イオン銀行の定期預金キャンペーンは2026年いつ?|金利と適用条件

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イオン銀行の定期預金キャンペーンを調べると、高い金利の数字がいくつも出てきます。ただ、その多くはすでに受付が終わった回のものです。

2026年9月24日時点で、公式のキャンペーン一覧に季節ものの定期預金キャンペーンの告知はありません。動いているのは新規口座開設特典と、ポイント付与型の企画です。

冬・春・夏という開催サイクル、回ごとに入れ替わる対象条件、そして店頭表示金利に上乗せするという金利の決まり方まで押さえられます。

目次

この記事を監修した人

綾野 友人(あやの ともひと)

綾野 友人(あやの ともひと)

大学卒業後、投資系不動産会社に勤務。資産形成や不動産投資の実務に携わりながら経験を積み、独立。賃貸・売買(購入・売却)を行う不動産会社を運営するとともに、現在はファイナンシャルプランナーとして活動中。不動産に強いお金の専門家として、住宅購入・不動産投資・保険の見直しなど、ライフプラン全体を見据えた相談に対応している。

■保有資格

1級ファイナンシャル・プランニング技能士・CFP®(日本FP協会認定)・宅地建物取引士

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3行要約

①2026年9月24日時点で受付中の季節キャンペーンはゼロ
②冬・春・夏の3系統と回ごとに入れ替わる預入方法・カード条件
③店頭表示金利に上乗せする方式で6カ月0.810%が1年0.510%より上

イオン銀行の定期預金キャンペーン一覧2026

本記事の確認時点(2026年9月24日)で、イオン銀行の公式キャンペーン一覧に季節ものの定期預金キャンペーンの告知は出ていません。夏の回は2026年8月31日で受付を終えています。

いま動いているのは、口座を開いた人が使える新規口座開設特典と、WAON POINTを配るポイント付与型の企画です。季節ものを待つか、通年の特典を使うかという選択になります。

定期預金に関係する企画を、受付状況つきで並べました。

キャンペーン名内容主な対象受付状況
新規口座開設特典定期預金1カ月ものの定期預金に特別金利新たにイオン銀行の口座を開設した人受付中(期限は口座開設日の翌々月末)
定期預金ポイントプラス店頭金利に加えてWAON POINTを進呈イオンカードセレクトまたはイオン銀行キャッシュ+デビットの保有者一覧に掲載中(期間の記載なし)
夏の定期預金キャンペーン1年・3年ものの店頭表示金利に上乗せイオンカードセレクト/イオン銀行キャッシュ+デビットの会員受付終了(2026年8月31日)
春の定期預金キャンペーン1年・5年ものにキャンペーン金利イオンカードセレクトの契約者受付終了(2026年5月11日)
冬の定期預金キャンペーン1年・3年・5年ものの店頭表示金利に上乗せイオン銀行に口座を持つ人受付終了(2026年2月11日)
夏休みこども預金1カ月ものの定期預金(店舗受付限定)15歳未満受付終了(2026年8月17日)
お年玉こども預金1カ月ものの定期預金(店舗受付限定)15歳未満受付終了(2026年1月12日)

いま申し込める定期預金の企画

受付中なのは新規口座開設特典定期預金です。口座を開いた人が、1カ月ものの定期預金を特別金利で預け入れられます。

期限は口座開設日の翌々月末までで、暦の上の締切ではなく人ごとに期日が決まります。季節ものと違い、告知を待つ必要がありません。

もう1つの定期預金ポイントプラスは、金利ではなくWAON POINTで還元する形です。月末時点の残高が100万円以上なら毎月250WAON POINTを進呈し、総残高10万円を1口として抽選の特典も用意しています。

対象はイオンカードセレクトまたはイオン銀行キャッシュ+デビットを持ち、月末の判定でイオン銀行Myステージがプラチナステージかゴールドステージの人です。ただし公式の一覧に期間の記載がないため、いつまで続く企画なのかは読み取れません。

