三井住友銀行のオリーブとは?|口座でできることと選べる特典

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三井住友銀行のオリーブは、カードの商品名ではなく銀行口座の形を指す言葉です。切り替えを勧められても、口座の何がどう変わるのかは説明を見つけにくいはずです。

変わるのは通帳と手数料と特典で、店番号と口座番号はそのまま残ります。優遇は全員に付く基本特典と、毎月自分で選ぶ特典の2階建てになっています。

口座側でできることを公式の条件どおりに並べ、開設の手順と持ち続けるときのコストまで確認できます。

3行要約

①Oliveは三井住友銀行のデジタル口座とカード・アプリを束ねた総称
②基本特典は他行あて振込が月3回まで無料、選べる特典は毎月1枠
③店番号と口座番号は変わらず、紙通帳だけがWeb通帳へ切替

年会費永年無料
国際ブランドVisa
ポイント還元率0.5%(条件達成で最大20%※)
発行期間最短70分前後
追加カード家族カード、ETCカード発行可能
電子マネーApplePay、GooglePay
公式サイトhttps://www.smbc.co.jp/kojin/olive-account/flexible-pay/
※ 最大20%は、Oliveフレキシブルペイのクレジットモードで、Vポイントアッププログラムの条件をすべて達成した場合の還元率です。内訳は、通常ポイント0.5%+対象のコンビニ・飲食店でスマホのVisaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済またはモバイルオーダーで+7.5%+家族ポイントに5人以上登録(主会員1人+従会員5人以上)で+5%+Vポイントアッププログラム対象サービスをすべて利用で+7%です。家族ポイント+5%には取引条件があります。デビットモードでの利用分は+1%の還元となります。カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。複数の条件を達成して合算が20%を超える場合も、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。
(2026年8月時点/出典:三井住友カード「Vポイントアッププログラム」

目次

三井住友銀行オリーブとは

Oliveは、三井住友銀行の普通預金口座と、そこに紐づくカード・アプリをひとまとめにした総称です。カードの商品名ではなく、口座の契約形態を指す言葉になります。

口座の契約そのものは「Oliveアカウント」と呼びます。三井住友銀行に新しく口座を開くとき、または既に持っている口座を切り替えるときに選ぶ形です。

申込受付が始まったのは2023年3月1日で、三井住友フィナンシャルグループと三井住友銀行、三井住友カード株式会社の3社が共同で発表しました。

公式トップは「700万口座突破」と掲げています。銀行の一商品というより、口座とカードとアプリを束ねた金融サービスの入り口として打ち出しています。

カードは三井住友銀行と三井住友カード株式会社が共同で提供し、カード発行会社は三井住友カード株式会社です。銀行だけが出しているカードではありません。

出典:三井住友銀行『Oliveアカウント』『総合金融サービス「Olive」 2023年3月1日より申込受付開始』

オリーブは口座・カード・アプリの3点セット

Oliveを構成するのは、銀行口座・カード・アプリの3つです。どれか1つだけを契約する形ではなく、3点がセットで動くのがOliveアカウントの特徴になります。

呼び名が似ていて混乱しやすいので、先に用語を対応させておきましょう。

用語何を指すか
Oliveアカウント三井住友銀行の口座契約そのもの。Oliveの本体
OliveフレキシブルペイOliveアカウントに紐づくカード
三井住友銀行アプリ残高照会・特典選択・支払いモード切替を行うアプリ
SMBC ID三井住友銀行と三井住友カードの情報をまとめて管理するID

検索されやすい「オリーブ口座」という言い方は、この表でいうOliveアカウントを指しています。銀行の窓口で案内されるのも同じ契約です。

3つのうちアプリが欠けると、毎月の特典選択も支払いモードの切り替えもできません。口座とカードだけを持つ状態は想定されていない設計になります。

オリーブとOliveフレキシブルペイの違い

Oliveがサービス全体の名前で、Oliveフレキシブルペイはカードそのものの名前です。オリーブという言葉だけでは、口座とカードのどちらを指すのか決まりません。

カードにはキャッシュカード機能に加えて、デビットモード・クレジットモード・ポイント払いモード・追加した支払いモードが載ります。1枚で支払い方法を切り替える構造です。

支払いモードの切り替え方や券面の仕様はカード側の論点になります。Oliveフレキシブルペイの使い方と支払いモードの切り替えマルチナンバーレスカードとはで扱っています。

出典:三井住友銀行『Oliveフレキシブルペイ』

オリーブ口座と従来口座の違い

切り替えて変わるのは、通帳の形と手数料と特典の3点です。口座そのものが別物に置き換わるわけではありません。

公式が「Oliveで変わること」として並べている項目を、そのまま横並びにします。数字が動くのは手数料とポイントの欄だけになります。

項目これまでの口座Oliveアカウント
通帳紙通帳 または Web通帳Web通帳
SMBCダイレクトでの他行あて振込有料月3回まで無料
他行からの自動入金利用不可手数料無料で利用可能
他行あての自動送金有料無料
対象のコンビニATM手数料無料回数0〜3回0〜13回
給与・年金受取特典特典なし200ポイント
預かり残高特典(ご利用特典)特典なし100ポイント
Vポイントアッププログラム対象外対象

