ANAマイルが貯まるクレジットカードで最強はどれ?11枚を還元率で比較

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ANAマイルを貯めるクレジットカードは、券種ごとに年会費もマイルの貯まり方も違います。表面のマイル還元率だけを見て選ぶと、あとから移行手数料が上乗せされていたと気づくことになります。

分かれ目は年間決済額です。年間決済額が小さいうちは年会費無料のカードが有利で、決済額が増えるとANAカードが逆転します。この逆転が起きる金額は計算で出せます。

11枚を年間決済額別の実質年利で並べ、コース選択の損益分岐点まで数字で示しました。自分の決済額に当てはめて1枚を決めてください。

3行要約

①年間96.25万円でANA JCB一般カードがJCBカードWの実質年利1.20%を追い越す
②2マイルコースの移行手数料5,500円が見合う分岐点は年間55万円
③年会費無料なら楽天ANAマイレージクラブカードの1.00%かJCBカードWの1.20%

目次

ANAマイルが貯まるカード早見表

ANAマイルを貯めるカードは、大きく2種類に分かれます。ANAとカード会社の提携カードであるANAカードと、自社ポイントをANAマイルへ移行できる一般のクレジットカードです。

ANAカードは搭乗ボーナスや入会・継続ボーナスマイルが付く代わりに、全券種に年会費がかかります。一般カード側は年会費を抑えられますが、移行レートが下がりがちです。

入口として扱いやすいのがANA JCB一般カードでしょう。年会費は2,200円(税込)で、入会時と毎年の継続時に1,000マイルずつ積算されます。

カード名発行会社年会費(税込)国際ブランドポイント還元率追加カード(家族・ETC)公式サイト
ANA JCB一般カードジェーシービー2,200円
初年度年会費無料
JCB200円につき1ポイント家族1,100円/ETCカード追加可https://www.jcb.co.jp/ordercard/teikei/ana_card.html
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)ジェーシービー2,200円
初年度年会費無料
JCB200円につき1ポイント家族1,100円/ETCカード追加可https://www.jcb.co.jp/ordercard/teikei/ana_tome.html
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)ジェーシービー15,400円JCB200円につき1ポイント家族2,200円/ETCカード追加可https://www.jcb.co.jp/ordercard/teikei/ana_tome.html
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード三井住友カード2,200円
初年度年会費無料
Mastercard200円につき1ポイント家族1,100円/ETCカード追加可https://www.smbc-card.com/nyukai/affiliate/anatopclubq/index.jsp
MileagePlusセゾンカードクレディセゾン3,300円アメリカン・エキスプレス/Visa/Mastercard1,000円につき5マイル公式ページに記載なしhttps://www.saisoncard.co.jp/mileage/ua-saison/
楽天ANAマイレージクラブカード楽天カード550円
年1回の利用で無料
Visa/Mastercard/JCB100円につき1ポイントETCカード550円(会員ランクで無料)https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-amc-card/
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードクレディセゾン2,200円
年間1回以上の利用で無料
アメリカン・エキスプレス1,000円につき1ポイント公式ページに記載なしhttps://www.saisoncard.co.jp/creditcard/lineup/074/
JCBカードWジェーシービー永年無料JCB200円につき2ポイント家族カード無料https://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/os_card_w2.html
三井住友カード(NL)三井住友カード永年無料Visa/Mastercard200円につき1ポイント家族カード永年無料https://www.smbc-card.com/nyukai/card/numberless.jsp
三井住友カード ゴールド(NL)三井住友カード5,500円
年間100万円の利用で翌年以降永年無料
Visa/Mastercard200円につき1ポイント家族カード年会費無料https://www.smbc-card.com/nyukai/card/gold-numberless.jsp
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードアメリカン・エキスプレス39,600円アメリカン・エキスプレス100円につき1ポイント家族カード2枚まで無料https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/gold-preferred-card/

年間決済額の目安で分けると、選ぶ方向はかなり絞れます。年間50万円未満なら年会費のかからない楽天ANAマイレージクラブカードやJCBカードWが軸になるでしょう。

年間50万〜150万円のゾーンではANA JCB一般カードが伸びます。年間150万円を超えると、搭乗ボーナスの倍率が上がる上位券種や、アメリカン・エキスプレス系も選択肢に入ります。

なお表の年会費は本会員のものです。初年度年会費無料と書いた3枚は、2年目から年会費が発生する点に注意してください。

出典:JCB『ANA JCBカード』、三井住友カード『ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード』

マイル還元率の実質年利換算

ANAカードの比較記事の多くは「マイル還元率1.0%」で横並びにしています。ただ、その1.0%を出すには年間5,500円(税込)の移行手数料が必要な券種があります。

