エポスカードのゴールドは年会費5,000円の価値ある?デメリットと無料条件
招待が届いていない状態でエポスゴールドカードに直接申し込むと、初年度は年会費5,000円が請求されます。
無料になるのは年間50万円以上を使った翌年以降で、初年度に払った分は戻りません。一方で年間100万円を使えば15,000ポイントが付き、実質1.5%まで上がります。
無料化の判定時期、一般カードから切り替えたときの損得、ゴールド限定特典の現在の値を公式情報だけで整理しました。
- 3行要約
①初年度5,000円は発行月の3ヵ月後に請求、無料化は翌年以降
②年間100万円利用で通常5,000ptとボーナス10,000ptの計15,000pt
③選べるポイントアップショップはゴールド以上限定・2025年4月に1.0%へ改定
エポスカードのゴールドが得になる人
エポスカードのゴールドは、年間のカード利用額が50万円以上になる人なら持つ価値があります。50万円以上を使えば翌年以降の年会費が永年無料になり、5,000円を払うのは初年度だけで済みます。
逆に年間の利用額が50万円に届かないなら、年会費5,000円は毎年かかり続けます。基本のポイント還元率は一般カードと同じなので、使わないまま持っていても差は生まれません。
判断軸は3つです。年間利用額、海外へ行くかどうか、選べるポイントアップショップに登録できる固定費があるかどうか、この3点で結論が決まります。
3つのなかで比重が大きいのは年間利用額でしょう。年会費が消えるかどうかに直結するうえ、年間ボーナスポイントの金額もこの数字で決まります。
| 判断軸 | 当てはまる場合 | 当てはまらない場合 |
| 年間のカード利用額 | 50万円以上で翌年以降の年会費が永年無料 | 毎年5,000円がかかり続ける |
| 海外へ行く頻度 | 空港ラウンジと海外旅行傷害保険の上乗せが効く | 一般カードの補償で足りる |
| 固定費のカード払い | 選べるポイントアップショップで還元率が上がる | 登録する対象がなく上乗せは出ない |
3つとも当てはまらない場合、ゴールドへ切り替える金銭的な理由はありません。年会費永年無料のエポスカードVisaを使い続けるほうが、手元に残る金額は多くなるでしょう。
エポスゴールドカードのスペック
公式ページの表記どおりに基本スペックを整理しました。国際ブランドはVisaのみで、ほかのブランドは選べません。
| 項目 | エポスゴールドカードの内容 |
| 年会費(税込) | 5,000円(招待・家族紹介・年間50万円以上の利用で無料) |
| 国際ブランド | Visa |
| 基本ポイント | 200円につき1ポイント |
| ポイント有効期限 | 無期限 |
| 年間ボーナスポイント | 年間50万円以上で2,500pt/100万円以上で10,000pt |
| 選べるポイントアップショップ | 300以上の対象ショップから3つまで登録して2倍 |
| 空港ラウンジ | 国内16空港とホノルル |
| 海外旅行傷害保険 | 利用付帯・本会員のみ・傷害死亡・後遺傷害5,000万円 |
| 国内旅行傷害保険 | 付帯なし(公式が案内しているのはプラチナのみ) |
| 優待 | 全国10,000の優待(エポトクプラザ) |
| 申込資格 | エポスカード会員(学生を除く) |
| 申込窓口 | エポスNet・エポスアプリ・カードセンター |

| 年会費 | 永年無料 |
| 国際ブランド | Visa |
| ポイント還元率 | 0.5% |
| 発行期間 | 最短即日発行(※) |
| 追加カード | 家族カード、ETCカード発行可能 |
| 電子マネー | ApplePay、GooglePay |
| 旅行傷害保険 | 最高3,000万円(利用付帯) |
切り替えで新しく付くのはポイント特典と旅行特典で、支払日・支払方法・たまっているエポスポイントはそのまま引き継がれます。カード番号だけは新しくなります。
出典:エポスカード『エポスゴールドカード』、『エポスカードにVisa以外のブランドをつけられますか?』
年会費が永年無料になる条件
エポスゴールドカードの通常年会費は5,000円(税込)で、無料になるルートは3つあります。公式ページは年会費を4区分でこう示しています。
