PayPay銀行のデビットカードとは?|還元の終了とPayPayカードとの違い

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3行要約

①キャッシュカード一体型とネット専用カードレスの2種類のVisaデビット
②年会費無料で、使ったその場で円普通預金から引き落とす1回払い専用カード
③500円ごとに1ポイントの利用特典は2025年10月利用分で終了

目次

PayPay銀行のデビットカードの仕組み

PayPay銀行のデビットカードは、使ったその場で本人のPayPay銀行口座から代金が引き落とされるVisaのカードです。正式な商品名は「Visaデビットカード」で、2026年10月時点で年会費は無料となっています。

形はキャッシュカードと一体になったものと、カードを持たないネット専用のものの2種類があります。PayPayアプリの支払い方法「PayPayデビット」や、クレジットカードの「PayPayカード」とは別の商品です。

キャッシュカード一体型とカードレスの2種類

口座を開くと届くのは、キャッシュカードにVisaデビットが付いた1枚です。これとは別に、口座開設後にアプリから自分でカード番号を発行するカードレスVisaデビットも用意されています。

種類形使える場所発行のしかた枚数
Visaデビット付キャッシュカードプラスチックカード(キャッシュカード一体型)国内・海外の店舗、ネットショップ、海外ATM口座開設の申し込み後に郵送1枚
カードレスVisaデビットカードなし(カード番号だけ)ネットショッピングのみログイン後の「Visaデビット」メニューの「カード番号発行」同時に4つまで

カードレスはネット専用なので、店頭やATMでは使えません。使わないときは番号を止められるため、ネットショップごとに番号を分けて管理する使い方ができます。

出典:PayPay銀行『Visaデビットカードの特長』、『商品要項』

クレジットカードとの違い

Visaのマークがあるお店で使える点はクレジットカードと同じですが、支払いのタイミングと回数がまったく違います。PayPay銀行は自社のVisaデビットとクレジットカードの違いを次のように整理しています。

項目PayPay銀行のVisaデビットカードクレジットカード
支払い方法即時払い後払い
支払い回数1回払い1回払い、分割払い、リボ払いなど
入会時の与信審査行われない行われる
年会費無料有料の場合あり

引き落とし先は本人のPayPay銀行の円普通預金で、商品要項では「ご利用の都度、原則即時に口座からお引き落とし」とされています。ただし、加盟店の売上処理の都合で、即時の引き落としにならない場合もあります。

発行時に、クレジットカードのような信用情報の照会を伴う与信審査は行われません。必要になるのはPayPay銀行の口座で、口座開設の手続きでは本人確認があります。

出典:PayPay銀行『Visaデビットカードの特長』、『Visaデビットカード』

PayPayアプリの「PayPayデビット」との違い

名前が似ていますが、PayPayデビット(旧「PayPay銀行残高」)はPayPay加盟店で使う支払い方法で、Visaデビットとは使えるお店が違います。

PayPay銀行は両者の違いを「VisaデビットはVisaの加盟店で、PayPayデビットはPayPayの加盟店でご利用いただけます」と説明しています。

どちらも使った金額がその場で口座から引き落とされる点は共通です。PayPayデビットはPayPay株式会社が提供するサービスで、支払いはPayPay銀行アプリから行い、PayPayアプリでは使えません。

PayPayデビットの使える場面や上限、PayPayステップの扱いはPayPay銀行のメリット・デメリットの解説にまとめています。

出典:PayPay銀行『PayPayデビット』、PayPay『PayPayデビット(旧「PayPay銀行残高」)で支払いたい』

PayPay銀行のデビットカードのスペック

2種類のVisaデビットの条件を商品要項から並べました。キャッシュカード一体型は店頭・ネット・海外ATMで使え、カードレスはネットショッピング専用という違いがあります。

年会費・国際ブランド・利用条件の一覧

項目Visaデビット付キャッシュカードカードレスVisaデビット
年会費無料無料
国際ブランドVisaVisa
プラスチックカードあり(キャッシュカード)なし
カード番号キャッシュカード、またはログイン後画面に記載ログイン後画面から自分で発行(発行・変更は1日5回まで)
使える場所国内・海外の店舗、ネットショップ、海外ATM(現地通貨の引き出し)ネットショッピングのみ
タッチ決済Visaのタッチ決済に対応―
支払い回数1回払い1回払い
利用できる年齢満12歳以上満12歳以上
家族カード・ETCカードなしなし
利用明細引き落としと同時にWeb明細に反映・14ヶ月照会できる引き落としと同時にWeb明細に反映・14ヶ月照会できる
公式サイトPayPay銀行 VisaデビットカードカードレスVisaデビットの始め方

