GMOあおぞらネット銀行は怪しい?危険と言われる理由と偽メールの見分け方
GMOあおぞらネット銀行を検索すると「怪しい」「危険」という言葉が並び、同行を名乗るメールが届いて不安になる人もいます。
同行は預金保険の対象となる銀行です。怪しいと言われる中身は、偽メール、詐欺の振込先、2024年の誤送金と2026年公表の情報流出、あおぞら銀行との混同に分かれます。
運営会社と株主、預金保険と補償、本物のメールの見分け方、被害に遭ったときの連絡先をまとめました。
- 3行要約
①あおぞら銀行が議決権85.12%を持つ別の銀行で、預金保険もあおぞら銀行と別の枠
②2024年9月の誤送金1,730件と2026年4月公表の委託先経由の情報流出1,820件
③正規メールの送信元は3ドメイン、振込詐欺の窓口は金融犯罪対策室の050-3803-2125
GMOあおぞらネット銀行が怪しいと言われる理由
GMOあおぞらネット銀行は、預金保険機構の対象金融機関一覧に載っている銀行です。「危険」「やばい」と言われる評判の中身は、同行を名乗る偽メール、詐欺の振込先として名前が出ること、過去の誤送金と情報流出、あおぞら銀行との混同に分かれます。
それぞれの話と、公式の発表で確認できる事実を表にまとめました。
| 言われる理由 | 公式で確認できる事実 | 詳しく扱う見出し |
| 同行を名乗るメールやSMSが届く | 公式サイトが偽メール・偽SMSの件名例を公開している(2025年8月29日更新) | 確認されている偽メールの件名 |
| 詐欺の振込先に同行の口座が書かれている | 譲り渡された口座が詐欺の振込先に使われる手口を公式が説明。2026年10月1日から警察庁との官民協働型枠組みを運用 | 詐欺の振込先として名前が出る背景 |
| 2024年に誤送金があった | 2024年9月30日に一括振込で1,730件の誤送金。最終報告書は2025年7月9日に公表 | 2024年9月30日の振込遅延と誤送金 |
| 顧客情報が流出した | 委託先から他行へ1,820件が流出。ログインパスワード等は含まれない(2026年4月3日公表) | 2026年4月の委託先からの情報流出 |
| あおぞら銀行と同じ銀行だと思われている | あおぞら銀行が議決権の85.12%を持つが別の銀行で、預金保険の枠も別 | あおぞら銀行との違い |
「怪しい」と検索される3つの場面
1つ目は、銀行そのものの安全性を確かめたい場面です。運営会社と株主、預金保険と補償の仕組みは、この記事の後半で順に説明しています。
2つ目は、GMOあおぞらネット銀行を名乗るメールやSMSが届いた場面でしょう。本物かどうかは送信元のドメインとURLで見分けられるので、「偽メール・偽SMS」の見出しを先に読んでください。
3つ目は、詐欺の連絡に振込先として同行の口座が書かれていた場面です。振り込む前なら手を止め、振り込んだあとなら「詐欺被害に遭ったときの連絡先」の窓口へ連絡します。
2024年9月30日の振込遅延と誤送金
2024年9月30日、月末に振込手続きが集中して処理が遅れ、遅延を解消するためのリカバリ作業で設定を誤りました。この作業によって、一括振込サービスで1,730件の誤送金が発生しています。
誤送金が起きたのは、一括振込サービスを使った法人・個人の510の利用者の振込です。誤送金の金額は同行が立て替えて振込人の口座に入金し、正しい金額での振込をやり直しました。
再発防止策として、振込の並行処理の多重度を4多重から8多重に引き上げるなどの対策を講じました。2025年6月末を期限とした中長期の対策もすべて完了し、2025年7月9日に最終報告書が公表されました。
なお、発生直後の2024年10月1日の発表では、誤送金件数を1,728件としていました。最終報告書では1,730件に改められています。
出典:GMOあおぞらネット銀行『【最終報告書】2024年9月30日に発生した振込処理遅延、誤送金障害につきまして』、『9月30日に発生した振込処理遅延、誤送金に関しまして』
2026年4月の委託先からの情報流出
2026年4月3日、GMOあおぞらネット銀行は事務を委託するSocioFuture株式会社を通じて、利用者1,820件の情報が別の金融機関へ流出していたと公表しました。
同社は2024年11月28日から複数回、同行の同意なく他行へデータファイルを送っていました。ファイルの非表示のワークシートに顧客情報が残っており、2026年3月27日に送信先の他行が気づいて指摘したことで判明しています。
