東京スター銀行の金利は高い?優遇の条件と振込手数料

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東京スター銀行のスターワン円普通預金は、通常の金利が年0.400%です。ただし条件を満たすと年1.050%まで上がるため、公表されている数字だけでは自分に付く利率が決まりません。

金利が動く条件は、給与・年金の受取口座指定、資産運用商品300万円以上の保有、NISA口座と投資信託の購入の3つです。エムアイカードの引き落としでも年0.900%になります。

円定期預金は全期間が年0.405%で、商品を替えると年1.450%という水準もあります。条件と金利の対応を1枚に整理しました。

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3行要約

①通常は年0.400%で条件2つ達成なら年1.050%
②給与・年金の受取指定とエムアイカード引き落としで年0.900%
③円定期は全期間年0.405%で定期預金プラスは1年年1.450%

目次

東京スター銀行の金利が上がる条件

東京スター銀行のスターワン円普通預金は、通常の金利が年0.400%です。ここに金利優遇プログラムの条件を重ねると、年1.050%まで上がります。

優遇の判定は前月末の取引が基準になり、達成した条件の数で利率が変わります。条件を1つも満たさない月は、通常の年0.400%のままです。

金利優遇プログラムの3つの条件

対象になる条件は3つです。給与・年金の受取口座指定、資産運用商品の保有、NISA口座と投資信託の購入という組み合わせになります。

それぞれ単独でも優遇は付きますが、上がり幅は条件ごとに違います。給与・年金の受取口座に指定した場合が年0.900%で、ほかの2つは年0.450%でした。

達成数で変わる優遇金利

条件を2つ以上達成すると、優遇の水準が一段上がります。年1.050%が適用され、単独の条件で付く年0.900%を上回ります。

区分適用される金利(年・税引前)達成の目安
優遇なし(通常)0.400%条件を満たさない月
①給与・年金受取口座の指定0.900%勤務先や支払機関への届出で完結
②資産運用商品を300万円以上保有0.450%月末残高で300万円が必要
③NISA口座保有かつ投資信託を購入0.450%月内の購入と月末のNISA口座保有
①②③のうち2つ以上を達成1.050%条件の組み合わせが必要
エムアイカードの引き落とし0.900%カードの引き落とし口座に指定

表のとおり、条件②と③は単独だと年0.450%にとどまります。2つ以上をまとめて満たすと年1.050%になるため、組み合わせ方で結果が変わるという設計です。

達成のしやすさは条件で差があります。給与・年金の受取口座指定は届出だけで済む一方、資産運用商品300万円以上の保有はまとまった資金が要ります。

NISA口座と投資信託の購入は、口座を開いて毎月買い付ける形にすれば続けやすい条件でしょう。そろえやすい並びは、条件①と条件③の組み合わせになります。

優遇が適用されるタイミング

条件を満たした月にすぐ反映されるわけではありません。公式は「条件を満たした方に、スターワン円普通預金の金利を、翌月、原則第5営業日より優遇します。」と定めています。

判定の基準は前月末です。エムアイカードの引き落としによる優遇も同じ流れで、初回の適用は2026年9月の第5営業日目からになります。

対象外になるケース

すべての口座が対象になるわけではありません。ORANGEPORT支店の口座は金利優遇プログラムの対象外で、条件を達成しても優遇は付きません。

優遇金利は変動金利です。公式は当行の都合により条件・金利・金利適用日を変更することがあるとしているため、申し込む前に現在の数値を確認してください。

出典:東京スター銀行『金利優遇プログラム』

東京スター銀行の円預金金利一覧

円預金は商品ごとに利率が分かれています。普通預金は条件しだいで年0.400%から年1.050%まで動き、定期預金は商品名によって水準が変わります。

商品金利(年・税引前)主な条件
スターワン円普通預金0.400%〜1.050%優遇条件の達成数で変動
スターワン1週間円預金0.500%預入期間7日・10万円以上
スターワン円定期預金0.405%1ヵ月から5年まで同率
スターワン円定期預金プラス<店頭・テレホンバンク限定>1.200%〜1.300%300万円以上・1年/3年/5年
スターワン円定期預金プラス<インターネット限定>0.600%〜1.450%50万円以上・1ヵ月から1年
スターワン積立円定期0.405%1,000円から・1年以上15年以内
スターワン大口定期預金0.405%新規の取り扱いは終了
ラダリング円定期預金0.405%新規の取り扱いは終了