一体型のキャッシュカードは年会費に加えて発行手数料もかかりません。利用できる年齢は普通預金口座の開設基準と同じで、2026年3月3日から満12歳以上に引き下げられました。

出典:PayPay銀行『商品要項』、『12~18歳向けキャンペーンを開始、口座開設は12歳から可能に』

利用限度額の決め方

利用限度額は、一体型とカードレスを合わせて1日200万円までの範囲で本人が決めます。個人の設定できる額は0円~200万円(千円単位)で、初期設定は30万円です。

限度額をいくらにしても、普通預金残高を超えて使うことは原則できません。カードローンの自動融資を利用している場合に限り、残高を超えた取引ができます。

海外ATMは24時間あたり10万円、海外店舗(海外のネットショップを含む)は24時間あたり200万円という別の上限もあります。

変更はログイン後の利用限度額変更画面から行い、Welcome Pageからは「Visaデビット」>「利用限度額変更」と進みます。Visaのタッチ決済の利用限度額もここで設定できます。

出典:PayPay銀行『ご利用限度額の変更』

海外で使うときの手数料

海外での支払いや現地通貨の引き出しは、Visaが指定するレートに海外取引に関わるコスト等として3.08%を加えたレートで円に換算されます。引き落とし元は円普通預金で、外貨預金からは引き落とせません。

例えば1ドル150円の日に100ドルを使った場合、15,000円に3.08%の462円が加わり、引き落とし額は15,462円になる計算です。実際のレートは、Visaの決済センターで集中決済された時点のものが使われます。

海外ATMでの出金手数料は無料ですが、ATMの設置会社が数百円の利用料を請求する場合があります。引き出しはキャッシングとは違うため金利はかからず、使い道は宿泊代・交通費・食事代などに限られ、商品の仕入れや事業目的には使えません。

他行のデビットカードと海外手数料を比べたい場合はデビットカードを海外で使うときの解説、国内ATMや振込の手数料はPayPay銀行の手数料の解説を参考にしてください。

出典:PayPay銀行『海外ATMでの引き出し』、『商品要項』

PayPay銀行のデビットカードの還元

2026年10月時点で、PayPay銀行のVisaデビットに利用額に応じてポイントが付く常設の特典はありません。500円ごとに1ポイントを付与していた利用特典は、2025年10月利用分で終わりました。

利用特典は2025年10月利用分で終了

2025年10月利用分で終了したVisaデビットの利用特典は「500円ご利用ごとに1ポイント付与」という内容で、還元率に直すと0.2%でした。

PayPay銀行は「2025年11月下旬頃の付与(10月ご利用分)をもちまして提供を終了」と発表し、関連する利用規定の特約も改定しています。

この特典は、もとは現金のキャッシュバックで、2022年7月の取引からPayPayポイントでの付与に変わっていました。今も「Visaデビットは0.2%還元」と書かれた情報は、終了前の条件です。

終了前の条件で計算すると、月5万円を使っていた場合は月100ポイント、年間で1,200ポイントの付与がなくなったことになります。現在の商品要項にも、ポイントやキャッシュバックの項目はありません。

出典:PayPay銀行『Visaデビットご利用特典提供終了のお知らせ(10月31日)』、『「Visaデビットキャッシュバック」という摘要の入金がありましたが、これは何ですか。』

Visaデビットの口座開設特典

PayPay銀行がVisaデビットの特典として案内しているのは、口座を開設した人がエントリーのうえVisaデビットを3回以上使うと、PayPayポイント1,000円分がもらえる口座開設特典です。

期限は口座開設月の翌月末までで、カードレスVisaデビットでの支払いも回数に入ります。毎回の利用でポイントが積み上がる仕組みではありません。

この特典は2026年10月31日までに口座を開設した人をもって終了すると、PayPay銀行が案内しています。それより後に開設した場合は対象になりません。

エントリーの方法はPayPay銀行のキャンペーンの解説にまとめています。このほか、Visaが提供する優待やキャンペーンも、PayPay銀行のVisaデビットで利用できます。

