ChatGPTとは?最新AIを初心者向けに解説

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近年AI技術が進んでおり、さまざまなサービスが開発されています。自動車の自動運転やお掃除ロボットなどAIは身近な存在になり始めています。

この記事では、最新AI技術を使用した「ChatGPT」の概要や活用方法、将来性、問題点などを解説します。

AIに興味があるけどまだ試したことがない方やまだChatGPTを利用していない方は、ぜひ参考にしてください。

ChatGPTとは

ChatGPTは、イーロン・マスク氏やマイクロソフト社が出資するOpenAI社が2022年12月1日に発表したチャットアプリケーションのサービスです。

サービスの発表からわずか6日で利用者が100万ユーザーを突破し、2022年12月時点でもっとも話題のAIサービスです。

ChatGPTのできること

話題となっているChatGPTを利用して、できることを3つ紹介します。

  • 会話形式でのチャット
  • プログラミングコード作成
  • 文章の要約や添削

会話形式でのチャット

ChatGPTに質問をするとまるで人間が書いたような文章で返答が得られます。大規模な言語データを学習し、最適化するプロセスを反復することで、ChatGPTは人間のようなスムーズな文章が書けるように設計されています。

プログラミングコード作成

プログラミングに関する高度な会話も可能なため、チャットを通じてChatGPTとプログラミング作成ができます。ChatGPTはコードのバグ(誤り)の検出やコードレビューも可能です。

文章の要約や添削

ChatGPTは記事やコラムなどの文章を理解できる内容で要約ができます。文字の誤りの指摘や言葉の言い換えなどもできるため、書いた文章の添削にも利用できるでしょう。

ChatGPTの問題点

ChatGPTは処理速度が早く、優秀なAIですが、問題点もあります。

ChatGPTの問題点を3つ解説します。

  • 創造性の欠如
  • 情報が不正確
  • 計算コストがかかる

創造性の欠如

ChatGPTは大規模なデータを学習しており、学習した内容を当たり障りなく返答します。そのため、創造性のある回答は得られないでしょう。実際にChatGPTに未来のことを尋ねても、「未来の予測はできません。」という回答が返ってきます。

情報が不正確

ChatGPTは人間のように自然な文章を書けますが、情報が不正確な場合があります。実際にプログラミングのQ&Aサイトとして知られる「Stack Overflow」はChatGPTで生成したテキストの投稿を一時停止しました。ChatGPTはわからない質問に対しても、不正確な情報を自然な文章で回答してしまう問題があります。

計算コストがかかる

ChatGPTとの対話は無料ではなく、実際はコストが発生しています。そのコストは一回の会話あたり10円程度のようです。2022年12月時点では無料で使えるChatGPTですが、AIが会話する計算コストが無料になることはないため、今後有料化される可能性もあるでしょう。

ChatGPTが活用できるビジネス

ChatGPTを活用した絵本が販売されました。また、ChatGPTが司法試験に合格したこともツイッターでニュースになっており、弁護士として今後ChatGPTが活用される可能性もあるかもしれません。

ChatGPTが実際に活用できるビジネスは以下が考えられます。

  • オンラインカスタマーサービス
  • オンラインコンテンツ作成など

しかし、現時点ではChatGPTの情報が不正確なため、ChatGPTのみでビジネスを完結することは難しいです。部分的なツールとしてChatGPTを活用してみましょう。

ChatGPTの登録から使い方

ChatGPTの登録から使い方を説明します。

1. 「ChatGPT」にアクセスし、「Sign up」をクリック

2. 「メールアドレス」を入力し、「Continue」をクリック

GoogleアカウントやMicrosoft Accountも利用が可能です。

3. 「パスワード」を入力し、「Continue」をクリック

4. 認証メールが届くので、「Verify email address」をクリック

5. 「First name(名前)とLast name(名字)」を入力し、「Continue」をクリック

6. 「電話番号」を入力し、「Send code」をクリック

7. メールで送られてくる「Enter code」を入力

8.質問が表示されるので「Next」をクリックし、最後に「Done」をクリック

9.①に質問を入れて、②をクリックして会話開始

ChatGPTの将来性

ChatGPTは調べたいワードを入力するだけで、自然な文章で回答が得られる便利なツールです。2022年12月現在では、回答の情報が不正確という問題がありますが、今後の開発により情報の精度が上がると、生活に欠かせない存在になるでしょう。

この記事では、「ChatGPT」の概要や活用方法、将来性、問題点などを解説しました。今後AIは私たちの生活や仕事に浸透し、欠かせない存在になることが予想されます。その最初の一歩としてChatGPTを利用して、AIを体験してみましょう。

画像出典:OpenAI公式サイト