MUJIカードのメリット・デメリットまとめ!年会費やポイントの仕組みからおすすめな人を解説

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MUJIカードの特典は、無印良品での永久不滅ポイント3倍と、5月・12月に各500ポイントずつ届く年間1,000ポイントが柱です。

ただし年会費の条件は誤解されがちで、「年1回使えば無料」という説明は正確ではありません。判定の基準になるのは入会月から翌年同月までの利用の有無です。

2025年9月の制度改定で廃止された特典もあわせて、公式サイトで確認できた事実だけを整理しました。

3行要約

①無印良品で永久不滅ポイント3倍、5月と12月に各500ポイントで年間1,000ポイント
②年会費は入会月から翌年同月まで利用がないとカードサービス手数料1,650円
③無印良品週間の10%OFFはカード決済だけでは適用されず提示が必要

カード名MUJI Card
発行会社株式会社クレディセゾン
年会費Visa:無料(※1)、American Express:3,300円(税込)
国際ブランドVisa、American Express
ポイント還元率0.5%〜1.5%相当(※2)
追加カードETCカード
公式サイトhttps://www.saisoncard.co.jp/creditcard/lineup/048/

目次

MUJIカードの基本スペック

MUJIカードは株式会社クレディセゾンが発行し、無印良品を運営する株式会社良品計画と提携するクレジットカードです。国際ブランドはVisaとアメリカン・エキスプレスの2つから選びます。

Visaは年会費が無料、アメリカン・エキスプレスは3,300円(税込)です。ただしVisaの無料には利用条件が付くので、年会費のセクションで詳しく扱います。

項目Visaアメリカン・エキスプレス
年会費(税込)無料
※利用がない場合はカードサービス手数料1,650円
3,300円
発行会社株式会社クレディセゾン株式会社クレディセゾン
永久不滅ポイント1,000円につき1ポイント
無印良品では3倍
1,000円につき1ポイント
無印良品では3倍
旅行傷害保険付帯なし最高3,000万円の海外・国内旅行傷害保険
ショッピング安心保険付帯なし付帯あり
家族カード公式の対応カード一覧に掲載なし公式の対応カード一覧に掲載なし
申込条件18歳以上の連絡可能な方で、提携する金融機関に決済口座を持つ方

発行はクレディセゾン、提携は良品計画

カードを発行して与信と請求を行うのはクレディセゾンで、良品計画は提携先という関係です。ポイントが2種類に分かれるのも、この2社構造から来ています。

問い合わせ先も内容によって変わります。カードの利用明細や支払いに関することはセゾン、無印良品のポイントや会員情報は無印良品が窓口になります。

2種類のポイントが同時に貯まる仕組み

MUJIカードで支払うと、セゾンの永久不滅ポイントと無印良品のポイントが別々に貯まります。名前も貯まり方も違うので、混同すると損得の計算がずれます。

永久不滅ポイントは1,000円につき1ポイントで、無印良品の店舗とネットストアでは3倍の3ポイントになります。無印良品のポイントは2025年9月9日以降、100円につき1ポイントが翌日に付与される方式へ変わりました。

この2つは有効期限の扱いが正反対です。デメリットのセクションで表にして整理しています。

無印良品で1万円使ったときの内訳

2種類が同時に動くと計算が見えにくいので、無印良品で10,000円を支払った場合に分解しました。

貯まるもの計算獲得数目安の価値
永久不滅ポイント1,000円につき3ポイント30ポイント無印良品のポイントへ交換すると180ポイント相当
無印良品のポイント100円につき1ポイント100ポイント100円分
合計——280円分(10,000円に対して2.8%)

永久不滅ポイントを200ポイント単位で無印良品のポイントへ交換した場合の数字です。交換せずにギフト券などへ回すと1ポイント最大5円相当になるため、無印良品で使い切る前提かどうかで実質の還元率が変わります。