※ 他行あて振込が月3回まで無料になるのは、Olive 一般・Olive ゴールド・Olive プラチナプリファードです。Olive Infiniteは月10回まで無料になります。

※ コンビニATM手数料の13回はOlive Infiniteの数字です。Olive プラチナプリファードは月2回まで、Olive 一般とOlive ゴールドは選べる特典の枠数に応じた回数になります。

※記載のスペック情報は2026年9月16日時点の情報です。

出典:三井住友銀行『Oliveへのお切替』

オリーブ口座とはWeb通帳前提の普通預金口座

オリーブ口座という商品名は存在しません。実体は三井住友銀行の普通預金をWeb通帳で使う契約で、そこにカードとアプリが紐づいた状態を指しています。

申込対象になるのは残高別金利型普通預金または普通預金です。定期預金口座・貯蓄預金口座・当座預金口座では申し込めません。

事業で使う口座も対象から外れます。屋号付きの口座をまとめたい用途には向いていません。

出典:三井住友銀行『Oliveフレキシブルペイ』

店番号と口座番号は変わらない

切り替えても店番号と口座番号はそのままです。給与や年金の振込先を変更する手続きも発生しません。

口座番号が変わらないため、公共料金やクレジットカードの引き落とし設定も残ります。ここが切り替えの心理的な壁を下げている部分でしょう。

変わるのは手元のカードで、申込後に新しいカードが届きます。券面には店番号・口座番号とカード番号の記載がありません。

※ 店番号・口座番号の表示を希望する場合は、Oliveアカウント申込の際にチェックを入れます。

口座の利用料金もこれまでと変わらず無料です。ATMの使い方、残高の確認、振込手続き、諸届の方法も従来のまま使えます。

つまり変わるのは通帳と手数料と特典の3点で、口座の使い勝手そのものは据え置きになります。切り替えを「口座を作り直す作業」と考える必要はありません。

※ アカウントランクがOlive ゴールド、Olive プラチナプリファードまたはOlive Infiniteの場合は、年会費が発生する場合があります。

出典:三井住友銀行『Oliveへのお切替』

Oliveアカウントの4つの構成要素

Oliveアカウントを申し込むと、4つのサービスをまとめて契約します。公式が「お申し込み対象サービス」として並べているのがこの4点です。

サービス内容
残高別金利型普通預金または普通預金三井住友銀行で口座開設する際の預金種別
Web通帳(通帳不発行方式)紙の通帳を発行せず、明細と残高をパソコンやスマホで照会する仕組み
SMBCダイレクト残高照会や振込などの取引をアプリやWebで行うサービス
SMBC ID三井住友銀行と三井住友カードの情報をまとめて管理するID

Oliveフレキシブルペイは、この4つと並ぶ申し込み対象サービスです。キャッシュカード機能に、デビット・クレジット・ポイント払い・追加した支払いモードを加えた5つの機能が1枚に集約されます。

出典:三井住友銀行『Oliveアカウント』

口座・カード・アプリの役割分担

お金の置き場所が口座、支払いの手段がカード、操作の入り口がアプリという分担です。特典の選択も支払いモードの切り替えも、すべて三井住友銀行アプリから行います

申込のあとアプリを使わなくなると、選べる特典を毎月選ぶ操作ができません。受け取れるはずの優遇を取りこぼす形です。

SMBC IDは、銀行側とカード側の情報を1つにまとめる共通のIDになります。Vポイントの管理もここに紐づく形です。

SMBCダイレクトは、残高照会や振込といった取引をアプリやWebで行うためのサービスです。Oliveアカウントの契約は、このSMBCダイレクトの契約者番号に紐づきます。

そのためOliveアカウントは1つの契約者番号につき1つまでという制限が付きます。同じ人が口座ごとにOliveを増やしていく使い方はできません。

キャッシュカード機能はどう変わるか

キャッシュカードとしての使い方は変わりません。ATMでの入出金や振込の操作はこれまでと同じです。

違いが出るのは磁気ストライプで、発行されるキャッシュカードは磁気ストライプ機能での取引ができません。IC未対応のATMや、携帯ショップ窓口の口座振替受付端末では使えない場面が出ます。

銀行口座を持たずにカードだけ使いたいなら、三井住友カード(NL)のような単体のクレジットカードが選択肢になります。両者の違いはOliveと三井住友カードの違いで扱っています。

出典:三井住友銀行『Oliveへのお切替』

全員に付くOliveの基本特典

基本特典は、Oliveアカウントの契約者に無条件・選択不要で提供される手数料の優待です。申し込みも選択も要らず、契約している間は自動で適用されます。

対象は5項目で、うちコンビニATM手数料が基本特典になるのはOlive Infiniteだけという点が読み違えやすいところでしょう。しかもその枠は月10回までです。