出典:イオン銀行『キャンペーン・特典』

受付が終了したキャンペーン

冬・春・夏の3つの季節キャンペーンは、いずれも受付を終えています。検索結果に並ぶ高い金利の数字には、この終了済みの回のものが混ざっています。

15歳未満向けの夏休みこども預金とお年玉こども預金も、店舗受付限定の期間企画として終わりました。

終了した回の金利をいま並べても、判断材料になりません。本記事では終了済みの回について、開催時期と対象条件だけを扱います。

定期預金キャンペーンの3つの系統

イオン銀行の定期預金キャンペーンは、性格の違う3系統に分かれます。季節もの・通年の新規口座開設特典・ポイント付与型の3つです。

季節ものは開催期間が決まっていて、その期間に預け入れた資金だけが対象になります。通年の特典は期限が個人ごとに決まるため、告知の有無に左右されません。

ポイント付与型は金利そのものを動かさず、WAON POINTで上乗せする設計です。3つのどれを探しているのかで、見るべきページが変わります。

定期預金キャンペーンの年間カレンダー

イオン銀行の季節キャンペーンは、冬・春・夏の3系統で回っています。過去3回のニュースリリースを並べると、発表から受付までの流れが見えてきます。

金利の数値は回ごとに違ううえ、終了した回の数字は今の判断材料になりません。ここでは開催時期と条件だけを年表にしました。

回リリース発表日受付期間対象の預入期間預入方法
2025年 冬2025年12月10日2025年12月10日〜2026年2月11日1年・3年・5年公式リリースに記載なし(カード未着時は2026年3月2日まで店舗で預入可)
2026年 春2026年4月3日2026年4月15日〜5月11日1年・5年イオン銀行店舗、テレビ相談・手続き窓口のみ
2026年 夏2026年7月1日2026年7月1日〜8月31日1年・3年イオン銀行店舗、インターネットバンキング、イオン銀行ATM

冬の定期預金キャンペーン

2025年冬の回は、2025年12月10日の発表と同時に受付が始まりました。対象はイオン銀行に口座を持つ人で、期間中に新たに定期預金を預け入れることが条件です。

期間中に自動継続される定期預金は対象外でした。またイオンカードセレクト特別金利とイオン銀行キャッシュカード適用金利の2区分に分かれていた点が、他の回と違います。

期間中にカードを申し込んで手元に届かなかった場合は、2026年3月2日まで店舗で預け入れられる救済もありました。3回のなかでは参加のハードルが低い回です。

出典:イオン銀行『「冬の定期預金キャンペーン」実施について』

春の定期預金キャンペーン

2026年春の回は、2026年4月3日発表・4月15日受付開始でした。対象はイオンカードセレクトの契約者で、新規資金で1口あたり100万円以上という金額条件が付きます。

預け入れ先も店舗とテレビ相談・手続き窓口に限られ、インターネットバンキングとイオン銀行ATMは対象外でした。

対象の預入期間は1年ものと5年ものです。3回のなかで参加条件が細かく設定された回でした。

出典:イオン銀行『「春の定期預金キャンペーン」実施について』

夏の定期預金キャンペーン

2026年夏の回は、2026年7月1日から8月31日まででした。対象はイオンカードセレクトまたはイオン銀行キャッシュ+デビットの会員で、期間中に新規入会や切替で発行された人も含みます。

預け入れ方法は店舗・インターネットバンキング・イオン銀行ATMの3経路すべてが対象でした。春の回と比べると、店舗へ行かずに手続きできた点が大きな違いです。

対象の預入期間は1年ものと3年ものの2本立てでした。対象商品はスーパー定期とスーパー定期300です。

出典:イオン銀行『イオン銀行、「夏の定期預金キャンペーン」実施について』

次回開催の読み方

公式リリースには、期間中または期間後に同様のキャンペーンや個店独自のキャンペーンを実施する場合があるという注記が入っています。年表どおりに動くとはかぎりません。

過去3回の発表日は12月10日・4月3日・7月1日でした。次の回の告知時期をイオン銀行は公表していないため、公式のキャンペーン一覧が一次情報になります。

個店独自のキャンペーンは全店共通の告知に載らない場合があります。近くのイオン銀行の窓口で確認する方法も残っています。

定期預金金利キャンペーンの仕組み

キャンペーンの金利がどう決まるかを知らないと、告知の数字を固定値だと思い込みます。イオン銀行の設計は、そこに落とし穴があります。

店頭表示金利への上乗せという構造

イオン銀行の季節キャンペーンは、独立した金利を新しく作る形ではありません。店頭表示金利にキャンペーン分の金利を上乗せするという組み立てです。

2026年夏の回の公式リリースも、1年ものと3年ものの店頭表示金利にキャンペーン金利を上乗せすると説明しています。冬の回は、店頭表示金利と上乗せ金利を分けて表記していました。