支払いでポイントを貯めることを優先するなら、比べる相手はクレジットカードのPayPayカードになります。還元の違いは次の章の比較表で確認してください。

出典:PayPay銀行『口座開設特典:3回利用でもれなく1,000円分』、『お得な特典・キャンペーン』

PayPay銀行のデビットカードが使えない場面

Visaのマークがあるお店でも、支払いの種類や加盟店によってはVisaデビットが使えません。公式が挙げている区分を、使えない理由ごとに整理しました。

利用制限の対象になる加盟店

海外投資・投機・仮想通貨等の金融商品を取り扱う加盟店と送金事業者は、2021年8月2日から利用制限の対象加盟店になりました。オンラインカジノや金融商品の購入にあたる支払いはこの区分に入ります。

このほか、不正利用の報告が多い加盟店など、利用者に不利益となる可能性が高いとPayPay銀行が判断したショップでも利用を制限する場合があります。

出典:PayPay銀行『Visaデビットカード』、『どこで使える?』

Visaのマークがあっても使えない支払い

公式の「ご利用いただけないケース」では、次の支払いが対象です。高速道路料金と航空機の機内販売は、Visaの加盟店でも使えません。

支払いの区分扱い
高速道路料金使えない
航空機の機内販売使えない
当社判断で利用を制限しているショップ(NETELLER、TSUTAYA DISCAS、JR西日本 SMART ICOCAクイックチャージ・SAPICAオートチャージの新規登録)使えない
海外投資・投機・仮想通貨等の金融商品を取り扱う加盟店、送金事業者使えない
請求書立替払い使えない
公序良俗に反する可能性のある商品・サービスを扱う加盟店使えない
ガソリンスタンド10,000円以上の普通預金残高があれば使える

ガソリンスタンドは使えますが、普通預金残高が10,000円以上ないと、支払う金額にかかわらず使えません。この条件は2025年12月8日に3,000円以上から引き上げられました。

個人の場合、ガソリンスタンドでの利用は原則3日間で3回までです。利用日から引き落としまで1~2週間以上かかる場合があるため、その間に残高が足りなくならないようにしてください。

デビットカード全般に共通する使えない場面はデビットカードのデメリットの解説で扱っています。

出典:PayPay銀行『どこで使える?』、『【Visaデビット】ガソリンスタンドでのご利用条件の変更について』

残高・限度額・暗証番号で止まる場合

加盟店の問題がなくても、普通預金残高が取引金額に足りないと原則として使えません。残高不足で決済エラーが続いた場合は、メールで知らせが届く仕組みです。

設定した利用限度額を超える支払いも通りません。月額料金の支払いにカード番号を登録するときは、預金残高がゼロだと登録できないので、先に口座へ入金しておいてください。

ICチップ付きのカードを店頭で使うときは、原則としてVisaデビット暗証番号(PIN)の入力が必要です。一部の少額取引とタッチ決済は除かれ、PINはログイン後の照会画面で確かめられるでしょう。

月額料金の引き落としが残高不足で完了しないと、加盟店によっては支払い方法の変更やサービスの解約になる場合があります。PayPay銀行が一時的に立て替えた場合は、Visaデビットの利用が止まります。

出典:PayPay銀行『どこで使える?』、『Visaデビットカードの利用に暗証番号は必要ですか。』

毎週水曜の早朝メンテナンス

Visaデビットは、毎週水曜日の午前3時~午前7時にシステムメンテナンスを行っています。この時間帯は取引がしづらくなる可能性があり、時間は前後することがあります。

メンテナンス中に月額料金を払えず、再請求で振込手数料などがかかった場合は、PayPay銀行が負担すると案内しています。金額によっては証跡の提出を求められます。

出典:PayPay銀行『商品要項』

PayPayカードとPayPay銀行のカードの違い

PayPay銀行のVisaデビットは銀行が発行するデビットカードで、PayPayカードはPayPayカード株式会社が発行するクレジットカードです。発行元も、支払いの仕組みも、還元の有無も違います。