流出したのは、口座名義・支店口座番号・一定時点の残高などの口座情報と、口座の管理状況や問い合わせ状況の記録です。住所・電話番号・メールアドレス・ログインパスワード等は含まれていません。
公表の時点で、流出先の他行以外の第三者への送信は確認されていないとしています。流出した情報の削除と削除完了の確認も済んでおり、対象者には個別にメールかインターネットバンキングのメッセージで連絡しました。
出典:GMOあおぞらネット銀行『業務委託先による他金融機関への当社お客さま情報流出に関するお詫びとご報告』
詐欺の振込先として名前が出る背景
特殊詐欺のメールや電話では、犯人が用意した銀行口座が振込先に指定されます。GMOあおぞらネット銀行は、他人に譲り渡された口座が振り込め詐欺やヤミ金の振込先に使われる手口を公式サイトで説明しています。
預金口座の売買・譲渡・貸し借りは法律で禁止されています。同行は、不正な開設や譲渡が分かった口座を取引停止や強制解約にし、当局へ通報するとしています。
2026年9月30日には警察庁と合意書を結び、10月1日から「官民協働型枠組み」の運用を始めました。都道府県警察からの照会に警察庁を通じて被害金の移転先を回答し、被害金の追跡や犯罪グループの口座凍結、被害金の回復につなげる取り組みです。
出典:GMOあおぞらネット銀行『金融犯罪の詳細』、『特殊詐欺の被害金追跡・回復等を目的とした「官民協働型枠組み」の運用を10/1より開始』
あおぞら銀行の経営との混同
あおぞら銀行の決算や経営をめぐる話題は、GMOあおぞらネット銀行とは別の銀行の話です。あおぞら銀行本体の経営と預金の安全性は、あおぞら銀行はやばい?で扱っています。
2つの銀行の資本関係と違いは、次の「あおぞら銀行との違い」で整理しました。
GMOあおぞらネット銀行の運営会社と株主
GMOあおぞらネット銀行株式会社は、東京都渋谷区に本店を置く銀行です。株式の半分をあおぞら銀行が持ち、残りの半分をGMOインターネットグループの2社が持っています。
| 会社名 | GMOあおぞらネット銀行株式会社 |
| 本店 | 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス |
| 設立 | 1994年2月28日(日債銀信託銀行として) |
| インターネット銀行事業の開始 | 2018年7月17日 |
| 資本金 | 266億2,998万円(2026年2月20日現在) |
| 株主(持株比率) | あおぞら銀行50.00% GMOインターネットグループ25.00% GMOフィナンシャルホールディングス25.00% |
| 金融機関コード | 0310 |
| 公式サイト | https://gmo-aozora.com/ |
日債銀信託銀行から始まる沿革
前身は、1994年2月28日に設立され、同年4月1日に開業した日債銀信託銀行です。2001年1月4日に、あおぞら信託銀行へ社名を変えました。
2018年6月1日にGMOあおぞらネット銀行へ社名を変更し、同年7月17日にインターネット銀行の事業を始めています。2018年10月1日には、それまでの信託業務をあおぞら銀行へ引き継ぎました。
2018年に新しく作られた銀行ではなく、信託銀行として営業してきた会社がネット銀行へ事業を移した、という経緯になります。
持株比率と議決権比率
株式の持ち分を示す持株比率と、株主総会で使える議決権の割合を示す議決権比率は、数字が違います。議決権ではあおぞら銀行が85.12%を持ち、GMOの2社は7.43%ずつです。
| 株主 | 持株比率 | 議決権比率 |
| 株式会社あおぞら銀行 | 50.00% | 85.12% |
| GMOインターネットグループ株式会社 | 25.00% | 7.43% |
| GMOフィナンシャルホールディングス株式会社 | 25.00% | 7.43% |
持株比率だけを見ると、あおぞら銀行の持ち分は半分の50.00%にとどまります。議決権比率まで見れば、株主総会での議決権の過半をあおぞら銀行が持つ関係です。
あおぞら銀行の側でも、GMOあおぞらネット銀行を主な連結子会社として開示しています。
出典:GMOあおぞらネット銀行『会社概要』、あおぞら銀行『グループ会社』
あおぞら銀行との違い
あおぞら銀行とGMOあおぞらネット銀行は、資本関係のある別々の銀行です。あおぞら銀行のFAQも、GMOあおぞらネット銀行を「グループ会社の別の銀行」と案内しています。