この構造には注意点があります。公式リリースは、店頭表示金利が金利情勢によって予告なく変わる場合があり、その際はキャンペーンの預入金利もあわせて変動する可能性があると明記しています。

つまりキャンペーン金利は固定値ではありません。告知時点の数字を見て申し込んでも、預け入れ日の店頭表示金利しだいで適用される金利が動く余地があります。

出典:イオン銀行『2026年 夏の定期預金キャンペーン』

本記事確認時点の店頭表示金利

キャンペーンの土台になる店頭表示金利は、預入期間ごとに決まっています。本記事の確認時点(2026年9月24日)の数値は次のとおりです。

預入期間スーパー定期(300万円未満)スーパー定期300(300万円以上)
1カ月年0.510%年0.510%
3カ月年0.510%年0.510%
6カ月年0.810%年0.810%
1年年0.510%年0.510%
2年年0.660%年0.660%
3年年0.810%年0.810%
4年年0.910%年0.920%
5年年1.610%年1.610%

あわせて積立式定期預金は年0.600%、普通預金は年0.400%です。いずれも税引前の年利率で、金利適用期間中でも金融情勢に応じて変更される場合があります。

この金利ページには適用日の表記がありません。そのため本記事では、取得した日付を基準に2026年9月24日時点という書き方をしています。

出典:イオン銀行『預金金利』

6カ月と1年の金利の逆転

この表で目を引くのが、6カ月ものの年0.810%が1年ものの年0.510%を上回っている点です。預入期間が長いほど有利という一般則は、ここでは通用しません。

3年ものも年0.810%で、6カ月ものと同じ水準です。短い期間で様子を見たい人にとっては、6カ月ものが選びやすい並びになっています。

ただし6カ月ものを満期後に継続すると、適用されるのは継続日の店頭表示金利です。今の水準がそのまま続く前提では考えられません。

2年ものの年0.660%も、1年ものより高い並びです。1年という区切りだけを見て決めると、金利面で損な選択になる場合があります。

税引前と税引後の差

表示されている金利は税引前です。利息には20.315%の源泉分離課税がかかり、内訳は国税15%・復興特別所得税0.315%・地方税5%です。

手元に残るのは税引前の79.685%にあたる部分です。年0.510%なら、実質は年0.406%前後という計算になります。

障害者等のマル優(少額貯蓄非課税制度)を使える人は、利子が非課税になります。対象は、身体障害者手帳の交付を受けている人や遺族年金を受けている妻など、一定の要件を満たす人に限られます。

非課税になる範囲にも上限があり、預貯金などの元本の合計額が350万円までの利子が対象です。なおイオン銀行ATM・通帳アプリ・インターネットバンキングではマル優を使えません。

出典:イオン銀行『スーパー定期 商品概要説明書』、国税庁『障害者等のマル優(非課税貯蓄)』

スーパー定期とスーパー定期300の金利差

預入金額が300万円以上になるとスーパー定期300という扱いになり、金利は別体系です。商品概要説明書も、300万円未満と300万円以上で金利は別体系になると定めています。