手数料は決済額に比例しません。年間30万円しか使わない人と400万円使う人では、1枚のカードから受け取る価値がまったく違ってきます。

そこで、獲得マイルを円に換算したうえで年会費と移行手数料を差し引き、年間決済額で割り戻した数値を出しました。計算式は次のとおりです。

実質年利=(年間獲得マイル×2円 − 年会費 − マイル移行手数料)÷ 年間決済額という式で計算しています。

1マイル=2円は仮定です。根拠はANA SKY コインへの交換率と国内線特典航空券の必要マイル数で、詳しくは後述の使い道のセクションで扱います。

計算の前提となるスペック

まず各カードのマイル還元率と固定費を整理します。ANAカードは2マイルコースを選んだ前提で、年会費は2年目以降の金額を使いました。

カード名100円あたりの獲得マイル年会費(税込)マイル移行手数料(税込)
ANA JCB一般カード1.0マイル2,200円5,500円/年間
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)1.0マイル2,200円5,500円/年間
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)1.0マイル15,400円無料
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード1.0マイル2,200円6,600円/年度
MileagePlusセゾンカードANAマイルは対象外3,300円—
楽天ANAマイレージクラブカード0.5マイル年1回の利用で無料無料
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード0.3125マイル年間1回以上の利用で無料無料
JCBカードW0.6マイル永年無料無料
三井住友カード(NL)0.3マイル永年無料無料
三井住友カード ゴールド(NL)0.3マイル5,500円無料
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード1.0マイル39,600円5,500円/年間(ANAコース)

年間決済額別の実質年利

上の前提を式に入れた結果が次の表です。マイナスの数値は、受け取るマイルの価値より年会費と手数料のほうが大きい状態を表します。

カード名年30万円年60万円年100万円年200万円年400万円
ANA JCB一般カード−0.57%0.72%1.23%1.62%1.81%
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)−0.57%0.72%1.23%1.62%1.81%
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)−3.13%−0.57%0.46%1.23%1.62%
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード−0.93%0.53%1.12%1.56%1.78%
MileagePlusセゾンカード—————
楽天ANAマイレージクラブカード1.00%1.00%1.00%1.00%1.00%
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード0.63%0.63%0.63%0.63%0.63%
JCBカードW1.20%1.20%1.20%1.20%1.20%
三井住友カード(NL)0.60%0.60%0.60%0.60%0.60%
三井住友カード ゴールド(NL)−1.23%−0.32%0.05%0.33%0.46%
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード−13.03%−5.52%−2.51%−0.26%0.87%

読み取れる分岐点は3つあります。1つめは年間38.5万円で、ANA JCB一般カードの実質年利がプラスに転じるラインです。

2つめは年間96.25万円です。ここでANA JCB一般カードがJCBカードWの1.20%を追い越します。年間100万円前後がANAカードへ切り替える目安になるでしょう。

3つめは年間225.5万円で、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードの実質年利がプラスへ入るラインです。年会費39,600円の重さがここに出ます。

1マイル=2円は強気の仮定なので、控えめに1.5円で見る計算もしておきましょう。ANA JCB一般カードで年間100万円を決済した場合、実質年利は0.73%まで下がります。

自分の決済額で計算する4ステップ

  1. 直近12か月のカード利用額を合計して年間決済額を出します
  2. 年間決済額÷100×表の「100円あたりの獲得マイル」で年間獲得マイルを求めます
  3. 年間獲得マイル×2円から年会費と移行手数料を引きます
  4. その金額を年間決済額で割ると実質年利になります

公共料金や税金の支払いをカードに寄せている場合は、年間決済額が想像より大きく出ることがあります。まず実額を数えてから券種を決めてください。

出典:JCB『ANA マイル移行サービス』、アメリカン・エキスプレス『マイルへ移行』

ANAカードの入口と共通の割引特典

ANAカードの入口に位置するのが、株式会社ジェーシービーが全日本空輸株式会社と提携して発行するANA JCB一般カードです。年会費は2,200円(税込)で、初年度は無料です。

入会時に1,000マイル、以後は毎年の継続ごとに1,000マイルが積算されます。ANAグループ便に乗ると、区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率の10%がボーナスマイルとして加わる仕組みです。

年会費2,200円に対して継続ボーナスが1,000マイルなので、1マイル2円で換算すると年会費の大半を継続ボーナスだけで戻せる計算になります。

年間50万〜150万円をカードに寄せていて、年1回以上ANAグループ便に乗る人なら、搭乗ボーナスと継続ボーナスの両方を拾えます。

逆に年間決済額が30万円台にとどまり、飛行機にほとんど乗らないなら、年会費と移行手数料の分だけ持ち出しになります。その場合は年会費無料の選択肢を先に検討してください。

ワイドカードやワイドゴールドカード、プレミアムまで含めた券種ごとの年会費・搭乗ボーナス・旅行保険の違いは、ANA JCBカード全6種類の違いと選び方で比較しています。

ANAカード共通の割引特典

ANAカードには、マイルとは別に券種を問わない割引が付いています。旅行前後の出費をそのまま削れるので、実質的な年会費の重さが変わってきます。

  • ANA国内線・国際線の機内販売が10%引き
  • 空港内店舗「ANA FESTA」で5%引き
  • ANAグループ空港内免税店で5%引き
  • ANA国内ツアー(ANAスカイホリデー)とANA海外ツアー(ANAハローツアー・ANAワンダーアース)のツアー商品が5%引き
  • ショッピングサイト「ANAショッピング A-style」で5%引き
  • IHG・ANA・ホテルズグループジャパンのベストフレキシブル料金が5%引き
  • ANAカード会員専用の割引運賃「ビジネスきっぷ」を利用可能