対象サービス優遇内容条件
SMBCダイレクトの他行あて振込手数料月3回まで無料Oliveアカウント契約口座を出金口座にすること
当行本支店ATM24時間手数料時間外手数料が無料三菱UFJ銀行の店舗外ATMも対象
定額自動入金手数料無料定額自動入金の契約が別途必要
定額自動送金《きちんと振込》手数料振込手数料・取扱手数料ともに無料回数制限なし
コンビニATM手数料月10回まで無料Olive Infiniteのみ

無料回数を超えて他行あて振込を使う場合は、通常の手数料がかかります。振込の時点でOliveアカウントの契約があることも条件です。

出典:三井住友銀行『Oliveの選べる特典のメリットとおすすめの選び方』

他行あて振込が月3回まで無料

Olive 一般・Olive ゴールド・Olive プラチナプリファードは月3回まで、Olive Infiniteは月10回まで、SMBCダイレクトからの他行あて振込手数料が無料になります。

家賃や習い事の月謝のように、毎月きまった他行あての送金がある人ほど効果が出ます。3回で足りるかどうかが判断の分かれ目でしょう。

個人あての送金なら、後述することら送金を使えば回数の枠を消費しません。枠は事業者あての振込に温存するのが使い方の基本です。

ATM手数料の優遇範囲

当行本支店ATMと三菱UFJ銀行の店舗外ATMの時間外手数料が、24時間いつでも無料になります。夜間や休日に引き出しても、時間帯による手数料は発生しません。

一方でコンビニATMは基本特典ではありません。Olive 一般とOlive ゴールドの場合、コンビニATM手数料無料は次章の選べる特典の1枠を使って確保します。

ATM利用の時点でOliveアカウントの契約があることが条件になります。解約後に手元のカードで引き出しても優遇は乗りません。

定額自動入金と定額自動送金の無料

基本特典には、他行との資金のやり取りを自動化する2つのサービスが入っています。どちらも手数料が無料になり、毎月の振込作業そのものを減らせます。

定額自動入金は、他行の口座から毎月きまった額をOliveの口座へ引き寄せる仕組みです。利用には定額自動入金の契約が別途必要になります。

定額自動送金《きちんと振込》は逆方向で、Oliveの口座から毎月きまった額を送り出します。振込手数料と取扱手数料の両方が無料で、回数の制限もありません

従来の口座では他行からの自動入金が使えず、他行あての自動送金は有料でした。この2つが無料になる点は、切り替えによる差が分かりやすい部分でしょう。

※ 定額自動送金は、実行の2営業日前の17時時点でOliveアカウント契約があることが条件です。

基本特典が適用されない場面

基本特典は「無条件」と書かれていますが、実際には適用範囲が決まっています。対象になるのはOliveアカウント契約口座の取引にかかる手数料だけです。

同じ三井住友銀行でも、Oliveにしていない別の口座から振り込んだ分は対象外になります。出金口座をどちらにするかで結果が変わる仕組みです。

無料回数を超えた他行あて振込には通常の手数料がかかります。回数が残っているかはアプリで確認してから振り込んでください。

解約した月の扱いにも注意が必要でしょう。振込は振込時点、ATMはATM利用時点、定額自動送金は実行の2営業日前の17時時点で契約があることが条件になります。

出典:三井住友銀行『Oliveの選べる特典のメリットとおすすめの選び方』

毎月1つ選べる特典の4種類

選べる特典は、Oliveアカウントの契約者が各種特典から毎月自由に選択できる優待サービスです。種類は4つで、三井住友銀行アプリから毎月選び直せます。

4つの中身と条件を先に並べます。自分のお金の流れに合う1つを選べているかが、口座側で受け取れる金額を決めます。

特典名もらえるもの条件向いている人
給与・年金受取特典200ポイント特典を選択した当月に給与受取または年金受取の実績があること給与・年金・仕送りの受取口座にする人
対象のコンビニATM手数料無料コンビニATM手数料が1回無料選択した翌月に適用。対象はイーネットATM・ローソン銀行ATM・セブン銀行ATM現金の出し入れが多い人
Vポイントアッププログラム還元率が1%上乗せ選択した月の利用が対象カード払いが中心の人
ご利用特典100ポイント選択月末時点の残高が10,000円以上。円預金・外貨預金のみ対象貯蓄用の口座として使う人

ポイントの付与時期はいずれも翌月末頃までの順次付与です。選んだ月にすぐ入るわけではありません。

出典:三井住友銀行『Oliveの選べる特典のメリットとおすすめの選び方』

選べる個数はランクと時期で変わる

選べる個数はアカウントランクで決まります。Olive 一般とOlive ゴールドは1つ、Olive プラチナプリファードは2つ、Olive Infiniteは3つまでです。

申し込んだ当月と翌月だけは枠が広がり、Olive 一般・Olive ゴールド・Olive プラチナプリファードは2つまで選べます。Olive 一般とOlive ゴールドは、申込月の3ヵ月目以降に枠が1つへ戻ります