| 区分 | 年会費 | 対象になる人 |
| 当社からご招待 | 永年無料 | エポスカードから招待が届いた会員 |
| プラチナ・ゴールド会員のご家族からご紹介 | 永年無料 | エポスファミリーゴールドの紹介を受けた家族 |
| 年間ご利用額50万円以上 | 翌年以降永年無料 | 直接申し込んで年間50万円以上を使った会員 |
| 上記以外 | 5,000円(税込) | 直接申し込んで年間50万円に届かない会員 |
招待と家族紹介は初年度から無料です。直接申し込む場合だけは初年度に5,000円が発生し、無料になるのは翌年度以降という順番を先に押さえてください。
翌年以降永年無料の判定時期
年間利用額の集計は暦年ではありません。公式は「年間ご利用金額の対象期間はゴールドカードお申し込み後1年間となります」と定めています。
初年度の集計は「ゴールドカードお申し込み受付日より、翌年当月末日」までです。4月10日に申し込んだなら、翌年4月30日までが1年目の対象期間になります。
2年目以降は毎年1年間が対象期間として繰り返されます。前年の実績で無料が確定するのではなく、直近1年の利用額で毎年判定される点に注意してください。
年会費の請求はこの集計より先に来ます。公式は「初年度の年会費はカード発行月の3ヵ月後にご請求」と書いており、1年間の利用額が確定する前に5,000円を払う流れになります。
| 時点 | 起きること |
| 申し込み・カード発行 | エポスゴールドカードが発行され、カード番号が変わる |
| カード発行月の3ヵ月後 | 初年度の年会費5,000円が請求される |
| 申し込み受付日から翌年当月末日 | 1年目の年間利用額を集計する |
| 集計期間の終了後・翌々月の中旬 | 年間ボーナスポイントが加算される |
| 2年目以降 | 年間50万円以上を使っていれば年会費は永年無料 |
この順番があるため、「50万円使えば年会費が無料」という説明だけを読んで申し込むと、発行から3ヵ月後の請求で戸惑うことになりかねません。
年間利用額に含まれない支払い
集計の対象は税込割引後の金額です。ポイント利用分、キャッシング利用分、現金での支払いは年間利用金額に含まれません。
対象外の商品も決まっています。エポスカードの運転免許、エポスの引越クレジット、保証人おまかせプランROOM iD、すみかえ応援クレジット、デンタルクレジットの支払いが該当します。
逆にエポスVisaプリペイドカードへの入金分は年間利用金額の対象です。50万円まであと少し足りないときの調整に使えるでしょう。
途中解約時の年会費の扱い
支払った年会費は戻りません。公式は「途中解約などがございましても、年会費はお返しできませんのでご了承ください」と明記しています。
初年度の途中でゴールドをやめても5,000円は返ってこないため、申し込む前に年間50万円を使い切れるかどうかを見積もってください。
一般カードから上げる損得
一般のエポスカードVisaは年会費永年無料です。ゴールドへ切り替えると年5,000円の負担が乗る代わりに、ポイントと旅行関連の特典が増えます。
増える項目と変わらない項目を公式の数値だけで並べました。基本のポイント付与は両方とも200円につき1ポイントで差がありません。
| 項目 | エポスカードVisa | エポスゴールドカード |
| 年会費(税込) | 永年無料 | 5,000円(年間50万円以上で翌年以降永年無料) |
| 基本ポイント | 200円につき1ポイント | 200円につき1ポイント |
| 年間ボーナスポイント | なし | 年間50万円以上で2,500pt/100万円以上で10,000pt |
| 選べるポイントアップショップ | 対象外 | 300以上のショップから3つまで登録して2倍 |
| ポイント有効期限 | 2年 | 無期限 |
| 空港ラウンジ | 対象外 | 国内16空港とホノルル |
| 海外・傷害死亡・後遺傷害 | 3,000万円 | 5,000万円 |
| 海外・傷害治療費用 | 200万円 | 300万円 |
| 海外・疾病治療費用 | 270万円 | 300万円 |
年間利用額別のポイント実額
公式の年間ボーナスポイントは、年間50万円以上で2,500pt、100万円以上で10,000ptです。ここに通常ポイントを足すと、利用額ごとの実質還元率が見えてきます。