名前に「PayPay」が付く4つの比較

名前が似ている4つの支払い手段を、発行元と支払いのタイミングで並べました。PayPayデビットとPayPayクレジットはカードではなく、アプリの中で選ぶ支払い方法です。

名前提供元種類支払いのタイミング申し込みの審査使える場所ポイント付与年会費公式サイト
PayPay銀行 VisaデビットPayPay銀行デビットカード使ったその場で口座から引き落とし与信審査は行われないVisa加盟店常設の利用特典なし(2025年10月利用分で終了)無料PayPay銀行
PayPayデビットPayPay株式会社支払い方法(PayPay銀行アプリから)使ったその場で口座から引き落とし本人確認済みのPayPayアカウントとPayPay銀行口座が必要PayPay加盟店の店頭PayPayステップの対象外無料PayPay銀行
PayPayカードPayPayカード株式会社クレジットカード後払いありVisa/Mastercard/JCBの加盟店基本付与率1.0%(条件達成で合計1.5%)永年無料PayPayカード
PayPayクレジットPayPay株式会社PayPayカードの支払い方法当月分を翌月にまとめてありPayPayアプリでの支払い基本付与率1.0%(条件達成で合計1.5%)―(PayPayカードが必要)PayPay

PayPayカードのPayPayステップは、200円以上の支払いを30回かつ10万円以上使う条件を満たすと、基本の1.0%に0.5%が上乗せされます。適用にはPayPayアプリへのカード登録とPayPayの本人確認が必要です。

PayPayクレジットは「PayPayカード」の支払い方法の1つで、使った代金はPayPayカードの利用料金とまとめて引き落とされます。

PayPay残高カードを含めた3つの違いはPayPayクレジットとPayPayカードの違いの解説、カード単体の特徴はPayPayカードのメリット・デメリットの解説で扱っています。

出典:PayPayカード『ポイント特典』、PayPay『PayPayクレジットとPayPayカードの違いを知りたい』、PayPay銀行『PayPayデビット』

PayPayカードの引き落とし口座にした場合

PayPayカードの支払い口座をPayPay銀行にすると、PayPayカードの会員画面でPayPay銀行の預金残高を確認できます。この機能を使うには、PayPayカードとPayPay銀行の口座連携への同意が必要です。

引き落としが完了すると、当日9時までにPayPayカードの利用可能額へ反映されます。連携のメリットはPayPay銀行のメリット・デメリットの解説にまとめています。

出典:PayPay銀行『PayPay銀行をお支払い口座にすると便利なPayPayカード』

両方を持つときの使い分け

2枚の違いは、払うお金がいつ口座から出ていくかにあります。Visaデビットは使った時点で残高が減り、PayPayカードは翌月以降にまとめて引き落とされます。

分割払いやリボ払いを使いたい支払い、ポイント付与を受けたい支払いは、PayPayカードでしか対応できません。反対に、残高の範囲で支払いを止めたい場合や、クレジットカードの審査を受けずにVisaの支払い手段を持ちたい場合は、Visaデビットが当てはまります。

PayPayカードの引き落とし口座をPayPay銀行にしておけば、どちらを使っても同じ口座の残高で管理できるでしょう。

PayPay銀行のキャッシュカード

PayPay銀行で届くキャッシュカードはVisaデビット付キャッシュカードの1種類で、ATMでの入出金とVisaデビットを1枚で兼ねています。

届くカードは一体型のベーシックカード

公式のキャッシュカードの種類は「Visaデビット付キャッシュカード(ベーシックカード)」だけで、年会費は無料です。Visaのタッチ決済にも対応しています。

以前発行されていたVisaデビット付キャッシュカード(Tカード)は発行を終了しました。Visaデビットが付いていない古いキャッシュカードを持っている場合は、無料でVisaデビット付キャッシュカードへ切り替えられます。

新しいカードが届いたら、使うための登録は必要ありません。新しいカードを使い始めると古いキャッシュカードは使えなくなるので、はさみなどで裁断して捨ててください。

出典:PayPay銀行『キャッシュカード』、『PayPay銀行のキャッシュカードは「デビットカード」として利用できますか。』

ATMとJ-Debitで向きが違う挿入口

このカードは、使うサービスによってカードを差し込む向きが変わります。券面の矢印の表示を見て、どちらの向きで入れるかを決めてください。

項目Visaデビットキャッシュカード・J-Debit
差し込む向き「Visaデビット・海外ATM」の矢印の方向「キャッシュカード(国内ATM)」の矢印の方向
使える場所VisaのマークがあるショップJ-Debitマークがあるショップ
ATMでできること海外のATMで現地通貨を引き出す国内のATMで現金を預け入れ・引き出す