| 項目 | あおぞら銀行(BANK支店を含む) | GMOあおぞらネット銀行 |
| 会社 | 株式会社あおぞら銀行 | GMOあおぞらネット銀行株式会社 |
| 公式サイト | aozorabank.co.jp | gmo-aozora.com |
| 資本関係 | 議決権の85.12%を持つ側 | あおぞら銀行の連結子会社 |
| 預金保険 | あおぞら銀行として1つの枠 | 別の銀行として別の枠 |
| 口座・金利・手数料 | あおぞら銀行の口座と条件 | 別の口座で、金利・手数料も別 |
ネット上の評判や金利の情報を読むときは、どちらの銀行の話かを先に確かめてください。
出典:あおぞら銀行『【BANK口座】有人店舗では既に口座開設済ですが、新たに口座開設をすることはできますか?』、GMOあおぞらネット銀行『預金保険の対象となる商品はなんですか?』
銀行としての登録と加盟団体
GMOあおぞらネット銀行は、預金保険機構が公表する対象金融機関の一覧に、銀行として載っています(令和8年8月3日現在)。
登録金融機関としての登録番号は関東財務局長(登金)第665号で、一般社団法人金融先物取引業協会に加入しています。所属団体には、一般社団法人金融ISACや一般社団法人Fintech協会などが並びます。
出典:預金保険機構『預金保険制度の対象金融機関』、GMOあおぞらネット銀行『会社概要』
預金保険と不正被害の補償
預金保険は銀行が破綻したときに預金を守る制度で、不正被害の補償は口座を不正に使われたときの損失を埋める仕組みです。GMOあおぞらネット銀行の個人口座は、どちらの対象にもなります。
預金保険の対象になる預金
預金保険の対象は、円普通預金(証券コネクト口座を含む)と円定期預金です。外貨普通預金は対象になりません。
保護されるのは、代表口座とつかいわけ口座の円預金をすべて合算した元本1,000万円までと、その利息です。1,000万円を超える部分は、破綻時の財産の状況に応じて支払われます。
GMOあおぞらネット銀行はあおぞら銀行のグループ会社ですが、預金保険では別の銀行として扱われます。そのため、あおぞら銀行の預金とは別の1,000万円の枠で保護されます。
出典:GMOあおぞらネット銀行『預金保険の対象となる商品はなんですか?』、預金保険機構『預金保険制度の対象金融機関』
1,000万円を超える預金と決済用預金
決済用預金は、無利息・要求払い・決済サービスを提供できるという3つの要件を満たす預金で、預金保険で全額が保護されます。個人の円普通預金も、開設後に決済用へ切り替えられます。
切り替えは、インターネットバンキングにログインし、[お客さま情報(申込・設定)]→[口座情報]の「普通預金(決済用)への切替」から行います。利息が付かない点以外は、通常の普通預金と同じように使えます。
切り替えた月のうちは、有利息の普通預金へ戻せません。一度戻すとその後は決済用へ切り替えられなくなるため、切り替える時期は先に決めておきましょう。
キャッシュカードの偽造・盗難の補償
個人のキャッシュカードが偽造・盗難・詐取され、第三者にATM等で預金を引き出された場合は、被害状況を確認したうえで同行が補償します。法人と個人事業主の口座は補償の対象外です。
| 被害の種類 | 補償の条件 |
| 偽造 | 利用者に故意または重大な過失がなければ補償 |
| 盗難・詐取 | 故意・重大な過失がなく、被害発生日から30日以内に通知した場合に補償。過失があった場合などは一部の補償 |
重大な過失にあたりうる例には、他人に暗証番号を知らせた、暗証番号をカードに書いていた、他人にカードを渡した、が挙がっています。生年月日や電話番号を暗証番号にしていた場合は、過失にあたりうる例です。
出典:GMOあおぞらネット銀行『振り込め詐欺救済法について』
インターネットバンキングの不正送金の補償
インターネットバンキングで不正に払い戻された被害は、個人向けの「口座不正使用補てん規定」で扱います。事業として取引する個人は、この規定の対象から外れます。
補てんの対象は、同行へ通知した日の30日前の日以降の不正払戻しの額と、その手数料・利息です。同行が善意無過失で、利用者に過失(重大な過失を除く)があるときは、補てん対象額の4分の3になります。
盗まれた日などから2年を過ぎてからの通知には、この規定が適用されません。故意がある場合も補てんされず、同行に過失がなければ、重大な過失がある場合や配偶者・二親等内の親族などが払い戻した場合も対象外です。
