新幹線でおすすめのクレジットカード比較!JRエリア別の選び方とポイント還元

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新幹線の切符代は比較的高額になるため、窓口での現金払いや混雑時の待ち時間に不便さを感じるユーザーは存在します。

実は、新幹線の乗車券や特急券は、みどりの窓口や券売機、インターネット予約サービスにおいてクレジットカードでの一括購入が可能です。

本記事では、新幹線チケットをクレジットカードで購入する具体的な手順やメリット、各JRエリアにおける推奨カードの選び方を解説します。読み終えることで、ポイント還元を受けながらチケットレスでスムーズに乗車できる方法が分かります。

3行要約

①新幹線の切符は窓口や券売機、各ネット予約サービスでクレジットカード決済が可能
②エリア別(JR東日本やJR東海など)の予約システムに合わせたカード選びがポイント還元の鍵
③カード決済により手持ちの現金が不要になり、チケットレスでのスムーズな乗車が実現

目次

新幹線の切符(乗車券・特急券)はクレジットカードで購入可能!

新幹線のチケット(乗車券および特急券)は、現金のほかにクレジットカードでの支払いに対応しています。

利用できるカードの国際ブランドは、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubなど、国内で発行されている主要なものがほぼすべて含まれます。みどりの窓口などの有人カウンターだけでなく、駅に設置されている「指定席券売機」でも暗証番号を入力することでスムーズに決済が完了します。

また、JR各社が提供するインターネット予約サービス(えきねっと、スマートEX、e5489など)を利用すれば、スマートフォンやパソコンから24時間いつでも*クレジットカードで購入可能です。

*各サービスの稼働時間は公式サイトをご覧ください。

事前のネット決済と交通系ICカードを紐づけることで、切符を受け取ることなくチケットレスで改札を通過できる仕組みも整備されています。

【結論】新幹線利用でおすすめのクレジットカードの選び方と最適解

新幹線の乗車における適したクレジットカードは、利用する路線や乗車頻度によって大きく異なります。自身の移動スタイルに合わせた1枚を選ぶための4つの判断基準を解説します。

よく利用する新幹線のエリア(JR各社)で選ぶ

新幹線の管轄エリア(JR東日本、JR東海など)ごとに、お得になるクレジットカードは異なります。

たとえば、東北・北海道・上越・北陸新幹線を頻繁に利用する場合は、JR東日本系列のクレジットカードが有利です。一方、東海道・山陽新幹線を利用する場合は、JR東海やJR西日本系列のカードが適しています。自分が主に乗車する路線に合わせてカードを選ぶのが基本の考え方です。

利用するネット予約サービス(えきねっと・スマートEXなど)との相性で選ぶ

各JRは独自のインターネット予約サービスを展開しており、特定のクレジットカードと紐づけることで還元率が上がったり、年会費が安くなったりする特典が用意されています。

代表的なサービスは、JR東日本の「えきねっと」、東海道・山陽新幹線の「スマートEX」「エクスプレス予約」です。これらに対応する自社発行カードを利用すると、一般のクレジットカードを使うよりも効率よくポイントが蓄積されます。

出張や旅行の頻度(年会費の元が取れるか)で選ぶ

新幹線特化型のクレジットカードは、年会費がかかるものも多く存在します。月1回以上の出張で利用するような頻度の高いユーザーであれば、ポイント還元や割引特典によって年会費の元を十分に取ることが可能です。

逆に、帰省で年1〜2回しか新幹線に乗らない場合は、年会費無料の一般的なクレジットカード(楽天カードなど)を利用する方が、トータルの維持費を安く抑えられる可能性があります。

国内旅行傷害保険やコンシェルジュ機能の有無で選ぶ

長距離の移動を伴う新幹線利用では、万が一のトラブルに備えることも検討事項になります。カードによっては、旅行中のケガなどを補償する「国内旅行傷害保険」が付帯しているものがあります。

さらに上位カードになれば、出張時のホテル手配や新幹線チケットの手配を依頼できるコンシェルジュサービスが利用できる場合もあります。出張や旅行の質を高めたい方は、付帯サービスの内容も比較検討の材料になります。

【予約サービス比較】えきねっと・スマートEX・エクスプレス予約の違い

新幹線のインターネット予約サービスは、主に「えきねっと」「スマートEX」「エクスプレス予約(EX予約)」の3つに大別されます。利用するエリアや年会費の有無によって、選ぶべきサービスが変わります。