枠が減るときは自動で上位の特典が1つ選ばれます。優先順位はコンビニATM手数料無料、ご利用特典、Vポイントアッププログラム、給与・年金受取特典の順です。

一度も特典を選んでいない場合は、コンビニATM手数料無料が自動で選択されます。放置すると、給与受取があっても給与・年金受取特典は付きません。

三井住友銀行アプリでの選択と確認の手順

選択できる期間は月初3営業日の翌日から月末までです。月末時点で選んでいる特典が翌月に提供されるため、月内なら何度でも選び直せます。

  1. 三井住友銀行アプリにログインし、ホーム画面の優待エリアで選択中の特典を確認
  2. 優待エリアをタップして、選べる特典の一覧を表示
  3. 右上の「選択解除」をタップ
  4. 選びたい特典の「+」マークを選択
  5. 下部の「翌月の特典を変更する」を押して確定

選べる特典の枠が2つある場合は、同じ種類の特典を2つ選ぶこともできます。ただし給与・年金受取特典だけは重複して選べません

特典ごとに向いている使い方

給与・年金受取特典は、給与・年金・仕送り・貯金などで口座に毎月3万円以上の入金がある人向けです。入金があるだけでポイントが積み上がります。

カードをあまり使わず、銀行口座としての利用が中心の人ほど相性のよい特典でしょう。家計用の口座や仕送りの受取口座をOliveにする使い方が該当するでしょう。

対象のコンビニATM手数料無料は、毎月25日・26日以外にも現金を引き出す人向けです。選択した翌月に1回だけ、コンビニATMの手数料が無料になる特典です。

Vポイントアッププログラムは、Oliveフレキシブルペイでの支払いが多い人に向く特典です。選択した月の利用に対して還元率が1%上乗せされます。

ご利用特典は貯蓄用の口座に向いています。月末時点で口座に10,000円以上あれば100ポイントが付くため、3万円未満の入出金しかない引き落とし用の口座とも相性がよいでしょう。

※ ご利用特典の残高判定は円預金・外貨預金のみが対象です。

口座側で積み上がるポイントの上限

Olive 一般とOlive ゴールドは枠が1つなので、12ヵ月で受け取れるポイントには上限があります。給与・年金受取特典を選び続けた場合で年間2,400ポイントです。

ご利用特典を選び続ける場合、毎月の付与は100ポイントなので年間の合計はこれを下回ります。給与や年金の入金がある人ほど、選ぶべき特典は決まりやすいでしょう。

カード払いが多い人はVポイントアッププログラムが有力です。ランク別の特典差はOliveのランク別の特典比較で確認してください。

出典:三井住友銀行『Oliveの選べる特典のメリットとおすすめの選び方』

給与・年金受取特典の条件

給与・年金受取特典は、特典を選んだ当月に給与受取または年金受取の実績があると、翌月末頃までに200ポイントが順次付与される仕組みです。

毎月200ポイントなので、12ヵ月続けば年間2,400ポイントになります。判定に使われるのはWeb通帳の明細の表示で、勤務先の申告ではありません。

給与振込の判定基準

Web通帳の明細の冒頭に「給料振込」「年金」と表示される場合が原則対象になります。振込名義ではなく、明細の先頭に出る文字で判定される仕組みです。

この表示がない場合でも、救済される経路が2つ用意されています。どちらも金額の下限が決まっているので、条件を満たすかどうかを先に確認してください。

経路条件
明細の冒頭表示「給料振込」または「年金」と表示される
定額自動入金当月または前月に1件あたり3万円以上の入金がある
2ヵ月連続の被振込2ヵ月連続で1度に3万円以上の被振込があると、2ヵ月目が対象

※ 月末最終営業日の15時以降の被振込は、翌月の被振込として集計されます。

定額自動入金は自分名義の口座間でしか設定できません。他行の給与口座からOliveの口座へ資金を移す形なら、この経路で条件を満たせます。

「振込」と表示されたときの扱い

勤務先の振込方法や企業年金の年金種類によっては、明細の冒頭が「振込」と表示される場合があります。その場合は原則として対象外になります。

給与が入っているのにポイントが付かないときは、まずWeb通帳の明細の先頭を見てください。「振込」と出ていれば、上の表の2経路で条件を満たせるかを検討します。

ことら送金による被振込と投資信託の分配金は、給与受取の実績として判定されません。家族からの送金でポイントを狙う場合は送金手段に注意が必要です。

年金については、当月または前月に年金の受取があれば実績ありと判定されます。毎月ではなく偶数月に受け取る形でも、判定から外れにくい作りでしょう。

ポイントが付くタイミングと確認方法

給与・年金受取特典の200ポイントは、特典を選択した当月に実績があった場合に翌月末頃までの順次付与です。選んだ月のうちに入ることはありません。

ご利用特典の100ポイントも同じく翌月末頃までの順次付与になります。付与の状況は三井住友銀行アプリのポイント履歴で確認してください。

選べる特典は一度選んだものが翌月以降も自動で選択されます。給与受取が続く限り、毎月選び直さなくてもポイントは積み上がります

ボタン 1個

出典:三井住友銀行『Oliveの選べる特典のメリットとおすすめの選び方』

Web通帳と紙通帳の切替

Oliveアカウントは通帳不発行方式が前提です。紙通帳を契約している場合、Olive申込をもってWeb通帳に切り替わります。

明細をさかのぼれる期間は、Web通帳と紙通帳で大きく違います。紙をやめることで照会できる範囲はむしろ広がります

項目Web通帳紙通帳
SMBCダイレクト・三井住友銀行アプリでの照会期間30年間(2019年以降の明細が対象)2年間(24ヵ月前の応当月の1日以降)
明細へのメモラベルとメモを登録でき、メモも30年間参照できる手書きのみ
紛失・盗難のリスク現物がないため発生しない保管が必要