ツアー商品の5%引きは直接申し込んだ場合のみ適用されます。比較サイト経由や旅行代理店経由では対象外になるので、申し込み導線に注意してください。

ワイドカードとワイドゴールドカードになると、免税店の割引が10%引きへ上がります。国際線エコノミークラスでもビジネスクラス専用カウンターでチェックインできる点も違いです。

出典:JCB『ANA JCBカード』

ANAカードの提携ブランド別の違い

ANAカードは1社が発行しているわけではありません。ジェーシービー、三井住友カード、クレディセゾン、アメリカン・エキスプレスなどが、それぞれ自社のポイントを載せて発行しています。

この構造が分かりにくさの原因です。同じ「ANA一般カード」でも、貯まるポイントもマイル移行手数料も発行会社ごとに違います。

発行会社貯まるポイント通常獲得ポイントの付与単位一般券種の2マイル移行手数料(税込)
ジェーシービーJ-POINT200円(税込)につき1ポイント5,500円/年間
三井住友カードVポイント200円(税込)につき1ポイント6,600円/年度
アメリカン・エキスプレスメンバーシップ・リワード100円につき1ポイント6,600円/年間

手数料だけで年間1,100円の差があります。同じマイル還元率に見えても、JCB発行のほうが1年あたりの持ち出しは小さくなる計算です。

ANAカードの券種の階層

ANA JCBカードの場合、一般カードの上にワイドカード、その上にワイドゴールドカード、さらにプレミアムという階層があります。年会費はそれぞれ7,975円、15,400円、77,000円です。

上位券種になるほど搭乗ボーナスの倍率と保険の補償額が上がります。ワイドカードとワイドゴールドカードは搭乗ボーナスが25%、プレミアムは50%まで上がるでしょう。

ワイドゴールドカード以上とANA JCBカード学生用は、2マイルコースでもマイル移行手数料が無料になります。年会費の差の一部はここで戻る形です。

年会費が無料になる2つの券種

ANAカードのなかにも年会費のかからない券種が2つあります。どちらも条件付きなので、対象に当てはまるかを先に確認しましょう。

項目ANA JCB CARD FIRSTANA JCBカード(学生用)
年会費(本会員)無料在学期間中無料
申し込み対象18歳以上(学生不可)29歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方18歳以上の学生(大学、大学院、短大、専門学校、高専の4・5年生)の方
入会ボーナスマイル3,000マイル1,000マイル
継続ボーナスマイル3,000マイル1,000マイル
海外旅行傷害保険付帯なし最高1,000万円
マイル移行手数料無料(2マイルコースのみ)無料(2マイルコース)

ANA JCB CARD FIRSTは年会費が無料のまま2マイルコースを使えます。ショッピング利用合計金額が100万円(税込)以上の年度には、利用ボーナスとして5,000マイルも加算されます。

ただし5年後のカード初回有効期限到来の更新時に、審査のうえ自動的にANA JCB一般カードへ切り替わります。切り替え後は本会員2,200円(税込)の年会費がかかる点に注意してください。

学生用も在学期間中は年会費が無料です。ANA JCB一般カードへ切り替わったあとは、同じく本会員2,200円(税込)、家族会員1,100円(税込)が適用されます。

出典:JCB『J-POINTの仕組み』、三井住友カード『ANAカード マイレージ移行について』

交通系ANAカードのマイル二重取り

通勤で鉄道を使う人に向くのが、交通系のANAカードです。カード決済のポイントとは別に、乗車そのものでポイントが積み上がります。

カード名年会費(税込)乗車で貯まるポイントオートチャージANAマイルへの経路
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)2,200円東京メトロ1乗車で平日メトポ5ポイント/土休日15ポイントPASMOオートチャージ対応メトポ100ポイント=90マイル
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)15,400円東京メトロ1乗車で平日メトポ20ポイント/土休日40ポイントPASMOオートチャージ対応メトポ100ポイント=90マイル
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード2,200円買い物利用200円(税込)につきTOKYU POINT 1ポイントPASMOオートチャージ対応TOKYU POINT 1ポイント=2マイル(2倍コース)

ソラチカカードのメトポ二重取り

ソラチカ一般カードは、東京メトロに乗るだけで平日5メトポ、土休日15メトポがたまります。定期券面区間外の乗車が対象です。

月20回の平日乗車なら100メトポで、これは90マイルに交換できます。年間に直すと1,080マイル相当で、継続ボーナスとほぼ同じ規模になる計算です。

J-POINTからメトポへ、1ポイント=メトポ1ポイントで交換する経路もあります。ただし交換単位が1,000ポイント以上500ポイント単位なので、少額では動かせません。

ソラチカ一般カードとゴールドカードの差

ゴールドカードは乗車ポイントが平日20メトポ、土休日40メトポに増え、マイル移行手数料も無料です。ただし年会費の差は13,200円あります。

月20回の平日乗車で比べると、乗車ポイントの差は年間3,240マイル分になります。移行手数料5,500円と合わせても、年会費の差を埋め切るには決済額の上積みが要るでしょう。