交換には200ポイント単位が必要なので、30ポイントの段階では交換できません。実際には数回の買い物をまとめて交換する使い方になります。

出典:セゾンカード『MUJI Card』、『MUJI Card制度改定のお知らせ』

MUJIカードの特典

MUJIカードの特典は、日常の買い物で効く還元系と、年に数回まとまって届く進呈系に分かれます。まず全体像を1つの表にまとめました。

特典内容条件・付与時期
永久不滅ポイント3倍1,000円につき3ポイント無印良品の店舗・ネットストアでの利用分
年2回のポイント進呈各500ポイント(年間合計1,000ポイント)5月・12月
新規入会特典1,000ポイント新規入会でもれなく
ポイント交換の優遇永久不滅200ポイント→無印良品のポイント1,200ポイント申込後およそ3週間で付与
無印良品週間の優待10%OFF会計時にMUJIカードなどの提示が必要
セゾンの木曜日TOHOシネマズで大人1,200円毎週木曜日/セゾンPortalでクーポン取得

無印良品で永久不滅ポイント3倍

無印良品の店舗とネットストアでMUJIカードを使うと、永久不滅ポイントが通常の3倍たまります。

通常は1,000円につき1ポイントのところ、無印良品では1,000円につき3ポイントです。ここに無印良品のポイントが100円につき1ポイント上乗せされるので、無印良品での買い物は2種類のポイントが同時に動きます。

5月と12月に各500ポイント

カードを保有しているだけで、毎年5月と12月に無印良品のポイントが500ポイントずつ届きます。

年間合計は1,000ポイントで、無印良品で1,000円分として使えます。Visaを選んで年会費が無料の状態なら、この時点で持ち出しなしのプラスになる計算です。

付与される時期は5月初旬と12月初旬です。無印良品週間は春と冬に開かれることが多いので、進呈されたポイントを10%オフの買い物に重ねる使い方ができます。

ただし進呈されたポイントには有効期限があります。受け取ったまま放置すると失効するので、届いた月のうちに使い道を決めておくのが無難でしょう。

新規入会で1,000ポイント

新規入会すると、もれなく無印良品のポイントが1,000ポイント進呈されます。年2回の進呈と合わせると、初年度は最大2,000ポイントが手に入る形です。

付与のタイミングはカード発行から約10日後で、有効期限は付与された月の5ヵ月後の月末までです。カードが届いてすぐ使う予定がないなら、失効までの残り期間を意識しておいてください。

永久不滅200ポイントを1,200ポイントへ交換

MUJIカードで見落とされやすいのが、ポイント交換のレートです。

永久不滅ポイント200ポイントを、無印良品のポイント1,200ポイントへ交換できます。永久不滅ポイントは他の交換先だと1ポイント最大5円相当ですが、この交換なら1ポイントが6円分として働きます。

申し込みはNetアンサーへのログイン、または電話で行います。交換後およそ3週間でカードへ付与される流れです。

無印良品週間で10%OFF

年に数回開催される無印良品週間では、MUJIカードの提示で10%オフの優待対象になります。

ここに多くの解説記事が取り違えている条件があります。無印良品の公式FAQは「決済だけでは割引になりません。」と明記しており、MUJIカードで支払っただけでは10%オフになりません。

有人レジではMUJIカードを提示し、セルフレジでは商品のバーコードをスキャンした後にMUJI Card IDを読み取らせる必要があります。MUJIアプリやLINE会員証のバーコードでも構いません。

読み取りを忘れると、後日の会計のやり直しや割引の適用はできません。レジで読み取ってもらったかを確認する習慣を付けておきましょう。

ネットストアで買う場合は、メンバー登録を済ませてログインした状態で注文する必要があります。ログインせずに購入すると、店舗と同じくあとから割引を適用し直すことはできません。

ネットストアから届く無印良品週間のメールニュースの画面や、ログイン後のマイページ画面を提示する方法も認められています。カードを持ち歩いていない日でも、この手段があれば優待を受けられるでしょう。