出典:三井住友銀行『Web通帳』

紙通帳が使えなくなるタイミング

公式は2通りの書き方をしています。案内文では「Olive申込をもってWeb通帳に切替」、よくあるご質問では「切替手続が完了した時点で利用できなくなる」と説明しています。

この2つは矛盾しません。切替手続は申込から最短即日で完了するため、申込と完了がほぼ同時になる場面があるからです。

紙で残したい取引があるなら、申し込む前にATMや窓口で記帳を済ませてください。切替後の明細確認はWeb通帳に一本化されます。

「申込時点ではなく完了時点」と言い切ると、公式の案内文と食い違います。最短即日で完了する以上、申し込んだ日には紙通帳が止まる前提で動くのが実務的です。

出典:三井住友銀行『Oliveへのお切替』三井住友銀行よくあるご質問『【Olive】切り替えると、持っている紙通帳やカードは使えるのか知りたい』

Web通帳でできること

Web通帳は、SMBCダイレクトと三井住友銀行アプリで明細と残高を照会する仕組みです。通帳を持ってATMや窓口に並ぶ必要がなくなります。

明細にはラベルとメモを登録できます。紙の通帳にペンで書き込む代わりに、パソコンやスマホから入力しておく形です。

照会できるのは30年間で、2019年以降の明細が対象になります。紙通帳の照会期間は2年間なので、さかのぼれる範囲はむしろ広がるでしょう。

※ 日曜21時から月曜7時は表示範囲に制限があり、1日に2,000件を超える明細がある場合はその日の明細を照会できません。

口座を解約した場合は照会の対象から外れます。過去の明細が必要になりそうなら、解約する前に必要な範囲を控えておいてください。

出典:三井住友銀行『Web通帳』

ポイントパックとポイントプラスの扱い

契約中のSMBCポイントパックとポイントプラスは、Olive申込をもって解約になります。切り替えたあとに両方を持ち続けることはできません。

同一支店において、SMBCポイントパックとOliveを同時に保有することもできない決まりです。支店を分ければ両方持てる、という抜け道は用意されていません。

ポイントパックの手数料優遇を前提に口座を使ってきた人は、Oliveの基本特典と選べる特典で同じ水準を確保できるかを先に見比べてください。

出典:三井住友銀行『Oliveへのお切替』

振込・ATM・ことら送金の手数料

基本特典と選べる特典を足すと、毎月どれだけの無料枠があるのかが見えてきます。手段ごとに条件が違うので、1枚の表で並べます。

手段無料になる範囲位置づけ
SMBCダイレクトの他行あて振込月3回まで(Olive Infiniteは月10回まで)基本特典
ことら送金1回あたり10万円以下の個人あて送金ことら送金利用可能金融機関に限る
定額自動送金《きちんと振込》回数制限なしで無料基本特典
定額自動入金手数料無料基本特典(別途契約が必要)
当行本支店ATM・三菱UFJ銀行の店舗外ATM時間外手数料が24時間無料基本特典
対象のコンビニATM毎月25日・26日は全員無料。その他の日は選べる特典で月1回選べる特典(Olive Infiniteは基本特典で月10回)

