アメックスカードのランク順は?グリーン〜プラチナの種類と年会費
アメックスのカードはランクごとに年会費と特典が大きく変わり、提携カードやセゾン発行のカードも混ざるため違いが分かりにくくなっています。
プロパーカードのランクはグリーン、ゴールド・プリファード、プラチナ、センチュリオンの順で、年会費はグリーンの月1,100円からプラチナの165,000円まで段階があります。
ランク別の比較表に加えて、色の呼び名、ポイントの違い、提携カードとセゾン発行のアメックスの位置づけまで確認できます。
- 3行要約
①アメックスのプロパーカードはグリーン、ゴールド・プリファード、プラチナ、センチュリオンの4段階
②年会費はグリーン月1,100円・ゴールド・プリファード39,600円・プラチナ165,000円
③提携カードとセゾン発行のアメックスはランクとは別系統の券種
アメックスカードのランク順と種類一覧
アメックスのランクは、アメリカン・エキスプレスが自社で発行するプロパーカードで見ると、グリーン、ゴールド・プリファード、プラチナ、センチュリオンの順です。年会費もこの順に高くなり、付く特典の範囲が広がります。
公式サイトのカード一覧は、スタンダード・カード、ゴールド・カード、プレミアム・カード、ビジネス・カード、航空会社との提携カード、ホテルとの提携カードという区分で並べられています。
ランクとして比べられるのはプロパーの4段階で、ANAやホテルと組んだ提携カードは別系統です。アメリカン・エキスプレスの種類を調べるときは、この2つを分けると整理しやすいでしょう。
amexのカードの種類は、提携カードまで含めると数が増えるのが特徴です。この記事では個人向けのプロパーカードを中心に扱い、提携カードは名前と年会費を一覧で紹介するにとどめています。
ランク別の年会費と特典の比較表
公式サイトで条件を確認できるプロパー3枚の年会費と主な特典を横並びにしました。グリーンだけが月会費制で、12か月分に直すと13,200円になります。
| 項目 | グリーン | ゴールド・プリファード | プラチナ |
| 正式名称 | アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード | アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード | プラチナ・カード® |
| 年会費(税込) | 月会費1,100円(年13,200円) | 39,600円 | 165,000円 |
| 家族カード(税込) | 月会費550円 | 2枚まで無料・3枚目以降19,800円 | 4枚まで無料 |
| 入会方法 | 公式サイトから申込み | 公式サイトから申込み | 公式サイトから申込み |
| ポイントの基本 | 100円=1ポイント | 100円=1ポイント(対象加盟店は100円=3ポイント) | 100円=1ポイント(外貨建ては登録で100円=3ポイント) |
| 国内・ハワイの対象空港ラウンジ | 本人のみ無料 | 同伴者1名まで無料 | 同伴者1名まで無料 |
| プライオリティ・パス | 年会費無料で登録(1回35米ドル) | 年会費無料・1回35米ドルの使用料が年2回まで無料 | グローバル・ラウンジ・コレクションに含まれる(事前申込み) |
| 海外旅行傷害保険 | 旅行代金のカード決済で付帯 | 旅行代金のカード決済で付帯 | 旅行代金のカード決済で付帯 |
| ホテル特典 | ライフスタイルホテルの宿泊割引など | 条件達成で国内対象ホテル1泊2名分の無料宿泊券 | ファイン・ホテル・アンド・リゾートなど |
| 券面素材 | カードページに記載なし | メタル製 | メタル製(家族カードはプラスチック製) |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
表の空港ラウンジは、国内の主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港にある対象ラウンジです。カードと同じ名義の当日の搭乗券を見せると入れます。
センチュリオン・カードは公式のカード一覧に載っていないため、年会費や特典を同じ基準で並べられず、表には入れていません。
ゴールド・プリファードとプラチナは券面がメタル製です。金属製カードの年会費や仕様は、メタルカードの一覧記事でほかの発行会社と比べています。
出典:アメリカン・エキスプレス『アメックスのクレジットカード一覧』、『空港ラウンジ』
カードの色とランクの関係
アメックスのランクを色で呼ぶとき、緑はグリーン、金はゴールド・プリファードを指します。色の呼び名は通称で、カードの正式名称とは別のものです。