セゾンの木曜日でTOHOシネマズが1,200円

クレディセゾンが発行するセゾンカード・UCカードの会員を対象に、毎週木曜日は全国のTOHOシネマズで映画を割引料金で鑑賞できます。大人1,200円、大学生1,100円、高校生以下900円という料金です。

利用にはスマホアプリのセゾンPortalでクーポンを取得します。割引は会員と同伴者1名まで、3DやIMAXなどの特別料金作品は追加料金がかかり、他の割引とは併用できません。

ボタン 1個

出典:無印良品『無印良品週間中はMUJI Cardをレジで提示すれば10%オフになりますか?』、セゾンカード『セゾンの木曜日』

MUJIカードのメリット

MUJIカードの利点は、無印良品での還元率よりも保有しているだけで届く年1,000ポイントにあります。Visaなら年会費の持ち出しがないため、年1,000円分がそのまま上乗せになるからです。

還元率で見ると、無印良品での買い物は永久不滅ポイント3倍と無印良品のポイント100円につき1ポイントが重なります。永久不滅ポイントだけなら1.5%相当ですが、2種類を合算すると2.5〜2.8%相当まで上がります。

幅が出るのは永久不滅ポイントの交換先によるからです。無印良品のポイントへ交換すれば1ポイント6円分、ギフト券などへ回すと1ポイント最大5円相当という差が出るでしょう。

もうひとつの利点がポイント交換のレートです。永久不滅200ポイントが無印良品のポイント1,200ポイントになるので、無印良品で使うと決めているなら交換先としては有利になります。

無印良品週間の10%オフも、提示という条件さえ満たせば効果は大きいでしょう。年に数回の開催に合わせて家具や寝具などの高額商品をまとめ買いする使い方と相性が良い1枚です。

MUJIカードのデメリット

弱点は無印良品の外に出た瞬間に現れます。メインカードとして1枚にまとめる用途には向いていません。

無印良品以外の基本還元率は0.5%

スーパーやコンビニなど一般の加盟店で使った場合、たまるのはセゾンの永久不滅ポイントだけです。

1,000円につき1ポイントで、1ポイント最大5円相当として計算すると還元率は0.5%程度にとどまります。還元率1.0%以上のカードが珍しくない中では見劣りする水準です。

日常の支払いを1枚に集約したいなら、還元率の高い他社カードをメインに据え、MUJIカードは無印良品専用のサブカードとして持つのが現実的な使い分けになります。

2つのポイントで有効期限が違う

MUJIカードで誤解が生まれやすいのが有効期限です。「期限がない」という説明も「期限が短い」という説明も、どちらも半分しか合っていません。

2種類のポイントで扱いが正反対だからです。

ポイントの種類貯まり方有効期限
永久不滅ポイント(セゾン)1,000円につき1ポイント
無印良品では3倍
期限なし
無印良品のポイント100円につき1ポイント
年2回の進呈・入会特典もこちら
付与日の5ヵ月後の月末まで

つまり期限がないのはセゾン側の永久不滅ポイントだけで、5月・12月に届く500ポイントや入会特典の1,000ポイントは無印良品のポイントなので期限付きです。

失効を避けるなら、進呈の通知が来た月に使う予定を立てておくのが確実でしょう。

Visaは旅行傷害保険が付帯しない

年会費が無料のVisaブランドには、海外・国内とも旅行傷害保険が付いていません。

旅行中のケガや病気に備えたいなら、年会費3,300円のアメリカン・エキスプレスを選ぶか、保険が付帯する他社カードを併用するかの二択になります。ただ、年会費無料の一般カードで保険が付かないのは他社にも共通する内容で、本カード固有の弱点ではありません。

ポイントの使い道が無印良品に寄る

ポイント交換の優遇レートは利点である一方、使い道を無印良品に縛る仕組みでもあります。

永久不滅ポイントを無印良品のポイントへ交換すると1ポイントが6円分になりますが、交換した時点で期限のない永久不滅ポイントが期限付きの無印良品のポイントに変わります。無印良品で使い切れなければ、有利なはずのレートは失効で消えてしまうでしょう。

