ラグジュアリーカードの年会費はいくら?2027年改定後の3券種を比較

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ラグジュアリーカードの年会費は2027年に改定されますが、いつから・いくらになるのかは券種と家族会員で分かれます。

改定後はチタン75,000円・ブラック150,000円・ゴールド295,000円で、新規は2027年1月1日以降の申込から、既存会員は2027年2月以降の請求分から適用されます。

家族カードを含めた年会費の総額と、公式の還元率で年会費と同額が戻る年間決済額が分かります。

3行要約

①年会費はチタン55,000円・ブラック110,000円・ゴールド220,000円
②2027年1月以降の申込はチタン75,000円・ブラック150,000円・ゴールド295,000円
③還元だけで年会費と同額が戻る決済額は改定後チタン750万円・ブラック1,200万円

ラグジュアリーカードの年会費と改定後の金額

ラグジュアリーカードの年会費は、本会員でチタン55,000円・ブラック110,000円・ゴールド220,000円(いずれも税込)です。

2027年1月1日以降の申し込みからは、チタン75,000円・ブラック150,000円・ゴールド295,000円に改定されます。

券種本会員(改定前)本会員(改定後)本会員の値上げ額家族会員(改定前)家族会員(改定後)還元率公式サイト
チタン(Titanium Card)55,000円75,000円20,000円16,500円22,500円1.0%チタン公式サイト
ブラック(Black Card)110,000円150,000円40,000円27,500円37,500円1.25%ブラック公式サイト
ゴールド(Gold Card)220,000円295,000円75,000円55,000円73,500円1.5%ゴールド公式サイト

※金額はすべて税込です。馬主向けのRacehorse Owners Mastercard Black Cardも改定の対象で、本会員143,000円が183,000円に、家族会員27,500円が37,500円に変わります。

出典:ラグジュアリーカード『年会費改定のお知らせ』、『あなたにあった一枚を比較する』

改定前後の年会費を3券種と家族会員で比較

表の金額は、本会員と家族会員で別々にかかる年会費です。家族カードを付けると、本会員の年会費に家族会員1人分ずつの年会費が上乗せされます。

改定の告知は個人カードと法人決済用カードの両方を対象にしています。還元率は改定の前後で変わらず、チタン1.0%・ブラック1.25%・ゴールド1.5%のままです。

値上げ幅はチタン2万円・ブラック4万円・ゴールド7.5万円

本会員の値上げ額はチタン20,000円、ブラック40,000円、ゴールド75,000円です。改定前の金額に対する上げ幅は、チタンとブラックが約36%、ゴールドが約34%になります。

家族会員はチタン6,000円、ブラック10,000円、ゴールド18,500円の値上げです。率にするとチタンとブラックが約36%、ゴールドが約34%で、本会員とほぼ同じ割合で上がります。

改定の対象外になるカード

Mastercard Black Diamond、JAL Luxury Card、JAL Luxury Card Limitedの3枚は、今回の年会費改定の対象外です。

JAL Luxury Cardの本会員年会費は242,000円、家族会員は66,000円です。特典の中身はJAL Luxury Cardの解説記事にまとめています。招待制のBlack Diamondについては、別の記事で扱います。

出典:ラグジュアリーカード『年会費改定のお知らせ』、JAL『JAL Luxury Card』

公式が示す改定の理由

ラグジュアリーカードは、日本でのカード発行開始から10年間、年会費を据え置いたまま優待とサービスを広げてきたと説明しています。今後は商品・サービスを含むブランド体験全体への投資を加速するため、年会費を改定するという理由です。

現在の優待とサービスは改定後も引き続き使えます。新しい優待・サービスは、公式アプリなどを通じて順次案内するとしています。

出典:ラグジュアリーカード『年会費改定のお知らせ』

新しい年会費が適用される時期

新しい年会費に切り替わる時期は、これから申し込む人と、すでにカードを持っている人で違います。新規は申込日、既存会員は年会費の請求月で決まります。

新規申込は2027年1月1日以降の申込分から

新規入会の場合は、2027年1月1日以降の申し込みから新しい年会費が適用されます。基準はカードの発行日ではなく、申し込んだ日です。

既存会員は2027年2月以降の請求分から順次

すでにカードを持っている会員は、2027年2月以降の年会費請求分から順次新しい年会費に切り替わります。年会費の請求月は、カード裏面の有効期限「月/年」の「月」の翌々月です。

有効期限の表示年会費の請求月新しい年会費が初めて請求される時期
01/30(1月)3月2027年3月
11/30(11月)翌年1月2028年1月
12/30(12月)翌年2月2027年2月