毎月25日・26日のコンビニATM手数料は、特典の選択状況に関わらず無料になります。通常は1回220円がかかる手数料です。

※ 25日が土日・祝日の場合はその前営業日、26日が土日・祝日の場合はその翌営業日が対象になります。

出典:三井住友銀行『Oliveの選べる特典のメリットとおすすめの選び方』

ことら送金の上限と対象金融機関

個人あてに送金する場合、ことら送金なら1回あたり10万円以下の送金が他行あてを含めて手数料無料になります。対象はことら送金利用可能金融機関に限られます。

ここが見落とされやすい部分です。基本特典の月3回という枠を消費せずに、個人あての送金だけを別の経路へ逃がせます。

ただし受け取る側の金融機関がことら送金に対応していないと使えません。送る前に相手の口座の金融機関を確認してください。

手段別の使い分け

友人や家族への10万円以下の送金はことら送金、事業者あての振込はSMBCダイレクトの無料枠という分け方が基本になります。枠の消費を抑える発想です。

毎月きまった額を別口座へ移すなら、定額自動送金《きちんと振込》が向いています。回数制限なしで手数料が無料なので、振込の無料枠を使わずに済みます。

他行の口座から資金を集めたいときは定額自動入金です。1件あたり3万円以上にしておけば、給与・年金受取特典の条件も同時に満たせるでしょう。

現金は毎月25日・26日にまとめて引き出すのが効率的でしょう。この2日は特典の選択状況に関わらず無料なので、選べる特典の1枠を別の特典に回せます。

当行本支店ATMと三菱UFJ銀行の店舗外ATMなら時間帯を選びません。コンビニATMの無料枠は、これらのATMが近くにない場面のために取っておく発想です。

出典:三井住友銀行『Oliveの選べる特典のメリットとおすすめの選び方』

SBI証券との連携でできること

Oliveアカウントは、SBI証券の口座と結び付けて使えます。銀行口座と証券口座をまたいだ残高が、特典の判定に使われる仕組みです。

この仕組みが資産運用特典で、「Olive資産運用サービス」への申し込みが起点になります。Oliveアカウントを持っているだけでは適用されません。

特典の中身は2つで、カード年会費無料と、三井住友カードつみたて投資のポイント付与率の上乗せです。付与率そのものはカード側の論点になります。

資産運用特典の適用条件

申し込みにはOliveアカウントとSBI証券口座の2つが必要です。判定の基準日は毎月8日で、銀行休業日の場合は前営業日が基準日になります。

年会費無料の資産条件は、三井住友銀行の円普通預金残高とSBI証券残高の両方に下限があります。どちらも500万円以上が入口です。

水準円普通預金残高SBI証券残高合計(Olive残高)
Olive フレキシブルペイ プラチナプリファード水準500万円以上500万円以上3,000万円以上
Olive フレキシブルペイ Visa Infinite水準500万円以上500万円以上5,000万円以上

2回目以降の年会費無料には、資産条件に加えてカード利用条件が付きます。Oliveフレキシブルペイを年間100万円以上利用することが必要です。

円定期預金と外貨普通預金は資産条件の対象外になります。残高を積んでいるつもりでも、預金の種類によっては判定に入りません。

Oliveアカウント契約のある口座以外にも円普通預金口座を持っている場合、SMBCダイレクトで同一契約として登録されている口座の残高は合算して判定されます。

※ 残高判定は基準日の15時時点が基準です。店頭での取引など、15時以降の変動が含まれた残高での判定になる場合があります。

クレカ積立の上乗せも口座残高で決まる

資産運用特典のもう1つが、三井住友カードつみたて投資のポイント付与率の上乗せです。こちらも判定に使うのは三井住友銀行の円普通預金残高とSBI証券残高になります。

上乗せ率は、2つの残高と合計額がどの水準に届いているかで毎月決まります。条件を満たさない月は上乗せが適用されません。

対象になるのは、Olive資産運用サービスに申し込み、かつSBI証券のOliveコンサルティング仲介口座を持っている人です。Vpass IDとSMBC IDの連携も条件に入ります。

上乗せ前の基本の付与率はカードランクで変わるため、最終的な付与率は口座側だけでは決まりません。数値の内訳はカード側の記事で扱う論点になります。

口座開設から積立設定までの流れ

先にOliveアカウントを作り、SBI証券のOliveコンサルティング仲介口座を開くのが順序になります。そのうえでOlive資産運用サービスへ申し込みます。

基準日の判定対象になるには、原則として基準日当日の14時30分までに申し込み手続きが完了している必要があります。締め切り直前の申し込みは避けてください。

クレカ積立はサービスの特性上、クレジットモードでの手続きになります。年間100万円の判定と合わせた戦略はOliveフレキシブルペイ ゴールドの年間100万円利用で扱っています。

出典:三井住友銀行『Oliveアカウント』

オリーブ口座の開設方法と条件

入口は2つに分かれます。三井住友銀行の口座を持っていない人は新規開設と同時に申し込み、既に口座がある人は既存口座を切り替えます。

現在の状況取るルートアプリでの入口
三井住友銀行の口座を持っていない新規口座開設と同時にOliveを申し込むアプリトップ画面の「Oliveアカウントを申し込む」
三井住友銀行の口座を持っている既存口座をOliveアカウントへ切り替えるログイン後トップ画面の「Oliveアカウントに切替」

どちらの入口でも三井住友銀行アプリが必要になります。Web画面だけで完結する導線は用意されていません

口座を持っていない人の申込手順

スマホと本人確認書類があれば、来店も書類の郵送もなく手続きが終わります。公式が示す目安は最短70分です。

※最短70分で開設できない場合があります。

  1. 三井住友銀行アプリをダウンロードし、トップの「Oliveアカウントを申し込む」をタップ
  2. 生年月日等を入力後、カードランクとデザインを選択
  3. 申込者の情報を入力して申込完了