通常ポイントは1契約の利用200円ごとに1ポイントで、1回の利用で200円未満は切り捨てになります。次の表は切り捨てを考えない単純計算です。
| 年間利用額 | 通常ポイント | 年間ボーナス | 合計 | 実質還元率 |
| 30万円 | 1,500pt | なし | 1,500pt | 0.5% |
| 50万円 | 2,500pt | 2,500pt | 5,000pt | 1.0% |
| 70万円 | 3,500pt | 2,500pt | 6,000pt | 約0.9% |
| 100万円 | 5,000pt | 10,000pt | 15,000pt | 1.5% |
しきい値は50万円と100万円の2か所です。70万円あたりでは実質還元率がいったん下がるため、100万円が見えているなら年内の支払いを寄せたほうが有利になります。
初年度5,000円の回収ライン
初年度は年会費5,000円が先に請求されます。ゴールドで上乗せされるポイントがこの5,000円を超えるかどうかが、切り替えの分かれ目でしょう。
年間50万円の利用だと年間ボーナスは2,500ptです。VJAギフトカードへ交換した場合の相当額で見ると2,500円分となり、初年度は差し引き2,500円のマイナスになります。
年間100万円まで使えば年間ボーナスは10,000ptで、1万円分に相当します。この水準なら初年度から5,000円を回収でき、翌年以降は年会費もかかりません。
50万円台で止まる見込みなら、選べるポイントアップショップの上乗せを足して判断してください。登録したショップでの支払いが年24万円あれば上乗せは1,200ptです。
切り替えても変わらない部分
基本のポイント還元率は上がりません。200円につき1ポイントという付与条件は一般カードと同じで、ゴールドで増えるのはボーナス側だけです。
マルイ・マルイのネット通販・モディでのポイント2倍も、一般カードから続く特典です。ゴールド限定の上乗せではありません。
国内旅行傷害保険もゴールドには付きません。公式が国内旅行の補償を案内しているのはエポスプラチナカードだけです。
出典:エポスカード『エポスゴールドカード』、『エポスポイントUPサイト ご利用ガイド』
ゴールド限定のポイント特典
選べるポイントアップショップの対象と倍率
選べるポイントアップショップはエポスゴールドカードとエポスプラチナカードの会員だけが使えるサービスです。一般のエポスカードVisaでは登録できません。
公式FAQも「選べるポイントアップショップはエポスプラチナカード・エポスゴールドカード会員様限定のサービスです」と明記しています。
対象は300以上のショップで、そこから3つまで登録できます。登録したショップでの支払いは200円につき2ポイントとなり、還元率は1.0%です。
対象ショップは通販や実店舗だけではありません。スーパー、コンビニ、ドラッグストア、公共料金、家賃、鉄道や航空会社、ETC利用まで幅広く並んでいます。
倍率は2025年に下がりました。2025年3月31日以前は200円につき3ポイントでしたが、2025年4月1日利用分から2ポイントへ改定されています。
| 券種 | 2025年3月31日以前 | 2025年4月1日以降 | 2026年4月1日以降 |
| エポスカードVisa(一般) | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
| エポスゴールドカード | 200円につき3ポイント(1.5%) | 200円につき2ポイント(1.0%) | 200円につき2ポイント(1.0%) |
| エポスプラチナカード | 200円につき3ポイント(1.5%) | 200円につき2ポイント(1.0%) | 200円につき2ポイント(1.0%) |
| JQ CARDエポスゴールド | 3倍 | 3倍(据え置き) | 2倍 |
「1.5%還元」と書いている記事は改定前の数値です。据え置きだったJQ CARDエポスゴールドも、2026年4月1日利用分から2倍へ変わりました。
例外もあります。マルイ・モディ・ENEOSでんきを登録した場合は200円につき3ポイントで、こちらは1.5%相当のままです。