ショッピングの還元率は一般もゴールドも200円につき1ポイントで同じです。券種の差は年会費・保険・乗車ポイント・継続ボーナスに集約されます。

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

東急沿線で使うならこちらの1枚が候補になります。ANAマイル、TOKYU POINT、PASMO、定期券、クレジットの5つの機能が1枚にまとまったカードです。

買い物利用200円(税込)につきTOKYU POINTが1ポイントたまり、2倍コースを選べば1ポイント=2マイルで移行できます。移行手数料は年度ごとに6,600円(税込)かかります。

PASMOオートチャージにも対応します。初期設定では、PASMOの残高が2,000円以下になると3,000円がチャージされる仕組みです。

入会時と毎年のカード継続時に1,000マイルのボーナスマイルが付きます。旅行傷害保険は海外1,000万円、国内航空1,000万円という設定になっています。

メトポとJ-POINTの相互交換

ソラチカカードでは、J-POINTをメトポへ交換する経路も用意されています。交換レートは1ポイント=メトポ1ポイントで、1ポイントが1円相当という扱いです。

交換単位は1,000ポイント以上500ポイント単位で、手数料はかかりません。ただしメトポからマイルへ戻すと100ポイント=90マイルなので、往復させると目減りします。

メトポからマイルへの移行は月1回のみで、申し込みからマイルとして使えるまで約1〜2ヵ月かかります。旅行の直前に慌てて交換しても間に合わないので、余裕をもって手続きしてください。

出典:JCB『ANA To Me CARD PASMO JCB Series』、三井住友カード『ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード』

ANAカード以外のANAマイル獲得ルート

ANAカードを持たなくてもANAマイルは貯まります。自社ポイントをANAマイレージクラブへ移行できるカードなら、年会費を抑えたまま同じ口座にマイルを集められます。

JCBカードW

JCBカードWは年会費永年無料で、200円(税込)につきJ-POINTが2ポイントたまります。18歳から39歳までの入会限定で、40歳以降も年会費無料のまま継続できます。

ANA JCBカード以外のJCBカードからANAマイルへ移行する場合、レートは1ポイント=0.6マイルまで下がります。交換単位は2,500ポイント以上1ポイント単位で、移行手数料はかかりません。

200円で2ポイント、1ポイントで0.6マイルなので、200円につき1.2マイルという計算です。年会費がかからないぶん、実質年利は決済額にかかわらず1.20%で安定します。

J-POINTには優待店の仕組みもあります。J-POINTモールを経由したネットショッピングなら、ポイントの倍率が20倍まで上がる店舗も選べるでしょう。

移行の手続きはコース選択ではなく都度の申し込みです。インターネットか電話で申し込み、受付後およそ1週間でマイル口座へ反映されます。

ANA JCBカードのようにボーナスマイルは付きません。年会費をかけずにマイルの受け皿を1つ確保するという使い方が現実的でしょう。

三井住友カード(NL)と三井住友カード ゴールド(NL)

三井住友カード(NL)は年会費永年無料、三井住友カード ゴールド(NL)は年会費5,500円(税込)です。ゴールドは年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になります。

どちらも200円(税込)につきVポイントが1ポイントたまります。通常のVポイントからANAマイルへの交換は5ポイント=3マイルで、移行手数料はかかりません。

三井住友カード(NL)は、対象のコンビニ・飲食店でスマホのVisaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済、またはモバイルオーダーで支払うと7%ポイント還元になります。

※カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。

※記載のスペック情報は2026年9月10日時点の情報です。

マイル効率だけを見れば200円で0.6マイルにとどまります。日常の決済で貯めたVポイントをマイルへ回す受け皿、という位置づけで持つのが現実的でしょう。

MileagePlusセゾンカード

MileagePlusセゾンカードは年会費3,300円(税込)で、ショッピング1,000円につき5マイルがたまります。オプションのマイルアップメンバーズに年11,000円(税込)で登録すると1,000円につき15マイルです。

注意したいのは、貯まるのがユナイテッド航空のマイレージプラスのマイルであってANAマイルではない点になります。両社はスター アライアンスに加盟しているだけです。

ユナイテッド航空のウェブサイトから、ANAを含むスター アライアンス加盟航空会社の特典航空券や座席のアップグレードに使えます。マイルに有効期限がない点も大きな違いでしょう。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

年会費は39,600円(税込)で、家族カードは2枚まで無料です。メンバーシップ・リワードのポイントは100円で1ポイントたまります。

ANAマイルへ移行するには年間参加費5,500円(税込)のANAコースへの登録が必要です。移行レートは1,000ポイント→1,000マイルで、年間の移行上限は40,000マイルになります。

メンバーシップ・リワード・プラスについては、公式に「ゴールド・プリファードのカード会員様は無料かつ自動的に登録されます。」と明記されています。別途3,300円を払う必要はありません。

出典:三井住友カード『三井住友カード(NL)』、クレディセゾン『MileagePlusセゾンカード』、アメリカン・エキスプレス『メンバーシップ・リワード・プラス』

年会費無料でANAマイルを貯める選択肢

先に事実を1つ置きます。誰でも年会費無料で持てるANAカードはありません。ANA JCBカードは学生用とANA JCB CARD FIRSTを除き、全券種に年会費が設定されています。