3大予約サービスの特徴と違いを以下の表にまとめました。

サービス名主な対応エリア年会費チケットレス乗車主な特徴・メリット
えきねっとJR東日本・北海道など(東北・北陸・上越等)無料対応(新幹線eチケット等)ビューカード決済やチケットレス利用でJRE POINTの還元率が上がる
スマートEXJR東海・西日本・九州(東海道・山陽・九州)無料対応(設定した交通系ICカード)手持ちのクレジットカードと交通系ICカードを登録してすぐに利用可能
エクスプレス予約JR東海・西日本・九州(東海道・山陽・九州)1,100円(税込)対応(専用ICカード等)スマートEXより割引額が大きく、お盆や年末年始も会員価格で乗車できる

交通系ICカードとクレジットカードを組み合わせることで、どのサービスでもチケットレス乗車が可能です。乗車前であればスマートフォンから何度でも座席変更が無料で行える点も、ネット予約共通の利点です。

JR東日本エリアを利用する場合は「えきねっと」が適しています。東海道・山陽新幹線の利用者で、年会費無料で手軽に始めたい場合は「スマートEX」、頻繁に利用し大きな割引を受けたい場合は「エクスプレス予約」という使い分けが推奨されます。

【JR東日本】東北・北海道・上越・北陸新幹線でおすすめのカード

JR東日本およびJR北海道などのエリアを走る新幹線を利用する場合、JR東日本グループが発行する「ビューカード」系列のクレジットカードが適しています。

ビューカード系列(えきねっと・モバイルSuica特化)の特徴

ビューカード系列の強みは、JR東日本のサービス利用時にポイント還元率が大幅に上がることです。「えきねっと」での新幹線eチケット予約や、モバイルSuicaへのチャージにビューカードを利用すると、通常のショッピング利用(還元率0.5%)を上回る最大1.5%のJRE POINTが貯まります。

以下は、新幹線利用に強い代表的なビューカード3種類の基本スペック比較です。

カード名年会費(税込)基本還元率えきねっと(新幹線eチケット)還元率特長
JRE CARD初年度無料、2年目以降524円0.5%最大5.0%駅ビル(アトレ等)での買い物で最大3.5%還元
ビューゴールドプラスカード11,000円0.5%最大10.0%新幹線利用での還元率が高い水準。東京駅のビューゴールドラウンジ利用も可能
「ビュー・スイカ」カード524円0.5%最大5.0%定期券・Suica・クレジットカードが1枚にまとまる定番カード
*1 当日の東京駅発のグリーン券や特急券の提示

※還元率には、ビューカード決済による特典と、えきねっとでのチケットレス乗車特典の合算を含みます。

JRE CARD.

駅ビルやエキナカの商業施設(アトレ、テルミナ、ペリエなど)をよく利用する方に適したカードです。対象の駅ビルで利用すると最大3.5%のポイントが貯まるため、新幹線の乗車前のお土産購入や食事でも恩恵を受けられます。

えきねっとでの新幹線eチケット(指定席)購入時は最大5%の還元が受けられるため、日常の買い物と新幹線利用のバランスが良い1枚です。

ビューゴールドプラスカード

頻繁に新幹線を利用する層に適したゴールドカードです。年会費が11,000円(税込)かかりますが、えきねっとで新幹線eチケット(指定席)を決済してチケットレス乗車をした場合、最大10%という高いポイント還元が受けられます。

東京駅の専用ラウンジ(ビューゴールドラウンジ)や、国内主要空港のラウンジが無料で利用できる付帯特典も備わっています。

ビューカードスタンダード

年会費524円
※Web明細利用で実質無料(年間600ポイント還元)の特典は終了しました。
国際ブランドVISA、MasterCard、JCB
ポイント還元率0.5%〜5.0%(基本1,000円につき5ポイント。Suicaチャージ等はポイント3倍、モバイルSuica定期券購入等で最大5%)
発行期間最短1週間〜10日程度(オンライン申込みの場合)
追加カード家族カード(年会費524円)、ETCカード(年会費524円)
電子マネーSuica(オートチャージ対応)、Apple Pay、Google Pay
公式サイトhttps://www.jreast.co.jp/card/first/viewcardstandard.html

Suica機能、定期券機能、クレジットカード機能が1枚にまとまった、ビューカードの基本モデルです。えきねっとでの新幹線購入で最大5%、モバイルSuicaへのオートチャージで1.5%のポイントが貯まります。

