eCash(XEC)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

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暗号資産(仮想通貨)といえばBitcoin(BTC)のイメージが強いですが、過去にはハードフォークを実施して通貨が2つに分かれることがありました。

今回紹介するeCash(XEC)は、Bitcoin(BTC)のハードフォークによって誕生した通貨です。

通貨の特徴や今後の見通し、将来性を徹底解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

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eCash(XEC)とは?

画像出典:eCash

2021年の7月に、Bitcoin Cash ABC(BCHA)は通貨の名称を変更しました。

この時に誕生した通貨が、eCash(XEC)です。

通貨の基本情報を、以下の表にまとめました。

暗号資産名称eCash
シンボルXEC
価格(2022年9月現在)¥0.005
時価総額(2022年9月現在)¥104,453,657,971
購入可能な主な取引所Binance, Bybit, Huobi Global
公式サイトeCash
2022年9月現在 データ出典:coinmarketcap

暗号資産(仮想通貨)の代表であるBitcoin(BTC)は

  • 送金に時間がかかる
  • 送金手数料が高い

というスケーラビリティ問題を抱えています。

eCash(XEC)は、この問題を解決するために生まれた通貨です。

eCash(XEC)は、国内の取引所での取り扱いがありません。

購入するときには、Binance(バイナンス)などの海外の取引所を利用してください。

eCash(XEC)がよくわかる特徴

eCash(XEC)の特徴は以下の3点です。

  • Bitcoin(BTC)のハードフォークによって生まれた通貨
  • Avalanche(アバランチ)のコンセンサスアルゴリズムを採用
  • ステーキングの利用ができる

詳しく解説していきます。

Bitcoin(BTC)のハードフォークによって生まれた通貨

ハードフォークとは、通貨の改善を目的に仕様を変更し、新しく通貨が生まれることです。

Bitcoin(BTC)は2009年にリリースされ、2017年に最初のハードフォークが行われました。

この時に誕生した通貨が、Bitcoin Cash(現在のBCH)です。

2018年にもBitcoin Cashはハードフォークを行い

  • Bitcoin SV
  • Bitcoin ABC

という2つの通貨に分かれています。

2020年にはBitcoin ABCが

  • Bitcoin Cash ABC
  • Bitcoin Cash node

という2つの通貨に分かれました。

それぞれが通貨の名前を変更し、Bitcoin Cash ABCは今回紹介するeCash(XEC)へ。

Bitcoin Cash nodeは、Bitcoin Cash(BCH)へと名前を変更しています。

名前を変更したので分かりづらくなっていますが、eCash(XEC)はもともとはBitcoin(BTC)から生まれた通貨です。

eCash(XEC)は、通貨の取引時におこなうトランザクション処理を高速にし、現金と同じように気軽に使える通貨を目指しています。

Avalanche(アバランチ)のコンセンサスアルゴリズムを採用

eCash(XEC)は、取引データに間違いがないかを確認するコンセンサスアルゴリズムに、Avalanche post-consensus(アバランチ・ポストコンセンサス)を使用しています。

Avalanche(アバランチ)は、2020年にサービスを開始したブロックチェーンです。

eCash(XEC)はAvalanche(アバランチ)チェーンを使用することで

  • 取引の処理速度が向上
  • セキュリティの強化
  • 通貨のアップデートが容易

というメリットがあります。

特に注目するポイントは、取引の処理速度が速いことです。

Avalanche(アバランチ)は、1秒間に最大4,500件もの取引を処理します。

他の通貨との比較は、以下の表で確認してください。

通貨1秒間の処理件数
eCash(XEC)約4500件
Bitcoin(BTC)約7件
イーサ(ETH)約14件
Solana(SOL)約2800件

日本以外の国に送金するスピードも速く、ユーザーの利便性を向上させています。

ステーキングの利用ができる

ステーキングとは、通貨をブロックチェーンのネットワークに預けることで報酬を得る仕組みです。

Bitcoin(BTC)はステーキングができませんが、Avalanche(アバランチ)チェーンを使用しているeCash(XEC)は、ステーキングで報酬を得ることができます。

ステーキングのメリットは、銀行預金に比べて金利が高いことです。

通貨を預けるだけなのでチャートを分析する必要がなく、初心者でもリスクを抑えて運用できる方法です。

eCash(XEC)の今後の見通しと将来性

画像出典:coinmarketcap

eCash(XEC)は、通貨をリリースした直後の2021年8月から価格を上昇させました。

もともとはBitcoin(BTC)から派生した通貨なので、同じような値動きになる傾向があります。

またeCash(XEC)は、小数点以下8桁まで価格を設定しています。

例 0.00561900XEC

これは、Bitcoin(BTC)の最小単位と同じです。

通貨の単位を細かくすることで、投資家は価格が上昇したときのメリットを受けやすくなります。

いっぽう、2021年にリリースした新しい通貨ですが、通貨の名称から「Bitcoin」をなくしたことで知名度が上がりづらくなっています。

eCash(XEC)のまとめ

eCash(XEC)の特徴や今後の見通し、過去のハードフォークの歴史について解説しました。

データの処理速度の速さを生かし、日常生活の買い物やサービスに利用できる通貨を目指しています。

Bitcoin Cash ABCからリブランドしたeCash(XEC)に注目をしてみてください。

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