1行目は公式が示している例で、残りの2行は同じ規則で数えた値です。有効期限が11月のカードは2027年1月の請求が2月より前にあたるため、新しい年会費の請求は翌年の2028年1月からになります。

自分の請求月は、Luxury Card Online(My APLUS)のお知らせ欄でも確認できます。

出典:ラグジュアリーカード『年会費改定のお知らせ』

2026年12月までに申し込んだ場合の年会費

2026年12月31日までの申し込みは、新しい年会費の対象となる「2027年1月1日以降のお申し込み」に当たりません。そのため入会時は改定前の年会費(チタン55,000円・ブラック110,000円・ゴールド220,000円)が対象になります。

ただし、入会後に改定前の金額がいつまで続くかは、公式の告知に書かれていません。入会後は既存会員と同じく、2027年2月以降の請求分から順次新しい年会費になると考えておく必要があります。

新年会費の請求前に解約するときの期限

新しい年会費が請求される前に解約したい場合は、2027年2月以降の自分の年会費支払い時期を確かめ、その前月末日までに解約手続きをします。

解約の手順やデポジット型の保証金の返還は、ラグジュアリーカードの解説記事で扱っています。

出典:ラグジュアリーカード『年会費改定のお知らせ』

家族カードを追加したときの年会費総額

家族カードは1人あたりの年会費がかかるため、枚数を増やすほど年間の負担が増えます。家族カードは4枚まで発行でき、2026年10月28日時点の各券種ページでは家族会員の年会費は初年度のみ無料です。

次の表は、家族会員の年会費がかかる2年目以降の合計額です。

券種本会員+家族1人本会員+家族2人本会員+家族4人
チタン(改定前)71,500円88,000円121,000円
チタン(改定後)97,500円120,000円165,000円
ブラック(改定前)137,500円165,000円220,000円
ブラック(改定後)187,500円225,000円300,000円
ゴールド(改定前)275,000円330,000円440,000円
ゴールド(改定後)368,500円442,000円589,000円

改定後のブラックで家族4人分まで付けると、年間の合計は300,000円になります。改定前のゴールドに家族を付けない場合の220,000円を上回る金額です。

出典:ラグジュアリーカード『年会費改定のお知らせ』、『チタンカード Mastercard®Titanium Card™』

家族会員の年会費は本会員の25〜30%

家族会員の年会費を本会員の年会費で割ると、チタンは30%、ブラックは25%、ゴールドは約25%です。この割合は改定の前後でほぼ変わりません。

家族カードのグレードは本会員と同じ券種に限られ、家族カードだけ下の券種にして年会費を抑えることはできません。家族カードの利用分は本会員の口座から引き落とされ、ポイントも本会員に合算されます。

出典:ラグジュアリーカード『よくあるご質問』

ETCカードの年会費

ETCカードは、本会員・家族会員とも発行手数料と年会費が無料です。家族カード1枚につき、ETCカードを1枚発行できます。

出典:ラグジュアリーカード『よくあるご質問』

年会費と同額が戻る年間決済額

年会費と同じ金額がポイント還元で戻る年間決済額は、改定後でチタン750万円・ブラック1,200万円・ゴールド約1,967万円です。年会費を公式のキャッシュバック還元率で割って求めました。

この金額には特典の価値と家族会員の年会費を含めていません。ポイントが付かない支払いがある場合は、そのぶん必要な決済額が増えます。

計算に使うキャッシュバック還元率

計算に使ったのは、ポイントを1ポイント=1円で支払いに充てるキャッシュバックの還元率です。チタン1.0%・ブラック1.25%・ゴールド1.5%で、モバイルSuicaや公共料金の支払いでも同じ率になります。

日本酒ブランドSAKENOVAの賞品交換やマイルへの移行は、交換先によって1ポイントの価値が変わるため計算に入れていません。交換先ごとの価値は、別の記事で扱います。

出典:ラグジュアリーカード『あなたにあった一枚を比較する』、『ポイントプログラム』

改定前後で年会費と同額が戻る決済額

本会員の年会費を還元率で割った年間決済額と、それを12か月で割った月額の目安です。改定によって、チタンは年200万円、ブラックは年320万円、ゴールドは年500万円多く使う必要があります。

券種還元率年間決済額(改定前)年間決済額(改定後)月額の目安(改定後)
チタン1.0%550万円750万円62.5万円
ブラック1.25%880万円1,200万円100万円
ゴールド1.5%約1,467万円約1,967万円約164万円