持ち歩くカードの枚数を減らしたい方や、通勤定期券と新幹線利用を1枚で管理したい方に適しています。

【JR東海・西日本・九州】東海道・山陽・九州新幹線でおすすめのカード

東海道・山陽・九州新幹線の利用者には、高い割引率が適用される「エクスプレス予約」や、手持ちの交通系ICカードで乗れる「スマートEX」に対応したクレジットカードが適しています。

J-WESTカード(エクスプレス)

JR西日本エリアを中心に利用する方に適したカードです。年会費は1,100円(税込)ですが、エクスプレス予約が利用できるため、東海道・山陽・九州新幹線のチケットを年間を通じて安価に購入できます。

また、JR西日本のネット予約サービス「e5489」において、「eきっぷ」などの特別割引チケットを購入できる権限が付与されます。山陽新幹線に加え、特急列車を頻繁に利用する関西・西日本エリアの居住者に恩恵が大きい1枚です。

JR東海エクスプレス・カード

東海道新幹線を頻繁に利用する出張族向けのカードです。年会費1,100円(税込)でエクスプレス予約が利用でき、東京〜新大阪間などの移動で通常の切符より大きな割引が適用されます。

チケットレスで乗車するごとに独自の「EXポイント」が貯まり、貯まったポイントは新幹線と宿泊がセットになった「EX旅パック」や現地の観光プランの購入などに利用できます。

さらに、JR東海グループの駅ビル等で使える「TOKAI STATION POINT」へ交換することも可能で、移動だけでなく出張先や旅行先での買い物にも役立つ特典が用意されています。

三菱UFJカード(スマートEXなど汎用性が高いカード)

年会費永年無料
国際ブランドVISA、MasterCard、JCB、American Express
ポイント還元率0.5%(条件達成で最大20%※)
発行期間最短翌営業日(Web申込の場合)
追加カード家族カード、ETCカード発行可能
電子マネーApplePay、GooglePay
公式サイトhttps://www.bk.mufg.jp/tsukau/credit/sagasu/mucard/index.html

特定の鉄道会社に縛られず、日常の買い物でもポイントを効率よく貯めたい方に適した銀行系クレジットカードです。年会費は初年度無料で、年1回以上の利用で翌年も無料になります。

新幹線に乗る際は、年会費無料の「スマートEX」に本カードと手持ちの交通系ICカードを登録することで、すぐにチケットレス乗車が可能です。各種条件(お支払口座の設定や対象サービスの利用など)を達成することで、最大20%*のポイント還元が受けられるプログラムが用意されています。*条件有

ボタン 1個

【旅行サイト・マイル重視】パック旅行やマイルに強いおすすめカード

新幹線単体のチケット購入ではなく、宿泊施設とセットになった「パック旅行(ダイナミックパッケージ)」の利用や、出張によりマイルを貯めている方に適したクレジットカードの選び方を解説します。

楽天カード(楽天トラベル利用時)

年会費永年無料
国際ブランドVISA、MasterCard、JCB、American Express
ポイント還元率1.0%
発行期間約1週間
追加カード家族カード、ETCカード発行可能
電子マネーApplePay、GooglePay、QuickPay、楽天Edy
公式サイトhttps://www.rakuten-card.co.jp/

新幹線チケットとホテルをセットで予約できるパック旅行(JR楽パック赤い風船など)を利用する場合、楽天カード決済などの活用が効果的です。総合旅行サイト「楽天トラベル」でパック旅行を予約し、楽天カードで支払うことで、通常のクレジットカード利用額に基づくポイント還元に加え、独自の楽天ポイント特典が付与されます。

宿泊手配と新幹線予約を一度に済ませつつ、還元されたポイントを次回の旅行や日常の買い物に充てることができる点が利便性を高めています。

ボタン 1個

ANAカード(飛行機と併用する出張族向け)

年会費初年度無料、2年目以降2,200円(税込)
国際ブランドJCB
ポイント還元率Oki Dokiポイント1,000円(税込)につき1ポイント
発行期間最短数日程度
追加カード家族カード、ETCカード発行可能
電子マネーApplePay、GooglePay、QuickPay、楽天Edy
公式サイトhttps://www.jcb.co.jp/ordercard/teikei/ana_card.html