一覧にすると、条件を2つ以上達成した普通預金の年1.050%が、通常の定期預金を上回ることが分かります。期間を固定せずに利率だけを上げる余地があるという並びです。

一方で、スターワン円定期預金プラスのインターネット限定1年は年1.450%でした。資金を1年動かさずに置けるなら、この商品が一覧のなかで高い水準になります。

金利の確認時点

上の数値は2026年9月1日より適用として公式サイトに掲載されていたものです。仕組み預金の一部だけは2026年9月16日よりという表示になっていました。

スターワン円普通預金と積立円定期は変動金利です。市場環境で見直されるため、申し込む前に公式サイトで現在の数値を確かめてください。

出典:東京スター銀行『円預金金利』

条件①給与・年金受取口座の指定

3つの条件のうち、上がり幅が大きいのが給与・年金の受取口座指定です。この条件ひとつで年0.900%が適用されます。

摘要欄の記載で判定される仕組み

判定は入金の名目で行われます。取引明細の摘要に「給与振込」「給振」「年金」のいずれかがある入金が、この条件の対象です。

同じ金額を受け取っていても、摘要が「振込」のままなら条件には数えられません。名目そのものが判定材料になります。

受取口座に指定する手順

手続きは受け取るお金の種類で分かれます。給与は勤務先へ、年金は受け取っている機関へ、それぞれ届け出るという流れです。

  1. スターワン口座を開設し、支店名・口座番号・口座名義を控えます
  2. 給与の場合は、勤務先の給与担当へ振込口座の変更を届け出ます
  3. 年金の場合は、年金を受け取っている機関へ受取口座の変更を届け出ます
  4. 入金後に、取引明細の摘要が「給与振込」「給振」「年金」のいずれかになっているかを確認します
  5. 前月末までに条件を満たしていれば、翌月の原則第5営業日から優遇が始まります