登録先は毎月かかる固定費が向いています。対象ショップには東京電力、関西電力、東京ガス、大阪ガス、NHK放送受信料、国民年金、エイブルと大東建託の月払家賃が並びます。
ただし登録後3ヵ月間は変更ができません。金額の大きい支払いから順に埋めてください。
年間ボーナスポイントの条件
年間ボーナスポイントは、年間50万円以上で2,500pt、100万円以上で10,000ptが加算されます。ポイント相当額はVJAギフトカードへ交換した場合で1万円分となります。
加算のタイミングは即時ではありません。公式は「ボーナスポイントは集計期間の終了後、翌々月の中旬に加算の予定です」としています。
ポイント加算の対象外となる決済サービスへのチャージ分も、年間ボーナスポイントの年間利用額には含まれます。公式がこの扱いを示しているのは年間ボーナスポイントの集計についてで、年会費の無料判定まで同じとは限りません。
ポイント有効期限が無期限になる範囲
エポスポイントの有効期限は通常2年です。ゴールドでは期限がなくなり、公式Q&Aは「ゴールドカード発行時点での保有ポイントすべてが有効期限無期限となります」と回答しています。
対象はゴールドで使った分だけではありません。切り替え前にためた分も含めて、期限のない永久ポイントへ変わります。
エポスポイントUPサイトの位置づけ
エポスポイントUPサイトはネット通販向けのポイントモールで、ゴールド限定のサービスではありません。一般のエポスカード会員も同じように経由できます。
公式は「購入金額に対して付与される通常ポイントに、記載の倍率を掛け合わせたエポスポイントを獲得することができます」と説明しています。
倍率はショップごとに設定されており一律ではないため、経由する前に各ショップの詳細ページで確認してください。
出典:エポスカード『「選べるポイントアップショップ」とは何ですか?』、『プラチナ・ゴールドカードの特典改定について』、『エポスポイントUPサイト ご利用ガイド』
空港ラウンジと海外旅行保険
利用できる空港ラウンジ
エポスゴールドカードでは国内16空港とホノルルのラウンジを無料で使えます。プラチナ・ゴールド会員向けの優待で、一般のエポスカードVisaは対象外です。
対象は羽田、成田国際、新千歳、函館、中部国際、大阪国際(伊丹)、関西国際、神戸、広島、松山、福岡、長崎、阿蘇くまもと、大分、鹿児島、那覇の各空港となります。
海外はダニエル・K・イノウエ国際空港のホノルルラウンジが対象です。
利用には当日の航空チケットとエポスゴールドカードの提示が必要になります。カードを忘れると利用できず、同伴者は別途利用料金がかかります。
ICチェックインで紙の券面がない場合は、当日の搭乗便名と行き先、出発時刻を受付で申告します。営業時間や場所は空港ごとに違うため、出発前に公式ページで確認してください。
海外旅行傷害保険の補償額
ゴールドの海外旅行傷害保険は利用付帯で、対象は本会員のみです。家族は補償の対象になりません。
補償額は一般カードより上乗せされています。一般カードの数値をゴールドに当てはめると誤りになるので、券種を分けた表で確認してください。
| 補償項目 | エポスカードVisa | エポスゴールドカード |
| 傷害死亡・後遺傷害 | 3,000万円 | 5,000万円 |
| 傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) | 300万円(1事故の限度額) |
| 疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) | 300万円(1疾病の限度額) |
| 賠償責任(免責なし) | 3,000万円(1事故の限度額) | 5,000万円(1事故の限度額) |
| 救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
| 携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) | 50万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
引受保険会社は三井住友海上火災保険です。適用条件や利用付帯の判定手順はエポスカードの海外旅行保険の解説記事でまとめています。