ギフト券や他社ポイントへ回す選択肢も残りますが、その場合の価値は1ポイント最大5円相当です。交換は使う直前に行うのが、この構造での安全な運用になります。

家族カードの発行に対応していない

MUJIカードは家族カードを発行できません。

クレディセゾンが公開している家族カードを発行できるカードの一覧28種類に、MUJIカードは含まれていません。家族で同じ請求にまとめたい場合は、家族カードを出せる他のセゾンカードか他社カードを選ぶ必要があります。

ボタン 1個

出典:セゾンカード『家族カードが発行できるクレジットカード比較・一覧』、無印良品『永久不滅ポイント』

MUJIカードは改悪されたのか

2025年9月9日に大きな制度改定がありました。マイル制からポイント制へ切り替わり、いくつかの特典が廃止されています。

古い解説記事には改定前の情報がそのまま残っていることが多いので、新旧を対照させて整理します。

項目2025年9月9日より前現在
無印良品側の制度マイルステージ制(廃止)MUJI GOOD PROGRAM(ポイント制)
付与の単位マイルを累計してステージ判定100円につき1ポイントが翌日に付与
誕生日特典あり廃止
マイルステージ・マイルリセット・累計マイルあり廃止
アプリの名称MUJI passportMUJIアプリ
ポイントの有効期限—付与日の5ヵ月後の月末まで
年2回の進呈あり継続(5月・12月に各500ポイント)
無印良品で永久不滅3倍あり継続

誕生日特典とマイル制は廃止

クレディセゾンの告知は「マイルステージ、マイルリセット、累計マイル、誕生日特典によるポイント付与は廃止」としています。

誕生月にポイントが増える仕組みは現在ありません。検索すると廃止前の誕生日特典を紹介している記事が残っていますが、いずれも改定前の情報です。

買い物の量に応じてステージが上がる仕組みもなくなり、誰が使っても100円につき1ポイントという一律の付与へ変わりました。使う金額が少ない人にとっては、むしろ分かりやすくなった変更でしょう。

継続している特典

廃止ばかりが話題になりますが、MUJIカードの中心的な特典は改定後も残っています。

  • 無印良品で永久不滅ポイント3倍
  • 永久不滅ポイント200ポイントを無印良品のポイント1,200ポイントへ交換
  • 年2回(5月・12月)の500ポイントプレゼント
  • 新規入会での1,000ポイントプレゼント
  • クレディセゾンはこの4つを継続する特典として告知しています。年1,000ポイントの進呈も交換レートの優遇も無傷なので、カードを持つ経済的な理由そのものは変わっていません。

    失われたのは、買い物量に応じた上乗せと誕生月の上乗せです。無印良品をよく使う人ほど改定の影響を受けたという整理になります。

    ポイントの有効期限は5ヵ月後の月末

    改定で無印良品のポイントに期限が設定されました。付与日の5ヵ月後の月末までが使える期間です。

    年2回の進呈ポイントもこの期限に統一されました。5月に届いた500ポイントは10月末まで、12月に届いた分は翌年5月末までという計算になります。

    有料化されるのか

    Visaブランドが一律で有料になるという発表はありません。

    ただし利用がない場合にカードサービス手数料1,650円(税込)がかかる仕組みは以前から存在します。「有料化された」という受け取り方の多くは、この手数料の条件を指しているとみられます。次のセクションで条件を正確に確認してください。

    出典:セゾンカード『MUJI Card制度改定のお知らせ』

    MUJIカードの年会費

    ここは誤って紹介されることが多い項目です。「年1回使えば無料」という説明は正確ではありません。

    Visaは無料、利用がない場合は1,650円

    Visaブランドの年会費は無料です。ただし無料でいられる条件が決まっているので、そこを外すと費用が出ます。

    クレディセゾンの表記は「ご入会月から翌年同月までにカードのご利用がない場合には、カードサービス手数料がかかります」です。金額は1,650円(税込)で、アメリカン・エキスプレスブランドは対象から外れます。