前月末の時点で条件を満たしていることが判定の前提になります。月の途中で受取口座を切り替えた場合、優遇が始まるのはその翌月です。

年金を受け取っている場合

年金でもこの条件は満たせます。取引明細の摘要に「年金」と記載される入金であれば、給与と同じ扱いで年0.900%が適用されます。

受取口座を変えるには、年金を支払っている機関へ届け出ます。手続きから実際の入金までに時間がかかるため、届出の時期には余裕を見てください。

給与と年金の両方を受け取っていても、条件①はひとつの条件として数えられます。上の水準を狙うなら、条件②か条件③を重ねる形になるでしょう。

給与の受取先を指定すると条件が動く仕組みは、銀行口座とクレジットカードを一体にしたOliveにもあります。中身はOliveとは何かを解説した記事で扱っています。

出典:東京スター銀行『金利優遇プログラム』

条件②資産運用商品300万円以上の保有

2つ目の条件は残高で判定されます。月末に資産運用商品を合計300万円以上保有していると、年0.450%が適用されます。

対象になる商品の範囲

対象は円仕組み預金・外貨預金・投資信託の3つです。円普通預金や円定期預金の残高は、この条件には算入されません。

預金だけを積み上げても、この条件は満たせません。資産運用商品を保有しているかどうかが判定の軸になります。

月末の評価額で判定される点

判定は月末時点の評価額です。元本で300万円を投じていても、月末の評価額が300万円を下回ると対象外になります。

投資信託や外貨預金は価格が動くため、月末の数字が条件を割り込む月も出てきます。残高に余裕を持たせておくと、判定から外れにくくなるでしょう。

300万円を組み立てる考え方

判定は3種類の商品の合計額で行われます。投資信託だけで300万円をそろえる必要はなく、外貨預金や円仕組み預金と合わせた金額で構いません。

ただし合計のうち投資信託や外貨預金が占める割合が大きいほど、月末の評価額は動きやすくなります。値動きの小さい商品を厚めに置くと、判定は安定するでしょう。

なお円普通預金と円定期預金は合計に入りません。300万円を預金で用意しても、この条件だけは満たせないという点に注意してください。

出典:東京スター銀行『金利優遇プログラム』

条件③NISA口座と投資信託の購入

3つ目はNISA口座の保有と投資信託の購入をセットで求める条件です。満たすと年0.450%が適用されます。

購入は受渡完了が条件

月内に課税口座またはNISA口座で投資信託を購入し、月末にNISA口座を保有していることが条件です。購入は発注ではなく受渡の完了までを指します。

月末の直前に発注すると、受渡が翌月へずれてその月は条件を満たせません。月末から逆算して、余裕のある日程で発注してください。

分配金の再投資は対象外

保有している投資信託の分配金を再投資しても、この条件の購入には数えられません。自分で購入の手続きをした分だけが対象になります。

課税口座での購入でも満たせる範囲

購入そのものは課税口座でも構いません。ただし月末にNISA口座を持っている必要があり、NISA口座がないまま課税口座だけで買っても条件は満たせません。

逆に言えば、NISA口座の非課税枠を使い切っていても、課税口座での購入で条件を満たせるという設計です。

条件②と条件③を同時に満たす組み合わせ

この2つは、同じ投資信託で重ねられます。投資信託を含む資産運用商品を月末に300万円以上持ち、その月にNISA口座で買い増すという形です。

条件②と条件③の両方を達成すれば、2つ以上の扱いになって年1.050%が適用されます。給与の受取先を動かさずに上限の水準へ届く道筋になるでしょう。

毎月買い付ける設定にしておけば、条件③は自動で積み上がります。ただし分配金の再投資は購入に数えられないため、積立の設定が動いているかは毎月確かめてください。

出典:東京スター銀行『金利優遇プログラム』

エムアイカード引き落としの優遇

金利優遇プログラムの3条件とは別に、エムアイカードの引き落とし口座に指定すると年0.900%が適用されます。給与・年金の受取口座指定と同じ水準です。

エムアイカードは、三越伊勢丹グループの株式会社エムアイカードが発行するクレジットカードです。公式の円預金金利表に、この優遇条件が並んでいます。

適用の流れは金利優遇プログラムと同じで、条件を満たした翌月の原則第5営業日からです。初回の優遇金利適用日は2026年9月の第5営業日目からという案内があります。

カードの引き落とし口座を切り替えるだけで水準が動くため、給与の振込先を変えずに優遇を受けたい場合の選択肢になるでしょう。

年0.900%へ届く2つのルート

年0.900%という同じ水準に、給与・年金の受取口座指定とエムアイカードの引き落としという2つの入り口があります。どちらも単独で適用されます。

給与の受取先を変える手続きには、勤務先とのやり取りが挟まります。カードの引き落とし口座の変更なら、カード会社への届出だけで完結するでしょう。

手間の少なさで選ぶなら後者が扱いやすい一方、給与の受取先にすると入金そのものが毎月動きます。生活の主な口座として使うなら前者が向いています。

出典:東京スター銀行『円預金金利』

東京スター銀行の定期預金の金利

定期預金は商品名で利率が大きく分かれます。スターワン円定期預金は預入期間にかかわらず年0.405%で、期間を延ばしても利率は動きません。

一方のスターワン円定期預金プラスは水準が違います。申込経路と預入期間によって、年0.600%から年1.450%までの幅があります。

スターワン円定期預金は全期間が同率

1ヵ月から5年まで、どの預入期間を選んでも年0.405%でした。長い期間を選んでも利率が上乗せされません。

預入期間預入金利(年・税引前)
1ヵ月0.405%
3ヵ月0.405%
6ヵ月0.405%
1年0.405%
2年0.405%
3年0.405%
4年0.405%
5年0.405%

預入金額は店頭・テレホンバンクで1円以上1円単位、インターネットで1万円以上1円単位です。少額からでも預け入れができます。

利率が動かないため、期間の選び方は資金をいつ使うかだけで決められます。長く預けても利率の見返りがないので、短い期間で組んで満期のたびに見直す形も取れるでしょう。

スターワン円定期預金プラスの2つの申込経路

同じ商品名でも、店頭・テレホンバンク限定とインターネット限定で選べる期間と利率が違います。預入金額の下限も別に決まっています。

申込経路預入期間預入金利(年・税引前)預入金額の下限
店頭・テレホンバンク限定1年1.200%300万円以上
店頭・テレホンバンク限定3年1.250%300万円以上
店頭・テレホンバンク限定5年1.300%300万円以上
インターネット限定1ヵ月0.600%50万円以上
インターネット限定3ヵ月1.200%50万円以上
インターネット限定6ヵ月1.300%50万円以上
インターネット限定1年1.450%50万円以上