| 色の呼び名 | 指しているカード | 券面について公式で確認できること |
| 緑 | アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード | カード名に色の語が入っている |
| 金 | アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード | ゴールドとローズゴールドの2色から選べる |
| プラチナ | プラチナ・カード® | メタル製・期間限定のミラーデザインあり |
黒いカードを指すブラックカードという言葉は、公式のカード一覧の区分名にはありません。センチュリオン・カードの券面の色も、公式のカード一覧では確認できません。
出典:アメリカン・エキスプレス『ゴールド・プリファード・カード』、『プラチナ・カード』
センチュリオン・カードの位置づけ
センチュリオン・カードは、プラチナ・カードより上に位置づけられるアメックスのカードです。羽田空港のセンチュリオン・ラウンジでは、VIPルームを使えるのがセンチュリオン・カード会員に限られます。
同じラウンジの同伴者の無料枠も、センチュリオン・カードは2名まで、プラチナ・カードは1名までと差があります。年会費や入会条件は、公式のカード一覧には載っていません。
ブラックカードと呼ばれるカード全体の比較は、ブラックカードの一覧記事で扱っています。
出典:アメリカン・エキスプレス『センチュリオン・ラウンジ羽田』
新規申込を終了したカード
旧アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、2024年2月20日に新規申込みの受付を終了しました。ゴールド・プリファード・カードの発行開始にあわせた変更です。
| カード名 | 現在の扱い | 新規で申し込めるカード |
| アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 2024年2月20日に新規申込みの受付を終了(保有中のカードは引き続き使える) | アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
出典:アメリカン・エキスプレス『ゴールド・プリファード・カード発行開始およびゴールド・カード新規受付終了のお知らせ』
アメックスグリーンの年会費と特典
アメックスグリーンは、プロパーのなかで入り口にあたるカードです。月会費1,100円で、空港ラウンジや海外旅行傷害保険などアメックスの基本的な特典を一通り持てます。
月会費1,100円の仕組み
アメックス グリーンの年会費は、年額ではなく月会費で払う仕組みです。月会費は1,100円(税込)で、12か月分に直すと13,200円になります。
家族カードの月会費は550円(税込)です。ETCカードは年会費無料ですが、発行手数料がかかります。
アメックスのカードには、一律の利用可能枠が設けられていません。枠は会員ごとの利用状況や支払い実績で変わるため、グリーンだから枠がいくらという決まった金額はないのです。
グリーンに付く主な特典
グリーンの特典は、空港・旅行と日常の優待が中心です。対象の空港ラウンジは本人のみ無料で、同伴者は有料になる点がゴールド・プリファード以上との違いです。
| 特典名 | 内容 | 利用条件 |
| 空港ラウンジ | 国内外にある対象の空港ラウンジが無料 | カードと当日の搭乗券を提示・同伴者は有料 |
| プライオリティ・パス | 国内外1,300ヶ所以上の空港VIPラウンジを1回35米ドルで使える会員資格に、年会費無料(通常99米ドル)で登録できる | 事前の登録が必要 |
| 海外旅行傷害保険 | 傷害死亡・後遺障害の補償は上限5,000万円 | 公共交通乗用具のチケットやパッケージ・ツアーの代金をカードで支払う |
| ショッピング・プロテクション | カードで買った商品の破損・盗難などの損害を補償 | 国内・海外を問わずカードで購入した商品が対象 |
| スマートフォン・プロテクション | 破損・火災・水濡れ・盗難を補償(保険期間中の通算30,000円まで・1事故ごとに自己負担5,000円) | 通信料を直近3か月以上続けてグリーンで決済 |
| レストラン優待 | 国内約100店舗の対象レストランで所定のコースを2名以上で予約すると1名分が無料 | 所定のコースメニューの予約 |
プライオリティ・パスは登録が無料でも、ラウンジに入るたびに1回35米ドルがかかります。使用料が年2回まで無料になるのはゴールド・プリファードからです。