    ここで押さえるべき違いは2つです。

  • 判定の基準は暦年でも年度でもなく、入会月から翌年の同じ月までの12か月
  • 発生するのは年会費ではなくカードサービス手数料という別の名目
  • たとえば4月に入会したなら、翌年4月までに1度でも決済していれば手数料はかかりません。1月から12月で数える仕組みではないので、年末に慌てて買い物をしても入会月によっては判定期間を過ぎている場合があります。

    アメリカン・エキスプレスは3,300円

    アメリカン・エキスプレスを選んだ場合の年会費は3,300円(税込)です。利用の有無による手数料の対象からは外れます。

    年会費と引き換えに、最高3,000万円までの海外・国内旅行傷害保険とショッピング安心保険が付きます。旅行や高額の買い物が多いかどうかが判断の分かれ目になるでしょう。

    ETCカードは年会費無料

    ETCカードはセゾンカード共通の仕様として年会費無料で発行できます。ウェブサイトやアプリから申し込め、申込後は最短3日後に発送されます。

    ただし本体カードと同じく、使わない期間が続くと費用が発生する場合があります。セゾンの注記は「個人会員の方は、ETCカードのご利用が一定期間ない場合、お持ちのクレジットカードによりETCカードサービス手数料が発生する場合があります」という内容です。

    紛失などで作り直す場合は再発行手数料1,000円(税別)がかかります。高速道路をほとんど使わないなら、無理に追加しないほうが管理は簡単でしょう。

    無印良品メンバー自体は無料

    MUJIアプリに登録して無印良品メンバーになるだけなら費用はかかりません。カードを持たなくても使える機能がかなり多いので、次のセクションで線引きを整理します。

    ボタン 1個

    出典:セゾンカード『MUJI Card』、『ETCカード』

    MUJIアプリとMUJIカードの違い

    MUJIカードを検討する人が最初にぶつかるのが「無料のMUJIアプリだけで足りるのではないか」という疑問です。結論を先に置くと、無印良品週間の10%オフだけが目的ならアプリで足ります。

    割引の適用条件を定めた無印良品の公式FAQは、レジで読み取るバーコードとして「MUJI アプリ」「LINE 会員証」「MUJI Card」の3つを並べています。カードでなければ10%オフにならない、という仕組みではありません。

    カードでしか手に入らないものを表にまとめました。

    項目MUJIアプリのみ(無料)MUJIカード
    費用なしVisaは無料
    ※利用がない場合1,650円
    無印良品週間の10%オフ会員証のバーコード提示で対象カード提示で対象
    無印良品のポイント貯まる貯まる
    永久不滅ポイント3倍対象外無印良品で1,000円につき3ポイント
    年2回のポイント進呈なし5月・12月に各500ポイント
    新規入会ポイントなし1,000ポイント
    ポイント交換の優遇なし永久不滅200ポイント→1,200ポイント
    無印良品以外での決済不可Visa/アメリカン・エキスプレス加盟店で利用可

    アプリだけで足りない場面

    差が出るのは年間1,000ポイントの進呈と、セゾンの永久不滅ポイントの2階建ての2点です。

    アプリ会員のままだと、無印良品のポイントは買い物の分しか増えません。カードを持てば買い物の分に加えて、保有しているだけで年1,000ポイントが乗ります。

    もう1つが決済機能です。アプリは会員証とポイント管理の役割にとどまり、支払い手段にはなりません。無印良品以外の店で使えるのはカードだけという違いがあります。

    カードを持つとアプリ側が便利になる点

    MUJIカードのIDをアプリに登録して連携させると、アプリ内のマイページから保有ポイントを確認できます。連携しない場合は、ネットストアのマイページで確認する形です。