年会費をかけずにANAマイルを貯めたいなら、ANAマイレージクラブ機能が付いた提携カードか、ポイントをマイルへ移行できる一般カードを選ぶことになります。

楽天ANAマイレージクラブカード

年会費は税込550円ですが、年1回の利用で無料になります。ポイントの受け取り方は「ANAマイルコース」と「楽天ポイントコース」から選べる仕組みです。

ANAマイルコースを選ぶと200円で1マイルがたまります。移行の手続きも手数料も不要なので、実質年利は決済額にかかわらず1.00%で一定です。

コースの切り替えは楽天e-NAVIから行えます。海外旅行傷害保険は最高2,000万円で、適用条件がある点は確認しておきましょう。

このカードの弱点と、楽天カードとの2枚持ちで補う方法は楽天ANAマイレージクラブカードのデメリットで解説しています。

ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード

正式名称はヤマダLABI ANAマイレージクラブカード セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードです。年会費2,200円(税込)で、年間1回以上の利用で無料になります。

1か月のクレジットショッピング利用総額1,000円(税込)ごとに永久不滅ポイントが1ポイントたまります。ANAマイルへの交換は200ポイント→625マイルです。

この625マイルはこのカード限定のレートです。永久不滅ポイントからANAマイルへの一般的な交換は200ポイント→600マイルなので、ANAマイレージクラブカードのほうが有利になります。

1,000円で3.125マイルなので、マイル効率そのものは高くありません。ヤマダデンキでの買い物が多く、ANAマイレージクラブ機能も1枚にまとめたい人向けでしょう。

年会費が無料になる条件や家族カードの有無はヤマダLABI ANAマイレージクラブカードのメリット・デメリットにまとめています。

JCBカードWという選択

年会費無料枠でマイル効率だけを見ると、200円で1.2マイルのJCBカードWが頭ひとつ抜けます。ただし入会が18歳から39歳までに限られます。

40歳以上で年会費無料にこだわるなら、楽天ANAマイレージクラブカードが実質年利1.00%で残ります。年齢条件は先に確認してください。

出典:楽天カード『楽天ANAマイレージクラブカード』、クレディセゾン『ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード』、JCB『JCB カード W』

マイル移行手数料の損益分岐点

ANA JCB一般カードで1ポイント=2マイルのレートを選ぶと、年間5,500円(税込)のマイル移行手数料がかかります。手数料は2マイルのレートの側に付き、自動移行かマルチポイントかというコース名では決まりません。

請求されるのは、毎年4月1日から翌年3月31日の間に1度でもマイル移行があった場合です。移行がなかった年度は請求されません。

2マイルコースは1マイルコースに比べて、100円あたり0.5マイル多く受け取れます。1マイル2円で換算すると、100円につき1円の上積みです。

手数料5,500円を上回るのは年間55万円の決済からになります。年間55万円に届かない見込みなら、1マイルコースのままのほうが手取りは大きくなる計算です。

年間決済額2マイルコースの実質年利1マイルコースの実質年利有利なコース
30万円−0.57%0.27%1マイルコース
60万円0.72%0.63%2マイルコース
100万円1.23%0.78%2マイルコース
200万円1.62%0.89%2マイルコース
400万円1.81%0.95%2マイルコース

三井住友カード発行のANA一般カードは手数料が6,600円(税込)なので、分岐点は年間66万円に上がります。同じ「一般カード」でも損益ラインは同じではありません。

券種ごとの手数料の一覧やコース変更の受付期間、Oki DokiポイントからJ-POINTへの改称で変わった点は、ANA JCBカード全6種類の違いと選び方で扱っています。

出典:JCB『ANA マイル移行サービス』、三井住友カード『ANAカード マイレージ移行について』

ANAマイルの貯め方と加算時期

ANAカードでマイルが増える経路は4つあります。それぞれ加算のタイミングが違うので、順に押さえておきましょう。

  1. カード決済で貯めたJ-POINTをマイルへ移行する(200円につき1ポイント、2マイルコースなら2マイル)
  2. ANAカードマイルプラス提携店での支払いで、ポイントとは別に100円=1マイルまたは200円=1マイルが加算される
  3. ANAグループ便の搭乗で、区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率の10%がボーナスマイルとして加算される
  4. 入会時と毎年の継続時に1,000マイルが積算される

カード決済分の加算タイミング

J-POINTの集計期間は毎月16日から翌月15日までです。ショッピング1回払いの分は、支払い月に一括して付与されます。

マイル自動移行コースを選んでいる場合、毎月の利用代金明細書やMyJCBに表示された通常獲得ポイントが、毎月の支払い日までにマイルへ移ります。

マルチポイントコースは自動では動きません。インターネットか電話での申し込みが要り、マイルへ移るまで申し込みから約1週間かかる点に注意してください。

ボーナスポイントは扱いが別

J-POINTボーナスや各種キャンペーンで得たボーナスポイントは、通常獲得ポイントとレートが違います。1ポイント=0.6マイルで、2,500ポイント以上1ポイント単位です。

ボーナスポイントはコースにかかわらず申し込み手続きが必要になります。自動移行コースでも自動では動かないので、失効前に手続きしてください。

ANAカードマイルプラスの加算

ANAカードマイルプラスの提携店で支払うと、J-POINTとは別枠でマイルが積算されます。ANA JCBカードの場合は100円=1マイルで、提携先によっては200円=1マイルという設定です。