国内出張において、新幹線だけでなく航空機も使い分けるユーザーに適しているのが航空系クレジットカードです。日々の買い物や新幹線チケットの購入(スマートEXやみどりの窓口等での決済)でもマイルが貯まるため、効率よくマイルを蓄積できます。

また、提携する交通系ICカード(SuicaやPASMO)と一体型になったカードを選択すれば、日々の通勤や新幹線のチケットレス乗車といった陸の移動でも、決済のたびにマイル還元を受けられます。

新幹線の切符をクレジットカードで購入するメリット

新幹線の乗車券や特急券を現金ではなくクレジットカードで購入することには、利用者に還元や利便性をもたらす明確なメリットが複数存在します。

ポイントやマイルが効率よく貯まる

新幹線チケットは数千円から数万円と単価が高いため、クレジットカード決済を活用することで一度に多くのポイントや飛行機のマイルを獲得できます。

たとえば、東京〜新大阪間の往復指定席(約30,000円)をポイント還元率1.0%のカードで購入した場合、1回の乗車で300円相当のポイントが貯まります。出張や帰省で定期的に利用する方にとって、現金払いにはない金銭的な利点となります。

高額な現金を持ち歩く必要がない・急な出張にも対応可能

家族旅行や長距離の移動ではチケット代が数万円から10万円を超えることも珍しくありません。クレジットカードがあれば、事前にお金を引き出したり、多額の現金を持ち歩いたりするリスクを回避できます。

さらに、急な出張が入った場合でも、手元のスマートフォンやパソコンからクレジットカード決済ですぐにチケットを手配できるため、ATMを探す手間が省けます。

チケットレスで改札をスムーズに通過できる

クレジットカードと連携したインターネット予約サービス(えきねっと、スマートEX、エクスプレス予約など)を利用すると、「チケットレス乗車」が可能になります。

事前に普段使っている交通系ICカード(SuicaやICOCAなど)を登録しておくことで、改札機にスマートフォンやカードをタッチするだけで新幹線に乗車できます。紙の切符を発券する必要がないため、窓口や券売機の混雑を避けることができます。

ネット予約なら窓口に並ばず、手数料無料で変更可能

クレジットカードを利用したインターネット予約には、利便性の高い変更ルールが設けられています。紙の切符を購入した場合、指定列車の変更は原則として1回のみ無料で、2回目以降は一度払い戻して手数料を支払う必要があります。

しかし、クレジットカード決済によるネット予約(スマートEXなど)であれば、改札入場前かつ列車出発時刻前に限り、システム稼働時間内であれば何度でも手数料無料でスマートフォンから座席や列車の変更が可能です。

クレジットカードで新幹線の切符を購入できる場所と手順

クレジットカードを使って新幹線の切符を購入できる主な場所は、「インターネット」「みどりの窓口」「指定席券売機」の3つです。それぞれの特徴と具体的な購入手順を解説します。

インターネットサイト・アプリでの購入(えきねっと、スマートEX、e5489等)

スマートフォンやパソコンから、JR各社の予約サービス(えきねっと、スマートEX、e5489など)にアクセスして購入する方法です。窓口に並ぶ必要がなく、メンテナンス時間を除いてどこからでもアクセスできる点が大きな利点です。

ネット予約からチケットレス乗車までの一般的な手順は以下の通りです。

  1. 利用するJRの予約サービス(アプリまたはWebサイト)に会員登録する
  2. 決済用のクレジットカード情報と、乗車に利用する交通系ICカード(Suicaなど)の番号を登録する
  3. 乗車日、出発地・到着地、希望の列車と座席を選択する
  4. 登録したクレジットカードで決済を完了させる
  5. 乗車当日、登録済みの交通系ICカードを新幹線改札機にタッチして入場する

※紙の切符を発券したい場合は、乗車日当日に駅の指定席券売機に「決済に利用したクレジットカード」または「予約番号」を入力して受け取ります。

みどりの窓口・JR全線きっぷうりばでの購入

駅に設置されている有人窓口(みどりの窓口など)でもクレジットカード決済が可能です。

スマートフォンの操作に不慣れな方や、複雑な乗り継ぎルートの相談をしながらきっぷを購入したい方に適しています。窓口の係員に乗車希望日と区間を伝え、支払いの際に「クレジットカードで」と申し出るだけで決済が完了します。暗証番号の入力、またはサイン(署名)が求められます。