グリーンのポイント付与と移行
ポイントは100円につき1ポイントで、メンバーシップ・リワード・プラス(年間参加費3,300円)はグリーンでは有料のオプションです。ランクごとの付与の違いは、ポイントプログラムの章でまとめて比べます。
月1,100円でアメックスの空港ラウンジと海外旅行傷害保険を持ちたい場合は、グリーンが入り口になります。申込みはアメリカン・エキスプレス・グリーン・カードの公式サイトから行えます。
出典:アメリカン・エキスプレス『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』
ゴールド・プリファードの年会費と特典
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは、プロパーの2段目にあたるカードです。ホテルの無料宿泊券やトラベルクレジットなど、継続して受け取る特典が加わります。
年会費39,600円と家族カード
ゴールド・プリファードの年会費は39,600円(税込)です。家族カードは2枚まで無料で、3枚目以降は1枚につき19,800円(税込)かかります。
券面はメタル製で、ゴールドとローズゴールドから選べます。どちらを選んでも特典は共通で、家族カードはゴールドのみの発行になります。
ゴールド・プリファードの主な特典
特典は、継続すると毎年受け取れるものと、使った分に応じて還元されるものに分かれます。無料宿泊券は年200万円以上の利用とカードの継続が条件で、無条件では付きません。
| 特典名 | 内容 | 利用条件 |
| フリー・ステイ・ギフト | 国内対象ホテルの1泊2名分の無料宿泊券 | 1年間のプログラム期間中に200万円(税込)以上を利用し、カードを継続 |
| トラベルクレジット | アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインのホテル予約に使える10,000円分 | カードの継続 |
| 空港ラウンジ | 国内外にある対象の空港ラウンジが無料 | 同伴者1名まで無料 |
| プライオリティ・パス | 年会費無料・1回35米ドルのラウンジ使用料が年2回まで無料 | 事前の登録が必要 |
| 手荷物無料宅配サービス | 自宅と対象空港の間でスーツケースまたはゴルフバッグ1個を無料で配送 | 海外旅行の出発時・帰国時 |
| ゴールド・ダイニング by 招待日和 | 国内外約250店舗で所定のコースを2名以上で予約すると1名分が無料 | 登録が必要・各期間に1店舗あたり1回まで |
| ポケットコンシェルジュ ダイニング | 予約と決済で20%キャッシュバック(年間10,000円まで・1〜6月と7〜12月の各期間5,000円まで) | Amex Offersの事前登録が必要 |
| Seibu Prince Global Rewards | ゴールドメンバーに登録できる | 事前登録(無料)が必要 |
海外旅行傷害保険も付いており、旅行代金をカードで決済した場合に補償が適用されます。公式の旅行傷害保険のページで、ゴールド・プリファードは対象カードに入っています。
旧ゴールド・カードとの違い
ゴールド・プリファードは、旧ゴールド・カードの新規受付終了と入れ替わりで登場したカードです。2024年2月20日に発行が始まり、同時にゴールド・カードの新規申込みは終わりました。
ゴールド・カードを持っている会員は、そのまま使い続けられます。年会費やサービスにも変更はなく、ゴールド・プリファードへの切り替えは専用の切り替えページで受け付けています。
ゴールド・カードとゴールド・プリファードの2枚を同時に持つことはできません。ゴールド系のプロパーで新規に申し込めるのは、現在はゴールド・プリファードだけでしょう。
年200万円以上カードを使う予定があり、国内ホテルの無料宿泊券や同伴者のラウンジ無料を使いたい場合は、ゴールド・プリファードが候補です。申込みはアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードの公式サイトから行えます。
出典:アメリカン・エキスプレス『ゴールド・プリファード・カード』、『カードのお切り替え/変更』
プラチナ・カードの年会費と特典
アメックスのプラチナ・カードは、公式サイトから申し込めるプロパーのなかで年会費が165,000円と高い位置にあるカードです。ホテル・航空券・ダイニングの特典の金額が大きくなります。
年会費165,000円と家族カード
プラチナ・カードの年会費は165,000円(税込)で、家族カードは4枚まで無料です。基本カードはメタル製で、家族カードはプラスチック製の発行になります。