ANA JCBカード プレミアムだけは100円=2マイルになります。ANA航空券や機内販売の支払いに使った場合が対象で、通常のショッピングとは条件が分かれています。

加算までの期間は約1〜2ヵ月です。カード会社のポイント付与と時期がずれるため、マイル口座の残高だけを見て取りこぼしと判断しないよう気をつけましょう。

家族のマイルを合算する方法

ANAカードファミリーマイルに登録すると、家族がそれぞれ貯めたマイルを特典交換時に合算できます。登録手数料は無料です。

対象は日本在住のANAカード本会員と、生計を同一にし同居する配偶者・同性パートナーおよび一親等以内の家族になります。合算できるのは10名までという仕組みです。

出典:JCB『ANA マイル移行サービス』、ANA『ANAカードファミリーマイル』

ANAマイルの使い道と必要マイル数

実質年利の計算で使った「1マイル=2円」の根拠をここで示します。マイルの価値は使い道で変わるため、上限と下限を分けて見るのが正確です。

国内線特典航空券の必要マイル数

ANA国内線特典航空券は、搭乗区間の距離とシーズンで必要マイル数が決まります。2024年10月27日以降の搭乗分は改定後の数値が適用されます。

区間マイレージ(1区間)ローシーズンレギュラーシーズンハイシーズン
0〜300マイル区間6,000マイル6,500マイル9,000マイル
301〜800マイル区間7,000マイル8,500マイル10,500マイル
801〜1,000マイル区間8,000マイル9,500マイル12,000マイル
1,001〜2,000マイル区間9,500マイル10,500マイル13,000マイル

国際線特典航空券の必要マイル数

国際線は目的地のゾーンとシーズンで必要マイル数が決まります。往復で必要になるマイル数なので、国内線の片道基準と混同しないよう気をつけてください。

日本発着の方面(エコノミークラス)ローシーズンレギュラーシーズンハイシーズン
アジア1(Zone 3)17,000マイル20,000マイル30,000マイル
アジア2(Zone 4)30,000マイル35,000マイル50,000マイル
ハワイ(Zone 5)35,000マイル40,000マイル65,000マイル
北米(Zone 6)40,000マイル50,000マイル72,000マイル

ハイシーズンの数値はいずれも改定後のものです。改定前と比べると、ハワイのエコノミークラスは43,000マイルから65,000マイルへ引き上げられました。

ANA JCB一般カードで年間100万円を決済すると年10,000マイルなので、ローシーズンのアジア1なら2年弱で往復1枚分に届きます。ハワイまで狙うなら3年以上が目安でしょう。

ANA SKY コインへの交換率

特典航空券に届かない場合の受け皿がANA SKY コインです。ANAウェブサイトで航空券や旅行商品の支払いに10コイン単位で使える電子クーポンで、1コイン=1円として扱われます。

交換率は保有するANAカードの種類と交換マイル数で変わります。ANAカードの一般・ワイド会員の場合は次のとおりです。

交換マイル数交換後コイン数1マイルあたりの円換算
1〜9,999マイル同数(1倍)1円
10,000マイル12,000コイン(1.2倍)1.2円
20,000マイル26,000コイン(1.3倍)1.3円
30,000マイル42,000コイン(1.4倍)1.4円
40,000マイル60,000コイン(1.5倍)1.5円

つまり下限は1マイル=1円、まとめて交換すれば1.5円まで上がります。特典航空券に充てれば2円を超える場面もあるため、本記事は2円を仮定に置きました。

ANA SKY コインの有効期限は交換月から12カ月目の末日までです。マイルより短いので、使う予定が決まってから交換してください。

マイルの有効期限

ANAマイルの有効期限は、マイレージクラブのマイルへ移行された日を起算日として、その月から数えて36ヵ月後の月末までです。

期限を気にせず貯めたい場合、MileagePlusセゾンカードで貯まるユナイテッド航空のマイルには有効期限がありません。ANAマイルそのものではない点だけ注意しましょう。

出典:ANA『ANA国内線特典航空券 シーズン・必要マイルチャート』、JCB『ANA マイル移行サービス』

ANAカードとJALカードの違い

マイルを貯める先を決める段階で、ANAとJALのどちらにするか迷う人は多いでしょう。両社は加盟している航空連合が違うため、乗り継ぎ先が変わります。

項目ANAJAL
マイルの有効期限移行された日から36ヵ月後の月末搭乗(利用)日の36カ月後の月末
航空連合スター アライアンスワンワールド
有効期限の起算日マイレージクラブのマイルへ移行された日搭乗(利用)日
国内線特典航空券の下限片道6,000マイル(0〜300マイル区間・ローシーズン)—

有効期限はどちらも36か月で差がありません。判断材料になるのはよく使う路線と乗り継ぎ先です。

ANAが加盟するスター アライアンスには、ユナイテッド航空も加盟しています。MileagePlusセゾンカードで貯めたマイルがANA便に使えるのは、この加盟関係があるからです。

