ANA JCBワイドゴールドカードのメリットは?元が取れる決済額とラウンジについて

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ANA JCBワイドゴールドカードは年会費15,400円で、マイル移行手数料がかからないANA JCBカードです。一般カードやワイドカードとの違いは、JCB公式の券種ページに分かれて載っています。

ワイドカードで2マイルコースを選ぶと、移行手数料5,500円を足した年間の固定費は13,475円です。ワイドゴールドとの差額は年1,925円で、この差で空港ラウンジと国内旅行傷害保険が付きます。

メリットとデメリット、決済額ごとの獲得マイル、ラウンジと保険の条件、JCBゴールドとの違いをまとめました。

3行要約

①年会費15,400円・200円で2マイル・マイル移行手数料は無料
②入会・継続ボーナス2,000マイルと搭乗ボーナス25%
③ワイドカード+移行手数料5,500円との差額は年1,925円

目次

ANA JCBワイドゴールドカードの基本スペック

ANA JCBワイドゴールドカードは、JCBが発行するANAカードのゴールド券種です。年会費は本会員15,400円・家族会員4,400円で、J-POINTを1ポイント=2マイルのレートで、手数料なしにANAマイルへ移せます。

項目ANA JCBワイドゴールドカード
年会費(税込)本会員15,400円/家族会員4,400円
申込対象(本会員)20歳以上(学生不可)で本人に安定継続収入のある人
マイル換算200円(税込)でJ-POINT1ポイント=2マイル
マイル移行手数料無料
J-POINTの有効期限3年間(36か月)
入会・継続ボーナス2,000マイル
搭乗ボーナス区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率の25%
空港ラウンジ国内主要空港とハワイ ホノルルの空港ラウンジが無料/ラウンジ・キーは1回US35ドル
旅行傷害保険海外最高1億円(出国前のカード払いがない場合は最高5,000万円)/国内最高5,000万円
追加できるカードETCカード、QUICPay、ANA QUICPay+nanaco、家族カード、PiTaPa
スマホ決済Apple Pay・Google Pay・Samsung Walletに設定可
公式サイトANA JCBカード公式サイト

ANAマイルを2マイルコースで貯めるなら、ワイドカードに移行手数料を足した額との差は年1,925円です。空港ラウンジや国内旅行傷害保険を使う予定がある人ほど、この差額の中身を比べる意味があります。

出典:JCB『ANA JCBカード 入会キャンペーン』、『ANA JCBカードのアップグレード カード券種のご案内』

申込対象は20歳以上で学生不可

本会員の申込対象は、20歳以上(学生不可)で本人に安定継続収入のある人です。ANA JCB一般カードとワイドカードは18歳以上が対象なので、ワイドゴールドは年齢の下限が2歳上がります。

収入の条件にも違いがあります。一般カードとワイドカードは「本人または配偶者」の安定継続収入で申し込めますが、ワイドゴールドは本人の収入が条件です。家族会員は、生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)が対象になります。

29歳以下で年会費をかけずにANAマイルを貯めたいなら、ANA JCB CARD FIRSTという券種もあります。申込対象は18歳以上29歳以下(学生不可)で、年会費は5年間無料です。

出典:JCB『ANA JCBカード 入会キャンペーン』

J-POINTとANAマイルの換算

ワイドゴールドは、利用合計金額200円(税込)ごとにJ-POINTが1ポイント貯まり、1ポイント=2マイルで移せます。マイルに換算した還元率は1.0%になります。

ポイントコースは、毎月自動でマイルに移す「マイル自動移行コース」と、好きなときに交換する「マルチポイントコース」から選びます。どちらも2マイルのレートで手数料はかかりません。

年会費や電子マネーチャージなど、一部の利用分はJ-POINT付与の対象外です。J-POINTの仕組みやコースの変更手順はANA JCBカード全6種類の違いと選び方で詳しく扱っています。