ただし本記事の確認時点では、差が付いているのは4年ものだけでした。スーパー定期が年0.910%、スーパー定期300が年0.920%という並びです。

1年ものや3年ものは金額で金利が変わりません。300万円をまとめて預けても、金利面の上積みはこの時点では生まれません。

新規口座開設特典定期預金

季節キャンペーンが動いていない時期の受け皿が、この新規口座開設特典定期預金です。新たに口座を開いた人だけが対象になります。

適用金利は年3.0%(税引後 年2.39%)で、2026年6月1日現在の値です。預入期間は1カ月ものに限られ、通常の店頭表示金利とは別枠の扱いになります。

季節キャンペーンのように誰でも参加できる企画ではありません。口座開設という入口を通った人に向けた特典です。

対象者と申込期限

対象は新たにイオン銀行の口座を開設した人です。預け入れの期限は口座開設日の翌々月末までで、暦ではなく個人ごとに締切が決まります。

たとえば9月に口座を開いた人なら、11月末までが期限になります。季節ものと違い、告知の有無に左右されません。

なお特別金利の適用には条件が付きます。申し込む前に、公式のキャンペーンページで条件を確かめてください。

出典:イオン銀行『【新規口座開設特典】定期預金』

1カ月ものという預入期間の意味

この特典の預入期間は1カ月ものです。満期を迎えた後は、満期日の店頭表示金利が適用される通常の定期預金に戻ります。

1カ月ものの店頭表示金利は、本記事の確認時点で年0.510%でした。特別金利が続く前提で資金計画を立てると、想定とずれます。

満期後にどう扱うかは、自動継続型と自動解約型の設定で決まります。設定の中身は後ろの章で整理しました。

キャンペーンの対象条件

イオン銀行の定期預金キャンペーンでつまずきやすいのが、回ごとに条件が入れ替わる点です。去年の記事を読んだまま動くと、条件を外します。

過去3回の条件を1枚に並べました。

回カード保有の要否預入方法新規資金の要件対象の預入期間
2025年 冬口座保有が条件。カードの有無で適用金利の区分が分かれる公式リリースに記載なし指定なし(自動継続分は対象外)1年・3年・5年
2026年 春イオンカードセレクトの契約が必須店舗とテレビ相談・手続き窓口のみ新規資金で1口100万円以上1年・5年
2026年 夏イオンカードセレクトまたはイオン銀行キャッシュ+デビットが必須店舗・インターネットバンキング・イオン銀行ATM指定なし1年・3年

カード保有の要否

春の回はイオンカードセレクトの契約中が参加条件そのものでした。夏の回はイオンカードセレクトに加えて、イオン銀行キャッシュ+デビットの会員も対象です。

冬の回はもう少し広く、イオン銀行に口座があれば参加できました。ただしカードの有無で適用される金利の区分が分かれていました。

春と夏はどちらも、期間中に新規入会や切替でカードが発行された人も対象に含めています。いま持っていないことが、そのまま失格を意味するわけではありません。

なおイオンカードセレクトの発行には所定の審査があります。申し込んだ時点で参加が確定するわけではない点も、公式リリースが注意事項に書いています。

出典:イオン銀行『「冬の定期預金キャンペーン」実施について』

預入方法の制限

預け入れの経路も回ごとに違います。2026年春は店舗とテレビ相談・手続き窓口のみで、インターネットバンキングとイオン銀行ATMは対象外でした。

一方の2026年夏は、店舗・インターネットバンキング・イオン銀行ATMの3経路すべてが対象です。同じ商品の同じキャンペーンでも、回によって手続き場所が変わります。

店舗限定の回に当たった場合、画面上だけで完結させる方法はありません。イオンの店舗内にある窓口まで出向く必要があります。

出典:イオン銀行『「春の定期預金キャンペーン」実施について』

新規資金の判定

2026年春の回には、新規資金で1口あたり100万円以上という条件が付いていました。新規資金が何を指すかも、公式リリースが定義しています。

基準日は2026年3月31日23時59分の時点です。この時点の総預金残高と、預入時からの増額分を比べて新規資金かどうかを判定します。

総預金残高の中身は、円普通預金・円定期預金・円積立式定期預金の合計でした。すでにイオン銀行に置いてある資金を定期預金へ移すだけでは、条件を満たしません。

他行から資金を動かす場合は、着金までの日数も逆算する必要があります。締切の直前に振り込むと、判定に間に合わない場合があるでしょう。

スーパー定期とスーパー定期300の分かれ目

対象商品はスーパー定期とスーパー定期300です。分かれ目は預入金額で、1万円以上300万円未満がスーパー定期、300万円以上がスーパー定期300になります。

預入単位は1円です。300万円をまたぐと商品名が変わるため、キャンペーンの告知でも2つの名前が並びます。

金利は300万円未満と300万円以上で別体系です。ただし本記事の確認時点で差が出ているのは4年ものだけでした。

出典:イオン銀行『スーパー定期 商品概要説明書』

口座とカードが一体という共通点

ここまで見たとおり、イオン銀行のキャンペーンは口座とカードをセットで持つ前提で設計されています。同じ構造を持つ商品は他にもあります。

三井住友銀行のOliveは口座・クレジット・デビットを1つにまとめる仕組みで、特典の条件の組み方が異なります。

受取利息のシミュレーション

金利の数字だけでは、手元にいくら残るのかが見えません。本記事の確認時点の店頭表示金利で、1年ものに預けた場合の受取利息を計算しました。

税引前は元本に年0.510%を掛けた金額、税引後はそこから20.315%を差し引いた概算です。

預入額税引前の受取利息税引後の概算
10万円510円約406円
50万円2,550円約2,031円
100万円5,100円約4,063円
300万円15,300円約12,191円
500万円25,500円約20,319円

