金額が見えにくくなります。自動振替を挟めば、投資に回す分を金利の高い側へ寄せながら切り分けられます。
利息が付くタイミング
SBIハイブリッド預金の利息は毎月第三土曜日に計算し、その翌日に入金します。利息の計算日が月単位で決まっているため、入金日は明細で追いやすいでしょう。
普通預金とハイブリッド預金の使い分け
円普通預金とSBIハイブリッド預金は、どちらも出し入れが自由な円預金です。役割が違うので、金利だけで一方に寄せる形にはなりません。
| 項目 | 円普通預金 | SBIハイブリッド預金 |
| 金利(年・税引前) | 0.400% | 0.410% |
| 主な役割 | 代表口座として入出金や決済に使う | SBI証券との資金移動に使う |
| 証券口座への反映 | なし | SBI証券の買付余力へ自動反映 |
| 自動振替 | 振替元になる | 毎日・毎週・毎月で受け取れる |
| 決済用口座の場合 | 金利は0% | 所定の金利が適用される |
日々の引き落としに使う資金は代表口座の円普通預金に置き、当面動かさない資金をSBIハイブリッド預金へ寄せる形が素直でしょう。決済用の口座を使っている場合は、利息が付くのがSBIハイブリッド預金の側だけになります。
円定期預金の金利
円定期預金の1ヵ月ものは年0.500%です。100万円未満から3,000万円以上までの5つの金額区分すべてに、同じ利率が並びます。
| 預入金額の区分 | 1ヵ月ものの金利(年・税引前) |
| 100万円未満 | 0.500% |
| 100万円以上 | 0.500% |
| 300万円以上 | 0.500% |
| 1,000万円以上 | 0.500% |
| 3,000万円以上 | 0.500% |
金額を増やしても利率は同じ
預入金額を増やしても1ヵ月ものの利率は変わりません。金額の区分で金利が上がる仕組みではないので、資金を1本にまとめる理由は金利の面では見当たらないでしょう。
まとめずに分けて預けても、受け取れる利息の合計は同じです。満期の時期をずらして複数に分ける置き方も取りやすくなります。
満期日指定方式の端数の扱い
満期日を指定して預ける方式では、適用金利の判定で端数の期間を切り捨てます。預入日から満期日までが2年1ヵ月なら、2年定期の金利が適用されます。
1ヵ月分の端数は金利の判定に乗りません。満期日を日付で決めるときは、端数が出ない期間に寄せたほうが利率の面では有利になります。
変動金利の注記が付くのは普通預金側
公式が変動金利と明示しているのは円普通預金とSBIハイブリッド預金で、円定期預金はこの注記の対象に入っていません。金利の動きに合わせて利率が動くのは、普通預金の側だと読み取れます。
2026年10月1日の金利改定
2026年9月18日、ドコモSMTBネット銀行は2026年10月1日からの円預金金利の引き上げを公表しました。いま表示されている金利は、この改定前の値です。
| 対象 | 改定前 | 改定後 |
| 円普通預金(個人・法人とも) | 年0.40% | 年0.50% |
| SBIハイブリッド預金(個人・法人とも) | 年0.41% | 年0.51% |
| 短期プライムレート | 年2.675% | 年2.925% |
改定の対象は個人と法人の両方です。円普通預金は0.10ポイント、SBIハイブリッド預金も0.10ポイント引き上げられます。
改定の理由
引き上げの理由は日本銀行による政策金利の引上げで、公式もその受け止めとして改定を説明しています。市場金利が動いた結果として預金金利が上がる、という順序になります。
次に金利が動く目安
今後については、政策金利の変更後、原則として翌月初に主な預金・貸出商品の金利を見直すという方針を公式が示しました。
ただし政策金利の変更時期や市場環境、商品特性などにより、見直しの対象や時期が異なる場合があるとも断っています。翌月初の改定が毎回そろって行われるわけではありません。
それでも「政策金利が動いた翌月初」という目安が公表されている点は、預け先を決めるうえで扱いやすい情報でしょう。
短期プライムレートの改定
同じ2026年10月1日に、短期プライムレートも年2.675%から年2.925%へ引き上げられます。これは貸出側の基準となる金利で、預金金利とは向きが逆に働きます。
預金の利息が増える一方で、借入の負担は重くなる方向です。預金と借入を同じ銀行にまとめている場合は、両方の数字を見ておきましょう。
出典:ドコモSMTBネット銀行『円預金金利および短期プライムレートの改定について』
預入額ごとの利息の目安
金利をパーセントのまま見ても、増える金額は実感しにくいところがあります。円普通預金の年0.400%で1年預けた場合の利息を、預入額ごとに置き換えました。
| 預入額 | 1年の利息(税引前) | 1年の利息(税引後) |
| 10万円 | 400円 | 318円 |
| 50万円 | 2,000円 | 1,593円 |
| 100万円 | 4,000円 | 3,187円 |
| 300万円 | 12,000円 | 9,562円 |