出典:JCB『ANA JCBカード 入会キャンペーン』、『ANA マイル移行サービス』

ANA JCBワイドゴールドカードのメリット

ワイドゴールドの利点は、マイルの貯まり方と、ゴールド会員向けの付帯サービスの2つに分かれます。マイル面では移行手数料の無料化が一般カード・ワイドカードとの大きな違いです。

マイル移行手数料が無料で200円=2マイル

ワイドゴールドは、1ポイント=2マイルのレートを手数料なしで使えます。一般カードとワイドカードで同じ2マイルのレートを選ぶと、年5,500円(税込)のマイル移行手数料がかかります。

この手数料は、毎年4月1日〜翌年3月31日の間に1度でもマイル移行があった年に請求される仕組みです。一般カードとワイドカードは1ポイント=1マイルのコースなら無料ですが、還元率は半分の0.5%に下がります。

出典:JCB『ANA マイル移行サービス』

入会・継続で毎年2,000マイル

入会したときと、翌年以降にカードを継続するたびに、2,000マイルのボーナスが付与されます。一般カードの1,000マイルに比べて倍の数字で、ワイドカードと同じ水準です。

ボーナスの対象は本会員だけで、家族カード会員には付与されません。家族カードを何枚持っても、入会・継続ボーナスは1年に2,000マイルのままです。

出典:JCB『JCBのANAカード』

搭乗ボーナスは区間基本マイルの25%

ANAグループ便にマイル積算対象の運賃で乗ると、区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率の25%がボーナスマイルとして上乗せされます。一般カードの搭乗ボーナスは10%です。

仮に区間基本マイレージ1,000マイル・運賃倍率100%の便に乗った場合、ボーナスは250マイルで、一般カードの100マイルより150マイル多くなります。乗る回数が多い人ほど、この差は積み上がるでしょう。

国際線で他社が運航するコードシェア便は、ANA便名でも対象外です。ボーナスマイルは、カードが手元に届いた後の搭乗分から登録されます。

出典:JCB『ANA JCBカードのアップグレード カード券種のご案内』

ゴールド会員向けの付帯サービスと共通特典

ゴールド会員専用デスクと優待サービス「JCB GOLD Service Club Off」は、ワイドカードには付かない特典です。Club Offでは、全国7万ヵ所以上の施設を割引価格で利用できます。

ANA国際線をエコノミークラスで利用するときも、ビジネスクラス専用カウンターでチェックインできます。ANAが運航する国際線の便であることが条件です。

このカウンターの特典と、ANAグループ空港内免税店の10%引き、IHG・ANA・ホテルズグループジャパンの朝食無料・ウェルカムドリンク(国内・直接予約のみ)は、ワイドカードと共通です。

機内販売や空港内店舗の割引、ANAカードマイルプラスのように全ANAカードに共通する特典は、ANAマイルが貯まるクレジットカードの比較記事でまとめています。

出典:JCB『JCBのANAカード』、『ANA JCBカード 入会キャンペーン』

ANA JCBワイドゴールドカードのデメリット

注意したい点は、年会費の負担、ANAラウンジの対象外、申込条件の3つです。どれも公式の券種ページに書かれている仕様で、申し込む前に確認できる内容です。

年会費15,400円が毎年かかる

本会員の年会費15,400円は、入会した年から毎年かかります。JCBの入会キャンペーンページで初年度年会費無料と表示されているのはANA JCB一般カードで、ワイドゴールドには初年度無料の表示がありません。

家族カードも1名につき4,400円です。ただし、ワイドカードで2マイルコースを選んだ場合の固定費13,475円と比べれば、上乗せは年1,925円にとどまります。

国内線ANAラウンジは対象外

ワイドゴールドで無料になるのは、複数のカード会社が共有するカードラウンジです。国内線のANAラウンジを使えるのはANA JCBカード プレミアムの本会員で、家族会員も対象になりません。

ただ、ANAラウンジがプレミアムだけの特典である点は、ANA JCBカードの券種構成に共通する仕様です。ワイドゴールドだけが劣っているわけではありません。

学生は申し込めない

申込対象が20歳以上(学生不可)のため、学生は年齢を満たしていても申し込めません。JCBは18歳以上の学生に、ANA JCBカード(学生用)かソラチカ一般カードを案内しています。