300万円以上はスーパー定期300の扱いになりますが、1年ものの金利は同じ年0.510%です。金額を大きくしても、1年ものでは金利面の上積みがありません。

6カ月ものと1年ものの比較

6カ月ものは年0.810%で、1年ものの年0.510%より高い並びです。100万円を6カ月預けた場合の税引前利息は4,050円になります。

同じ100万円を1年預けた場合は5,100円です。期間が倍でも、受け取る金額は倍になりません。

仮に6カ月ものを2回続けて、金利が動かなかった場合の税引前利息は8,100円です。ただし継続時に適用されるのは継続日の店頭表示金利なので、この前提は約束されていません。

利息の計算ルール

商品概要説明書は、付利単位を1円、1年を365日とする日割計算とし、1円未満の端数は切り捨てると定めています。上の金額はこのルールに沿った概算です。

預入期間3年未満は単利型、3年以上は複利型です。3年ものと5年ものは6カ月ごとの複利で計算し、満期日に一括して支払われます。

2年ものだけは中間利払があります。預入日から1年後の応当日に、約定金利の70%で計算した中間利息を受け取る仕組みです。

適用される金利は、預け入れ日または継続日の店頭表示金利を満期日まで据え置く固定金利です。途中で店頭表示金利が上がっても、預けた分の金利は動きません。

出典:イオン銀行『スーパー定期 商品概要説明書』

キャンペーン定期預金の申込手順

手続きの流れは、イオン銀行の口座をすでに持っているかどうかで変わります。所要日数の見積もりも変わってきます。

すでにイオン銀行口座がある場合

口座を持っている人は、預け入れ先の経路を選ぶところから始まります。スーパー定期とスーパー定期300は、店舗・イオン銀行ATM・通帳アプリ・インターネットバンキングで一括して預け入れられます。

ただしキャンペーンの回によっては、経路が店舗だけに絞られる場合があります。参加する前に、その回の預入方法を確認してください。

カードの保有が条件になる回では、手続きの前にカードの発行状況も確かめる必要があります。発行には所定の審査があるためです。

口座を持っていない場合

口座開設から始める人は、日数の見積もりが要ります。公式リリースは、郵送やインターネットでの新規口座開設は3週間程度かかる場合があると注意を促しています。

季節キャンペーンの受付期間は2カ月前後です。締切の間際に口座開設から動くと、預け入れに間に合わない可能性があります。

新規口座開設特典のほうは、期限が口座開設日の翌々月末までです。開設が終わった時点から数えるため、締切に追われにくい設計でしょう。

出典:イオン銀行『イオン銀行、「夏の定期預金キャンペーン」実施について』

イオン銀行ATMとインターネットバンキングの使い分け

預ける金額によって、使える経路が変わります。商品概要説明書は、イオン銀行ATMでは100万円を超える定期預金の手続きができないと定めています。

インターネットバンキングなら100万円を超える手続きもできますが、1億円を超える定期預金は扱えません。まとまった資金を動かす場合は店舗が前提になります。

なお、この定期預金では通帳を発行しません。明細はインターネットバンキング、取引明細書、イオン銀行ATMのいずれかで確認する形です。

出典:イオン銀行『スーパー定期 商品概要説明書』

中途解約と満期時の取扱い

キャンペーン金利で預けた資金は、出口の設計まで見ておかないと、受け取れる利息が想定より少なくなります。中途解約と満期後の扱いが、その2つの出口です。

中途解約時のキャンペーン金利の扱い

満期日前に解約すると、キャンペーン金利は適用されません。代わりにイオン銀行が定める中途解約利率で利息を計算します。

公式リリースは、春・夏・冬の3回すべてでこの点を注意事項に入れていました。高い金利に引かれて長期の定期預金を選ぶと、途中で解約したときに受け取れる利息が大きく減ります。

なお、中途解約しても預け入れた元本が減ることはありません。減るのは受け取れる利息で、当初の約定金利では利息が付かなくなるという意味です(2年ものの中間利息の清算は後述)。