国内旅行傷害保険の扱い
エポスゴールドカードに国内旅行傷害保険は付きません。公式が国内旅行傷害保険の補償条件を案内しているのは、エポスプラチナカード限定の項目だけです。
国内旅行の補償まで求めるなら、ゴールドではなくプラチナが候補になるでしょう。
出典:エポスカード『エポスカード会員様向け海外旅行保険』、『国内旅行傷害保険には、補償の条件がありますか?』
エポスカードのゴールドのデメリット
特典と引き換えに、ゴールドには持つ側の負担も生まれます。切り替える前に確認しておきたい点は5つあります。
直接申込は初年度5,000円が発生
招待が届いていない状態で申し込むと、初年度の年会費5,000円は避けられません。無料になるのは年間50万円以上を使った翌年度以降です。
請求は発行月の3ヵ月後で、集計期間の終わりを待ってくれません。使う予定が固まっていない段階での申し込みは、初年度が持ち出しになる可能性を含みます。
一般的な家族カードがない
エポスゴールドカードに家族カードの仕組みはありません。家族が持つ場合はエポスファミリーゴールドの紹介を受け、それぞれが独立した限度枠を持つゴールドカードを発行します。
代表者の枠を家族で分け合う一般的な家族カードとは設計が違い、引落口座も利用明細も会員ごとに分かれるしくみです。
国際ブランドはVisaのみ
国際ブランドは選べません。公式FAQは、Visa以外のブランドを付けられるかという質問に「申し訳ございませんが、Visaのみとなります」と回答しています。
すでにVisaのカードを持っているなら、ブランドが重なる点は織り込んで判断したほうがよいでしょう。
切り替えでカード番号が変わる
公式は「エポスゴールドカードにお切替えいただくと、カード番号が変わります」と案内しています。番号の変更は自動では反映されません。
ネットショッピングや公共料金の支払いにエポスカードを登録している場合、登録先の番号を新しくする手続きが発生します。
交通機関やコンサートのチケットを購入済みなら、受け取りに現在のカードが必要になることもあります。受け取りを済ませてから切り替えてください。
学生は年齢を問わず申込不可
学生は申し込めません。公式Q&Aは学生の申し込みについて「年齢に関わらず、お申し込みいただけません」と回答しています。
エポスカードを持っていない18歳・19歳も対象外です。まず一般のエポスカードVisaを作り、社会人になってから切り替えを検討する流れになります。
出典:エポスカード『エポスゴールドカード』、『エポスカードにVisa以外のブランドをつけられますか?』
招待と直接申込の違い
ゴールドを年会費無料で持つ近道は招待です。エポスカードから招待が届いた場合、公式は「当社からご招待:永年無料」として初年度から年会費をとりません。
招待はエポスNetやエポスアプリに届きます。申し込みはログイン後の案内から進める形で、無料での申し込みには有効期限があります。
期限はエポスNetのマイページで確認できます。届いた招待を放置して期限を過ぎると、通常年会費5,000円の扱いに戻るので注意してください。
| 比較項目 | 招待(インビテーション) | 直接申込 |
| 対象 | エポスカードの会員 | エポスカードを持っていない人・招待が届いていない会員 |
| 初年度の年会費 | 永年無料 | 5,000円(発行月の3ヵ月後に請求) |
| 2年目以降の年会費 | 永年無料 | 年間50万円以上の利用で永年無料 |
| 申込窓口 | エポスNet・エポスアプリの案内 | エポスNet・カードセンター |
| 注意点 | 無料での申し込みに有効期限がある | 初年度分は途中解約でも戻らない |
招待が届いていても入会が確定するわけではありません。公式は年会費の案内に「当社規定により、ご入会いただけない場合がございます」という注記を添えています。
招待はすでにエポスカードを持つ会員向けのルートです。エポスカードを持っていない人や招待が届いていない人は、直接申し込んで年間50万円以上を使う道を選ぶことになるでしょう。
エポスファミリーゴールドの仕組み
エポスファミリーゴールドは、プラチナ・ゴールド会員が家族を紹介する制度です。紹介を受けた家族は年会費永年無料でゴールドカードを持てます。