出典:JCB『ANA JCBカード 入会キャンペーン』、『ANA JCBカードのアップグレード カード券種のご案内』

年会費15,400円の損益分岐点

ワイドゴールドの年会費は、マイル移行手数料を含めた固定費で比べると判断しやすくなります。2マイルのレートを使うかどうかで、比べる相手の金額が変わるからです。

移行手数料込みのワイドとの差額

一般カードとワイドカードで2マイルコースを選んだ場合の年間固定費を、ワイドゴールドと並べました。年会費はいずれも本会員の金額です。

券種年会費2マイルコースの移行手数料年間の固定費ワイドゴールドとの差額
ANA JCB一般カード2,200円5,500円7,700円7,700円
ANA JCBワイドカード7,975円5,500円13,475円1,925円
ANA JCBワイドゴールドカード15,400円無料15,400円―

ワイドカードで2マイルコースを選ぶ人なら、ワイドゴールドへの上乗せは年1,925円です。入会・継続ボーナス2,000マイルと搭乗ボーナス25%はワイドカードと同じなので、差額で増えるのは保険とラウンジなどの付帯サービスになります。

項目ワイドカードワイドゴールド
海外旅行傷害保険最高5,000万円最高1億円(条件あり)
国内旅行傷害保険なし最高5,000万円
航空機遅延保険なしあり
ショッピングガード保険海外利用分のみ年間最高100万円国内・海外とも年間最高500万円
空港ラウンジなし国内主要空港・ホノルルが無料
会員専用デスクなしゴールド会員専用デスク

一般カードの2マイルコースと比べた差額は年7,700円です。こちらは付帯サービスに加えて、入会・継続ボーナスが1,000マイル増え、搭乗ボーナスが10%から25%に上がります。

出典:JCB『ANA JCBカードのアップグレード カード券種のご案内』、『ANA JCBカード 入会キャンペーン』

決済額ごとの年間獲得マイル

カード決済だけで1年に貯まるマイルを、年間決済額別に計算しました。通常のJ-POINT分と継続ボーナス2,000マイルだけを数え、搭乗ボーナス・J-POINTボーナス・キャンペーン特典は含めていません。

年間決済額通常のマイル継続ボーナス1年の合計
100万円10,000マイル2,000マイル12,000マイル
200万円20,000マイル2,000マイル22,000マイル
300万円30,000マイル2,000マイル32,000マイル

移行手数料をかけない一般カードの1マイルコース(年会費2,200円)と比べると、ワイドゴールドの追加コストは年13,200円です。この13,200円を、増えるマイル数で割った金額を出しました。

年間決済額一般カード(1マイルコース)ワイドゴールド増えるマイル1マイルあたりの追加コスト
100万円6,000マイル12,000マイル6,000マイル2.2円
200万円11,000マイル22,000マイル11,000マイル1.2円
300万円16,000マイル32,000マイル16,000マイル約0.83円

年間決済額が増えるほど、1マイルを上乗せするコストは下がります。1マイルをいくらで使えるかは特典航空券の路線や時期で変わるため、手元のマイルの使い道と照らして判断してください。