| 500万円 | 20,000円 | 15,937円 |
※利息は年0.400%×預入額の単純計算で、税引後は20.315%を差し引いて円未満を切り捨てた概算です。実際の利息は預入期間・利払いの周期・端数処理によって変わります。
改定で増える金額
100万円を1年置いた場合、円普通預金の利息は税引前で4,000円から5,000円へ変わります。手取りでは3,187円から3,984円になり、差は797円ほどです。
金額としては大きなものではありません。ただ普通預金は預け替えの手続きなしで新しい利率に切り替わるため、放っておいても反映される点は扱いやすいでしょう。
商号変更と金利の関係
旧商号の住信SBIネット銀行は、2026年8月3日にドコモSMTBネット銀行へ商号変更しました。同一の法人で、新しく設立された銀行ではありません。
名前が変わったのは会社の商号であって、金利の改定とは別の出来事です。金利が動くのは、改定が公表されたときになります。
正しい商号の書き方
現在の商号は株式会社ドコモSMTBネット銀行で、英語名称はDOCOMO SMTB Net Bank, Inc.です。旧商号は株式会社が後ろに付く形だったため、前後の並びも入れ替わっています。
d NEOBANKやドコモの銀行との関係
検索すると「d NEOBANK」や「ドコモの銀行」という名前も出てきます。いずれもサービス上の呼び名で、銀行の商号はドコモSMTBネット銀行です。
呼び名が複数あると、金利表がどの口座に対応するのか分かりにくくなります。金利を確かめるときは、ブランド名ではなく自分の口座の支店で見分けてください。
金利以外で差が出る優遇
預け先は金利の水準だけで決まりません。手数料の無料回数や口座の使い勝手も材料になり、ドコモSMTBネット銀行はスマプロランクに応じた優遇を用意しています。
公式が挙げる優遇は、ATM入出金と他行宛振込の手数料が月20回まで無料になるというものです。さらに「アプリでATM」なら、ATM手数料は何回でも0円です。
口座は目的別に10個まで作れて、他行口座からの定額自動入金は手数料無料で使えます。デビットのポイント還元率は、円普通預金とSBIハイブリッド預金の残高合計に応じて2.5%まで上がります。
即時決済は原則24時間365日使えて、多くの証券会社・暗号資産交換業者・FXサービスへの入金に対応します。証券以外の取引でも資金を動かす人には、金利差より大きい違いになるでしょう。
セキュリティ面では、不正送金を防ぐ「スマート認証NEO」と、キャッシュカードを持ち歩かずに入出金できる「アプリでATM」を用意しています。
ネット銀行を比べるときの視点
預金金利は預け先を選ぶ材料の1つにすぎません。手数料の条件や決済サービスとの連携まで含めて比べると、金利差だけでは見えない違いが出てきます。
ネット銀行をもう1社見ておきたいなら、PayPay銀行のメリット・デメリットで特徴を確認できます。
手数料の条件から選びたい場合は、PayPay銀行の手数料も合わせて見てください。
よくある質問
金利が高い円預金はどれ?
取得時点の金利で比べると、円定期預金の1ヵ月ものが年0.500%で、円普通預金の年0.400%とSBIハイブリッド預金の年0.410%を上回ります。
商号が変わって口座は別物になる?
商号変更で法人が入れ替わったわけではないため、法人そのものは同じです。金利の改定は商号変更とは別に公表されます。
法人の口座でも金利や税率は同じ?
2026年10月1日の改定は、円普通預金もSBIハイブリッド預金も個人・法人がともに対象です。ただし利息の源泉徴収は法人が国税15.315%のみで、個人の20.315%とは税率が違います。
金利は固定される?
円普通預金とSBIハイブリッド預金は変動金利なので、預け入れ時の利率がそのまま続くとは限りません。市場環境によって見直されます。
当座貸越の利率はいくら?
当座貸越の利率は年1.675%です。これは預金に付く金利ではなく借入側の利率なので、預金金利とは分けて見てください。
目的別口座はいくつ作れる?
代表口座のほかに、目的別の口座を10個まで作れます。用途ごとに残高を分けられるため、使ってよい資金と手を付けない資金を切り分けやすくなるでしょう。
まとめ
ドコモSMTBネット銀行の円預金は、円普通預金が年0.400%、SBIハイブリッド預金が年0.410%、円定期預金の1ヵ月ものが年0.500%という並びです。
そして2026年10月1日には円普通預金が年0.50%、SBIハイブリッド預金が年0.51%へ改定されます。いま出ている金利は改定前の値なので、預け入れの時期で利息が変わってきます。
決済用の円普通預金やBaaS提携サービス経由の口座は、金利表と適用される利率がそろわない場合があります。自分の口座がどこに属しているかを先に確かめておきましょう。
金利だけで決めきれないときは、手数料の条件も含めて比べてみてください。金利は変動するので、申し込み前には公式の金利ページで最新の数値を見ておきましょう。