過失となりうる例には、フィッシングサイトにID・パスワード等を入力したことや、ログインパスワードをほかの取引と使い回していたことが含まれます。偽メールのリンクから入力すると、補償が一部にとどまる可能性があります。
出典:GMOあおぞらネット銀行『口座不正使用補てん規定(個人のお客さま)』、『振り込め詐欺救済法について』
GMOあおぞらネット銀行のセキュリティ対策
GMOあおぞらネット銀行は、取引のリスクに応じた認証方式と、利用者が自分で設定できる限度額やロックの機能を用意しています。不正送金に備える設定の多くは、ログイン後の画面から自分で変えられます。
ログインと振込の認証方式
| 認証方式 | 内容 |
| パスキー認証 | スマートフォンの生体認証機能でログインする方式。IDやパスワードを入力しない |
| ID認証 | ログインIDとパスワードで認証 |
| ワンタイムパスワード認証 | 認証アプリかメールに届く、有効期限付きのパスワードを取引画面に入力 |
| トランザクション認証 | 振込などの取引内容を、取引中とは別の端末で確認・承認 |
| 生体認証 | 取引アプリのログインを指紋認証・顔認証で行う |
| 取引パスワード認証 | 振込などの取引で、事前に指定したパスワードを入力 |
| Visa Secure/Mastercard ID Check | ネットショッピングでデビットを使うときの追加の認証 |
パスキー認証は秘密鍵を端末のセキュリティ領域に保存する仕組みで、同行はフィッシング対策に有効な認証方法と説明しています。偽サイトにIDとパスワードを入力させる手口への備えとして、先に設定しておきたい認証です。
個人口座の振込限度額とATM限度額
個人口座では、振込とATM利用の限度額を自分で設定できます。初期設定はどちらも50万円です。
| 項目 | 初期設定 | 設定できる上限・範囲 |
| 振込(1日あたりの累積) | 50万円 | 上限1,200万円 |
| ATM利用 | 50万円 | 上限200万円 |
| デビット(Visa・1日あたり) | 50万円 | 1千円〜500万円 |
| デビット(Mastercard・1日あたり) | 100万円 | 1千円〜1,000万円 |
限度額を高くしたままだと、不正にログインされたときの被害額も大きくなります。普段使う金額に合わせて低めにしておけば、被害の上限を抑えられるでしょう。
カード機能のロックと不正検知
キャッシュカード機能とデビット機能は、ログイン後の管理画面からそれぞれ個別にロックできます。ロックを設定すると、自分で解除するまでカードは使えません。
認証に一定回数失敗するとログインロックや取引ロックがかかり、一定時間操作がなければ自動でログアウトします。第三者が操作した可能性のある取引や不審なログインを検知するシステムも導入しています。
通信はGMOグローバルサイン社のEV-SSL証明書で暗号化されます。ネットワークの接続点にはファイアウォールを、不審なパケットを拒否するためにIPSを置いています。
GMOあおぞらネット銀行の偽メール・偽SMS
GMOあおぞらネット銀行を名乗る偽メールや偽SMSは、本物に近い件名で偽サイトへ誘導し、ログインIDやパスワード、暗証番号を入力させる手口です。見分ける手がかりは、送信元のドメインと誘導先のURLになります。
確認されている偽メールの件名
公式サイトは、報告・確認された偽メール・偽SMSの件名例を公開しています(2025年8月29日更新)。同行が実際に送るメールと同じ件名や、よく似た件名が使われる点に注意してください。
| 名目 | 件名例(公式の掲載どおり) |
| アカウントのロック・停止 | 【GMOあおぞらネット銀行】アカウントがロックされました:解除方法について 【GMOあおぞらネット銀行】アカウント一時利用停止のお知らせ |
| 口座の凍結・規制 | 【GMOあおぞらネット銀行】口座凍結の解除手続きについて お取引を規制いたしました |
| 登録情報の確認 | 【重要】口座の登録情報のご確認が必要です 【至急】口座情報の更新が必要です |
| セキュリティの警告 | 【GMOあおぞらネット銀行】新しいデバイスからのアクセスが検出されました 【要確認】GMO セキュリティ通知 |
| デビットカード | デビットカードの新しいセキュリティシステムの有効化について |
| 振込・料金 | 【至急】振込エラー:再度ご確認ください 【緊急】未払い料金のご連絡 |