基本カード会員には、メタル製のプラチナ・カードとプラスチック製のセカンド・プラチナ・カードの2枚が別々に届きます。メタル製は、オートローディング式の自動精算機など一部の決済端末で使えない場合があります。
プラチナ・カードの主な特典
プラチナの特典は、条件付きで受け取れる金額の大きいものが多くなります。エアライン・クレジットは2年目以降、年500万円以上の利用とカードの継続が条件です。
| 特典名 | 内容 | 利用条件 |
| プラチナ・コンシェルジェ・デスク | カードやサービスの問い合わせ、旅行やレストランの予約に対応 | 24時間365日・会員専用窓口 |
| エアライン・クレジット | アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインで海外航空券に使える10万円分 | 初年度は年会費の支払いで進呈・2年目以降は年500万円(税込)以上の利用と継続・1回30万円(税込)以上の海外航空券の購入時に利用 |
| プレミアム フリー・ステイ・ギフト | 国内対象ホテルの1泊2名分の無料宿泊券 | 継続で1枚・年500万円(税込)以上の利用と継続でもう1枚 |
| ファイン・ホテル・アンド・リゾート | 部屋のアップグレード、12:00からのアーリーチェックイン、16:00までのレイトチェックアウト確約、2名分の朝食、100米ドル分のエクスペリエンス・クレジット | 世界1,800ヶ所以上の参加ホテル・アップグレードとアーリーチェックインは当日の空室状況による |
| ホテル・メンバーシップ | ヒルトン・オナーズのゴールドステータス、Marriott Bonvoyのゴールドエリート会員資格などの上位ステータス | 提携ホテルのメンバーシップへの入会 |
| グローバル・ラウンジ・コレクション | 世界140ヶ国1,400ヶ所以上の空港ラウンジ。羽田空港のセンチュリオン・ラウンジも対象 | プライオリティ・パスは事前の申込みが必要 |
| グローバル・ダイニング・キャッシュバック | 対象レストランの代金をプラチナで払うと毎回50%、年間40,000円までキャッシュバック | 国内外の対象レストラン |
| 海外旅行傷害保険 | 補償の上限は1億円・家族も補償の対象 | 旅行代金のカード決済 |
旅行傷害保険は、自動付帯の終了に伴って2026年10月1日に補償規定が改定されました。旅行代金をカードで決済することが補償の前提になったため、旅行の予約はプラチナで払っておきましょう。
プラチナの申込方法
プラチナ・カードは、公式サイトの申込ページから自分で申し込めます。招待(インビテーション)を待たなくても申込みは可能で、新規の入会特典も申込ページから入会した人が対象です。
ホテルの上位ステータスや海外航空券のクレジットまで使う予定があるなら、プラチナが候補でしょう。申込みはプラチナ・カード®の公式サイトから行えます。
出典:アメリカン・エキスプレス『プラチナ・カード』、『カード付帯の旅行傷害保険』
ランク別のポイントプログラムの違い
3枚とも貯まるのは同じメンバーシップ・リワードのポイントで、基本は100円=1ポイントです。差が出るのは、ボーナスの対象とメンバーシップ・リワード・プラスの扱いになります。
| 項目 | グリーン | ゴールド・プリファード | プラチナ |
| 基本の付与 | 100円=1ポイント | 100円=1ポイント | 100円=1ポイント |
| メンバーシップ・リワード・プラス | 年間参加費3,300円(税込)で任意に登録 | 無料で自動的に登録 | 無料で登録できる |
| 対象加盟店ボーナス | プラス登録後の申込み(無料)で100円=3ポイント・年10万ポイントまで | 自動登録で100円=3ポイント・年10,000ポイント(50万円分)まで | プラス登録後の申込み(無料)で100円=3ポイント・年10万ポイントまで |
| 海外利用ボーナス | 対象外 | 対象外 | 外貨建ての利用が100円=3ポイント(無料の登録制) |
| ポイントの有効期限 | 3年間(プラス登録、または一度ポイントを使うと無期限) | プラスに自動登録されるため無期限 | 3年間(プラス登録、または一度ポイントを使うと無期限) |
| マイルへの移行 | 提携航空会社13社へ移行できる | 提携航空会社13社へ移行できる | 提携航空会社13社へ移行できる |
アメックスグリーンの還元率を考えるときは、パーセントより100円あたりのポイント数で見ると比べやすくなります。年会費などはポイントの加算対象外で、一部の加盟店では200円=1ポイントになる点は3枚に共通します。