マイルの使い道や、ANAカード全体で見た移行手数料の損益分岐はANAマイルが貯まるクレジットカードの比較記事で扱っています。

出典:JCB『ANA マイル移行サービス』、『ANA JCBカードのアップグレード カード券種のご案内』

ANA JCBカードの上位・下位券種との違い

ワイドゴールドを真ん中に置き、下位の一般カード・ワイドカードと、上位のプレミアムで何が変わるかを並べました。年会費は券種が1つ上がるごとに大きく開きます。

項目一般カードワイドカードワイドゴールドプレミアム
年会費(本会員)2,200円7,975円15,400円77,000円
年会費(家族会員)1,100円1,650円4,400円4,400円
入会・継続ボーナス1,000マイル2,000マイル2,000マイル10,000マイル
搭乗ボーナス10%25%25%50%
200円あたりのマイル2マイルまたは1マイル2マイルまたは1マイル2マイル2.6マイル
マイル移行手数料2マイルコースは年5,500円2マイルコースは年5,500円無料無料
空港ラウンジ――JCB空港ラウンジ国内線ANAラウンジ・JCB空港ラウンジ
海外旅行傷害保険最高1,000万円最高5,000万円最高1億円(条件あり)最高1億円
国内旅行傷害保険――最高5,000万円最高1億円
ショッピングガード保険最高100万円(海外利用分のみ)最高100万円(海外利用分のみ)最高500万円最高500万円

出典:JCB『ANA JCBカードのアップグレード カード券種のご案内』

下位のワイド・一般との差

ワイドカードとワイドゴールドは、入会・継続ボーナスと搭乗ボーナスが同じです。違いは移行手数料と付帯サービスに集まっています。

一般カードとの比較では、マイルの貯まり方そのものも変わります。入会・継続ボーナスは1,000マイル多く、搭乗ボーナスは10%から25%に上がります。

J-POINTの有効期限も違います。一般カードとワイドカードは2年間(24か月)で、ワイドゴールドは3年間(36か月)です。マルチポイントコースでポイントを貯めてから交換する人には、この1年の差が関係してくるでしょう。

上位のプレミアムとの差

プレミアムの年会費は77,000円で、ワイドゴールドとの差は61,600円です。国内線ANAラウンジを使えるのはプレミアムの本会員だけで、入会・継続ボーナスは10,000マイル、搭乗ボーナスは50%になります。

プレミアムは200円で通常ポイント1ポイントとボーナスポイント1ポイントが付き、2マイル+0.6マイルで2.6マイル相当です。本会員にはプライオリティ・パスも送られる点が、ワイドゴールドにない特典です。

家族会員の年会費は、ワイドゴールドとプレミアムで同じ4,400円です。各券種の特徴と選び方はANA JCBカード全6種類の違いと選び方にまとめています。

出典:JCB『ANA JCBカードのアップグレード カード券種のご案内』

ANA JCBワイドゴールドカードの空港ラウンジ

ワイドゴールドで使えるラウンジは、無料のJCB空港ラウンジと、有料のラウンジ・キーの2種類です。ANA国内線のANAラウンジは対象外なので、入る場所を取り違えないようにしてください。

国内主要空港とハワイ・ホノルルのカードラウンジ

国内の主要空港と、ハワイ ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港にある対象ラウンジを無料で利用できます。羽田空港の「POWER LOUNGE」各店や、新千歳空港「スーパーラウンジ」、那覇空港「ラウンジ華~hana~」などが対象です。

ホノルルの対象は「IASS HAWAII LOUNGE」です。ラウンジは他のカード会社と共有のため、満席時は入れない場合や、利用時間に制限がある場合があります。

出典:JCB『空港ラウンジサービス』

同伴者の料金と入室時に提示するもの

受付では、JCBカードと当日の搭乗券または航空券を提示します。搭乗券はカードと同じ名義のものに限られ、スマートフォンに表示したカードでは入れません。

利用できるのは、出発地か到着地のどちらかのラウンジで1回だけです。同伴者は有料で、料金はラウンジごとに違います。同伴者1名まで無料になる券種にANA JCBカード プレミアムは入っていますが、ワイドゴールドは含まれていません。

出典:JCB『空港ラウンジサービス』、『ANA JCBカードのアップグレード カード券種のご案内』

ラウンジ・キーの対象券種

JCBは、ANA JCBカードプレミアム・ANA JCB CARD Precious・ANA JCBワイドゴールドカードをラウンジ・キーの対象として案内しています。世界1,800ヵ所以上の空港ラウンジを、1回US35ドルで利用できるサービスです。

持っているカードがそのまま入室証になるので、入会後すぐに使えます。同伴者も1回US35ドルで、料金は入室時に提示したJCBカードの利用代金として後日請求されます。