口座番号の通知も同じタイミングです。カードは申込から1〜2週間で登録した住所に届き、送付方法は転送不要の簡易書留になります。

※ カードの到着日数は、マイナンバーカード読取または自撮りによる本人確認を行った場合の目安です。

出典:三井住友銀行『Oliveならスマホで「最短70分」口座開設』

既に口座を持っている人が取るルート

既存の口座がある人は、アプリのログイン後トップ画面から切替を申し込みます。店番号と口座番号は引き継がれるので、口座を作り直す形にはなりません。

切替の申し込みは準備物なしで進められます。切替口座の選択画面で対象の口座を選ぶと、そのまま手続きに入る流れです。

クレジットカード一体型キャッシュカードを持っている場合は、先にクレジットカードを解約する必要があります。切替中に画面で案内される分岐になります。

※ 解約後、保有中のVポイントは消滅します。解約の前に使い切っておいてください。

切替時に詰まりやすい画面と対処は三井住友銀行口座からOlive口座への切替手順でまとめています。

出典:三井住友銀行『Oliveへのお切替』

申込に必要なものと対象年齢

本人確認書類はマイナンバーカード、運転免許証、パスポートのいずれかです。あわせてSMSを受け取れるスマートフォンとメールアドレスが要ります。

※ 外国籍の場合は在留カードまたは特別永住者証明書のいずれか1点で本人確認を行い、2020年2月4日以降に申請されたパスポートは使用できません。

マイナンバーカードを持っているなら、カードの読取による本人確認を選べます。氏名や住所の入力が不要になるので、手続きの手数を減らせるでしょう。

※ マイナンバーカードの読取にはNFC対応のスマートフォンが必要です。

Olive 一般は0歳から申し込めます。18歳未満または高校生には、クレジットモードのないマルチナンバーレスカードが発行されます。

満18歳以上で高校生でない場合は、クレジットを申し込まずにOliveアカウントを申し込むことはできません。新規の口座開設でも既存口座からの切替でも同じ扱いです。

ここで必要なのは申し込みであって、機能を使うことではありません。申し込んだあとで支払モードをデビットモードまたはポイント払いモードに設定すれば、クレジットモードを使わずにOliveアカウントを利用できます。

ゴールド以上の申込対象年齢は一般ランクと異なり、満18歳以上が対象です。クレジットモードを使えるのは満20歳以上だけです。

※ 高校生でも高校卒業年の3月1日以降はクレジットの申し込みが必要になります。

申込完了後にやること

口座開設や切替の手続きが終わっても、それだけではカードを使えません。三井住友銀行アプリからOliveフレキシブルペイの利用登録を進める必要があります。

クレジットモードを使う場合は、アプリから審査を開始する操作が別に要ります。申込後にログインして、審査手続きを済ませてください。

一定期間内に手続きしないとクレジットモードは利用できなくなります。申し込んだ時点で自動的に審査が始まるわけではありません。

カードが宛所不明で返戻された場合は、返戻から約3ヵ月後にOliveフレキシブルペイの解約またはカード破棄という扱いになります。転居届の出し忘れにも注意が要ります。

出典:三井住友銀行『Oliveフレキシブルペイ』三井住友銀行よくあるご質問『【Olive】クレジットを申し込まず、Oliveアカウントの申込はできますか?』

オリーブ口座の注意点と維持費

口座を持ち続けるうえで費用に直結する論点は3つあります。未利用口座管理手数料、審査に通らなかったときの年会費、同一支店での複数口座の制限です。

2年使わないと発生する手数料

2年以上一度も入金・振込・払戻し等の取引がない預金口座は、事前に通知のうえ未利用口座管理手数料の引落しが始まります。金額は税込1,100円です。

ここから先が見落とされやすい部分になります。口座残高が手数料の金額に満たない場合、残高を手数料の一部としたうえで原則として口座が解約されます。

作るだけ作って放置する使い方には向きません。少額でも入出金を動かしておけば対象から外れます。

審査に通らなかったときの年会費

クレジットモードの審査に通らなかった場合でも、選択したランクの年会費はかかります。Olive ゴールド、Olive プラチナプリファード、Olive Infiniteが対象です。

返金対応はできないため、年会費が発生するランクを選ぶかどうかは申込前の判断になります。Olive 一般は年会費が永年無料なので、この論点は生じません。

一方で、審査の結果に関わらず空港ラウンジのサービス等の付帯サービスは利用できます。年会費だけ取られて何も使えない状態にはなりません。

出典:三井住友銀行よくあるご質問『【Olive】クレジットモードの審査に通らなかったが、年会費はかかりますか?』

審査の進み方と待ち時間の見方

公式のよくあるご質問には、多数の申し込みがあるため審査に1ヵ月程度かかる場合がある、という現況の注記が付いています。混雑を理由にした注記なので、標準の審査日数として読む値ではありません。