アメックスグリーンのマイル移行も可能で、メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると移行レートが上がります。グリーンで移行を考えるなら、年間参加費3,300円を払うかどうかが判断の分かれ目でしょう。
出典:アメリカン・エキスプレス『メンバーシップ・リワード・プラスとは』、『マイルへ移行』
アメックスの提携カード一覧
提携カードは、プロパーのランクとは別系統のカードです。航空会社やホテルと組んでいて、貯まるのが提携先のマイルやポイントになる点がプロパーとの違いです。
| カード名 | 提携先 | 年会費(税込) | 公式サイト |
| ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 航空(ANA) | 7,700円 | 公式サイト |
| Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード | ホテル(Marriott Bonvoy) | 34,100円 | 公式サイト |
| ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード | ホテル(ヒルトン) | 16,500円 | 公式サイト |
| デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード | 航空(デルタ航空) | 13,200円 | 公式サイト |
ANAアメックスには上位のゴールド・カードとプレミアム・カードがあり、Marriott Bonvoyとヒルトン・オナーズにもそれぞれプレミアム・カードがあります。
各カードの特典は、ANAアメックス・Marriott Bonvoy アメックス・ヒルトンアメックスの個別記事で扱っています。
法人・個人事業主向けのビジネス・カードは、本記事の対象外です。
出典:アメリカン・エキスプレス『アメックスのクレジットカード一覧』、『デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カードのサービス』
セゾン発行のアメックスカード
アメックスの国際ブランドが付いたカードには、アメックス自身が発行するプロパーのほかに、クレディセゾンが発行するカードもあります。発行会社が違うため、ポイントは永久不滅ポイント、年会費もセゾンの体系になります。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード
セゾンパール・アメックスの年会費は初年度無料で、年1回、1円以上カードを使えば翌年度も無料です。使わなかった年の翌年度は1,100円(税込)がかかります。
永久不滅ポイントは1,000円(税込)ごとに1ポイントで、海外での利用は2倍になります。ポイントに有効期限はありません。
カードは、券面に番号がないDigitalと、裏面に番号がある通常カードの2種類から選べます。Digitalはスマートフォンアプリ上に発行されるカードです。
グリーンの月会費を払う前に、年会費の負担を抑えてアメックスブランドを持ちたい場合の選択肢です。申込みはセゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードの公式サイトから行えます。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード
セゾンプラチナ・アメックスの年会費は33,000円(税込)で、家族カードは1枚3,300円(税込)です。プライオリティ・パスのプレステージプラン(通常年会費469米ドル)に無料で申し込めます。
永久不滅ポイントは国内・海外のショッピングで通常の2倍、1,000円ごとに2ポイントたまる仕組みです。プラチナ会員専用のコンシェルジュ・サービスと招待日和も付くのが特徴です。
特典の金額換算や年会費の元が取れる条件は、セゾンプラチナ・アメックスの解説記事で詳しく扱っています。
年会費165,000円のプラチナ・カードとは価格帯が違い、年会費3万円台でコンシェルジュとプライオリティ・パスを持ちたい場合の選択肢になるでしょう。申込みはセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードの公式サイトから行えます。
プロパーとセゾン発行の違い
同じアメックスブランドでも、発行会社が変わるとポイントと年会費の仕組みが変わります。申込先も別の公式サイトになるので、比べるときは発行会社から確認しましょう。