    連携しておくと、機種変更やアプリの再インストールのときに会員情報を引き継げます。カードを持つならアプリ側の登録もあわせて済ませておくほうが管理は楽でしょう。

    出典:無印良品『無印良品週間の割引が適用されない場合』、『MUJI Cardのポイント特典』

    VisaとAmexの違い

    2つの国際ブランドは、年会費と保険の有無で性格がはっきり分かれます。無印良品での還元条件はどちらを選んでも同じです。

    比較項目Visaアメリカン・エキスプレス
    年会費(税込)無料3,300円
    カードサービス手数料利用がない場合1,650円対象外
    旅行傷害保険付帯なし最高3,000万円(海外・国内)
    ショッピング安心保険付帯なし付帯あり
    無印良品での永久不滅ポイント3倍3倍
    向いている人維持費をかけずに無印良品の特典だけ取りたい人旅行や高額の買い物で補償を確保したい人

    無印良品での買い物が目的ならVisaで十分です。年3,300円を払って保険を取りに行く価値があるかは、旅行の頻度で決まります。年1回の海外旅行でも、保険料を別途払うより安く収まる場合があるので、旅行の予定と照らして選んでください。

    どちらを選ぶかの判断手順

    迷ったときは上から順に当てはめると決まります。

  • 維持費を1円もかけたくない → Visa
  • 旅行傷害保険が付いた無料カードを別に持っている → Visa
  • 年1回以上の旅行があり、保険を1枚にまとめたい → アメリカン・エキスプレス
  • 無印良品で年に1度も使わない可能性がある → アメリカン・エキスプレス(手数料の対象外)
  • 4つ目は見落とされやすい観点です。Visaは利用がないとカードサービス手数料1,650円がかかりますが、アメリカン・エキスプレスはこの条件から外れます。

    年会費3,300円との差は1,650円です。使わない年が続きそうなら、差額1,650円で保険が付くという見方もできるでしょう。

    MUJIカードと他社カードの比較

    MUJIカードの基本還元率0.5%は、年会費無料のカードとしては標準的な水準です。還元率で選ばれることが多い2枚と並べて比較します。


    還元率だけを比べると楽天カードとJCBカード Wが上回ります。MUJIカードの価値は還元率ではなく、年1,000ポイントの進呈と無印良品週間の優待にあると考えるほうが実態に近いでしょう。

    JCBカード Wは18歳から39歳の入会限定という条件が付きます。40歳以上の場合は選択肢から外れる点に注意してください。

    楽天カードとの使い分け

    楽天カードは年会費が永年無料で、還元率は100円につき1ポイントの1%です。国際ブランドも4種類から選べます。

    日常の支払いを1枚に集約する用途では楽天カードが優位です。ただし無印良品での買い物に限れば、永久不滅ポイント3倍と無印良品のポイントが重なるMUJIカードのほうが上回ります。家族カードが永年無料という違いもあるので、家族で使うなら楽天カード側に分があります。

    JCBカード Wとの使い分け

    JCBカード Wは年会費永年無料で、いつでもポイントが2倍たまるカードです。家族カードの追加も無料になります。

    入会が18歳から39歳に限られるため、年齢条件を満たす人にとってはメインカードの有力な候補です。40歳以降も年会費無料のまま継続できるので、条件に当てはまるなら早めに作っておく判断もあります。

    いずれの組み合わせでも、MUJIカードの位置づけは変わりません。メインを別に持ち、無印良品での支払いだけMUJIカードに寄せるのが無駄のない形でしょう。

    出典:楽天カード『楽天カード』、JCB『JCB カード W』

    MUJIカードがおすすめな人

    無印良品を定期的に使う人にとっては、維持費なしで年1,000円分が戻る1枚です。

  • 無印良品で年に数回以上買い物をする人
  • 無印良品週間に合わせて家具・寝具・収納などをまとめ買いする人
  • メインカードを別に持っていて、店舗特化のサブカードを増やせる人
  • 貯めた永久不滅ポイントを無印良品で使い切るつもりの人
  • とくに3つ目が効きます。無印良品以外の還元率が0.5%なので、日常の支払いは還元率の高いカードに寄せ、無印良品だけMUJIカードに切り替える使い方がかみ合います。