審査が終わると、アプリのログイン後の画面にクレジットモードが利用可能になった旨が表示されます。登録したメールアドレスにも結果が届きます。

2週間経過しても「審査中」の表示が続く場合は、確認事項があって審査が完了していない可能性があります。メールか書面が届いていないかを確認してください。

出典:三井住友銀行よくあるご質問『【Olive】クレジットモードの審査結果の確認方法を知りたい(アプリ・メール)』

同一支店での複数口座保有の制限

同一支店において、SMBCポイントパックとOliveを同時に保有することはできません。家計用と貯蓄用で使い分けたい場合は、この制限が関係してきます。

既に持っているデビットカードも解約されます。デビットカード番号は引き継がれないため、引落し先に設定している場合は番号の変更が必要です。

切替後はOliveフレキシブルペイのデビットモードを使う形になります。手続きの前に、どのサービスの引落しに旧デビットを登録しているかを洗い出しておきましょう。

Vポイントの有効期限

選べる特典で受け取るVポイントには有効期限があります。期限は1年間で、貯める・使う・交換するのいずれかを行うたびに1年間延長される仕組みです。

裏を返せば、有効期限内にポイントを1度も動かさないと失効します。給与受取で毎月200ポイントが入る状態なら、貯まるたびに延長されるので失効しにくいでしょう。

口座をほとんど使わず、ポイントも動かさない期間が続くと失効の対象に入ります。未利用口座管理手数料と合わせて、放置には向かない設計だと考えてください。

出典:三井住友銀行『Oliveへのお切替』

三井住友銀行オリーブのよくある質問

オリーブに切り替えると店番号・口座番号は変わるか

変わりません。これまで使っている店番号と口座番号のままOliveのサービスを利用でき、給与や年金の振込先を変更する必要もありません。

オリーブの年会費はいくら

ランクによって異なります。Olive 一般は永年無料、Olive ゴールドは5,500円、Olive プラチナプリファードは33,000円、Olive Infiniteは99,000円です。

Olive ゴールドは年間100万円以上の利用で、入会年の翌年以降が永年無料になります。口座だけを使う目的ならOlive 一般で費用は発生しません

子どもや学生でも申し込めるか

0歳から申し込めます。18歳未満または高校生には、クレジットモードのないマルチナンバーレスカードが発行される扱いです。

紙の通帳はどうなるか

Web通帳に切り替わります。切替後はメモの登録や明細の検索ができ、照会できる期間も紙通帳より長くなります。

手元のキャッシュカードはいつまで使えるか

新しいOliveフレキシブルペイを使い始めるか、切替後に一定期間が経過するまでは利用できます。ただしキャッシュカードの種類によってはこの通りになりません。

SMBCデビットは切替手続が完了次第、利用できなくなります。クレジット一体型キャッシュカードは、Oliveに切り替えるためにあらかじめクレジットカードの解約が必要です。

単体型のクレジットカードなら、番号がそのままの現在のカードと、番号の違う新しいカードを併用できます。デビット機能の有無で扱いが分かれると考えてください。

三井住友カードを持っていてもオリーブを申し込めるか

申し込めます。現在持っている三井住友カードはそのままで、新たにOliveを申し込む形になります。

三井住友カードがOliveフレキシブルペイに切り替わるわけではありません。2枚を併用する前提で考えてください。

三井住友銀行アプリの機能は変わるか

残高照会や振込といった従来の取引はそのまま残ります。そこに毎月の特典選択、支払方法の選択、カード番号の確認といった機能が加わる形です。

Oliveアカウントは1人でいくつ持てるか

1つのSMBCダイレクト契約者番号につき1つまでです。家計用と貯蓄用のように、複数の口座をすべてOliveにする使い方はできません。

選べる特典を選び忘れるとどうなるか

一度も特典を選んでいない場合は、コンビニATM手数料無料が自動で選択されます。すでに選んだことがあるなら、その特典が翌月以降も自動で選ばれ続けます。

そのため給与の受取先をOliveに変えても、特典を選び直さない限り給与・年金受取特典は付きません。受取口座を変えた月に、アプリで選択内容を見直してください。

ことら送金はOliveの無料枠を使うか

ことら送金は1回あたり10万円以下の個人あて送金が他行あてを含めて手数料無料になるため、SMBCダイレクトの他行あて振込の無料回数とは別枠です。

ただし利用できるのはことら送金利用可能金融機関に限られます。相手の口座が対応していなければ、通常の他行あて振込になります。

オリーブ口座を解約するとどうなるか

口座を残すか、口座ごと解約するかで手続きが分かれます。口座を残す場合は三井住友銀行アプリのメニューから手続きします。

解約手続は通常1〜2週間程度で完了し、混雑時は約1ヵ月かかります。完了した時点で、登録したメールアドレスに通知が届く流れです。

クレジットのみの解約は受け付けていません。単体のキャッシュカードに戻したい場合も、Oliveアカウントごと解約する手順になります。

出典:三井住友銀行『Oliveへのお切替』三井住友銀行よくあるご質問『【Olive】Oliveアカウントの解約方法を知りたい』

まとめ

三井住友銀行のオリーブとは、口座の契約形態そのものであって、カードの商品名ではありません。口座側で得られるのは手数料の優遇と毎月のポイントで、店番号と口座番号は変わらないまま移行します。

他行あて振込の月3回無料と定額自動送金・定額自動入金の無料は、契約しているだけで付く基本特典です。そこに毎月1枠の選べる特典が乗る二階建ての構造です。

給与や年金の入金がある人は給与・年金受取特典を選び続ける形が分かりやすく、年間2,400ポイントが口座側の上限です。現金の出し入れが多いならコンビニATM手数料無料を選びます。

急がなくてよいのは、紙通帳で家計を管理している人と、口座をほとんど動かさない人でしょう。前者は通帳を戻せず、後者は2年放置で税込1,100円の手数料と原則解約という条件に当たるからです。

申し込む前に決めておくのはランクだけです。Olive 一般なら年会費が発生しないので、クレジットモードの審査結果にかかわらず費用面の負担は生じません。

開設のタイミングを迷っているなら、Oliveの開設キャンペーンで時期による差を確認してから申し込んでください。

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