表のとおりインターネット限定の1年が年1.450%で、同じ1年でもスターワン円定期預金の年0.405%とは水準が離れています。商品の選び方で結果が変わる構造です。

インターネット限定には3年の区分もありますが、確認した時点で利率の掲載はありませんでした。数値が出ていない期間は、申し込む前に窓口で確認してください。

スターワン1週間円預金と積立円定期

短い期間で置くならスターワン1週間円預金があります。預入期間7日で年0.500%、預入金額は10万円以上1円単位です。

積み立てで続けるならスターワン積立円定期になります。金利は年0.405%の変動金利で、スターワン円定期預金と同じ水準に置かれています。

仕組み預金を選ぶ前の確認点

公式の金利表には仕組み預金も並んでいます。元本割れの可能性がある商品を含むため、円預金と同じ感覚では選べません。

仕組み預金は募集形式で、募集していない期間があります。表示された利率のうち預金保険の対象になる金利は年0.405%で、上乗せ部分まで同じ扱いにはなりません。

商品ごとに満期や中途解約の条件が違います。募集期間とあわせて、商品説明書で条件を確認してください。

募集していない仕組み預金

金利表に名前が並んでいても、申し込める状態とは限りません。確認した時点では外国為替レート参照型オフセット定期が募集停止になっていました。

ほかにもスタードリーム円定期の3年・5年タイプ、右肩上がり円定期の6年・10年タイプ、円活の米ドルタイプが募集していない状態です。

募集形式の商品は、市場環境などにより募集を行わない場合があります。次回の募集条件は決定しだい公式ページへ掲載されるため、そこで確認してください。

出典:東京スター銀行『円預金金利』

東京スター銀行の振込手数料

振込手数料は経路で差が出ます。インターネットバンキングからの当行宛は無料で、他行宛は条件つきで月5回まで実質無料になります。

ここでの「実質無料」は、手数料が引かれないという意味ではありません。いったん手数料がかかり、あとからキャッシュバックされる扱いです。

キャッシュバックには上限があり、ATM利用手数料では手数料が発生した月の預金平均残高の10%と決まっています。残高が少ない月ほど戻る金額は小さくなります。

経路別の振込手数料

窓口・ATM・テレホンバンク・インターネットバンキングで金額が変わります。同じ他行宛でも、窓口の880円とインターネットの110円では開きが大きいと分かります。

経路当行宛他行宛
インターネットバンキング(郵送しない設定)無料月5回まで実質無料
超過後は110円
インターネットバンキング(郵送する設定)無料110円
テレホンバンク220円330円
店舗内ATM0円330円
店舗外のセブン銀行ATM330円550円
窓口550円880円