Visaデビット付キャッシュカードは、VisaデビットとJ-Debitのどちらとしても使えます。磁気に弱いため強い磁気を出すものに近づけない、財布ごとズボンの後ろのポケットに入れ続けないといった扱いにも注意が必要です。

出典:PayPay銀行『キャッシュカード』

キャッシュカードが届くまでの日数

Webから口座開設を申し込むと、最短5日でVisaデビット機能の付いたキャッシュカードが送られてきます。申し込みの手順や必要書類、口座が使えるようになるまでの流れは、口座開設の解説記事で扱います。

出典:PayPay銀行『Visaデビットカードの特長』

キャッシュカードがいらない場合

カードを持ち歩かなくても、ネットの支払いはカードレスVisaデビットで対応できます。ATMの入出金も、PayPay銀行はカードレスATMを用意しているので、カードがなくても使えます。

カードを使わずにATMで入出金する方法はスマホATMの解説、その手数料はPayPay銀行の手数料の解説にまとめています。

カードが破損や読み取り不良で使えなくなった場合は、ログイン後の「各種手続」>「キャッシュカード・トークン 再発行」から「破損・磁気不良」を選ぶと無料で再発行できます。紛失による再発行の手数料も、手数料の解説記事で確認してください。

出典:PayPay銀行『キャッシュカード』、『12~18歳向けキャンペーンを開始、口座開設は12歳から可能に』

PayPay銀行のデビットカードの使い方

店頭ではクレジットカードと同じ手順で払えます。レジで「カードで」と伝え、1回払いで支払うのが基本です。

店頭で払う手順

  1. Visaのマークがあるお店で買い物をする
  2. レジで「カードで」と伝え、カードを差し込むかタッチ決済の端末にかざす
  3. 「クレジットカードでよろしいですか?」と聞かれたら「はい」と答える
  4. ICチップ付きのカードを差し込んだ場合はVisaデビット暗証番号(PIN)を入力する
  5. 支払いが終わると、支払金額が口座から引き落とされる

支払い回数は1回払いだけです。タッチ決済はサインや暗証番号の入力が不要で、カードを端末にかざせば支払いが終わる仕組みです。

スマホで払うなら、対応しているのはGoogle PayとGarmin Payの2つです。

Google Payの場合は、Androidの「Google ウォレット」アプリで[ウォレットに追加]>[クレジットやデビットカード]と進み、カード情報を登録してメールで届く確認コードを入力します。

Google Payで払えるのはVisaのタッチ決済の加盟店で、Google Payのマークしかない店舗では使えません。登録後は[非接触決済のデフォルトに設定]を選ぶと、メインのカードとして使えます。

出典:PayPay銀行『支払方法』、『Google Pay』

ネットで払うときのカード番号

ネットショップでは、カード情報の入力画面にカード番号と名義を入れて支払います。一体型のカード番号は券面とログイン後画面で確認でき、名義はローマ字で「名」「姓」の順に入力します。

不正利用を防ぐため、3Dセキュア(Visa Secure)に参加しているネットショップでは、追加の認証を求められることがあります。月額料金の登録は残高がゼロだとできない点も、前の章で触れたとおりです。

出典:PayPay銀行『支払方法』

カードレスVisaデビットの発行手順

  1. PayPay銀行にログインし、「Visaデビット」メニューの「カード番号発行」を開く
  2. ワンタイムパスワードを入力して[カード番号発行]を選ぶ
  3. すぐにカード番号が発行され、ネットショップの支払いに使える

カード番号は同時に4つまで持てます。発行した番号は「カード番号変更」で変えられ、発行と変更は1日5回までです。

使わない番号は停止できるので、特定のネットショップでしか使わない番号を作り、普段は止めておく使い方もできます。

出典:PayPay銀行『カードレスVisaデビットの始め方』、『商品要項』

PayPayアプリでの使い道

PayPay銀行のお金をPayPayで使う方法は、口座をPayPay残高のチャージ元にする方法と、PayPay銀行アプリからPayPayデビットで払う方法の2つです。