名前は家族カードに似ていますが、中身は別物です。発行されるのは個別に利用限度額が設定されたエポスゴールドカードで、引落口座も利用明細も会員ごとに分かれます。
| 項目 | 一般的な家族カード | エポスファミリーゴールド |
| 利用限度枠 | 代表会員の枠内で全員で利用 | 個人に独立した限度枠を付与 |
| 利用明細 | 全て代表会員に通知 | 個人に通知 |
| 引落口座 | 全て代表会員の口座 | 個人の口座 |
| 申込対象 | 本会員が指定した家族 | 紹介者の二親等以内で18歳以上(高校生を除く) |
注意点は入会歴です。公式は「過去にエポスカードにご入会いただいたかたは対象外とさせていただきます」としており、入会歴のある家族は紹介できません。
すでに5,000円を払っているゴールド会員でも、ファミリー登録をすれば次年度以降の年会費が永年無料になります。
家族合計の年間利用額に応じたファミリーボーナスポイントも付きます。全員がゴールド会員の場合、合計100万円以上で1,000P、200万円以上で2,000P、300万円以上で3,000Pです。
このポイントは1グループあたりの加算で、受け取るのは代表会員だけとなります。家族の人数分だけ増えるわけではありません。
登録できる人数にも上限があります。ファミリー登録が可能な家族は紹介者を含めて11名までで、登録は1人につき1グループに限られます。
エポス券種のスペック比較
エポスの券種は一般、ゴールド、ファミリーゴールド、プラチナの4区分です。年会費と特典の差を1枚の表にまとめました。
| 項目 | エポスカードVisa | エポスゴールドカード | エポスファミリーゴールド | エポスプラチナカード |
| 年会費(税込) | 永年無料 | 5,000円(年間50万円以上で翌年以降永年無料) | 永年無料 | 30,000円(招待と年間100万円以上の翌年以降は20,000円) |
| 基本ポイント | 200円につき1ポイント | 200円につき1ポイント | 200円につき1ポイント | 200円につき1ポイント |
| 年間ボーナス | なし | 50万円以上で2,500pt/100万円以上で10,000pt | 50万円以上で2,500pt/100万円以上で10,000pt | 100万円以上200万円未満で20,000ポイント |
| 選べるポイントアップショップ | 対象外 | 対象 | 対象 | 対象 |
| ポイント有効期限 | 2年 | 無期限 | 無期限 | 無期限 |
| 空港ラウンジ | 対象外 | 国内16空港とホノルル | 国内16空港とホノルル | 国内16空港とホノルル+プライオリティ・パス |
| 海外・傷害死亡・後遺傷害 | 3,000万円 | 5,000万円 | 5,000万円 | 1億円(家族2,000万円) |
| 国内旅行傷害保険 | なし | なし | なし | あり(利用条件つき) |
ゴールドとプラチナの選び分け
年間100万円以上を安定して使うならプラチナも候補になります。年間ボーナスは100万円以上200万円未満で20,000ポイントとなり、ゴールドの10,000ptを上回ります。
ただし年会費は残ります。プラチナは通常30,000円で、招待の場合と年間100万円以上を使った翌年以降は20,000円です。
同じ年間100万円の使い方なら、ゴールドの年会費は翌年以降かかりません。毎年20,000円を払って増えるポイントは10,000pt分にとどまり、ポイントだけでは埋まらない計算になります。
プラチナを選ぶ理由になるのはポイント以外の部分でしょう。公式は「エポスプラチナカードは、ゴールドにはない国内旅行傷害保険も利用状況により付帯されます」と案内しており、家族の補償やプライオリティ・パスもプラチナ側にあります。
出典:エポスカード『エポスプラチナカード』、『エポスカードは年会費がかかりますか?』
申込資格と切り替えの注意点
申し込める人と申し込めない人
エポスゴールドカードはすでにエポスカードを持っている人が切り替える形で申し込みます。エポスカードを持っていない18歳・19歳は申し込めません。
学生は年齢に関わらず対象外です。ただしプラチナ・ゴールド会員の家族からの紹介なら、エポスファミリーゴールドという道が残ります。
