仮想通貨Centrifuge(CFG)とは？特徴や購入方法、今後の見通しを解説

Centrifuge(CFG)は、DeFi(分散型金融)を利用した融資を可能にする仮想通貨プロジェクトです。

実世界の資産をトークン化して担保にすることで、すべての人が銀行を通さずに融資を受けられます。

今回はCentrifuge(CFG)の特徴や購入方法、今後の見通しを解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

仮想通貨Centrifuge(CFG)とは？

暗号資産名称	Centrifuge
通貨シンボル	CFG
価格(2023年2月現在)	35.14円
時価総額ランキング(2023年2月現在)	267位
購入できる主な取引所	KuCoin・Gate.io・OKX
公式サイト	https://centrifuge.io/

Centrifuge(CFG)は、2017年に立ち上がった仮想通貨プロジェクトです。

レイヤー1ブロックチェーンのポルカドット(Polkadot)上で構築されており、主に仮想通貨のレンディングプラットフォームとして機能しています。

Centrifuge(CFG)のさらに詳しい特徴を、以下で見ていきましょう。

仮想通貨Centrifuge(CFG)がよくわかる3つの特徴

Centrifuge(CFG)の特徴は下記の3つです。

• 実世界の資産をDeFiに接続することが目的
• すべての事業者が融資を受けやすくなる
• 先行プロダクト「Tinlake」が稼働している

順番に解説していきます。

実世界の資産をDeFiに接続することが目的

Centrifuge(CFG)の目的は、実世界の資産をDeFi(分散型金融)に接続することです。

具体的には、現実世界の資産(不動産や請求書など)をNFTに変換し、流動性プールに担保として預けることでDeFiシステムを提供します。

DeFiではステーブルコインを使ったレンディング(仮想通貨の貸し借り)ができるため、投資家は安定した利益を得ることが可能です。

なお、NFT化したデータの秘匿情報は公開されず、プライバシー侵害のリスクもありません。

すべての事業者が融資を受けやすくなる

通常、銀行から融資を受けるときは様々な審査が行われます。企業の格付けや資産状況など、一定の条件をクリアしないとお金は借りられません。

そのため、力のある大企業は融資を受けやすい反面、中小企業や個人事業主はなかなか融資を受けられない現状がありました。

しかし、Centrifuge(CFG)のレンディングサービスでは流動性プールの中からお金を借りるため、銀行を通す必要はありません。投資家と融資を受けたい人の間でお金が回ることにより、すべての事業者が融資を受けられます。

先行プロダクト「Tinlake」をローンチしている

Centrifuge(CFG)は、すでに「Tinlake」という先行プロダクトをローンチしています。

Tinlakeは、イーサリアム上のレンディングアプリケーションです。トークン化した現実世界の資産をプールにロックすることで、資産の借り入れができます。

2023年2月現在、TVL(預かり資産)は145,012,336DAI(約190億円)にも上っているため、流動性も申し分ありません。

なお、利回りは各プールによって異なり、報酬はCFGトークンで支払われます。

仮想通貨Centrifuge(CFG)の将来性と今後の見通し

Centrifugeが発行している$CFGの時価総額ランキングは、2023年2月現在で267位です。高いとも低いとも言えない数字ではありますが、Centrifugeの実用性を考えるとまだまだ価値が上がる可能性はあります。

また、$CFGはBinance(バイナンス)にまだ上場しておらず、ごく少数の取引所でしか取引できません。$CFGは初上場から2年も経っていないため、まだまだ歴史の浅い仮想通貨です。

今後の動向次第ではBinanceに上場する可能性も大いにあり、その場合はさらなる価格上昇に期待できるでしょう。

仮想通貨Centrifuge(CFG)の購入方法・買い方

2023年2月現在、Centrifuge(CFG)は日本国内の取引所では購入できません。購入するためには、海外の仮想通貨取引所を利用する必要があります。

Centrifuge(CFG)を購入できる主な海外取引所は、以下のとおりです。

• KuCoin(クーコイン)
• Gate.io(ゲートアイオー)
• OKX(オーケーエックス)

上記の海外取引所はCentrifuge(CFG)以外にもさまざまな仮想通貨を取り扱っているので、この機会に登録することをオススメします。

海外取引所の準備ができたら、国内取引所で仮想通貨を購入して海外取引所に送金しましょう。その後、USDTを入手して現物取引でCentrifuge(CFG)を購入します。

なお、KuCoinとGate.ioに関してはBTC建ての取引ペアもあるので、BTCで取引したい方は利用してみてくださいね。

仮想通貨Centrifuge(CFG)のまとめ

今回は、仮想通貨Centrifuge(CFG)の特徴や将来性、購入方法を解説しました。

Centrifuge(CFG)は、実社会の資産をDeFiシステムにつなげる仮想通貨プロジェクトです。すでに「Tinlake」というレンディングアプリケーションを提供しており、現物資産を担保にした借り入れが可能となっています。

また、独自通貨の$CFGは日本の取引所には上場していませんがですが、いくつかの海外取引所には上場済みです。

Centrifuge(CFG)を購入したい方は、KuCoinやGate.io、OKXなどの主要海外取引所を利用しましょう。