| 項目 | アメックス(プロパー) | セゾン発行のアメックス |
| 発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(日本支社) | クレディセゾン |
| ポイント | メンバーシップ・リワード(100円=1ポイント) | 永久不滅ポイント(1,000円=1ポイント・有効期限なし) |
| 年会費(税込) | グリーン月会費1,100円〜プラチナ165,000円 | パールは年1回の利用で翌年度無料・プラチナは33,000円 |
| プライオリティ・パス | グリーンとゴールド・プリファードは年会費無料で登録・プラチナはグローバル・ラウンジ・コレクションに含まれる | セゾンプラチナはプレステージプランに無料で申込み |
| 公式サイト | グリーン・ゴールド・プリファード・プラチナ | セゾンパール・セゾンプラチナ |
セゾンにはこのほかにもアメックスブランドの券種があり、セゾンカードのおすすめ記事で還元率と年会費を一覧にしています。
出典:セゾンカード『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』、『セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード』
アメックスのランクの選び方
年会費と使う特典で選ぶ
ランクは、年会費に見合う特典を自分が実際に使うかで選ぶと判断しやすくなります。使わない特典の分まで年会費を払う形になっていないかを先に確かめてください。
| 使い方 | 候補のカード | 根拠となる特典 |
| 年会費を抑えてアメックスブランドを持ちたい | セゾンパール・アメックス | 年1回、1円以上の利用で翌年度も年会費無料 |
| 月1,100円で空港ラウンジと旅行保険を持ちたい | グリーン | 対象の空港ラウンジが本人無料・海外旅行傷害保険 |
| 同伴者とラウンジを使い、国内ホテルの無料宿泊券も使いたい | ゴールド・プリファード | 同伴者1名まで無料・年200万円以上の利用と継続で無料宿泊券 |
| 年会費3万円台でコンシェルジュとプライオリティ・パスを持ちたい | セゾンプラチナ・アメックス | プライオリティ・パスのプレステージプランが無料・コンシェルジュ |
| ホテルの上位ステータスやコンシェルジュまで使いたい | プラチナ | ファイン・ホテル・アンド・リゾート・ホテル・メンバーシップ・プラチナ・コンシェルジェ・デスク |
セゾン発行の2枚は、プロパーとはポイントの仕組みが違います。永久不滅ポイントで貯めたい場合はセゾン発行、メンバーシップ・リワードでマイルへ移したい場合はプロパーと分けて考えると迷いません。
アメックスのランクに関するよくある質問
アメックスのランク順は?
プロパーカードはグリーン、ゴールド・プリファード、プラチナ、センチュリオンの順です。年会費と特典の違いは、冒頭のランク別の比較表で確認できます。
アメックスで1番上のカードは?
プラチナ・カードより上にあるのはセンチュリオン・カードです。年会費や入会条件は公式のカード一覧に載っておらず、ブラックカード全体の比較は一覧記事で扱っています。
保有中に別のランクへ変更できる?
アメックスには、持っているカードを別のカードへ切り替える制度があります。切り替えは原則として入会後または切り替え後、6か月が経ってから受け付けています。
カードの利用状況によっては、切り替えられない場合もあります。
アメックスのゴールド・カードは今も申し込める?
旧ゴールド・カードの新規申込みは2024年2月20日に終了しています。ゴールド系のプロパーで新規に申し込めるのは、ゴールド・プリファード・カードです。
カードの色とランクは同じ?
色の呼び名は通称で、カードの正式名称とは別です。緑はグリーン、金はゴールド・プリファードを指しており、ブラックカードという呼び名も公式のカード一覧の区分名にはありません。
まとめ
アメックスのプロパーカードは、グリーン、ゴールド・プリファード、プラチナ、センチュリオンの順に並びます。年会費はグリーンが月1,100円、ゴールド・プリファードが39,600円、プラチナが165,000円です。
ANAやMarriott Bonvoy、ヒルトンとの提携カードは、ランクとは別系統で提携先のマイルやポイントが貯まります。ランクを上げるほど、特典の多くに年間の利用額や継続の条件が付く点も押さえておきましょう。
年会費を抑えてアメックスを持つなら、クレディセゾンが発行するセゾンパール・アメックスやセゾンプラチナ・アメックスという選択肢もあります。ポイントの仕組みと年会費を比べてから選んでください。