ANAラウンジとの違いも整理しておきましょう。国内線ANAラウンジはANA JCBカード プレミアムの本会員が、搭乗手続き後に搭乗時刻まで使えるラウンジで、ワイドゴールドでは入れません。

出典:JCB『ANA JCBカードのアップグレード カード券種のご案内』、『ラウンジ・キー』

ANA JCBワイドゴールドカードの付帯保険

ワイドゴールドには、旅行傷害保険・航空機遅延保険・ショッピングガード保険が付きます。海外旅行傷害保険の1億円には支払いの条件があるので、補償額と一緒に確認してください。

保険補償額補足
海外旅行傷害保険最高1億円死亡・後遺障害の場合。出国前のカード払いがないと最高5,000万円
国内旅行傷害保険最高5,000万円死亡・後遺障害の場合
国内航空傷害保険最高5,000万円―
国内・海外航空機遅延保険2万円限度または4万円限度費用の種類ごとに限度額が違う
ショッピングガード保険国内・海外とも年間最高500万円購入日から90日以内の偶然な事故

海外旅行中の補償と付帯条件

日本を出国する前に、搭乗する公共交通乗用具か、参加する募集型企画旅行の料金をカードで支払うと、補償額の上限が1億円になります。カードでの支払いがない場合の上限は5,000万円です。

航空券やツアー代金をワイドゴールドで払っておけば、1億円の補償で渡航できます。JCBは、出発前の届け出や手続きは不要で、家族会員も本会員と同様の補償を受けられると案内しています。

出典:JCB『ANA JCBカード 入会キャンペーン』

国内旅行傷害保険と航空機遅延保険

国内旅行傷害保険は最高5,000万円で、一般カードとワイドカードには付いていない補償です。国内航空傷害保険は最高5,000万円で、こちらはワイドカードと同額になります。

国内・海外航空機遅延保険の限度額は、費用の種類で分かれています。乗継遅延費用(客室料・食事代)、出航遅延費用等(食事代)、寄託手荷物遅延費用(衣類購入費等)はそれぞれ2万円限度、寄託手荷物紛失費用(衣類購入費等)は4万円限度です。

出典:JCB『ANA JCBカード 入会キャンペーン』

ショッピングガード保険

カードで買った品物が、購入日から90日以内に偶然な事故で損害を受けたときの補償です。ワイドゴールドは国内・海外とも年間最高500万円が上限になります。

ワイドカードと一般カードのショッピングガード保険は、海外での利用分だけが対象で年間最高100万円です。国内の買い物も補償されるのは、ワイドゴールド以上の券種に限られます。

出典:JCB『ANA JCBカード 入会キャンペーン』、『ANA JCBカードのアップグレード カード券種のご案内』

JCBゴールドとの違い

同じJCBのゴールドカードでも、JCBゴールドはJ-POINTを貯めるカードで、ワイドゴールドはANAマイルを貯めるカードです。

ANA×JCBのもう1枚のゴールドであるANA To Me CARD PASMO JCB GOLDも並べると、差が出るのはマイルの換算と年会費です。

項目ANA JCBワイドゴールドJCBゴールドANA To Me CARD PASMO JCB GOLD
年会費(本会員)15,400円11,000円(オンライン入会は初年度無料)15,400円
年会費(家族会員)4,400円1名無料・2人目から1,100円2,200円
貯まるものJ-POINT・ANAマイルJ-POINTJ-POINT・ANAマイル・メトポ
200円あたりのANAマイル2マイル0.6マイル(1ポイント=0.6マイルで交換)2マイル
マイル移行手数料無料―無料
入会・継続ボーナス2,000マイル―2,000マイル
搭乗ボーナス25%―25%
空港ラウンジ国内主要空港・ホノルル国内主要空港・ホノルル国内主要空港・ホノルル
旅行傷害保険海外最高1億円/国内最高5,000万円(適用条件あり)海外最高1億円/国内最高5,000万円(適用条件あり)海外最高1億円/国内最高5,000万円(適用条件あり)
公式サイトANA JCBカード公式サイトJCBゴールド公式サイトTo Me CARD公式サイト