件名だけで本物と偽物を見分けることはできません。届いたメールのリンクは開かず、次の見出しのドメインとURLで確かめてください。
本物のメールアドレスとURL
同行が送るメールの送信元ドメインは、@bank.gmo-aozora.com、@mail.gmo-aozora.com、@gmo-aozora.comの3つです。メールには電子署名が付いています。
| 確認するもの | 正しい表記 |
| 送信元のドメイン | ●●●@bank.gmo-aozora.com ●●●@mail.gmo-aozora.com ●●●@gmo-aozora.com |
| ホームページ | https://gmo-aozora.com/ |
| ログインページ | https://sso.gmo-aozora.com/ |
| メールの電子証明書の発行元 | GlobalSign GCC R6 SMIME CA 2023 |
| サイトの電子証明書の発行元 | GlobalSign Extended Validation CA – SHA256 – G3 |
公式が公開した偽メールの件名には、「https://gmo-aozora.co/jp」という、正しいアドレスの「.com」の「m」が欠けたURLが含まれていました。1文字抜けていたり、「r」が「l」になっていたりする偽装もあります。
口座を持っていないのに同行を名乗るメールが届いた場合も、確かめる点は同じです。リンクは開かず、ブックマークに登録した公式サイトからアクセスしてください。
出典:GMOあおぞらネット銀行『フィッシング関連情報』、『GMOあおぞらネット銀行をかたる偽サイト、偽メールにご注意ください』
SMSとアプリの注意点
2025年8月25日の注意喚起で、同行はSMSを送ることはないとしています。SMSが届いても、書かれた電話番号に電話したり、URLを開いたりしないでください。
同行は、デビットカードの情報やセキュリティコードを尋ねることも、IDやパスワードの再入力を求めることもないとしています。こうした依頼が届いたら、偽物を疑う材料になります。
スマートフォン用の「銀行取引アプリ」と「銀行認証アプリ」は、公式サイトにあるApp StoreかGoogle Playのリンクから入れます。公式のアプリストアでも、開発元が同行でないアプリは使わないよう案内しています。
出典:GMOあおぞらネット銀行『GMOあおぞらネット銀行をかたる偽サイト、偽メールにご注意ください』、『フィッシング関連情報』
社員を名乗る投資勧誘
2026年10月2日、同行は社員を名乗る人物による投資詐欺への注意を呼びかけました。メールや電話で「有利な投資がある」と勧誘し、同行で口座を開いて入金・送金するよう指示する手口です。
確認されている流れは、投資話のメールが届く、記載の連絡先に電話すると投資の説明を受ける、口座開設と入金・送金を指示される、の3段階でした。同行には該当する社員は在籍していません。
同行がメールや電話で投資を勧めたり、口座開設・入金・送金を指示したりすることはありません。第三者の指示で口座を作ったり送金したりするのはやめてください。
出典:GMOあおぞらネット銀行『【重要】当社社員を名乗る人物による投資詐欺にご注意ください』
詐欺被害に遭ったときの連絡先
被害の種類によって連絡先が変わります。偽サイトに入力したならカスタマーセンター、同行の口座へ振り込んだなら金融犯罪対策室が窓口です。
| 状況 | 連絡先 | 受付 |
| 偽サイトにIDやパスワードを入力した | カスタマーセンター 0120-579-835(携帯電話・IP電話は03-6387-3213) | 平日9:00〜16:00 |
| カードの紛失・盗難・不正利用 | カード紛失盗難・不正利用の問い合わせ窓口 | 24時間・年中無休 |
| 同行の口座へ詐欺で振り込んだ | 金融犯罪対策室 050-3803-2125 | 平日9:00〜17:00 |
| 偽メール・偽サイトを見つけた | フィッシング情報ご申告専用フォーム | 返信と電話対応はなし |
出典:GMOあおぞらネット銀行『お客さまサポート一覧』、『身に覚えのない出金(送金)があります。どうすればよいですか?』
偽サイトにIDとパスワードを入力した場合
偽サイトに入力してしまったら、次の順で動きます。
- インターネットバンキングにログインし、すぐにパスワードを変更します
- 管理画面からキャッシュカード機能とデビット機能をロックします
- 身に覚えのない出金があれば、警察へ届け出ます