例えばチタンなら、改定後の年会費75,000円÷1.0%で750万円になります。ゴールドは295,000円÷1.5%で、割り切れないため約1,967万円としました。

年間100万円・300万円・500万円使った場合の還元額

決済額ごとの還元額と、改定後の本会員年会費との差額を並べました。年間500万円の利用では、3券種とも還元額が年会費を下回ります。

年間の決済額チタン(還元額/年会費との差)ブラック(還元額/年会費との差)ゴールド(還元額/年会費との差)
100万円10,000円/−65,000円12,500円/−137,500円15,000円/−280,000円
300万円30,000円/−45,000円37,500円/−112,500円45,000円/−250,000円
500万円50,000円/−25,000円62,500円/−87,500円75,000円/−220,000円

差額は改定後の年会費(チタン75,000円・ブラック150,000円・ゴールド295,000円)から還元額を引いた金額です。表のどの決済額でも、還元額の差より年会費の差のほうが大きく開きます。

上位の券種へ上げたときの差額を埋める決済額

上位の券種にすると、還元率は0.25%〜0.5%上がる一方で年会費も増えます。年会費の差を還元率の差で割ると、差額を還元だけで埋める決済額が出ます。

券種の上げ方年会費の差(改定前)年会費の差(改定後)還元率の差埋める決済額(改定前)埋める決済額(改定後)
チタン→ブラック55,000円75,000円0.25%2,200万円3,000万円
ブラック→ゴールド110,000円145,000円0.25%4,400万円5,800万円
チタン→ゴールド165,000円220,000円0.5%3,300万円4,400万円

改定後にチタンからブラックへ上げた場合、差額の75,000円を還元率の差だけで埋めるには年3,000万円の決済が必要です。上位の券種を選ぶかどうかは、還元率よりも次の見出しで扱う特典の差で決まると言えるでしょう。

改定後の年会費で見ると、年間の決済額が750万円前後ならチタン、1,200万円前後ならブラックで、年会費と同じ額がキャッシュバックで戻ります。申し込みはチタンの公式サイト、ブラックの公式サイト、ゴールドの公式サイトから進めます。

年会費の差で変わる券種ごとの違い

3券種の違いのうち、年会費の差に対応するのは還元率・マイル・コンシェルジュの連絡手段・リムジン送迎・映画の優待などです。LINEでのコンシェルジュ依頼とリムジン送迎は、チタンでは使えません。

項目チタンブラックゴールド
本会員の年会費(改定後)75,000円150,000円295,000円
キャッシュバック還元率1.0%1.25%1.5%
100万円利用時のマイル6,000マイル7,500マイル9,000マイル
コンシェルジュの連絡手段電話・メール電話・メール・LINEチャット電話・メール・LINEチャット
リムジン送迎(対象レストラン予約時)なし往路往路または復路
映画GIFT毎月1枚まで毎月2枚まで毎月3枚まで
ラウンジアワー・カフェアワーメニューや利用日などに一部制限あり豊富なメニューより豊富なメニュー
ラグジュアリーアイコン対象(優先枠なし)対象(優先枠なし)対象(優先枠あり)
公式サイトチタン公式サイトブラック公式サイトゴールド公式サイト

ラグジュアリーアイコンは、話題のダイニングや会員制レストランの希少イベントに招待する優待で、3券種とも対象です。優先枠が付くのはゴールドだけになります。

券種ごとの特典の中身は、チタンとゴールドそれぞれについて別の記事で扱います。

出典:ラグジュアリーカード『あなたにあった一枚を比較する』

3券種で共通の特典

グローバルホテル優待、カード提携の空港ラウンジ、プライオリティ・パス、国際線手荷物無料宅配は3券種とも同じ内容です。家族カードを4枚まで発行できる点も共通です。

これらは年会費の差では変わらない特典のため、上位の券種を選ぶ理由にはなりません。特典ごとの使い方は、別の記事で扱います。

出典:ラグジュアリーカード『あなたにあった一枚を比較する』

同じ年会費帯の他社カードとの比較

年会費が5万〜30万円台のカードを、各社の公式サイトに載っている年会費とポイントの条件で並べました。家族カードの年会費は、ラグジュアリーカードとJAL Luxury Cardが有料、ほかの3枚は無料です。