出典:JCB『ANA JCBカード 入会キャンペーン』、『JCBゴールド』

マイルを貯めるならANA JCBワイドゴールド

JCBゴールドで貯めたJ-POINTもANAマイルに交換できますが、レートは1ポイント=0.6マイルです。200円あたりで比べると、ワイドゴールドの2マイルに対してJCBゴールドは0.6マイルにとどまります。

年間200万円を決済した場合、ワイドゴールドは20,000マイル、JCBゴールドは6,000マイル相当です。差は14,000マイルで、入会・継続ボーナスと搭乗ボーナスの差はこの計算に含めていません。

東京メトロを使うならANA To Me CARD PASMO JCB GOLDも候補です。年会費はワイドゴールドと同じ15,400円で、東京メトロの乗車やPASMO電子マネーの利用でメトポが貯まります。

ANA JCBカードと本会員として重複して持てるのは、ソラチカカード(ゴールド含む)に限られます。

出典:JCB『J-POINT』、『ANA JCBカード 入会キャンペーン』

J-POINTのまま使うならJCBゴールド

マイルに交換せずJ-POINTで使う人には、JCBゴールドのほうが年会費が4,400円安く、オンライン入会なら初年度は無料です。家族会員も1名まで無料で持てます。

JCBゴールドには、通信料を直近3か月以上続けてカードで払ったスマートフォンを対象に、年間最高50,000円(自己負担1万円)のJCBスマートフォン保険も付きます。

旅行傷害保険の補償額の上限は、ワイドゴールドと同じ海外最高1億円・国内最高5,000万円です。どちらも保険の適用には条件があります。ワイドゴールドの海外1億円は、出国前に航空券などをカードで払うことが条件です。

ANAカードの提携ブランドごとの違い(VisaやMastercardとの比較)は、ANAマイルが貯まるクレジットカードの比較記事で扱っています。

出典:JCB『JCBゴールド』

ANA JCBワイドゴールドの申し込みと切り替え

新規で申し込む場合は、JCB公式のANA JCBカード申し込みページで券種にワイドゴールドを選びます。JCBの受付処理からカード発行までは約2〜3週間です。申し込みの流れの詳細はANA JCBカード全6種類の違いと選び方を参照してください。

出典:JCB『ANA JCBカード J-POINTプレゼントキャンペーン』

一般・ワイドからの切り替え手順

ANA JCBカードは、本会員として2枚以上を重複して持てません。すでにANA JCBカードを持っている人が別の券種へ新規入会の手続きをすると、切り替えとして扱われる場合があります。

切り替えは、MyJCBでの申し込みか、カード切り替え申込書をJCBへ送る方法で行います。切り替え前のカードの有効期限月の月末までに申し込みが済めば、切り替え前のカードの年会費はかかりません。

切り替え後のカードは所定の年会費が発生し、初年度分は切り替え後のカードの有効期限月の翌月10日に支払います。家族カードを持っている場合は、家族カードも切り替えの手続きが必要です。

2マイルコースの一般カード・ワイドカードで移行を申請した後にワイドゴールドへ切り替えると、切り替え前のコースでの申請として移行手数料がかかります。手数料を避けたいなら、申請と切り替えの順番に注意してください。

出典:JCB『カードを切り替えた場合(アップグレード・ダウングレード)のカード年会費について教えてください。』、『JCBのANAカード』、『ANA マイル移行サービス』

ワイドゴールドの入会キャンペーン

JCBは、2026年9月1日以降の受付分を対象に新規入会キャンペーンを実施しています。2026年9月1日〜11月30日に申し込んだ場合、参加登録・MyJCBアプリへのログイン・カード利用の3つの条件を、9月1日〜翌年2月28日に満たすのが対象です。

ゴールドカード区分の特典は、期間中の利用金額に応じたJ-POINTです。新規入会による2,000マイルは参加登録不要で、カード有効期限月の翌々月末に付与されます。