指定席券売機での購入

駅構内に設置されている「指定席券売機」などの多機能券売機を自身で操作して購入する方法です。有人窓口が混雑している場合でも、比較的短い待ち時間で購入できる傾向にあります。

画面の案内に従って乗車区間や日時、座席を選択し、支払い画面でクレジットカードを挿入します。その後、クレジットカードの暗証番号(4桁のPINコード)を入力すると決済が完了し、その場で切符が発券されます。

※車内販売や駅売店(キヨスク等)でも利用可能

新幹線の乗車券や特急券だけでなく、駅の売店(キヨスクやNewDaysなど)や新幹線内での車内販売(一部列車のみ)でもクレジットカード決済が導入されています。

長時間の移動に伴う弁当や飲み物の購入時にも、現金を取り出すことなくスムーズに会計を済ませることが可能です。

新幹線チケットをクレジットカードで購入する際の注意点

クレジットカードでの新幹線チケット購入には多くのメリットがありますが、支払い方法の制限や払い戻しに関する規約など、事前に把握しておくべき注意点が存在します。

支払い方法は原則「一括払い」のみ(後から分割・リボ変更は可能)

みどりの窓口や券売機、インターネット予約サービスにおいて、購入時に選択できる支払い方法は原則として「一括払い」のみに限定されています。チケット購入の時点で分割払いやリボ払いを指定することはできません。

ただし、決済が完了した後、クレジットカード会社の会員サイトやアプリから「あとから分割払い」「あとからリボ払い」に変更できる場合があります。利用するカード会社の規約や設定内容を事前に確認しておくことが重要です。

チケットを払い戻す際は手数料がかかる

予約した新幹線に乗車しなくなり、チケットの払い戻し(キャンセル)を行う場合、クレジットカード決済であってもJRの規定に基づく払い戻し手数料が発生します。

払い戻し手数料の金額は、購入した切符の種類(自由席か指定席か)や、払い戻しを手続きするタイミング(出発の2日前までか、前日から出発時刻までか)によって変動します。

また、払い戻し分の金額は、後日クレジットカードの引落口座へ現金で返金されるか、請求額から相殺される形で処理されます。

Web予約後に発券する場合、決済したクレジットカード本体が必要

インターネット予約サービスでチケットを購入し、チケットレス乗車ではなく「紙の切符」として駅で受け取る場合、原則として決済時に利用したクレジットカード本体が必要です。

指定席券売機などで発券操作を行う際、本人確認の一環として機器にカードを挿入することが求められます。購入に使ったクレジットカードを自宅に忘れると、予約番号があっても発券できないケースがあるため携行が必須となります。

ネット予約サービスごとにチケットを受け取れる駅(エリア)が異なる

JR各社のインターネット予約サービスは、紙の切符を受け取れる駅の管轄エリアが異なります。

たとえば、JR東日本の「えきねっと」で予約した切符は、原則としてJR東日本やJR北海道、一部のJR西日本北陸エリアの駅でのみ受け取り可能です。JR東海の駅(東京駅の東海道新幹線窓口など)では受け取れない場所があります。

チケットレス乗車ではなく紙で発券する予定の場合は、乗車する駅が受取可能エリアに含まれているか事前の確認が必要です。

金券ショップ等で購入したきっぷはクレカ払いの対象外となることが多い

少しでも安く新幹線に乗るために金券ショップやチケット専門店を利用する場合、支払いは現金のみに限定されている店舗が大半です。

金券類はクレジットカードのショッピング枠現金化に過度に利用されるリスクがあるため、カード会社側で金券・商品券の購入を制限している背景があります。

「クレジットカードで安く買う」という目的があるならば、金券ショップではなくJR公式のネット早期割引サービス(えきねっとトクだ値など)の活用が適しています。

クレジットカードが使えない・エラーになる原因と対処法

駅の窓口や指定席券売機、インターネット予約でクレジットカード決済がエラーで弾かれてしまう場合、いくつかの典型的な原因が存在します。迅速に対処するための確認ポイントを解説します。

暗証番号(PINコード)の入力間違い

みどりの窓口や指定席券売機でクレジットカードを利用する際、4桁の暗証番号(PINコード)の入力が求められます。この番号を複数回間違えて入力すると、セキュリティ機能によりカードにロックがかかり利用できなくなります。