カード名本会員の年会費※2家族会員の年会費ポイント・マイル公式サイト
ラグジュアリーカード チタン(改定後)75,000円22,500円※1還元率1.0%チタン公式サイト
ラグジュアリーカード ブラック(改定後)150,000円37,500円※1還元率1.25%ブラック公式サイト
ラグジュアリーカード ゴールド(改定後)295,000円73,500円※1還元率1.5%ゴールド公式サイト
JAL Luxury Card242,000円66,000円ショッピングマイル還元率1.25%JAL Luxury Card公式サイト
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード165,000円4枚まで無料100円=1ポイントアメリカン・エキスプレス公式サイト
ダイナースクラブ プレミアムカード(招待制)165,000円無料-ダイナースクラブ公式サイト
三井住友カード プラチナ55,000円無料還元率1%〜7%※3三井住友カード公式サイト

※1 ラグジュアリーカードの家族会員は、2026年10月28日時点の各券種ページで初年度無料です。改定後の初年度の扱いは、年会費改定の告知に書かれていません。

※2 年会費は各社公式サイトの表示額です。JAL Luxury Card以外は税込の表示で、JAL Luxury Cardの公式ページには税込・税抜の表示がありません。

※3 三井住友カード プラチナの7%は、対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーで支払った場合の還元率です。
※カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを差して支払う場合があります。その場合の支払い分は、7%還元の対象となりません。
※スマホのタッチ決済対象店舗とモバイルオーダーの対象店舗は異なる場合があります。
※通常のポイント分を含んだ還元率です。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™、Samsung Payで、Mastercard®タッチ決済は利用できません。ポイント還元は受けられません。

ダイナースクラブ プレミアムカードは、公式のカードページにポイント還元率の記載がないため「-」としました。ポイントの単位がカードごとに違うので、還元率の数字だけで横に比べることはできません。

ほかのステータスカードとの違いはブラックカードの一覧にまとめています。

出典:アメリカン・エキスプレス『プラチナ・カード』、ダイナースクラブ『ダイナースクラブ プレミアムカード』、三井住友カード『おすすめのプラチナカードとゴールドランクのカードをポイント還元率などで比較!』

年会費の割引・半額の有無

2026年10月28日時点で、ラグジュアリーカードの公式サイトに本会員の年会費を割り引く常設の優遇は掲載されていません。初年度無料の記載があるのは家族会員の年会費だけです。

入会キャンペーンの実施状況は、別の記事で扱います。

SBI新生銀行の初年度年会費半額優待は終了

SBI新生銀行には、同行経由で申し込むとラグジュアリーカードの初年度年会費が半額になる優待のページがあります。ただしこの優待は2023年6月29日で終了しています。

条件は2023年6月29日までに申し込み、2023年7月中に入会することでした。法人決済用カードは対象外でした。

出典:SBI新生銀行『ラグジュアリーカード初年度年会費半額ご優待』

デポジット型の年会費

保証金を預けるデポジット型も、2026年10月28日時点の公式ページでは通常のカードと同じ年会費(チタン55,000円・ブラック110,000円・ゴールド220,000円)です。初回の年会費は入会翌月に請求されます。

デポジット型は年会費が安くなる仕組みではありません。他社のデポジット型との違いはデポジット型クレジットカードの比較記事にまとめています。

出典:ラグジュアリーカード『デポジット型クレジットカード』

ラグジュアリーカードの年会費のよくある質問

改定後も今の特典は使える?

使えます。公式は現在提供している優待・サービスは引き続き利用できるとしており、そのうえで新しい優待を順次追加する予定です。

改定で手続きやカード番号の変更は必要?

どちらも必要ありません。年会費改定に伴う手続きは不要で、新しいカードへの切り替えもなく、カード番号も変わりません。

年会費改定の対象外になるBlack Diamond

改定されません。Mastercard Black Diamondは今回の改定の対象外です。招待制のカードのため、年会費や特典の詳細は別の記事で扱います。

出典:ラグジュアリーカード『年会費改定のお知らせ』

まとめ

ラグジュアリーカードの年会費は、本会員でチタン55,000円・ブラック110,000円・ゴールド220,000円です。2027年1月1日以降の申し込みから、チタン75,000円・ブラック150,000円・ゴールド295,000円に改定されます。

既存会員は2027年2月以降の請求分から順次切り替わり、請求月は有効期限の月の翌々月です。キャッシュバックだけで年会費と同額が戻る決済額は、改定後でチタン750万円、ブラック1,200万円になります。

年間の決済額が750万円前後でホテル優待や空港ラウンジを使う予定があるなら、改定前の年会費で申し込めるのは2026年12月31日の申込分までです。そのための申込先はチタン、ブラック、ゴールドの各公式サイトです。

年会費の改定対象外のカードを探すなら、JAL Luxury Cardの解説記事も参考になります。

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