中途解約は満期日の前日までに、店舗・コールセンター・イオン銀行ATM・インターネットバンキングで受け付けます。コールセンター経由は手続きに日数がかかる点に注意してください。

中途解約金利の決まり方

中途解約金利は、当初の預入期間と解約までの期間の組み合わせで決まります。約定金利に所定の率を掛けた利率が適用されます。

解約までの期間当初1カ月以上3年未満当初3年当初3年超4年以内当初4年超5年以内
6カ月未満約定金利×20%約定金利×20%約定金利×10%約定金利×10%
6カ月以上1年未満約定金利×50%約定金利×40%約定金利×10%約定金利×10%
1年以上1年6カ月未満約定金利×70%約定金利×50%約定金利×20%約定金利×20%
1年6カ月以上2年未満約定金利×70%約定金利×60%約定金利×30%約定金利×20%
2年以上2年6カ月未満約定金利×70%約定金利×70%約定金利×40%約定金利×30%
2年6カ月以上3年未満約定金利×70%約定金利×90%約定金利×40%約定金利×30%
3年以上4年未満——約定金利×70%約定金利×50%
4年以上5年未満———約定金利×70%

預け入れから6カ月未満で解約した場合は、この率で計算した利率と解約日の普通預金金利の低いほうが適用されます。小数点第4位以下は切り捨てです。

表を見ると、5年ものを1年で解約した場合の掛け率は20%にとどまります。長期の定期預金ほど、早期に解約したときに受け取れる利息が少なくなります。

2年ものですでに中間利息を受け取っていた場合は、中途解約利息との差額を清算する扱いです。中間利息が上回るときは、差額を元金から差し引きます。これは受け取り済みの中間利息を精算するための処理です。

出典:イオン銀行『スーパー定期 商品概要説明書』

満期時の3つの取扱区分

満期を迎えたときの扱いは3つに分かれます。自動継続型の元金継続・元利継続と、自動解約型です。

元金継続は元金だけを継続し、利息は普通預金口座へ入ります。元利継続は元金と利息を合わせて継続します。

自動解約型は満期日に元金と利息を普通預金口座へ入れる形です。この場合、満期日以降は定期預金の金利ではなく普通預金の店頭表示金利しか付きません。

本記事の確認時点の普通預金金利は年0.400%でした。定期預金の店頭表示金利とは差があるため、満期日が近づいたら資金の扱いを決めておくとよいでしょう。

出典:イオン銀行『イオン銀行、「夏の定期預金キャンペーン」実施について』

自動継続された後に適用される金利

自動継続型を選んでいる場合、満期日以降は満期日における店頭表示金利が適用されます。キャンペーン金利がそのまま続くわけではありません。

キャンペーン金利で預けた資金を放置すると、継続の時点で通常の金利へ切り替わります。満期のタイミングは自分で管理する必要があります。

自動継続型から自動解約型への変更手続きもできます。満期日に自動で解約し、普通預金口座へ入金する形に切り替えられます。

一部解約の可否

スーパー定期では一部解約ができません。必要な分だけ引き出すという使い方は選べません。

資金を分けて使う見込みがあるなら、預け入れの時点で口数を分ける方法があります。1つにまとめてしまうと、崩すときは全額が対象です。

ただし定期預金口座の預入口数によっては、追加の預け入れができない場合があります。口数を増やしすぎる設計にも制約が残ります。

出典:イオン銀行『スーパー定期 商品概要説明書』

預金保険制度(ペイオフ)による保護

イオン銀行の預金は、預金保険制度の対象です。公式サイトにも「イオン銀行の預金は預金保険制度の対象であり、同保険の範囲内で保護されます。」と書かれています。

保護される範囲には上限があります。定期預金や利息のつく普通預金は、1金融機関ごとに預金者1人あたり元本1,000万円までと、破綻日までの利息等が保護の対象です。

同じ金融機関に普通預金や定期預金など複数の口座がある場合、それらの残高はすべて合算して計算されます。定期預金を1,000万円未満に抑えても、普通預金と合わせて1,000万円を超えていれば、超えた部分は保護の上限の外になります。

上限を超えた部分は、破綻した金融機関の財産の状況に応じて支払われ、一部がカットされる場合があります。キャンペーンで預け入れ額を増やすときは、同じ銀行にある他の預金との合計額も確かめておきましょう。