暗証番号を忘れてしまった場合は、券売機ではなく有人窓口に向かい、カード決済と併せて「サイン(署名)」での支払いを希望する旨を伝えると、決済できる場合があります。

クレジットカードの利用限度額オーバー

新幹線のチケットは単価が高いため、家族旅行などで複数人分をまとめて購入すると、カードのショッピング利用可能枠(限度額)を超過してしまうことがあります。

限度額オーバーが原因の場合は、別のクレジットカードで決済するか、カード会社のアプリや会員サイトから利用枠の引き上げ(増枠)を一時的に申請する必要があります。

不正利用検知システム(セキュリティロック)の発動

普段新幹線に乗らない人が突然高額なチケットを購入したり、短時間に複数回の決済を試みたりすると、カード会社の不正利用検知システムが働き、決済が一時的に保留されるケースがあります。

これは新幹線の切符が換金性の高い商品として監視対象になっているためです。この場合は、カード会社から届くSMSやメールの案内に従って利用確認を完了させるか、コールセンターに直接電話をしてロックを解除してもらう対応が必要です。

指定席券売機ではなく通常の券売機を操作している

駅でクレジットカードを用いて切符を買う場合、操作するべきは「指定席券売機(または多機能券売機)」です。

近距離の乗車券のみを販売している通常の自動券売機(現金や交通系ICカード専用の券売機)に並んでしまうと、クレジットカードを挿入する決済用の差し込み口が存在しません。

クレジットカード対応であることを示す表示が付いた、紫や緑色などの大型の指定席券売機を利用するように注意してください。

新幹線とクレジットカードに関するよくある質問(FAQ)

新幹線のチケットをクレジットカードで購入する際によく寄せられる疑問と、その回答をまとめました。

Q. 家族名義や他人名義のクレジットカードで新幹線の切符は買えますか?

クレジットカードは、券面に記載された本人以外が利用することは会員規約により固く禁じられています。家族名義や会社名義(法人カードの裏面に別人の名前がある場合)であっても、窓口や券売機での決済は不可です。

家族のクレジットカードで決済したい場合は、事前に自身を名義人とする「家族カード」を発行しておく必要があります。

Q. 学生や未成年でも作れる新幹線にお得なクレジットカードはありますか?

高校生を除く18歳以上の学生であれば、親権者の同意なしに本人名義でクレジットカードの申し込みが可能です。(一部、個別の確認が必要なカード会社もあります)

たとえば「学生専用ライフカード」や「JALカード navi(学生専用)」など、学生向けの特例として年会費無料で持てる旅行や帰省に向いたカードが存在します。これらのカードを活用すれば、学生でもポイントやマイルの恩恵を受けられます。

Q. 領収書はどのタイミング・場所で発行してもらえますか?

みどりの窓口や指定席券売機で購入した場合は、クレジットカード決済を行ったその場で、切符とは別に領収書(クレジットカード利用控えを含む場合など)を発券できます。

一方、インターネット予約サービス(えきねっと等)で購入した場合は、システムのマイページや購入履歴画面から領収書のデータ(PDFファイルなど)をダウンロードし、自身で印刷する仕組みが一般的です。

Q. 当日の乗車直前でもクレジットカードで切符は買えますか?

席に空きがある限り、乗車日当日の直前であってもクレジットカードでの支払いは可能です。

有人窓口や指定席券売機での購入はもちろんのこと、スマートEXなどのチケットレス対応のネット予約サービスを利用すれば、駅の改札に向かう移動中などスマートフォン上からでも直前決済が行えます。

まとめ:新幹線に乗るならエリアと頻度に合ったクレジットカードを選ぼう

新幹線の切符は、みどりの窓口や券売機だけでなく、便利なインターネット予約サービスを通じて24時間いつでもクレジットカードで購入可能です。

現金を手元に用意する手間が省けるだけでなく、高額な決済になりがちなチケット代をカードで支払うことで、多くのポイントやマイルを獲得できる利点があります。

クレジットカードを選ぶ際は、自身が主に利用する「JRの管轄エリア(東日本、東海など)」「出張・帰省の頻度」を基準にすることが基本です。

JR東日本エリアならビューカード系列でえきねっとを活用し、東海道・山陽新幹線ならエクスプレス予約やスマートEXに対応したカードを登録することで、交通費の節約やチケットレス乗車といった恩恵を効果的に受けることができます。

自身の移動スタイルに合わせた1枚を選択し、快適で無駄のない新幹線の利用に役立ててください。

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