乗り継ぎ先の路線網で選ぶなら、まず行き先を決めてから航空連合を選ぶ順番が合理的でしょう。加盟社の一覧は各社の公式サイトで公開されています。

JAL側に貯める場合のカード選びは、JALマイルが貯まるおすすめクレジットカード11選で比較しています。

有効期限の起算点には細かい違いがあります。ANAのカード決済分はマイルへ移行された日が起算日になり、JALは搭乗(利用)日が起算日です。

移行のタイミングをこちらで選べるという点では、マルチポイントコースを持つANA側のほうが期限のコントロールはしやすい構造になっています。

貯め方の作りにも違いがあります。ANAカードは2マイルコースの手数料が年会費と別建てなので、本記事のように手数料込みで比べないと実額が見えません。

出典:JAL『マイルの有効期限は36カ月間!』、ANA『ANA国内線特典航空券 シーズン・必要マイルチャート』

ANAマイル向けカードの選び方

ここまでの数字を、判断の順番に組み替えます。上から順に当てはめれば候補は2枚程度まで絞れるでしょう。

判断軸1 年間決済額

年間決済額は最初に確認すべき軸です。年間38.5万円を下回るならANAカードの2マイルコースは持ち出しになります。年会費無料の枠から選んでください。

判断軸2 通勤経路

東京メトロを日常的に使うならソラチカ一般カード、東急線沿線ならANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードが乗車ぶんを回収できます。

判断軸3 年会費の許容度

年会費をまったく払いたくないなら、JCBカードWか楽天ANAマイレージクラブカードの2択になります。年間数千円まで許容できるならANA JCB一般カードが射程に入ります。

判断軸4 マイルの使い道

特典航空券まで貯め切る前提なら、1マイルの価値が上がるので2マイルコースが有利になります。少額をこまめに使いたいならANA SKY コインの1倍レートで見積もってください。

判断軸5 有効期限

36か月で使い切る計画が立たない場合、有効期限のないユナイテッド航空のマイルを貯めるMileagePlusセゾンカードという選び方もあります。

なお学生には専用の券種が用意されています。ANA JCBカード学生用は在学期間中の年会費が無料で、2マイルコースの移行手数料もかかりません。

上位券種へ上げる判断

一般カードから上へ上げる判断は、搭乗回数で決まります。搭乗ボーナスが10%から25%へ上がるのがワイドカードとワイドゴールドカードだからです。

ワイドゴールドカードは年会費15,400円(税込)で、2マイルコースの移行手数料が無料になります。一般カードの2,200円と5,500円の合計7,700円との差は7,700円です。

この差を搭乗ボーナスで埋めるには、年間で相応の距離を飛ぶ必要があります。海外旅行傷害保険が最高1億円まで上がる点も含めて判断してください。

2枚持ちという選び方

ANAカードは本会員として2枚以上を重複保有できませんが、ソラチカカードだけは例外です。ANA JCBカードと重複して持てて、両方のマイルは同じ口座に集約されます。

ただし年会費は2枚分かかります。2マイルコースの移行手数料も券種ごとに発生するため、実質年利で見ると2枚持ちのハードルは高めでしょう。

出典:JCB『ANA JCBカード』

ANAカードの入会・継続ボーナス

ANAカードのボーナスマイルは券種で明確に差が付きます。2026年9月10日時点の公式スペックは次のとおりです。

カード名入会ボーナスマイル搭乗ごとのボーナスマイル継続ボーナスマイル
ANA JCB一般カード/ソラチカ一般カード1,000マイル10%1,000マイル
ANA JCBワイドカード/ANA JCBワイドゴールドカード/ソラチカゴールドカード2,000マイル25%2,000マイル
ANA JCB CARD FIRST3,000マイル10%3,000マイル
ANA JCBカード プレミアム10,000マイル50%10,000マイル

入会・継続ボーナスマイルの対象は本会員のみで、家族カード会員は対象になりません。家族カードを増やしてもボーナスは増えない設計です。

搭乗ごとのボーナスマイルは、区間基本マイレージにクラス・運賃倍率を掛けた数値に対する割合で付きます。マイル積算条件運賃での搭乗が条件です。

キャンペーンについては、2026年9月10日時点でANA JCBカードの新規入会キャンペーンが実施されています。キャンペーン期間は2026年3月1日からで、申込日によって期間が異なります。

※記載のキャンペーンは2026年9月10日時点の内容です。条件は変更される場合があるため、申し込み前に公式サイトで確認してください。

出典:JCB『ANA JCBカード』

ANAマイルのカードのよくある質問

ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードは?

年間決済額で答えが変わります。年間100万円以上ならANA JCB一般カードの2マイルコースが実質年利1.23%、年間30万円台ならJCBカードWの1.20%が上に来ます。

ANAマイルが貯まるおすすめのクレジットカードは?

飛行機に年1回以上乗るならANA JCB一般カードが基準になります。搭乗ボーナス10%と継続ボーナス1,000マイルは、ANAカード以外では受け取れません。

マイルを貯めるならどのクレジットカードがいい?

ANAマイルに絞るならANAカード、航空会社を決め切れていないなら年会費無料でポイントを貯めておく方法もあります。J-POINTもVポイントも後からマイルへ移せます。

ANAカードはJCBとVisaどっちがいい?

マイル移行手数料で差が出ます。JCB発行の一般券種は年間5,500円(税込)、三井住友カード発行の一般券種は年度ごと6,600円(税込)です。

ANAカードの年会費を無料にする方法はある?