窓口が高く、インターネットバンキングが安いという並びになっています。テレホンバンクとATMは、その中間の水準に置かれています。

出典:東京スター銀行『振込手数料』

他行宛が月5回まで無料になる条件

鍵になるのは取引明細書の郵送設定です。取引明細書を郵送しない設定にしている月が、月5回までの対象になります。

郵送する設定のままだと、他行宛は1回目から110円かかります。設定を切り替えないまま振り込むと、想定と違う金額が引かれるでしょう。

無料回数を超えたあとの手数料

月5回を超えた分は、1回あたり110円です。回数は月ごとに数え直されます。

振込が多い月は、当行宛の振込へ寄せると回数を節約できます。当行宛はインターネットバンキングから無料で送れるためです。

窓口とテレホンバンクを使う場合

窓口は金額が上がります。当行宛で550円、他行宛で880円がかかり、無料になる回数の対象にも入りません。

テレホンバンクは当行宛220円、他行宛330円という水準でした。電話で手続きしたい場合でも、窓口より金額は抑えられます。

金額だけを見るなら、インターネットバンキングからの振込が有利になります。窓口とテレホンバンクは、手続きの方法を優先する場面で使うことになるでしょう。

郵送設定はスマホから変更できない

注意したいのが設定の変更経路です。公式は「スマートフォンからは郵送設定状況のご確認はできますが、設定を変更することはできません」と示しています。

スマホだけで完結させようとすると、郵送しない設定へ切り替えられないまま月をまたぐことになります。設定の変更はパソコンから行ってください。

口座を開いた直後に済ませておけば、初月から月5回の対象に入れます。振込の予定がある月の前に、設定を見ておくと安心でしょう。

出典:東京スター銀行『手数料無料の条件』

東京スター銀行のATM手数料

ATM利用手数料は月8回まで実質0円です。発生した手数料が翌月にキャッシュバックされる仕組みになっています。

ただし戻る金額には上限があります。手数料が発生した月の預金平均残高の10%が上限で、これを超えた分は戻りません。

キャッシュバックの時期と上限

キャッシュバックは翌月の第一銀行営業日に入ります。手数料はいったん引き落とされるため、その月の残高からは一度差し引かれます。

上限は預金平均残高の10%のため、残高が少ない月は8回分すべてが戻るとは限りません。まとまった残高を置いている口座ほど、実質0円が成立しやすくなります。

残高と利用回数の組み合わせで、戻る金額は変わります。「実質0円」という表現だけを見て、手数料が発生しない口座だと考えないでください。

預金平均残高が小さい口座では、上限に届いた時点でキャッシュバックが止まります。ATMを何度も使う口座ほど、残高との釣り合いが問題になるでしょう。

店舗内ATMと店舗外ATMの違い

ATMから振り込む場合は、置かれている場所で金額が変わります。店舗内ATMなら当行宛が0円、他行宛が330円という扱いです。

店舗外のセブン銀行ATMでは、当行宛が330円、他行宛が550円に上がります。同じ操作でも、どのATMを使うかで金額が動きます。

現金の入出金と振込は別の手数料です。月8回まで実質0円の対象は入出金の利用手数料で、振込の手数料は上の表のとおり別に計算されます。

利用できないATM

提携先は限られています。都市銀行・地方銀行・信用金庫・信用組合のATMは利用できません。

振込手数料の表にあるとおり、セブン銀行ATMは店舗外でも使えます。外出先で現金を動かす予定があるなら、対応するATMを先に把握しておいてください。

手数料の水準を他の銀行と見比べるなら、PayPay銀行の手数料をまとめた記事もあわせて確認してください。無料になる回数と条件の決め方は銀行ごとに違います。

出典:東京スター銀行『ATM利用手数料』

金利で見る商品の選び方

ここまでの数値を、使い方ごとの選び方に落とし込みます。出し入れの頻度と預ける期間で、向いている商品が変わります。

出し入れしながら置く資金

給与や年金の受取口座にしているなら、スターワン円普通預金の年0.900%が基準になります。条件を2つ以上そろえれば年1.050%まで届きます。

普通預金なので、いつでも引き出せます。定期預金のように満期まで動かせないという制約はありません。

当面動かさない資金

1年以上置けるなら、スターワン円定期預金プラスが候補です。インターネット限定の1年が年1.450%で、スターワン円定期預金の年0.405%を上回ります。

ただし預入金額の下限があります。インターネット限定で50万円以上、店頭・テレホンバンク限定で300万円以上をそろえる必要があるでしょう。

数週間だけ置く資金

近いうちに使う予定があるなら、スターワン1週間円預金の年0.500%が候補になります。預入期間は7日で、預入金額は10万円以上です。

優遇条件を満たしていない普通預金の年0.400%より高く、期間の固定も7日で済みます。資金を長く縛らずに置きたい場面で使える商品でしょう。

申込経路で変わる点

同じスターワン円定期預金プラスでも、経路で選べる期間が違います。1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月という短い期間はインターネット限定にしかありません。

5年まで延ばせるのは店頭・テレホンバンク限定です。預ける期間を先に決めてから、どちらの経路で申し込むかを選ぶと迷いません。

手数料の枠とあわせて考える

金利だけで比べると普通預金と定期預金の差に目が向きますが、手数料の枠は普通預金の残高と結びついています。ATM手数料のキャッシュバック上限が預金平均残高の10%だからです。