年収の条件は公式ページに書かれていません。基準が公表されていない以上、金額で線引きする説明には根拠がないと考えてください。
申し込みの手順
申込窓口は2つです。公式Q&Aは申込場所について「エポスNetまたはお近くのカードセンターで承っております」と回答しています。
エポスNetから申し込む場合は、ログイン後にゴールドカードの申し込み画面へ進みます。エポスアプリを使う場合は、ホーム画面の招待状マークから手続き画面を開きます。
登録住所が現住所と違う場合も、エポスNetからの申し込みと同時に変更できます。別途の住所変更手続きは要りません。
切り替え前に済ませること
番号が変わるため、登録先の洗い出しを先に済ませてください。公式は変更が必要なものと原則不要なものを分けて示しています。
| 区分 | 対象 |
| カード番号の変更が必要 | ネットショッピングの登録カード、公共料金・保険料金などの月々の支払い |
| 原則不要(電話料金) | NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイル、NTT東日本、NTT西日本 |
| 原則不要(プロバイダー) | BIGLOBE、Yahoo!BB、NTTぷらら、KDDI、NTTコミュニケーションズ |
| 原則不要(電気) | 東京電力、ENEOSでんき、関西電力 |
| 原則不要(ガス・水道) | 東京ガス、大阪ガス、東京都水道局、大阪市水道局 |
| 原則不要(その他) | 保証人おまかせプラン ROOM iD |
表にない支払い先でも、公式は「一部上記以外のご利用先でも自動的に新しいカード情報へ変更させていただく場合もございます」としています。届いた明細で反映を確かめてください。
チケットやホテルの予約が残っているなら、受け取りや支払いを終えてから切り替えます。予約時と支払い時でカード番号が違うと購入できないことがあります。
支払日、支払方法、たまっているエポスポイントは引き継がれます。カードそのものの評判が気になるならエポスカードは危ないのかを検証した記事もあわせて読んでください。
よくある質問
ゴールドにするメリットは何か
増えるのはポイントと旅行特典の2方向です。年間ボーナスポイント、選べるポイントアップショップ、ポイント有効期限の無期限化、空港ラウンジ、海外旅行傷害保険の増額が主な内容になります。
年収はいくら必要か
公式ページに年収の基準はありません。申込資格として示されているのは、エポスカードを持っていることと学生でないことだけです。
限度額はいくらか
公表されているのは発行時点の下限です。公式は「エポスゴールドカードは、発行時に50万円以上のご利用限度額が設定されます」としており、上限は審査で個別に決まります。
ポイントの有効期限はどうなるか
無期限に変わります。切り替え前にためた分も含めて、発行時点の保有ポイントすべてが対象です。
家族カードは作れるか
一般的な家族カードはありません。家族が持つ場合は、エポスファミリーゴールドの紹介を受けてください。
国内旅行傷害保険は付くか
付きません。公式が国内旅行傷害保険を案内しているのはエポスプラチナカードだけで、その補償にも旅行代金をカードで支払うという条件が付きます。
JQ CARDエポスゴールドとの違い
公式は「JQ CARD エポスゴールド」について、エポスポイントではなくJRキューポがたまると案内しています。JRキューポの有効期限は2年で、無期限にはなりません。
選べるポイントアップショップの倍率も、2026年4月1日利用分から2倍へそろいました。
切り替えでカード番号は変わるか
変わります。ネットショッピングや公共料金の登録カード番号は切り替え後に登録し直す必要があるので気をつけてください。
まとめ
エポスカードのゴールドは、直接申し込むと初年度に5,000円がかかるカードです。年間50万円以上を使えば翌年以降は永年無料になり、年間ボーナスポイントとゴールド限定のポイント特典が乗ります。
判断はシンプルでしょう。年間100万円まで届くなら初年度から回収でき、50万円前後で止まるなら初年度は持ち出しになります。
招待が届いているなら初年度から無料で、迷う理由はほとんどありません。届いていない場合は、年間50万円以上の使い方ができるかどうかで決めてください。