- カスタマーセンターへ連絡し、状況を伝えます
個人向けの補てん規定は、詐取に気づいたらすみやかにカスタマーセンターへ通知することを補てんの条件にしています。不正払戻しの翌日から31日以降の通知は補てんされない場合があるため、連絡を後回しにしないでください。
出典:GMOあおぞらネット銀行『フィッシング関連情報』、『口座不正使用補てん規定(個人のお客さま)』、『身に覚えのない出金(送金)があります。どうすればよいですか?』
GMOあおぞらの口座へ振り込んでしまった場合
詐欺でGMOあおぞらネット銀行の口座へ振り込んだ場合は、近くの警察署か警察相談専用電話「#9110」へ相談します。あわせて、同行の金融犯罪対策室(050-3803-2125、平日9:00〜17:00)へ連絡してください。
この窓口は、同行の口座への振込で詐欺被害に遭った人の専用です。ほかの問い合わせは受け付けていません。
振り込んだお金が犯罪に使われた口座に残っていれば、振り込め詐欺救済法に基づき、被害額の全部または一部が戻る可能性があります。口座名義人の権利を消す公告が約2か月、被害回復分配金の支払申請の受付が90日という流れです。
犯罪に使われた口座の残高が1,000円未満のときは、分配金の支払手続きは行われず、資金は預金保険機構に納付されます。
出典:GMOあおぞらネット銀行『【重要】当社社員を名乗る人物による投資詐欺にご注意ください』、『振り込め詐欺救済法について』
不審なメールの申告先
偽メールや偽サイトを見つけたときは、公式サイトの「フィッシング情報ご申告専用フォーム」から申告できます。このフォームへの申告には返信がなく、フィッシング関連の電話も受け付けていません。
入力してしまった、振り込んでしまったなど被害が出ている場合は、申告フォームではなく上の窓口へ連絡しましょう。
GMOあおぞらネット銀行の怪しい噂のよくある質問
GMOあおぞらネット銀行は安全?
預金保険の対象となる銀行で、円預金は合算で元本1,000万円までとその利息が保護されます。不正送金とカードの被害には個人向けの補償があり、パスキー認証などの認証方式も選べます。
一方で、2024年の誤送金や2026年公表の委託先経由の情報流出もありました。仕組みと過去の事案の両方を、「預金保険と不正被害の補償」と「怪しいと言われる理由」の見出しで確かめてください。
GMOあおぞらネット銀行は元々何だった?
1994年に設立された日債銀信託銀行が前身です。2001年にあおぞら信託銀行、2018年にGMOあおぞらネット銀行へ社名を変えました。経緯は「日債銀信託銀行から始まる沿革」で説明しています。
GMOあおぞらネット銀行のデメリットは?
取引は、パソコンやスマートフォンのインターネットバンキングと提携ATMで行います。電話で相談できるカスタマーセンターの受付は、平日9:00〜16:00に限られます。
外貨普通預金は預金保険の対象外で、15歳以上はデビット機能のないキャッシュカードを選べません。振込手数料をほかの銀行と比べたい場合は、振込手数料が安い銀行を参考にしてください。
出典:GMOあおぞらネット銀行『円普通預金』、『デビット機能のついていないキャッシュカードは発行できますか?』、『身に覚えのない出金(送金)があります。どうすればよいですか?』
高校生でも口座を開ける?
個人口座は、15歳以上なら本人が申し込めます。高校生も、本人の申込みで口座を開けます。
15歳未満は、親権者が先に自分の口座を開き、インターネットバンキングから子どもの口座を代理で申し込む流れです。未成年の口座では、一部使えない商品やサービスがあります。
出典:GMOあおぞらネット銀行『(個人)未成年は口座開設できますか?』
まとめ
GMOあおぞらネット銀行は、あおぞら銀行が議決権の85.12%を持つ別の銀行で、預金保険はあおぞら銀行と別の1,000万円の枠です。怪しいと言われる話は、偽メール、詐欺の振込先、誤送金と情報流出、あおぞら銀行との混同に分けて確かめられるでしょう。
同行を名乗るメールは、送信元が3つのドメインのどれかと、リンク先のURLを確かめるのが基本です。SMSは送らないとしているので、SMSのリンクは開かないでください。偽サイトへの備えとして、パスキー認証と低めの限度額を自分で設定しておきましょう。
偽サイトに入力したらパスワード変更とカードのロックのあとにカスタマーセンターへ、詐欺で振り込んだら警察と金融犯罪対策室へ連絡してください。ネット銀行全体の選び方は、ネット銀行のおすすめで比べられます。