PayPayアプリのホーム画面の[PayPay銀行]から口座を連携すると、同時にチャージ用口座の登録も完了します。PayPayの案内では、銀行口座からのチャージに手数料はかかりません。

チャージの方法ごとの手数料や上限の比較はPayPayのチャージ方法の解説で扱っています。

出典:PayPay銀行『PayPay銀行のサービスはPayPayアプリからの利用が便利!』、PayPay『PayPay残高にチャージする方法』

デビットカードの残高への入金

Visaデビットには専用の残高がなく、引き落とし元は円普通預金です。使える金額を増やすには、円普通預金に入金します。

外貨預金の残高は、海外での支払いにも使えません。振込やATMで入金するときの手数料はPayPay銀行の手数料の解説を見てください。

出典:PayPay銀行『海外ATMでの引き出し』

3つの支払い方法の選び方

Visaデビット、PayPayデビット、PayPayカードのどれを使うかは、後払いが必要か、どこで払うことが多いかで決まります。4つの質問に答えると、記事内の3つから当てはまるものを1つ表示します。

使ったその場で口座から払いたく、Visaのお店やネットでも使うならVisaデビット、PayPayの店頭払いが中心ならPayPayデビットが当てはまります。翌月にまとめて払いたい、ポイント付与を受けたいという場合はPayPayカードになるでしょう。

PayPay銀行のデビットカードのよくある質問

審査はある?

Visaデビットの発行に、信用情報の照会を伴う与信審査は行われません。PayPay銀行の口座があれば一体型のカードが届き、カードレスもログイン後に発行できます。

ただし、口座開設の手続きでは本人確認が必要です。

出典:PayPay銀行『商品要項』

何歳から作れる?

満12歳以上で作れます。PayPay銀行は2026年3月3日から円普通預金口座の開設対象年齢を満12歳以上に引き下げ、未成年でもVisaデビットカードを使えるようにしました。

ただし、与信を伴う商品や高リスクな取引を伴う商品は未成年では使えません。

出典:PayPay銀行『12~18歳向けキャンペーンを開始、口座開設は12歳から可能に』

PayPay銀行で家族カードやETCカードは作れる?

作れません。PayPay銀行の商品要項で、Visaデビットの家族カード・ETCカードは「なし」となっています。

高速道路料金はVisaデビットでは払えないため、ETCを使う場合はクレジットカードに付帯するETCカードなど、別の手段を用意する必要があります。

出典:PayPay銀行『商品要項』

分割払いやリボ払いはできる?

できません。支払い回数は1回払いのみで、使った金額はその都度、原則即時に口座から引き落とされます。

デビットカードで分割払いができない理由と代わりの方法はデビットカードの分割払いの解説にまとめています。

不正利用されたときの補償は?

第三者に不正に使われた場合は、PayPay銀行の補償制度に基づいて補償されます。補償を受けるには、事故受付センターへの連絡と警察署への被害届の提出などが必要です。補償の条件や安全性の設定はPayPay銀行の安全性と補償の解説で扱っています。

出典:PayPay銀行『商品要項』

口座がなくても作れる?

作れません。Visaデビット付キャッシュカードはPayPay銀行の口座開設を申し込むと届くカードで、カードレスも口座開設後に発行します。口座開設の手順は口座開設の解説記事で扱います。

出典:PayPay銀行『Visaデビットカードの特長』

まとめ

PayPay銀行のデビットカードは、キャッシュカード一体型とネット専用のカードレスの2種類があるVisaデビットです。年会費は無料で、使ったその場で円普通預金から1回払いで引き落とされます。

500円ごとに1ポイントの利用特典は2025年10月利用分で終わったため、支払いでポイントを貯めたいならPayPayカードが比較の相手になります。PayPayデビットはPayPay加盟店の店頭で使う別の支払い方法です。

高速道路料金や機内販売では使えず、ガソリンスタンドは残高10,000円以上が条件です。毎週水曜の午前3時~午前7時はメンテナンスがあるので、月額料金の引き落としを登録するときは残高にも気を配っておきましょう。

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