    年に何回使えば得になるかは計算できます。年会費が無料のVisaなら、進呈される年1,000ポイントが確定の利益です。無印良品で年1回でも決済すれば手数料は発生しないので、そこを超えた分はすべて上乗せになります。

    無印良品週間でまとめ買いをする人ほど差が開きます。10%オフに永久不滅ポイント3倍と無印良品のポイントが重なるため、5万円分の買い物なら割引5,000円に加えて、支払額45,000円に対する1,200円分前後のポイントが動く計算です。

    Visaなら年会費無料で、新規入会の1,000ポイントと無印良品での永久不滅ポイント3倍が付いてきます。申し込みはMUJIカードの公式サイトから進められます。

    ※入会月から翌年同月までにカードの利用がない場合、カードサービス手数料1,650円(税込)がかかります。アメリカン・エキスプレスブランドは対象外です。

    MUJIカードがいらない人

    一方で、次に当てはまるなら持つ意味は薄くなります。

  • 無印良品を年に1回使うかどうかという人
  • 1枚でどこでも高い還元を受けたい人
  • 家族カードを発行して請求をまとめたい人
  • カードの枚数を増やしたくない人
  • とくに1つ目が効きます。入会月から翌年同月まで1度も使わないとカードサービス手数料1,650円がかかるため、使わない年があるとマイナスに振れます。年1,000ポイントの進呈があっても、手数料が出れば差し引きで650円の持ち出しです。

    また10%オフだけが目的なら、無料のMUJIアプリ会員でも同じ優待を受けられます。カードを持つ理由はポイント側にあるので、ポイントを使い切る見込みがないなら見送るのが妥当でしょう。

    2つ目に挙げた「1枚で高い還元」を求める場合も相性が悪くなります。無印良品の外では0.5%にとどまるため、支払いを集約するほど他社カードとの差が開いていく構造だからです。

    3つ目の家族カードは仕様として発行できません。世帯の支出を1つの請求にまとめる運用を考えているなら、この時点で候補から外れます。

    4つ目の枚数を増やしたくない人にとっては、管理の手間が利益を上回りやすいでしょう。年1,000ポイントの進呈を受け取るには、期限内に無印良品へ行く必要があるためです。届いたポイントを毎回使い切る前提が崩れると、保有する意味が薄れます。

    ボタン 1個

    MUJIカードの申し込み手順

    申し込みはインターネットから完結します。手続き自体は10分程度で終わる内容です。

    申し込みから受け取りまでの流れ

  • 公式サイトの申し込みフォームで国際ブランドをVisaかアメリカン・エキスプレスから選ぶ
  • 氏名・住所・勤務先などの必要事項を入力する
  • 利用代金を引き落とす金融機関の口座を登録する(オンライン口座振替に対応した銀行ならネット上で完結)
  • クレディセゾンによる所定の手続きを経て、結果がメールで通知される
  • 簡易書留または本人限定受取郵便で自宅にカードが届く
  • 受け取り後にMUJIアプリと連携させると、アプリ内でポイントの状況をまとめて確認できます。

    申し込み条件

    クレディセゾンが公開している申し込み条件は「18歳以上のご連絡可能な方で、当社の提携する金融機関に決済口座をお持ちの方」です。

    年齢の下限と連絡手段、そして引き落とし口座の3点が要件になります。口座を持っていない金融機関を選ぶと手続きが進まないので、先に対応銀行を確認しておくとスムーズでしょう。

    申し込み時の注意点

    入力の段階で決めておくと後戻りが減る項目が3つあります。

    1つ目が国際ブランドです。Visaは年会費無料で保険なし、アメリカン・エキスプレスは年3,300円で保険ありという違いが、申し込み時の選択でそのまま決まります。あとで変えたくなると手続きが増えるので、旅行の頻度まで含めて先に決めておいてください。