出典:預金保険機構『預金保険制度の概要』、イオン銀行『預金金利』

定期預金キャンペーンの比較軸

他行のキャンペーンと見比べるとき、金利の数字だけを並べても判断できません。イオン銀行の設計から逆算すると、見るべき項目は5つに整理できます。

チェック項目イオン銀行での実際
金利の作り方店頭表示金利に上乗せする方式。土台が動けば適用金利も動く
カード保有の要否回によってイオンカードセレクトなどの保有が参加条件になる
預入方法店舗限定の回と、インターネットバンキング・イオン銀行ATMも使える回がある
資金の出どころ新規資金の指定が付く回がある
満期後の扱い満期日の店頭表示金利へ戻る。自動継続の設定で挙動が変わる

この5項目を同じ形で他行にも当てはめると、表面の金利だけでは見えない差が出てきます。とくに満期後の扱いは見落としやすい項目です。

銀行系のキャンペーンを横に並べたいなら、Oliveのキャンペーンも同じ観点で見比べられます。

ネット系の銀行をもう1つ検討するなら、PayPay銀行のメリット・デメリットが判断材料になるでしょう。

よくある質問

通常のイオン銀行キャッシュカードでも対象?

回によって変わります。2025年冬の回はイオン銀行キャッシュカードでも参加でき、カードの種類で適用金利の区分が分かれていました。

一方で2026年春と夏の回は、イオンカードセレクトなどの保有が参加条件そのものでした。過去の回の条件をそのまま当てはめると外します。

期間中に満期を迎えて自動継続した分は対象?

2025年冬の回では、期間中に自動継続される定期預金を対象外としていました。継続ではなく、新たに預け入れることが条件です。

満期が受付期間に重なる資金をキャンペーンに乗せたい場合は、いったん解約してから預け直す手順になるでしょう。

一部だけの中途解約の可否

スーパー定期は一部解約に対応していません。解約する場合は、その口の全額が対象になります。

1年ものと3年ものの選び方

本記事の確認時点では、3年ものの年0.810%が1年ものの年0.510%を上回っています。ただし3年ものは複利型で、満期前に解約すると中途解約金利が適用されます。

資金を動かす予定があるなら、短い期間を選ぶほうが取り回しやすいでしょう。

次のキャンペーンの発表時期

過去3回のニュースリリースは2025年12月10日・2026年4月3日・2026年7月1日に出ています。ただしイオン銀行は次回の告知時期を公表していません。

公式リリースにも、期間中や期間後に同様のキャンペーンや個店独自のキャンペーンを実施する場合があるという注記が入っています。年表は目安として使ってください。

インターネットバンキングからの申込可否

通常のスーパー定期はインターネットバンキングから預け入れられます。ただしキャンペーンの回によっては、店舗限定になる場合があります。

金額の上限もあります。インターネットバンキングでは1億円を超える定期預金を扱えません。

キャンペーン金利と店頭表示金利の違い

店頭表示金利は、キャンペーンがない期間に適用される基準の金利です。キャンペーン金利は、そこに期間限定の上乗せを足した金利を指します。

上乗せ分は、期間と条件を満たした預け入れにだけ付きます。土台の店頭表示金利が動けば、キャンペーン金利も動きます。

定期預金ポイントプラスと季節キャンペーンの併用

定期預金ポイントプラスは、店頭金利に加えてWAON POINTを進呈する企画です。金利を上乗せする季節キャンペーンとは仕組みが違います。

ただし参加にはイオン銀行Myステージのプラチナステージかゴールドステージという条件が付きます。ステージの判定は毎月月末に行われます。

まとめ

2026年9月24日時点で、イオン銀行の季節ものの定期預金キャンペーンは受付を終えています。いま使えるのは、口座を開いた人に向けた新規口座開設特典定期預金です。

季節ものは冬・春・夏の3系統で回っていますが、回ごとにカード保有の要否・預入方法・新規資金の要件が入れ替わります。去年の条件を前提に動くと外します。

キャンペーン金利は店頭表示金利への上乗せで決まる設計です。土台が動けば適用金利も動くため、告知の数字を固定値として扱えません。

本記事の確認時点の店頭表示金利は、6カ月ものが年0.810%、1年ものが年0.510%でした。次の回の告知は、公式のキャンペーン一覧で確認してください。