資金をすべて定期預金へ移すと、普通預金の平均残高は下がります。ATMをよく使うなら、手元の残高をある程度残す組み方が現実的でしょう。

口座開設後に確認する設定

口座を開いただけでは、金利も手数料も通常の扱いのままです。優遇と無料枠は、どちらも設定と届出で動きます。

取引明細書の郵送設定

他行宛の振込を月5回まで実質無料にするには、取引明細書を郵送しない設定が必要です。変更はパソコンから行います。

スマホからは設定状況の確認までしかできません。口座開設の直後にパソコンで切り替えておくと、初月から無料枠に入れます。

優遇条件のうち何を取りにいくか

金利を上げるなら、先に狙う条件を決めておきます。給与・年金の受取口座指定、エムアイカードの引き落とし、資産運用商品の保有とNISAでの購入という並びです。

どの条件も前月末が判定の基準になります。月末をまたぐと反映が1か月ずれるため、月の前半のうちに手続きを始めておくとよいでしょう。

ORANGEPORT支店の口座は金利優遇プログラムの対象外です。優遇を前提に口座を作るなら、開設する支店を先に確かめてください。

エムアイカードを持っている場合

すでにエムアイカードを持っているなら、引き落とし口座をスターワン口座へ変更するだけで年0.900%の対象になります。手続きはカード会社への届出で進みます。

引き落とし口座の変更は、届け出た月からすぐ反映されるとは限りません。優遇の適用も条件を満たした翌月の原則第5営業日からになるため、時期に余裕を見てください。

東京スター銀行の金利のよくある質問

優遇金利はいつから適用?

前月末の時点で条件を達成していれば、翌月の原則第5営業日から優遇が始まります。エムアイカードの引き落としによる優遇も同じ流れです。

条件を満たさない月の扱い

判定は前月末が基準です。条件を達成していない月は優遇の対象にならず、通常の年0.400%が適用されます。

利息から引かれる税金の割合

表示されている金利は税引前です。利息には一律20.315%が源泉分離課税としてかかり、内訳は国税15.315%と地方税5%になります。

国税のうち0.315%分は、復興特別所得税の導入によるものです。手取りの利息は、この分を差し引いた金額で考えておくとよいでしょう。

スターワン大口定期預金の新規申込

スターワン大口定期預金は新規の取り扱いを終了しています。ラダリング円定期預金も、同じく新規の取り扱いが終わりました。

まとまった資金を預けるなら、現行の選択肢はスターワン円定期預金プラスになります。店頭・テレホンバンク限定なら300万円以上、インターネット限定なら50万円以上から申し込めます。

利息が1円未満になった場合

預入金額が小さく、利息額が1円未満と計算された場合は利払いが行われません。少額を短い期間だけ預けると、利息が付かない結果になります。

円定期預金の預入金額の下限

スターワン円定期預金は、店頭・テレホンバンクで1円以上1円単位、インターネットで1万円以上1円単位です。スターワン1週間円預金は10万円以上1円単位になります。

普通預金と定期預金はどちらが高い?

条件を2つ以上達成した普通預金は年1.050%で、スターワン円定期預金の年0.405%を上回ります。条件を満たせるなら普通預金のほうが高いという関係です。

ただしスターワン円定期預金プラスは別で、インターネット限定の1年が年1.450%でした。資金を固定できるかどうかで答えが入れ替わります。

募集形式の商品はいつでも申し込める?

募集形式の商品は、市場環境などにより募集を行わない場合があります。金利表に載っていても申し込めない期間があるため、募集状況をあわせて見てください。

スターワン積立円定期の条件

金利は年0.405%の変動金利で、1,000円から預け入れができます。預入期間は1年以上15年以内を1ヵ月単位で選ぶ形です。

出典:東京スター銀行『円預金金利』

まとめ

東京スター銀行のスターワン円普通預金は、通常が年0.400%です。金利優遇プログラムの条件を2つ以上達成すると年1.050%まで上がります。

単独の条件なら、給与・年金の受取口座指定とエムアイカードの引き落としが年0.900%でした。資産運用商品300万円以上の保有と、NISA口座での投資信託購入は年0.450%です。

定期預金はスターワン円定期預金が全期間で年0.405%、スターワン円定期預金プラスのインターネット限定1年が年1.450%になります。同じ銀行でも商品で水準が変わる点を押さえてください。

手数料は、他行宛の振込が条件つきで月5回まで、ATM利用手数料が月8回まで実質無料です。どちらもキャッシュバックで戻る形のため、残高が少ない月は戻る金額が小さくなります。

無料枠の前提になる取引明細書の郵送設定は、パソコンからしか変更できません。口座を開いた直後に切り替えておくと、初月から枠を使えます。

金利も手数料も、条件と設定で結果が変わる作りになっています。自分が達成できる条件を先に決めてから、預ける商品を選ぶという順番で進めてください。

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