    2つ目が決済口座です。提携する金融機関に口座を持っていることが申込条件なので、オンライン口座振替に対応した銀行を選べば手続きがネット上で完結します。対応していない場合は書面のやり取りが挟まります。

    3つ目がMUJIアプリとの連携です。カードが届いたらアプリにMUJI Card IDを登録しておくと、ポイントの確認と会員情報の引き継ぎがアプリ側でまとまります。

    出典:セゾンカード『MUJI Card新規会員募集中』

    MUJIカードのよくある質問

    MUJIカードとは何か

    クレディセゾンが発行し、無印良品を運営する良品計画と提携するクレジットカードです。無印良品での還元率が上がり、年2回ポイントが進呈される点が一般的なセゾンカードとの違いになります。

    MUJIカードはクレジットカードか

    クレジットカードです。ポイントカードや会員証ではなく、VisaまたはアメリカンエキスプレスとしてMUJIカード加盟店以外でも決済に使えます。

    ポイントカードとしての機能だけが欲しい場合は、無料のMUJIアプリの会員証で足ります。

    年会費はいくらか

    Visaは無料、アメリカン・エキスプレスは3,300円(税込)です。Visaは入会月から翌年同月までに利用がないとカードサービス手数料1,650円(税込)がかかります。

    MUJIアプリとの連携方法は

    カードが届いた後、MUJIアプリを開いてMUJI Card IDを登録すると連携できます。連携すると、アプリの会員証がMUJIカードの会員証を兼ねる形になります。

    無印良品週間の割引を受けるときも、このアプリのバーコードをレジで読み取らせれば適用対象です。

    貯まったポイントの使い道は

    永久不滅ポイントは、無印良品のポイントへ交換するのが有利な選択肢です。200ポイントが1,200ポイントになるため、無印良品で使う前提なら他の交換先より効率が上がります。

    交換したポイントは無印良品の店舗とネットストアでの支払いに充当できます。ただし交換後は無印良品のポイントとして付与日の5ヵ月後の月末という期限が付くので、使う直前に交換するほうが失効を避けられます。

    入会ポイントはいつ届くか

    新規入会の1,000ポイントはカード発行から約10日後に付与されます。有効期限は付与された月の5ヵ月後の月末までです。

    年2回の進呈は5月初旬と12月初旬なので、入会の時期によっては届いてすぐ次の進呈が重なる場合もあります。

    誕生日特典は廃止されたのか

    2025年9月9日の制度改定で、誕生日特典によるポイント付与は廃止されました。現在は誕生月による上乗せがありません。

    あわせてマイルステージ、マイルリセット、累計マイルも廃止されています。誕生月の特典を紹介している解説記事が残っていますが、改定前の情報なので注意してください。

    家族カードは作れるか

    作れません。クレディセゾンが公開する家族カード対応カードの一覧28種類に、MUJIカードは含まれていません。

    家族で請求をまとめたい場合は、家族カードを発行できる別のセゾンカードか他社カードを選ぶ必要があります。

    まとめ

    MUJIカードの特典は、無印良品での永久不滅ポイント3倍、5月と12月の各500ポイント、新規入会の1,000ポイント、そして永久不滅200ポイントを1,200ポイントへ交換できるレートの4本柱です。

    年会費はVisaなら無料ですが、入会月から翌年同月までに1度も使わないとカードサービス手数料1,650円(税込)がかかります。暦年で数える仕組みではない点だけ覚えておいてください。

    無印良品週間の10%オフは、カード決済だけでは適用されません。レジでMUJIカードかMUJIアプリのバーコードを読み取らせる必要があり、後日のやり直しもできない仕組みです。

    無印良品を年に数回使い、メインカードを別に持っているならプラスに働く1枚でしょう。逆に無印良品をほとんど使わないなら、手数料の条件があるぶんマイナスに振れます。年1回でも使う見込みがあるかどうかが判断の分かれ目です。

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