期間中の利用金額(税込)付与されるJ-POINTマイル相当
50万円以上8,000pt4,800マイル相当
100万円以上17,000pt10,200マイル相当
150万円以上25,000pt15,000マイル相当
200万円以上48,000pt28,800マイル相当
300万円以上85,000pt51,000マイル相当

9月〜11月申込分のJ-POINTは4月末頃に付与されます。ボーナスポイントは自動でマイルに移行されないため、2,500ポイント以上から1ポイント=0.6マイルのレートで移行を申し込みます。

ANA PayチャージなどJ-POINT付与の対象とならない電子マネーチャージ、各種年会費、マイル移行手数料は利用金額に含まれません。年会費を支払っていることもキャンペーン対象の条件です。

すでにANA JCBカードを持っている人と、過去2年間にANA JCBカードを退会した人は対象外です。特典の付与までにカードを複数回切り替えた場合も、対象になりません。

出典:JCB『ANA JCBカード J-POINTプレゼントキャンペーン』、『ANA JCBカード 過去実施キャンペーン一覧』

ANA JCBワイドゴールドカードのよくある質問

ワイドゴールドに関わる仕様変更は?

JCBは、2027年3月以降に届くANA JCBカードから楽天Edyの搭載を終了すると発表しています。更新・再発行・切り替えで届くカードも順次対象になり、ワイドゴールドも対象カードに含まれます。

ワイドゴールドは、Edyチャージ200円につき1マイルが積算される券種です。Edyが搭載されないカードに替わると、この積算も使えなくなります。いま持っているカードなら、有効期限までは楽天Edyへのチャージが可能です。

楽天Edyの残高は新しいカードへ移せません。カードの有効期限後も残高は使えるので、破棄する前に使い切っておきましょう。J-POINTへの名称変更などANA JCBカード全体の変更点は、ANA JCBカード全6種類の違いと選び方で扱っています。

出典:JCB『ANA JCBカード「楽天Edy」機能搭載終了に関するご案内』、『JCBのANAカード』

ワイドゴールドから一般カードへ戻せる?

ワイドゴールドからANA JCB一般カードやワイドカードへの切り替えは可能です。年会費の扱いはアップグレードと同じで、切り替え前のカードの有効期限月の月末までに申し込めば、切り替え前のカードの年会費はかかりません。

マルチポイントコースから一般カード・ワイドカードの2マイルコースへ切り替える場合、切り替え後に移行を申し込むと移行手数料がかかります。手数料なしで移したいポイントは、切り替えの申し込み前に移行を申し込んでください。

出典:JCB『ANA マイル移行サービス』、『カードを切り替えた場合(アップグレード・ダウングレード)のカード年会費について教えてください。』

ANA Payへのチャージでマイルは貯まる?

ANA公式は、ANAカードでANA Payにチャージすると、ゴールドの場合は1,000円あたり6マイルが貯まると案内しています。マイルは利用日から1〜2か月以内に積算され、999円以下の端数は切り捨てです。

家族カードでチャージした分のマイルは本会員に貯まります。一方で、JCB側ではANA PayチャージはJ-POINT付与の対象とならない電子マネーチャージに含まれるため、J-POINTは付きません。

出典:ANA『ANA Pay チャージ方法』、JCB『ANA JCBカード J-POINTプレゼントキャンペーン』

まとめ

ANA JCBワイドゴールドカードは、年会費15,400円で、200円=2マイルのレートを移行手数料なしで使えるANA JCBカードです。入会・継続ボーナス2,000マイルと搭乗ボーナス25%は、ワイドカードと同じ水準になります。

ワイドカードで2マイルコースを選ぶ人なら、上乗せは年1,925円です。この差額で、国内主要空港とホノルルのラウンジ、国内旅行傷害保険、国内外500万円のショッピングガード保険が加わります。

注意したいのは、国内線ANAラウンジが対象外である点と、2027年3月以降に届くカードから楽天Edyが搭載されない点です。J-POINTのまま使う人は、年会費が4,400円安いJCBゴールドと比べてから選んでください。

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