ANA JCB一般カードの年会費を無料にする方法は用意されていません。初年度のみ無料で、2年目から2,200円(税込)が発生します。

年会費のかからない券種を選ぶなら、29歳以下向けのANA JCB CARD FIRSTか、学生向けのANA JCBカード学生用が該当します。

ANAカードは何枚まで持てる?

本会員としてANA JCBカードを2枚以上重複して保有することはできません。例外はソラチカカードで、ANA JCBカードと重複して持てます。

ANAカードの解約でマイルはどうなる?

ANA JCBカードを退会すると自動的にANAマイレージクラブも退会となり、マイレージ番号が無効になってマイルも使えなくなります。

継続したい場合は、退会前にANAマイレージクラブ・サービスセンターへ連絡してください。クレジット機能の付いていないANAマイレージカードを発行してマイル残高を移してもらえます。

ANAカードの締め日と支払日はいつ?

JCB発行のANAカードは毎月15日に締め切り、翌月10日に支払いとなります。支払日が土日祝の場合は翌営業日です。

ANAカードに家族カードは付けられる?

ANA JCB一般カードの家族会員年会費は1,100円(税込)で、本会員が無料の場合は家族会員も無料になります。対象は生計を同一にする配偶者・親・子供です。

ANAカードマイルプラスとは何か

ANAカードマイルプラスは、提携店や対象商品の支払いにANAカードを使うと、カード会社のポイントとは別にマイルが加算される特典です。

ANA JCBカードの場合、100円=1マイルがたまります。提携先によっては200円=1マイルになる場合もあるので、対象店舗ごとに確認してください。

家族カードの利用分もマイルは貯まる?

家族会員の利用分は、本会員の利用分として集約されます。そのためJ-POINTは本会員の口座にまとまり、マイル移行も本会員のカードで申し込む形になります。

ただし入会・継続ボーナスマイルは本会員のみが対象です。家族カードを増やしてもボーナスマイルは増えません。

ボーナスポイントはどう移行する?

ボーナスポイントは自動では移行されません。マイル自動移行コースを選んでいても、インターネットか電話で別途申し込む必要があります。

レートは1ポイント=0.6マイルで、移行単位は2,500ポイント以上1ポイント単位です。小数点が発生した場合はポイント数が切り上げられます。

ソラチカカードとANA JCB一般カードは2枚持てる?

2枚持てます。ANA To Me CARD PASMO JCBに限り、本会員としてANA JCBカードと重複して保有できる扱いになっています。

すでにANA JCBカードを持っている状態でソラチカカードを申し込むと、既存カードを保有したまま新規発行されます。それぞれで貯めたマイルは合算できます。

ANA SKY コインとマイルはどちらを使うべき?

特典航空券に届くならマイルのままのほうが有利です。ANA SKY コインは1コイン=1円で、まとめて交換しても1マイルあたり1.5円が上限になります。

逆に有効期限が迫っていて特典航空券に届かない場合は、コインへ交換して航空券や旅行商品の支払いに充てるほうが目減りを抑えられます。

ANAカードの初年度年会費無料は誰でも対象?

ANA JCB一般カードとソラチカ一般カード、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは初年度年会費無料です。2年目から所定の年会費が発生します。

ANA JCBワイドゴールドカードやプレミアムには初年度無料の設定がありません。上位券種を初年度から使う場合は年会費が満額でかかります。

出典:JCB『JCBカードの締め日と支払い日について教えてください。』、『ANA JCBカード』

キャンペーンを見るときの注意点

入会キャンペーンのマイル数は、条件を満たした場合の合計値で表示されることが一般的です。カードが届いてすぐ全額を受け取れるわけではありません。

ANA JCBカードのキャンペーンでは、対象外の券種が指定されています。ANA JCB CARD FIRST、ANA JCB CARD Precious、ANA JCBカード プレミアム、ANA法人カード、海外発行カードは対象外です。

条件と期間は公式ページで随時更新されます。申し込み前に対象券種と達成条件を読み合わせてから手続きしてください。

まとめ

ANAマイルを貯めるカード選びは、表面のマイル還元率ではなく年会費と移行手数料を引いたあとの実質年利で判断すると迷いません。

基準になるのは3つの分岐点です。年間38.5万円でANA JCB一般カードがプラスに転じ、年間55万円で2マイルコースが1マイルコースを上回り、年間96.25万円でJCBカードWを追い越します。

年間決済額が30万円台にとどまるなら、年会費無料のJCBカードWや楽天ANAマイレージクラブカードで十分でしょう。飛行機に乗る回数が増えてからANAカードへ移っても遅くありません。

最後に注意点を1つ挙げます。JCBのポイントは2026年1月にJ-POINTへ改称されており、旧称のまま書かれた比較記事の数字は前提が古い可能性があります。

もう1つ、移行コースは年度の途中でも変えられます。ただしマイル自動移行コースは毎月移行されるため、その年度に一度でも2マイルで移行していれば手数料はかかります。年間決済額が55万円に届かないと分かったら、翌年度に向けて1マイルコースへ戻しておきましょう。

手数料は毎年4月1日から翌年3月31日の間に1度でもマイル移行があった場合に請求される仕組みです。移行がなければ請求されません。

申し込む前に必ず公式サイトで最新のスペックを確認してください。ANA JCB一般カードの詳細はJCB公式サイトで公開されています。

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